JP3012485U - 化粧用具 - Google Patents

化粧用具

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JP3012485U
JP3012485U JP1994013088U JP1308894U JP3012485U JP 3012485 U JP3012485 U JP 3012485U JP 1994013088 U JP1994013088 U JP 1994013088U JP 1308894 U JP1308894 U JP 1308894U JP 3012485 U JP3012485 U JP 3012485U
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JP
Japan
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brush
makeup tool
cap
shaft
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JP1994013088U
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英一 森
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Tokiwa Co Ltd
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Tokiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容器底部に残留した化粧液を無駄なく最後まで
使うための刷子付き化粧用具を与える。 【構成】可動式尾栓22を有する刷子付き化粧用具。当該
化粧用具はキャップ1、本体ボディー21、軸20、刷子3及
び尾栓22から成る。該尾栓22は本体基部付近内側にあっ
て、容器の内底を形成する。本体21に内設され側面が蛇
腹になっているボトル27の一端がキャップ状尾栓22の周
縁37と係合する。尾栓22は前記蛇腹により軸方向に移動
可能となる。尾栓22を押し上げることにより尾栓内部39
が刷子3の先端30と嵌合し、それによって尾栓内部に残
留する化粧液が刷子に付着する。尾栓は蛇腹の弾性反発
力により元の位置にもどる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願は化粧液を充填したコンパクトな化粧用具に関し、特に本体基部が可動式 の充填式刷子付き化粧用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
液状の化粧料を充填した刷子付き化粧用具はマスカラとして一般に知られてい る。コンパクトかつ軽量であるため携帯用化粧品としても広く使用されてきた。
【0003】 図1は従来のマスカラを示したものである。(A)は従来のマスカラの立面正面 図であり、(B)は(A)のB-B断面図であり、(C)は従来のマスカラの使用状態を示し たものである。図1(B)を参照すると、従来のマスカラは円筒状キャップ1、円筒 状本体2、軸5及び刷子3から成る。弾力性のある軸5の一端はキャップ1の軸線と 共軸にキャップ内に挿着され、他端には芯軸を介して刷子3が取り付けられてい る。本体2は化粧液4を充填するよう一端が封止され、他端は軸5及び刷子3を収容 するべく開放されている。該開放端付近内側に周着した口ネジ6を介してキャッ プ1及び本体2は螺合する。口ネジ6はその内側にしごきを有する。
【0004】 次に使用法について図1(C)を参照すると、まずキャップのネジを完全に緩め た状態で刷子の先を円運動させることによって化粧液を刷子3に十分付着させる 。次にキャップを持ち上げながら前記しごきにより余分な化粧液をしごき落とし てから適量な化粧料の付着した刷子を使用する。最後に再びキャップを本体に完 全に挿着する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図1(C)からわかるように従来のマスカラでは化粧液が減少しもはや刷子3の先 に付着しなくなったとき、本体底部に残留した化粧液4を使用することは不可能 であった。この残留は従来の本体形状においては構造上どうしても生じてしまう ものであり、全容量の約24%にも達する。また化粧液の全容量はコンパクト化の 要請から増加させることが困難である。したがって、従来のマスカラの利用者は 短時間の使用の後、刷子に化粧液が付着しなくなると約24%もの残留化粧液とと もに捨ててしまっていた。
【0006】 そこで本考案の目的は残留化粧液を無駄なく最後まで使うための刷子付き化粧 用具を与えることである。
【0007】 また本考案の他の目的はコストが安くよりインパクトのある形状を有する化粧 用具を与えることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る液状化粧料を充填した携帯用化粧用 具が与えられる。
【0009】 当該化粧用具は、キャップと、前記キャップに一端を挿着した弾力性のある軸 と、前記軸の他端に弾力性のある細い芯軸を介して取り付けられた刷子と、前記 刷子及び軸を収容する本体ボディーと、前記本体ボディーの内底を形成するキャ ップ状基部であって、該基部は気密を保ったまま本体最底部から前記刷子方向へ 前記刷子の先端部と当該基部の内側凹部が嵌合するまで移動可能である、ところ の基部とから成る。
