JPH05230679A - マイクロ工学的要素の製造方法 - Google Patents

マイクロ工学的要素の製造方法

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JPH05230679A
JPH05230679A JP4169499A JP16949992A JPH05230679A JP H05230679 A JPH05230679 A JP H05230679A JP 4169499 A JP4169499 A JP 4169499A JP 16949992 A JP16949992 A JP 16949992A JP H05230679 A JPH05230679 A JP H05230679A
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JP4169499A
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イゴール・アイ・ボル
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23P15/00Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P11/00Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for 
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高精密度のマイクロ工学的要素を作製する製造
方法の提供。 【構成】アンダカット縁部を形成する凹状表面は、平坦
な表面から延在する静止的な構造の壁部の中において、
凸状の緩衝材を壁部の中へ成長させることによって作製
される。当該緩衝材は、壁部との凸凹関係を形成する。
続いて、緩衝材は、壁部の凹状のアンダカット表面を保
つようにして壁部から取り除かれる。続いて、静止的構
造及び平坦表面は、犠牲層及び構造層で被覆することに
よって更に処理される。当該構造層は、スライダ30内
におけるスロットのような湾曲したアンダカット縁部に
よって静止的構造の表面において保持される可動的構造
となるようにしてパターン形成される。最終的な処理に
は、可動的構造を静止的構造から解放するようにして犠
牲層を除去することが包含される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、概略的には、可動継手、歯車及
びスライダのようなマイクロ工学的要素に関し、より詳
細には、高精密のマイクロ工学的要素を作製する製造方
法に関するものである。
【0002】摺動したり回動したりする継手を備えたマ
イクロ工学的要素は、微細なピン継手、歯車、クラン
ク、スライダその他の機構において多くの用途を有して
いる。これらの要素は、様々な様式で作製されることが
可能である。マラー(Muller)らによる米国特許明細書
第4,740,410 号において、マイクロ工学的な摺動要素又
は回動要素は、以下の工程段階に従って作製されてい
る。 1) 基板にガラス製の犠牲層を被着し、 2) スライダ又は歯車のためのポリシリコン製の構造
層を被着して形成し、 3) ガラス製の第2の犠牲層を被着し、 4) レール又はピンのためのポリシリコン製の第2の
構造層を被着して形成し、 5) 犠牲層を除去して、基板とピン及びレールの両者
から歯車及びスライダを解放するという工程段階であ
る。
【0003】この工程は、結果として固定軸ピン継手又
は固定レール・スライダを生じる。一旦緩められると、
固定式の歯車及びスライダは基板に載置される。運転に
おいて、歯車及びスライダと基板の間には好ましくない
量の摩擦が生起されることになる。
【0004】自己拘束式の継手を作製する工程もマラー
らにおいて開示されている。自己拘束式継手は、摺動し
ながら同時に回動することも可能である。これらの継手
は、既に述べた基本的工程の僅かな変更を使用して製造
される。自己拘束式継手は、歯車及びスライダの下にお
けるピン及びレール上にフランジを製造してそれらを適
所に保つことによって固定式継手と識別されるものであ
る。ピン及びレールは、基板に対して固定されるか又は
基板を横断して自由に摺動するように為されることも可
能である。ピン及びレールは、ピン又はレールを形成す
る通常の第1の犠牲的ガラス層の一部と、フランジを形
成する第1の構造的ポリシリコン層とを使用して製造さ
れる。当該フランジは、エッチング・アンダカット工程
によって形成される。エッチング・アンダカット工程
は、一般的には容易に制御され得るものではない。更
に、ガラス/ポリシリコン製の継手は、構造の中で最も
