JP6698976B1 - 温度検出基板、コネクタ及び給電中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ端子の温度の検出精度を向上させる。【解決手段】本開示の温度検出基板10は、電源90から線間電圧200[V]の交流電圧を受ける充電ケーブル50の末端に接続されたコネクタ20Aに収容されている。温度検出基板10は、コネクタ20Aのコネクタ端子24に固定されて、温度センサ40によりコネクタ端子24の温度を検出する。温度検出基板10は、温度センサ40を含む回路部13と、コネクタ端子24が固定された端子固定部11との間に無金属部12を備えていて、温度センサ40とコネクタ端子24との間は3[mm]離して配置されている。また、端子固定部11と回路部13には、伝熱用金属層15が積層されている。【選択図】図5

Description

本開示は、電力ケーブルの末端に備えられるコネクタ、及びこのコネクタ内に収容される温度検出基板、及び給電中継装置に関する。
従来、この種の温度検出基板として、二次電池を充電するための充電ケーブルのコネクタに備えられ、コネクタのコネクタ端子が相手コネクタ端子と通電しているときのコネクタ端子の温度を温度センサにより検出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−110055号公報(段落[0018]、図1)
上記した従来の温度検出基板に対して、コネクタ端子の温度を精度よく検出することが求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、線間電圧200[V]の交流電圧を受け得る電力ケーブルの末端に接続されるコネクタ端子と共にコネクタハウジングに収容され、前記コネクタ端子と相手コネクタ端子とが通電しているときの温度を検出する温度検出基板であって、温度センサを含む回路を有し、前記コネクタハウジングの内部で線間電圧200[V]の交流電圧を受け得る金属体から3[mm]以上離して配置される回路部と、前記回路部から3[mm]以上離れた位置まで形成され、金属体を有しない無金属部と、前記無金属部を挟んで前記回路部の反対側に設けられ、前記コネクタ端子が重ねられて固定されると共に伝熱用金属層と樹脂層との積層構造をなした端子固定部と、を備える温度検出基板である。
本発明の一実施形態に係るコネクタの斜視図 充電ケーブルの概略回路図 コネクタの側面図 温度検出基板の斜視図 温度検出基板の側断面図 他の実施形態に係る温度検出基板の斜視図
[第1実施形態]
以下、本開示の一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。本実施形態の温度検出基板10は、図1に示されるように、充電ケーブル50の末端に接続されるコネクタ20Aに収容されている。この充電ケーブル50は、例えば、図2に示されるように、電気自動車81の二次電池80を充電するためのものである。コネクタ20Aは、充電ケーブル50の一方の末端に備えられていて、電気自動車81に備えた車両側コネクタ82とコネクタ接続される。なお、充電ケーブル50の他方の末端は、電源90と接続される端子台20Bが備えられている。
電源90は、例えば、三相交流電源であって、スター結線(Y結線)された3つの相ライン91を有し、スター結線の線間電圧は200[V]となっている。そして、それら相ライン91の結線部分が接地されたグランドGNDになっている。なお、3つの相ライン91及びグランドGNDの末端には図示しない端子金具が備えられていて、上述した端子台20Bに導通接続されている。
一方、電気自動車81には、充電回路83が備えられている。充電回路83は、三相交流を直流に変換するコンバータ回路であって、その入力側に3つの相ライン84に接続された図示しない端子金具が車両側コネクタ82に備えられている。また、充電回路83の出力側は、二次電池80に接続されている。
