JP2678570B2 - 充填式棒状化粧料容器 - Google Patents

充填式棒状化粧料容器

Info

Publication number
JP2678570B2
JP2678570B2 JP17965894A JP17965894A JP2678570B2 JP 2678570 B2 JP2678570 B2 JP 2678570B2 JP 17965894 A JP17965894 A JP 17965894A JP 17965894 A JP17965894 A JP 17965894A JP 2678570 B2 JP2678570 B2 JP 2678570B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filling
shaped cosmetic
cosmetic container
container according
stick
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17965894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0819421A (ja
Inventor
隆 井上
武雄 岩堀
健一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Hidan Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Hidan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd, Hidan Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP17965894A priority Critical patent/JP2678570B2/ja
Priority to CN95115060A priority patent/CN1066621C/zh
Priority to US08/499,201 priority patent/US5873667A/en
Priority to KR1019950019965A priority patent/KR100238850B1/ko
Publication of JPH0819421A publication Critical patent/JPH0819421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2678570B2 publication Critical patent/JP2678570B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、口紅のような
棒状化粧料を溶融状態で充填・収容する充填式棒状化粧
料容器に係り、とくに本体に比較的小径のストレート管
を使用したものの気密機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の充填式棒状化粧料容器は、例えば
図11に示すような構造となっている。即ち、平板を絞
って筒体とするいわゆる段絞り管では工程数が多いとい
う欠点がある。このため、工程減と、それによる寸法精
度の向上、寸法安定性の向上、繰出し・繰入れ感の向上
を図るため、本体101に引抜き加工をしたストレート
管を使用することが考えられる。
【0003】即ち、従来の容器は、まず袴筒体100が
あり、この袴筒体100の内周側には間隔を存した状態
で本体101が同軸に配置されていた。該本体101の
中央部と袴筒体100との間には、中具103が取り付
けられていた。上記袴筒体100と本体101との間に
は、内周面に螺旋溝107を螺旋状に設けた外筒体10
5が配置されていた。本体101の内周側には中皿体1
09が配置されていた。該中皿体109は、下端部に設
けた突起111、111が本体101の下部に設けられ
た摺動孔113、113を通って、螺旋溝107に螺合
するようになっていた。かかる中皿体109に棒状化粧
料が収容・保持され、袴筒体100を回動することによ
り繰出し・繰入れをするようになっていた。この場合、
外筒体105は本体101に、また中具103は外筒体
105及び本体101に夫々べたに嵌合していた。この
ため、次のような欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、容器の気密性を
大にするため中具103の径を小にすると、中具103
と本体101及び外筒体105との間の抵抗が夫々大と
なり過ぎる。このため、繰出し・繰入れが重くなるとい
う欠点があった。
【0005】また、中具103の径を大にし過ぎると、
中具103と本体101及び外筒体105との間の抵抗
が夫々小となり過ぎる。このため、繰出し・繰入れが軽
くなるという欠点があった。
【0006】このように気密性と繰出し・繰入れは両立
が困難である場合が多く、このため従来はストレート管
での気密性は一般に困難なものと考えられてきた。とく
に、小径のストレート管は化粧料を充填し難いためなお
さらであった。
【0007】また、従来の容器では、各筒体の径の精度
を正確にしなければならないという欠点があり、製品精
度のばら付きに有効に対処することができなかった。
【0008】ところで、例えば、口紅のような棒状化粧
料は、最近、落ち難いもの、うるおいのあるもの等が流
行している。しかし、かかる化粧料は成分的にみると、
