JPS63415Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63415Y2 JPS63415Y2 JP1981034513U JP3451381U JPS63415Y2 JP S63415 Y2 JPS63415 Y2 JP S63415Y2 JP 1981034513 U JP1981034513 U JP 1981034513U JP 3451381 U JP3451381 U JP 3451381U JP S63415 Y2 JPS63415 Y2 JP S63415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter portion
- molten resin
- plunger
- injection
- supply port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 24
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 24
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 22
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 22
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は予備可塑化装置（以下プリプラ装置と
いう）からの溶融樹脂を一旦射出プランジヤの前
方に蓄積した後、前記プランジヤを前進させて前
記蓄積された溶融樹脂を射出するプリプラ方式の
射出成形機の射出プランジヤに関する。
いう）からの溶融樹脂を一旦射出プランジヤの前
方に蓄積した後、前記プランジヤを前進させて前
記蓄積された溶融樹脂を射出するプリプラ方式の
射出成形機の射出プランジヤに関する。
従来のプリプラ方式による射出成形機の射出プ
ランジヤについて第１図により説明すると、予備
可塑化された溶融樹脂が流入口１から射出シリン
ダ２の内径面と射出プランジヤ３の前方に出来る
空隙部４へ一旦蓄積され、前記射出プランジヤ３
は鎖線３ａで示す位置まで前進（図中左行する）
することにより前記空隙部４へ蓄積された溶融樹
脂がノズル５より射出されるようになつている
が、前記射出プランジヤ３の前進する際、シリン
ダ内壁面と射出プランジヤ３の間の僅かな隙間
（以下プランジヤシール部という）より射出圧力
のため前記溶融樹脂がいわゆるバツクフローとな
つて洩れる。それが射出プランジヤ３の裏側Ａ等
に滞留し、樹脂の色替え、原料替え等の際に問題
となる。
ランジヤについて第１図により説明すると、予備
可塑化された溶融樹脂が流入口１から射出シリン
ダ２の内径面と射出プランジヤ３の前方に出来る
空隙部４へ一旦蓄積され、前記射出プランジヤ３
は鎖線３ａで示す位置まで前進（図中左行する）
することにより前記空隙部４へ蓄積された溶融樹
脂がノズル５より射出されるようになつている
が、前記射出プランジヤ３の前進する際、シリン
ダ内壁面と射出プランジヤ３の間の僅かな隙間
（以下プランジヤシール部という）より射出圧力
のため前記溶融樹脂がいわゆるバツクフローとな
つて洩れる。それが射出プランジヤ３の裏側Ａ等
に滞留し、樹脂の色替え、原料替え等の際に問題
となる。
本考案は前述のような欠点を取除き、プランジ
ヤシール部からのバツクフローをなくすような射
出プランジヤを提供することであり、さらに詳し
く本考案について説明すると射出シリンダ内径面
に僅かな隙間を保ちつつ軸方向に摺動するシール
部である太径部と、前記太径部の射出プランジヤ
シール部ノズル側端部に前記プランジヤシール部
より細径で射出シリンダ内径との間に円筒状空隙
部を形成する細径部を設けるとともに、同細径部
の先部に前記円筒状空隙部への溶融樹脂のバツク
フローを防止する逆止弁を設け、かつプリプラ装
置からの溶融樹脂の供給口が常に前記円筒状空隙
部内に開口され、さらに前記細径部の軸心を太径
部のそれにより、前記溶融樹脂の供給口側へ偏心
させ、前記供給口からの円筒状空隙部内へ導入さ
れた溶融樹脂が細径部の円周上に均等に流れるよ
うにした射出プランジヤである。
ヤシール部からのバツクフローをなくすような射
出プランジヤを提供することであり、さらに詳し
く本考案について説明すると射出シリンダ内径面
に僅かな隙間を保ちつつ軸方向に摺動するシール
部である太径部と、前記太径部の射出プランジヤ
シール部ノズル側端部に前記プランジヤシール部
より細径で射出シリンダ内径との間に円筒状空隙
部を形成する細径部を設けるとともに、同細径部
の先部に前記円筒状空隙部への溶融樹脂のバツク
フローを防止する逆止弁を設け、かつプリプラ装
置からの溶融樹脂の供給口が常に前記円筒状空隙
部内に開口され、さらに前記細径部の軸心を太径
部のそれにより、前記溶融樹脂の供給口側へ偏心
させ、前記供給口からの円筒状空隙部内へ導入さ
れた溶融樹脂が細径部の円周上に均等に流れるよ
うにした射出プランジヤである。
次に第２図および第３図により本考案の１実施
例を説明すると１１は射出プランジヤ１２が軸方
向に進退可能に嵌挿されている射出シリンダであ
る。前記射出プランジヤには、前記射出シリンダ
１１の内径Dφ面と僅かな間隙を保ち軸方向に摺
動し、前端面が軸心と直角な面に対し、一定角度
を成す傾斜面Ｂとなつたプランジヤシール部であ
る太径部１３と同太径部の傾斜面Ｂに連結され、
前記太径部１３より細径dφでその軸心が前記太
径部１３の軸心より後述する溶融樹脂供給口より
へ偏心していて前記シリンダ１１の内径Dφとの
間に偏肉の円筒状の空隙部１４を形成する細径部
１５から成つている。
例を説明すると１１は射出プランジヤ１２が軸方
向に進退可能に嵌挿されている射出シリンダであ
る。前記射出プランジヤには、前記射出シリンダ
１１の内径Dφ面と僅かな間隙を保ち軸方向に摺
動し、前端面が軸心と直角な面に対し、一定角度
を成す傾斜面Ｂとなつたプランジヤシール部であ
る太径部１３と同太径部の傾斜面Ｂに連結され、
前記太径部１３より細径dφでその軸心が前記太
径部１３の軸心より後述する溶融樹脂供給口より
へ偏心していて前記シリンダ１１の内径Dφとの
間に偏肉の円筒状の空隙部１４を形成する細径部
１５から成つている。
１６は図示してないプリプラ装置から供給口で
