JPH0523171Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、魚や肉等をあぶり焼くロースターに
関する。

〔従来の技術〕

従来、ロースターとしては、第３図に示すよう
に、テーブル３１に埋設状に配設された外部ケー
ス３２に、施蓋状をなして載置される焼き肉鉄板
３３と、該焼き肉鉄板３３の中央部から下方へ煙
を吸い込む吸煙筒３４とを備え、該吸煙筒３４に
排気管３５を接続し、鉄板３３上で肉等を焼くこ
とによつて生じる煙や油煙等を、排気管３５、及
び、排気管に連通するダクト３６等を通じて、フ
アン３７を作動させることによつて、強制的に、
室外Ｏへ排出するようにしたものがある。そし
て、排気管３５を、まずテーブル３１の下面に沿
つて、次いで、テーブルの脚３１ａに沿つて配管
して、床面３８に沿つて配設された、複数のロー
スターからの排気を排気可能な太いダクト３６に
接続して、室外Ｏへ導くようにしていた。

〔考案が解決しようとする課題〕

したがつて、従来のロースターにおいては、店
舗内において、ロースターを、夫々独立して移動
させることができなかつた。また、テーブル３１
の下方に排気管３５を配設するので、テーブル３
１の下部が狭くなり、人がテーブル３１に着いた
ときに、足が当たつて邪魔になるという問題があ
つた。また、排気管３５やダクト３６を配設する
必要がある上に、床面３８に沿つてダクト３６を
敷設した後は、これらを陰蔽する被覆床３９を新
たに設けて、この上を歩くようにする必要があ
り、取り付け工事費や設備費が非常に嵩むという
問題があつた。また、被覆床３９を新たに設ける
関係上、天井高さが小さくなつて、部屋全体を狭
くさせるという問題があつた。さらに、煙や油煙
を排出する際に、室内の熱を室外Ｏに排気してし
まい、暖房等におけるの熱効率を低下させるとい
う問題があつた。さらに、危険なことには、ダク
ト３６内に油煙が煤状に付着してこれが燃えたり
することがあつた。

本考案は、上記問題点を解決したロースターを
提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本考案のロースターは、テーブルの段穴に上方
から嵌脱自在に嵌合される外装ケースと、該外装
ケースの中心部に上方から嵌脱自在に嵌合されて
立設される吸煙筒と、該吸煙筒が挿脱自在に挿入
される中心穴部を有すると共に上記外装ケース内
に上方から嵌脱自在に嵌合される内装ケースと、
該内装ケースの上縁部に上方から載置される鉄板
と、を備えたロースターであつて、上記吸煙筒の
先端吸煙口を上記鉄板の中央部から僅かに突出さ
せると共に、該鉄板上の煙を下方へ吸い込むため
のフアンを、上記吸煙筒内部乃至その近傍に設
け、さらに、フアン駆動により上記吸煙筒内に吸
引された煙を濾過するフイルター部材を、該吸煙
筒内に設けると共に、該フイルター部材を通過し
て濾過されたエアが入る環状の通路を、上記外装
ケースと内装ケースとの間に形成し、かつ、上記
フイルター部材にて濾過されて通路に入つたエア
を上方に向けて鉄板の周縁部近傍から円錐状に排
出するための排気開口部を、該通路に形成したも
のである。

