JPH0533567A - 電磁シールド窓付きパネル - Google Patents

電磁シールド窓付きパネル

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JPH0533567A
JPH0533567A JP19184891A JP19184891A JPH0533567A JP H0533567 A JPH0533567 A JP H0533567A JP 19184891 A JP19184891 A JP 19184891A JP 19184891 A JP19184891 A JP 19184891A JP H0533567 A JPH0533567 A JP H0533567A
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JP
Japan
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panel
window
net
frame
electromagnetic shield
Prior art date
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Pending
Application number
JP19184891A
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English (en)
Inventor
Takeo Hashiba
武雄 羽柴
Takanari Terakawa
隆成 寺川
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2枚の窓ガラス間に介在する網の取り換え、お
よび修理を容易に行なうことができることである。 【構成】導電材を有して形成され、窓開口が設けられて
いるパネル本体151と、窓開口に対応した開口が形成
されている枠165に、導電材で形成されている網16
1が取付けられている網フレーム160と、窓開口に対
応した開口が形成されている枠175a,175bに、
透光板171a,171bが取付けられている2個の透
光板フレーム170a,170bとを備えている。網フ
レーム160は、網161が窓開口を塞ぎ、かつ網16
1がパネル本体151の導電材と導通可能な状態で、パ
ネル本体151に取付けられている。2個の透光板フレ
ーム170a,170bは、網フレーム160が相互間
に介在するよう、パネル本体151に取付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁シールドルームの
窓に用いられる電磁シールド窓付きパネルにに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁シールド窓付きパネルとして
は、例えば、図7に示すようなものがある。この電磁シ
ールド窓付きパネルは、窓開口2が設けられているパネ
ル本体1と、金網3が2枚の窓ガラス4,4に挾持され
ている積層板5と、窓ガラス6とを有して構成されてい
る。積層板5はパネル本体1の室内側に取付けられ、窓
ガラス6はパネル本体1の室外側に取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電磁シールド窓付きパネルでは、例えば、網
目が大きくなっているのや、網3が切れているのを据付
時に気付いても、積層板5ごと取り換えなければならな
い上に、新たな網を広げて2枚の窓ガラス4,4の間に
挾持させる必要があるため、その取り換え作業も面倒で
あるという問題点がある。本発明は、このような従来の
問題点について着目してなされたもので、網の取り換
え、および修理を容易に行なうことができる電磁シール
ド窓付きパネル、およびこれを備えた電磁シールドルー
ムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の電磁シールド窓付きパネルは、2枚の透光板の間に導
電材で形成されている網が配されている電磁シールド窓
付きパネルにおいて、2枚の前記透光板および前記網
は、それぞれ独自に設けられている枠に取付けられてい
ることを特徴とするものである。
【0005】前記目的を達成するための他の電磁シール
ド窓付きパネルは、導電材を有して形成され、窓開口が
設けられているパネル本体と、前記窓開口に対応した開
口が形成されている枠に、導電材で形成されている網が
取付けられている網フレームと、前記窓開口に対応した
開口が形成されている枠に、透光板が取付けられている
2個の透光板フレームとを備え、前記網フレームは、前
記網が前記窓開口を塞ぎ、かつ該網が前記パネル本体の
導電材と導通可能な状態で、前記パネル本体に取付けら
れ、2個の前記透光板フレームは、前記網フレームが相
互間に介在するよう、前記パネル本体に取付けられてい
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】電磁シールド窓付きパネルの網が切れているの
や、網目が大きく成っているのを施工時などに気付いた
場合には、透明板フレームを取外して修理する。網フレ
ームがパネル本体に取付けられている状態では修理が難
しい場合や、網を交換する必要があるときには、網フレ
ームを取り外して修理、または他の網フレームと交換す
る。また、透光板が損傷した場合には、透光板フレーム
を取り外して、透光板を交換する。
