JPH05236093A - 通信網 - Google Patents

通信網

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JPH05236093A
JPH05236093A JP3540692A JP3540692A JPH05236093A JP H05236093 A JPH05236093 A JP H05236093A JP 3540692 A JP3540692 A JP 3540692A JP 3540692 A JP3540692 A JP 3540692A JP H05236093 A JPH05236093 A JP H05236093A
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JP
Japan
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subscriber line
exchange
exchanges
terminal
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JP3540692A
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Shiro Kikuchi
史郎 菊地
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 加入者端末61,62と、加入者線交換機
1,82と、加入者端末61,62の近傍に設けられ、加
入者線交換機81,82の正常/異常を示す信号SA,SB
に基づいて、加入者端末61,62をそれぞれ加入者線交
換機81,82のうちの1つに加入者線91〜94を介して
接続する切替器71,72と、信号SA,SBに基づいて、
加入者線交換機81,82と接続する中継交換機111
112とを設ける。 【効果】 加入者線交換機がシステムダウンしたり、加
入者線が切断されたりした場合でも、通信が途絶するこ
とがなく、通信の信頼性が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの加入者端末を複
数の加入者線交換機に接続し、ある加入者線交換機がシ
ステムダウンした場合に、他の加入者線交換機が代わり
に加入者に対して通信サービスを提供することができる
通信網に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信網においては、図7に示すよ
うに、1つの加入者端末1は、加入者線2を介して1つ
の加入者線交換機3に接続されている。また、加入者線
交換機3は、中継線41および42を介して中継交換機5
1および52とそれぞれ接続されている。このように構成
されているので、たとえば、中継交換機51がシステム
ダウンした場合でも、加入者端末1は、中継交換機52
を介して通信が可能であり、信頼性が高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の通信網においては、1つの加入者端末1に1つの加
入者線交換機3しか接続されていないので、加入者線交
換機3がシステムダウンした場合には、代わりとなる加
入者線交換機3がないため、通信が途絶えてしまう場合
があった。なお、通常、加入者線交換機3は2重化され
ているが、同一の電話局の局舎に設置されているため、
火災等が発生して加入者線交換機3がシステムダウンし
た場合には、加入者線交換機3が2重化されていても、
通信は、直ちに復旧することができない。
【0004】また、加入者線2が道路工事等によって切
断された場合にも、加入者線2の接続に時間がかかるた
め、長時間通信ができない場合があるという問題があっ
た。本発明は、このような背景の下になされたもので、
加入者線交換機がシステムダウンしたり、加入者線が切
断されたりした場合でも、通信が途絶することがない信
頼性の高い通信網を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の加入者端末と、複数の加入者線交換機と、前記複
数の加入者端末の近傍に設けられ、前記複数の加入者線
交換機の正常/異常を示す信号に基づいて、前記複数の
加入者端末をそれぞれ前記複数の加入者線交換機のうち
の1つに加入者線を介して接続する複数の切替器と、前
記信号に基づいて、前記複数の加入者線交換機と接続す
る複数の中継交換機とを具備することを特徴としてい
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記切替器は、複数の加入者端末を接続し
て多重化し、複数の多重化ハイウェイ加入者線を介して
