JPH0523195Y2 - - Google Patents

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JPH0523195Y2
JPH0523195Y2 JP15053788U JP15053788U JPH0523195Y2 JP H0523195 Y2 JPH0523195 Y2 JP H0523195Y2 JP 15053788 U JP15053788 U JP 15053788U JP 15053788 U JP15053788 U JP 15053788U JP H0523195 Y2 JPH0523195 Y2 JP H0523195Y2
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water supply
panel
supply switching
partition wall
washing machine
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、二槽式洗濯機で洗濯槽と脱水槽とに
給水を切換える給水切換装置に関する。
〔従来の技術〕
二槽式洗濯機では、第3図に示すようにパネル
ベース2とその上方からかぶさるような操作パネ
ル3からなるボツクス状の操作部4を外箱1上に
設け、操作パネル3上にタイマーやスイツチ等の
摘みを顕出させている。
そして、外箱1に並設する洗濯槽と脱水槽とに
水道栓からの給水ホース5の注水を切換える給水
切換装置もこの操作部4内に収納する。
第4図〜第7図は前記給水切換装置の詳細を示
すもので、操作パネル3の裏側に外筒と内筒との
短尺二重円筒を突設し、このうちの外筒に、中央
に蛇腹状の可撓部7bを設け先端に略直角のベン
ド管による吐出口7aを形成した給水切換管7の
根本部を嵌着する。
なお、前記二重円筒のうち、内筒は外筒よりも
短尺で、その先端にホース継手8の先端の係止段
部が係合し、このホース継手8の外周に突設する
鍔板8bを操作パネル3の内外筒の上端開口周縁
に当接することにより、内筒を係止輪体としてホ
ース継手8は操作パネル1に360°回転自在に装着
される。そして、このホース継手8は給水用ホー
ス5で図示していない水道蛇口と連結する。
操作パネル3には矩形の窓孔9を形成し、さら
に該パネル3の裏面で窓孔9の両サイドに断面L
字形の保持レール10,10を対向して突設し、
該レール10,10の溝でスライド機構をなすス
ライド片11aを横移動可能に保持する。
このスライド片11aは前記給水切換管7のス
ライド機構を構成するもので、このスライド片1
1aの上面に窓孔9より突出する摘み11bを立
上げ、また下面にアーム片11cを形成してその
先端の切欠き11dで給水切換管7の吐出口7a
付近を挟み込む。
パネルベース2には、給水切換管7の吐出口7
aと対応する横長窓孔12を形成し、この窓孔1
2の中央に仕切壁13aが位置するように樋状の
給水ケース13をパネルベース2の下面に取付け
た。
ところで、操作部4内には前記のごとき給水切
換装置の他にタイマーやスイツチその他の電装品
14が設けられるが、このような電装品14に水
がかからないようにパネルベース2から仕切壁1
5を一体的に突設し、これで横長窓孔12の周り
を囲む。
次に使用法及び動作について説明すると、洗濯
機使用者が洗濯槽で洗いを行う場合は、スライド
機構の摘み11bを左にスライドするとスライド
片11aが保持レール10,10に保持されなが
ら横移動し、アーム片11cを介して給水切換管
7の先端吐出口7aが横長窓孔12に沿つてスラ
イドする。
その結果、給水ケース13の脱水槽側水路上に
あつた給水切換管7の吐出口7aは仕切壁13a
の上方を越えて洗濯槽側水路側に移動し、給水ホ
ース5からホース継手8を通つて来る水は洗濯槽
側に供給される。
また、脱水槽で注水すすぎを行う場合には、ス
ライド機構の摘み11bを右にスライドすること
により、給水切換管7の吐出口7aが給水ケース
13の脱水槽側水路上方に向けて右に移動され、
水は脱水槽側に供給される。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記仕切壁15は横長窓孔12に極力近づけて
立設され、またスライド片11aは第6図、第7
図に示すようにこの仕切壁15によりその動きを
阻害されないように仕切壁15の上方を越えるよ
うにして端部がスライドするものである。
従つて、仕切壁15はスライド片11aの入り
込み分だけ操作パネル3とに空間αを確保するよ
うに高さが決定される。
このような仕切壁15では、スライド片11a
の端が上端から離れる場合は第6図に示すように
前記空間αが完全に存し、給水ケース13の仕切
壁13a等ではねた水が仕切壁15を越えてこの
空間αから電装品14側へ入り込んでしまうこと
がある。
また、第7図に示すように摘み11bが引かれ
てスライド片11aが仕切壁15の上端から深く
電装品14側へ入り込む場合は、前記空間αはこ
のスライド片11aが介在する分だけ小さくなる
が、ホース継手8と給水ケース5との接合部など
から漏れ出した水が窓孔9から入り、スライド片
11aの面上を伝わつてその端から落下し、これ
が電装品14へかかつてしまうおそれがあつた。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
電装品への水の接触を完全に防止できる安全性の
高い洗濯機の給水切換装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、洗濯機外箱
上部の操作パネルとパネルベースとで形成する箱
体状操作部内に、根本部を固定した可撓な給水切
換管を配設し、この給水切換管は操作パネルにス
ライド片部分を保持させたスライド機構でその先
端の突出口をパネルベース下面の給水ケースに対
し横移動可能とした洗濯機の給水切換装置におい
て、パネルベースから立上げた仕切壁と平行に操
作パネルから下向きのガード壁を操作部内の電装
品側に突設し、このガード壁のパネルへの取付部
は仕切壁を越えて電装品側へ入るスライド片端の
収納用凹部として曲成させ、かつこの凹部を電装
品と近接して位置させたことを要旨とするもので
ある。
〔作用〕
本考案によれば、給水ケースからのはね返り水
