JPH05234493A - 回路遮断器の異常温度警報装置 - Google Patents
回路遮断器の異常温度警報装置Info
- Publication number
- JPH05234493A JPH05234493A JP7037392A JP7037392A JPH05234493A JP H05234493 A JPH05234493 A JP H05234493A JP 7037392 A JP7037392 A JP 7037392A JP 7037392 A JP7037392 A JP 7037392A JP H05234493 A JPH05234493 A JP H05234493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- circuit breaker
- temperature
- temperature switch
- outer conductor
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H11/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
- H01H11/0062—Testing or measuring non-electrical properties of switches, e.g. contact velocity
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H11/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
- H01H11/0062—Testing or measuring non-electrical properties of switches, e.g. contact velocity
- H01H2011/0068—Testing or measuring non-electrical properties of switches, e.g. contact velocity measuring the temperature of the switch or parts thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/02—Bases, casings, or covers
- H01H9/0264—Protective covers for terminals
Abstract
(57)【要約】
【目的】端子と外部導体との締付部の異常温度上昇を検
知する。 【構成】回路遮断器１の端子２，３を覆う端子カバー７
に温度スイッチ９を装着し、その感温部９ａを端子２，
３とこれに接続された外部導体５との締付部に近接させ
る。これにより、上記締付部が端子ねじ６の締付不良に
より異常発熱したときは、温度スイッチ９を作動させて
異常信号を外部に送出することができる。
知する。 【構成】回路遮断器１の端子２，３を覆う端子カバー７
に温度スイッチ９を装着し、その感温部９ａを端子２，
３とこれに接続された外部導体５との締付部に近接させ
る。これにより、上記締付部が端子ねじ６の締付不良に
より異常発熱したときは、温度スイッチ９を作動させて
異常信号を外部に送出することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器や漏電
遮断器などの回路遮断器において、外部導体の締付不良
により端子温度が異常に上昇したときに警報を発する装
置に関する。
遮断器などの回路遮断器において、外部導体の締付不良
により端子温度が異常に上昇したときに警報を発する装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】外部導体の締付不良による端子の異常発
熱の検知には、温度上昇により変色するテープを端子に
貼着する方法が知られている。
熱の検知には、温度上昇により変色するテープを端子に
貼着する方法が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来方法では、盤を開いて回路遮断器の端子を目視しなけ
れば発熱状況が確認できず不便であった。そこで、この
発明は、回路遮断器まで出向かなくても端子の異常発熱
を検知できる異常温度警報装置を提供することを目的と
するものである。
来方法では、盤を開いて回路遮断器の端子を目視しなけ
れば発熱状況が確認できず不便であった。そこで、この
発明は、回路遮断器まで出向かなくても端子の異常発熱
を検知できる異常温度警報装置を提供することを目的と
するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、回路遮断器の端子を覆う端子カバーに
温度スイッチを装着し、その感温部を前記端子とこれに
接続される外部導体との締付部に近接させるものとす
る。
に、この発明は、回路遮断器の端子を覆う端子カバーに
温度スイッチを装着し、その感温部を前記端子とこれに
接続される外部導体との締付部に近接させるものとす
る。
【０００５】
【作用】端子と外部導体との締付部が異常発熱してその
近傍が一定温度になると、温度スイッチが作動して外部
に異常を警報する。
近傍が一定温度になると、温度スイッチが作動して外部
に異常を警報する。
【０００６】
【実施例】以下、図１〜図５に基づいてこの発明の実施
例を説明する。まず、図１は回路遮断器（配線用遮断
器）の側面図、図２はその負荷側端部の平面図である。
これらの図において、１は回路遮断器、２はその電源側
の端子、３は同じく負荷側の端子で、端子２及び３には
圧着端子４を介して外部導体（リード線）５が端子ねじ
６により締め付けられている。そして、回路遮断器１の
電源側及び負荷側には、端子２及び３を覆うように端子
カバー７がねじ８でそれぞれ取り付けられ、各端子カバ
ー７の内側には温度スイッチ９が装着されている。
例を説明する。まず、図１は回路遮断器（配線用遮断
器）の側面図、図２はその負荷側端部の平面図である。
これらの図において、１は回路遮断器、２はその電源側