前記複数の加入者線交換機と接続し、前記加入者線交換
機は、前記信号を前記複数の多重化ハイウェイ加入者線
に重畳して前記切替器に送信することを特徴としてい
る。請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、前記複数の加入者線交換機間を接続するデータリン
クを備え、前記加入者線交換機は、自身が管理する前記
加入者端末に関するデータを前記データリンクを介して
他の加入者線交換機に通知することを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ある加入者線交
換機が何らかの原因でシステムダウンした場合には、切
替器は、その加入者線交換機の異常を示す信号に基づい
て、加入者端末を他の加入者線交換機のうちの1つに加
入者線を介して接続する。これにより、その加入者端末
の加入者は、即座に、所望の他の加入者と通信を行うこ
とができる。
【0008】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、ある加入者線交換機が何らかの原因
でシステムダウンした場合には、切替器は、多重化ハイ
ウェイ加入者線に重畳して送信されるその加入者線交換
機の異常を示す信号に基づいて、複数の加入者端末を他
の加入者線交換機のうちの1つに多重化ハイウェイ加入
者線を介して接続する。これにより、それらの加入者端
末の加入者は、即座に、所望の他の加入者と通信を行う
ことができる。請求項3記載の発明によれば、請求項1
記載の発明において、たとえば、ある加入者線交換機に
新たに加入者端末が接続された場合には、その加入者線
交換機は、その加入者端末に関するデータをデータリン
クを介して他の加入者線交換機に通知する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例による通
信網の構成を示すブロック図である。この図において、
1および62はそれぞれ加入者宅に設けられた加入者端
末、71および72はそれぞれ加入者宅近傍に設置された
切替器、81および82はそれぞれ地理的に離れた場所に
設置された加入者線交換機である。
【0010】そして、1つの加入者端末61は、切替器
1並びに加入者線91および92を介して2つの加入者
線交換機81および82にそれぞれ接続され、1つの加入
者端末62は、切替器72並びに加入者線93および94
介して2つの加入者線交換機81および82にそれぞれ接
続されており、加入者線交換機81および82には、加入
者端末61および62のそれぞれの加入者に関するデータ
があらかじめ記憶されている。
【0011】また、101〜104はそれぞれ加入者線9
1〜94と併設された警報線であり、警報線101は加入
者線交換機81の正常/異常を示す信号SAを切替器71
に転送し、警報線102は加入者線交換機82の正常/異
常を示す信号SBを切替器71に転送し、警報線103
信号SAを切替器72に転送し、警報線104は信号SB
切替器72に転送する。
【0012】なお、警報線101〜104は、それぞれ加
入者線91〜94と併設されているので、道路工事等によ
り加入者線91〜94が切断された場合には、警報線10
1〜104も同時に切断される場合がある。そこで、上述
した信号SAおよびSBの異常を示す極性を、警報線10
1〜104が切断された場合の極性と同じになるようにあ
らかじめ設定しておく。
【0013】さらに、111および112はそれぞれ中継
交換機であり、加入者線交換機81は、中継線121およ
び122を介して2つの中継交換機111および112
それぞれ接続され、加入者線交換機82は、中継線123
および124を介して2つの中継交換機111および11
2にそれぞれ接続されている。また、131〜134はそ
れぞれ中継線121〜124と併設された警報線であり、
警報線131は上述した信号SAを中継交換機111に転
送し、警報線132は信号SAを中継交換機112に転送
し、警報線133は上述した信号SBを中継交換機111
に転送し、警報線134は信号SBを中継交換機112
転送する。
【0014】ここで、図2(a)および(b)に信号S
AおよびSBに基づく切替器71および72の切り替えの論
理図を示す。まず、切替器71は、図2(a)からわか
るように、加入者線交換機81および82がともに正常で
ある場合および加入者線交換機81が正常で加入者線交
換機82が異常である場合には、加入者端末61と加入者
線91とを接続し、加入者線交換機81が異常で加入者線
交換機82が正常である場合には、加入者端末61と加入
者線92とを接続する。
【0015】また、切替器72は、図2(b)からわか
るように、加入者線交換機81および82がともに正常で