揮発性の物質が比較的多いという特徴がある。このた
め、容器の気密性を良好にしないと、経時変化により化
粧料の使用性が劣化するおそれがあった。また容器の気
密性を良好にしないと、充填後化粧料が収縮し、「抜
け」、(棒状化粧料が収縮の結果中皿体から抜けてしま
う現象)、「起き去り」(棒状化粧料が繰出し・繰入れ
に有効に対応できない現象)、「折れ」(棒状化粧料が
収縮の結果折れ易くなったり折れてしまう現象)といっ
たことが多発していた。
【0009】本発明はこのような背景に鑑みてなされた
ものである。即ち、本発明の目的は、本体にストレート
管を使用した充填式棒状化粧料容器において、気密性の
向上を図るとともに、繰出し・繰入れの良好化、安定性
を図ることである。これにより、揮発性成分の多い化粧
料においても、使用性の良好な状態が比較的長期間持続
し、また「抜け」、「置き去り」、「折れ」の発生を防
止するのである。
【0010】また、本発明は併せて、本体、外筒体、中
具等筒体の製品精度のばら付きに有効に対処することを
も目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、上下開放のストレート状の筒体からなり下部に
長手方向に沿って摺動孔を設けた本体と、上下開放の筒
体からなり内側に上記本体を摺嵌しかつ内周面に螺旋溝
を設けた回動自在の外筒体と、上下開放の筒体からなり
下端部に上記摺動孔を介して螺旋溝に摺動自在に係合さ
れる突起を有するとともに棒状化粧料を収容・保持する
中皿体と、底面に化粧料を充填するために設けた孔を有
し上記外筒体を嵌着する袴筒体と、該袴筒体と本体との
間に取り付けられる中具と、を具備してなる充填式棒状
化粧料容器において、上記外筒体の上部には中具と本体
との間に間隙が形成され、外筒体の上記上部の内周面に
周方向に沿ってリブが突設され、該リブが本体の外周面
に周方向に摺動自在に当接され、上記リブを挟んで外筒
体と中具とが弾接され、さらにキャップ内に取り付けら
れるインナーキャップと中具の上部とが着脱可能に気密
状態に嵌合されたことを特徴とする充填式棒状化粧料容
器を供する。この際、上記リブを点状に設けることが考
えられる。また、上記リブを線状に設けることが考えら
れる。また、外筒体の上部は内径が径大にかつ外径が径
小に形成され、上記リブの上方に位置する中具の内周面
に突部を設けることが考えられる。また、外筒体の上端
が中具側に拡開されることが考えられる。また、外筒体
の上端部の外周面に周方向に沿って突部が突設されるこ
とが考えられる。また、上記突部を点状に設けることが
考えられる。また、上記突部を線状に設けることが考え
られる。また、外筒体の上部が上端より本体との嵌合部
の直上まで形成されることが考えられる。また、外筒体
の上部の下端に位置する中具の部分がストレート状であ
ることが考えられる。また、外筒体の上部の下端に位置
する中具の部分が外筒体側に屈曲されることが考えられ
る。また、外筒体の上部が上端より本体との嵌合部の直
下まで形成されることが考えられる。また、外筒体の上
部の下端に位置する中具の部分がストレート状であるこ
とが考えられる。また、外筒体の上部の下端に位置する
中具の部分が外筒体側に屈曲されることが考えられる。
また、中具の上部の外周面に突部を設け、インナーキャ
ップの内周面に該突部に対応する凹部を設けることが考
えられる。また、インナーキャップの内周面に突部を設
け、中具の上部の外周面に該突部に対応する凹部を設け
ることが考えられる。また、インナーキャップの下端部
を外側に拡開することが考えられる。また、袴筒体、本
体、中具及びキャップが金属からなり、外筒体、中皿体
及びインナーキャップが熱可塑性樹脂からなることが考
えられる。
【0012】
【作用】外圧がかかった場合、即ち、袴筒体と中具との
間の強制嵌合を強くして、中具と本体及び外筒体との間
の締め付けを強くした場合の外筒体、中具及び本体の嵌
合関係は、次の通りである。
【0013】即ち、リブを支点として中具の突部が外筒
体の外周面を押圧し、一方、この押圧と反対方向に、外
筒体の上部下端が中具の内周面を押圧する。また、中具
の上部はインナーキャップの内周面に押圧される。この
結果、容器全体の気密性は大となるのである。
【0014】一方、容器の繰出し・繰入れは、リブを支
点として外圧が夫々反対方向に作用するので、中具と本
体及び外筒体との間の摩擦抵抗に変化はない。したがっ
て、設定された最適の抵抗度により、繰出し・繰入れを
することができる。
【0015】上記した嵌合関係は、外筒体、中具、本体
といった各筒体の径の精度が多少ばら付いても影響を受
けない。
【0016】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明の第1
実施例を説明する。図1のA、Bは互いに直角方向に縦
断した図である。便宜上、同一機能の部分には同一の符
号を付し、説明を省略した。
【0017】まず、底面中央部に孔2を有していて上端
を開放した袴筒体1があり、この袴筒体1の内周側には
間隔を有した状態で比較的小径(細身)の本体3が同軸
に配置されている。上記本体3は、引き抜き加工などに
より上端乃至下端が同径に形成されたストレート管から
なり、上下が開放されている。本体3の下部の対称位置
には、長手方向に沿って下端まで延長された摺動孔4が
設けられている。また、本体3の中央部は突弧状にわん
曲5aされ、外筒体9との間に嵌合部5が形成されてい
る。本体3の径は上記突弧状わん曲部以外は同径であ
る。本体3の中央部と上記袴筒体1との間には、上下開