【0010】 好適には当該化粧用具は、さらに前記軸と前記ボディー内壁との間に内設され 化粧液を充填するための円筒容器であり前記基部付近の当該円筒容器側面が蛇腹 形状になっているところの円筒容器とから成る。
【0011】 前記基部はその端面周縁で前記円筒容器の蛇腹端面と係合する。基部の移動と ともに当該蛇腹が収縮し、それによって基部が前記収縮した蛇腹から弾性反発力 を受け定位置に戻ることができる。
【0012】 ここで当該化粧用具の前記基部の内側凹部は好適には円柱形であるが、ほかに 逆円錐形または球面により形成されることもできる。さらに、当該基部は平坦面 により形成されることもできる。
【0013】
【実施例】
本考案の好適実施例を図2に示す。図2(A)は本考案に係る化粧用具の正面図 であり、図2(B)は本考案に係る化粧用具の側面図である。全体は円筒状のキャ ップ1及び円筒状の本体ボディー21から成り、ボディーの基部の可動式尾栓22が 容器の内底を形成する。さらにボディー21の側面基部付近には、高さが尾栓22の 約3分の2で幅は尾栓と同じ程度の切り込みが入れられている。図2(A),(B)から わかるように、使用者には本体ボディー基部付近の上記切り込みから尾栓22の凸 面底部が見える。
【0014】 図2(C)は図2(B)の線C−C断面拡大図である。本考案に係る化粧用具は、キ ャップ1、軸20、刷子3、本体21及び尾栓22から成る。キャップ1は一方をドーム 型の外栓34により封止された円筒形状である。キャップの内部には内栓24が内側 面に内接している。弾力性のある軸20がキャップ内部に挿着され内栓24の内側に 周着したパッキン23によりキャップ1と同軸に軸止される。一方をキャップ状凸 面尾栓22により封止された円筒状本体ボディーの開口部付近には、ボディー内側 面に継ぎ具26が内接しその内側には口ネジ25が内接する。口ネジ25は本体ボディ ー開口部付近本体側にボディー内側方向に伸び軸20と接するゴムなどの弾性物質 から成るしごき33を有する。該しごきは軸方向に離隔して複数設けても良い。し ごき33は余分な化粧液を刷子3からしごき落とし適量にするよう機能する。一方 口ネジ25の開口部付近キャップ側は上記内栓24の内側面と螺合するよう螺刻29さ れている。キャップ1が本体に完全に装着されたとき、キャップ1はパッキン23の 端面が口ネジ25の端面に係止して維持される。前記軸20の他端には弾力性のある 細い芯軸32を介して刷子3が取り付けられている。刷子3はキャップ1が完全装着 した際当該刷子3の先端部30と尾栓22との間に化粧液4が溜まる空間が存在するよ うな位置に取り付けられる。刷子3及び軸20を収容しかつ化粧液を本体ボディー から隔離し気密を保持して充填するための円筒状ボトル27が内設されている。ボ トル27は一端が継ぎ具26と口ネジ25との間に軸20と共軸に挟着され、他端は尾栓 22の端面周縁部37に封着されている。本考案に係るボトル27の側面には刷子3付 近から尾栓22にかけて蛇腹28が形成されている。この蛇腹構造28によって尾栓22 が刷子方向に移動可能になる。上記本体の切り込み下部から指で尾栓22を押し上 げることにより、尾栓22はその内部39が刷子3の先端30と嵌合するまで持ち上げ られる。指を離すと蛇腹の弾性反発力と化粧液の重力により尾栓22は元の定位置 に戻ろうとする。本考案による尾栓22は前記ボトルと係合する周縁部37、リム35 、円柱状にくぼんだ内部39及びキャップ状の滑らかな凸面底部38から成る。他の 実施例として、尾栓の内部凹面は逆円錐形であるかまたは滑らかな球面であって もよく、さらに当該尾栓は平坦面形状であってもよい。上記定位置において尾栓 22はリム35がボディー基部付近の内側段差部端面36に係止して維持される。
【0015】 図3は本考案に係る化粧用具の使用法を示したものである。使用方法は化粧液 の残量により3つの段階に分かれる。
【0016】 まず、図3(A)において、キャップのネジを完全にゆるめた状態で刷子の先を 円運動させたときの刷子3の先端部が描く軌跡である線A-Aより化粧液の残量が上 にあるとき、すなわち十分に化粧液が存在するときには、従来のタイプと同様に 刷子に十分化粧液を付着させて使用することができる。
【0017】 つぎに、化粧液の残量が線A-A以下のときには、図3(B)に示すように本考案に よる可動式基部である尾栓22を該尾栓の端面が刷子の先端付近に達する位置まで 指で押し上げることによって刷子の先が残留化粧液に達し、もう一方の手で刷子 に十分化粧液を付着させて使用することができる。
【0018】 最後に、化粧液をほとんど使い果たして尾栓の内部にのみ残留するときは、図 3(C)に示すように本考案による可動式基部である尾栓22の端面を線A-Aの位置ま で指で持ち上げた後、もう一方の手でキャップを完全に本体に装着し刷子の先端 部を尾栓内部に嵌合させることで最後の微量な化粧液まで刷子に付着させ使用す ることができるのである。
【0019】 こうして、本考案による可動式基部を有する化粧用具により化粧液を無駄なく 使用することができるようになるばかりか、球状の尾栓を彩色すれば従来のもの よりデザイン的にもインパクトが増し商品価値が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は従来の充填式刷子付き化粧用具の正面図
