JPH05232816A - マグネットロール - Google Patents

マグネットロール

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JPH05232816A
JPH05232816A JP5726292A JP5726292A JPH05232816A JP H05232816 A JPH05232816 A JP H05232816A JP 5726292 A JP5726292 A JP 5726292A JP 5726292 A JP5726292 A JP 5726292A JP H05232816 A JPH05232816 A JP H05232816A
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JP
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shaft
conductive material
resin
conductive
magnet roll
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Minoru Satoyoshi
実 里吉
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量化と製造コストの低下を図り、別部材を
スリーブに取付けたりすることなく軸に導電性を付与
し、部品点数の増加を防止する。 【構成】 軸(2)に導電性を付与し、例えば軸(2)
成形時に導電性部材(3)をインサート成形し、あるい
は導電性物質(4)を混入して軸(2)を成形する。ま
た、非導電性の軸(2)に導電性材料(5)をコーティ
ングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機やレーザビー
ムプリンタ、普通紙ファクシミリ等の現像部に使用され
るマグネットロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なマグネットロールは、図
10に示すように、磁性体である金属製のマグネット本
体100の両端から金属製の軸101を突出させてあ
る。軸101はアルミニュームやステンレス等の非磁性
円筒形状のスリーブ本体10のフランジ11に設けられ
た軸受12に支持されている。スリーブ本体10の電位
をコントロールするためにフランジ11と軸101とは
導電性の金属材料から形成してある。マグネットロール
全体を金属材料から形成すると、重量の増大、軸の切削
加工によるコストアップの問題があった。
【0003】そこで、最近は樹脂で一体成形したものが
開発され、図11に示すようにマグネット本体102を
樹脂磁石で成形し、軸103も樹脂で成形することによ
り、軽量化及びコストダウンを図り得るが、軸103に
導電性がないため、モータ等に使用されるブラシと同様
な部材104をフランジ11に接触させて、部材104
→フランジ11→スリーブ本体10の経路で導通させ、
スリーブ本体10の電位をコントロールしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す従来例で
は、別の部材104を設ける必要があり、その分コスト
アップにつながり、さらに部材104の磨耗によってフ
ランジ11への接触不良が生ずるおそれや回転するフラ
ンジ11への磨耗した部材104の接触に伴うノイズの
発生、また部材104とフランジ11との引っかかりに
よるフランジ11の回転不良等の問題があった。そこ
で、この発明は、軽量化及び軸の切削加工廃止を図った
上で、別の部材を使用せず、上述の問題点を解消したマ
グネットローラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、樹脂で一体成形したマグネットロール
の軸に導電性を付与したものであり、例えば導電性部材
を軸にインサート成形、あるいは軸を成形する樹脂材料
中に導電性物質を混入、さらには成形後の非導電性軸に
導電性材料をコーティングしたものである。
【0006】
【作用】この発明のマグネットロールは、樹脂による一
体成形であるため、軽量化及びコストダウンが図れると
ともに、別の部材を設けなくとも軸に導電性が付与され
ているので、部品点数を増大させずに確実に導電可能と
なり、スリーブ本体の電位をコントロールできる。ま
た、軸成形時に通電性部材をインサートしたり、導電性
物質を混入させておくだけで良いために、製造も容易と
なる。
【0007】以下にこの発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1ないし図3に示す実施例では、マグネ
ット本体1と軸2とを樹脂材料から一体成形し、この成
形時に軸2の形成個所のモールド内に導電性部材3をセ
ットしておき、成形後に樹脂中にインサートされるよう
にしたものである。導電性部材3としては、アルミニュ
ウムや銅等の使用が好適である。図1では、導電性部材
3からフランジ11を介してスリーブ本体10に導通す
るが、図2ではフランジ11を介さずに導電性部材3の
立上り部の先端3Aが直接スリーブ本体10の内周面へ
接触して導通を図っている。図1ないし図3に示すいず
れの導電性部材3も軸2の成形後に後加工で接着する等
