JPH061068Y2 - ペンシル型棒状化粧品容器 - Google Patents
ペンシル型棒状化粧品容器Info
- Publication number
- JPH061068Y2 JPH061068Y2 JP9378288U JP9378288U JPH061068Y2 JP H061068 Y2 JPH061068 Y2 JP H061068Y2 JP 9378288 U JP9378288 U JP 9378288U JP 9378288 U JP9378288 U JP 9378288U JP H061068 Y2 JPH061068 Y2 JP H061068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stick
- shaped cosmetic
- thread
- cylinder
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、ペンシル型棒状化粧品容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 棒口紅等に用いるこの種の容器は、通常、その棒口紅等
を螺旋昇降手段で出没させるようになっている。
を螺旋昇降手段で出没させるようになっている。
しかし、使用が進んでその棒口紅等の残量が少なくなっ
たとき等には、螺旋昇降手段を大きく作動させなければ
ならず、不便である。
たとき等には、螺旋昇降手段を大きく作動させなければ
ならず、不便である。
本案は、斯る従来の欠点を除去しようとするものであ
る。
る。
「課題を解決するための手段」 本案は、軸筒１の中央に先端が棒状化粧品用支持部21を
なす芯材２を配しかつ後端相互を連結させて基体Ａを構
成し、該基体には、軸筒１と芯材２との先端部相互間に
て棒状化粧品保護筒３を出入・回転自在に支承すると共
に、適所にスプリング４を内装してその棒状化粧品保護
筒３を出方向に付勢し、また、基体Ａと棒状化粧品保護
筒３とのいずれか一方に螺条31を、他方に該螺条と乗り
越え可能に係合する弾性係合片22…を設け、更に、基体
Ａの後端部にその弾性係合片22…を螺条31から離脱させ
る押釦５を装着して成る。
なす芯材２を配しかつ後端相互を連結させて基体Ａを構
成し、該基体には、軸筒１と芯材２との先端部相互間に
て棒状化粧品保護筒３を出入・回転自在に支承すると共
に、適所にスプリング４を内装してその棒状化粧品保護
筒３を出方向に付勢し、また、基体Ａと棒状化粧品保護
筒３とのいずれか一方に螺条31を、他方に該螺条と乗り
越え可能に係合する弾性係合片22…を設け、更に、基体
Ａの後端部にその弾性係合片22…を螺条31から離脱させ
る押釦５を装着して成る。
「作用」 如上の構成であるから、棒状化粧品保護筒３を回転させ
れば、該棒状化粧品保護筒は、螺条31と弾性係合片22…
との係合により螺出入し、芯材２先端の支持部21に取り
付けた棒状化粧品Ｂが出入する。
れば、該棒状化粧品保護筒は、螺条31と弾性係合片22…
との係合により螺出入し、芯材２先端の支持部21に取り
付けた棒状化粧品Ｂが出入する。
また、棒状化粧品保護筒３をスプリング４に抗して強く
押し込めば、弾性係合片22…が弾性変形して螺条31を飛
び越え、棒状化粧品保護筒３は急速に入り込み、棒状化
粧品が逸速く表出する。
押し込めば、弾性係合片22…が弾性変形して螺条31を飛
び越え、棒状化粧品保護筒３は急速に入り込み、棒状化
粧品が逸速く表出する。
次に、その表出状態において、押釦５を押せば、弾性係
合片22…が押し曲げられて螺条31から離脱し、同時に、
スプリング４が作用して、棒状化粧品保護筒３は自動的
に飛び出し、棒状化粧品Ｂが直ちに没入する。
合片22…が押し曲げられて螺条31から離脱し、同時に、
スプリング４が作用して、棒状化粧品保護筒３は自動的
に飛び出し、棒状化粧品Ｂが直ちに没入する。
「実施例」 その１ 第１図乃至第３図は、実施の一例を示している。
図において、１は、軸筒、２は、該軸筒の中央に配した
芯材であり、両者の後端を相互に連結して基体Ａを構成
している。
芯材であり、両者の後端を相互に連結して基体Ａを構成
している。
３は、上記基体Ａの軸筒１と芯材２との先端部相互間に
て出入・回転自在に支承した棒状化粧品保護筒、４は、
軸芯１内後半部に内装して棒状化粧品保護筒３を出方向
に付勢するスプリング、５は、基体Ａの後端部に装着し
た押釦である。
て出入・回転自在に支承した棒状化粧品保護筒、４は、
軸芯１内後半部に内装して棒状化粧品保護筒３を出方向
に付勢するスプリング、５は、基体Ａの後端部に装着し
た押釦である。
軸筒１は、適宜長さの円筒であり、先端に棒状化粧品保
護筒３を抜け止めする短い内向きフランジ11を有してい
る。
護筒３を抜け止めする短い内向きフランジ11を有してい
る。