であり、(B)は(A)のB-B断面図を表し、(C)は従来の化粧
用具を使用しているようすを表す。
【図2】(A)は本考案による化粧用具の好適実施例の正
面図であり、(B)は好適実施例の側面図であり、(C)は
(B)のC-C断面の拡大図を表す。
【図3】(A)、(B)及び(C)は本考案による好適実施例の
使用状態をそれぞれ示した断面図である。
【符号の説明】
1 キャップ 3 刷子 4 化粧液 21 本体ボディー 22 尾栓 27 ボトル 28 蛇腹 30 刷子先端部 35 リム 37 周縁 39 尾栓内部

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状化粧料を充填した携帯用化粧用具で
    あって、 キャップと、 前記キャップに一端を挿着した弾力性のある軸と、 前記軸の他端に弾力性のある細い芯軸を介して取り付け
    られた刷子と、 前記刷子及び軸を収容する本体ボディーと、 前記本体ボディーの内底を形成するキャップ状基部であ
    って、該基部は気密を保ったまま本体最底部から前記刷
    子方向へ前記刷子の先端部と当該基部の内側凹部が嵌合
    するまで移動可能である、ところの基部と、 から成る化粧用具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の化粧用具であって、さ
    らに前記軸と前記ボディー内壁との間に内設され化粧液
    を充填するための筒状容器であり、前記基部付近の当該
    筒状容器側面が蛇腹形状になっているところの筒状容器
    と、 から成り、 前記基部の周縁が前記筒状容器の蛇腹端面と係合し、基
    部の移動とともに当該蛇腹が収縮し、それによって基部
    が前記収縮した蛇腹から弾性反発力を受け定位置に戻る
    ところの化粧用具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の化粧用具であって、前
    記基部の内側凹部形状が円柱形であるところの化粧用
    具。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の化粧用具であって、前
    記基部の内側凹部形状が逆円錐形であるところの化粧用
    具。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の化粧用具であって、前
    記基部の内側凹部形状が球面形であるところの化粧用
    具。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の化粧用具であって、前
    記基部が平坦面形状であるところの化粧用具。
  7. 【請求項7】 液状化粧料を充填した携帯用化粧用具で
    あって、 キャップと、 前記キャップに一端を挿着した弾力性のある軸と、 前記軸の他端に弾力性のある細い芯軸を介して取り付け
    られた刷子と、 前記刷子及び軸を収容する本体ボディーと、 前記軸と前記ボディー内壁との間に内設され化粧液を充
    填するための筒状容器であり、当該筒状容器側面が蛇腹
    形状になっているところの筒状容器と、 前記本体ボディーの内底を形成するキャップ状基部であ
    って、該基部は前記筒状容器の蛇腹端面と係合し、気密
    を保ったまま本体最底部から前記刷子方向へ前記刷子の
    先端部と当該基部の内側凹部が嵌合するまで移動可能で
    あり、基部の移動とともに当該蛇腹が収縮し、それによ
    って基部が前記収縮した蛇腹から弾性反発力を受け定位
    置に戻るところの基部と、 から成る化粧用具。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の化粧用具であって、前
    記基部の内側凹部形状が円柱形であるところの化粧用
    具。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の化粧用具であって、前
    記基部の内側凹部形状が逆円錐形であるところの化粧用
    具。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の化粧用具であって、
    前記基部の内側凹部形状が球面形であるところの化粧用
    具。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の化粧用具であって、
    前記基部が平坦面形状であるところの化粧用具。
JP1994013088U 1994-09-29 1994-09-29 化粧用具 Expired - Lifetime JP3012485U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013135749A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Kao Corp 液状化粧料塗布容器

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