充電ケーブル50は、電源90と、充電回路83との間を接続する給電ケーブル51を備える。具体的には、給電ケーブル51は、3つ備えられていて、それら給電ケーブル51の途中部分には、遮断スイッチ30が接続されている。遮断スイッチ30は、通常はオン状態に保持されて、給電ケーブル51による電源90から充電回路83への給電が可能となっている。そして、給電ケーブル51のうち、遮断スイッチ30とは反対側の末端には、図3に示されるように、それぞれケーブル端子52が圧着され、コネクタ20A又は端子台20Bに接続されている。そして、電源90の相ライン91と、充電回路83の相ライン83とが、コネクタ20A及び端子台20Bを介して給電ケーブル51と接続されている。
遮断スイッチ30は、上述したように、給電ケーブル51の途中部分に配置されて、通常はオン状態に保持されている。つまり、コネクタ20Aが車両側コネクタ82に接続されると、給電ケーブル51を介して、電源90の電力がコネクタ20Aと接続された車両側コネクタ82を介して充電回路83に供給される。
なお、充電ケーブル50は、グランド用ケーブル51Eも有していて、図2に示されるように、電源90のグランドGNDと電気自動車81のグランドラインに接続されている。
ここで、本実施形態の充電ケーブル50においては、コネクタ20Aが、車両側コネクタ82との接続の際に、不完全な接続や、空気中の湿気や塵等によるトラッキング現象により、異常な発熱が発生して充電ケーブル50に過電流が流れる虞がある。そのため、コネクタ20A内に、図2に示されるように、温度センサ40が備えられている。温度センサ40は、信号線51Dに接続され、温度センサ40が検出した温度信号は、信号線51Dを介してスイッチ制御部31に出力される。なお、信号線51Dは、シールドケーブルであって、給電ケーブル51及びグランド用ケーブル51Eと一緒に束ねられている(図1参照)。
スイッチ制御部31は、温度センサ40から信号線51Dを介して入力された温度信号が基準温度を超えた発熱異常であった場合に、スイッチ制御部31から遮断スイッチ30に異常検出信号が付与され、遮断スイッチ30は、給電ケーブル51を遮断する。なお、スイッチ制御部31は、図示しない電池から受電して作動している。本実施形態の温度センサ40、信号線51D、スイッチ制御部31、遮断スイッチ30、給電ケーブル51から、特許請求の範囲の「給電中継装置」の主要部が構成されている。
図3には、コネクタ20Aの側面図が示されている。コネクタ20Aは、樹脂製のコネクタハウジング21でパッケージされていて、コネクタハウジング21には、コネクタ本体部22と、給電ケーブル51の末端に接続されたケーブル端子52と、上述した温度センサ40が実装された温度検出基板10とが収容されている。なお、コネクタ20Aが車両側コネクタ82と接続されたときに、車両側コネクタ82を向く側を先端側と呼び、給電ケーブル51を向く側を基端側と呼ぶこととする。
コネクタ本体部22は、コネクタハウジング21の先端側に配置されていて、樹脂製の端子保持部22Aと、端子保持部22Aから基端側に向かって突出した直方体形状のコネクタ端子24とを備えている。端子保持部22Aは、車両側コネクタ82の端子金具が差し込まれる挿入孔23を備え、端子金具が差し込まれたときに、端子金具とコネクタ端子24とが電気的に接続される。
コネクタ端子24には、ケーブル端子52が重ねられて、コネクタ端子24とケーブル端子52とが電気的に接続される。このとき、ケーブル端子52及びコネクタ端子24には、それぞれ上下方向に貫通した第1リング部52A、第2リング部24Aが設けられていて、それら第1リング部52A、第2リング部24Aの内側に通したボルト60によって共締めされている。
温度検出基板10は、コネクタ端子24のうちケーブル端子52が重ねられた面と反対側の面に重ねられている。温度検出基板10も、上下方向に貫通した貫通孔10Aを備えて、コネクタ端子24及びケーブル端子52と共にボルト60によって共締めされている。
なお、コネクタ本体部22には、図1に示されるように、電源90のグランドGNDに接続される挿入孔25Aとグランド用コネクタ端子25も備えられている。グランド用コネクタ端子25には上述したグランド用ケーブル51Eの末端に圧着されたグランド用ケーブル端子53が接続されて、コネクタ20Aと車両側コネクタ82との結合によって電気自動車81のグランドラインに接続される。