放の筒体からなる中具7が取り付けられている。上記袴
筒体1と本体3との間には、上下開放の筒体からなる外
筒体9が配置されている。該外筒体9は袴筒体1に強制
嵌合により嵌着される。外筒体9の内周面には、螺旋溝
11が螺旋状に形成されている。該螺旋溝11の上方で
あって上記突弧状わん曲部5aに対応する外筒体9の内
周面には、環状の溝5bが設けられ、本体3との間に嵌
合部5を形成している。
【0018】上記本体3の内周側には、上下開放の筒体
からなる中皿体13が配置されている。該中皿体13の
下端部には、対称位置に一対の突起15、15が突設さ
れており、該一対の突起15、15が上記した摺動孔4
を通って螺旋溝11に螺合するようになっている。かか
る中皿体13に棒状化粧料37が収容、保持されること
になる。
【0019】上記本体3、中具7及び外筒体9の嵌合関
係を図2を参照してさらに詳細に説明する。外筒体9の
上部17は、上端より上記嵌合部5の直上まで形成さ
れ、内径aが筒体の内径cより径大に、かつ外径bが筒
体の外径dより径小に形成されている。かかる上部17
と本体3及び中具7との間には間隙Gが形成される。上
記上部17の内周面には周方向に沿って線状リブ19が
設けられ、このリブ19が本体3の外周面に摺接する。
該リブ19を挟んで上方に位置する中具7の内周面には
突部21が突設され、この突部21が外筒体9の外周面
に摺接する。一方、リブ19の下方に位置する上記上部
17の下端23は、下端部25がストレートに伸長され
た中具7の内周面に摺接する。
【0020】中具7の上部は、キャップ27に固着され
たインナーキャップ29と本体3との間に、着脱可能に
気密状態となるよう嵌合される。即ち、中具7の上部外
周面には、環状にわん曲された突部31が設けられ、こ
れに対応するインナーキャップ29の凹部33に嵌着さ
れて、嵌着部35となっている。インナーキャップ29
の下端部30は拡開され、中具7の脱着が容易なように
なっている。
【0021】上記構成の充填式棒状化粧料容器に化粧料
37を充填させるには、キャップ27を外した状態で図
示していない成型用型具を本体3の上端に冠せ、孔2よ
り溶融状態の化粧料を充填する。充填後、袴筒体1の底
面の孔2にシ−ルを貼付する。化粧料の固化後、上記成
型用型具を取り外し、キャップ27を嵌合するのであ
る。
【0022】なお、袴筒体1、本体3及びキャップ27
は例えばアルミニウムのような金属から、中具7は例え
ば真鍮のような金属から夫々構成されるのが望ましい。
また外筒体9は例えばポリアセタール、中皿体13は例
えばポリブチレンフタレート、インナーキャップ29は
例えば超低密度ポリエチレンのような熱可塑性樹脂から
構成されるのが望ましい。
【0023】図中39は、中具7の中央部に設けられた
外突部である。
【0024】以上の構成を基にその作用、効果を図7を
参照して説明する。まず、中具7と本体3及び外筒体9
との間の嵌合関係は、外圧がかかると図7のAよりBに
示すようになる。即ち、中具7に袴筒体1を強く嵌着し
て中具7の締め付けを強くすると、リブ19を支点とし
て、中具7の突部21が外筒体9の上部17外周面を押
圧する。一方、この押圧とは反対方向に、外筒体9の上
部下端23が中具7の下端部26の内周面を押圧する。
このように樹脂からなる外筒体9の上部17はリブ19
を支点としてばねのように作用する。また中具7の上部
に設けられた突部31は、インナーキャップ29の凹部
33側に押圧されるから、嵌着部35の密着度は一層強
化される。この結果、容器全体の気密性は一層大となる
のである。
【0025】このように、外圧の力はリブ19を支点と
して夫々反対方向に作用するため、中具7と本体3及び
外筒体9との間の抵抗力は増大しない。したがって、容
器の繰出し・繰入れは設定された最適の条件下で行なう
ことができるのである。
【0026】したがって、本体に比較的小径のストレー
ト管を使用した充填式棒状化粧料容器において、気密性
の向上を図ることができるとともに、繰出し・繰入れの
良好化、安定性を図ることができ、両者の両立が可能と
なるのである。この結果、揮発性成分の多い化粧料にお
いても、経時変化の度合が小となるので、使用性の良好
な状態が比較的長期間持続し、また「抜け」、「置き去
り」、「折れ」の発生を防止することができるのであ
る。
【0027】また上記した嵌合関係は、外筒体、中具、
本体といった各筒体の径の精度が多少バラ付いても影響
を受けないという効果があるのである。
【0028】本発明による充填式棒状化粧料容器は上記
した実施例に限定されるものではない。例えば、リブ1
9は線状に設けてもよいし、点状に設けてもよい。
【0029】本体3、中具7及び外筒体9との嵌合関係
において、外筒体9の上部18は、図3に示すように、
上端より本体3との嵌合部5の直下まで形成してもよ
い。
【0030】また、上部17の下端に位置する中具7の
下端部26は、図4に示すように屈曲して形成してもよ
い。
【0031】また、中具7と外筒体9との嵌合におい
て、中具7の突部21に代えて、外筒体9の上端10を
中具7側に拡開し、中具7の内周面に摺接することとし
ても(図5)、同図Bに示す如く第1実施例と同様の作
用、効果がある。
【0032】同様に、中具7の突部21に代えて、外筒
体9の上端部の外周面に周方向に沿って突部22を設
け、中具7の内周面に摺接することとしても(図6)、
同図Bに示す如く第1実施例と同様の作用、効果があ
る。この突部22は点状に設けてもよいし、線状に設け
てもよい。
【0033】上記した図3乃至図7に示すように、上部