芯材２は、外周が円形であり、先端に窪みによる棒状化
粧品用支持部21を有し、先半部を無空に、後半部を後端
開放の中空に形成すると共に、後端を段付き大径にし
て、該大径後端部23を軸筒１の後端に嵌合連結し、か
つ、該大径後端部の内縁に押釦用ストッパ25を設けてい
る。
粧品用支持部21を有し、先半部を無空に、後半部を後端
開放の中空に形成すると共に、後端を段付き大径にし
て、該大径後端部23を軸筒１の後端に嵌合連結し、か
つ、該大径後端部の内縁に押釦用ストッパ25を設けてい
る。
また、芯材２の中空後半部には、左右一対の案内長孔2
4,24を設け、該案内長孔の先端、つまり、芯材中途に、
一対の弾性係合片22,22を垂設しており、該弾性係合片
には、外面に後記螺条31と係合する突子221,221を設
け、下端に外側へ向う傾斜面222,222を形成している。
4,24を設け、該案内長孔の先端、つまり、芯材中途に、
一対の弾性係合片22,22を垂設しており、該弾性係合片
には、外面に後記螺条31と係合する突子221,221を設
け、下端に外側へ向う傾斜面222,222を形成している。
棒状化粧品保護筒３は、円筒に形成して、先半部3aによ
り芯材２先端の支持部21に取り付けた棒状化粧品Ｂを保
護し得るようにすると共に、後半部3bの外周を段付き大
径にして、該後半部を軸筒１と芯材２との間に出入・回
転自在に支承させており、また、後半部内周に螺条31を
形成して上記弾性係合片22,22の突子221,221を乗り越え
可能に係合させている。
り芯材２先端の支持部21に取り付けた棒状化粧品Ｂを保
護し得るようにすると共に、後半部3bの外周を段付き大
径にして、該後半部を軸筒１と芯材２との間に出入・回
転自在に支承させており、また、後半部内周に螺条31を
形成して上記弾性係合片22,22の突子221,221を乗り越え
可能に係合させている。
スプリング４は、圧縮コイルスプリングとし、軸筒１内
後半部にて、芯材２の大径後端部23と棒状化粧品保護筒
３の後端との間に介在させている。
後半部にて、芯材２の大径後端部23と棒状化粧品保護筒
３の後端との間に介在させている。
押釦５は、芯材２の大径後端部23内に押込み可能に支持
させ、また、内面から芯材２の案内長孔24,24内に摺動
自在に嵌まる一対のカム片51,51を突設し、該カム片の
先端に上記弾性係合片22,22の傾斜面222,222と対峙する
傾斜カム面511,511を形成している。
させ、また、内面から芯材２の案内長孔24,24内に摺動
自在に嵌まる一対のカム片51,51を突設し、該カム片の
先端に上記弾性係合片22,22の傾斜面222,222と対峙する
傾斜カム面511,511を形成している。
如上の構成であり、芯材２の先端の支持部21に棒状化粧
品Ｂを支持させるが、普段は、第１図に示すように、棒
状化粧品Ｂが棒状化粧品保護筒３の先半部3aで保護され
ている。
品Ｂを支持させるが、普段は、第１図に示すように、棒
状化粧品Ｂが棒状化粧品保護筒３の先半部3aで保護され
ている。
而して、化粧に供するときは、棒状化粧品保護筒３をス
プリング４に抗して強く押し込めば、弾性係合片22,22
が弾性変形して螺条31を飛び越え、棒状化粧品保護筒３
は急速に入り込み、棒状化粧品が逸速く表出する。この
際、棒状化粧品保護筒３を螺出入させれば、棒状化粧品
Ｂの出具合を微調整できる。勿論、棒状化粧品保護筒３
の螺出入のみで棒状化粧品Ｂを出没させることもでき
る。
プリング４に抗して強く押し込めば、弾性係合片22,22
が弾性変形して螺条31を飛び越え、棒状化粧品保護筒３
は急速に入り込み、棒状化粧品が逸速く表出する。この
際、棒状化粧品保護筒３を螺出入させれば、棒状化粧品
Ｂの出具合を微調整できる。勿論、棒状化粧品保護筒３
の螺出入のみで棒状化粧品Ｂを出没させることもでき
る。
次に、その棒状化粧品Ｂの表出状態において、押釦５を
押せば、カム片51,51の傾斜カム面511,511が弾性係合片
22,22の傾斜面222,222を押してこれを滑動させ、弾性係
合片22,22が内側へ弾性変形して突子221,221が螺条31か
ら離脱し、同時に、スプリグ４の弾力で棒状化粧品保護
筒３が飛び出し、棒状化粧品Ｂが瞬時の内に没入する。
押せば、カム片51,51の傾斜カム面511,511が弾性係合片
22,22の傾斜面222,222を押してこれを滑動させ、弾性係
合片22,22が内側へ弾性変形して突子221,221が螺条31か
ら離脱し、同時に、スプリグ４の弾力で棒状化粧品保護
筒３が飛び出し、棒状化粧品Ｂが瞬時の内に没入する。
その２ 第４図乃至第７図は、他の実施例を示している。この場
合は、前例のものにおいて、芯材２の先半部も中空に
し、芯材２の案内長孔24,24を排し、かつ、弾性係合片2
2,22の傾斜面222,222を弾性係合片の内面中途部に形成