弱い部分であり、応力によって壊れ易いものでもある。
【0005】この工程についての更なる情報は、198
8年6月刊行の35巻6号の電子デバイスに関する電気
電子学会会報(IEEE Transactions on Electron Device
s )の「センサ及びアクチュエータのための集積型の可
動的なマイクロ工学的構造(Integrated Movable Micro
mechanical Structures for Sensors and Actuators
)」というマラーらによる文書において見出されるこ
とも可能である。
【0006】簡略的に言って本発明に拠れば、アンダカ
ット縁部を作製するプロセス、及びマイクロ工学的要素
の作製に対する当該プロセスの適用が準備されるのであ
る。
【0007】アンダカット縁部は、2段階のパターン形
成工程を使用して作製される。第1の段階は、従来通り
のフォトレジスト及びエッチングの技術を使用して、ア
ンダカットされるべき縁部即ち壁部を規定することであ
る。第2の段階は、アンダカットされるべき縁部即ち壁
部の中に緩衝材を成長させ、当該緩衝材が縁部即ち壁部
との凸凹関係を形成することである。即ち、緩衝材は、
縁部即ち壁部の中へ外側に突き出し、縁部即ち壁部が緩
衝材を収容するようにして内側へ突き出すことになるの
である。本文において使用される凸凹という用語は、例
えば、円形、楕円等でもあり得る湾曲形式の関係を意味
するものとする。この段階の終結は、縁部即ち壁部がそ
の凹形状を保っている間における緩衝材の除去である。
これで、アンダカット縁部が産み出されたのである。
【0008】摺動したり回動したりする第1の形態のマ
イクロ工学的要素は、突出するピン又はレールを備え、
更に上述の凸凹アンダカット工程を使用して構築された
凹状側面を備えて基板の表面において構築される。当該
側面が凹状であるので、ピン又はレールは挾持される。
歯車又はスライダは、ピン又はレールから外れて持ち上
がることを制限されるようにしてピン又はレールの廻り
において形成される。歯車又はスライダは、第1に比較
的均一な犠牲層でピン又はレールを被覆することによっ
てピン又はレールの廻りに形成される。続いて、構造層
が犠牲層に被着される。歯車又はスライダが構造層から
形成された後、犠牲層は、エッチングによって取り除か
れ、歯車をピンから或いはスライダをレールから解放さ
せることになる。構造層の形状を規定する犠牲層を使用
することにより、歯車又はスライダは、そのピン又はレ
ールの廻りにおいて構築されることが可能になって、ピ
ン又はレールの凹形状に対して整合することになる。歯
車又はスライダは、ピン又はレールが狭隘である個所で
は狭隘なものとなって、幅広の部分をピン又はレールか
ら外して持ち上げることが不可能となるのである。
【0009】第2の形態の歯車又はスライダもまたこの
工程によって構築されることが可能である。基板から外
側へ突出するピンを構築する代わりに、基板に向かって
内側へ突出する孔が構築されるのである。当該孔の側面
は、これもまた上述の凸凹アンダカット工程を使用して
作製された凹面であり、従って、孔の幅は、孔の頂部で
は孔の中間における幅よりも狭隘である。雄の歯車又は
スライダの場合と同様に、比較的均一な犠牲層が孔の内
部と囲繞領域において準備される。構造層が、続いて、
犠牲層に被着され、歯車又はスライダへと組立られるの
である。犠牲層が取り除かれると、歯車又はスライダ
は、孔の範囲内において自由に運動することになる。再
び、構造層の形状を規定する犠牲層を使用することによ
り、歯車又はスライダは、その孔の廻りにおいて構築さ
れることが可能になって、孔の凹形状に対して整合する
ことになる。歯車又はスライダは、孔が幅広である個所
では幅広なものとなって、狭隘な部分を孔から出して持
ち上げることが不可能となるのである。
【0010】図1は、ピン上における歯車の上面図を示
している。
【0011】図2は、レール上におけるスライダの上面
図を示している。
【0012】図3は、第1及び第2の窒化物の被着と第
1構造層を形成することになるドーピングされたポリシ
リコンの被着の後における基板の断面図を示している。
【0013】図4は、第1構造層のマスキング及びエッ
チングの後における図3の基板の断面図を示している。
【0014】図5は、酸化物緩衝材が成長された後にお
ける図4の基板の断面図を示している。
【0015】図6は、酸化物緩衝材がエッチングによっ
て除去された後における図5の基板の断面図を示してい
る。
【0016】図7は、犠牲層の被着の後における図6の
基板の断面図を示している。
【0017】図8は、第2構造層の被着の後における図
7の基板の断面図を示している。