〔作用〕

フアンを作動させることによつて、鉄板の中央
部から吸煙筒内に吸い込まれ、該吸煙円筒内を下
方に向かう気流が生じ、該鉄板上で肉等を焼くこ
とにより生じる煙や油煙は、吸煙筒に吸い込まれ
る。この吸煙筒より吸い込まれた、煙や油煙を含
む空気は、該吸煙筒の内部又はこれに連通する通
路に設けられたフイルターを通過する際に、該フ
イルターにより濾過されて、清浄とされ、その
後、上記鉄板の周縁部に配設した排気開口部よ
り、該鉄板上の空間をエアカーテン状をなして周
囲より区切るように、吹き出す。したがつて、肉
等を焼くことにより生じる後続の煙や油煙の極一
部に、たとえ吸煙筒に吸い込まれずに広がろうと
するものがあつても、この煙や油煙等は、上記排
気開口部より吹き出す清浄な空気流にて囲まれる
空間内に封じ込まれて集中し、客席側に広がるの
が防止されて、後続の煙や油煙と共に、吸煙筒よ
り下方へ吸い込まれ、上記フイルターを通過する
際に確実に除かれる。以上のことが、連続的に繰
り返されて、煙や油煙は確実に除かれ、したがつ
て、客室内に煙が充満することはない。熱を外部
に排出しないので、暖房等の熱効率を低下させた
りしない。排気管やダクト等の配管、敷設等を必
要としないから、夫々独立して、移動させること
ができる。また、テーブルの下が排気管等により
狭くなることもなく、また、被覆床等を設ける必
要がない等、設備費等を低く押さえることができ
る。

〔実施例〕

以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明
する。

第１図において、１はテーブルであり、その断
面のほぼ中央部には、その上端をテーブル１上面
にほぼ一致させた埋設状に、外装ケース２を、配
設している。図例では、外装ケース２は、略円筒
状で、大径部３ａと、中径部３ｂと、該中径部３
ｂよりも小径の嵌合部３ｃと、からなる第１ケー
ス３と、穴４ａを有する略有底円筒状で、上記嵌
合部３ｃに嵌合する大径部４ｂと、小径部４ｃ
と、を備えた第２ケース４を、図示を省略した固
定部材にて、上下に図示の如く組立てて、なつて
いる。そして、図例では、外装ケース２は、テー
ブル１に設けられ外装ケース２に応じた段部を備
えた段穴２６に、上方より嵌脱自在に嵌合され
る。

外装ケース２の中心には、吸煙筒５を立設して
いる。図例では、吸煙筒５は、上方より順に、小
径部５ａ、大径部５ｂおよび円筒状の開口部５ｃ
を備えており、該大径部５ｂと開口部５ｃを
夫々、第２ケース４の大径部４ｂおよび小径部４
ｃ内に、径方向および軸方向に一定の間隙ｄを保
つて、位置させて、第２ケース４と、吸煙筒５の
大径部５ｂおよび開口部５ｃとの、間に、断面階
段状の環状の通路６ａを形成している。図例で
は、吸煙筒５に、径方向および軸方向に寸法ｄだ
け突出する複数の突部７…を設け、該複数の突部
７…を第２ケース４に当接することにより、吸気
筒５を外装ケース２に支持すると共に、一定の間
隙ｄを確保して、通路６ａを形成しているが、こ
れとは逆に、第２ケース４側に、径方向および軸
方向に突出する突部を設けるようにしてもよい。
勿論、突部７…が、後述の排気の流れを、問題と
なる程妨げたりすることはない。開口部５ｃ下端
面と第２ケースの底部内面は、軸方向に間隙ｔを
保つて対向しており、この部分に、吸煙筒５と通
路６ａとを連通する、環状の開口８が形成され
る。

第１ケース３の内面と、吸煙筒５の小径部５ａ
と大径部５ｂの間に形成される段部端面５ｄと、
に囲まれて形成される空間９には、中心穴部１０
ａを有する有底円筒状の内装ケース１０を配設
し、その中心穴部１０ａを、吸煙筒５の小径部５
ａに着脱可能に外嵌して、該内装ケース１０を、
吸煙筒５および外装ケース２と同軸に保持してい
る。そして、その円筒部１０ｂおよび上縁部１０
ｃを、第１ケース３の中径部３ｂおよび大径部３
ａ内に夫々、径方向および軸方向に一定の間隔ｄ
を保つて位置させて、第１ケース２との間に、断
面階段状の環状の通路６ｂを形成している。図例
では、内装ケース１０の外面に、径方向および軸
方向に寸法ｄだけ突出する複数の突部１１…を設
け、該複数の突部１１…を第１ケース３に当接す
ることにより、内装ケース１０を外装ケース２に
支持すると共に、一定の間〓ｄを確保して、通路
６ｂを形成しているが、これとは逆に、第１ケー
ス側に突部を設けるようにしてもよい。勿論、突
部１１が、後述の排気の流れを、問題となる程妨
げたりすることはない。なお、図例では、内装ケ
ース１０の底部を、吸煙筒５の段部端面５ｄに当
接して、吸煙筒５にても、内装ケース１０を下方
より支持するようにしているが、内装ケース１０
を外装ケース２のみにて、支持する構成としても
よい。また、吸煙筒５を介して、内装ケース１０
を外装ケース２に支持するようにしてもよい。