ある場合および加入者線交換機82が正常で加入者線交
換機81が異常である場合には、加入者端末62と加入者
線94とを接続し、加入者線交換機82が異常で加入者線
交換機81が正常である場合には、加入者端末62と加入
者線93とを接続する。なお、上述した切替器71および
2の切り替えの論理において、加入者線交換機81およ
び82がともに異常である場合には、通信が途絶えてし
まうが、非常にまれであるので、特に問題ない。
【0016】次に、図3(a)および(b)に信号SA
およびSBに基づく中継交換機111および112の加入
者線交換機81あるいは82の選択の論理図を示す。ま
ず、中継交換機111は、図3(a)からわかるよう
に、加入者線交換機81および8がともに正常である
場合には、加入者端末6の電話番号に応じて、加入者端
末6への通信のときは加入者線交換機81を選択し、
加入者端末62への通信のときは加入者線交換機82を選
択する。
【0017】また、中継交換機111は、加入者線交換
機81が異常で加入者線交換機82が正常である場合に
は、加入者端末62への通信のときは加入者線交換機82
を選択し、加入者端末61への通信のときは加入者線交
換機82へルーティングを行って加入者端末61へ着信さ
せる。いっぽう、加入者線交換機81が正常で加入者線
交換機82が異常である場合には、中継交換機111は、
加入者端末61への通信のときは加入者線交換機81を選
択し、加入者端末62への通信のときは加入者線交換機
1へルーティングを行って加入者端末62へ着信させ
る。
【0018】また、中継交換機112は、図3(b)か
らわかるように、加入者線交換機81および82がともに
正常である場合には、加入者端末6の電話番号に応じ
て、加入者端末61への通信のときは加入者線交換機81
を選択し、加入者端末62への通信のときは加入者線交
換機82を選択する。さらに、中継交換機112は、加入
者線交換機82が異常で加入者線交換機81が正常である
場合には、加入者端末61への通信のときは加入者線交
換機81を選択し、加入者端末62への通信のときは加入
者線交換機81へルーティングを行って加入者端末62
着信させる。
【0019】いっぽう、加入者線交換機82が正常で加
入者線交換機81が異常である場合には、中継交換機1
2は、加入者端末62への通信のときは加入者線交換機
2を選択し、加入者端末61への通信のときは加入者線
交換機82へルーティングを行って加入者端末61へ着信
させる。なお、上述した中継交換機111および112
選択の論理においても、加入者線交換機81および82
ともに異常である場合には、通信が途絶えてしまうが、
非常にまれであるので、特に問題ない。
【0020】このような構成において、加入者線交換機
1および82がともに正常であり、かつ、加入者線91
〜94がいずれも切断されていない場合、加入者線交換
機81および82からはそれぞれの正常を示す信号SA
よびSBが警報線101〜104および131〜134を介
して切替器71および72並びに中継交換機111および
112に転送されている。
【0021】したがって、切替器71は、加入者端末61
から発呼があったとき、信号SAおよびSBに基づいて加
入者端末61を加入者線91を介して加入者線交換機81
に接続する。また、中継交換機111は、信号SAおよび
Bに基づいて加入者線交換機81を選択する。これによ
り、加入者端末61は、切替器71、加入者線91、加入
者線交換機81、中継線121および中継交換機111
介して図示せぬ他の加入者端末6に接続されるので、加
入者端末61の加入者は、所望の他の加入者と通信を行
うことができる。なお、加入者端末62から発呼があっ
たときの動作については、上述した場合とほぼ同様であ
るので、その説明を省略する。
【0022】いっぽう、中継交換機111は、図示せぬ
他の加入者端末6から加入者端末61への着信があった
とき、信号SAおよびSBに基づいて加入者線交換機81
を選択する。いっぽう、切替器71は、信号SAおよびS
Bに基づいて加入者端末61を加入者線91を介して加入
者線交換機81に接続している。したがって、図示せぬ
他の加入者端末6は、中継交換機111、中継線121
加入者線交換機81、加入者線91および切替器71を介
して加入者端末61に接続されるので、図示せぬ他の加
入者端末6の加入者は、加入者端末61の加入者と通信
を行うことができる。なお、図示せぬ他の加入者端末6
から加入者端末62への着信があったときの動作につい
ては、上述した場合とほぼ同様であるので、その説明を
省略する。
【0023】次に、加入者線交換機81が何らかの原因
によりシステムダウンした場合には、警報線101、1