の端子、３は同じく負荷側の端子で、端子２及び３には
圧着端子４を介して外部導体（リード線）５が端子ねじ
６により締め付けられている。そして、回路遮断器１の
電源側及び負荷側には、端子２及び３を覆うように端子
カバー７がねじ８でそれぞれ取り付けられ、各端子カバ
ー７の内側には温度スイッチ９が装着されている。
【０００７】図３及び図４は図１における端子カバー７
の拡大図で、図３は斜視図、図４はその矢印Ａ方向から
見た半裁部分の正面図である。また、図５は図１におけ
る温度スイッチの拡大斜視図である。樹脂成形品の端子
カバー７は充電部に手が接触しないように、また落下し
てきた異物によって相間短絡が発生しないように取り付
けられるものであるが、図３に示すように内部が隔壁１
０により３相に区画され、図４に示すように各相の天井
面に温度スイッチ９を把持する一対の腕１１がそれぞれ
垂直に一体形成されている。図３の１２はねじ８を通す
取付穴、図４の１３はアークガスの排出口、１４は外部
導体５の導入口である。
の拡大図で、図３は斜視図、図４はその矢印Ａ方向から
見た半裁部分の正面図である。また、図５は図１におけ
る温度スイッチの拡大斜視図である。樹脂成形品の端子
カバー７は充電部に手が接触しないように、また落下し
てきた異物によって相間短絡が発生しないように取り付
けられるものであるが、図３に示すように内部が隔壁１
０により３相に区画され、図４に示すように各相の天井
面に温度スイッチ９を把持する一対の腕１１がそれぞれ
垂直に一体形成されている。図３の１２はねじ８を通す
取付穴、図４の１３はアークガスの排出口、１４は外部
導体５の導入口である。
【０００８】一方、温度スイッチ９は図５に示すような
直方体状の本体内に図示しない渦巻状のバイメタルから
なる測温体と、その温度変化による変位により切り換え
操作されるスイッチ機構とが封入されたもので、下面９
ａが感温部となっており、上端部から信号線１５が引き
出されている。そして、本体の左右側面には、端子カバ
ー７の腕１１の先端の爪１１ａに適合する溝１６が形成
されている。
直方体状の本体内に図示しない渦巻状のバイメタルから
なる測温体と、その温度変化による変位により切り換え
操作されるスイッチ機構とが封入されたもので、下面９
ａが感温部となっており、上端部から信号線１５が引き
出されている。そして、本体の左右側面には、端子カバ
ー７の腕１１の先端の爪１１ａに適合する溝１６が形成
されている。
【０００９】そこで、温度スイッチ９を端子カバー７の
下方から腕１１を弾性変形させて押し込むと、爪１１ａ
が溝１６に落ち込み、温度スイッチ９は端子カバー７に
係止される。次いで、端子カバー７をねじ８により回路
遮断器１に取り付けると、図１に示すように、温度スイ
ッチ９の感温部９ａが端子４と外部導体５との締付部に
近接する。
下方から腕１１を弾性変形させて押し込むと、爪１１ａ
が溝１６に落ち込み、温度スイッチ９は端子カバー７に
係止される。次いで、端子カバー７をねじ８により回路
遮断器１に取り付けると、図１に示すように、温度スイ
ッチ９の感温部９ａが端子４と外部導体５との締付部に
近接する。
【００１０】このような構成において、端子ねじ６の締
め付け不良により端子４と外部導体５との締付部が例え
ば９０〜１００℃に異常昇温すると、その近傍は７０〜
８０℃となり温度スイッチ９が作動する。これにより、
信号線１５を介して外部に異信号が送出され、警報ラン
プやブザーなどの図示しない適宜の警報装置が駆動され
て異常を警報する。
め付け不良により端子４と外部導体５との締付部が例え
ば９０〜１００℃に異常昇温すると、その近傍は７０〜
８０℃となり温度スイッチ９が作動する。これにより、
信号線１５を介して外部に異信号が送出され、警報ラン
プやブザーなどの図示しない適宜の警報装置が駆動され
て異常を警報する。
【００１１】
【発明の効果】この発明によれば、端子と外部導体との
締付部の異常温度上昇を端子カバーに装着した温度スイ
ッチで検知する構成としたことにより、テープのように
盤を開いて確認しなくても異常を知ることができ、大事
に至るまえにいち早く適切な処置を施すことが可能とな
る。
締付部の異常温度上昇を端子カバーに装着した温度スイ
ッチで検知する構成としたことにより、テープのように
盤を開いて確認しなくても異常を知ることができ、大事
に至るまえにいち早く適切な処置を施すことが可能とな
る。
【図１】この発明の実施例を示す回路遮断器の要部を断
面とした側面図である。
面とした側面図である。
【図２】図１の負荷側端部の平面図である。
【図３】図１における端子カバーの拡大斜視図である。
【図４】図４の矢印Ａ方向から見た半裁部分の正面図で
ある。
ある。
【図５】図１における温度スイッチの拡大斜視図であ
る。
る。
１ 回路遮断器本体 ２ 電源側端子 ３ 負荷側端子 ５ 外部導体 ６ 端子ねじ ７ 端子カバー ９ 温度スイッチ ９ａ 感温部
Claims (1)
- 【請求項１】回路遮断器の端子を覆う端子カバーに温度
スイッチを装着し、その感温部を前記端子とこれに接続
される外部導体との締付部に近接させたことを特徴とす
る回路遮断器の異常温度警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037392A JPH05234493A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 回路遮断器の異常温度警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037392A JPH05234493A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 回路遮断器の異常温度警報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05234493A true JPH05234493A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=13429580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7037392A Pending JPH05234493A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 回路遮断器の異常温度警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05234493A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030005939A (ko) * | 2001-07-11 | 2003-01-23 | 조내준 | 누전차단기의 과열방지장치 |