17の下端に位置する中具7の下端部26を屈曲せしめ
て外筒体9の外周面に摺嵌せしめると、本体3、中具7
及び外筒体9との嵌合関係が一層強化されるので、本体
3の容器からの抜け強度が一層向上する。
【0034】中具7とインナーキャップ29との嵌合に
おいて、インナーキャップ29の内周面側に突部を設
け、中具7の上部外周面にこれに対応する凹部を設ける
こととしてもよい。しかし、上記した図1の図示例の方
が中具7とインナーキャップ29との嵌着が一層良好で
ある。
【0035】さらには、上記した各種変形例を適宜組み
合わせることができる。
【0036】また、各部材を構成する金属あるいは樹脂
についても、上記した実施例で述べたもの以外に適宜の
ものを使用することができる。
【0037】中皿体の形状、形態は任意である。例え
ば、外形が横断面楕円形のもの(図8)、長手方向の外
周面の対称位置に上端より下端までリブ13a、13a
を突設したもの(図9)、長手方向の外周面の対称位置
に突起15の付近より下端までリブ13b、13bを突
設したもの(図10)などとしてもよい。なお、図9及
び図10においてAは一部切欠縦断面図、Bは横断面図
である。
【0038】次に、本体3には、従来タイプのような平
板を絞って筒体とするいわゆる段絞り管を使用したもの
でもよい。しかし、図示例のように引抜き加工をしたス
トレート管から本体3を構成するのが望ましい。これ
は、容器全体を細身にできること、切削加工をする必要
がないので加工の安定性が大となること、中皿体を本体
に挿入する際段絞りをした部分に中皿体の突起を引掛け
損傷するおそれがないこと、オーバーラントルクが大と
なるのでオーバーランし難いこと、などにより繰出し、
繰入れが一層良好となるからである。したがって、本発
明の効果はとくに本体3にストレート管を使用する場合
に顕著に発揮される。
【0039】
【発明の効果】このように、本発明にかかる充填式棒状
化粧料容器によれば、気密性の向上と、繰出し・繰入れ
の良好化、安定性を図ることができ、両者の両立が可能
となる効果がある。この結果、揮発性成分の多い化粧料
においても、使用性の良好な状態が比較的長期間持続
し、また、「抜け」、「置き去り」、「折れ」の発生を
防止することができるのである。さらに、上記した嵌合
関係は、外筒体、中具、本体といった各筒体の径の精度
が多少バラ付いても影響を受けないという効果があるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による充填式棒状化粧料容器の実施例を
示す断面図である。
【図2】図1のM部拡大図である。
【図3】本発明による充填式棒状化粧料容器の他の実施
例を示す要部断面図である。
【図4】本発明による充填式棒状化粧料容器の他の実施
例を示す要部断面図である。
【図5】本発明による充填式棒状化粧料容器の他の実施
例を示す要部断面図である。
【図6】本発明による充填式棒状化粧料容器の他の実施
例を示す要部断面図である。
【図7】本発明による充填式棒状化粧料容器の他の実施
例を示す要部断面図である。
【図8】本発明にかかる中皿体の他の例を示す横断面図
である。
【図9】本発明にかかる中皿体の他の例を示す図であ
る。
【図10】本発明にかかる中皿体の他の例を示す図であ
る。
【図11】従来例による充填式棒状化粧料容器を示す断
面図である。
【符合の説明】
1 袴筒体 2 孔 3 本体 4 摺動孔 5 嵌合部 7 中具 9 外筒体 10 外筒体上端 11 螺旋溝 13 中皿体 13a リブ(中皿体の) 13b リブ(中皿体の) 15 突起 17 上部 18 上部 19 リブ 21 突部 22 突部 23 上部下端 25 中具下端部 27 キャップ 29 インナーキャップ 30 インナーキャップ下端部 31 突部 33 凹部 35 嵌着部 37 棒状化粧料 39 外突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 健一 千葉県柏市花野井627番地 株式会社ヒ ダン内 (56)参考文献 実開 昭63−46016(JP,U) 登録実用新案3006521(JP,U)

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下開放のストレート状の筒体からなり
    下部に長手方向に沿って摺動孔を設けた本体と、上下開
    放の筒体からなり内側に上記本体を摺嵌しかつ内周面に
    螺旋溝を設けた回動自在の外筒体と、上下開放の筒体か
    らなり下端部に上記摺動孔を介して螺旋溝に摺動自在に
    係合される突起を有するとともに棒状化粧料を収容・保
    持する中皿体と、底面に化粧料を充填するために設けた
    孔を有し上記外筒体を嵌着する袴筒体と、該袴筒体と本
    体との間に取り付けられる中具と、を具備してなる充填
    式棒状化粧料容器において、上記外筒体の上部には中具
    と本体との間に間隙が形成され、外筒体の上記上部の内
    周面に周方向に沿ってリブが突設され、該リブが本体の
    外周面に周方向に摺動自在に当接され、上記リブを挟ん
    で外筒体と中具とが弾接され、さらにキャップ内に取り
    付けられるインナーキャップと中具の上部とが着脱可能
    に気密状態に嵌合されたことを特徴とする充填式棒状化
    粧料容器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の充填式棒状化粧料容器に
    おいて、上記リブを点状に設けたことを特徴とする充填
