JPH05231524A - 自動変速機のバルブボディ - Google Patents

自動変速機のバルブボディ

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JPH05231524A
JPH05231524A JP6092792A JP6092792A JPH05231524A JP H05231524 A JPH05231524 A JP H05231524A JP 6092792 A JP6092792 A JP 6092792A JP 6092792 A JP6092792 A JP 6092792A JP H05231524 A JPH05231524 A JP H05231524A
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JP
Japan
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valve body
bolt
valve
hole
oil passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP6092792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Murakami
和徳 村上
Naoyuki Fukaya
直幸 深谷
Takemasu Kano
威倍 加納
Fumitomo Yokoyama
文友 横山
Mamoru Niimi
守 新美
Atsushi Honda
敦 本多
Tatsuo Kushima
辰夫 久嶋
Takeji Koide
武治 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP6092792A priority Critical patent/JPH05231524A/ja
Publication of JPH05231524A publication Critical patent/JPH05231524A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0003Arrangement or mounting of elements of the control apparatus, e.g. valve assemblies or snapfittings of valves; Arrangements of the control unit on or in the transmission gearbox
    • F16H61/0009Hydraulic control units for transmission control, e.g. assembly of valve plates or valve units

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機のバルブボディの油路配置を単純
化してコンパクト化と低コスト化を図る。 【構成】 一方のバルブボディ1と他方のバルブボディ
2とを多数の通しボルト4で互いに締結して一体化し、
弁孔23に嵌挿されたソレノイド弁を他方のバルブボデ
ィ2に定着ボルト6で固定するバルブボディにおいて、
定着ボルト6のネジ孔24を通しボルト螺合孔22の何
れかと共軸にし、定着ボルト専用のネジ孔配設スペース
を削減した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のバルブボ
ディに関し、特に、バルブボディの締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機のバルブボディは、通常、ロ
アバルブボディとアッパバルブボディとに分割され、多
数の締結手段で互いに締結一体化されている。このバル
ブボディの内部には、油圧回路を構成すべく弁孔を含む
多数の油路が形成され、且つ、各制御バルブ、チェック
バルブ、オリフィス等が複雑に配設されている。図3は
このようなバルブボディの締結構造を縦断面で示してお
り、ロアバルブボディAとアッパバルブボディBは、カ
バーCと共に締結手段を構成する多数の通しボルトDに
より締結され、一体化されている。
【0003】このように構成されたバルブボディにおい
て、ソレノイド弁(図には、その一例であるリニアソレ
ノイド弁を嵌挿するソレノイド弁挿入孔B3を示し、弁
自体については示されていない)は、ソレノイド部をバ
ルブボディから突出させた状態で、クランプ手段を構成
するブラケットEを介して定着ボルトFでアッパバルブ
ボディBに固定されている。従来、この定着ボルトFの
ネジ孔B4は、当然ながら固定すべきソレノイド弁の近
傍に形成されるため、その近傍の油路B1は、ネジ孔B
4との干渉を避けて適宜迂回する構成とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
バルブボディにおいては、アッパバルブボディBにおけ
る油路B1をボルト螺合孔B2のみならずネジ孔B4を
も避けて配置しなければならないため、定着孔数が多い
ほど油路B1が複雑化し、バルブボディのコンパクト化
を妨げるばかりでなく、加工の簡素化による低コスト化
の妨げとなっていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み成された
