JPH0523662Y2 - - Google Patents
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- JPH0523662Y2 JPH0523662Y2 JP9760789U JP9760789U JPH0523662Y2 JP H0523662 Y2 JPH0523662 Y2 JP H0523662Y2 JP 9760789 U JP9760789 U JP 9760789U JP 9760789 U JP9760789 U JP 9760789U JP H0523662 Y2 JPH0523662 Y2 JP H0523662Y2
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- protrusions
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- stopping
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 46
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- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- GYRMPDLIHUXUIG-UHFFFAOYSA-N N-[4-(5-Nitro-2-furyl)-2-thiazolyl]acetamide Chemical compound S1C(NC(=O)C)=NC(C=2OC(=CC=2)[N+]([O-])=O)=C1 GYRMPDLIHUXUIG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案は止水材、特にコンクリート製フリユー
ムの継手部に使用する帯状の止水材に関する。
ムの継手部に使用する帯状の止水材に関する。
b 従来の技術
従来より、コンクリート製フリユームの継手部
を止水する工法として、モルタルあるいはコーキ
ング剤を継手部の間〓に充填する、いわゆる湿式
工法と、弾性を有する帯状の止水材を継手部の間
〓に装着する乾式工法とが存在する。
を止水する工法として、モルタルあるいはコーキ
ング剤を継手部の間〓に充填する、いわゆる湿式
工法と、弾性を有する帯状の止水材を継手部の間
〓に装着する乾式工法とが存在する。
ここで、乾式工法は、その耐久性、経済性、特
に施工性の面で湿式工法より優れている。
に施工性の面で湿式工法より優れている。
乾式工法に使用する帯状の止水材としては、従
来より種々の断面形状のものが考案されている
が、例えば、第6図に示した如く、止水材101
の接触面となる上・下面10a,bに、上・下対
称に2重の凸条102a,bが形成されたものが
存在する。
来より種々の断面形状のものが考案されている
が、例えば、第6図に示した如く、止水材101
の接触面となる上・下面10a,bに、上・下対
称に2重の凸条102a,bが形成されたものが
存在する。
この止水材101は、コンクリート製フリユー
ムの敷設作業時において、例えば、単なる長方形
断面の止水材に比べ接合部での接触面積が小さ
く、摩擦抵抗が少ないことから敷設作業性が良好
である。
ムの敷設作業時において、例えば、単なる長方形
断面の止水材に比べ接合部での接触面積が小さ
く、摩擦抵抗が少ないことから敷設作業性が良好
である。
また、2重の凸条102a,bの存在により、
接するコンクリート面に多少の気泡や破損部分が
存在しても、2重の凸条102a,bが各々つぶ
されることにより、水漏れを防ぎ、また、2重の
凸条102a,b間に等圧空間が形成されること
から、止水効果が良好なものであつた。
接するコンクリート面に多少の気泡や破損部分が
存在しても、2重の凸条102a,bが各々つぶ
されることにより、水漏れを防ぎ、また、2重の
凸条102a,b間に等圧空間が形成されること
から、止水効果が良好なものであつた。
c 考案が解決しようとする課題
しかしながら、上述した断面形状の止水材10
1にあつては、その上・下面101a,bの同一
部分に凸条102a,bが形成されているため、
第7図の如く、圧縮による扁平率は少なく、第8
図のようにフリユーム103の継手部104に、
止水材101の存在による段差が生じる虞れがあ
つた。
1にあつては、その上・下面101a,bの同一
部分に凸条102a,bが形成されているため、
第7図の如く、圧縮による扁平率は少なく、第8
図のようにフリユーム103の継手部104に、
止水材101の存在による段差が生じる虞れがあ
つた。
また、第9図のように、継手部104であるソ
ケツト部104a及びスピコツト部104bに、
角部Yが存在するフリユームにあつては、該角部
Yに止水材101が充分になじまず、その部分か
ら漏水する虞れがあつた。
ケツト部104a及びスピコツト部104bに、
角部Yが存在するフリユームにあつては、該角部
Yに止水材101が充分になじまず、その部分か
ら漏水する虞れがあつた。
本考案は、上述した従来の止水材101が有す
る課題を解決し、しかも、止水効果が高く、施工
作業性も良好な新らたな帯状止水材を提供するこ
とにある。
る課題を解決し、しかも、止水効果が高く、施工
作業性も良好な新らたな帯状止水材を提供するこ
とにある。
d 課題を解決するための手段
本考案は、上述した課題を解決するため、コン
クリート製フリユームの継手部であるソケツト部