    式棒状化粧料容器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の充填式棒状化粧料容器に
    おいて、上記リブを線状に設けたことを特徴とする充填
    式棒状化粧料容器。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の充填式棒状
    化粧料容器において、外筒体の上部は内径が径大にかつ
    外径が径小に形成され、上記リブの上方に位置する中具
    の内周面に突部を設けたことを特徴とする充填式棒状化
    粧料容器。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3記載の充填式棒状
    化粧料容器において、外筒体の上端が中具側に拡開され
    たことを特徴とする充填式棒状化粧料容器。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3記載の充填式棒状
    化粧料容器において、外筒体の上端部の外周面に周方向
    に沿って突部が突設されたことを特徴とする充填式棒状
    化粧料容器。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の充填式棒状化粧料容器に
    おいて、上記突部を点状に設けたことを特徴とする充填
    式棒状化粧料容器。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の充填式棒状化粧料容器に
    おいて、上記突部を線状に設けたことを特徴とする充填
    式棒状化粧料容器。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至請求項8のいずれか一記載
    の充填式棒状化粧料容器において、外筒体の上部が上端
    より本体との嵌合部の直上まで形成されることを特徴と
    する充填式棒状化粧料容器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の充填式棒状化粧料容器
    において、外筒体の上部の下端に位置する中具の部分が
    ストレート状であることを特徴とする充填式棒状化粧料
    容器。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の充填式棒状化粧料容器
    において、外筒体の上部の下端に位置する中具の部分が
    外筒体側に屈曲されたことを特徴とする充填式棒状化粧
    料容器。
  12. 【請求項12】 請求項2乃至請求項8のいずれか一記
    載の充填式棒状化粧料容器において、外筒体の上部が上
    端より本体との嵌合部の直下まで形成されることを特徴
    とする充填式棒状化粧料容器。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の充填式棒状化粧料容
    器において、外筒体の上部の下端に位置する中具の部分
    がストレート状であることを特徴とする充填式棒状化粧
    料容器。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の充填式棒状化粧料容
    器において、外筒体の上部の下端に位置する中具の部分
    が外筒体側に屈曲されたことを特徴とする充填式棒状化
    粧料容器。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれか一
    記載の充填式棒状化粧料容器において、中具の上部の外
    周面に突部を設け、インナーキャップの内周面に該突部
    に対応する凹部を設けたことを特徴とする充填式棒状化
    粧料容器。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項14のいずれか一
    記載の充填式棒状化粧料容器において、インナーキャッ
    プの内周面に突部を設け、中具の上部の外周面に該突部
    に対応する凹部を設けたことを特徴とする充填式棒状化
    粧料容器。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至請求項16のいずれか一
    記載の充填式棒状化粧料容器において、インナーキャッ
    プの下端部を外側に拡開したことを特徴とする充填式棒
    状化粧料容器。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至請求項17のいずれか一
    記載の充填式棒状化粧料容器において、袴筒体、本体、
    中具及びキャップが金属からなり、外筒体、中皿体及び
    インナーキャップが熱可塑性樹脂からなることを特徴と
    する充填式棒状化粧料容器。
JP17965894A 1994-07-08 1994-07-08 充填式棒状化粧料容器 Expired - Fee Related JP2678570B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17965894A JP2678570B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 充填式棒状化粧料容器
CN95115060A CN1066621C (zh) 1994-07-08 1995-07-07 化妆品容器
