JPH0523136Y2 - - Google Patents

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JPH0523136Y2
JPH0523136Y2 JP1986162568U JP16256886U JPH0523136Y2 JP H0523136 Y2 JPH0523136 Y2 JP H0523136Y2 JP 1986162568 U JP1986162568 U JP 1986162568U JP 16256886 U JP16256886 U JP 16256886U JP H0523136 Y2 JPH0523136 Y2 JP H0523136Y2
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spiral groove
outer cylinder
coil spring
support body
groove
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は繰り出し容器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、口紅容器等に用いられている繰り出し
容器としては、実開昭58−112216号公報に記載さ
れた口紅容器、及び実開昭60−97515号公報に記
載された棒状化粧品押出容器がある。
前記実開昭58−112216号公報に記載された口紅
容器は、第3図及び第4図に示すように、外筒1
の内側に螺旋溝2を形成し、この外筒1内に縦溝
3を形成した中筒4を回動自在に配置したもので
あり、この中筒4内には化粧料5を支持する支持
体6が上下動自在に配置されている。
この支持体6の側壁部にはU字溝16が形成さ
れており、このU字溝16で囲まれた島部分の先
端に係合突起17が形成されている。
この係合突起17は前記縦溝3を介して螺旋溝
2に嵌合し、外筒1と支持体6とを相対的に回転
させることによつて化粧料5が出没自在となるよ
うになつている。
前記係合突起17がU字溝16で形成された島
部分の先端に形成されているのは、支持体6と外
筒1との多少の寸法を吸収して前記係合突起17
が螺旋溝2内で円滑に作動させるためのものであ
る。
そして、前記実開昭60−97515号公報に記載さ
れた棒状化粧品押出容器は、化粧料を収容する受
皿体の筒壁の一方の側面に固定して突出した軸片
を設け、受皿体の筒壁の他方の側面に貫通孔を設
け、この貫通孔に端板を設けた筒状の軸片の端部
を突出させて挿通し、この軸片内に、軸片を押圧
する弾発材を挿入し、前記両方の軸片を外筒体に
形成した螺旋溝に、前記弾発材で付勢して係合し
たものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記第3図及び第4の従来のものに
おいては、係合突起17がU字溝16で形成され
た島部分の先端に形成されているため、その動作
ストロークを充分にとることができず、支持体6
や外筒1が大きく変形した場合においては螺旋溝
2の底部に係合突起17が強く当接し、繰り出し
動作に支障を生じる虞れがある。
また、係合突起17はU字溝16で形成された
板バネ部分の弾性で螺旋溝に押圧されるものであ
るため、支持体6の材質によつてはへたりを生じ
ることがあり、支持体6の支持にガタを生じて、
却つて使用感が悪化する虞れがある。
そして、前記実開昭60−97515号公報に記載さ
れた棒状化粧品押出容器は、他方の軸片は受皿体
の筒壁に設けた貫通孔から、進退できるが、一方
の軸片は筒壁より固定して突出している。
従つて第3図の従来の口紅容器と同様に、受皿
体や外筒体等が変形した場合には、受皿体の筒壁
の一方の側面が外筒体の内壁面に圧接され、又は
一方の固定された軸片が螺旋溝の底部に強く当接
し、或は軸片が螺旋溝の底部に当接せず、受皿体
の繰り出し動作に支承が生じる虞がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、支
持体や受皿体或は外筒が大きく変形した場合にお
いても繰り出し動作に支障を来さないとともに、
支持体や受皿体にガタを生じることがないように
した繰り出し容器とすることを技術的課題とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以
下のような構成とした。
即ち、外筒1の内壁面に螺旋溝2を形成すると
ともに、この外筒1内に、縦溝3を形成した中筒
4を回動自在に配置する。
この中筒4内に化粧料5を支持する支持体6を
上下動自在に支持せしめる。
この支持体6にはコイルスプリング7を貫通さ
せてあり、このコイルスプリング7の両端8,9
を支持体6の側面6Cに対向的に突出せしめ、こ
の両端8,9を前記縦溝3を介して前記螺旋溝2
に係合せしめて繰り出し容器とした。
〔作用〕
本考案は、支持体6を貫通させて設けたコイル
スプリング7の両端8,9を、支持体6の側面6
Cに対向的に突出せしめ、この両端8,9を螺旋
