JPH05231183A - エンジンのガバナ装置におけるエンジン停止操作装置 - Google Patents

エンジンのガバナ装置におけるエンジン停止操作装置

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JPH05231183A
JPH05231183A JP7266592A JP7266592A JPH05231183A JP H05231183 A JPH05231183 A JP H05231183A JP 7266592 A JP7266592 A JP 7266592A JP 7266592 A JP7266592 A JP 7266592A JP H05231183 A JPH05231183 A JP H05231183A
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lever
governor
engine
governor lever
engine stop
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JP7266592A
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English (en)
Inventor
Masahiro Akeda
正寛 明田
Kazutoshi Okamoto
一利 岡本
Shuichi Yamada
修一 山田
Nobuhiro Yamamoto
信裕 山本
Shoichi Yamamoto
昌一 山本
Akira Hayatani
章 早谷
Yutaka Watanabe
豊 渡辺
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】エンジンのガバナ装置において、次のようなエ
ンジン停止操作装置を構成した。ガバナレバー軸2にエ
ンジン停止用操作レバー3を固設した。ガバナレバー軸
2をガバナレバー1に回動自在に内嵌し、ガバナレバー
軸2にエンジン停止操作力の出力部4を設けるととも
に、ガバナレバー1に出力部4と対向する入力部5を設
けた。そして、エンジン停止用操作レバー3をエンジン
運転許容位置6からエンジン停止操作位置8まで揺動操
作43した時は、ガバナレバー軸2の回転により出力部
4が入力部5に接当して、ガバナレバー1がエンジン運
転用揺動範囲7からエンジン停止連動位置13まで連動
44されるようにした。 【効果】 エンジン停止操作装置を構成するエンジン停
止用操作レバー3・出力部4・入力部5を、ガバナ装置
を構成するガバナレバー軸2・ガバナレバー1に一体に
組み込めるので、エンジンをコンパクト化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのガバナ装置
におけるエンジン停止操作装置に関する。
【0002】
【従来技術】エンジンのガバナ装置の従来技術して、実
公平1−44755号公報に開示されたものがある。こ
れは、図5に示すように、ガバナレバー101をガバナ
レバー軸102を介して揺動自在に枢支し、このガバナ
レバー101に調量ラックピン103を連動連結して構
成したものである。
【0003】ところで、この従来技術では、エンジン停
止操作装置として、燃料噴射ポンプ104の近傍にエン
ジン停止操作軸105を回転自在に設け、このエンジン
停止操作軸105に、調量ラックピン103と対向し
て、エンジン停止操作力の出力レバー106を固設し、
この出力レバー106で調量ラックピン103をそのエ
ンジン停止位置107まで連動できるように構成してあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、エ
ンジン停止操作装置を構成するエンジン停止操作軸10
5や出力レバー106を、ガバナ装置を構成するガバナ
レバー101やガバナレバー軸102から分離して配置
してあるため、これがエンジンを大形化する要因のひと
つとなっていた。
【0005】本発明では、エンジン停止操作装置をガバ
ナ装置に一体に組み込めるようにすることを、その課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)第1発明は、図1または図4に例示するよ
