JPH0523184Y2 - - Google Patents

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JPH0523184Y2
JPH0523184Y2 JP1986046511U JP4651186U JPH0523184Y2 JP H0523184 Y2 JPH0523184 Y2 JP H0523184Y2 JP 1986046511 U JP1986046511 U JP 1986046511U JP 4651186 U JP4651186 U JP 4651186U JP H0523184 Y2 JPH0523184 Y2 JP H0523184Y2
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dust
suction port
dust suction
filter
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はろ紙等から成る集塵袋および吸塵口を
有する厚紙等で形成された口芯とで構成された電
気掃除機の集塵フイルターに関するものである。
従来の技術 従来、この種の集塵フイルターは、特公昭60−
54048号公報に記載されているように、塵埃を集
塵フイルターに集塵したのち、口芯の吸塵口をふ
さぐ蓋部を形成したものであつた。
以下にこの集塵フイルターを図面に従つて説明
する。
第4図〜第7図において、1は電動送風機2を
内蔵する本体で前方に口芯3と集塵袋4とによつ
て構成される集塵フイルター5を収納する集塵部
6を一体に形成するとともに、吸気口7を一体に
形成する前蓋8を開閉自在に設け、後部には排気
口9を形成している。10は前輪で11は後輪で
ある。
13は折り曲げ部(ミシン目)14より折り曲
げ、吸塵口15をふさぐ蓋部で、端部に一体に切
り込み部16と腰折れ部(ミシン目)17とによ
つて形成される係合片18を形成している。この
係合片18は折り曲げ部14に直交する吸塵口1
5の中心線上に位置し、蓋部13は吸塵口15に
向つて折り曲げ部14より折り曲げた時、吸塵口
15の端面に圧入して吸塵口15を蓋体13によ
つてふさぐためのものであり、圧入するために切
り込み部16と腰折れ部17を形成している。
考案が解決しようとする問題点 上記構成により、係合片18を吸塵口15に圧
入した状態では塵埃12が集塵フイルター4の外
部に出ない事を目的としているが、折り込み部1
6によつてすきまaが発生しこのすきまaより塵
埃12が外部に飛散していた。しかも、係合片1
8が折り曲げ部14に直交する吸塵口15の中心
線上に位置しているため、蓋体13を係合させる
には係合片18を真上から圧入する必要があり、
そのために腰折れ部17を形成することが多い
が、これは一端圧入すると逆に外れ易くなるもの
であつた。また、腰折れ部を設けなくとも係合片
を強く押し込めば係合するが、結局口芯3を形成
する厚紙自体が腰折れ状態となり外れ易い。よつ
て蓋体13の係合を強めるには係合部18を大き
くし、口芯3と重なり合う部分を大きくする以外
になく、係合させ難い上、集塵フイルターの大型
化につながるものであつた。
そこで本考案は上記問題点を解決し、小さな係
合片で確実に蓋体を係止でき、持ち運ぶ際にごみ
のこぼれがない電気掃除機の集塵フイルターを提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本考案の電気掃
除機の集塵フイルターは、ろ紙等のろ材から成る
集塵袋と、略円形状の吸塵口とこの吸塵口より外
方に設けられ折り曲げ線を起点として折り曲げ自
在な蓋部とを有する平板状の口芯とからなり、前
記蓋部は、折り曲げ線を起点として折り曲げた閉
蓋状態で前記吸塵口に外接する2つの辺と、この
2辺の交わり部分に位置し、前記吸塵口の裏側口
縁に係合する曲部とを有し、かつ前記曲部は前記
蓋部の折り曲げ線に直交する吸塵口の中心線上よ
り外した位置に設けたものである。
作 用 上記構成により本願における電気掃除機の集塵
フイルターは、口芯の折り曲げ部を起点に蓋部を
折り曲げて吸塵口を塞ぐ際、係合部となる曲部が
折り込み線に直交する吸塵口の中心線上より外れ
た位置にあるため、蓋部を少しひねることにより
容易に係合可能で腰折れも生じないものである。
しかも、内部につまつた塵埃が外に出ようとして
も蓋部をひねる力は生じないため少しの重なり代
で十分係合状態を維持できるものである。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
集塵フイルター21′は、ろ紙等のろ材から成
る集塵袋20の前部袋口に厚紙等から成る口芯2
1接着して構成されている。上記口芯21は略円
形状の吸塵口24と、この吸塵口24より外方に
設けられ、折り曲げ線(ミシン目)23を起点と
して同吸塵口24側へ折り曲げ自在な蓋部22と
を有する。また前記蓋部22は、折り曲げ線23
を起点として折り曲げた閉蓋状態で前記吸塵口2
4に外接する2つの辺と、この2辺の交わり部分
に位置し、前記吸塵口24の裏側口縁に係合する
曲部25とを有し、かつ前記曲部25は、折り曲
げ線23に直交する吸塵口24の中心線b上より
外した位置に設けられている。
さらに上記蓋部22は、曲部25のある側と反
対側へのびる延設部26を形成して、全体として
L字形状としてある。この延設部26は蓋部22
を折り曲げる際のつまみ、および、折り曲げた後
の集塵フイルター21′を持ち運ぶ際の蓋部25
の押え部となる。
以上の構成により、吸塵口24を蓋部22で覆
う際、延設部26を引つ張るようにして蓋部22
をひねることにより曲部25を口芯21の下に係
合させることができる。よつて切り込みや腰折れ
部は不要である。この際、蓋部22を折り曲げて
係合させる必要がないため腰折れ部分が発生する
ことなく剛性を維持できるものである。よつて、
塵埃のつまつた集塵袋20を持ち運ぶ際、塵埃が
内部から蓋部22を押圧することとなつても剛性