【0018】図9は、当該構造層のパターン形成の後に
おける図8の基板の断面図を示している。
【0019】図10は、切断線10−10に沿って得ら
れた、図1において示された完成歯車或いは図2におい
て示された完成スライダの断面図を示している。
【0020】図11は、図9に関する代替的な工程段階
の断面図を示している。
【0021】図12は、図11において示された代替的
な工程段階を使用して構築された代替的な歯車又はスラ
イダの断面図を示している。
【0022】図13は、第1及び第2の窒化物の被着と
第1構造層を形成することになるドーピングされたポリ
シリコンの被着の後における基板の断面図を示してい
る。
【0023】図14は、第1構造層のマスキング及びエ
ッチングの後における図13の基板の断面図を示してい
る。
【0024】図15は、酸化物緩衝材が成長された後に
おける図14の基板の断面図を示している。
【0025】図16は、酸化物緩衝材がエッチングによ
って除去された後における図15の基板の断面図を示し
ている。
【0026】図17は、犠牲層の被着の後における図1
6の基板の断面図を示している。
【0027】図18は、第2構造層の被着後における図
17の基板の断面図を示している。
【0028】図19は、当該構造層のパターン形成の後
における図18の基板の断面図を示している。
【0029】図20は、図13から図19の図面におい
て示された工程段階の順序に従って完成した歯車の断面
図を示している。
【0030】図21は、窒化物の被着と第1構造層を形
成することになるドーピングされたポリシリコンの被着
の後における基板の断面図を示している。
【0031】図22は、第1構造層のマスキング及びエ
ッチングの後における図21の基板の断面図を示してい
る。
【0032】図23は、酸化物緩衝材が成長された後に
おける図22の基板の断面図を示している。
【0033】図24は、酸化物緩衝材がエッチングによ
って除去された後における図23の基板の断面図を示し
ている。
【0034】図25は、窒化物の被着の後における基板
の断面図を示している。
【0035】図26は、突出構造を形成することになる
マスキング及びエッチングの後における図25の基板の
断面図を示している。
【0036】図27は、第1及び第2の窒化物の被着と
ドーピングされたポリシリコンの被着の後における基板
の断面図を示している。
【0037】図28は、第2窒化物層とドーピングされ
たポリシリコン層のマスキング及びエッチングの後にお
ける図27の基板の断面図を示している。
【0038】図29は、酸化物緩衝材が成長された後に
おける図28の基板の断面図を示している。
【0039】図30は、第1及び第2の窒化物層とドー
ピングされたポリシリコン層がエッチングされた後にお
ける図29の基板の断面図を示している。
【0040】図31は、犠牲層の被着の後における図3
0の基板の断面図を示している。
【0041】図32は、犠牲層がパターン形成された後
における図31の基板の断面図を示している。
【0042】図33は、構造層の被着の後における図3
2の基板の断面図を示している。
【0043】図34は、構造層のパターン形成の後にお
ける図33の基板の断面図を示している。
【0044】図35は、図27から図34の図面におい
て示された工程段階の結果としてケーシング内において
摺動するシリンダの俯瞰図を示している。
【0045】ここで、図1に注目すると、ピン28の廻
りを回動する歯車26の上面図が示されている。図2
は、レール32上において摺動するスライダ30の上面
図を示している。これらの両者の構造は、同一の工程順
序を使用して構築され、図10において示され併せて説
明されることになる線10−10に沿って得られた同一
の断面を有する。材料の被着、エッチング及びパターン
形成に関する工程段階の総ては、当該分野において周知
である。従って、本件記述は、各々の段階を実施するた
めに必要とされる特定の細部にではなく、各々の段階の
順序及び結果に焦点を結ぶものとなる。
【0046】当該マイクロ工学的要素は、基板の表面に
おいて構築される。この実施例において、基板にはシリ
コンが使用されている。シリコンは、高温の工程段階に
おいても損傷を受けないので理想的である。セラミック
又は或る種の金属のようなその他の材料に置き換えられ
ることも可能である。
【0047】図3は、構造層12の被着後における基板
10を示している。構造層12は、実際には、第1の窒
化物層14、ドーピングされたポリシリコン層16、及
び第2の窒化物層18という3層から構成される。
【0048】構造層12は、2段階のパターン形成を受
ける。第1の段階は、従来通りのフォトレジスト及びエ
ッチングの工程を使用して実施される。フォトレジスト