うに、ガバナレバー1をガバナレバー軸2を介して揺動
自在に枢支し、このガバナレバー1に燃料調量具45
(図3参照)を連動連結して構成した、エンジンのガバ
ナ装置において、次のようにしたことを特徴とする。
【0007】上記ガバナレバー軸2にエンジン停止用操
作レバー3を固設するとともに、このガバナレバー軸2
を上記ガバナレバー1に回動自在に内嵌し、このガバナ
レバー軸2にエンジン停止操作力の出力部4を設けると
ともに、上記ガバナレバー1に上記出力部4と対向する
入力部5を設けた。
【0008】そして、図1(A)・(B)または図4
(A)・(B)に示すように、上記エンジン停止用操作
レバー3がそのエンジン運転許容位置6にある時は、上
記出力部4と入力部5との干渉を避けながら、上記ガバ
ナレバー1がそのエンジン運転用揺動範囲7内を自在に
揺動42できるようにするとともに、図1(C)または
図4(C)に示すように、上記エンジン停止用操作レバ
ー3を上記エンジン運転許容位置6からエンジン停止操
作位置8まで揺動操作43した時は、上記ガバナレバー
軸2の回転により上記出力部4が入力部5に接当して、
上記ガバナレバー1が上記エンジン運転用揺動範囲7か
らエンジン停止連動位置13まで連動44されるように
構成した。
【0009】(第2発明)第2発明は、図1に例示する
ように、第1発明のエンジンのガバナ装置におけるエン
ジン停止操作装置において、次のようにしたことを特徴
とする。
【0010】前記ガバナレバー軸2の周側面にレバー位
置決めピン9を突設し、このレバー位置決めピン9と対
向して、前記ガバナレバー1にガバナレバー1の揺動方
向に沿うピン係合用長孔部10を形成し、このピン係合
用長孔部10を上記レバー位置決めピン9に外嵌して、
上記ガバナレバー1の揺動を上記レバー位置決めピン9
で案内しながら、上記ガバナレバー軸2の軸方向へのガ
バナレバー1の移動を上記レバー位置決めピン9で係止
した。そして、前記出力部4をカム11で構成し、この
カム11を上記レバー位置決めピン9で上記ガバナレバ
ー軸2に固定した。
【0011】(第3発明)第3発明は、図4に例示する
ように、第1発明のエンジンのガバナ装置におけるエン
ジン停止操作装置において、次のように構成した。
【0012】前記ガバナレバー軸2の周側面にレバー位
置決めピン9を突設し、このレバー位置決めピン9と対
向して、前記ガバナレバー1にガバナレバー1の揺動方
向に沿うピン係合用長孔部10を形成し、このピン係合
用長孔部10を上記レバー位置決めピン9に外嵌して、
上記ガバナレバー1の揺動を上記レバー位置決めピン9
で案内しながら、上記ガバナレバー軸2の軸方向へのガ
バナレバー1の移動を上記レバー位置決めピン9で係止
した。そして、上記レバー位置決めピン9で前記出力部
4を構成するとともに、上記ピン係合用長孔部10の端
部12で前記入力部5を構成した。
【0013】
【作用】
(第1発明)図1(A)・(B)または図4(A)・
(B)に示すように、エンジン停止用操作レバー3がそ
のエンジン運転許容位置6にある時は、出力部4と入力
部5との干渉を避けながら、ガバナレバー1がそのエン
ジン運転用揺動範囲7内で揺動42し、この揺動42す
るガバナレバー1から燃料調量具45(図3参照)が連
動され、エンジン運転中の燃料調量が行われる。このた
め、エンジン停止操作装置によってエンジン運転中の燃
料調量が邪魔されることはない。
【0014】また、図1(C)または図4(C)に示す
ように、エンジン停止用操作レバー3をエンジン運転許
容位置6からエンジン停止操作位置8まで揺動操作43
すると、ガバナレバー軸2の回転により出力部4が入力
部5に接当して、ガバナレバー1がそのエンジン運転用
揺動範囲7からエンジン停止連動位置13まで連動44
され、このガバナレバー1から燃料調量具45(図3参
照)が連動され、エンジンが停止する。このように、エ
ンジン停止操作装置を構成するエンジン停止用操作レバ
ー3・出力部4・入力部5を、ガバナ装置を構成するガ
バナレバー軸2・ガバナレバー1に一体に組み込んで、
エンジンの停止操作を行うことができる。