【0007】このように、透光板や網を枠に取付けられ
ている状態で取り扱うことができるので、これらの取り
換えや修理を容易に行なうことができる。
【0008】
【実施例】本発明に係る一実施例について、図1から図
6を用いて説明する。本実施例は、図6に示すように、
磁気共鳴診断装置(MRI)などの医療機器や電子機器
等から発せられる電磁波が外部に漏れないよう、または
外部からの電磁波が入り込まないようにする電磁シール
ドルームである。この電磁シールドルームは、複数の電
磁シールドパネル10,20と、電磁シールド窓付きパ
ネル150とを有して構成されている。
【0009】電磁シールドパネル10,20は、図5に
示すように、矩形の主平板11と、その周縁に主平板1
1に対して直角に設けられている周縁板12とを有して
いる。矩形の主平板11の周縁に設けられている4枚の
周縁板12のうち、主平板11の短辺に設けられている
一の周縁板12を除く、他の周縁板12には、周縁板1
2に対して直角に、つまり主平板11に平行に、鍔板1
3が設けられている。鍔板13は、電磁シールドパネル
10,20の剛性を上げる等のため、全ての周縁板12
に設けてもよいが、一の周縁板12に鍔板13を設けな
いことで、この部位において電磁シールドパネル10,
20の長さを現地調整できるようにしている。なお、こ
の電磁シールドパネル10,20は、主平板11、周縁
板12および鍔板13が、それぞれ独立して形成された
ものを接合されたものではなく、1枚の導電性を有する
ステンレス板を折り曲げて製作したもので、結果とし
て、主平板11、周縁板12および鍔板13を有するよ
うになったものである。また、この電磁シールドパネル
10,20には、塗料等の被覆材を一切塗っておらず、
全面においてステンレス材が露出している。
【0010】周縁板12には、遮蔽しようとする電磁波
の周波数の1/2以下の間隔で、電磁シールドパネル1
0,20相互を連結するリベット91,91,…が挿通
可能な複数のリベット穴18が穿設されている。一般的
に、受信側のダイポールアンテナの長さを送信側のダイ
ポールアンテナの長さの1/2以下にすると、受信効率
が低下する。そこで、リベット91,91相互間にでき
る僅かな隙間を受信側のダイポールアンテナに見立て
て、リベット91,91相互間隔を決め、目的の電磁波
の遮蔽を図っている。
【0011】電磁シールド窓付きパネル150は、図1
から図3に示すように、窓開口枠152が設けられてい
るパネル本体151と、窓開口に対応した開口が形成さ
れている網枠165に、導電材で形成されている網16
1が取付けられている網フレーム160と、窓開口に対
応した開口が形成されている窓ガラス枠175a,17
5bに、窓ガラス171a,171bが取付けられてい
る2個の窓ガラスフレーム170a,170bとを有し
て構成されている。
【0012】パネル本体151は、窓開口枠152の他
に、電磁シールドパネル10,20と同様に、主平板1
53と周縁板154と鍔板155を有して形成されてい
る。網161は、図3に示すように、その周縁部162
よりやや内側の箇所において、複数のクリップ164,
164,…で網枠165に止められている。窓ガラス1
71a,171bは、弾性を有する複数のシール材17
2,172,…を介して窓ガラス枠175a,175b
に取付けられている。なお、パネル本体151、網枠1
65および窓ガラス枠175a,175bは、いずれも
導電性を有するステンレス材で形成されている。網フレ
ーム165は、網161の周縁部162が網枠165と
パネル本体151の窓開口枠152との間に挾持される
ように、パネル本体151の室内側に取り付けられてい
る。
【0013】室内側用窓ガラスフレーム170bには、
図3に示すように、パネル本体151に取付けられてい
る網フレーム160の外周を覆えるように鍔板176b
が設けられている。この室内側用窓ガラスフレーム17
0bは、パネル本体151に取付けられている網フレー
ム160をパネル本体151との間で挾さめるように、
室内側からパネル本体151の窓開口枠152に取付け
られている。室外側用窓ガラスフレーム170aは、室
外側より、パネル本体151の窓開口枠152に取付け
られている。網フレーム160および窓ガラスフレーム
170a,170bは、両面テープやリベット等で、パ
ネル本体151に取付けられている。網161の周縁部
162がパネル本体151の窓開口枠152に接し、窓
開口は導電性を有する網161で塞がれているので、こ
れによって、開口部の電磁気シールドがなされる。
【0014】以上説明した電磁シールドパネル10,2
0、および電磁シールド窓付きパネル150を用いて、
電磁シールドルームの製作する際には、図5に示すよう
に、これらのパネル10,20,150の主平板11,
153および周縁板12,154で形成される空間が室
内側を向くようにして、目的の場所に配し、互いの周縁
板12,154が接するようにして、リベット91止め
して相互を連結する。そして、パネル10,150相互
を渡るように、溝型チャネル材30をパネル10,15
0の上部周縁に装着する。さらに、パネル10,150
相互のつなぎ目に銅箔テープ92を貼付ける。その後、
内装材等をパネル10,20,150に貼付ける等して
完成させる。
【0015】ところで、電磁シールド窓付きパネル15
0の網161が切れているのや、網目が大きく成ってい
るのを施工時等に気付いた場合には、室内側用窓ガラス
フレーム170bを取外して修理する。網フレーム16
0がパネル本体151に取付けられている状態では修理
が難しい場合や、網161を交換する必要があるときに
は、網フレーム160を取り外して修理または他の網フ
レームと交換する。また、窓ガラス171a,171b
が割れた場合や窓ガラス171a,171bにひびが入
った場合には、窓ガラスフレーム170a,170bを
取り外して、窓ガラス171a,171bを交換する。
このように、窓ガラス171a,171bや網161を
枠165,175a,175bに取付けられた状態で取
り扱うことができるので、これらの取り換えや修理を容
易に行なうことができる。
【0016】なお、本実施例では、透光板としてガラス
板を用いたが、換わりに樹脂板を用いてもよい。また、
本実施例では、パネル本体151の室内側に窓ガラスフ
レーム170bおよび網フレーム160を配し、パネル
本体151の室外側に窓ガラスフレーム170aのみを
配したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2
の窓ガラスフレームの間に網フレームが介在していれ
ば、これらがパネル本体の室外側にあっても、室内側に
あってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、透光板および網がそれ
ぞれ独自に設けられた枠に取付けられて、取り扱いが容
易なので、これらの修理や取り換えを容易に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4のI−I線断面図である。
【図2】図4のII−II線断面図である。
【図3】本発明に係る一実施例の電磁シールド窓付きパ
ネルの要部展開たて断面図である。
【図4】本発明に係る一実施例の電磁シールド窓付きパ
ネルの全体正面図である。
【図5】本発明に係る一実施例の電磁シールドルームの
施工中の要部斜視図である。
【図6】本発明に係る一実施例の電磁シールドルームの
全体斜視図である。
【図7】従来の電磁シールド窓付きパネルの要部たて断
面図である。
【符号の説明】
10…電磁シールド壁パネル、11,153…主平板、
12,154…周縁板、13,155…鍔板、18…リ
ベット穴、20…電磁シールド天井パネル、30…溝形
チャネル材、91…リベット、92…銅箔テープ、15
0…電磁シールド窓付きパネル、151…パネル本体、
152…開口枠、160…網フレーム、161…網、1
65…網フレーム、170a,170b…窓ガラスフレ
ーム、171a,171b…窓ガラス、175a,17
5b…窓ガラス枠。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の透光板の間に導電材で形成されてい
    る網が配されている窓を備えている電磁シールド窓付き
    パネルにおいて、 2枚の前記透光板および前記網は、それぞれ独自に設け
    られている枠に取付けられていることを特徴とする電磁
    シールド窓付きパネル。
  2. 【請求項2】導電材を有して形成され、窓開口が設けら
    れているパネル本体と、 前記窓開口に対応した開口が形成されている枠に、導電
    材で形成されている網が取付けられている網フレーム
    と、 前記窓開口に対応した開口が形成されている枠に、透光
    板が取付けられている2個の透光板フレームとを備え、 前記網フレームは、前記網が前記窓開口を塞ぎ、かつ該
    網が前記パネル本体の導電材と導通可能な状態で、前記
    パネル本体に取付けられ、 2個の前記透光板フレームは、前記網フレームが相互間
    に介在するよう、前記パネル本体に取付けられているこ
    とを特徴とする電磁シールド窓付きパネル。
  3. 【請求項3】前記パネル本体は、導電材で形成されてい
    る主平板と、その周縁に該主平板に対して略直角に設け
    られ導電材で形成されている周縁板とを有することを特
    徴とする請求項2記載の電磁シールド窓付きパネル。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の電磁シールド窓付
    きパネルと、 導電材を有して形成されている壁とを備え、 前記電磁シールド窓付きパネルと隣接する前記壁の導電
    材と、該電磁シールド窓付きパネルのパネル本体の導電
    材とが接触していることを特徴とする電磁シールドルー
    ム。
JP19184891A 1991-07-31 1991-07-31 電磁シールド窓付きパネル Pending JPH0533567A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238852A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Asahi Glass Co Ltd 電波吸収体の枠体、及び電波吸収体の施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009238852A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Asahi Glass Co Ltd 電波吸収体の枠体、及び電波吸収体の施工方法

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