JPH0747052Y2 - 化粧料塗布具付容器 - Google Patents

化粧料塗布具付容器

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JPH0747052Y2
JPH0747052Y2 JP1987178424U JP17842487U JPH0747052Y2 JP H0747052 Y2 JPH0747052 Y2 JP H0747052Y2 JP 1987178424 U JP1987178424 U JP 1987178424U JP 17842487 U JP17842487 U JP 17842487U JP H0747052 Y2 JPH0747052 Y2 JP H0747052Y2
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JP
Japan
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piece
ironing
applicator
scraping
cylinder
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JP1987178424U
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JPH0182817U (ja
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一男 鈴木
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はマスカラ・アイライナ等の化粧料の塗布具付容
器に関する。
〔従来の技術〕
従来、マスカラ・アイライナ等の化粧料の塗布具付容器
は、実開昭61−64818号公報、及び実開昭61−112719号
公報に記載されている。
前記実開昭1−64818号公報に記載された化粧料塗布具
付容器は、第3図に示すように、化粧料を収容した容器
本体1の口筒部2に、ゴム製のしごき筒5を嵌着し、こ
のしごき筒5内には、下方に傾斜して内方に突出するし
ごき片8を設け、そして、容器本体1の口筒部2にはキ
ャップ15を嵌着し、キャップ15の下面には塗布棒16を垂
下して設け、塗布棒16の先端部には、筆として形成した
塗布具17を取り付け、さらに、塗布棒16に球状突部30を
形成したものである。
そして、容器本体1内から取り出す塗布棒16と塗布具17
を、しごき片8でしごいて、塗布棒16に付着した化粧料
と塗布具17に付着した余分の化粧料をしごき落とし、ま
た、塗布棒16の収納時に、しごき筒5の内壁面及びしご
き片8の上面に付着した化粧料を、球状突部30で容器本
体1内に押し戻すようにしたものである。
また、前記実開昭61−112719号公報には、前記第3図に
示された容器本体1と同様の容器本体を備えた化粧料塗
布具付容器において、塗布棒に柔軟材よりなる掻き落し
片を設け、この掻き落し片を、水平方向に突出したもの
と、傘状で下方に向かい拡大したものに形成したものが
記載されている。
そして、前記掻き落し片は、いずれも塗布棒が容器本体
に収納されたとき、口筒部に設けたしごき片を乗り越え
るように形成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第3図に示す従来のものは、塗布棒16に付着した化粧料
及び塗布具17に余分に付着した化粧料をしごき落とすこ
とができるが、しごき片8の上面に付着した化粧料は、
塗布棒16に形成した球状突部30をしごき片8の上面に圧
接して押し戻すものであるので、しごき片8の上面に付
着した化粧料の一部は容器本体1内に確実に戻されず、
しごき片8の上面に残存することとなる。
これに対し、前記実開昭61−112719号公報に記載された
ものは、掻き落し片がしごき片を乗り越えるので、しご
き片の上方に付着した化粧料を残すことなく掻き落とす
ことができる。
しかし、前記水平方向に突出した掻き落し片は、容器本
体に対する塗布棒の収納時、及び抜き出し時において、
しごき片を乗り越えるのに力を要し、操作が円滑に行わ
れ難い。
そして、掻き落し片を傘状に形成したものは、容器本体
に塗布棒を挿入するとき、傘状の掻き落し片が口筒部の
口縁に引っ掛かる虞れがあり、操作が円滑に行われ難
い。本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、塗布