温度検出基板10は、図4に示されるように、温度センサ40とプリント配線板19を備えている。プリント配線板19は、扁平な板状をなして、一端側は、平行に延びる3つの突片19Aに分岐し、他端側はそれら突片19Aが連結した連結部19Bとなっている。なお、各突片19Aが延びる方向を「H1方向」と呼ぶこととする。
そして、各突片19Aの先端部は、コネクタ端子24が固定される貫通孔10Aが備えられた端子固定部11となっている。また、温度検出基板10のうち、各突片19AのH1方向の中央部分から他端部までが、温度センサ40を実装するためのプリント配線41が積層された回路部13となっている。温度センサ40は、積層されたプリント配線41のうち端子固定部11の近傍に実装されている。また、プリント配線41のうち他端寄り位置に中継コネクタ41Aが接続されていて、中継コネクタ41Aを介して温度センサ40は信号線51Dと接続される(図1参照)。ここで、端子固定部11と回路部13とに挟まれた部分は後述する無金属部12となっている。
図5にプリント配線板19の断面構造が示されている。プリント配線板19は、多層構造であって、第1絶縁層14、伝熱用金属層15、第2絶縁層16、第3絶縁層17が順次積層されている。
第1絶縁層14、第2絶縁層16及び第3絶縁層17は、樹脂などの絶縁体を素材とする。第1絶縁層14及び第3絶縁層17は、それぞれ、プリント配線板19の上面と下面を構成している。第1絶縁層14の上面にプリント配線41が積層されている。プリント配線41は、銅などの導体を素材とする。一方、第3絶縁層17の下面に、コネクタ端子24が重ねられる。ここで、コネクタ端子24は、第3絶縁層17のうち端子固定部11の下面に対向するように重ねられており、無金属部12とは対向していない。
また、第1絶縁層14の上面のうち、端子固定部11である貫通孔10Aの周縁部には、例えば銅からなる保護用金属層18が積層されていて、ボルト60が挿通されたときに、ボルト60のフランジ部60Aが保護用金属層18の上面に重ねられる。
なお、本開示の第1絶縁層14、第2絶縁層16及び第3絶縁層17は、特許請求の範囲の「樹脂層」に相当し、プリント配線41が特許請求の範囲の「導電用金属層」に相当する。
伝熱用金属層15は、銅などの導体を素材とする。伝熱用金属層15は、第1絶縁層14と第2絶縁層16との間に積層されている。伝熱用金属層15は、図5に示されるように、第2絶縁層16及び第3絶縁層17を挟んでコネクタ端子24と対向する位置に配置された端子側伝熱用金属層15Aと、第1絶縁層14を挟んでプリント配線41と対向する位置に配置された回路側伝熱用金属層15Bとからなる。つまり、伝熱用金属層15は、端子固定部11と回路部13にのみ備えられている。これにより、温度検出基板10の無金属部12は、金属を有しない構成となっている。このとき、無金属部12のH1方向の幅は3[mm]となっている。なお、コネクタ端子24に重ねられるケーブル端子52も無金属部12と厚み方向で対向しないように配置されている(図3参照)。
温度センサ40は、例えば、集積化(IC)されたデジタル温度センサである。温度センサ40は、上述したように、車両側コネクタ82の端子金具と電気的に接続するコネクタ端子24の異常な発熱を検出するために備えられている。図5に示されるように、温度センサ40は、プリント配線板19を挟んでコネクタ端子24と反対側に積層されると共に、無金属部12を挟んでコネクタ端子24と反対側、すなわち、コネクタ端子24からH1方向で3[mm]離れた位置に配置されている。
本実施形態の温度検出基板10の構成に関する説明は以上である。上述したように、この温度検出基板10によれば、実装された温度センサ50によりコネクタ端子24の温度が検出され、その信号を信号線51Dを介してスイッチ制御部31に出力される。そして、温度センサ40の検出した温度が基準温度を超えた発熱異常であった場合に、スイッチ制御部31から遮断スイッチ30に異常検出信号が付与され、遮断スイッチ30により、給電ケーブル51が遮断される。これにより、異常な発熱によって電力ケーブルに過電流が流れることを防止することができる。
ここで、温度センサ40は、コネクタ端子24の温度を精度よく検出する必要があるが、そのために温度センサ40をコネクタ端子24に接触させたり、コネクタ端子24に接近させて絶縁距離が不足しさせてしまうと、両者間で短絡が生じるため、温度センサ40はコネクタ端子24との間に十分な絶縁距離を確保する必要がある。