3、131および132を介して切替器71および72
びに中継交換機111および112に加入者線交換機81
の異常を示す信号SAが転送される。これにより、切替
器71は、加入者端末61から発呼があったとき、信号S
AおよびSBに基づいて加入者端末61を加入者線92を介
して加入者線交換機82に接続する。また、中継交換機
111および112は、信号SAおよびSBに基づいて加入
者線交換機82を選択する。加入者線交換機82には、上
述したように、加入者端末61の加入者に関するデータ
があらかじめ記憶されている。
【0024】したがって、加入者端末61は、切替器
1、加入者線92、加入者線交換機82および中継線1
3または124を介して中継交換機111または112
接続され、中継交換機111または112を介して図示せ
ぬ他の加入者端末6に接続されるので、加入者端末61
の加入者は、即座に、所望の他の加入者と通信を行うこ
とができる。なお、加入者端末62から発呼があったと
きの動作については、上述した場合とほぼ同様であるの
で、その説明を省略する。
【0025】いっぽう、中継交換機111は、図示せぬ
他の加入者端末6から加入者端末61への着信があった
とき、信号SAおよびSBに基づいて加入者線交換機82
へルーティングを行う。いっぽう、切替器71は、信号
AおよびSBに基づいて加入者端末61を加入者線92
介して加入者線交換機82に接続している。したがっ
て、図示せぬ他の加入者端末6は、中継交換機111
中継線123、加入者線交換機82、加入者線92および
切替器71を介して加入者端末61に接続されるので、図
示せぬ他の加入者端末6の加入者は、加入者端末61
加入者と通信を行うことができる。なお、図示せぬ他の
加入者端末6から加入者端末62への着信があったとき
の動作については、上述した場合とほぼ同様であるの
で、その説明を省略する。
【0026】次に、加入者線交換機81がシステムダウ
ンから復旧した場合には、警報線101、103、131
および132を介して切替器71および72並びに中継交
換機111および112に加入者線交換機81が復旧した
旨、すなわち、加入者線交換機81の正常を示す信号SA
が転送される。これにより、切替器71は、加入者端末
1が通話中であるか否かを判断し、通話中であれば、
通話が終了するまで待機し、通話が終了すると、加入者
端末61を加入者線91を介して加入者線交換機81に接
続する。したがって、加入者端末61から新たな発呼が
あったときより、加入者線交換機81の使用が再開され
る。なお、加入者線交換機82が何らかの原因によりシ
ステムダウンした場合およびそのシステムダウンから復
旧した場合の動作については、上述した場合とほぼ同様
であるので、その説明を省略する。
【0027】次に、たとえば、加入者線91が道路工事
等により切断された際、警報線101も同時に切断され
るときがあるが、この場合、上述したように、信号SA
の異常を示す極性が警報線101が切断された場合の極
性と同じになるようにあらかじめ設定されているので、
切替器71は、信号SAに基づいて加入者端末61を加入
者線92を介して加入者線交換機82に接続する。これ以
降の動作については、加入者線交換機81が何らかの原
因によりシステムダウンした場合とほぼ同様であるの
で、その説明を省略する。
【0028】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例による通信網の構成
を示すブロック図である。この図において、図1の各部
に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略
する。図4において、141〜146はそれぞれ加入者宅
に設けられた加入者端末、151および152はそれぞれ
加入者宅近傍に設置された多重化切替器、161〜164
はそれぞれ光ファイバ等の多重化伝送路からなる加入者
線であり、加入者線161〜164は、加入者端末141
〜146に入出力される信号を時分割多重化したハイウ
ェイである。
【0029】また、171〜174はそれぞれ光ファイバ
等の多重化伝送路からなる中継線であり、中継線171
〜174は、加入者線交換機81および82に入出力され
る信号を時分割多重化したハイウェイである。なお、上
述した第1の実施例において説明した加入者線交換機8
1および82の正常/異常を示す信号SAおよびSBは、加
入者線161〜164および中継線171〜174の時分割
多重化したハイウェイに時分割多重化されているものと
する。
【0030】次に、図5に多重化切替器151の詳細な
構成のブロック図を示す。図5において、181〜183
はそれぞれ加入者端末141〜143を接続するための加
入者回路、19は多重化回路、20は時分割スイッチ、