棒16に付着した化粧料と塗布具17に付着した余分の化粧
料をしごき落とすことができるとともに、しごき筒5の
内壁面及び、しごき片8の上面に付着した化粧料を容器
本体1内に確実に戻すことのできる化粧料塗布具付容器
を、円滑に操作できるようにすることを技術的課題とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は容器本体1の口筒部2にしごき筒5を設け、こ
のしごき筒5内に下方に傾斜して内方に突出する環状の
弾力性を有するしごき片8を設け、そして、容器本体1
の口筒部2には、キャップ15を嵌着し、キャップ15の下
面から塗布棒16を垂下して設け、塗布棒16には先端部に
塗布具17を取り付けるとともに、上方に傾斜して外方に
突出する環状の弾力性を有する掻き落し片19を設け、こ
の環状の掻き落し片19には、中程に水平方向の外方に突
出する水平方向突出部20を形成するとともに、先端部に
掻き落し部21を形成し、前記しごき片8の先端部のしご
き部9は塗布棒16と塗布具17の表面に摺接するように形
成し、掻き落し片19は、先端部の掻き落し部21がしごき
筒5の内壁面に摺接するとともに、前記口筒部2にキャ
ップ15を嵌着した位置で、前記水平方向突出部20の下面
の外端部が、前記しごき片8のしごき部9に弾力的に撓
んで当接するように形成して化粧料塗布具付容器とし
た。
〔作用〕
本考案はマスカラ等の化粧料を収容した容器本体1に、
キャップ15の下面に垂下して設けた塗布棒16を挿入し、
塗布棒16の先端部に取り付けた塗布具17に化粧料が付着
したものを、キャップ15を把持して引き上げると、塗布
棒16に付着した化粧料及び、塗布具17の周囲に余分に付
着した化粧料は、しごき筒5のしごき片8によってしご
かれて容器本体1内にしごき落とされ、或は、しごき片
8の下面に付着する。
また、塗布具17に付着している化粧料の一部は、しごき
片8の上面側に付着し、さらに、しごき片8でしごかれ
抑圧されていた塗布具17或はしごき片8の振動などによ
り、塗布具17或はしごき片8に付着していた化粧料の一
部がしごき片8の上面側に付着する。
このようにして、しごき片8の上面側に付着した化粧料
は、化粧が終わり、再び容器本体1内に収納される塗布
棒16に設けられた掻き落し片19により容器本体1内に掻
き落とされる。
すなわち、上方に傾斜して外方に突出する掻き落し片19
は、しごき筒5の開口縁部に従って縮小してしごき筒5
内に円滑に挿入される。そして、掻き落し片19の先端部
の掻き落し部21は、しごき筒5の内壁面に弾力的に接し
押し下げられ、しごき筒5の内壁面に付着した化粧料を
掻き落とす。
さらに、しごき片8の上面に接近した掻き落し片19は、
水平方向突出部20の下面の外端部から掻き落し部21まで
の部分が、しごき片8の上面に接近するので、掻き落と
されて掻き落し部21の下側に溜った化粧料は、水平方向
突出部20の下方に圧入される。
さらに、掻き落し片19が下降すると、水平方向突出部20
の下面の外端部がしごき片8の上面に圧接し、しごき片
8を押圧して押し縮めながら、掻き落し片19も撓み、前
記水平方向突出部20の下面の外端部でしごき片の上面の
化粧料を掻き落とす。そして、この掻き落した外端部
は、しごき片8のしごき部9に圧接した状態となり、キ
ャップ15の嵌着が完了する。
〔実施例〕
第1図・第2図は本考案の一実施例の化粧料塗布具付容
器を示すものであり、円筒状の容器本体1に口筒部2に
は、ゴム製のしごき筒5が嵌着してあり、このしごき筒
5は下方の段部6と上方のフランジ7で口筒部2に嵌着
してあり、しごき筒5内には、下方に傾斜して内方に突
出する環状の弾力生を有するしごき片8が設けてあり、
このしごき片8の先端部は略水平方向に突出してしごき
部9を形成し、しごき筒5の裏側には空隙10を設け、し
ごき片8を撓み易くしている。
そして、容器本体1の口筒部2には、キャップ15をねじ
により嵌着し、このキャップ15の下面には、塗布棒16の
大径部18を嵌入することによって塗布棒16を垂下して設
け、塗布棒16の先端部にはブラシとして形成した塗布具
17を取り付けるとともに、塗布棒16には上方に傾斜して
外方に突出する環状の弾力性を有するゴム製の掻き落し
片19を設けてある。
そして、掻き落し片19の中程には水平方向の外方に突出
する水平方向突出部20を形成し、先端部には略水平に突
出する掻き落し部21を形成し、前記しごき片8の先端部
