JPH05230933A - 寸法調整用パネル - Google Patents
寸法調整用パネルInfo
- Publication number
- JPH05230933A JPH05230933A JP3368892A JP3368892A JPH05230933A JP H05230933 A JPH05230933 A JP H05230933A JP 3368892 A JP3368892 A JP 3368892A JP 3368892 A JP3368892 A JP 3368892A JP H05230933 A JPH05230933 A JP H05230933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- panels
- plate
- peripheral
- flat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】現地寸法合わせの際等に標準寸法のパネルを現
地にて加工する手間を省き、作業工数を削減することが
できる。 【構成】矩形状の主平板61aと、主平板61aの各辺
のうち一の辺62aを除く他の辺に主平板61aに対し
て略直角に設けられている周縁板63a,63a,64
aとを有して形成されている第1のパネル60a、並び
に、第1のパネル60aの主平板61aの一の辺62a
の側から、第1のパネル60aの上下周縁板63aおよ
び主平板61aに摺接しつつ第1のパネル60aに装着
可能な第2のパネル60bを備えている。
地にて加工する手間を省き、作業工数を削減することが
できる。 【構成】矩形状の主平板61aと、主平板61aの各辺
のうち一の辺62aを除く他の辺に主平板61aに対し
て略直角に設けられている周縁板63a,63a,64
aとを有して形成されている第1のパネル60a、並び
に、第1のパネル60aの主平板61aの一の辺62a
の側から、第1のパネル60aの上下周縁板63aおよ
び主平板61aに摺接しつつ第1のパネル60aに装着
可能な第2のパネル60bを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル構造物を製作す
るにあたり、現地にて寸法を合わせの必要な箇所等に用
いられるパネルに関する。
るにあたり、現地にて寸法を合わせの必要な箇所等に用
いられるパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パネル構造物を製作する際は、パ
ネル構造物のスパン間に、標準寸法の壁パネルを設置し
た後、残った部分の寸法に合うよう標準寸法の壁パネル
を現地にて加工して、それを残った部分に設置してい
た。
ネル構造物のスパン間に、標準寸法の壁パネルを設置し
た後、残った部分の寸法に合うよう標準寸法の壁パネル
を現地にて加工して、それを残った部分に設置してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、現
地寸法合わせの際等には標準寸法のパネルを現地にて加
工する必要があるため、作業工数が嵩むという問題点が
ある。本発明は、このような従来の問題点について着目
してなされたもので、現地寸法合わせの際等に標準寸法
のパネルを現地にて加工する手間を省き、作業工数を削
減することができる寸法調整用パネル、およびパネル構
造物を提供することを目的とする。
地寸法合わせの際等には標準寸法のパネルを現地にて加
工する必要があるため、作業工数が嵩むという問題点が
ある。本発明は、このような従来の問題点について着目
してなされたもので、現地寸法合わせの際等に標準寸法
のパネルを現地にて加工する手間を省き、作業工数を削
減することができる寸法調整用パネル、およびパネル構
造物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の寸法調整用パネルは、矩形状の主平板を有する第1の
パネルと第2のパネルとを備え、前記第1のパネルおよ
び前記第2のパネルの主平板は、少なくとも一対の対抗
する2辺間の距離がほぼ等しく形成され、前記第2のパ
ネルの主平板が前記第1のパネルの主平板に沿い、かつ
該第1ののパネルの前記2辺と該第2のパネルの前記2
辺とがほぼ重なって、平行移動可能に、該第2のパネル
を装着する装着部が該第1のパネルに設けられているこ
とを特徴とするものである。
の寸法調整用パネルは、矩形状の主平板を有する第1の
パネルと第2のパネルとを備え、前記第1のパネルおよ
び前記第2のパネルの主平板は、少なくとも一対の対抗
する2辺間の距離がほぼ等しく形成され、前記第2のパ
ネルの主平板が前記第1のパネルの主平板に沿い、かつ
該第1ののパネルの前記2辺と該第2のパネルの前記2
辺とがほぼ重なって、平行移動可能に、該第2のパネル
を装着する装着部が該第1のパネルに設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】パネル構造物を製作する際は、基本的に標準寸
法のパネルを目的の位置に設けた後、現場寸法合わせ等