し、また、前例のカム片51,51に代えて１本のカム棒52
を設けて、該カム棒の先端に上記傾斜面222,222に対応
する擂鉢状傾斜カム面521を形成している。
合は、前例のものにおいて、芯材２の先半部も中空に
し、芯材２の案内長孔24,24を排し、かつ、弾性係合片2
2,22の傾斜面222,222を弾性係合片の内面中途部に形成
し、また、前例のカム片51,51に代えて１本のカム棒52
を設けて、該カム棒の先端に上記傾斜面222,222に対応
する擂鉢状傾斜カム面521を形成している。
他の各部の構成及び作用は、前例とほぼ同様につき省略
する。
する。
「考案の効果」 本考案によれば、棒状化粧品保護筒３を、スプリング４
に抗して強く押し込むことにより逸速く棒状化粧品Ｂを
表出させることができると共に、螺動させることにより
その表出状態を微調整でき、また、押釦５を押すことに
より自動的に瞬時にして没入させることができて、使用
上頗る便利重宝である。
に抗して強く押し込むことにより逸速く棒状化粧品Ｂを
表出させることができると共に、螺動させることにより
その表出状態を微調整でき、また、押釦５を押すことに
より自動的に瞬時にして没入させることができて、使用
上頗る便利重宝である。
図面は、本案の実施例で、第１図は、一例の截断側面
図、第２図は、同例の要部部材の斜視図、第３図は、同
例の要部の拡大断面図、第４図は、他の例の截断側面
図、第５図は、同例の第４図Ｖ−Ｖ線の断面図、第６図
は、同例の要部部材の截断斜視図、第７図、同例の要部
の拡大断面図である。 Ａ…基体 Ｂ…棒状化粧品 １…軸筒 ２…芯材 ３…棒状化粧品保護筒 ４…スプリング ５…押釦 21…支持部 22…弾性係合片 31…螺条 51…カム片 52…カム棒
図、第２図は、同例の要部部材の斜視図、第３図は、同
例の要部の拡大断面図、第４図は、他の例の截断側面
図、第５図は、同例の第４図Ｖ−Ｖ線の断面図、第６図
は、同例の要部部材の截断斜視図、第７図、同例の要部
の拡大断面図である。 Ａ…基体 Ｂ…棒状化粧品 １…軸筒 ２…芯材 ３…棒状化粧品保護筒 ４…スプリング ５…押釦 21…支持部 22…弾性係合片 31…螺条 51…カム片 52…カム棒
Claims (1)
- 【請求項１】軸筒１の中央に先端が棒状化粧品用支持部
21をなす芯材２を配しかつ後端相互を連結させて基体Ａ
を構成し、該基体には、軸筒１と芯材２との先端部相互
間にて棒状化粧品保護筒３を出入・回転自在に支承する
と共に、適所にスプリング４を内装してその棒状化粧品
保護筒３を出方向に付勢し、また、基体Ａと棒状化粧品
保護筒３とのいずれか一方に螺条31を、他方に該螺条と
乗り越え可能に係合する弾性係合片22…を設け、更に、
基体Ａの後端部にその弾性係合片22…を螺条31から離脱
させる押釦５を装着したことを特徴とするペンシル型棒
状化粧品容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9378288U JPH061068Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | ペンシル型棒状化粧品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9378288U JPH061068Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | ペンシル型棒状化粧品容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215022U JPH0215022U (ja) | 1990-01-30 |
| JPH061068Y2 true JPH061068Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31318258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9378288U Expired - Lifetime JPH061068Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | ペンシル型棒状化粧品容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061068Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP9378288U patent/JPH061068Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0215022U (ja) | 1990-01-30 |
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