の手段によって設け、軸2に導電性を付与しても良い。
【0009】図4に示す実施例は、軸2の成形樹脂材料
中にカーボンブラック,アルミニューム等の金属粉等の
導電性物質4を混入し、成形された軸2自体に導電性を
付与したものである。この際、マグネット本体1の磁力
特性を下げないように混入量等を調整する。
【0010】図5に示す実施例は、非導電性材料から軸
2を成形した後に、軸2に導電性材料5をコーティング
したものである。コーティングの手段としては真空蒸着
やイオンスパッタリング等が使用される。また、導電性
材料5としては導電性の塗料や接着剤の使用も好適であ
る。
【0011】図6に示す実施例は、非導電性材料から軸
2を成形する際、軸2に軸線方向に沿った溝を形成し、
この溝を埋めるように導電性材料5として導電性塗料や
導電性接着剤をコーティングしたものである。
【0012】図7に示す実施例は、導電性材料、例えば
金属材料で切欠き円筒6を形成し、この切欠き円筒6を
軸2に取付けたものである。図8は切欠き円筒6の切欠
き個所に対応する軸2に凸部7を形成し、切欠き円筒6
の回転を防止したものを示す。
【0013】なお、上記実施例は、それぞれ組合わせる
ことも可能であり、例えば図9に示す実施例は、図3の
円筒3を短くして本体側に取付け、軸の先端側には図5
に示す導電性材料5をコーティングしたものである。こ
の場合回転するフランジ11との摺動部分に金属円筒
(導電性部材3)を用いているので、軸2の耐久性がさ
らに向上する。
【0014】マグネット本体1は、合成樹脂,ゴム等の
結合材中に磁性粉を混合し、これを磁場中成形し、マグ
ネット本体1の軸心から外方に向かって半径方向に磁性
粉を配向させマグネットロールを製造することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、マグネット本体も軸も樹脂材料から一体成形され、
製造が容易となり軽量化も図れるとともに、軸に導電性
を付与することで、別の部材を使用して部品点数を増大
させたり、このような別部材の使用に伴う不都合も生じ
ない。また、軸の成形時に導電性部材をインサート成形
したり、樹脂材料中に導電性物質を混入させておくこと
で、製造上のデメリットを生ずることなく容易に軸に導
電性を付与することができる。また、非導電性の軸に導
電性材料をコーティングすることで、軸の耐久性アップ
も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す斜視図。
【図2】別の実施例を示す斜視図。
【図3】さらに別の実施例を示す斜視図。
【図4】軸中に導電性物質を混入させた断面図。
【図5】軸に導電性材料をコーティングした断面図。
【図6】軸に形成された溝に導電性材料をコーティング
した斜視図。
【図7】軸に導電性材料から成る切欠き状円筒を取付け
た斜視図。
【図8】軸に凸部を形成し切欠き状円筒を取付けた斜視
図。
【図9】従来例を示す断面図。
【図10】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 マグネット本体 2 軸 3 導電性部材 4 導電性物質 5 導電性材料
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す斜視図。
【図2】別の実施例を示す斜視図。
【図3】さらに別の実施例を示す斜視図。
【図4】軸中に導電性物質を混入させた断面図。
【図5】軸に導電性材料をコーティングした断面図。
【図6】軸に形成された溝に導電性材料をコーティング
した斜視図。
【図7】軸に導電性材料から成る切欠き状円筒を取付け
た斜視図。
【図8】軸に凸部を形成し切欠き状円筒を取付けた斜視
図。
【図9】円筒を短くして軸の先端側に導電性材料をコー
ティングした例を示す斜視図。
【図10】従来例を示す断面図。
【図11】従来例を示す断面図。
【符号の説明】 1 マグネット本体 2 軸 3 導電性部材 4 導電性物質 5 導電性材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形樹脂磁石で形成されたマグネット本
    体とこのマグネット本体に一体成形された軸とを有する
    マグネットロールにおいて、 軸に導電性を付与したことを特徴とするマグネットロー
    ル。
  2. 【請求項2】 軸に導電性部材をマグネットロール成形
    時にインサート成形したことを特徴とする請求項1に記
    載のマグネットロール。
  3. 【請求項3】 軸成形時に樹脂材料に導電性物質を混入
    して成形された軸を有する請求項1に記載のマグネット
    ロール。
  4. 【請求項4】 軸を導電性材料でコーティングしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のマグネットロール。
JP04057262A 1991-03-05 1992-02-12 マグネットロール Expired - Fee Related JP3055046B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP3-63973 1991-03-05
JP6397391 1991-03-05

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