JPH0523199U - グローブボツクスの給気取入装置 - Google Patents
グローブボツクスの給気取入装置Info
- Publication number
- JPH0523199U JPH0523199U JP6957491U JP6957491U JPH0523199U JP H0523199 U JPH0523199 U JP H0523199U JP 6957491 U JP6957491 U JP 6957491U JP 6957491 U JP6957491 U JP 6957491U JP H0523199 U JPH0523199 U JP H0523199U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove box
- air supply
- steel pipe
- intake device
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 グローブボックス内の換気用の給気配管をな
くしてグローブボックス内のスペースを有効に利用でき
るグローブボックスの給気取入装置を提供する。 【構成】 グローブボックス2の柱材である鋼管10の
上端、または下端に連通した給気取入口1を設け、その
鋼管10をグローブボックス2内の換気用給気管に兼用
したグローブボックス給気取入装置。
くしてグローブボックス内のスペースを有効に利用でき
るグローブボックスの給気取入装置を提供する。 【構成】 グローブボックス2の柱材である鋼管10の
上端、または下端に連通した給気取入口1を設け、その
鋼管10をグローブボックス2内の換気用給気管に兼用
したグローブボックス給気取入装置。
Description
【0001】
本考案は、放射性物質を取扱う設備を閉じ込め、その外部からグローブにより 人間が操作を行なうグローブボックスの給気取入装置に関するものである。
【0002】
原子力施設のうち、核燃料施設においてプルトニウム等の放射性物質を取扱う 場合、グローブボックス内にその取扱設備を閉じ込め、そのグローブボックスの 外からグローブにより人間が操作を行なうが、この場合、そのグローブボックス から放射性物質の微粒子が洩れ出ることを防止するため、グローブボックス内雰 囲気を強制的に換気している。
【0003】 そこで、グローブボックスまわりにスペースがないものにおいては、図3に示 すごとく、弁4を有する給気取入口1をグローブボックス2の天井部に設け、内 部配管3をグローブボックス2内の中間部に配置して下部まで導びいて、このグ ローブボックス2の給気取入装置としている。 一方、グローブボックス周辺部にスペース的な余裕のある場合は、図4に示す ごとくグローブボックス2の下方側部に弁4を有する給気取入口1を設け給気取 入装置としている。
【0004】
しかしながら、図3の如くグローブボックス2の中間部に内部配管3を設けた 場合にはそのグローブボックス2の内部の空間をかなり占めることとなり、また 図4の如くグローブボックス2の側方に給気取入口1を設けた場合にはグローブ ボックス外側に突起物が出来るため、グローブボックス廻りが狭くなると言う問 題があり、このような問題から、グローブボックス2内でプルトニウムを取り扱 う設備や、機器等を設置するスペースが限定されてくる。
【0005】 従って、限られたスペース内で機能的な配置及び配管を行なうためには、給気 を上部から下部へ、または右側から左側へと移送するための余分な内部配管をな くする必要があり、従来のグローブボックスではこれら内部配管がグローブボッ クス内の専有スペースをかなり取るという問題があり、このような内部配管をな くして、プルトニウムの取扱設備などのスペースを広げることが強く要望される ことになる。
【0006】 本考案は、前記従来の問題点を解決するためになされたものであり、グローブ ボックス内の換気用の内部給気配管をなくしてグローブボックス内のスペースを 有効に使うことのできるグローブボックスの給気取入装置を提供することを目的 とするものである。
【0007】
上記の目的を達成するための本考案のグローブボックスの給気取入装置は、鋼 管を柱材としたグローブボックスの前記鋼管の上端または下端に連通した給気取 入口を設けると共に、その鋼管をグローブボックス内の換気用給気管とすること により構成したものである。
【0008】
グローブボックスの構造強度部材である鋼管、好ましくは角形鋼管の管内空間 を換気用空気通路にして、給気管としての機能をもたせている。
【0009】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明するが、図1は本考案のグローブ ボックスの給気取入装置の実施例1の説明用概略斜視図で、図2はその実施例2 の説明用概略斜視図である。 まず、図1の実施例に示すグローブボックス2では、その構成部材である柱材 が角形鋼管10になっているので、その角形鋼管10の上端に、弁4を有する給 気取入口1を連通して設けている。
【0010】 次に、この角形鋼管10のこのグローブボックス2の缶体内に面する側部に開 口穴11及び吹き出し口12を設けることにより、角形鋼管10をグローブボッ クス2内の換気用給気管としている。 また、図2の実施例2は、上記図1の実施例1とほぼ同様の構成及び機能を有 するグローブボックス2の給気取入装置であり、図1及び図2においてそれぞれ 同じ部品は同じ部品番号で示している。そこで図2では、弁4を有する給気取入 口1を角形鋼管10の下端に連通して設け、その中間高さに設けた盲板13より も下部位置のグローブボックス2内に開口した開口穴11及び吹き出し口12を 設けている。
【0011】 すなわち、角形鋼管10に連通して設ける給気取入口1は、その換気の方向に より、図1のように角形鋼管10の上端、または図2のように下端のいずれかに 選択して設けることができる。
【0012】
本考案のグローブボックスの給気取入装置は、鋼管を柱材としたグローブボッ クス本体の鋼管の上端または下端に連通した給気取入口を設けると共に、その鋼 管をグローブボックス内の換気用給気管として構成している。 従って、鋼管、特に角形鋼管はその本来の役目である構造強度部材の機能を生 かしながら給気管としての役割をもたせているので、柱材ないしは強度部材がグ ローブボックス内換気用の給気管を兼用しており、これのための専用スペースが 不要となるという効果がある。
【0013】 また、グローブボックス内の給気配管がなくなるので、スペースが広く、かつ 有効に利用できると共に、全体としてのコストダウンをはかりうるという利点が ある。
【図1】本考案のグローブボックスの給気取入装置の説
明用概略斜視図である。
明用概略斜視図である。
【図2】本考案のグローブボックスの給気取入装置の説
明用概略斜視図である。
明用概略斜視図である。
【図3】従来例のグローブボックスの給気取入装置の説
明用概略斜視図である。
明用概略斜視図である。
【図4】他の従来例のグローブボックスの給気取入装置
の説明用概略斜視図である。
の説明用概略斜視図である。
1 給気取入口 2 グローブボックス 10角形
鋼管 11 開口穴 12 吹き出し口。
鋼管 11 開口穴 12 吹き出し口。
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼管を柱材としたグローブボックスの前
記鋼管の上端または下端に連通した給気取入口を設ける
と共に、その鋼管をグローブボックス内の換気用給気管
としたグローブボックスの給気取入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6957491U JP2534647Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | グローブボックスの給気取入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6957491U JP2534647Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | グローブボックスの給気取入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523199U true JPH0523199U (ja) | 1993-03-26 |
JP2534647Y2 JP2534647Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=13406700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6957491U Expired - Lifetime JP2534647Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | グローブボックスの給気取入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534647Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013067846A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 基板処理装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP6957491U patent/JP2534647Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013067846A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 基板処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2534647Y2 (ja) | 1997-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961029 |