JPH0523314Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523314Y2 JPH0523314Y2 JP13688589U JP13688589U JPH0523314Y2 JP H0523314 Y2 JPH0523314 Y2 JP H0523314Y2 JP 13688589 U JP13688589 U JP 13688589U JP 13688589 U JP13688589 U JP 13688589U JP H0523314 Y2 JPH0523314 Y2 JP H0523314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- screw
- backflow prevention
- screw head
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 18
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 18
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 17
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 10
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 10
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、インラインスクリユ方式の射出成
形機における逆流防止装置に関するものである。
形機における逆流防止装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術
従来のインラインスクリユ方式の射出成形機に
おける逆流防止装置としては、第４図に示すよう
に、スクリユヘツド５とスクリユ４の中間部に逆
流防止リング７を設けたものが知られており、こ
の逆流防止リング７の前部（ノズル側）には、ス
リツト７ａが形成されている。
おける逆流防止装置としては、第４図に示すよう
に、スクリユヘツド５とスクリユ４の中間部に逆
流防止リング７を設けたものが知られており、こ
の逆流防止リング７の前部（ノズル側）には、ス
リツト７ａが形成されている。
可塑化（計量）時には、溶融樹脂がスクリユ４
によつて前方へ送られる為、逆流防止リング７
は、前方側（ノズル側）へ移動し、溶融樹脂が逆
流防止リング７とスクリユヘツド５の間、及び、
前記スリツト７ａを通つてスクリユヘツド５の前
方へ送られる。
によつて前方へ送られる為、逆流防止リング７
は、前方側（ノズル側）へ移動し、溶融樹脂が逆
流防止リング７とスクリユヘツド５の間、及び、
前記スリツト７ａを通つてスクリユヘツド５の前
方へ送られる。
一方、射出・保圧時には、逆流防止リング７は
スクリユ４側へ移動して、逆流防止リング７と押
金８が密着することによつて通路側が閉鎖され、
溶融樹脂が逆流防止リング７の前方から後方側へ
逆流するのを防止している。
スクリユ４側へ移動して、逆流防止リング７と押
金８が密着することによつて通路側が閉鎖され、
溶融樹脂が逆流防止リング７の前方から後方側へ
逆流するのを防止している。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
この従来の逆流防止装置においては、射出時、
逆流防止リング７が後方側へ移動して、通路を閉
鎖するまでの時間に前方側から後方側へ溶融樹脂
が逆流し、しかも、その逆流の量が各シヨツト毎
に一定でないため、射出量が変動するという問題
点があつた。
逆流防止リング７が後方側へ移動して、通路を閉
鎖するまでの時間に前方側から後方側へ溶融樹脂
が逆流し、しかも、その逆流の量が各シヨツト毎
に一定でないため、射出量が変動するという問題
点があつた。
本考案は、このような課題を解決することを目
的としている。
的としている。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案は、スクリユヘツド５とスクリユ４の間
に固定され、樹脂通過穴として複数の貫通穴１ａ
を有するリング１と、前記スクリユヘツド５の外
径上に配置され、前記スクリユヘツド５と前記リ
ング１の間を、前後方向に摺動可能に設けられ、
射出・保圧工程に於ては、前記貫通穴１ａを閉鎖
する役割をはたすチエツクリング２より構成する
ことにより、上記課題を解決する。
に固定され、樹脂通過穴として複数の貫通穴１ａ
を有するリング１と、前記スクリユヘツド５の外
径上に配置され、前記スクリユヘツド５と前記リ
ング１の間を、前後方向に摺動可能に設けられ、
射出・保圧工程に於ては、前記貫通穴１ａを閉鎖
する役割をはたすチエツクリング２より構成する
ことにより、上記課題を解決する。
(ホ) 作用
可塑化時においては、溶融樹脂がスクリユ４に
よつて前方へ送られるため、チエツクリング２は
前方へ移動する。従つて、溶融樹脂は貫通穴１ａ
を通つてスクリユヘツド５の前方に流れる。
よつて前方へ送られるため、チエツクリング２は
前方へ移動する。従つて、溶融樹脂は貫通穴１ａ
を通つてスクリユヘツド５の前方に流れる。
一方、射出・保圧時には、チエツクリング２は
スクリユ４側へ移動してリング１の樹脂通過穴１
ａを閉鎖して、溶融樹脂が前方側から後方側へ逆
流するのを防止する。
スクリユ４側へ移動してリング１の樹脂通過穴１
ａを閉鎖して、溶融樹脂が前方側から後方側へ逆
流するのを防止する。
(ヘ) 実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第１図〜第３図において、スクリユヘ
ツド５のネツクＢ部５ｂの基部は、ネツクＢ部５
ｂに嵌合せしめたリング１とスペーサリング３
を、スクリユ４の先端面との間にはさみ込むよう
にして、スクリユ４にネジ結合されている。但