【0015】(第2発明)上記第1発明と同様に作用す
るのに加え、次のように作用する。図1に示すように、
レバー位置決めピン9で、ガバナレバー軸2の軸方向に
対するガバナレバー1の位置決めが行われると同時に、
出力部4を構成するカム11がガバナレバー軸2に固定
される。このように、ガバナレバー1の位置決め手段で
あるレバー位置決めピン9により、エンジン停止操作装
置の出力部4の固定手段を兼用させるので、エンジン停
止操作装置の出力部固定手段の専用部品が不要となる。
【0016】(第3発明)上記第1発明と同様に作用す
るのに加え、次のように作用する。図4に示すように、
レバー位置決めピン9とピン係合用長孔部10で、ガバ
ナレバー軸2の軸方向に対するガバナレバー1の位置決
めが行われると同時に、レバー位置決めピン9とピン係
止用長孔部10の端部12とで、エンジン停止操作装置
の出力部4と入力部5とが構成される。このように、ガ
バナレバー1の位置決め手段であるレバー位置決めピン
9とピン係合用長孔部10の端部12とにより、エンジ
ン停止操作装置の出力部4と入力部5とを兼用させるの
で、エンジン停止操作装置の出力部4と入力部5の専用
部品は不要となる。
【0017】
【発明の効果】
(第1発明)エンジン停止操作装置を構成するエンジン
停止用操作レバー・出力部・入力部を、ガバナ装置を構
成するガバナレバー軸・ガバナレバーに一体に組み込め
るので、エンジンをコンパクト化できる。
【0018】(第2発明)上記第1発明の効果に加え、
次の効果を奏する。ガバナレバーの位置決め手段である
レバー位置決めピンにより、エンジン停止操作装置の出
力部の固定手段を兼用させるので、エンジン停止操作装
置の出力部固定手段の専用部品が不要となり、エンジン
停止操作装置を組み込んだガバナ装置がコンパクト化さ
れる。このため、エンジンを一層コンパクト化できる。
【0019】(第3発明)上記第1発明の効果に加え、
次の効果を奏する。ガバナレバーの位置決め手段である
レバー位置決めピンとピン係合用長孔部の端部により、
エンジン停止操作装置の出力部と入力部とを兼用させる
ので、エンジン停止操作装置の出力部と入力部の専用部
品が不要となり、エンジン停止操作装置を組み込んだガ
バナ装置がコンパクト化される。このため、エンジンを
一層コンパクト化できる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1実施例について説明する。図1は本発明の第
1実施例に係るエンジンのガバナ装置の要部の一部切欠
側面図で、図1(A)・(B)はいずれもエンジン停止
用操作レバーがエンジン運転許容位置にある時の図、図
1(C)はエンジン停止用操作レバーがエンジン停止操
作位置にある時の図である。図2は本発明の第1実施例
に係るエンジンのガバナ装置を説明する図で、図2
(A)は分解斜視図、図2(B)は組立斜視図である。
図3は本発明の第1実施例に係るエンジンのガバナ装置
の周辺部分の縦断面側面図である。
【0021】図3において、符号41は燃料噴射ポン
プ、14はポンプ室である。燃料噴射ポンプ41はボッ
シュ式のものであり、ポンプ本体15の横側に燃料調量
具45である調量ラック16を燃料増減方向にスライド
自在に付設し、この燃料調量ラック16の横側に調量ラ
ックピン17を固設してある。燃料噴射ポンプ41の下
側には噴射カム軸18を架設し、この噴射カム軸18の
噴射カム19上に燃料噴射ポンプ13のタペット20を
載置し、この噴射カム軸18の端部にカム軸入力ギヤ2
1を外嵌固定してある。このカム軸入力ギヤ21はアイ
ドルギヤ(図外)を介してクランクギヤ(図外)に連動
連結してある。
【0022】このような構成によれば、クランク軸の回
転がクランクギヤ、アイドルギヤ、カム軸入力ギヤ21
を順に介して噴射カム軸18に伝達され、噴射カム19
によりタペット20が所定のタイミングで押し上げら
れ、燃料噴射ポンプ41のポンプ作動によって燃料の噴
射が行われる。尚、燃料噴射ポンプ41の燃料噴射量
は、燃料調量ラック16の燃料増減方向へのスライド移
動によって調量される。
【0023】燃料調量ラック16のスライド移動は、調
速レバー22からガバナ装置を介して行われる。このガ