のため、標準寸法のパネルを加工して残った部分にこれ
を設置する。この標準寸法パネルの加工の手間等を省く
ため、本発明では、寸法調整用パネルを用いる。
法のパネルを目的の位置に設けた後、現場寸法合わせ等
のため、標準寸法のパネルを加工して残った部分にこれ
を設置する。この標準寸法パネルの加工の手間等を省く
ため、本発明では、寸法調整用パネルを用いる。
【0006】まず、既に設置されているパネル等に、寸
法調整用パネルの第1のパネルを隣接させて固定する。
最終的に残っている部分は、第1のパネルから第2のパ
ネルを引き出して、そこを塞ぎ、そして、第2のパネル
を固定する。
法調整用パネルの第1のパネルを隣接させて固定する。
最終的に残っている部分は、第1のパネルから第2のパ
ネルを引き出して、そこを塞ぎ、そして、第2のパネル
を固定する。
【0007】このように、寸法調整用パネルは、その全
幅が変化するので、わざわざ標準寸法パネルを加工する
ことなく、現場寸法合わせ等を容易に行うことができ
る。
幅が変化するので、わざわざ標準寸法パネルを加工する
ことなく、現場寸法合わせ等を容易に行うことができ
る。
【0008】
【実施例】本発明に係る一実施例について、図1から図
3を用いて説明する。本実施例のパネル構造物は、図3
に示すように、磁気共鳴診断装置(MRI)等の医療機
器や電子機器等から発せられる電磁波が外部に漏れない
よう、または外部から電磁波が入り込まないようにする
電磁波シールドルームである。この電磁波シールドルー
ムは、図1および図3に示すように、複数の電磁波シー
ルド標準寸法パネル10,10,…と、電磁波シールド
寸法調整用パネル60と、電磁波シールド窓付きパネル
70と、導電性を有するステンレス材で形成されている
柱材50等を有して構成されている。
3を用いて説明する。本実施例のパネル構造物は、図3
に示すように、磁気共鳴診断装置(MRI)等の医療機
器や電子機器等から発せられる電磁波が外部に漏れない
よう、または外部から電磁波が入り込まないようにする
電磁波シールドルームである。この電磁波シールドルー
ムは、図1および図3に示すように、複数の電磁波シー
ルド標準寸法パネル10,10,…と、電磁波シールド
寸法調整用パネル60と、電磁波シールド窓付きパネル
70と、導電性を有するステンレス材で形成されている
柱材50等を有して構成されている。
【0009】標準寸法パネル10は、矩形の主平板11
と、その周縁に主平板11に対して直角に設けられてい
る周縁板12とを有している。矩形の主平板11の周縁
に設けられている4枚の周縁板12,12,12,12
のうち、主平板11の短辺に設けられている一の周縁板
12を除く、他の周縁板12,12,12には、周縁板
12に対して直角に、つまり主平板11に平行に、鍔板
13が設けられている。鍔板13は、標準寸法パネル1
0の剛性を上げる等のため、すべての周縁板12に設け
てもよいが、一の周縁板12に鍔板13を設けないこと
で、この部位において標準寸法パネル10の長さを現地
調整できるようにしている。なお、この標準寸法パネル
10は、主平板11、周縁板12および鍔板13が、そ
れぞれ独立して接合されたものではなく、一枚の導電性
を有するステンレス材を折り曲げて製作したもので、結
果として、主平板11、周縁板12および鍔板13を有
するようになったものである。また、この標準寸法パネ
ル10には、塗料等の被覆材を一切塗っておらず、全面
においてステンレス材が露出している。
と、その周縁に主平板11に対して直角に設けられてい
る周縁板12とを有している。矩形の主平板11の周縁
に設けられている4枚の周縁板12,12,12,12
のうち、主平板11の短辺に設けられている一の周縁板
12を除く、他の周縁板12,12,12には、周縁板
12に対して直角に、つまり主平板11に平行に、鍔板
13が設けられている。鍔板13は、標準寸法パネル1
0の剛性を上げる等のため、すべての周縁板12に設け
てもよいが、一の周縁板12に鍔板13を設けないこと
で、この部位において標準寸法パネル10の長さを現地
調整できるようにしている。なお、この標準寸法パネル
10は、主平板11、周縁板12および鍔板13が、そ
れぞれ独立して接合されたものではなく、一枚の導電性
を有するステンレス材を折り曲げて製作したもので、結
果として、主平板11、周縁板12および鍔板13を有
するようになったものである。また、この標準寸法パネ
ル10には、塗料等の被覆材を一切塗っておらず、全面
においてステンレス材が露出している。
【0010】周縁板12には、遮蔽しようとする電磁波
の周波数の1/2以下の間隔で、パネル10,60,7
0相互を連結するリベット91,91,…が挿通可能な
複数のリベット孔18,18,…が穿設されている。一
般的に、受信側のダイポールアンテナの長さを送信側の
ダイポールアンテナの長さの1/2以下にすると、受信
効率が低下する。そこで、リベット91,91相互間に
できる僅かな隙間をダイポールアンテナに見立てて、リ
ベット91,91相互間隔を決め、目的の電磁波の遮蔽
を図っている。