溝2に係合せしめている。
したがつて、支持体6や外筒1が変形すると、
スプリング7は、前記変形に対応して伸縮し、端
部8,9を対応して進出し、或は後退して端部
8,9は略均等な力で、螺旋溝2の底部に弾力的
に圧接し、コイルスプリング7の両端8,9を、
螺旋溝2にガタつくことなく支持させることがで
き支持体6を安定化させることができる。
また、コイルスプリング7はストロークが長
く、支持体6や外筒1が大幅に変形してもその変
形分には充分に吸収することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
外筒1の内壁面には2本の螺旋溝2が形成され
ており、この外筒1内には縦溝3を形成した中筒
4が回動自在に配置されている。
この中筒4は筒状に形成されており、底板4a
を有しているとともに、底板4aの周囲に鍔部4
bを形成してあり、前記外筒1の下端をここに当
接せしめて支持するようになつている。
この中筒4内には化粧料5を支持する支持体6
を上下動自在に支持せしめてある。この支持体6
は有底筒状に形成されており、側面6Cには孔部
6a,6bが対向的に穿設されている。
この支持体6にはコイルスプリング7が貫通さ
せてあり、その両端8,9を前記孔部6a,6b
から突出せしめてある。
このコイルスプリング7の両端8,9は前記縦
溝3を介して前記螺旋溝2に係合せしめてあり、
螺旋溝2の底部に適度な押圧力で当接せしめてあ
る。
以上の如き構成とすることによつてコイルスプ
リング7は螺旋溝2にガタつきなく支持させるこ
とができ支持体6を安定化させることができる。
また、支持体6や外筒1が大きく変形してもコ
イルスプリング7でこれを吸収することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、支持体6を貫通させて設けた
コイルスプリング7の両端8,9を、支持体6の
側面6Cに対向的に突出せしめ、この両端8,9
を螺旋溝2に係合せしめたものである。
したがつて、支持体6や外筒1が変形すると、
コイルスプリング7は、前記変形に対応して伸縮
し、端部8,9も対応して進出し、或は後退して
端部8,9は略均等な力で、螺旋溝2の底部に弾
力的に押圧し、螺旋溝2にガタ付くことなく支持
体6を支持させて、支持体6の繰り出し動作を常
に円滑なものとすることができる。
また、コイルスプリング7は大きなストローク
が得られるため常に適当な力で螺旋溝2の底部を
押圧することができ、支持体6にガタを生じるこ
とはなく使用感が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は断面図、第2図は要部の斜視図、第3図及
び第4図は従来の繰り出し容器を示し、第3図は
断面図、第4図は斜視図である。 1……外筒、2……螺旋溝、3……縦溝、4…
…中筒、5……化粧料、6……支持体、6C……
支持体の側面、7……コイルスプリング、8,9
……コイルスプリングの両端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒1の内壁面に螺旋溝2を形成するととも
    に、縦溝3を形成してある中筒4をこの外筒1内
    に回動自在に配置し、この中筒4内に化粧料5を
    支持する支持体6を上下動自在に設けせしめ、こ
    の支持体6にはコイルスプリング7を貫通させて
    あり、このコイルスプリング7の両端8,9を支
    持体6の側面6cに対向的に突出せしめ、この両
    端8,9を前記縦溝3を介して前記螺旋溝2に係
    合せしめたことを特徴とする繰り出し容器。
JP1986162568U 1986-10-23 1986-10-23 Expired - Lifetime JPH0523136Y2 (ja)

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JP1986162568U JPH0523136Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JP1986162568U JPH0523136Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JPS6368919U JPS6368919U (ja) 1988-05-09
JPH0523136Y2 true JPH0523136Y2 (ja) 1993-06-14

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JPS6097515U (ja) * 1983-12-13 1985-07-03 株式会社吉野工業所 棒状化粧品押出容器

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JPS6368919U (ja) 1988-05-09

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