即ち、吸煙筒５は、外装ケース２の中心部に上
方から嵌脱自在に嵌合されて立設され、内装ケー
ス１０は外装ケース２に上方から嵌脱自在に嵌合
される。

通路６ｂは、勿論、通路６ａと連通し、該通路
６ａと共に、開口８にて吸煙筒５に連通する、全
周に亘る通路６を形成する。この通路６は、詳細
は後述する焼き肉鉄板１２の周縁部２５に、環状
に開口する。つまり、外装ケース２の第１ケース
３の大径部３ａと、内装ケース１０の上縁部１０
ｃとの間に、焼き肉鉄板１２の周縁部２５に開口
する。環状の排気開口部１３が形成される。実施
例では、大径部３ａの開口端部と、内装ケース１
０の上縁部１０ｃの上縁は、軸方向に対して角度
θだけ傾いた方向に延びるよう形成されており、
したがつて、該排気開口部１３からの排気エア１
４は、第１図と第２図に示すように、円錐状をな
して吹き出す。角度θは、適宜な大きさが選ば
れ、本実施例では、角度θは固定であるが、調節
可能としてもよい。また、排気開口部は、本実施
例の排気開口部１３の如く、周方向に連続状に、
開口するものに限らず、例えば、複数の長孔を、
鉄板の周縁部に、破線状をなして、開口させてな
るものであつてもよい。

内装ケース１０の上縁部１０ｃには、中央部に
中央貫孔１２ｂを有すると共に、放射状に多数の
細孔１２ｃ…を有する焼き肉鉄板１２（第２図参
照）を、施蓋状に載置し、中央貫孔１２ｂに、吸
煙筒５の小径部５ａの上部を挿通して、先端吸煙
口を一定寸法だけ突出させている。

吸煙筒５（小径部５ａ）の上部には、下方開口
状のキヤツプ１５を設けており、図例では、中空
球体を２分割したような形状のものを例示してい
る。このキヤツプ１５は、第２図に示すように、
キヤツプ１５の下縁端１５ａから内方向に向けて
突設されて、互いに対向するピン１６を備え、該
ピン１６を、吸煙筒５の上端面に設けた溝１７
に、係止することにより、吸煙筒５の上部に着脱
可能に取り付けられている。

内装ケース１０内には、断面矩形の環状の水入
れ皿１８を配置してあり、この水入れ皿１８は、
焼き肉鉄板１２の細孔１２ｃ…の直下に位置して
いる。該水入れ皿１８と吸煙筒５の小径部５ａ間
には、バーナ１９が配設されている。なお、２０
は、小径部５ａを被覆して保護する断熱材であ
る。