21は分離化回路、221および222はそれぞれ時分割
多重化された加入者線161および162へのインターフ
ェース回路であり、加入者線161および162が光ファ
イバで構成されている場合には、電気・光変換回路も含
んでいる。なお、加入者線161〜164が道路工事等で
切断された場合には、異常を示す信号SAおよびSBは、
光信号の断またはクロックの断信号として多重化切替器
151および152並びに中継交換機111および112
報知される。
【0031】また、信号SAおよびSBに基づく多重化切
替器151および152の切り替えの論理は、図2に示す
論理図と同様である。すなわち、加入者線交換機81
よび82がともに正常である場合および加入者線交換機
1が正常で加入者線交換機82が異常である場合には、
加入者端末141〜143は、多重化切替器151を介し
て加入者線161に接続される。また、加入者線交換機
1が異常で加入者線交換機82が正常である場合には、
加入者端末141〜143は、多重化切替器151を介し
て加入者線162に接続される。
【0032】いっぽう、加入者線交換機81および82
ともに正常である場合および加入者線交換機82が正常
で加入者線交換機81が異常である場合には、加入者端
末144〜146は、多重化切替器152を介して加入者
線164に接続される。また、加入者線交換機82が異常
で加入者線交換機81が正常である場合には、加入者端
末144〜146は、多重化切替器152を介して加入者
線163に接続される。さらに、信号SAおよびSBに基
づく中継交換機111および112の加入者線交換機81
あるいは82の選択の論理も図3に示す論理図と同様で
ある。このような構成において、動作については、上述
した第1の実施例とほぼ同様であるので、その説明を省
略する。
【0033】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図6は本発明の第3の実施例による通信網の構成
を示すブロック図である。この図において、図4の各部
に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略
する。図6においては、加入者線交換機81と82とを接
続するデータリンク23と、加入者端末147とが新た
に設けられている。今の場合、加入者端末141〜143
の主の加入者線交換機8は、加入者線交換機81であ
り、従の加入者線交換機8は、加入者線交換機82であ
る。いっぽう、加入者端末144〜147の主の加入者線
交換機8は、加入者線交換機82であり、従の加入者線
交換機8は、加入者線交換機81である。
【0034】このような構成において、通常の通信、加
入者線交換機81あるいは、加入者線交換機82がシステ
ムダウンした場合および加入者線161〜164が道路工
事等で切断された場合の動作については、上述した第1
の実施例とほぼ同様であるので、その説明を省略する。
ところで、上述した第1の実施例において説明したよう
に、加入者線交換機81と82とには、加入者端末141
および146のそれぞれの加入者に関する同一のデータ
があらかじめ記憶されている。そこで、この実施例にお
いては、図6に示すように、多重化切替器152に新た
に加入者端末147が接続された場合、加入者端末147
にとって主の加入者線交換機82は、バックアップとな
っている従の加入者線交換機81に対しデータリンク2
3を介して加入者端末147に関するデータを通知する
ように構成する。
【0035】これにより、たとえば、加入者端末147
の加入者のサービスオーダを主の加入者線交換機82
対してのみ行うだけで、従の加入者線交換機81に対し
てもデータリンク23を介して加入者端末147に関す
るデータが通知され、サービスオーダされる。なお、デ
ータリンク23は、加入者線交換機81および82が互い
に加入者161〜164の空きやふさがり等の状態を通知
し合うことにも用いることができる。
【0036】以上説明したように、本発明の実施例は、
以下に示す点で従来の技術とは異なる。 加入者端末に関するデータが複数の加入者線交換機に
あらかじめ記憶されている。 加入者線交換機は、N個の加入者端末がある場合、2
N個以上の加入者端末が接続できるように構成されてい
る。 加入者端末と複数の加入者線交換機とを切り替えて接
続する切替器は、加入者端末が設置されている加入者宅
近傍に設置されており、加入者線交換機から転送される
加入者線交換機の正常/異常を示す信号に基づいて加入
者端末と複数の加入者線交換機のいずれかとを接続す
る。 上述した切替器は、システムダウンした加入者線交換
機が復旧した際、その復旧した加入者線交換機と接続さ
れるべき加入者端末が通話中であるか否かを判断して当
