JPH0663533U - 複数の供給口を備えた粉体の定量供給装置 - Google Patents

複数の供給口を備えた粉体の定量供給装置

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JPH0663533U
JPH0663533U JP416693U JP416693U JPH0663533U JP H0663533 U JPH0663533 U JP H0663533U JP 416693 U JP416693 U JP 416693U JP 416693 U JP416693 U JP 416693U JP H0663533 U JPH0663533 U JP H0663533U
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JP
Japan
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powder
tank
canvas
supply
supply ports
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Pending
Application number
JP416693U
Other languages
English (en)
Inventor
昌彦 角田
啓介 小嶋
Original Assignee
飯島工業株式会社
千代田エンジニアリング株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単、安価な構造で一定量の粉体を容易に切
り出す。 【構成】 タンク底部の筒状のケース2の底部に多孔質
板体(キャンバス3)を介し空室4を画成してブロワ6
からの空気供給管7を開口し、ケース2のキャンバス3
に近接してロータバルブ6を備えた複数の供給口5を設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の供給口を設けた粉体の定量供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、ごみ焼却場の排気ガスには粉塵が含まれているので、集塵機で 浄化している。しかし、その排気ガスには、粉塵の他に有害なガス体として塩素 化合物が含まれている。そこで、これに対処するために、集塵機の入口から石灰 等の粉体中和剤を吹き込んで塩素化合物を中和し、その粉体中和剤を粉塵ととも に集塵機で捕集している。
【0003】 その一例を図4について説明すると、石灰等のタンク10の下部に複数の定量 供給装置11を設け、石灰等を供給管12とブロワ13とにより空気輸送して集 塵機14の焼却炉15からの排気ガス管16に吹き込んでいる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記タンクの容量は、例えば10〜30m3 と大きく、他方、供給量は、例え ば30〜300kg/Hと少量であり、しかも供給量を排気ガス中の有害ガス量 に応じて変化させる必要がある。
【0005】 このような少量の切り出しには、タンク20内の粉体量の変動による粉圧の変 化や、粉体のかさ比重の変動が大きく影響し、また、大径のタンク10から小径 の定量供給装置21に絞るので、棚釣り(ブリッジ)を起こし易く、一定量を切 り出すのは非常に困難であった。
【0006】 更に、図示のように、複数の集塵機14に対し、タンク10に複数の定量供給 機11を設けて別々に制御するのは、構造が複雑で高価になる。
【0007】 本考案は、一定量の粉体を容易に切り出すことができる構造簡単で安価な複数 の供給口を備えた粉体の定量供給装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、タンクの底部に筒状のケースを形成し、該ケースの底部に多 孔質板体を介して空室を画成し、該空室にブロワからの空気供給管を開口し、前 記ケースの前記多孔質板体に近接してロータリバルブを備えた複数の供給口を設 けてある。
【0009】 上記多孔質板体には、例えばキャンバスを用いるのが好ましい。
【0010】 また、ロータリバルブは、集塵機に必要な粉体量に応じ、それぞれ単独に回転 制御できるように構成するのが好ましい。
【0011】
【作用】
上記のように構成された複数の供給口を備えた粉体の定量供給装置において、 多孔質板体のすぐ上にある粉体は、空気と均一に混合されて一定のかさ比重とな り、また、タンク内のブリッジが防止される。その空気と混合された粉体は、流 動性が生じ、多孔質板体上を自然に粉体供給口の方にスムーズに流れ、ロータリ バルブから排出供給される。
【0012】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0013】 図1及び図2において、タンク1の底部には、筒状のケース2が形成され、そ のケース2の底部には、多孔質板体すなわちキャンバス3を介して空室4が画成 されている。
【0014】 上記ケース2には、キャンバス3に近接して複数(図示の例では3個)の下方 を向いた供給口5が円周等配に設けられている。この供給口5には、ロータリバ ルブ6が設けられ、それらのロータリバルブ6は、それぞれ図示しない制御装置 に接続されている。
【0015】 他方、空室4の底部中央には、空気供給管7が開口され、その空気供給管7は 、ブロワ8に接続されている。
【0016】 次に作用について説明する。
【0017】 運搬に際し、タンク1に石灰等の粉体9を投入し、ブロワ8を作動して空気を 供給し、ロータリバルブ6を作動する。これにより空気は空室4からキャンバス 3の全面を通過し、矢印で示すように上方に流出する。すると、キャンバス3の すぐ上にある粉体9は、空気と均一に混合されて一定のかさ比重になり、また、 タンク1内のブリッジが防止される。
【0018】 また、したがって、空気と混合された粉体9には、流動性が生じ、キャンバス 3の表面が平面であっても、自然に供給口5の方にスムーズに流れる。そして、 かさ比重が一定になった粉体がスムーズに流れることにより、それぞれロータリ バルブ6の回転数に正確に比例して定量が排出供給される。
【0019】 また、キャンバス3は柔軟性があるので図3に示すように、通過する空気の圧 力により中央が膨み、凸レンズ状に周縁に向けて勾配が形成される。したがって 、粉体9がキャンバスの辺縁に流れる作用が助長される。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、キャンバス、ブロワ等を 用いた簡単で安価な構造で一定量の粉体を容易に切り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図2のY−Y線矢視断
面図。
【図2】図1のX−X線矢視断面図。
【図3】空気によるキャンバスのふくらみを示す側面断
面図。
【図4】従来装置を示す全体構成図。
【符号の説明】 1、10・・・タンク 2・・・ケース 3・・・キャンバス 4・・・空室 5・・・供給口 6・・・ロータリバルブ 7・・・空気供給管 8、13・・・ブロワ 9・・・粉体 11・・・定量供給装置 12・・・配管 14・・・集塵機 15・・・焼却炉 16・・・排気ガス管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの底部に筒状のケースを形成し、
    該ケースの底部に多孔質板体を介して空室を画成し、該
    空室にブロワからの空気供給管を開口し、前記ケースの
    前記多孔質板体に近接してロータリバルブを備えた複数
    の供給口を設けたことを特徴とする複数の供給口を備え
    た粉体の定量供給装置。
JP416693U 1993-02-12 1993-02-12 複数の供給口を備えた粉体の定量供給装置 Pending JPH0663533U (ja)

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JP416693U JPH0663533U (ja) 1993-02-12 1993-02-12 複数の供給口を備えた粉体の定量供給装置

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JPH0663533U true JPH0663533U (ja) 1994-09-09

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ID=11577163

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009161351A (ja) * 2007-12-11 2009-07-23 Sumitomo Chemical Co Ltd 粉体移送装置、及び、ポリオレフィンの製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5974822A (ja) * 1982-10-15 1984-04-27 Sumitomo Metal Ind Ltd 粉粒体の送給方法
JPH0428627A (ja) * 1990-05-21 1992-01-31 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 粉粒体用自在デバイダ

Patent Citations (2)

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