吸煙筒５の内部、又は、これに連通する通路６
には、吸煙筒５内の煙を濾過するフイルター部材
２１およびフアン２２を設けている。実施例で
は、吸煙筒５の下方に大径部５ｂを設けて、該大
径部５ｂ内に、フイルター部材２１を装着すると
共に、吸煙筒５の下端に設けた開口部５ｃ内に、
羽根２２ｂが位置するよう、フアン２２を設けて
いる。図例では、フアン２２は、駆動モータ２２
ａと羽根２２ｂとで構成され、第２ケース４の底
面に、駆動モータ２２ａを、その回転軸を穴４ａ
に挿通した状態で、密封状に固定し、上記回転軸
を開口部５ｃの中心に延在させて、該回転軸に固
定した羽根２２ｂを、開口部５ｃ内に、径方向に
僅かに間〓を保つて、位置させている。なお、第
２ケース４を、穴の無い有底円筒状のものとする
と共に、吸煙筒５内に、例えば、軸流フアンを、
設けるようにしてもよい。フアン２２は、その作
動により、第１図中矢印で示す如く、キヤツプ１
５の下端縁１５ａと鉄板１２の間を通つて、鉄板
１２の中央部より、吸煙筒５内に入り、該吸煙筒
内５を下方に向かつて流れ、開口８を経て、通路
６内に流入し、該通路６を通つて、排気開口部１
３より吹き出す空気流を発生させる。なお、フイ
ルター部材２１は、目詰まり等を生じる前に、適
宜に交換され、図例では、フイルター部材２１
は、例えば、内装ケース１０、水入れ皿１８、断
熱材２０、鉄板１２、キヤツプ１５を上方へ取り
外して、吸煙筒５を上方へ取り外し、小径部５ａ
と段部端面５ｄ部分からなる上部を、残りで構成
される下部より、図示しない固定部材による固定
を解除して、外すことによつて、交換される。

上記構成において、肉２３等（野菜の場合もあ
る）を焼く時には、バーナ１９、図例ではガスバ
ーナ１９を点火すると共に、フアン２２を作動さ
せる。

バーナ１９によつて鉄板１２が下方より加熱さ
れて、鉄板１２上に載置された肉２３等が焼かれ
る。このとき、炎が直接肉２３をあぶつて肉２３
を焦がしたりしないように、バーナ１９が適宜に
配設されていると共に、鉄板１２の中央部を周縁
部２５側より順次高位として、肉２３から発生し
た脂、汁等の液状体を周縁部２５側へ流して、そ
の途中で細孔１２ｃ…より水入れ皿１８に落下さ
せるようにしているので、大量に煙や油煙が発生
することはないが、それでも僅かに煙が発生する
場合がある。しかし、この発生した煙や油煙等
は、フアン２２の作動により、キヤツプ１５の下
端縁と鉄板１２の間を通つて、吸煙筒５内に入
り、該吸煙筒５内を下方に向かう空気の流れが発
生しているので、この流れと共に、吸煙筒５内に
吸い込まれ、大径部５ｂを通過する際に、フイル
ター部材２１により濾過されて、清浄とされた
後、開口部５ｃ内、開口８を経て、通路６内に流
入し、該通路６を通つて、排気開口部１３より、
鉄板１２上の空間をエアカーテン状をなして円錐
状に周囲より区切るように、吹き出す。したがつ
て、肉２３を焼くことにより生じる後続の煙や油
煙の極く一部に、吸煙筒５に吸い込まれずに広が
ろうとするものがあつても、この煙や油煙等は、
上記排気開口部１３より吹き出す清浄な空気流、
つまり排気１４にて囲まれる空間２４内に封じ込
まれて集中し、客席側に広がるのが防止され、後
続の煙や油煙と共に、吸煙筒５より下方へ吸い込
まれて、フイルター部材２１を通過する際に、確
実に除かれる。以上のことが、連続的に繰り返さ
れるから、肉２３等を焼いて発生する煙や油煙
は、確実に除かれ、排気開口部１３から清浄な空
気が排気されることと相俟つて、客室内に煙が広
がつたりすることはない。そして、キヤツプ１５
の下端縁１５ａと鉄板１２の間を通つて、鉄板１
２の中央部より、吸煙筒内へ煙を吸い込むように
しているので、煙が優先的に吸い込まれ、清浄な
空気がむやみに吸い込まれたりしない。また、清
浄とされた空気が、フアン２２の羽根２２ｂ部分
を通過するから、羽根２２ｂが油煙等で汚れたり
しない。吸煙筒５へ吸い込まれる煙を含む空気
は、熱を保有しており、この熱は、内装ケース１
０に沿つて移動した後、排気開口部１３より排出
され、特に、本実施例では、内装ケース１０が通
路６の一方の壁面を形成しているから、通路６を
経る間に、内装ケース１０側と熱交換され、した
がつて、熱効率が高められる。そのため、バーナ
１９の容量を、鉄板１２のサイズ等のわりに、小
さくでき、いわゆる、省エネを図ることができ
る。また、従来のように熱を外部へ排出する構成
でないから、冷房や暖房等の熱効率を低下させた
りしない。さらに、排気管やダクト等の配管、敷
設等を必要としないから、独立して移動させるこ
とができる。また、排気管やダクト等の配管、敷
設を必要とせず、したがつて、被覆床等を設ける
必要が無いから、設備費等を非常に低く、押さえ
ることができる。そして、テーブルの下が排気管
等により狭くなることも、ダクト等が燃えたりす
ることもない。