ものであり、自動変速機の分割されたバルブボディ相互
の締結手段とソレノイド弁の定着手段との配設位置関係
を工夫することにより、定着手段と油路との干渉を極力
減少させて、自動変速機バルブボディの油路の単純化に
よる小型化を可能とし、併せて加工の合理化によるコス
ト低減を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、弁孔を含む油路と該油路を避けた位置で
厚さ方向に全通する多数のボルト挿通孔とを有する一方
のバルブボディと、弁孔を含む油路と該油路を避けた位
置で前記ボルト挿通孔に対応して厚さ方向に延びる多数
のボルト螺合孔とを有するとともに前記油路を避けた位
置に形成されたネジ孔とを有する他方のバルブボディ
と、前記ボルト挿通孔に挿通され、前記ボルト螺合孔に
ねじ込まれて前記両バルブボディを互いに締結して一体
化する多数の通しボルトと、前記弁孔に嵌挿されたソレ
ノイド弁を前記他方のバルブボディに固定すべく前記ネ
ジ孔にねじ込まれる定着ボルトとから成り、前記ネジ孔
は前記ボルト螺合孔と共軸に形成されたことを構成とす
る。
【0007】
【発明の作用及び効果】このような構成を採った本発明
に係るバルブボディでは、ソレノイド弁を定着するため
のネジ孔がバルブボディを締結するためのボルト螺合孔
と共軸化されるため、これら両孔のずれによる余分のス
ペースを削減し、その分だけ油路配置を単純化すること
ができる。したがって、本発明によれば、自動変速機の
バルブボディの油路の単純化による小型化を可能とし、
併せて加工の合理化によるコスト低減を図ることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面に沿い、本発明の実施例について
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すバルブボデ
ィの縦断面図であり、このバルブボディは、弁孔を含む
油路11とそれを避けた位置で厚さ方向(図において上
下方向)に全通する多数のボルト挿通孔12とを有する
一方のバルブボディ(本例においてロアバルブボディ)
1と、弁孔を含む油路21と、それを避けた位置でボル
ト挿通孔12に対応して厚さ方向(図において上下方
向)に延びる多数のボルト螺合孔22とを有するととも
に、弁孔23と油路21を避けた位置に形成されたネジ
孔24とを有する他方のバルブボディ(本例においてア
ッパバルブボディ)2と、カバー3とから構成されてい
る。そして、これらは、ボルト挿通孔12に挿通され、
ボルト螺合孔22にねじ込まれた多数の通しボルト4に
より締結されて一体化される。
【0009】アッパバルブボディ2に形成された弁孔2
3には、ソレノイド弁7が嵌挿され、ネジ孔24にねじ
込まれる定着ボルト6によりアッパバルブボディ2に固
定される。このネジ孔24は、ボルト螺合孔22の1つ
と共軸に形成されている。
【0010】さらに各部の詳細な構成について説明する
と、ロアバルブボディ1のボルト挿通孔12は、通しボ
ルト4の軸部径より若干大径に構成され、通しボルト4
の軸部との間に遊隙が形成されている。これらボルト挿
通孔12は、バルブボディの下面を示す図5のボルト4
のヘッド位置から分かるように、ロアバルブボディ1の
全面にわたってほぼ均等に、且つ油路を避けた位置に分
散配置され、通しボルト4の締結によりバルブボディ各
部における定着力が一定化するように構成されている。
【0011】アッパバルブボディ2の各ボルト螺合孔2
2は、ロアバルブボディ1との接合時に各ボルト挿通孔
12と同軸となるよう対応する位置に形成されており、
ボルト螺合孔22にはその全長に及ぶ雌ネジ部が形成さ
れている。そしてこの例では、ネジ孔24は、ボルト螺
合孔22に連続する構成とされており、ネジ孔24の雌
ネジ部は、ボルト螺合孔22の雌ネジ部に連続して形成
され、したがって、両雌ネジ部を加えたネジ部全体の長
さSは、他のボルト螺合孔22の雌ネジ部の長さより長
い。なお、この例では、ネジ孔24の雌ネジ部からアッ
パバルブボディ上端面に至る部分は、長さTの逃げ孔と
され、ネジ部のロアバルブボディ端面側からの加工を可
能としている。
【0012】図2は、ソレノイド弁7の一部とそのクラ
ンプ手段を構成するブラケット5とを斜視図で示してい
る。ソレノイド弁7は、この例では、スロットルリニア
ソレノイド弁とされ、スリーブ72とその内部を摺動可
能なスプール71と、スリーブ72の外端部に支持さ
れ、スプール71に作動部を連結された図示しないリニ
アソレノイドとから構成されており、スリーブ72の外
端部周面には、各形の底部を有する溝73が形成されて
いる。一方、ブラケット5は、従来のものと同様、溝7
3に係合するフォーク部51と、それに対して直角に折
り曲げられた固定部52と、固定部52から突設された
回り止め突起53とを備えている。固定部52には、定
着ボルト6(図1参照)を挿入する通し穴54が形成さ
れている。
【0013】上記のように構成されたバルブボディは、
カバー3とロアバルブボディ1及びロアバルブボディ1
とアッパバルブボディ2との間にセパレータを挟み込ん
で、カバー3側から通しボルト4を挿入し、その先端雄
ネジ部をボルト螺合孔22の雌ネジ部にねじ込むことで
互いに締結され、一体化される。
【0014】一方、ソレノイド弁7は、バルブボディ上
面を示す図4に見られるように、その弁部をアッパバル
ブボディ2のソレノイド弁挿入孔23に嵌挿され、リニ