本実施形態の温度検出基板10では、温度センサ40を配置した回路部13とコネクタ端子24を配置した端子固定部11との間に3[mm]の幅を有する無金属部12を配置した構成となっている。これにより、電源90から線間電圧200[V]の交流電圧を受けた場合でも、温度センサ40とコネクタ端子24との間に十分な絶縁距離を確保し、温度センサ40とコネクタ端子24との間で絶縁破壊が生じることを防ぐことができる。
ここで、温度センサ40とコネクタ端子24との間に十分な絶縁距離を確保することで、温度センサ40がコネクタ端子24の熱を検出しづらくなり、検出温度の精度が低下するという問題がある。さらに、プリント配線板19が伝熱用金属層15を備えない樹脂層だけで構成された従来の構成では、コネクタ端子24の発する熱は熱伝導の低い樹脂層には伝わりにくく、温度センサ40が樹脂層を介してコネクタ端子24の熱を検出することは困難である。しかも、コネクタ端子24の発する熱は、コネクタ端子24に接続されたケーブル端子52や給電ケーブル51等に放熱してしまうこともある。
これに対して、本実施形態の温度検出基板10では、プリント配線板19の内部に伝熱用金属層15が積層されている。伝熱用金属層15のうち端子固定部11に設けられた端子側伝熱用金属層15Aは、ボルト60を通じてコネクタ端子24と熱的に結合されるので、コネクタ端子24の発する熱が端子固定部11内部に伝わりやすくなると共に、ケーブル等に放熱することも抑えることができる。これにより、温度センサ40が端子固定部11の端子側伝熱用金属層15に伝わった熱を介してコネクタ端子24の温度を検出することができ、温度センサ40のコネクタ端子24の温度の検出の精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、伝熱用金属層15は、回路部13にも備えられている。回路部13にも伝熱用金属層15(回路側伝熱用金属層15B)が備えられることで、コネクタ端子24の熱が回路側伝熱用金属層15Bに伝導されるので、回路部13が樹脂層だけの構成よりもコネクタ端子24の発する熱が回路部13に伝わりやすくなり、温度センサ40は、回路側伝熱用金属層15Bを介してコネクタ端子24の熱を検出することも可能となり、温度センサ40のコネクタ端子24の温度の検出の精度をさらに向上させることができる。
しかも、伝熱用金属層15は、第1絶縁層14と第2絶縁層16との間に挟まれた構成となっているので、伝熱用金属層15に伝えられた熱が空気中に放熱されることが抑制され、温度センサ40に精度よくコネクタ端子24の温度を検出させることができる。
[他の実施形態]
(1)前記実施形態の電源90は、三相交流電源であったが、二相交流電源と充電回路83との間を前記実施形態の充電ケーブル50で接続してもよい。また、スター結線の線間電圧は100[V]の交流電源90であってもよい。
(2)遮断スイッチ30を漏電発生時にも作動して給電ケーブル51を遮断する構成にして、発熱異常と漏電の両方の異常に遮断スイッチ30を兼用する構成にしてもよい。
(3)前記実施形態の充電ケーブル50は、電池でスイッチ制御部31が駆動されるようになっていたが、外部又は給電ケーブル51から受電する構成としてもよい。
(4)前記実施形態の充電ケーブル50では、温度センサ40として集積化(IC)されたデジタル温度センサを用いていたが、例えば、サーミスタ又は熱電対であってもよい。
(5)前記実施形態の温度検出基板10では、端子固定部11が一分岐した3つの突片19Aの先端部で構成されていたが、図6に示される温度検出基板10Pのように、端子固定部11が分岐していない構成であってもよい。
(6)前記実施形態の温度検出基板10では、第2伝熱用金属層15は、銅などの導体を素材とする。伝熱用金属層15は、第1絶縁層14と第2絶縁層16との間に積層されていたが、第2絶縁層16と第3絶縁層17との間に積層されていてもよい。また、第2絶縁層16を備えなくてもよい。
(7)前記実施形態の温度検出基板10では、伝熱用金属層15は、プリント配線板19に1層積層されていたが、2層以上積層されていてもよい。この場合、複数の伝熱用金属層15の間に樹脂からなる絶縁層が積層されていてもよい。