該加入者線交換機と当該加入者端末とを接続する。 加入者線交換機が自身がシステムダウンしたことを中
継交換機に報知することにより、その中継交換機は、代
わりの加入者線交換機に対して呼を着信できるように構
成されている。
【0037】したがって、本発明の実施例によれば、1
つの加入者端末が複数の加入者線交換機に接続されてい
るので、ある加入者線交換機がシステムダウンしたり、
ある加入者線が切断したりした場合でも、他の加入者線
交換機や他の加入者線とを用いて通信することができ
る。したがって、通信の信頼性が高い。また、複数の加
入者線交換機は、それぞれ主と従の関係にあるため、各
加入者線交換機間のデータリンクにより、ある加入者端
末の加入者に関するデータを主の加入者線交換機にサー
ビスオーダすれば、従の加入者線交換機に対しても同一
の加入者に関するデータが転送される。さらに、複数の
加入者端末の入出力信号を多重化切替器で多重化した
後、複数の加入者線交換機に光ファイバからなる加入者
線を接続することにより、信頼性の高い光加入者系の通
信網が実現できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの加入者端末が複数の加入者線交換機に接続されて
いるので、ある加入者線交換機がシステムダウンした
り、ある加入者線が切断したりした場合でも、通信が途
絶することなく、他の加入者線交換機や他の加入者線と
を用いて通信することができる。したがって、通信の信
頼性が高いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による通信網の構成を示
すブロック図である。
【図2】信号SAおよびSBに基づく切替器71および72
の切り替えの論理を示す論理図である。
【図3】信号SAおよびSBに基づく中継交換機111
よび112の加入者線交換機81あるいは82の選択の論
理を示す論理図である。
【図4】本発明の第2の実施例による通信網の構成を示
すブロック図である。
【図5】多重化切替器15の詳細な構成を示すブロック
図である。
【図6】本発明の第3の実施例による通信網の構成を示
すブロック図である。
【図7】従来の通信網の構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,62,141〜147 加入者端末 91〜94,161〜164 加入者線 81,82 加入者線交換機 121〜124,171〜174 中継線 111,112 中継交換機 71,72 切替器 101〜104,131〜134 警報線 151,152 多重化切替器 181〜183 加入者回路 19 多重化回路 20 時分割スイッチ 21 分離化回路 221,222 インターフェース回路 23 データリンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加入者端末と、 複数の加入者線交換機と、 前記複数の加入者端末の近傍に設けられ、前記複数の加
    入者線交換機の正常/異常を示す信号に基づいて、前記
    複数の加入者端末をそれぞれ前記複数の加入者線交換機
    のうちの1つに加入者線を介して接続する複数の切替器
    と、 前記信号に基づいて、前記複数の加入者線交換機と接続
    する複数の中継交換機とを具備することを特徴とする通
    信網。
  2. 【請求項2】 前記切替器は、複数の加入者端末を接続
    して多重化し、複数の多重化ハイウェイ加入者線を介し
    て前記複数の加入者線交換機と接続し、 前記加入者線交換機は、前記信号を前記複数の多重化ハ
    イウェイ加入者線に重畳して前記切替器に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の通信網。
  3. 【請求項3】 前記複数の加入者線交換機間を接続する
    データリンクを備え、 前記加入者線交換機は、自身が管理する前記加入者端末
    に関するデータを前記データリンクを介して他の加入者
    線交換機に通知することを特徴とする請求項1記載の通
    信網。
JP3540692A 1992-02-21 1992-02-21 通信網 Pending JPH05236093A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2112812A2 (en) 2008-04-23 2009-10-28 Nec Corporation Parallel call to telephones near called party

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