し、スペンサリング３とスクリユ４とは一体でも
かまわない。リング１の外周と、シリンダ６の内
周との間に、若干のすきまが設けられていてリン
グ１が前後（第１図では左右に）に摺動し、又、
回転運動が出来る構成になつている。リング１に
は樹脂通過穴として複数の貫通穴１ａがあけられ
ている。さらに、スクリユヘツド５のネツクＡ部
５ａの基部には、スクリユヘツド５とリング１間
を前後方向（第１図では左右方向）に摺動可能に
チエツクリング２が設けられている。
説明する。第１図〜第３図において、スクリユヘ
ツド５のネツクＢ部５ｂの基部は、ネツクＢ部５
ｂに嵌合せしめたリング１とスペーサリング３
を、スクリユ４の先端面との間にはさみ込むよう
にして、スクリユ４にネジ結合されている。但
し、スペンサリング３とスクリユ４とは一体でも
かまわない。リング１の外周と、シリンダ６の内
周との間に、若干のすきまが設けられていてリン
グ１が前後（第１図では左右に）に摺動し、又、
回転運動が出来る構成になつている。リング１に
は樹脂通過穴として複数の貫通穴１ａがあけられ
ている。さらに、スクリユヘツド５のネツクＡ部
５ａの基部には、スクリユヘツド５とリング１間
を前後方向（第１図では左右方向）に摺動可能に
チエツクリング２が設けられている。
次にこの実施例の作用について説明する。可塑
化（計量）時においては、第１図に示すように、
溶融樹脂がスクリユ４によつて、前方へ送られる
ため、チエツクリング２は前方へ移動する。従つ
て、溶融樹脂は貫通穴１ａを通つてスクリユヘツ
ド５の前方に流れる。一方、射出・保圧時には、
第２図に示すようにチエツクリング２はスクリユ
４側へ移動して、リング１の樹脂通過穴としての
貫通穴１ａを閉鎖して、溶融樹脂が前方側から後
方側へ逆流するのを防止する。
化（計量）時においては、第１図に示すように、
溶融樹脂がスクリユ４によつて、前方へ送られる
ため、チエツクリング２は前方へ移動する。従つ
て、溶融樹脂は貫通穴１ａを通つてスクリユヘツ
ド５の前方に流れる。一方、射出・保圧時には、
第２図に示すようにチエツクリング２はスクリユ
４側へ移動して、リング１の樹脂通過穴としての
貫通穴１ａを閉鎖して、溶融樹脂が前方側から後
方側へ逆流するのを防止する。
(ト) 考案の効果
以上説明してきたように、本考案によれば、従
来の逆流防止リング７よりはるかに小さい質量の
チエツクリグ２が射出時に後方へ移動して、樹脂
通過穴としての貫通穴１ａを閉鎖するため、チエ
ツクリング２の移動速度（加速度）は、質量の大
きい逆流防止リング７よりも大きくなり、射出開
始から逆流を防止するまでの時間を短縮して溶融
樹脂の逆流量を低減することができる。
来の逆流防止リング７よりはるかに小さい質量の
チエツクリグ２が射出時に後方へ移動して、樹脂
通過穴としての貫通穴１ａを閉鎖するため、チエ
ツクリング２の移動速度（加速度）は、質量の大
きい逆流防止リング７よりも大きくなり、射出開
始から逆流を防止するまでの時間を短縮して溶融
樹脂の逆流量を低減することができる。
第１図と第２図は本考案の実施例を示す図であ
り、第３図は樹脂通過穴としての貫通穴を有する
リング１の詳細を示し、第４図は従来技術の逆流
防止装置を示す図である。 １……リング、１ａ……貫通穴、２……チエツ
クリング、３……スペーサリング、４……スクリ
ユ、５……スクリユヘツド、５ａ……ネツクＡ
部、５ｂ……ネツクＢ部、６……シリンダ、７…
…逆流防止リング、７ａ……スリツト、８……押
金。
り、第３図は樹脂通過穴としての貫通穴を有する
リング１の詳細を示し、第４図は従来技術の逆流
防止装置を示す図である。 １……リング、１ａ……貫通穴、２……チエツ
クリング、３……スペーサリング、４……スクリ
ユ、５……スクリユヘツド、５ａ……ネツクＡ
部、５ｂ……ネツクＢ部、６……シリンダ、７…
…逆流防止リング、７ａ……スリツト、８……押
金。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スクリユヘツド５とスクリユ４の間に固定さ
れ、樹脂通過穴として複数の貫通穴１ａを有する
リング１と、 前記スクリユヘツド５の外径上に配置され、前
記スクリユヘツド５と前記リング１の間を、前後
方向に摺動可能に設けられ、射出・保圧工程に於
ては、前記貫通穴１ａを閉鎖する役割をはたすチ
エツクリング２より構成される射出成形機の逆流
防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13688589U JPH0523314Y2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13688589U JPH0523314Y2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0374924U JPH0374924U (ja) | 1991-07-26 |
| JPH0523314Y2 true JPH0523314Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=31684070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13688589U Expired - Lifetime JPH0523314Y2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523314Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-28 JP JP13688589U patent/JPH0523314Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0374924U (ja) | 1991-07-26 |
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