バナ装置の構成は次の通りである。ポンプ室14の前側
に設けたガバナ室23にガバナレバー軸2を架設し、こ
のガバナレバー軸2にスプリングレバー24と連動レバ
ー25とを揺動自在に枢支し、このスプリングレバー2
4と連動レバー25とでガバナレバー1を構成してあ
る。スプリングレバー24と調速レバー22との間には
ガバナスプリング26を介設してある。カム軸入力ギヤ
21には複数のガバナウェイト27を揺動自在に枢支し
てある。
【0024】そして、噴射カム軸18にはその軸心に沿
って摺動案内孔28をあけ、ここに摺動杆29を摺動自
在に挿入してある。そして、ガバナウェイト27に凹設
した係合部30を摺動杆29に固設したフランジ31に
係合し、摺動杆29の先端部を連動レバー25にその後
側から接当させてある。また、図2(A)に示すよう
に、スプリングレバー24に接当ボルト32及びトルク
スプリング33を付設し、これらを連動レバー25の受
面34にその前側から接当させてある。また、図3に示
すように、連動レバー25には連動ロッド35を介して
調量ラックピン17を連動連結してある。
【0025】このような構成によれば、図3に示すよう
に、調速レバー22を所定の調速位置に揺動操作する
と、ガバナスプリング26が引かれ、その張力が燃料増
量方向のスプリング力36としてガバナレバー1に付与
される。また、カム軸入力ギヤ21とともにガバナウェ
イト27が回転するため、その遠心力が、係合部30、
フランジ31、摺動杆29を順に介して燃料減量方向の
ガバナ力37としてガバナレバー1に付与される。そし
て、スプリング力36とガバナ力37とが釣り合うよう
にガバナレバー1が揺動し、その動きが連動ロッド35
を介して調量ラックピン17に伝達され、燃料調量ラッ
ク16が燃料増減方向にスライド移動し、燃料噴射ポン
プ41の燃料噴射量の調量が行われる。
【0026】尚、図3において、符号38は燃料制限ボ
ルト、39はこれに接当するスプリングレバー24の接
当部であり、異常負荷によりガバナ力37が異常低下し
て、接当部39が燃料制限ボルト38に接当すると、ス
プリングレバー24の揺動が停止し、トルクスプリング
33(図2(A)参照)のバネ力とガバナ力37との釣
り合いで連動レバー25のみが燃料増量方向に揺動し
て、トルクアップがなされ、エンストが抑制される。
【0027】この実施例では、エンジン停止操作装置を
ガバナ装置に一体に組み込むため、エンジン停止操作装
置を次のようして構成してある。図2に示すように、ガ
バナレバー軸2の軸端部にエンジン停止用操作レバー3
を固設するとともに、このガバナレバー軸2をスプリン
グレバー24・連動レバー25の各基端部に回動自在に
内嵌し、このガバナレバー軸2の周側部の二箇所にエン
ジン停止操作力の出力部4となる環状のカム11を外嵌
するとともに、カム11と対向して、スプリングレバー
24・連動レバー25の各基端部に入力部5となるカム
接当部40を設けてある。
【0028】尚、ガバナレバー軸2の周側部の一箇所に
のみ出力部4を設けるとともに、この出力部4と対向し
て、スプリングレバー24・連動レバー25の各基端部
のいずれか一方にのみ入力部5を設けてもよい。
【0029】そして、図1(A)・(B)に示すよう
に、エンジン停止用操作レバー3がそのエンジン運転許
容位置6にある時は、出力部4と入力部5との干渉を避
けながら、ガバナレバー1(図中ではスプリングレバー
24のみを示す)がそのエンジン運転用揺動範囲7内を
自在に揺動42できるように構成してある。また、図1
(C)に示すように、エンジン停止用操作レバー3をエ
ンジン運転許容位置6からエンジン停止操作位置8まで
揺動操作43した時は、ガバナレバー軸2の回転により
出力部4が入力部5に接当して、ガバナレバー1がエン
ジン運転用揺動範囲7からエンジン停止連動位置13ま
で連動44されるように構成してある。
【0030】このような構成によれば、エンジン停止操
作装置を構成するエンジン停止用操作レバー3・出力部
4・入力部5を、ガバナ装置を構成するガバナレバー軸
2・ガバナレバー1に一体に組み込めるので、エンジン
をコンパクト化できる。
【0031】更に、この実施例では、エンジン停止操作
装置を一体に組み込んだガバナ装置のコンパクト化を図