の周波数の1/2以下の間隔で、パネル10,60,7
0相互を連結するリベット91,91,…が挿通可能な
複数のリベット孔18,18,…が穿設されている。一
般的に、受信側のダイポールアンテナの長さを送信側の
ダイポールアンテナの長さの1/2以下にすると、受信
効率が低下する。そこで、リベット91,91相互間に
できる僅かな隙間をダイポールアンテナに見立てて、リ
ベット91,91相互間隔を決め、目的の電磁波の遮蔽
を図っている。
【0011】寸法調整用パネル60は、図1および図2
に示すように、第1のパネル60aと第2のパネル60
bとから構成されている。第1のパネル60aおよび第
2のパネル60bは、共に基本的には、前述した標準寸
法パネル10と同様の形状をしているが、第1のパネル
60aの主平板61aの辺および第2のパネル60bの
主平板61bの辺のうち、長手方向の一の辺62a,6
2bには周縁板が設けられていない。また、相互の主平
板61a,61b、対応する上下周縁板63a,63b
相互、および対応する鍔板65a,65b相互が摺接し
つつ、第1のパネル60aの主平板61aの一の辺62
a側から、第1のパネル60aの主平板61aと上下周
縁板63aとで形成される凹部に第2のパネル60bが
挿入できるよう、第2のパネル60bの主平板61bの
長手方向の寸法および第2のパネル60bの上下周縁板
63bの幅が設定されている。第1のパネル60aおよ
び第2のパネル60bの、周縁板が設けられていない所
と対抗する所に設けられている側面周縁板64a,64
bには、前述した間隔で、複数のリベット孔69a,6
9bが穿設されている。
に示すように、第1のパネル60aと第2のパネル60
bとから構成されている。第1のパネル60aおよび第
2のパネル60bは、共に基本的には、前述した標準寸
法パネル10と同様の形状をしているが、第1のパネル
60aの主平板61aの辺および第2のパネル60bの
主平板61bの辺のうち、長手方向の一の辺62a,6
2bには周縁板が設けられていない。また、相互の主平
板61a,61b、対応する上下周縁板63a,63b
相互、および対応する鍔板65a,65b相互が摺接し
つつ、第1のパネル60aの主平板61aの一の辺62
a側から、第1のパネル60aの主平板61aと上下周
縁板63aとで形成される凹部に第2のパネル60bが
挿入できるよう、第2のパネル60bの主平板61bの
長手方向の寸法および第2のパネル60bの上下周縁板
63bの幅が設定されている。第1のパネル60aおよ
び第2のパネル60bの、周縁板が設けられていない所
と対抗する所に設けられている側面周縁板64a,64
bには、前述した間隔で、複数のリベット孔69a,6
9bが穿設されている。
【0012】窓付きパネル70は、標準パネル10の所
定位置に、電磁波シールド用窓が設けられているもの
で、その他の構成は、標準パネルと同様である。なお、
寸法調整用パネル60も窓付きパネル70も、標準寸法
パネル10と同様、導電性を有するステンレス材で形成
されている。
定位置に、電磁波シールド用窓が設けられているもの
で、その他の構成は、標準パネルと同様である。なお、
寸法調整用パネル60も窓付きパネル70も、標準寸法
パネル10と同様、導電性を有するステンレス材で形成
されている。
【0013】次に、以上説明したパネル10,60,7
0等を用いた、電磁波シールドルームの製作について説
明する。まず、柱材50,50,…を目的の位置に設置
した後、複数の標準寸法パネル10,10,…や窓付き
パネル70等を、その凹んでいる側、つまり鍔板13,
73を有する側を室内側に向け、かつ隣り合うパネル1
0,10相互の周縁板12,12が接触するようにし
て、柱材50,50間に配する。そして、隣り合うパネ
ル10,10の周縁板12,12相互や隣り合うパネル
10と柱材50とをリベット接合する。
0等を用いた、電磁波シールドルームの製作について説
明する。まず、柱材50,50,…を目的の位置に設置
した後、複数の標準寸法パネル10,10,…や窓付き
パネル70等を、その凹んでいる側、つまり鍔板13,
73を有する側を室内側に向け、かつ隣り合うパネル1
0,10相互の周縁板12,12が接触するようにし
て、柱材50,50間に配する。そして、隣り合うパネ
ル10,10の周縁板12,12相互や隣り合うパネル
10と柱材50とをリベット接合する。
【0014】一般的に、建築物の柱間隔は、標準寸法パ
ネル10の幅の倍数になっているものもあるが、そうで
ないものもある。また、標準寸法パネル10の倍数にな
っているものでも、施工の際、僅かな狂いが生じ、その
狂いを補うために現地にて寸法合わせを行う必要があ
る。このように、標準寸法パネル10のままでは、補い
きれない箇所に寸法調整用パネル60を設ける。本実施
例では、このような箇所が柱材50と窓付きパネル70
との間であるとする。
ネル10の幅の倍数になっているものもあるが、そうで
ないものもある。また、標準寸法パネル10の倍数にな
っているものでも、施工の際、僅かな狂いが生じ、その
狂いを補うために現地にて寸法合わせを行う必要があ
