JPH0522980B2 - - Google Patents
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- JPH0522980B2 JPH0522980B2 JP59102318A JP10231884A JPH0522980B2 JP H0522980 B2 JPH0522980 B2 JP H0522980B2 JP 59102318 A JP59102318 A JP 59102318A JP 10231884 A JP10231884 A JP 10231884A JP H0522980 B2 JPH0522980 B2 JP H0522980B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- disk
- pin
- turntable
- drive pin
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 22
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 22
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
- G11B17/0282—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means provided on the turntable
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/0014—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form
- G11B23/0021—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form discs
- G11B23/0028—Details
- G11B23/0035—Details means incorporated in the disc, e.g. hub, to enable its guiding, loading or driving
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばマイクロ・フロツピーデイス
クの回転駆動装置に適用するのに最適なものであ
つて、特に、金属板からなる中心円板の中心とそ
の中心から偏心した位置とに中心孔と駆動ピン挿
入孔とが夫々設けられたデイスクと、中心とその
中心から偏心した位置とに夫々設けられた中心ピ
ンと駆動ピン及び中心円板吸着用のマグネツト板
が上面に夫々設けられたターンテーブルとからな
り、マグネツトの磁気吸着力により中心円板をタ
ーンテーブル上に吸着させて中心孔と駆動ピン挿
入孔とを中心ピンと駆動ピンとに夫々挿入させ、
ターンテーブルの回転によつて中心円板を中心ピ
ンに位置決めさせた状態で駆動ピンにより中心円
板を駆動してデイスクを回転させるように構成し
たデイスクの回転駆動装置に関するものである。
クの回転駆動装置に適用するのに最適なものであ
つて、特に、金属板からなる中心円板の中心とそ
の中心から偏心した位置とに中心孔と駆動ピン挿
入孔とが夫々設けられたデイスクと、中心とその
中心から偏心した位置とに夫々設けられた中心ピ
ンと駆動ピン及び中心円板吸着用のマグネツト板
が上面に夫々設けられたターンテーブルとからな
り、マグネツトの磁気吸着力により中心円板をタ
ーンテーブル上に吸着させて中心孔と駆動ピン挿
入孔とを中心ピンと駆動ピンとに夫々挿入させ、
ターンテーブルの回転によつて中心円板を中心ピ
ンに位置決めさせた状態で駆動ピンにより中心円
板を駆動してデイスクを回転させるように構成し
たデイスクの回転駆動装置に関するものである。
先ず、第１図〜第４図によつて、マイクロ・フ
ロツピーデイスク（以下単にデイスクと記載す
る）の回転駆動装置の従来例を説明する。
ロツピーデイスク（以下単にデイスクと記載す
る）の回転駆動装置の従来例を説明する。
周知の如く、デイスク１は上下ハーフ２ａ，２
ｂにて構成されたデイスクカセツト２内に回転自
在に収納されている。そしてデイスク１の中心に
固着された金属板からなる中心円板３の中心とそ
の中心から偏心した位置とに中心孔４と駆動ピン
挿入孔５とが設けられている。なお中心孔４は正
方形状に形成され、駆動ピン挿入孔５は長方形状
に形成されている。また中心円板３は下ハーフ２
ｂの中央部に設けられたターンテーブル挿入孔６
内に遊嵌されており、デイスク１の半径方向に沿
つて上下両ハーフ２ａ，２ｂに設けられた上下一
対のパツド及びヘツド挿入孔７はシヤツター８に
よつて開閉されるように構成されている。
ｂにて構成されたデイスクカセツト２内に回転自
在に収納されている。そしてデイスク１の中心に
固着された金属板からなる中心円板３の中心とそ
の中心から偏心した位置とに中心孔４と駆動ピン
挿入孔５とが設けられている。なお中心孔４は正
方形状に形成され、駆動ピン挿入孔５は長方形状
に形成されている。また中心円板３は下ハーフ２
ｂの中央部に設けられたターンテーブル挿入孔６
内に遊嵌されており、デイスク１の半径方向に沿
つて上下両ハーフ２ａ，２ｂに設けられた上下一
対のパツド及びヘツド挿入孔７はシヤツター８に
よつて開閉されるように構成されている。
一方、デイスクプレーヤのターンテーブル１０
上にはその中心とその中心から偏心した位置とに
中心ピン１１と駆動ピン１２とが設けられてい
る。なお中心ピン１１はターンテーブル１０を回
