JPH0523087Y2 - - Google Patents

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JPH0523087Y2
JPH0523087Y2 JP607890U JP607890U JPH0523087Y2 JP H0523087 Y2 JPH0523087 Y2 JP H0523087Y2 JP 607890 U JP607890 U JP 607890U JP 607890 U JP607890 U JP 607890U JP H0523087 Y2 JPH0523087 Y2 JP H0523087Y2
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plate
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locking
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seat
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JP607890U
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C5/00Chairs of special materials
    • A47C5/005Chairs of special materials of paper, cardboard or similar pliable material

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二枚の段ボール、プラスチツク板
等の板状素材で成型した板状部材を折り組んで成
る一対の箱型部材を互いに着脱可能に組合して成
る折りたたみ式箱型椅子に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、戸外用として種々な折りたたみ椅子が市
販されている、これ等の折りたたみ椅子は主とし
て金属製または木製の枠体にカンバス、ナイロン
クロース、またはPPストリツプを張設したもの
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述のように構成された従来の折りたたみ椅子
はコストが高く、重量も重く、使い捨て用にする
には不向きであるという問題点があつた。
この考案は、前述した問題点を解決するために
なされたもので平時は二枚の板状部材であつて、
これを折り込んで形成した一対の箱部材を組合す
ことによつて箱型の椅子として使用できる使い捨
て用の簡易折りたたみ椅子を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の上記目的を達成するために、本考案
は、二枚のシート素材でほぼ凸字形に成型した第
1板状部材と第2板状部材とを折り組んで成る第
1箱体と第2箱体とを、互いに対向し、かつ一部
がオーバラツプするように係止溝の相互係合によ
つて一体に組み合わすことにより、筒内に菱形の
補強筒を形成した支持筒を構成し、更に、支持筒
の上端の対向位置に連設する上記両箱体の座板部
を互いに向かい合わせて折り曲げ、支持筒の上端
中央部に設けた係止溝に係止させることにより、
支持筒の上端開口部を覆う座面を形成するように
して折りたたみ式箱型椅子を構成したものであ
る。
すなわち、この考案は、二枚の段ボール等でほ
ぼ凸字形に成型した板状部材を折り組んで成る一
対の箱型部材を、嵌合溝により互いに対向して組
み合わすことによつて折りたたみ式箱型の椅子を
形成したものである。
〔考案の作用〕
本考案による折りたたみ式箱型椅子は、シート
状の二枚の板状部材を、所定の折り線に沿つて折
り、一対の箱体に形成した後、これら一対の箱体
を、相互の係止突片と係止溝の係合によつて一体
に組合わせるだけで充分に強度のある箱型椅子が
形成される。
使用後は、折り畳んで収納し再使用することも
できるし、使い捨てにもできる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例につき第1図ないし
第6図について説明する。
第1図に示すように、この実施例の箱型椅子A
は、第2図及び第3図に示すような二枚の板状素
材、好ましくは段ボールでほぼ凸字形に裁断成型
した第1板状部材1および第2板状部材2を折り
たたんで形成した第1箱体10と第2箱体20と
を一体に組み合わして成るものである。
第1箱体10を構成する第1板状部材1は、第
2図に示すように組立て後、箱型椅子Aの支持脚
または支持体と成るほぼ矩形の板状支持部11
と、この支持部11の長辺の一方の中央部に一体
に連設し、組立後は箱型椅子Aの座部と成るほぼ
台形の座板部12とから構成されている。
前記矩形の支持部11の中央部には、支持部1
1と座板部12との連結部に支持部11の長さ
(横)方向に沿つて形成した折り線l1と、この折
り線l2の両端からこれと直交して延びる、すなわ
ち折り線l1の両端から支持部11の幅(縦)方向
全体に延びる2本の互いに平行する折り線l2,l2
と、座板部12の底辺の両端とほぼ対応する支持
部11の2ケ所から前記折り線l2と平行して延び
る折り線l3,l3とが形成されてあり、これ等折り