る。このように、標準寸法パネル10のままでは、補い
きれない箇所に寸法調整用パネル60を設ける。本実施
例では、このような箇所が柱材50と窓付きパネル70
との間であるとする。
【0015】寸法調整用パネル60を設ける際には、ま
ず、図2に示すように、寸法調整用パネル60の第1の
パネル60aを柱材50にリベット接合して固定する。
その後、第2のパネル60bを第1のパネル60aから
引き抜き、第2のパネル60bの側面周縁板64bと窓
付きパネル70の周縁板72とを接触させて、周縁板6
4b,72相互をリベット接合する。さらに、第1のパ
ネル60と第2のパネルとのオーバーラップする部分に
もリベット接合し、この部分の密着性を高める。なお、
第1のパネル60aを固定してから第2のパネル60b
を固定するまでの間は、第2のパネル60bを引き戸と
して利用することにより、ここから電磁波シールドルー
ムに出入りすることができ、作業を行う上で何かと便利
である。
ず、図2に示すように、寸法調整用パネル60の第1の
パネル60aを柱材50にリベット接合して固定する。
その後、第2のパネル60bを第1のパネル60aから
引き抜き、第2のパネル60bの側面周縁板64bと窓
付きパネル70の周縁板72とを接触させて、周縁板6
4b,72相互をリベット接合する。さらに、第1のパ
ネル60と第2のパネルとのオーバーラップする部分に
もリベット接合し、この部分の密着性を高める。なお、
第1のパネル60aを固定してから第2のパネル60b
を固定するまでの間は、第2のパネル60bを引き戸と
して利用することにより、ここから電磁波シールドルー
ムに出入りすることができ、作業を行う上で何かと便利
である。
【0016】リベット接合する際には、周縁板12,6
4b,72等に予めリベット孔18,69b,79が穿
設されているので、現地穿設と異なり、穿設時の周縁板
12等の変形が小さく、かつ周縁板12上に切粉がほと
んど残っていないため、周縁板相互を密着性の高い状態
で接触させることができる。
4b,72等に予めリベット孔18,69b,79が穿
設されているので、現地穿設と異なり、穿設時の周縁板
12等の変形が小さく、かつ周縁板12上に切粉がほと
んど残っていないため、周縁板相互を密着性の高い状態
で接触させることができる。
【0017】以上のように、複数のパネル10,60,
70相互を連結して、電磁波シールドルームのすべての
壁や天井を取付けた時点で、パネル10,60,70相
互のつなぎ目に、相互に渡るように導電性を有する銅箔
テープを貼り付ける。最後に、電磁波シールドパネル1
0,20の室内側の面に内層板を取付ける等して、完成
させる。
70相互を連結して、電磁波シールドルームのすべての
壁や天井を取付けた時点で、パネル10,60,70相
互のつなぎ目に、相互に渡るように導電性を有する銅箔
テープを貼り付ける。最後に、電磁波シールドパネル1
0,20の室内側の面に内層板を取付ける等して、完成
させる。
【0018】以上、本実施例では、寸法調整用パネル6
0を用いることにより、現地寸法合わせの際等に標準寸
法のパネルを現地にて加工する手間を省き、作業工数を
削減することができる。なお、本実施例では、電磁波シ
ールド標準寸法パネル10や電磁波シールド寸法調整用
パネル60等としてステンレス材を用いたが、電磁波シ
ールドルームを製作する場合は、導電性を有するもので
あれば、鋼材、または鋼材にめっきを施したものなどを
用いてもよい。また、本実施例は、電磁波シールドルー
ムに関するものであるが、基本的には、パネル構造物で
あれば、電磁波シールドルームでなくとも、本発明を適
用できることは言うまでもない。なお、この際には、電
磁波漏洩を気にしなくてもよいので、パネル相互間の密
着性等を考慮する必要はない。
0を用いることにより、現地寸法合わせの際等に標準寸
法のパネルを現地にて加工する手間を省き、作業工数を
削減することができる。なお、本実施例では、電磁波シ
ールド標準寸法パネル10や電磁波シールド寸法調整用
パネル60等としてステンレス材を用いたが、電磁波シ
ールドルームを製作する場合は、導電性を有するもので
あれば、鋼材、または鋼材にめっきを施したものなどを
用いてもよい。また、本実施例は、電磁波シールドルー
ムに関するものであるが、基本的には、パネル構造物で
あれば、電磁波シールドルームでなくとも、本発明を適
用できることは言うまでもない。なお、この際には、電
磁波漏洩を気にしなくてもよいので、パネル相互間の密
着性等を考慮する必要はない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、寸法調整用パネルを用
いることにより、現地寸法合わせの際等に標準寸法のパ
ネルを現地にて加工する手間を省き、作業工数を削減す
ることができる。
いることにより、現地寸法合わせの際等に標準寸法のパ
ネルを現地にて加工する手間を省き、作業工数を削減す
ることができる。
【図1】本発明に係る一実施例の電磁波シールド寸法調
整用パネルの全体斜視図である。