(8)前記実施形態の温度検出基板10では、伝熱用金属層15は、端子側伝熱用金属層15Aと回路側伝熱用金属層15Bとを備えていたが、端子側伝熱用金属層15Aだけを備えて、回路部13に回路側伝熱用金属層15Bを備えていなくてもよい。
(9)前記実施形態の温度検出基板10では、充電ケーブル50の末端のうち、電気自動車81に接続される一方の末端がコネクタ20Aに接続されて、電気自動車81とコネクタ接続される構成であったが、電源90ともコネクタ接続される構成であってもよい。この構成では、充電ケーブル50の末端のうち、電源90とコネクタ接続される他方の末端も温度検出基板10を収容したコネクタに接続されて、コネクタ端子の温度を検出する構成としてもよい。
(10)前記実施形態の温度検出基板10では、端子側伝熱用金属層15A及び回路側伝熱用金属層15Bは、温度検出基板10の外側面に露出していたが、露出しない構成としてもよい。これにより、伝熱用金属層15の熱が空気中に放熱されることを抑制すると共に、空気中の熱が伝熱用金属層15に伝わることも抑制し、コネクタ端子24の温度をさらに精度よく検出することができる。
10 温度検出基板
11 端子固定部
12 無金属部
13 回路部
14 第1絶縁層(樹脂層)
15 伝熱用金属層
15A 端子側伝熱用金属層
15B 回路側伝熱用金属層
16 第2絶縁層(樹脂層)
17 第3絶縁層(樹脂層)
21 コネクタハウジング
24 コネクタ端子
40 温度センサ
50 充電ケーブル(電力ケーブル)

Claims (7)

  1. 線間電圧200[V]の交流電圧を受け得る電力ケーブルの末端に接続されるコネクタ端子と共にコネクタハウジングに収容され、前記コネクタ端子と相手コネクタ端子とが通電しているときの温度を検出する温度検出基板であって、
    温度センサを含む回路を有し、前記コネクタハウジングの内部で線間電圧200[V]の交流電圧を受け得る金属体から3[mm]以上離して配置される回路部と、
    前記回路部から3[mm]以上離れた位置まで形成され、金属体を有しない無金属部と、
    前記無金属部を挟んで前記回路部の反対側に設けられ、前記コネクタ端子が重ねられて固定されると共に伝熱用金属層と樹脂層との積層構造をなした端子固定部と、を備える温度検出基板。
  2. 前記回路部は、前記伝熱用金属層と導電用金属層と前記樹脂層との積層構造をなしている請求項1に記載の温度検出基板。
  3. 前記伝熱用金属層は、前記樹脂層の間に挟まれている請求項1又は2に記載の温度検出基板。
  4. 前記樹脂層に挟まれている前記伝熱用金属層は、温度検出基板の外側面に露出していない請求項3に記載の温度検出基板。
  5. 平行に延びる複数の突片を有し、前記複数の突片の先端部が前記端子固定部になっている請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の温度検出基板。
  6. 請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の温度検出基板を内蔵するコネクタであって、
    前記電力ケーブルの末端に固定されるケーブル端子と、
    前記ケーブル端子の先端部に設けられる第1リング部と、
    前記コネクタ端子の基端部に設けられる第2リング部と、
    前記端子固定部を貫通する貫通孔と、
    前記第1リング部及び前記第2リング部の内側と前記貫通孔とを貫通し、前記第1リング部及び前記第2リング部と前記端子固定部とを重ねた状態に固定する連結部材と、を有するコネクタ。
  7. 請求項6に記載のコネクタと、
    前記コネクタ端子に接続される電力ケーブルと、
    前記電力ケーブルの途中に設けられるスイッチと、
    前記スイッチを通常はオン状態に維持し、異常時に前記スイッチをオフして前記電力ケーブルを断絶させるスイッチ制御部と、
    前記温度検出基板の前記回路と前記スイッチ制御部との間を接続するシールドケーブルである信号ケーブルと、を備える給電中継装置。
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