線l1,l2,l2,l3,l3によつて、支持部11が、中
心線Y−Yを基準として左右ほぼ対称の両端片
a,a′と、中間片6,6′と、中央片Cとの5区
分に区画されている。両端片a,a′の端縁には違
いに反対方向かつ対称状に配置された係止突片1
11,111と、係止溝112,112とが設け
られてあり、支持部11を折り線l2,l3によつて
筒状に折り曲げた場合に、これら係止突片111
と係止溝112とが互いに交叉して係止すること
ができるように形成されている。また、両端片
a,a′のほぼ中央部には、それぞれの折り線l3
l3と間隔を開けて互いに平行する座板部係止用第
1係止溝113,113と、支持部係止用第2係
止溝114,114とが支持部11の幅方向に沿
つて対向するように一直線上に設けられている。
第1係止溝113は、板厚の2倍の溝幅と、後述
する座板部12の挿入片を挿着係止するに充分な
長さ(深さ)を有する切溝であり、第2係止溝1
14は、第1係止溝113の反対側に位置し、板
厚と同じ寸法の溝幅と、支持部11の幅の2分の
1を占める長さ(深さ)を有する細長い切溝であ
る。
座板部12は、ほぼ台形に形成され、折り線l1
を頂辺とする逆台形の座面dを座板部12上の折
り線l1側に形成するように折り線l1と平行する折
り線l4と、折り線l1の両端から僅か離れて逆八字
形になるように折り線l4の両端に延びる傾斜状折
り線l5,l5が設けられてあり、これ等折り線l4
l5,l5によつて、座板部12が、支持部11の中
央片Cと連結する逆台形の座面dと、この座面d
の両側に形成された三角形の翼片e,e′と座面d
の折り線l4の他側に形成した台形の挿入片fとの
4区分に区画されている。挿入片fには把手とな
る長孔121と、台形の頂辺に対称に配置され中
心線Y−Y線と平行する短い第3係止溝122,
122とが設けられてある。この係止溝122
は、板厚のほぼ2倍の溝幅と、座板部12の折り
曲げ後第1係止溝113と互いに挿着嵌合する長
さを有する。
なお、第2箱体20を構成する第2板状部材2
は、第3図に示すように、実質的には第1板状部
材と同じ形状に形成されている。すなわち、第2
板状部材2は、第1板状部材1の矩形支持部11
と台形座板部12と対応する同じ形状、寸法の支
持部21と座板部22とから構成され、支持部2
1には、上記支持部11と対応する折り線l1,l2
l2,l3,l3、両端片a,a′、中間片c、係止突片2
11,211、係止溝212,212、座板係止
用第1係止溝213が設けられてあり、座板部2
2には、上記座板部11と対応する折り線l4,l5
l5、座面e、翼片e,e′、挿入片f、長孔221、
第3係止溝222が設けられてある。第2板状部
材2において第1板状部材1と異なる点は、係止
突片211と係止溝212の位置と方向が第1板
状部材1の係止突片111と係止溝112のそれ
と逆に形成されている点と、第1係止溝213の
底部に溝幅がほぼ板厚と同じ寸法の細長い溝21
4が支持部21の幅方向の約半分迄延びるように
連設されている点である。
このように構成した第2板状部材2の外形は、
第1板状部材1を裏返しにしたものとまつたく同
じ形状を呈する。従つて、第2板状部材2は第1
板状部材1と同じ成型用型を用いることができ
る。また、上記係止溝213,214は第1板状
部材1の係止溝114を反対側に設けて係止溝1
13と係合したものと同じである。
上記第1及び第2板状部材1,2を用いて第1
図に示す箱型椅子を組立てる場合は第4図のよう
に、先ず両部材1,2の支持部11,21を、そ
れぞれの折り線l2,l3によつて五角筒形に折り曲
げ、係止突片111,211の係止溝112,2
12同志を互いに挿入係止させることによつて五
角筒形の第1及び第2箱体10,20を構成し、
更に、座板部12,22をそれぞれの折り線l1
l4,l5によつて両箱体10,20の中央片cとほ
ぼ垂直になつて外側に延びる蓋状部材に構成した
後、第1箱体10の係止突片111を有する連結
端部が第2箱体20の係止突片211を有する連
結端部と対向する如く、第1箱体10をその第2
係止溝114が第2箱体20の第1係止溝21
3,214に互いに嵌合するべく上方から第2箱
体20に嵌合連結させ、第5図に示す如く、筒内
中央部に菱筒の補強部を有するほぼ8字形の支持
筒を構成する。このように構成された椅子の支持
脚となる支持筒の上端には、第1及び第2箱体1
0,20のそれぞれの第1係止溝113と213
とが互いに併合してなる一対の座板部係止溝が形
成されると共に、両支持部11,21のそれぞれ
の連結端部、すなわち座板部12,22にそれぞ
れ対向する菱筒部の両角部に位置する係止突片1
11と211はそれぞれ支持部21と11の中央
片cの内壁に当接して支持筒の強度を一層強める
ことができる。
次に、第1及び第2箱体10,20の座板部1
2,22を、両箱体の上面開口部に被す如く、折
り線l1によつて対向して折り曲げ、各挿入片fの
係止溝122,222を支持筒の座板部係止溝1
13,213に嵌合係止させることによつて第1
図に示す本考案の折りたたみ式箱型椅子Aを組立
てることができる。この状態では、両挿入片fは
重なつて垂直状に上記係止溝113,213に係
着してあり、各翼片e,e′は座面aの下面に折り
重なつて支持筒の上端縁に当接している。