US08/499,201 US5873667A (en) 1994-07-08 1995-07-07 Cosmetic container
KR1019950019965A KR100238850B1 (ko) 1994-07-08 1995-07-07 화장품 용기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17965894A JP2678570B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 充填式棒状化粧料容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0819421A JPH0819421A (ja) 1996-01-23
JP2678570B2 true JP2678570B2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=16069627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17965894A Expired - Fee Related JP2678570B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 充填式棒状化粧料容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2678570B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002186520A (ja) * 2000-10-12 2002-07-02 Hidan:Kk 化粧料容器

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2759555B1 (fr) * 1997-02-14 1999-04-30 Hidan Company Limited Logement pour cosmetique
FR2771606B3 (fr) * 1997-12-03 1999-10-01 Rexam Reboul Etui de rouge a levres et analogue
JP3153992B2 (ja) * 1998-06-25 2001-04-09 株式会社ヒダン 化粧料容器
US6158911A (en) 1998-11-04 2000-12-12 Echo Manufacturing Co. Method and apparatus for insertion and retainment of pomade within a dispenser
JP4155358B2 (ja) 2004-02-27 2008-09-24 株式会社吉野工業所 棒状化粧料繰り出し容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002186520A (ja) * 2000-10-12 2002-07-02 Hidan:Kk 化粧料容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0819421A (ja) 1996-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6572296B2 (en) Containers simulating collapsible tubes, packages including such containers, and methods of making them
US5873667A (en) Cosmetic container
JP2678570B2 (ja) 充填式棒状化粧料容器
US5897015A (en) Disc shaped container
US20020066750A1 (en) Device for packaging and dispensing a substance, in particular for hair care
JP3006521U (ja) 充填式棒状化粧料容器
US2816654A (en) Container and applicator for semi-solid substances
JP2879653B2 (ja) 化粧料容器
JP6741404B2 (ja) 化粧料容器
JP2791653B2 (ja) 化粧料容器
JP2678571B2 (ja) 棒状化粧料容器
JP3023736U (ja) 化粧料容器
JPS6333646Y2 (ja)
JP2805452B2 (ja) 化粧料容器
JPH0122571Y2 (ja)
JPH0725332Y2 (ja) 塗布機能付きチューブ容器
JPS6220316Y2 (ja)
JP2805451B2 (ja) 化粧料容器
JPH0612857Y2 (ja) 注出ヘッド
JP2002053151A (ja) チューブ容器
JPH0328945Y2 (ja)
JPH0346649Y2 (ja)
JPH0729932Y2 (ja) 棒状化粧料繰り出し容器
JPH0612860Y2 (ja) エアゾル容器の噴射頭
JPH077856Y2 (ja) 化粧筆付き液体容器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970603

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees