JPH0523378Y2 - - Google Patents

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JPH0523378Y2
JPH0523378Y2 JP6400687U JP6400687U JPH0523378Y2 JP H0523378 Y2 JPH0523378 Y2 JP H0523378Y2 JP 6400687 U JP6400687 U JP 6400687U JP 6400687 U JP6400687 U JP 6400687U JP H0523378 Y2 JPH0523378 Y2 JP H0523378Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のドア装置に関し、より詳しく
は、自動車の側部開口を覆うドアに関する。
(従来技術) 自動車のなかには、車体の側部開口を覆うドア
を平行動により開閉するようにしたものがある
(実開昭61−145024号公報参照)。そして、この種
のうち、例えばバス等では、ドアと車体とがリン
ク部材を介して連結された、いわゆるグラインド
ドアとされている。このようなグラインドドア
は、従来、その上下方向中間部にリンク部材が取
付けられて、ウエザストリツプに対する圧接力を
均一なものとするようにされていた。この点につ
き、第6図を参照して詳説すると、ドア1を閉じ
たときに、リンク部材を介してドア1に伝えられ
る閉じ力Fによつて、ドア1は開口周縁に配設さ
れたウエザストリツプ2に圧接する。そして、リ
ンク部材をドア1の上下方向中間部に取付けたと
きには、閉じ力Fに基づく圧接力fは、ドア1の
上端部と下端部とで同程度のものが得られること
になる。勿論、ウエザストリツプ2による止水性
は圧接力fによつて左右されるため、この圧接力
fはドア1の周回りにおいて均一であることが望
ましい。
しかしながら、従来のようにリンク部材をドア
1の上下方向中間部に取付けるようにしたときに
は、このリンク部材が車室内空間に突出した存在
となるため、車室を狭めるあるいは荷物の積載に
邪魔になるという問題がある。
この問題に対して、比較的デツドスペースとな
り易いドア1の上端部あるいは下端部にリンク部
材を取付けるとした場合、上記問題を解消するの
に有効ではあるものの、ドア1の圧接力fは、ド
ア1の上端部と下端部とで不均一なものとなり、
止水性に支障がでる。逆に、圧接力fの小さい方
(第7図においてはドア1の上端部)の止水性を
阻害しない値に設定するとすれば、これに応じて
閉じ力Fを大きなものとせざるを得ず、この結果
ドア1の開閉に大きな力が必要となる。
また、実開昭58−179238号公報に示すように、
リンク部材を、ドアの上下方向中間部と該上下方
向中間部よりも下方の下端部とに取付けるように
したものがあるが、この場合には、ドアの上下方
向中間部に取付けられるリンク部材により、前述
したように、車室内が狭められたり荷物の積載に
邪魔になつたりし、ドアの下端部に取付けられる
リンク部材により、該ドアの下端部側の圧接力が
高められて該ドアの上・下端部での圧接力が不均
一となり、止水性に支障を生じることになる。こ
のため、上記公報内容においては、前述の両方の
問題点を同時に生じることになる。
そこで、本考案の目的は、車室内スペースの有
効性を高めると共にドアの上・下端部での圧接力
の不均一に基づく止水性の低下を防止する自動車
のドア装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用) 上記目的を達成するために本考案にあつては、 自動車の側部開口を覆うドアがリンク部材を介
して車体に取付けられ、前記側部開口周縁部に、
前記ドアが閉じられたとき該ドアと該側部開口周
縁部とで圧接されるシール部材が設けられている
自動車のドア装置において、 前記リンク部材が4節リンクとされて、該4節
リンクは、その一端が車体に取付けられ、その他
端が前記ドアの上端部又は下端部のいずれか一方
に取付けられ、 前記車体と前記ドアの上端部又は下端部の他方
との間にはトーシヨンバーが架設されて、該トー
シヨンバーは、前記ドアを閉じたときに、該トー
シヨンバーが位置する側でのドアの端縁を車内方
向に付勢するようにされている、 構成としてある。
上述の構成により、ドアの上端部又は下端部の
いずれか一方にリンク部材を取付ける場合には、
その取付け個所が比較的デツドスペースであるこ
とから、そのデツドスペースを有効に利用するこ
とになり、そのリンク部材が車室を狭めあるいは
荷物の積載に邪魔になることはなくなる。このた
め、車室内スペースの有効性を高めることができ
ることになる。
その一方、上記リンク部材の配設に基づき、ド
アの上・下端部で不均一な圧接力が生じることに
なるが、トーシヨンバーの作用により、ドアの上
端部又は下端部の他方では圧接力が増大され、ド
アの上端部又は下端部の一方では圧接力が減少さ
れることになり、ドアの上端部での圧接力とドア
の下端部での圧接力とは均一化される。このた
め、ドアの上・下端部での圧接力の不均一に基づ
く止水性の低下を防止できることになる。
(実施例) 第1図において、1は自動車で、自動車1は、
ここではボンネツトバン型車とされて、その車体
11の側部11aには、前席12用のフロントド
ア14の他に、その後方に開口16が設けられ
て、該開口16にドア18が配設され、ドア18
は開口16の周回りに設けられたウエザストリツ
プ19に圧接されて、ドア18と開口16との間
の止水が図られるようになつている。
上記ドア18はリンク部材20によつて開閉可
能とされ、リンク部材20は前後に並設された第
1のリンク22と第2のリンク24とで構成され
て、その一端が開口16のステツプ26に取付け
られ、他端がドア18の下端部に取付けられてい
る。これら第1、第2のリンク22,24の取付
けは、第2図にも示すように、ブラケツト28,
30を介してなされ、第1のリンク22の一端と
他端には上下方向の延びる軸22a,22bが一
体的に突設され、第2のリンク24の一端と他端
にも上下方向に延びる軸24a,24bが一体的
に突設されて、第1、第2のリンク22,24
は、その一端に設けられた軸22a,24aがブ
ラケツト28に回転自在に支承され、他端に設け
られた軸22b,24bがブラケツト30に回転
自在に支承されて、第1のリンク22と第2のリ
ンク24とで4節リンクが構成されている。そし
て、第1のリンク22の軸22aには、ステツプ
26とブラケツト28との間において連結リンク
32が一体的に連結され、その連結リンク32に
はエアシリンダ34が連結されており、このエア
シリンダ34は、ステツプ26の後方に配設され
ている。ドア18は、エアシリンダ34の前後方
向に延びるピストンロツド34aが伸長動するこ
とによつて開かれ、ピストンロツド34aの短縮
動によつて閉じられるようになつている。
一方、ドア18の上端部には、第3図にも示す
ように、車体11との間にトーシヨンバー36が
架設されている。
すなわち、開口16の上方とドア18の上端部
とにブラケツト38,40が設けられ、これらブ
ラケツト38,40には、夫々、軸42,44が
ナツト46,48によつて取付けられている。そ
して、上記軸42は前記第2のリンク24の軸2
4aと同一軸線l1上に配置され、上記軸44は前
記第2のリンク24の軸24bと同一軸線l2上に
配置されて、トーシヨンバー36は、その一端が
軸42に回転自在に取付けられ、他端が軸44に
回転自在に取付けられている。トーシヨンバー3
6はロツドを周方向に捻転することで構成され、
このためトーシヨンバー36は捻りを与えた状態
で軸42,44に取付けられており、このトーシ
ヨンバー36がドア18に対して及ぼす付勢力
F′の方向は、ドア18を閉じたときに、その上端
を車内方向に付勢する方向とされている(第5図
矢印方向)。
以上の構成において、ドア18はリンク部材2
0によつて伝えられる閉じ力Fに基づいて、ウエ
ザストリツプ19に圧接することとなるが、ドア
18にはトーシヨンバー36によるモーメントが
作用するため、ドア18は、その上端の圧接力f
が増大され、下端の圧接力fが減少されて、上端
における圧接力fと下端における圧接力fが均一
化されることとなる。
以上、本考案の一実施例を説明したが、本考案
はこれに限定されることなく、リンク部材20を
ドア18の上端部に配してもよい。
(考案の効果) 本考案は、以上述べたように、車室内スペース
の有効性を高めると共にドアの上・下端部での圧
接力の不均一に基づく止水性の低下を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のドア装置が適用された自動車
の斜め後方から見た斜視図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図はトーシヨンバーの取付け
を上方から見た平面図、第4図はトーシヨンバー
の拡大図、第5図は実施例の作用説明図、第6図
は従来のドア装置における作用説明図、第7図は
リンク部材をドアの端部に取付けるとしたときの
問題点を説明する作用説明図である。 16……側部開口、18……ドア、20……リ
ンク部材、22……第1のリンク、24……第2
のリンク、36……トーシヨンバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車の側部開口を覆うドアがリンク部材を介
    して車体に取付けられ、前記側部開口周縁部に、
    前記ドアが閉じられたとき該ドアと該側部開口周
    縁部とで圧接されるシール部材が設けられている
    自動車のドア装置において、 前記リンク部材が4節リンクとされて、該4節
    リンクは、その一端が車体に取付けられ、その他
    端が前記ドアの上端部又は下端部のいずれか一方
    に取付けられ、 前記車体と前記ドアの上端部又は下端部の他方
    との間にはトーシヨンバーが架設されて、該トー
    シヨンバーは、前記ドアを閉じたときに、該トー
    シヨンバーが位置する側でのドアの端縁を車内方
    向に付勢するようにされている、 ことを特徴とする自動車のドア装置。
JP6400687U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0523378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6400687U JPH0523378Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JP6400687U JPH0523378Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63171217U JPS63171217U (ja) 1988-11-08
JPH0523378Y2 true JPH0523378Y2 (ja) 1993-06-15

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JP6400687U Expired - Lifetime JPH0523378Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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