とスピコツト部との間〓に装着する弾性を有する
帯状の止水材において、該止水材の接触面となる
上・下面に交互に間〓をもつて複数の凸条を形成
し、該凸条のうち少なくとも一方の面に形成した
凸条は、同一高さの凸条としたことにある。
クリート製フリユームの継手部であるソケツト部
とスピコツト部との間〓に装着する弾性を有する
帯状の止水材において、該止水材の接触面となる
上・下面に交互に間〓をもつて複数の凸条を形成
し、該凸条のうち少なくとも一方の面に形成した
凸条は、同一高さの凸条としたことにある。
e 作用
本考案にかかる止水材は、上述した如く止水材
の接触面となる上・下面に、交互に間〓をもつて
複数の凸条を形成したため、該止水材に圧縮力が
作用した場合、一方の面に形成した凸条が、他方
の面に形成した凸条間に入り込む形で変形し、肉
厚の薄い扁平なものとなるため、継手部に止水材
の存在を感じさせず、段差が生じる憂いがない。
の接触面となる上・下面に、交互に間〓をもつて
複数の凸条を形成したため、該止水材に圧縮力が
作用した場合、一方の面に形成した凸条が、他方
の面に形成した凸条間に入り込む形で変形し、肉
厚の薄い扁平なものとなるため、継手部に止水材
の存在を感じさせず、段差が生じる憂いがない。
また、変形が容易なことから、継手部に各部が
存在しても、その部分に良くなじみ、また変形部
には、強く圧縮される部分と空間部分が混在する
ため、有効な止水効果が得られる。
存在しても、その部分に良くなじみ、また変形部
には、強く圧縮される部分と空間部分が混在する
ため、有効な止水効果が得られる。
さらに、本考案にかかる止水材は、形成した凸
条のうち少なくとも一方の面に形成した凸条は、
同一高さの凸条としたため、その部分に接着テー
プを貼ることができ、従来形状の止水材と同様、
施工性の良好なものとなる。
条のうち少なくとも一方の面に形成した凸条は、
同一高さの凸条としたため、その部分に接着テー
プを貼ることができ、従来形状の止水材と同様、
施工性の良好なものとなる。
f 実施例
以下、本考案の実施例を添付図面に従つて詳細
に説明する。
に説明する。
ここで、第1図はコンクリート製フリユームの
斜視図であつて、図中1はコンクリート製フリユ
ーム、2は該コンクリート製フリユームの継手部
である。継手部2はソケツト部2aとスピコツト
部2bとから形成されている。
斜視図であつて、図中1はコンクリート製フリユ
ーム、2は該コンクリート製フリユームの継手部
である。継手部2はソケツト部2aとスピコツト
部2bとから形成されている。
継手部2の間〓2cには、第2図の平面図に示
した如く、帯状の止水材3が装着されている。止
水材3は適度の弾性を有するクロロプレンゴム発
泡体を、連続押出し成形することにより製造され
る。
した如く、帯状の止水材3が装着されている。止
水材3は適度の弾性を有するクロロプレンゴム発
泡体を、連続押出し成形することにより製造され
る。
止水材3の形状は、第3図の斜視図に示した如
く、止水材3の接触面となる上・下面3a,b
に、交互に間〓をもつて2本の凸条4a,bを
各々形成した帯状のものである。凸条4a,bの
高さは各々同一に設計され、その一方の面3bに
形成された2本の凸条4bには、その両者に跨が
つて接着テープ5が貼着されている。
く、止水材3の接触面となる上・下面3a,b
に、交互に間〓をもつて2本の凸条4a,bを
各々形成した帯状のものである。凸条4a,bの
高さは各々同一に設計され、その一方の面3bに
形成された2本の凸条4bには、その両者に跨が
つて接着テープ5が貼着されている。
上述の如く形成された止水材3を、コンクリー
ト製フリユーム1の継手部2であるソケツト部2
aとスピコツト部2bとの間〓2cに装着する
と、第4図の如く、止水材3の一方の面3aに形
成した凸条4aが、他方の面3bに形成した凸条
4b間に入り込む形、例えれば蛇腹状に変形し、
その肉厚の薄い扁平な止水材3となるため、継手
部2に段差が生じるのを防止できる。
ト製フリユーム1の継手部2であるソケツト部2
aとスピコツト部2bとの間〓2cに装着する
と、第4図の如く、止水材3の一方の面3aに形
成した凸条4aが、他方の面3bに形成した凸条
4b間に入り込む形、例えれば蛇腹状に変形し、
その肉厚の薄い扁平な止水材3となるため、継手
部2に段差が生じるのを防止できる。
また、止水材3の変形が、上述した如く容易な
ことから、継手部2に角部が存在する場合におい
ても、その部分に良くなじみ、また強く圧縮され
る部分と空間部分が混在することから、有効な止
水効果を発揮する止水材3となる。
ことから、継手部2に角部が存在する場合におい
ても、その部分に良くなじみ、また強く圧縮され
る部分と空間部分が混在することから、有効な止
水効果を発揮する止水材3となる。
さらに、施工時においては、止水材3に貼着し
た両面粘着テープ5の保護紙(図示せず)を除去
し、フリユーム1の継手部2であるスピコツト部
2bの周囲に装着し、その状態でソケツト部2a
に落し込めばよく、その施工作業性も良好なもの
である。
た両面粘着テープ5の保護紙(図示せず)を除去
し、フリユーム1の継手部2であるスピコツト部
2bの周囲に装着し、その状態でソケツト部2a
に落し込めばよく、その施工作業性も良好なもの
である。
なお、本考案にかかる止水材3は、第5図a〜
eに記載した種々の断面形状の止水材6と共に、
その変形性、止水性、施工性等のテストを繰り返
した結果、最良の結果を示した止水材である。