るため、次のような工夫がなされている。図2に示すよ
うに、ガバナレバー軸2の周側面の二箇所にレバー位置
決めピン9を貫通させて、その先端部を突出させ、この
レバー位置決めピン9と対向して、スプリングレバー2
4と連動レバー25の基端部にこれらの揺動方向に沿う
ピン係合用長孔部10を形成してある。そして、図1に
示すように、このピン係合用長孔部10をレバー位置決
めピン9の突出先端部に外嵌して、スプリングレバー2
4の揺動をレバー位置決めピン9の突出先端部で案内し
ながら、スプリングレバー24のガバナレバー軸2の軸
方向への移動をレバー位置決めピン9の突出先端部で係
止してある。連動レバー25(図2参照)も同様にし
て、レバー位置決めピン9の突出端部で係止してある。
そして、出力部4を構成するカム11は、レバー位置決
めピン9でガバナレバー軸2に固定してある。
【0032】このような構成によれば、ガバナレバー1
の位置決め手段であるレバー位置決めピン9により、エ
ンジン停止操作装置の出力部4の固定手段を兼用させる
ので、エンジン停止操作装置の出力部固定手段の専用部
品が不要となり、エンジン停止操作装置を組み込んだガ
バナ装置がコンパクト化される。このため、エンジンを
一層コンパクト化できる。
【0033】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図4は本発明の第2実施例に係るエンジンのガバナ
装置の要部の一部切欠側面図で、図4(A)・(B)は
いずれもエンジン停止用操作レバーがエンジン運転許容
位置にある時の図、図4(C)はエンジン停止用操作レ
バーがエンジン停止操作位置にある時の図である。
【0034】この第2実施例は、第1実施例からカム1
1を除去した構造のものであり、レバー位置決めピン9
の突出先端部で前記出力部4を構成するとともに、ピン
係合用長孔部10の端部12で前記入力部5を構成して
ある。
【0035】このような構成によれば、ガバナレバー1
の位置決め手段であるレバー位置決めピン9とピン係合
用長孔部10の端部12により、エンジン停止操作装置
の出力部4と入力部5とを兼用させるので、エンジン停
止操作装置の出力部と入力部の専用部品が不要となり、
エンジン停止操作装置を組み込んだガバナ装置がコンパ
クト化される。このため、エンジンを一層コンパクト化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例に係るエンジンのガ
バナ装置の要部の一部切欠側面図で、図1(A)・
(B)はいずれもエンジン停止用操作レバーがエンジン
運転許容位置にある時の図、図1(C)はエンジン停止
用操作レバーがエンジン停止操作位置にある時の図であ
る。
【図2】図2は本発明の第1実施例に係るエンジンのガ
バナ装置を説明する図で、図2(A)は分解斜視図、図
2(B)は組立斜視図である。
【図3】図3は本発明の第1実施例に係るエンジンのガ
バナ装置の周辺部分の縦断面側面図である。
【図4】図4は本発明の第2実施例に係るエンジンのガ
バナ装置の要部の一部切欠側面図で、図4(A)・
(B)はいずれもエンジン停止用操作レバーがエンジン
運転許容位置にある時の図、図4(C)はエンジン停止
用操作レバーがエンジン停止操作位置にある時の図であ
る。
【図5】図5は従来技術に係るエンジンのガバナ装置の
側面図である。
【符号の説明】
1…ガバナレバー、2…ガバナレバー軸、3…エンジン
停止用操作レバー、4…出力部、5…入力部、6…3の
エンジン運転許容位置、7…1のエンジン運転用揺動範
囲、8…3のエンジン停止操作位置、9…レバー位置決
めピン、10…ピン係合用長孔部、11…カム、12…
10の端部、13…1のエンジン停止連動位置、42…
1の揺動、43…3の揺動操作、44…1の連動、45
…燃料調量具(16…燃料調量ラック)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 信裕 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内 (72)発明者 山本 昌一 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内 (72)発明者 早谷 章 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内 (72)発明者 渡辺 豊 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガバナレバー(1)をガバナレバー軸(2)