は、ピン及び/又はレールになる当該領域を規定するた
めに使用される。ピン及び/又はレールになることはな
い構造層12の当該領域は、エッチングによって完全に
除去される。この段階が完了すると、残りの構造層12
は、図4において示されるように基板10の表面から突
出し突起することになる。突出し突起する構造層12の
残りは、後には図1において示されたピン28或いは図
2において示されたレール32となることになる。
【0049】図5において示されるように、第2のパタ
ーン形成段階は、酸化物緩衝材を成長させることによっ
て開始される。酸化物緩衝材20は、ドーピングされた
ポリシリコン層16の表面において従来通りの酸化プロ
セスを使用して成長される。当該酸化物は、ドーピング
されたポリシリコン層16の露出した縁部即ち壁部にお
いて成長する。酸化物緩衝材20は、緩衝材の形状を制
御する第1及び第2の窒化物層14及び18から課せら
れた制約の故に、内側と外側の両方に向かって湾曲した
形状において成長する。酸化速度は、窒化物層14及び
18のそれぞれによって、ドーピングされたポリシリコ
ン層16の境界面において最も遅いものとなる。酸化物
緩衝材20は、酸化物の成長の輪郭が凸状になってドー
ピングされたポリシリコン層16との凸凹関係を形成す
るまで成長される。酸化速度は、イオン注入によるか或
いはドーピングされたポリシリコン層16内の自然な位
置におけるドーピング添加剤の制御によって、ドーピン
グされたポリシリコン層16のドーピング添加剤の輪郭
を変更することによって制御されることが可能である。
ポリシリコンの酸化速度の制御は周知であるので、酸化
物緩衝材20の深さ及び輪郭は、精密に制御されること
も可能である。従って、図1において示されたピン28
の輪郭の凹形状もまた精密に制御され得る。酸化物緩衝
材の成長及び制御は、本文において引例として組み込ま
れることになる、両者とも、「高速の超高密度集積回路
のSASMEFETに対する成長される酸化物緩衝絶縁
体の適用(Application of Grown Oxide Bumper Insula
tors to a High Speed VLSI SASMEFET)」という標題が
付いたボル(Bol )及びケミング(Keming)による第4,
4 00,866号及び第4,375,643 号の米国特許明細書におい
て議論されている。
【0050】図6において示されるような酸化物の除去
が、図1及び図2において示されたピン28或いはレー
ル32のいずれかになる第1構造層12のパターン形成
の最終的段階である。ドーピングされたポリシリコン層
16に対する酸化物緩衝材20の凸凹関係は、凹状側面
を備えたピン28又はレール32の製造を許容するもの
である。酸化物緩衝材が凸状の輪郭を有したので、エッ
チングによって除去されるとき、結果として生じる壁部
は凹面を有することになる。凸凹の輪郭は、酸化物緩衝
材20が外側に突き出してドーピングされたポリシリコ
ン層16が内側に突き出し、ピン28又はレール32の
頭部がピン28又はレール32のボディ31よりも大き
い場合に機能することになる。頭部29においてピン2
8又はレール32が幅広であるので、歯車又はスライダ
は、ピン28又はレール32の廻りにおいて製造される
ことが可能となり、ピン28又はレール32の頭部29
によって保持されることになる。
【0051】次の段階は、図7において示されるような
犠牲層22の形成である。この実施例において、基板1
0及びピン28又はレール32の表面を被覆して犠牲層
22を形成するためには熱酸化物の成長が使用されてい
る。しかしながら、更なる段階の温度及び処理に耐える
ことが可能であって、被着されたときのピンの形状に対
して整合することになり、ポリシリコンに比較して十分
に高いエッチング速度を備えた材料が使用されることも
可能である。酸化物は、シリコン及びドーピングされた
ポリシリコンによってそれぞれに形成される基板10の
表面及びピン28又はレール32の側面において成長さ
れる。ピン28又はレール32の頂部表面が窒化物であ
るので、いかなる酸化物もそこでは成長され得ない。全
体の構造が酸化物によって被覆されることを保証するた
め、酸化物が基板10とピン28又はレール32の側面
表面とにおいて成長された後、TEOS酸化物被着が使
用される。その結果は、図7において示されたように、
ピン28又はレール32の頂部表面における酸化物層が
基板10とピン28又はレール32の側面とにおける酸
化物層よりも薄いものであることになる。
【0052】これで、当該構造は、図8において示され
るような構造層24の形成のための準備が整ったことに
なる。この実施例ではポリシリコンが使用されたが、シ
リコン、金属又は金属シリサイドのようなその他の材料