eに記載した種々の断面形状の止水材6と共に、
その変形性、止水性、施工性等のテストを繰り返
した結果、最良の結果を示した止水材である。
以上、本考案の一実施例につき説明したが、本
考案は既述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の技術的思想に基づいて、各種の変形及び
変更が可能である。
考案は既述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の技術的思想に基づいて、各種の変形及び
変更が可能である。
例えば、上記実施例においては、止水材3の
上・下面3a,bに形成する凸状4a,bとし
て、各々2本のものにつき説明したが、これに限
らず、3本、3本とすることは可能であり、ま
た、上・下面において、異なる本数の凸条として
も良い。
上・下面3a,bに形成する凸状4a,bとし
て、各々2本のものにつき説明したが、これに限
らず、3本、3本とすることは可能であり、ま
た、上・下面において、異なる本数の凸条として
も良い。
さらに、凸条4a,bの形状も、長方形に限ら
ず、台形としても良く、また、その高さも、一方
の面に形成し凸条が同一高さで粘着テープ5が貼
れるものであれば、他方の面の凸条は異なる高さ
のものであつても良い。
ず、台形としても良く、また、その高さも、一方
の面に形成し凸条が同一高さで粘着テープ5が貼
れるものであれば、他方の面の凸条は異なる高さ
のものであつても良い。
g 考案の効果
本考案にかかる止水材であれば、変形性が良好
で、継手部に段差が生じにくく、角度つきの部分
にも良くなじむ止水材を提供することができる。
で、継手部に段差が生じにくく、角度つきの部分
にも良くなじむ止水材を提供することができる。
また、変形部には、強く圧着される部分と空間
部分が混在するため、有効な止水効果が得られ
る。
部分が混在するため、有効な止水効果が得られ
る。
さらに、同一高さの凸条部には、粘着テープを
貼ることが可能であり、施工性の良好な止水材を
提供できる。
貼ることが可能であり、施工性の良好な止水材を
提供できる。
第1図はコンクリート製フリユームの斜視図、
第2図はコンクリート製フリユームの継手部の平
面図である。第3図は本考案にかかる止水材の斜
視図、第4図は本考案にかかる止水材を使用した
継手部の拡大平面図である。第5図a〜eは各々
他の止水材の形状を示した断面図である。第6図
は従来の止水材の斜視図、第7図は従来の止水材
の使用状態を示した拡大断面図、第8図は従来の
止水材を使用したコンクリート製フリユームの一
部切欠側面図、第9図は従来の止水材を使用した
継手部の一部切欠断面図である。 1……コンクリート製フリユーム、2……継手
部、2a……ソケツト部、2b……スピコツト
部、2c……間〓、3……止水材、3a,b……
止水材の上・下面、4a,b……凸条、5……粘
着テープ。
第2図はコンクリート製フリユームの継手部の平
面図である。第3図は本考案にかかる止水材の斜
視図、第4図は本考案にかかる止水材を使用した
継手部の拡大平面図である。第5図a〜eは各々
他の止水材の形状を示した断面図である。第6図
は従来の止水材の斜視図、第7図は従来の止水材
の使用状態を示した拡大断面図、第8図は従来の
止水材を使用したコンクリート製フリユームの一
部切欠側面図、第9図は従来の止水材を使用した
継手部の一部切欠断面図である。 1……コンクリート製フリユーム、2……継手
部、2a……ソケツト部、2b……スピコツト
部、2c……間〓、3……止水材、3a,b……
止水材の上・下面、4a,b……凸条、5……粘
着テープ。
Claims (1)
- コンクリート製フリユームの継手部であるソケ
ツト部とスピコツト部との間隙に装着する弾性を
有する帯状の止水材において、該止水材の接触面
となる上・下面に、交互に間隙をもつて複数の凸
条を形成し、該凸条のうち少なくとも一方の面に
形成した凸条は同一高さの凸条としたことを特徴
とする止水材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9760789U JPH0523662Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9760789U JPH0523662Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336077U JPH0336077U (ja) | 1991-04-09 |
JPH0523662Y2 true JPH0523662Y2 (ja) | 1993-06-16 |
Family
ID=31646742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9760789U Expired - Lifetime JPH0523662Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523662Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP9760789U patent/JPH0523662Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336077U (ja) | 1991-04-09 |
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