| EP1343183A2 (en) * | 2002-03-06 | 2003-09-10 | Fuji Electric Co., Ltd | Circuit breaker |
| EP1770729A1 (fr) * | 2005-09-29 | 2007-04-04 | Hager-Electro SAS | Couvercle cache-vis à moyens de contrôle du serrage des vis |
| EP2028678A1 (en) * | 2007-08-20 | 2009-02-25 | LS Industrial Systems Co., Ltd | Circuit breaker with temperature sensor |
| WO2016118334A1 (en) * | 2015-01-19 | 2016-07-28 | Eaton Corporation | Electrical system, electrical switching apparatus and guard assembly therefor |
| CN107643128A (zh) * | 2016-07-22 | 2018-01-30 | 巴斯威尔股份有限公司 | 断路器用感温警示遮罩及具该遮罩的断路器组件 |
| JP2019032979A (ja) * | 2017-08-07 | 2019-02-28 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 開閉器用端子、及び開閉器 |
| JP2019197741A (ja) * | 2015-03-31 | 2019-11-14 | テンパール工業株式会社 | 端子接続不良検出装置 |
| JP2020115480A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-07-30 | テンパール工業株式会社 | 端子過熱検出装置 |
| JP2020115482A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-07-30 | テンパール工業株式会社 | 端子過熱検出装置 |
| JP2020115481A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-07-30 | テンパール工業株式会社 | 端子過熱検出装置 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP7037392A patent/JPH05234493A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030005939A (ko) * | 2001-07-11 | 2003-01-23 | 조내준 | 누전차단기의 과열방지장치 |
| EP1343183A2 (en) * | 2002-03-06 | 2003-09-10 | Fuji Electric Co., Ltd | Circuit breaker |
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| US9548170B2 (en) | 2015-01-19 | 2017-01-17 | Eaton Corporation | Electrical switching apparatus with terminal guard assembly |
| WO2016118334A1 (en) * | 2015-01-19 | 2016-07-28 | Eaton Corporation | Electrical system, electrical switching apparatus and guard assembly therefor |
| CN107112151A (zh) * | 2015-01-19 | 2017-08-29 | 伊顿公司 | 电气系统、电气开关设备及其防护组件 |
| CN107112151B (zh) * | 2015-01-19 | 2019-09-13 | 伊顿智能动力有限公司 | 电气系统、电气开关设备及其防护组件 |
| JP2019197741A (ja) * | 2015-03-31 | 2019-11-14 | テンパール工業株式会社 | 端子接続不良検出装置 |
| CN107643128A (zh) * | 2016-07-22 | 2018-01-30 | 巴斯威尔股份有限公司 | 断路器用感温警示遮罩及具该遮罩的断路器组件 |
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| JP2020115480A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-07-30 | テンパール工業株式会社 | 端子過熱検出装置 |
| JP2020115482A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-07-30 | テンパール工業株式会社 | 端子過熱検出装置 |
| JP2020115481A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-07-30 | テンパール工業株式会社 | 端子過熱検出装置 |
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