に置き換えられることも可能である。構造層24は、犠
牲層22によってピン28又はレール32及び基板10
から分離される。
【0053】構造層24は、一旦被着されると、最終的
に図1及び図2において示された歯車26又はスライダ
30のいずれかに形成されるようにしてパターン形成さ
れるための準備が整ったのである。スライダ30は、レ
ール32を受容するように溝を付けられることになる。
先行する段階において構造層12をパターン形成するた
めに使用されたマスキング及びエッチングの従来通りの
手順は、ここでもまた構造層24をパターン形成するた
めに使用される。
【0054】図9は、構造層24のパターン形成の後に
おける当該装置を示している。歯車26又はスライダ3
0は、これで完成したが、未だに犠牲層22によって基
板10及びピン28又はレール32に連結されている。
【0055】最終的段階は、図10において示されるよ
うに、犠牲層22の除去である。この実施例において、
犠牲層22に使用された酸化物を洗い流すためには酸化
物エッチングが使用されている。この段階は、歯車26
又はスライダ30をピン28又はレール32及び基板1
0から解放する。これで、歯車26はピン28の廻りに
おいて自由に回動し得ることになり、スライダ30もま
たこれでレール32上において自由に摺動し得ることに
なる。
【0056】犠牲層22がピン28又はレール32の側
面と基板10とにおいて厚かったので、犠牲層22がエ
ッチングによって除去されると、歯車26又はスライダ
30は、ピン28又はレール32に載置されることにな
るが、基板10の上に懸架されることになり、それによ
って拘束を受けるが、ピン28又はレール32の頭部2
9及びボディ31からは分離される。歯車26又はスラ
イダ30を基板10の上に懸架せしめて保持すること
は、使用の際の歯車26と基板10の間における摩擦成
分を排除している。
【0057】部品の摩擦を更に減少させる代替的な方法
が、図11及び図12において示されている。これらの
図面において示された段階は、図9及び図10において
示された段階に取って代わるものである。構造層24を
パターン形成して歯車26又はスライダ30を形成する
と、図11において示されたようにして、歯車26又は
スライダ30の中央部分34も更に除去されることが可
能となる。犠牲層22を洗い流すための酸化物エッチン
グが行われた後、当該構造は図12のようなものとして
現れる。中央部分34の除去は、歯車26又はスライダ
30とピン28又はレール32の間における接触を最小
限にして、歯車26又はスライダ30が使用される際に
おける摩擦を更に減少させるのである。
【0058】シリコンが酸化可能であるので、ピン28
又はレール32の頂部におけるよりも厚い犠牲層を基板
上に準備して、基板の上に懸架される歯車又はスライダ
を製造することが可能である。第2の実施例は、図13
から図20の各図において示されるように構築されるこ
とも可能である。図3から図10における同等の部品に
は、「a」が付け足されているだけの同一の番号が付与
される。更に、この順序は、酸化物を形成しない基板が
使用されるときにおける工程の変更を説明するためにも
使用されることになる。
【0059】図13は、凹んだピン及び/又はレールを
形成するようにパターン形成されることになる構造層1
2aの被着の後における基板を示しているので、図3と
全く同じものである。
【0060】図14は、第1のパターン形成段階を示し
ている。図4に対比して、凹みは、第1の構造層の中に
おいて規定された。しかし、窒化物層14aは、基板1
0aの表面に残された。この実施例では基板10aの表
面が酸化物を形成することはないので、窒化物層14a
を取り除く理由がないのである。この孔は、後に凹んだ
ピン又はレールとなるものである。
【0061】酸化物緩衝材は、図5及び図6のものと同
様にして図15及び図16において成長され除去され
る。その結果は、第1の構造層12aの中における孔に
よって形成される凹んだピン28a又はレール32aと
なる。
【0062】次の段階は、図17において示されるよう
に、凹んだピン28a及び/又はレール32aを犠牲層
22aによって被覆することである。図7では、第1に
基板上に酸化物を成長させ、続いて補足的な材料を被着
するという2段階の工程が使用されていた。この実施例
においては、TEOS酸化物被着が整合的な被着プロセ
スであるので、凹んだピン28a又は凹んだレール32
aの窒化物表面が被覆されることを保証するためにTE
OS酸化物被着のみが使用されている。基板が酸化する
ことはないので、第1の実施例のように基板10aの表
面を酸化させる段階を実施する理由がないのである。