で、パネルベースから立上がる仕切壁を越える水
はガード壁にぶつかり、このガード壁に沿つて下
へと導かれるので、操作パネルの裏側に取付けた
電装品に付着することはない。
また、スライド片が仕切壁の上端を越えて電装
品側へ入り込む場合でも、このスライド片の端は
ガード壁の収納用凹部に入り、このガード壁から
電装品側へ突出することはない。従つて、スライ
ド片上面から流れ込む水も、ガード壁の収納用凹
部内に入り、ここからガード壁をつたわつて下方
に落下するので電装品に付着することはない。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図、第2図は本考案の洗濯機の給水切換装
置の1実施例を示す縦断正面図で、前記従来例を
示す第4図〜第7図と同一構成要素には同一参照
符号を付したものである。
給水切換装置自体の構成は前記従来例と同じな
ので詳細説明は省略するが、パネルベース2に設
けた横長窓孔12に近接させて該パネルベース2
上に仕切壁15を立設して電装品14の設置部と
区画することも前記従来例と同じである。
そして、この仕切壁15はその上端は操作パネ
ル3との間に間隔を存し、この間にスライド片1
1aの端が入り込むようにしているのも前記従来
例と同じである。
本考案はこの仕切壁15に近接させて、操作パ
ネル3の裏側に下向きのガード壁16を一体に突
設した。該ガード壁16は操作部4内で電装品1
4側において仕切壁15と平行し、その根本部す
なわち操作パネル3への取付部は電装品14側へ
膨出するように曲成し、給水切換装置側に開口す
る収納用凹部16aとする。そして、図示のよう
に、この凹部を電装品14に近接して位置させ
た。
次に、使用法について説明する。
第1図はスライド片11aがまだ仕切壁15の
上方を越えない状態であり、仕切壁15の上端と
操作パネル3の裏面とには大きな空間があいてい
る。
給水切換管7の吐出口7aから給水ケース13
に吐出された水は、仕切壁13aにぶつかり、は
ね上がつて仕切壁15を越える。しかし、この水
はガード壁16にぶつかり、この壁16に沿つて
下方に流れ、パネルベース2の面に導かれる。従
つて、操作パネル3に取付けられた電装品14に
この水が触れることはない。
また、洗濯機の外部から操作パネル3の窓孔9
を介して入り込む水はスライド片11aの面を流
れ、その端から下方に落下するが、この状態では
仕切壁15を越えることはない。
一方、第2図に示すようにスライド片11aが
移動して仕切壁15を越える場合は、その端はガ
ード壁16の収納用凹部16aに入り込む。
従つて、操作パネル3の窓孔9を介して入り込
む水はこのスライド片11aの面上を流れ、その
端から落下しても収納用凹部16aを出てガード
壁16に沿つて下方に落下する。また、給水ケー
ス13からはね上がり、仕切壁15を越える水も
同様にガード壁16にぶつかり、これに沿つて落
下する。よつて、いずれの場合も電装品14に水
が触れることはない。
なお、給水切換装置の給水切換管7のスライド
機構は、スライド片11aがあるものであれば図
示の例に限らず、他の構成のものであつても本考
案は応用できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の洗濯機の給水切換装
置は、洗濯機外箱上部の操作パネルとパネルベー
スとで形成する箱体状操作部内に、根本部を固定
した可撓な給水切換管を配設し、この給水切換管
は操作パネルにスライド片部分を保持させたスラ
イド機構でその先端の突出口をパネルベース下面
の給水ケースに対し横移動可能とした洗濯機の給
水切換装置において、スライド片がどの位置にあ
ろうと操作部内の電装品に水がかからないように
することができるものであり、これにより絶縁不
良や電装品としての基板のコーテイングの腐食や
カビを防ぐことができ、安全性を高められるもの
である。また、凹部に入つた水は勢いが弱められ
スムーズに落下されることになり、更に凹部を電
装品と近接して設けているので、電装品を凹部に
入つた水によつて冷却できるという効果も期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の洗濯機の給水切換装置の1実
施例を示す縦断正面図、第2図は同上給水を切換
えた状態の縦断正面図、第3図は洗濯機の斜視
図、第4図は従来例を示す分解斜視図、第5図は
同上縦断側面図、第6図は同上縦断正面図、第7
図は第6図から給水を切換えた状態の縦断正面図
である。 1……外箱、2……パネルベース、3……操作
パネル、4……操作部、5……給水ホース、7…
…給水切換管、7a……吐出口、7b……可撓
部、8……ホース継手、8b……鍔板、9……窓
孔、10……保持レール、11a……スライド
片、11b……摘み、11c……アーム片、11
d……切欠き、12……横長窓孔、13……給水
ケース、13a……仕切壁、14……電装品、1
5……仕切壁、16……ガード壁、16a……収
納用凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯機外箱上部の操作パネルとパネルベースと
    で形成する箱体状操作部内に、根本部を固定した
    可撓な給水切換管を配設し、この給水切換管は操
    作パネルにスライド片部分を保持させたスライド
    機構でその先端の突出口をパネルベース下面の給
    水ケースに対し横移動可能とした洗濯機の給水切
    換装置において、パネルベースから立上げた仕切
    壁と平行に操作パネルから下向きのガード壁を操
    作部内の電装品側に突設し、このガード壁のパネ
    ルへの取付部は仕切壁を越えて電装品側へ入るス
    ライド片端の収納用凹部として曲成させ、かつこ
    の凹部を電装品と近接して位置させたことを特徴
    とした洗濯機の給水切換装置。
JP15053788U 1988-11-18 1988-11-18 Expired - Lifetime JPH0523195Y2 (ja)

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JPH0271487U JPH0271487U (ja) 1990-05-31
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