〔考案の効果〕

以上より明らかなように、この考案のロースタ
ーによれば、肉２３等を焼いたときに生じる煙
を、鉄板１２の中央部より吸煙筒５内に吸い込
み、フイルターにより清浄とした後、鉄板１２の
周縁部２５に開口する排出開口部１３より円錐状
に吹き出すことができ、煙が客室等に広がるのを
防止しつつ、煙を確実に除くことができる。ま
た、排気管やダクト等の配管、敷設等を必要とし
ないから、独立して移動させることができる。ま
た、排気管やダクト等の配管、敷設等を必要とし
ないから被覆床等を設ける必要も無く、したがつ
て、設備費等を低く押さえることができる。そし
て、テーブルの下方が排気管等により狭くなるこ
とも、ダクト等が燃えたりすることもない。さら
に、従来のように熱を外部へ排出する構成でない
から、冷房や暖房等の熱効率を低下させたりしな
い。

しかも、鉄板１２の中央部より吸煙筒５内へ煙
を吸引するものであるので、煙が優先的に吸い込
まれ、清浄な空気がむやみに吸い込まれず、効率
的に優れると共に、鉄板１２の周縁部２５に吸入
口を設ける必要がなく、鉄板１２の上面をテーブ
ル１の上面と略同一高さとすることができ、鉄板
１２上の肉２３等が取りやすい利点がある。

さらに、順次、鉄板１２、内装ケース１０、吸
煙筒５、及び外装ケース２を上方へ持ち上げれ
ば、各部材をテーブル１から取り外すことができ
て、各部材の清掃や取り替えを簡単かつ確実に行
なうことができるので、フイルター部材２１に目
詰まり等を生じさせることなく使用することがで
き、常に清浄な空気を排気することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のロースターの一実施例の軸方
向断面図、第２図は排気開口部の説明図（要部の
斜視図）である。第３図は従来のロースターの軸
方向断面図である。 ５……吸煙筒、６……通路、１２……鉄板、１
３……排気開口部、１４……排気、２１……フイ
ルター部材、２２……フアン、２５……周縁部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 テーブル１の段穴２６に上方から嵌脱自在に嵌
   合される外装ケース２と、該外装ケース２の中心
   部に上方から嵌脱自在に嵌合されて立設される吸
   煙筒５と、該吸煙筒５が挿脱自在に挿入される中
   心穴部１０ａを有すると共に上記外装ケース２内
   に上方から嵌脱自在に嵌合される内装ケース１０
   と、該内装ケース１０の上縁部１０ｃに上方から
   載置される鉄板１２と、を備えたロースターであ
   つて、 上記吸煙筒５の先端吸煙口を上記鉄板１２の中
   央部から僅かに突出させると共に、該鉄板１２上
   の煙を下方へ吸い込むためのフアン２２を、上記
   吸煙円筒５内部乃至その近傍に設け、さらに、フ
   アン駆動により上記吸煙筒５内に吸引された煙を
   濾過するフイルター部材２１を、該吸煙筒５内に
   設けると共に、該フイルター部材２１を通過して
   濾過されたエアが入る通路６を、上記外装ケース
   ２と内装ケース１０との間に形成し、かつ、上記
   フイルター部材２１にて濾過されて通路６に入つ
   たエアを上方に向けて鉄板１２の周縁部２５近傍
   から円錐状に排出するための排気開口部１３を、
   該通路６に形成したことを特徴とするロースタ
   ー。