上記のように構成された椅子Aは、使用者の体
重を充分に耐える強度を有する。この椅子は使い
捨て椅子として使用されるが、再使用することも
できる。再使用する場合は、先ず収納運搬の便利
を計るため、挿入片fを係止溝122,222か
ら外し、座板部12,22を展開した後、支持部
11と21および座板部12と22とが互いに重
なるように折り畳めば第6図に示すような偏平型
に成り、長孔121,221を有する両挿入片f
を把手として手提鞄のように持ち運ぶことがで
き、収納することもできる。それから、これを再
び展開し、座板部12,22の挿入片fを係止溝
122,222に挿入係着すれば再び椅子Aに変
貌する。
第7図は本考案の他の実施例を示す説明図であ
り、座板部12,22を展開した椅子の平面図を
示したものである。すなわち、前記実施例では組
立て後座面が六角形を成すのに対し、本実施例で
は座面がほぼ正方形を成すとともに、支持筒の断
面形状も前記実施例とやや異なるが、基本構造は
まつたく同じであるので、対応する部分は前記実
施例と同じ符号を付けて説明を省略する。
以上、この考案の実施例について説明したが、
この実施例のみに限定するものでなく、同じ基本
構成原理に基づいて種々な形状の変更をすること
ができることは明白である。
〔考案の効果〕
この考案による折りたたみ式箱型椅子は以上の
構成になるので軽薄、安価であるとと共に、大量
生産に適し、展開時は何枚も積重ねることがで
き、適宜に折り畳めばコンパクトなパツケージに
成つて携帯、収容に便利であると共に、使用時は
簡単に丈夫な椅子に折り組むことができ、使用後
は、折り畳んで収納し、再使用することもできる
が使い捨てとしても惜しくない。
また、商業広告のミデアとして最適であり、使
い捨て用の椅子として戸外のレジヤー活動等に利
用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による折り畳み椅
子を示す斜視図、第2図は同椅子を構成する第1
板状部材の展開図、第3図は同椅子を構成する第
2板状部材の展開図、第4図は第2図および第3
図の板状部材をそれぞれ箱型に折り組んだ状態を
示す斜視図、第5図は第4図の箱型部材を組み込
んで一体に形成した状態を示す斜視図、第6図は
座板部を展開した本体を偏平型に折り畳めた状態
を示すこの考案による椅子の平面図、第7図はこ
の考案の他の実施例を示す説明図。 A……折り畳み椅子、10……第1箱体、20
……第2箱体、1……第1板状部材、2……第2
板状部材、11,21……支持部、12,22…
…座板部、l1〜l5……折り線、111,211…
…係止突片、112,212……係止溝、11
3,213,114,214……係止溝、d……
座面、f……挿入片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 二枚のシート素材でほぼ凸字形に成型した第
    1板状部材と第2板状部材とを折り組んで成る
    第1箱体と第2箱体とを、互いに対向し、旦つ
    一部がオーバラツプするように係止溝の相互係
    合によつて一体に組み合わすことにより、筒内
    に菱形の補強筒を形成した支持筒を構成し、更
    に、支持筒の上端の対向位置に連設する上記両
    箱体の座板部を互いに向かい合わせて折り曲
    げ、支持筒の上端中央部に設けた係止溝に係止
    させることにより、支持筒の上端開口部を覆う
    座面を構成して成ることを特徴とする折りたた
    み式箱型椅子。 (2) 第1板状部材と第2板状部材は、両端には互
    いに係着できる係止突片と係止溝が、旦つ本体
    部には一定間隔を開いて幅方向に延びる複数本
    の折り線とが設けられているほぼ短形の支持部
    と、この支持部の幅方向の一端の中央部に連設
    されている多角形の座板部とから成る請求項(1)
    記載の折りたたみ式箱型椅子。 (3) 第1板状部材の支持部の両端片に支持部の幅
    方向の両端から互いに対向して幅方向に延びる
    座板部係止溝と支持部係止溝が設けられている
    請求項(2)記載の折りたたみ式箱型椅子。 (4) 第2板状部材の支持部の両端片に、支持部の
    座板部側の一端から支持部の幅方向に延び、第
    1板状部材の係止溝と対応係合する座板部なら
    びに支持部係止用係止溝が設けられている請求
    項(2)記載の折りたたみ式箱型椅子。 (5) 第1板状部材と第2板状部材のそれぞれの座
    板部に、支持部を多角形支持筒に形成した時そ
    れぞれの座板部係止溝に係着する係止溝が設け
    られている請求項(1),(2),(3)または(4)記載の折
    りたたみ式箱型椅子。 (6) 第1板状部材および第2板状部材を折り組ん
    で成る第1箱体と第2箱体とを支持部係止溝に
    よつて互いに組み合わせて多角形支持筒を構成
    した時、各部材のそれぞれの対応する座板部係
    止溝が一致するように構成されている請求項(5)
    記載の折りたたみ式箱型椅子。 (7) 第1板状部材および第2板状部材が段ボール
    で成型されたことを特徴とする請求項(2)記載の
    折りたたみ式箱型椅子。
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