常に前記空隙部１４内へ開口されるように位置し
ている。従つて、前記空隙部１４は前記供給口１
６からの溶融樹脂の流路となり、溶融樹脂は逆止
弁１７を経て、プランジヤ１２の前方の空隙部へ
蓄積されるようになつている。前記逆止弁１７は
円筒状空隙部１４側からは流れるが、ノズル１９
側にあるプランジヤ前方の空隙部１８側からは流
れることが出来ないようになつている。従つて、
射出の際、射出プランジヤ１２が前進し、前記空
隙部１８へ蓄積された溶融樹脂がノズル１９より
射出される場合でも、溶融樹脂は逆止弁１７によ
り円筒状空隙部１４へ逆流することはない。よつ
て、円筒状空隙部１４はプリプラ装置からの射出
圧力と比べ1/5〜1/10程度の低圧力となるので、
太径部１３からのバツクフローがなくなる。
常に前記空隙部１４内へ開口されるように位置し
ている。従つて、前記空隙部１４は前記供給口１
６からの溶融樹脂の流路となり、溶融樹脂は逆止
弁１７を経て、プランジヤ１２の前方の空隙部へ
蓄積されるようになつている。前記逆止弁１７は
円筒状空隙部１４側からは流れるが、ノズル１９
側にあるプランジヤ前方の空隙部１８側からは流
れることが出来ないようになつている。従つて、
射出の際、射出プランジヤ１２が前進し、前記空
隙部１８へ蓄積された溶融樹脂がノズル１９より
射出される場合でも、溶融樹脂は逆止弁１７によ
り円筒状空隙部１４へ逆流することはない。よつ
て、円筒状空隙部１４はプリプラ装置からの射出
圧力と比べ1/5〜1/10程度の低圧力となるので、
太径部１３からのバツクフローがなくなる。
また第３図に示すように細径部１５の軸心は太
径部１３のそれに比べ、樹脂供給口１６側へ寸法
ｌだけ偏心させてあるので、前記樹脂供給口１６
から円筒空隙部１４へ入つた溶融樹脂は狭い隙間
１４ａから広い隙間１４ｂへ移動するので流れ速
度も高速から低速度へと変化し、細径部１５の周
囲に沿つて均等に滑かに移動し、滞留等が起きに
くくしてある。また、前述したように細径部１５
は太径部１３の傾斜面Ｂに取付られており、同傾
斜面Ｂが細径部１５の外周に形成された空隙部１
４の後端を形成しているので、前記供給口１６か
ら前記空隙部１４へ導入された溶融樹脂に滞留が
起きないようにしている。
径部１３のそれに比べ、樹脂供給口１６側へ寸法
ｌだけ偏心させてあるので、前記樹脂供給口１６
から円筒空隙部１４へ入つた溶融樹脂は狭い隙間
１４ａから広い隙間１４ｂへ移動するので流れ速
度も高速から低速度へと変化し、細径部１５の周
囲に沿つて均等に滑かに移動し、滞留等が起きに
くくしてある。また、前述したように細径部１５
は太径部１３の傾斜面Ｂに取付られており、同傾
斜面Ｂが細径部１５の外周に形成された空隙部１
４の後端を形成しているので、前記供給口１６か
ら前記空隙部１４へ導入された溶融樹脂に滞留が
起きないようにしている。
第１図は従来装置の図。第２図は本考案による
１実施例を示す図。第３図は第２図による断面
−図。 １２……射出プランジヤ、１４……円筒状空隙
部、１６……樹脂供給口、１７……逆止弁。
１実施例を示す図。第３図は第２図による断面
−図。 １２……射出プランジヤ、１４……円筒状空隙
部、１６……樹脂供給口、１７……逆止弁。
Claims (1)
- 予備可塑化装置からの溶融樹脂を一旦射出プラ
ンジヤの前方に蓄積した後、前記プランジヤを前
進させて前記蓄積された溶融樹脂を射出するプリ
プラ方式の射出成形機の射出プランジヤにおい
て、射出シリンダ内径部と僅かな間隙を保ちつつ
軸方向に摺動可能に嵌挿され、前端が軸心と直角
な面に対し一定角度を成す傾斜面となつたプラン
ジヤシール部である太径部と、先端に逆流防止弁
を設けるとともに、後端面は前記太径部の傾斜面
に接続され、かつ、前記太径部軸心より後述する
予備可塑化装置からの溶融樹脂供給口側へ偏心し
た前記太径部より細径の細径部と、前記細径部と
射出シリンダ内径面で形成する偏肉の円筒状空隙
部へ開口する予備可塑化装置からの溶融樹脂の供
給口から成る射出プランジヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981034513U JPS63415Y2 (ja) | 1981-03-12 | 1981-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981034513U JPS63415Y2 (ja) | 1981-03-12 | 1981-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57147016U JPS57147016U (ja) | 1982-09-16 |
| JPS63415Y2 true JPS63415Y2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=29831845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981034513U Expired JPS63415Y2 (ja) | 1981-03-12 | 1981-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63415Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996017717A1 (fr) * | 1994-12-08 | 1996-06-13 | Sodick Co., Ltd. | Machine de moulage par injection |
-
1981
- 1981-03-12 JP JP1981034513U patent/JPS63415Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996017717A1 (fr) * | 1994-12-08 | 1996-06-13 | Sodick Co., Ltd. | Machine de moulage par injection |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57147016U (ja) | 1982-09-16 |
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