JPH0523618U - 縦水晶振動子 - Google Patents

縦水晶振動子

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JPH0523618U
JPH0523618U JP7232991U JP7232991U JPH0523618U JP H0523618 U JPH0523618 U JP H0523618U JP 7232991 U JP7232991 U JP 7232991U JP 7232991 U JP7232991 U JP 7232991U JP H0523618 U JPH0523618 U JP H0523618U
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JP
Japan
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crystal unit
supporting portion
vertical crystal
vertical
present
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Pending
Application number
JP7232991U
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English (en)
Inventor
光弘 中里
Original Assignee
セイコー電子部品株式会社
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッチングで形成され、かつ、落下衝撃によ
る破損を防ぐための支持構造を有する縦水晶振動子を得
る。 【構成】 振動部と衝撃印加による変位を低減すること
が可能な櫛型形状の支持部が、エッチング加工により一
体形成された構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンピュータ、携帯機器等の信号源として使用される縦水晶振動子に 関し、特に自然落下等の衝撃印加時における縦水晶振動子の耐衝撃性に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の縦水晶振動子の正面を示すものである。この構造において、従 来は落下衝撃時にX方向に前記衝撃が加わると支持部3、4にヒビが入るため前 記縦水晶振動子の耐衝撃性に関し、課題が残されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような支持構造では、水晶振動子を各種の民生機器、携帯機器に搭載す る場合に長期信頼性を得るのが難しい。本考案は、上記支持構造を有する縦水晶 振動子が、図4に示すX方向の衝撃に対し、比較的弱いことを見出し、このX方 向の衝撃に対して設計的な手段を用いて、対策を講じ、その振動子の耐衝撃性の 向上を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、薄板上の水晶板から振動部と支持部をエ ッチング加工により一体構造で形成する縦水晶振動子において、前記支持部が櫛 型形状であることを特徴とする縦水晶振動子を提供するものである。
【0005】
【作用】
図4に示すX方向に対する縦水晶振動子の耐衝撃性の強弱が、前記振動子の支 持形状に大きく依存することに着目し、X方向に衝撃が加わったときに、図4に 示す前記振動子の振動部2または支持部3、4のX方向の変位を、支持部を櫛型 にすることで軽減させ、振動部2と支持部3及び支持部4と支持部5aの間に働 く、衝撃印加時の応力の集中を避け、ヒビが入りにくいものとさせることにより 、縦水晶振動子の耐衝撃性が向上できる。
【0006】
【実施例】
本考案に適用される水晶振動子について説明すると、まず図1の正面図に示す ように水晶振動子1の主要部たる振動部2は、その長手方向に伸縮する、いわゆ る縦振動モードの振動子であり、この振動部2と支持部3、支持部4、そして櫛 型形状の支持部5がエッチング加工により一体形成される。
【0007】 本発明に適用される第2の要点は、図1に示される振動子にX軸方向に衝撃を 加えた場合に、櫛型形状を有する支持部5が、振動部2、支持部3、4のX方向 の衝撃変化を抑圧し、加わる応力を軽減させ、前記振動子の耐衝撃性を向上させ ることができることである。 次に、本考案の実験による評価について説明する。本振動子は実用するに当た り、図2に示すステム6と容器7に封入されている。今、図1の支持部5の櫛の 数をnとし、このnの値と前記振動子の1万G程度の落下衝撃による振動子の破 損発生率との関係を図3に示すと、図からわかるように、nが0では、破損発生 率が大きく、nが1から5の間では、破損発生率はほとんど0になり、その値が 実質的に1であれば、十分に落下衝撃による破損を防げることが確認できた。こ の事実より、本振動子は櫛型支持形状を用いることで耐衝撃性を高め、振動子の 特性が確保できるものである。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は水晶振動子の耐衝撃性を向上させることができ るので、コンピュータや携帯機器等に本考案による水晶振動子が基準信号源とし て使われる場合に、長期的な高信頼性を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縦水晶振動子の形状の正面図である。
【図2】水晶振動子がステムと容器で封入された状態の
正面図である。
【図3】本考案の試験結果を示す特性図である。
【図4】従来の縦水晶振動子の正面図である。
【符号の説明】
1 水晶振動子 2 振動部 3 支持部 4 支持部 5、5a 支持部 6 ステム 7 容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板状の水晶板からなり、振動部と支持
    部を一体構造でエッチング加工により形成する縦水晶振
    動子において、前記支持部が櫛型形状であることを特徴
    とする縦水晶振動子。
JP7232991U 1991-09-09 1991-09-09 縦水晶振動子 Pending JPH0523618U (ja)

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JP7232991U JPH0523618U (ja) 1991-09-09 1991-09-09 縦水晶振動子

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JPH0523618U true JPH0523618U (ja) 1993-03-26

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