整用パネルの全体斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】本発明に係る一実施例の電磁波シールドルーム
の全体斜視図である。
の全体斜視図である。
10…電磁波シールド標準寸法パネル、11,61a,
61b…主平板、12…周縁板、13,65a,65
b,73…鍔板、50…柱材、60…電磁波シールド寸
法調整用パネル、60a…第1のパネル、60b…第2
のパネル、63a,63b…上下周縁板、64a,64
b…側面周縁板、70…電磁波シールド窓付きパネル。
61b…主平板、12…周縁板、13,65a,65
b,73…鍔板、50…柱材、60…電磁波シールド寸
法調整用パネル、60a…第1のパネル、60b…第2
のパネル、63a,63b…上下周縁板、64a,64
b…側面周縁板、70…電磁波シールド窓付きパネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // E04H 9/14 Z 9024−2E
Claims (5)
- 【請求項1】矩形状の主平板を有する第1のパネルと第
2のパネルとを備え、 前記第1のパネルおよび前記第2のパネルの主平板は、
少なくとも一対の対抗する2辺間の距離がほぼ等しく形
成され、 前記第2のパネルの主平板が前記第1のパネルの主平板
に沿い、かつ該第1ののパネルの前記2辺と該第2のパ
ネルの前記2辺とがそれぞれほぼ重なって、平行移動可
能に、該第2のパネルを装着する装着部が該第1のパネ
ルに設けられていることを特徴とする寸法調整用パネ
ル。 - 【請求項2】矩形状の主平板、および該主平板の各辺の
うち一の辺を除く他の辺に該主平板に対して略直角に設
けられている周縁板を有して形成されている第1のパネ
ルと、 前記第1のパネルの前記一の辺の側から、該一の辺と隣
り合う前記他の辺に設けられている前記周縁板および前
記主平板に摺接しつつ該第1のパネルに装着可能な第2
のパネルとを備えていることを特徴とする寸法調整用パ
ネル。 - 【請求項3】前記第2のパネルは、前記第1のパネルの
主平板に摺接する矩形状の主平板と、前記第1のパネル
の前記一の辺と隣り合う前記他の辺に設けられている前
記周縁板に摺接する周縁板とを有して形成されているこ
とを特徴とする請求項2記載の寸法調整用パネル。 - 【請求項4】前記第1のパネルおよび前記第2のパネル
は導電材を有して形成され、 前記第1のパネルおよび前記第2のパネルの摺動面の少
なくとも一部には、前記導電材が露出していることを特
徴とする請求項1、2または3記載の寸法調整用パネ
ル。 - 【請求項5】予め定められた寸法で形成されている標準
寸法パネルと、請求項1、2、3または4記載の寸法調
整用パネルとを備え、 前記寸法調整用パネルが前記標準寸法パネルに隣接して
設けられていることを特徴とするパネル構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3368892A JPH05230933A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 寸法調整用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3368892A JPH05230933A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 寸法調整用パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05230933A true JPH05230933A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12393370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3368892A Pending JPH05230933A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 寸法調整用パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05230933A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016023438A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | 旭化成ホームズ株式会社 | 建物 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP3368892A patent/JPH05230933A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016023438A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | 旭化成ホームズ株式会社 | 建物 |
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