JPH0112034Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0112034Y2
JPH0112034Y2 JP12284381U JP12284381U JPH0112034Y2 JP H0112034 Y2 JPH0112034 Y2 JP H0112034Y2 JP 12284381 U JP12284381 U JP 12284381U JP 12284381 U JP12284381 U JP 12284381U JP H0112034 Y2 JPH0112034 Y2 JP H0112034Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
sleeve
valve body
hole
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12284381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5828175U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12284381U priority Critical patent/JPS5828175U/ja
Publication of JPS5828175U publication Critical patent/JPS5828175U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0112034Y2 publication Critical patent/JPH0112034Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は油圧制御回路に用いられる油圧バルブ
ボデイに関する。
[従来の技術] 従来、自動変速機の油圧制御装置に用いられる
油圧バルブボデイは、例えばスプールをバルブボ
デイ穴に挿入せしめる場合、挿入口側に対応する
ランド径よりもバルブボデイ穴中央部に対応する
部位のランド径の方が大きい場合がある。そこで
バルブスプール又はバルブプランジヤのランド径
に対応したバルブ穴を得るため、アブミニウム合
金製バルブボデイに設けた穴に鉄製スリーブを嵌
着することがなされていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし該スリーブは、前記スプールの端がバル
ブボデイから突出している場合、バルブボデイの
端面で固定することが困難であり、側面からピン
で固定することが必要となる。
そこでスリーブの外壁に溝を設けその溝を用い
てピンでバルブボデイに固定する方法が考えられ
る。
しかしスリーブの肉厚が薄いためスリーブに溝
を設ける加工が困難であり、またバルブとスリー
ブの間で係止不良が起こる場合がある。例えばバ
ルブボデイの変更は加工上困難なため、バルブボ
デイの構造は従来のものを維持しつつ、スプール
およびスリーブの形状変更により容量アツプ等に
対応できる構造にする場合、バルブボデイ穴は従
来の構造を適用して容量アツプ等に対応すために
スプールのランド径等に制約が課され、このため
スリーブの肉厚が薄くなる。
そこで、上記問題点を解決する油圧バルブボデ
イの提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] バルブボデイ2に設けた穴内にスリーブを嵌め
込み、両者をピン9で固定してバルブ穴を形成し
た油圧バルブボデイにおいて、前記ピンで固定さ
れるスリーブの貫通したピン穴71はバルブボデ
イの貫通したピン穴22より小径部を有し、該ピ
ンは前記スリーブのピン穴と対応する小径部を有
し、該ピンの小径部はスリーブの内壁近傍まで挿
入せしめられていることを特徴とする油圧バルブ
ボデイ。
[作用及び効果] スリーブのピン穴はバルブボデイのピン穴より
小径で、ピンはこれらピン穴と対応する小径部と
大径部とを有するのでピンは段部がスリーブ外周
壁に係合して必要以上侵入することが防止されピ
ンとスプールの干渉が確実に防止でき、またスリ
ーブのピン穴は貫通しているので、ピンの小径部
の長さをスリーブの肉厚に近接でき、バルブボデ
イとスプールとの係合がより確実にできるので、
1本のピンでスリーブとピンとの必要嵌合面が確
保できる。
[実施例] 本考案を図に示す実施例に基づき説明する。
1は自動車用自動変速機の油圧制御装置に設け
られたスロツトルバルブであり、油圧制御装置を
構成する他の油圧バルブ(図示せず)と共にアル
ミニウム合金製バルブボデイ2内に形成されたバ
ルブ穴3内にスプール4とスロツトルプランジヤ
5とがスプリング6を介して直列的に挿入されて
なる。
スロツトルプランジヤ5は一端51がバルブボ
デイ2の端面21から突出し、先端はスロツトル
カム(図示せず)に当接し該カムの回転に応じて
変位し、前記スプリング6が背設された大径のラ
ンド52、該ランド52より小径のランド53、
該ランド53より小径の突出端側ランド54を有
し、前記バルル穴3は前記バルブボデイ2の端面