【0063】図18及び図19において示される第2の
構造層24aの被着及びパターン形成は、図8及び図9
のものと全く同じものである。
【0064】最終的段階は、図20において示されるよ
うに、犠牲層22aを洗い流すための酸化物エッチング
である。この段階は、歯車26a又はスライダ30aを
凹んだピン28a又は凹んだレール32a及び基板10
aから解放する。これで、歯車26aは凹んだピン28
aの廻りにおいて自由に回動し得ることになり、スライ
ダ30aもまたこれで凹んだレール32a上において自
由に摺動し得ることになる。しかし、犠牲層を被着する
単一段階の工程の故に、歯車26a又はスライダ30a
は、先行の順序におけるように基板の上に懸架されるも
のではない。
【0065】工程のその他の変更もまた企図されてお
り、窒化物層14を排除して、第1構造層12、12a
から形成される構造を形成するようにして基板10それ
自体をパターン形成してエッチングすることも包含され
る。
【0066】図21から図24の各図は、窒化物層14
が排除された場合における図3から図6に説明された工
程の変更を示している。図3から図6における同等の部
品には、「b」が付け足されているだけの同一の参照番
号が付与される。図7から図10において示された段階
は、図21から図24において示される工程段階に従っ
て、マイクロ工学的要素の形成を完成することになる。
【0067】図21は、第1の構造層12bの被着の後
における基板10bを示している。第1の構造層12b
は、ドーピングされたポリシリコン層16b及び窒化物
層18bという2層から構成される。
【0068】図22は、第1の構造層12bの第1段階
のパターン形成を示している。それは、総ての点で、図
4において示されたパターン形成と同様のものである。
【0069】図23は、第1構造層12bの湾曲側面を
達成することになる酸化物緩衝材20bの成長を示して
いる。図5とは違って、酸化物緩衝材20bは、ほぼ円
形の形状においては成長しないが、それでもなおドーピ
ングされたポリシリコン層16bとの凸凹関係は形成し
ている。酸化物緩衝材20bの成長は、ドーピングされ
たポリシリコン16bと基板10bの間において窒化物
層が全く被着されなかったので、基板10bの表面にお
ける酸化物の成長と融合されることになり、従って第1
の実施例のように基板の表面における酸化物の成長から
酸化物緩衝材20bを分離することはなくなる。結果と
して生じる酸化物緩衝材の成長は、ドーピングされたポ
リシリコン層16bの中に成長された凸状の緩衝材に関
して比較的平坦なものとなる。
【0070】図24は、酸化物が除去された後における
ピン28b又はレール32bを示している。例え酸化物
緩衝材が部分的にのみ円形であったとしても、ピン28
b又はレール32bの頭部29bがピン28b又はレー
ル32bのボディ31bよりも大きいものであることを
保証するに足る十分な円形形状は残ることになる。
【0071】このポイント以降の処理段階は、図7から
図10において示されたものと全く同じである。
【0072】図25及び図26は、窒化物層14及びポ
リシリコン層16の両者が共に排除された場合における
図3及び図4に説明された工程の変更を示している。図
3及び図4における同等の部品には、「c」が付いてい
るだけの同一の番号が付与される。図23及び図24と
図7から図10の各図とにおいて示された同一の段階
は、図25及び図26において示される工程段階に従っ
て、マイクロ工学的要素の形成を完成することになる。
ピン28c又はレール32cは、シリコン基板から構成
されるものであり、いかなる接合部を有するものでもな
い。ピン28c又はレール32cのボディ31cより大
きい頭部29cを準備することになる全体の凹状輪郭
は、基板10cのみの中において配置される。これは、
マラーらの特許において説明された先行技術とは異なっ
ている。マラーらは、本件構造とは違って応力を受けて
分離し易い2つの異なった層からピン及びフランジを製
造しているのである。
【0073】図25は、ピン及びレールを形成するよう
にしてパターン形成される前における基板の準備を示し
ている。基板には窒化物層18cが被着される。
【0074】図26は、パターン形成の第1段階の後に
おける基板を示している。窒化物キャップ18cを備え
て突出する構造は、図4における第1の構造層12と同
様にして基板からエッチングされる。
【0075】次の2段階は図23及び図24におけるも
のと全く同じであり、最終的な段階もまた図7から図1
0におけるものと全く同じである。
【0076】歯車及びスライダの層を利用することは、
噛み合い歯車及びスライダを備えた複雑なマイクロ工学
的構造が構築されることを許容する。他の歯車又はスラ
