JPH0523225A - ロツカー - Google Patents

ロツカー

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JPH0523225A
JPH0523225A JP18077291A JP18077291A JPH0523225A JP H0523225 A JPH0523225 A JP H0523225A JP 18077291 A JP18077291 A JP 18077291A JP 18077291 A JP18077291 A JP 18077291A JP H0523225 A JPH0523225 A JP H0523225A
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JP
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JP18077291A
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JP2844974B2 (ja
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Katsuaki Tateishi
立石勝章
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】収納領域が隣接使用される場合に扉の回動空間
と使用者の動作空間とが干渉する事態を防止する。 【構成】正面P側に全奥行を開放する第1の収納領域S
1 と、背面Q側に全奥行きを開放する第2の収納領域S
2 とを幅方向に一体形成し、各収納領域S1 、S2 の開
口部1a、2aに扉7、8を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公共施設の更衣室等に
適用して有用となるロッカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロッカ−は、我々が日常生活の中で利用
する機会の最も多い収納家具の一つとなっている。従来
のロッカ−は、1つの収納領域のみを有したいわゆる単
体ものから、複数の収納領域を一体形成したいわゆるユ
ニットものまで豊富な種類が規格されている。このう
ち、スポーツ施設などに設備されるものとしては、単体
ものは配列作業に手間どり配列後の設置状態も不安定に
なりがちであることから、ユニットものが採用されるこ
とが圧倒的に多い。しかして、従来のユニットものは、
図4に例示されるように、全ての収納領域A1 、A2
…が正面B側に開口部C1 、C2 、…を有しており、従
って扉D1 、D2 が正面B側に設けられているため、背
面E側を壁等に密着させるか、背面E同士を付き合わせ
るかして使用するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるスポ
ーツ施設等に団体客が出入りすると、更衣室の限られた
場所に一時的に大勢の者が密集することがある。このよ
うな場合に、ロッカーの収納領域を隣り合わせで使用す
ると、例えば図4に示した例では一方の収納領域A1
の扉D1 の回動空間と、他方の収納領域A2 側の更衣時
の動作空間とが干渉し、その結果、扉D1 を90°以上
開けて使用することが許されないという事態を生じる。
このような事態は他の扉D2 …においても同様である。
かかる不具合は、収納領域を例えばA1 、A3 …という
具合に1つ飛びに使用する余裕があれば解消されるが、
そうでない限り利用者は左右の扉に挟まれた幅の狭い空
間F1 、F2 、…で更衣することを余儀なくされる。
【0004】本発明は、このような課題を解決すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係るロッカーは、全体
が一体をなす箱形のものであって、正面側に全奥行を開
放する第1の収納領域と、背面側に全奥行きを開放する
第2の収納領域とを幅方向に交互に隣接して形成し、各
収納領域の開口部に可動開閉部材を配設したことを特徴
とする。なお、ここで言う正面、背面とは、使用者が背
面に回ればそこが正面になるという程度の意味しかな
く、両者間の格別の差異に基づいたものではない。
【0007】可動部材には、引戸を始めとして、片開き
の扉、両開きの扉などを使用することができる。
【0008】
【作用】このような構成のものであれば、第1の収納領
域を開閉するための可動開閉部材は正面側に存在し、第
2の収納領域を開閉するための可動開閉部材は背面側に
存在することになり、各可動開閉部材は、見掛け上、デ
ッドスペースを挟んで間欠的に配置されたと同じ状況に
なる。このため、全ての収納領域の可動開閉部材が全面
開成されたとしても、各可動開閉部材はそのデッドスペ
ース部分に納まるだけで他の動作領域を浸蝕することが
なく、したがって、動作領域としては、各収納領域につ
きそのデッドスペース部分を含めた従来比2倍の幅が当
てがわれることになる。
【0009】しかも、従来のロッカーは、両面使用を可
能にするために背合わせに付き合わせると奥行きが単体