が損なわれていないため容易に係合がはずれるこ
とはない。しかも、内部の塵埃の押圧により蓋部
22が延設部26方向へひねられる力は発生しな
いため、蓋部22のうち口芯21の下へ入り込む
係合代はわずかでもよいものである。
しかも、前述の通り吸塵口24は曲部25をは
さむ2辺にほぼ内接している、つまり吸塵口24
の中心から折り曲げ線23までの寸法Lと挿入部
25のRの中心から折り曲げ線23までの寸法l
とがL≦lと設定されているため、厚紙等から成
る口芯の厚み分によつて圧接され蓋部22が吸塵
口24をふさぐことが可能となる。また、延設部
26を押えると、蓋部22は、吸塵口24の曲部
25が入り込んでいる点を支点として口芯21に
押しつけられ、蓋部22によつて吸塵口24を完
全に塞ぐことができるものである。
また、第3図に示すように、電気掃除機本体2
7に集塵フイルター21′を取り付けた時、厚紙
等から成る口芯21の吸塵口24から遠い側すな
わち蓋部22の下部コーナー(挿入部25)は従
来品に比べ大きなRを形成しているため本体27
の下方まで集塵フイルター21′を寄せることが
でき結果として本体27の小型化が可能となる。
また、本体27下方の形成も従来に比べ設定でき
る範囲が広くなるデザイン性も良くなる。
なお、第3図に示すように、口芯の吸塵口側に
凸部28を形設することにより係合がより強化さ
れる。
考案の効果 以上述べた通り、本考案における電気掃除機の
集塵フイルターは、ろ紙等のろ材から成る集塵袋
と、略円形状の吸塵口とこの吸塵口より外方に設
けられ折り曲げ線を起点として折り曲げ自在な蓋
部とを有する平板状の口芯とからなり、前記蓋部
は、折り曲げ線を起点として折り曲げた閉蓋状態
で前記吸塵口に外接する2つの辺と、この2辺の
交わり部分に位置し、前記吸塵口の裏側口縁に係
合する曲部とを有し、かつ前記曲部は前記蓋部の
折り曲げ線に直交する吸塵口の中心線上より外し
た位置に設けたものであるため、蓋部を口芯に係
合する際に剛性が損なわれることがなく極めて強
い係合状態が維持できるとともに、集塵袋内部の
塵埃の押圧によつては蓋部の係合が外れる方向の
力がかからず係合代も小さくてすみ小型化が図れ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気掃除機の
集塵フイルターの平面図、第2図A,Bは同集塵
フイルターの平面図、第3図は同電気掃除機に集
塵フイルターを収納した状態の断面図、第4図は
従来の電気掃除機を示す断面図、第5図は同電気
掃除機の集塵フイルターの斜視図、第6図は同集
塵フイルターの口芯の蓋部の断面図、第7図は同
平面図、第8図は同斜視図である。 20……集塵袋、21……口芯、22……蓋
部、23……折り込み線、24……吸塵口、25
……曲部、26……延設部、28……凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ろ紙等のろ材から成る集塵袋と、略円形状の
    吸塵口とこの吸塵口より外方に設けられ折り曲
    げ線を起点として折り曲げ自在な蓋部とを有す
    る平板状の口芯とからなり、前記蓋部は、折り
    曲げ線を起点として折り曲げた閉蓋状態で前記
    吸塵口に外接する2つの辺と、この2辺の交わ
    り部分に位置し、前記吸塵口の裏側口縁に係合
    する曲部とを有し、かつ前記曲部は前記蓋部の
    折り曲げ線に直交する吸塵口の中心線上より外
    した位置に設けた電気掃除機の集塵フイルタ
    ー。 (2) 蓋部をL字形状とし、曲部のある側と反対側
    へのびる延設部を形成した実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の電気掃除機の集塵フイルタ
    ー。
JP1986046511U 1986-03-28 1986-03-28 Expired - Lifetime JPH0523184Y2 (ja)

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JP1986046511U JPH0523184Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JP1986046511U JPH0523184Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JPS62159840U JPS62159840U (ja) 1987-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2737464B2 (ja) * 1991-08-22 1998-04-08 松下電器産業株式会社 電気掃除機の集塵フィルター

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60163627A (ja) * 1984-02-03 1985-08-26 松下電器産業株式会社 電気掃除機用紙袋

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59136761U (ja) * 1983-03-01 1984-09-12 シャープ株式会社 電気掃除機の集じん袋
JPS59157656U (ja) * 1983-04-09 1984-10-23 東芝テック株式会社 電気掃除機

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JPS60163627A (ja) * 1984-02-03 1985-08-26 松下電器産業株式会社 電気掃除機用紙袋

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JPS62159840U (ja) 1987-10-12

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