イダと噛み合う摺動歯車に基づいて、自己拘束式の構造
が構築されることも可能である。
【0077】自己拘束式継手の第2の形態は、このプロ
セスの僅かな変更を使用して構築されることが可能であ
る。この自己拘束式継手は、ケーシングの内部において
摺動し更に/又は回動し得る棒材又は円筒形構造であ
る。
【0078】マイクロ工学的要素は、基板40の表面に
おいて構築される。この実施例において、基板40には
シリコンが使用されているが、その他の半導体材料もま
た等しく適切である。図27は、第1の構造層42の被
着の後における基板40を示している。第1の構造層4
2は、第1の窒化物層44、ドーピングされたポリシリ
コン層46及び第2の窒化物層48という3層から構成
される。
【0079】第1の構造層42は、2段階のパターン形
成を受ける。第1の段階は、従来通りのフォトレジスト
及びエッチングのプロセスを使用して為され、その結果
は図28に示されている。この段階が完了すると、残り
の第1構造層42は、自己拘束式構造が基板40上に配
置される個所を規定することになる。
【0080】第2のパターン形成の段階は、酸化であ
る。酸化物緩衝材50は、従来通りの酸化プロセスを使
用してドーピングされたポリシリコン層46の表面にお
いて成長される。ポリシリコンの酸化速度の制御は周知
であるので、酸化物緩衝材の寸法及び形状は、精密に制
御されることが可能である。
【0081】酸化物緩衝材は、図29において示される
ように成長される。第1窒化物層44及び第2窒化物層
48は、ドーピングされたポリシリコン層46のいずれ
の部分が酸化のために開口するかを規定して、酸化物緩
衝材50の形状に寄与することになった。この順序にお
いては、ほぼ円形の酸化物緩衝材の達成が重要なことで
ある。
【0082】酸化物の除去がパターン形成のプロセスを
完了するという先行の順序とは違って、残りの第1構造
層42が取り除かれて、酸化物緩衝材50が残存する。
酸化物緩衝材50は、ケーシングの内部において運動す
ることが可能である棒材となることになる。第1窒化物
層44は、この段階では完全には除去されない。酸化物
緩衝材50と基板40の間の部分は、図30において示
されるように残存するのである。
【0083】次の段階は、図31において示されるよう
に、窒化物の犠牲層52によって酸化物緩衝材50を被
覆することである。この実施例において、窒化物層は、
従来通りの手段によって被着される。続いて、窒化物
は、図28において第1構造層42をパターン形成する
ために使用されたものと同じフォトレジスト及びエッチ
ングの技術を使用してパターン形成される。余分な窒化
物が取り除かれ、その結果は、図32において示されて
いる。
【0084】これで、当該構造は、図33において示さ
れるような第2の構造層54の被着のための準備が整っ
たことになる。この実施例では、ポリシリコンが使用さ
れたが、その他の材料もまた同様に適切である。第2の
構造層54は犠牲層52によって酸化物緩衝材50から
分離されているということが注目される。
【0085】第2の構造層54は、一旦被着されると、
パターン形成のための準備が整ったことになる。ポリシ
リコンは、第1構造層42及び犠牲層52をパターン形
成するために先行の段階において使用されたマスキング
及びエッチングの従来通りの手順によって容易にパター
ン形成される。図34は、第2の構造層54のパターン
形成の後における当該装置を示している。ケーシング5
8の中において摺動したり或いは回動することが可能で
ある棒材56は、犠牲層52のエッチングによる除去以
外は仕上げられたことになる。
【0086】最終的な段階は、図35において示される
ように、犠牲層52を洗い流すための窒化物エッチング
である。この段階は、棒材56をそのケーシング58及
び基板40から解放するのである。
【0087】本発明は実施例に関連して説明されるが、
本発明を当該実施例に限定するようには意図されていな
いことが理解されるであろう。反対に、添付の請求項に
よって規定された本発明の精神及び範囲の中に包含され
得る総ての代案、修正及び同等物をカバーすることが意
図されているのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピン上における歯車の上面図を示している。
【図2】 レール上におけるスライダの上面図を示して
いる。
【図3】 第1及び第2の窒化物の被着と第1構造層を
形成することになるドーピングされたポリシリコンの被
着の後における基板の断面図を示している。
【図4】 第1構造層のマスキング及びエッチングの後
における図3の基板の断面図を示している。
【図5】 酸化物緩衝材が成長された後における図4の