21から形成された穴8内に前記ランド52,5
3および54に対応した内径を有する鋳鉄性スリ
ーブ7が嵌め込まれて形成され、該スリーブと前
記バルブボデイ2とは、バルブボデイ壁に形成さ
れたピン穴22と前記スリーブに形成され前記ピ
ン穴22と同心を有しやや小径のピン穴71と
に、前記ピン穴22および71に対応した大径部
と小径部とを有する段付ピン9を嵌め込んで軸方
向および径方向に固定されている。
以上の如く本考案の油圧バルブボデイはバルブ
ボデイに穴を設け、該穴内にスリーブを嵌め込
み、両者をピンで固定してなる油圧バルブボデイ
において、スリーブのピン穴はバルブボデイのピ
ン穴より小径で、ピンはこれらピン穴と対応する
小径部と大径部とを有するのでピンは段部がスリ
ーブ外周壁に係合して必要以上侵入することが防
止されピンとスリーブの干渉を確実に防止でき、
また上記干渉が確実に防止できるので前記小径部
の長さをスリーブの肉厚に近接でき、1本のピン
でスリーブとピンとの必要嵌合面が確保できる。
なおピン穴はバルブボデイ肉内又はスリーブ肉
厚内で径が変化し、これに対応するピンを嵌着し
ても良いことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の油圧バルブボデイの断面図、
第2図はそのA−A断面図である。 2……バルブボデイ、5……プランジヤ、7…
…スリーブ、9……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブボデイに設けた穴内にスリーブを嵌め込
    み、両者をピンで固定してバルブ穴を形成した油
    圧バルブボデイにおいて、前記ピンで固定される
    スリーブの貫通したピン穴はバルブボデイの貫通
    したピン穴より小径部を有し、該ピンは前記スリ
    ーブのピン穴と対応する小径部を有し、該ピンの
    小径部はスリーブの内壁近傍まで挿入せしめられ
    ていることを特徴とする油圧バルブボデイ。
JP12284381U 1981-08-18 1981-08-18 油圧バルブボデイ Granted JPS5828175U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12284381U JPS5828175U (ja) 1981-08-18 1981-08-18 油圧バルブボデイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12284381U JPS5828175U (ja) 1981-08-18 1981-08-18 油圧バルブボデイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5828175U JPS5828175U (ja) 1983-02-23
JPH0112034Y2 true JPH0112034Y2 (ja) 1989-04-10

Family

ID=29916758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12284381U Granted JPS5828175U (ja) 1981-08-18 1981-08-18 油圧バルブボデイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5828175U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5828175U (ja) 1983-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0112034Y2 (ja)
JPS60152576U (ja) ロ−タリバルブ
JPS6136731U (ja) 軸継手
JPS59146670U (ja) 電磁流量制御弁
JPS59173505U (ja) ハイドロリツクホルダ
JPS60134979U (ja) 電磁流量制御弁
JPS6064352U (ja) コントロ−ルバルブのストツパ用プラグ
JPS6062677U (ja) 電磁制御弁
JPH0524818Y2 (ja)
JPS6081551A (ja) 自動変速機のコントロ−ルバルブ
JPS5892535U (ja) ピストン構造
JPS6157276U (ja)
JPS6123996Y2 (ja)
JPS5886979U (ja) チュ−ブ接続機構
JPS5936814U (ja) バルブボデー内油路用オイルストレーナ
JPS5889612U (ja) コントロ−ルケ−ブルのケ−ブルエンド係止具
JPS60114356U (ja) 調圧バルブ
JPS58162361U (ja) バタフライ形制水弁におけるシ−ル装置
JPS60196082U (ja) 蓋付きウオールキヤツプ
JPS6266045U (ja)
JPS5880622U (ja) 歯車の組立構造
JPS6128977U (ja) 壁面貫通パイプ用ソケツト
JPS5858186U (ja) 樹脂製の配管用接続接手
JPS5897331U (ja) ピストン構造
JPS58134608U (ja) カムシヤフト