アソレノイド部74をアッパバルブボディ2外に突出し
た状態でブラケット5を介してアッパバルブボディ2に
固定される。具体的には、図2に示すブラケット5のフ
ォーク部51をスリーブ72の外端の溝73に差し込
み、回り止め突起53を図4に示すアッパバルブボディ
2の外形窪み25に嵌め、通し穴54に定着ボルト6を
通して、図1に示すネジ孔24にねじ込むことでブラケ
ット5は固定される。このようなブラケット5のアッパ
バルブボディ2への固定で、ソレノイド弁7は、アッパ
バルブボディ2に間接的に回り止め及び抜け止め支持さ
れる。なお、図4において、アッパバルブボディ2の上
側に並列して配置された弁は、この例において、セカン
ダリレギュレータ弁91、ロックアップリレー弁92、
ロックアップコントロール弁93及び3−4シフト弁で
ある。
【0015】上記実施例では、定着ボルト6用の雌ネジ
部が通しボルト用の雌ネジ部に連続しているため、単一
の工程でこれら両雌ネジ部を加工形成することができ、
しかもこれら雌ネジ部がアッパバルブボディの下端面側
に位置しているので、ボルト螺合孔22の雌ネジ孔加工
と同様且つ同時に、下端面側からの加工が可能とされ、
加工時にワークとしてのアッパバルブボディを上下反転
させる段取り操作を不要として、加工工程の一層の簡素
化が図られている。
【0016】以上、本発明を一実施例に基づき詳説した
が、本発明は上記実施例の開示内容のみに限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に
具体的構成を変更して実施可能なものであることはいう
までもない。また、本発明の思想は、特にリニアソレノ
イド弁のバルブボディへの定着に限るものでなく、他の
弁の定着への適用も可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すバルブボディの縦断面
図である。
【図2】実施例の弁の一部とクランプ手段を示す分解斜
視図である。
【図3】従来構成を示すバルブボディの縦断面図であ
る。
【図4】実施例のバルブボディの底面図である。
【図5】実施例のバルブボディの上面図である。
【符号の説明】
1 ロアバルブボディ(一方のバルブボディ) 2 アッパバルブボディ(他方のバルブボディ) 4 通しボルト 6 定着ボルト 7 ソレノイド弁 11 油路 12 ボルト挿通孔 21 油路 22 ボルト螺合孔 23 弁孔 24 ネジ孔
フロントページの続き (72)発明者 横山 文友 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 新美 守 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 本多 敦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 久嶋 辰夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小出 武治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁孔を含む油路と該油路を避けた位置で
    厚さ方向に全通する多数のボルト挿通孔とを有する一方
    のバルブボディと、弁孔を含む油路と該油路を避けた位
    置で前記ボルト挿通孔に対応して厚さ方向に延びる多数
    のボルト螺合孔とを有するとともに前記油路を避けた位
    置に形成されたネジ孔とを有する他方のバルブボディ
    と、前記ボルト挿通孔に挿通され、前記ボルト螺合孔に
    ねじ込まれて前記両バルブボディを互いに締結して一体
    化する多数の通しボルトと、前記弁孔に嵌挿されたソレ
    ノイド弁を前記他方のバルブボディに固定すべく前記ネ
    ジ孔にねじ込まれる定着ボルトとから成り、前記ネジ孔
    は前記ボルト螺合孔と共軸に形成されたことを特徴とす
    る自動変速機のバルブボディ。
JP6092792A 1992-02-18 1992-02-18 自動変速機のバルブボディ Pending JPH05231524A (ja)

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JP6092792A JPH05231524A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 自動変速機のバルブボディ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100552759B1 (ko) * 2003-12-26 2006-02-20 현대자동차주식회사 리저브를 갖춘 자동변속기의 라인압 가변제어장치
WO2010144312A2 (en) * 2009-06-10 2010-12-16 Borgwarner Inc. Transmission hydraulic control assembly
JP2013253653A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Aisin Aw Co Ltd 油圧制御装置のバルブボディ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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