基板の断面図を示している。
【図6】 酸化物緩衝材がエッチングによって除去され
た後における図5の基板の断面図を示している。
【図7】 犠牲層の被着の後における図6の基板の断面
図を示している。
【図8】 第2構造層の被着の後における図7の基板の
断面図を示している。
【図9】 当該構造層のパターン形成の後における図8
の基板の断面図を示している。
【図10】 切断線10−10に沿って得られた、図1
において示された完成歯車或いは図2において示された
完成スライダの断面図を示している。
【図11】 図9に関する代替的な工程段階の断面図を
示している。
【図12】 図11において示された代替的な工程段階
を使用して構築された代替的な歯車又はスライダの断面
図を示している。
【図13】 第1及び第2の窒化物の被着と第1構造層
を形成することになるドーピングされたポリシリコンの
被着の後における基板の断面図を示している。
【図14】 第1構造層のマスキング及びエッチングの
後における図13の基板の断面図を示している。
【図15】 酸化物緩衝材が成長された後における図1
4の基板の断面図を示している。
【図16】 酸化物緩衝材がエッチングによって除去さ
れた後における図15の基板の断面図を示している。
【図17】 犠牲層の被着の後における図16の基板の
断面図を示している。
【図18】 第2構造層の被着の後における図17の基
板の断面図を示している。
【図19】 当該構造層のパターン形成の後における図
18の基板の断面図を示している。
【図20】 図13から図19の図面において示された
工程段階の順序に従って完成した歯車の断面図を示して
いる。
【図21】 窒化物の被着と第1構造層を形成すること
になるドーピングされたポリシリコンの被着の後におけ
る基板の断面図を示している。
【図22】 第1構造層のマスキング及びエッチングの
後における図21の基板の断面図を示している。
【図23】 酸化物緩衝材が成長された後における図2
2の基板の断面図を示している。
【図24】 酸化物緩衝材がエッチングによって除去さ
れた後における図23の基板の断面図を示している。
【図25】 窒化物の被着の後における基板の断面図を
示している。
【図26】 突出構造を形成することになるマスキング
及びエッチングの後における図25の基板の断面図を示
している。
【図27】 第1及び第2の窒化物の被着とドーピング
されたポリシリコンの被着の後における基板の断面図を
示している。
【図28】 第2窒化物層とドーピングされたポリシリ
コン層のマスキング及びエッチングの後における図27
の基板の断面図を示している。
【図29】 酸化物緩衝材が成長された後における図2
8の基板の断面図を示している。
【図30】 第1及び第2の窒化物層とドーピングされ
たポリシリコン層がエッチングされた後における図29
の基板の断面図を示している。
【図31】 犠牲層の被着の後における図30の基板の
断面図を示している。
【図32】 犠牲層がパターン形成された後における図
31の基板の断面図を示している。
【図33】 構造層の被着の後における図32の基板の
断面図を示している。
【図34】 構造層のパターン形成の後における図33
の基板の断面図を示している。
【図35】 図27から図34の図面において示された
工程段階の結果としてケーシング内において摺動するシ
リンダの俯瞰図を示している。
【符号の説明】
10 基板、12 構造層、14 第1の窒化物層、1
6 ポリシリコン層、18 第2の窒化物層、22 犠
牲層、24 構造層、26 歯車、28 ピン、30
スライダ、32 レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のことを含む、アンダカット縁部を作
    製するプロセス;略平坦な表面を有して前記表面から延
    在する壁手段を備えた部材を準備し、 前記壁手段の中へ緩衝材を成長せしめて、前記壁手段と
    の凸凹関係を形成し、 前記壁手段が凹形状を保つようにして前記壁手段から前
    記緩衝材を除去する。
JP4169499A 1991-07-03 1992-06-26 マイクロ工学的要素の製造方法 Pending JPH05230679A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US725174 1991-07-03
US07/725,174 US5149397A (en) 1991-07-03 1991-07-03 Fabrication methods for micromechanical elements

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