    を介して揺動自在に枢支し、このガバナレバー(1)に燃
    料調量具(45)を連動連結して構成した、エンジンのガ
    バナ装置において、 上記ガバナレバー軸(2)にエンジン停止用操作レバー
    (3)を固設するとともに、このガバナレバー軸(2)を上
    記ガバナレバー(1)に回動自在に内嵌し、このガバナレ
    バー軸(2)にエンジン停止操作力の出力部(4)を設ける
    とともに、上記ガバナレバー(1)に上記出力部(4)と対
    向する入力部(5)を設け、 上記エンジン停止用操作レバー(3)がそのエンジン運転
    許容位置(6)にある時は、上記出力部(4)と入力部(5)
    との干渉を避けながら、上記ガバナレバー(1)がそのエ
    ンジン運転用揺動範囲(7)内を自在に揺動(42)できる
    ようにするとともに、上記エンジン停止用操作レバー
    (3)を上記エンジン運転許容位置(6)からエンジン停止
    操作位置(8)まで揺動操作(43)した時は、上記ガバナ
    レバー軸(2)の回転により上記出力部(4)が入力部(5)
    に接当して、上記ガバナレバー(1)が上記エンジン運転
    用揺動範囲(7)からエンジン停止連動位置(13)まで連
    動(44)されるように構成した、ことを特徴とするエン
    ジンのガバナ装置におけるエンジン停止操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエンジンのガバナ装置
    におけるエンジン停止操作装置において、 前記ガバナレバー軸(2)の周側面にレバー位置決めピン
    (9)を突設し、このレバー位置決めピン(9)と対向し
    て、前記ガバナレバー(1)にガバナレバー(1)の揺動方
    向に沿うピン係合用長孔部(10)を形成し、このピン係
    合用長孔部(10)を上記レバー位置決めピン(9)に外嵌
    して、上記ガバナレバー(1)の揺動を上記レバー位置決
    めピン(9)で案内しながら、上記ガバナレバー軸(2)の
    軸方向へのガバナレバー(1)の移動を上記レバー位置決
    めピン(9)で係止し、 前記出力部(4)をカム(11)で構成し、このカム(11)
    を上記レバー位置決めピン(9)で上記ガバナレバー軸
    (2)に固定した、ことを特徴とするエンジンのガバナ装
    置におけるエンジン停止操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のエンジンのガバナ装置
    におけるエンジン停止操作装置において、 前記ガバナレバー軸(2)の周側面にレバー位置決めピン
    (9)を突設し、このレバー位置決めピン(9)と対向し
    て、前記ガバナレバー(1)にガバナレバー(1)の揺動方
    向に沿うピン係合用長孔部(10)を形成し、このピン係
    合用長孔部(10)を上記レバー位置決めピン(9)に外嵌
    して、上記ガバナレバー(1)の揺動を上記レバー位置決
    めピン(9)で案内しながら、上記ガバナレバー軸(2)の
    軸方向へのガバナレバー(1)の移動を上記レバー位置決
    めピン(9)で係止し、 上記レバー位置決めピン(9)で前記出力部(4)を構成す
    るとともに、上記ピン係合用長孔部(10)の端部(12)
    で前記入力部(5)を構成した、ことを特徴とするエンジ
    ンのガバナ装置におけるエンジン停止操作装置。
JP7266592A 1992-02-21 1992-02-21 エンジンのガバナ装置におけるエンジン停止操作装置 Pending JPH05231183A (ja)

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