のしごき部9は、塗布棒16と塗布具17の表面に摺接する
ように形成し、掻き落し片19の先端部の掻き落し部21
は、しごき筒5の内壁面に摺接するように形成してあ
る。
そして、前記口筒部2にキャップ15を嵌着した位置で、
前記水平方向突出部20の下面の外端部が、前記しごき片
8のしごき部9に弾力的に撓んで当接するように形成し
てある。
さらに、この掻き落し片19は、筒状基部22と一体に形成
され、この筒状基部22は上部にフランジ24を設けるとと
もに、凹部23が設けてあり、この凹部23は、前記掻き落
し片19が前記しごき片8の上面に達したとき、しごき片
8の上面に従って凹部23側に撓み易いように形成したも
のである。
〔考案の効果〕 本考案は、口筒部2に、下方に傾斜して内方に突出する
環状の弾力性を有するしごき片8を設け、塗布棒16に
は、上方に傾斜して外方に突出する弾力性を有する掻き
落し片19を設け、掻き落し片19には、中程に水平方向の
外方に突出する水平方向突出部20を形成し、前記口筒部
2にキャップ15を嵌着した位置で、前記水平方向突出部
20の下面の外端部が、前記しごき片8のしごき部9に弾
力的に撓んで当接するように形成したものである。
したがって、本考案の上方に傾斜して外方に突出する掻
き落し片19は、しごき筒5の開口縁に従って縮小してし
ごき筒5内に円滑に挿入できる。
そして、口筒部2にキャップ15を嵌着した位置で、掻き
落し片19の水平方向突出部20の下面の外端部が、しごき
片8のしごき部9に当接するものであり、掻き落し片19
がしごき片8を乗り越えないので、次回の塗布棒16の抜
き出しが円滑にできる。
そして、本考案は、掻き落し片19がしごき片8を乗り越
えなくても、しごき片8の上面に接近した掻き落し片19
は、水平方向突出部20の下面の外端部から掻き落し部21
までの部分が、しごき片8の上面に接近するので、掻き
落とされて掻き落し部21の下側に溜った化粧料は、水平
方向突出部20の下方に圧入され、さらに、掻き落し片19
が下降すると、水平方向突出部20の下面の外端部がしご
き片8に圧接して摺動し、しごき片8上の化粧料を掻き
落とすので、付着した化粧料を充分に掻き落とすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので塗布棒を若干引
き上げた状態の半裁断面図、第2図はその塗布棒を押し
下げた状態の半裁断面図、第3図は従来例の断面図であ
る。 1……容器本体、2……口筒部、5……しごき筒、8…
…しごき片、9……しごき部、15……キャップ、16……
塗布棒、17……塗布具、19……掻き落し片、20……水平
方向突出部、21……掻き落し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体1の口筒部2にしごき筒5を設
    け、このしごき筒5内に下方に傾斜して内方に突出する
    環状の弾力性を有するしごき片8を設け、そして、容器
    本体1の口筒部2には、キャップ15を嵌着し、キャップ
    15の下面から塗布棒16を垂下して設け、塗布棒16には先
    端部に塗布具17を取り付けるとともに、上方に傾斜して
    外方に突出する環状の弾力性を有する掻き落し片19を設
    け、この環状の掻き落し片19には、中程に水平方向の外
    方に突出する水平方向突出部20を形成するとともに、先
    端部に掻き落し部21を形成し、前記しごき片8の先端部
    のしごき部9は塗布棒16と塗布具17の表面に摺接するよ
    うに形成し、掻き落し片19は、先端部の掻き落し部21が
    しごき筒5の内壁面に摺接するとともに、前記口筒部2
    にキャップ15を嵌着した位置で、前記水平方向突出部20
    の下面の外端部が、前記しごき片8のしごき部9に弾力
    的に撓んで当接するように形成した化粧料塗布具付容
    器。
JP1987178424U 1987-11-24 1987-11-24 化粧料塗布具付容器 Expired - Lifetime JPH0747052Y2 (ja)

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JP2012232162A (ja) * 2012-07-31 2012-11-29 Hiroaki Takashima マスカラ用具

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