ものの2倍になったが、このものは元々両面使用可能で
あるので、奥行きは単体ものと変わらない薄手なものに
なる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。
【0011】このロッカーは、片半部に開口部1aを有
した正面パネル1と、同じく片半部に開口部2aを有し
た背面パネル2と、左右のエンドパエル3と、上下の水
平パネル4とにより箱形に作られている。また、その内
部は、中央に配置された中間パネル5によって、正面P
側に全奥行を開放する第1の収納領域S1 と、背面Q側
に全奥行を開放する第2の収納領域S2 とに区画されて
いる。そして、前記第1の収納領域S1 の開口部1a
に、可動開閉部材たる片開きの扉7を一側縁7aを正面
パネル1に蝶着して配設し、前記第2の収納領域S2
開口部2aに、可動開閉部材たる片開きの扉8を一側縁
8aを背面パネル2に蝶着して配設している。これらの
扉7、8はその蝶着点を支点にして180°回動可能と
されている。
【0012】このような構成のものであれば、扉7、8
を同時に180°開成させて、正面パネル1及び背面パ
ネル2に重合させることによって、第1の収納領域S1
を正面P側に全面開放し、第2の収納領域S2 を背面Q
側に全面開放することができる。その際、パネル1、2
は単に収納空間S2 、S1 を囲繞する役割りを果たすだ
けで、扉7、8が重合配置されても何ら不都合を生じる
ものではない。そして、その状態においては、正面P側
の使用者に図2中網掛域X1 に亘る動作空間が許容さ
れ、背面Q側の使用者に同図中網掛域X2 に亘る動作空
間が許容されることになる。このため、このロッカーを
利用すると、他の利用者に邪魔されることなく比較的自
由に体を動かして更衣を行うことが可能になる。しか
も、従来のロッカーは、両面使用を可能にするためには
背合わせに付き合わせる必要があり、奥行きが単体もの
の2倍になったが、このものは元々が両面使用可能であ
るので、奥行きは単体ものと変わらない薄手なもので済
み、この種のロッカーを厚み方向に間欠的に配列して間
に通路を作る場合等のレイアウト設計に好都合なものと
なる。
【0013】なお、可動開閉部材としては、図3に示す
ように左右にスライド可能な引戸9、10を利用するこ
ともできる。この引戸9、10を使用すると、上記実施
例と同様の効果が得られる上に、開閉中にも全く動作空
間が侵されることがなく、一層合目的的な効果を高め得
る。その他に片開きの扉等も使用可能である。また、上
記実施例は内部に2つの収納領域のみを形成している
が、3つ以上の収納領域を形成してもよいのは勿論であ
る。その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形が可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明のロッカーは、幅方向に沿って第
1、第2の収納領域を交互に形成し、第1の収納領域は
正面側に、第2の収納領域は背面側にそれぞれ開放させ
るようにしたので、全ての収納領域が使用中であって
も、一の収納領域の可動開閉部材が他の収納領域の動作
空間と干渉するということがなくなり、動作空間として
は、各収納領域につき従来比2倍の幅が当てがわれるこ
とになる。このため、使用時の使い勝手を従来に比べて
格段に向上させることが可能になる。しかも、従来のロ
ッカーと異なり、このものは元々両面使用を前提として
いるので、そのような態様をとるために背合わせにし奥
行が2倍になるといった不具合を伴うことがなく、レイ
アウト設計上有利となる。これらの結果、このロッカー
は公共施設の更衣室等に適用して極めて有用なものとな
り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式的な斜視図。
【図2】同実施例の模式的な平面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す図1に対応した図。
【図4】従来例を示す図2に対応した図。
【符号の説明】
P…正面 Q…背面 S1 …第1の収納領域 S2 …第2の収納領域 1a、2a…開口部 7、8…可動開閉部材(扉)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体が一体をなす箱形のロッカーであっ
    て、正面側に全奥行を開放する第1の収納領域と、背面
    側に全奥行きを開放する第2の収納領域とを幅方向に交
    互に隣接して形成し、各収納領域の開口部に可動開閉部
    材を配設したことを特徴とするロッカー。
  2. 【請求項2】可動開閉部材が、引戸であることを特徴と
    する請求項1記載のロッカー。
  3. 【請求項3】可動開閉部材が、片開きの扉であることを
    特徴とする請求項1記載のロッカー。
  4. 【請求項4】可動開閉部材が、両開きの扉であることを
    特徴とする請求項1記載のロッカー。
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