転駆動すべくその下部に取付けられたモータ（図
示せず）のモータ軸１３の上端部にて構成され、
駆動ピン１２の上端の外周にはボールベアリング
１４が取付けられている。そして駆動ピン１２は
環状をなす板ばね１５のピン取付部１５ａに垂直
状に固着され、その板ばね１５はターンテーブル
１０上のスペーサ１６を介して複数のねじ１７に
よつてねじ止めされている。また板ばね１５上に
は円形のマグネツト板１８及びヨーク板１９から
なるマグネツトチヤツク２０がねじ１７によつて
共締め状態でねじ止めされている。なおマグネツ
ト板１８は円環状をなしていてヨーク板１９の中
央凸部１９ａの外周でヨーク板１９上に固着され
ている。そしてヨーク板１９の中央凸部１９ａ上
には非磁性材からなる滑性シート２１が固着され
ており、駆動ピン１２の上端のボールベアリング
１４はマグネツト板１８及びヨーク板１９に形成
された挿通孔２２を挿通して上方に突出されてい
る。
上にはその中心とその中心から偏心した位置とに
中心ピン１１と駆動ピン１２とが設けられてい
る。なお中心ピン１１はターンテーブル１０を回
転駆動すべくその下部に取付けられたモータ（図
示せず）のモータ軸１３の上端部にて構成され、
駆動ピン１２の上端の外周にはボールベアリング
１４が取付けられている。そして駆動ピン１２は
環状をなす板ばね１５のピン取付部１５ａに垂直
状に固着され、その板ばね１５はターンテーブル
１０上のスペーサ１６を介して複数のねじ１７に
よつてねじ止めされている。また板ばね１５上に
は円形のマグネツト板１８及びヨーク板１９から
なるマグネツトチヤツク２０がねじ１７によつて
共締め状態でねじ止めされている。なおマグネツ
ト板１８は円環状をなしていてヨーク板１９の中
央凸部１９ａの外周でヨーク板１９上に固着され
ている。そしてヨーク板１９の中央凸部１９ａ上
には非磁性材からなる滑性シート２１が固着され
ており、駆動ピン１２の上端のボールベアリング
１４はマグネツト板１８及びヨーク板１９に形成
された挿通孔２２を挿通して上方に突出されてい
る。
そして、駆動ピン１２は板ばね１５のピン取付
部１５ａ部分の捩れを利用して第３図に矢印ａ，
a′方向で示したターンテーブル１０の半径方向に
揺動自在に構成されている。
部１５ａ部分の捩れを利用して第３図に矢印ａ，
a′方向で示したターンテーブル１０の半径方向に
揺動自在に構成されている。
なお周知の如く、デイスクプレーヤにおいて
は、シヤツター８を開蓋させた状態で、デイスク
カセツト２によりデイスク１をターンテーブル１
０上に水平に装着する。そしてこのデイスク１の
装着と共にパツド及び記録ヘツド（何れも図示せ
ず）をデイスクカセツト２のパツド及びヘツド挿
入孔７内に上下から挿入させて、パツドによりデ
イスク１を記録ヘツド上に弾性的に押圧する。一
方、第２，３図に示す如く、上記デイスク１の装
着により、中心円板３の中心孔４と駆動ピン挿入
孔５とをターンテーブル１０の中心ピン１１と駆
動ピン１２とに夫々挿入させた状態で、その中心
円板３を滑性シート２１上に水平に載置させてマ
グネツトチヤツク２０のマグネツト板１８による
磁気吸着力によつて吸着させる。
は、シヤツター８を開蓋させた状態で、デイスク
カセツト２によりデイスク１をターンテーブル１
０上に水平に装着する。そしてこのデイスク１の
装着と共にパツド及び記録ヘツド（何れも図示せ
ず）をデイスクカセツト２のパツド及びヘツド挿
入孔７内に上下から挿入させて、パツドによりデ
イスク１を記録ヘツド上に弾性的に押圧する。一
方、第２，３図に示す如く、上記デイスク１の装
着により、中心円板３の中心孔４と駆動ピン挿入
孔５とをターンテーブル１０の中心ピン１１と駆
動ピン１２とに夫々挿入させた状態で、その中心
円板３を滑性シート２１上に水平に載置させてマ
グネツトチヤツク２０のマグネツト板１８による
磁気吸着力によつて吸着させる。
そして、このデイスク１の装着完了後に、ター
ンテーブル１０をモータによつて第２図で矢印ｂ
方向に回転駆動して、駆動ピン１２により中心円
板３の駆動ピン挿入孔５の回転方向前方側の辺５
ａを押してデイスク１を矢印ｂ方向に回転駆動さ
せると共に、パッド及び記録ヘツドをデイスク１
の半径方向に移動させて、記録ヘツドによりデイ
スク１の所望の記録、再生を行うように構成され
ている。
ンテーブル１０をモータによつて第２図で矢印ｂ
方向に回転駆動して、駆動ピン１２により中心円
板３の駆動ピン挿入孔５の回転方向前方側の辺５
ａを押してデイスク１を矢印ｂ方向に回転駆動さ
せると共に、パッド及び記録ヘツドをデイスク１
の半径方向に移動させて、記録ヘツドによりデイ
スク１の所望の記録、再生を行うように構成され
ている。
しかして、この従来例では、上記デイスク１の
回転駆動の開始時において、第２図に１点鎖線で
示す如く、駆動ピン挿入孔５内の回転方向後方側
に駆動ピン１２を挿入させた状態で、ターンテー
ブル１０が矢印ｂ方向に回転された時、第２図に
実線で示す如く、駆動ピン１２を駆動ピン挿入孔
５内で矢印ｂ方向に移動させて駆動ピン挿入孔５
の回転方向前方側の辺５ａと外周側の辺５ｂとに
押圧させる。そしてこの時、板ばね１５のピン取
付部１５ａ部分の捩れを利用して、駆動ピン１２
を第３図に１点実線で示された垂直な状態から実
線で示された傾いた状態に矢印a′方向に傾かせる
ようにして、その時の板ばね１５のピン取付部１
５ａ部分での捩れ反発力による駆動ピン１２の第
２図で矢印ａ方向への復元力により、その駆動ピ
ン１２で駆動ピン挿入孔５の外周側の辺5bを押
圧する。この結果、デイスク１の中心円板３をタ
ーンテーブル１０の中心から遠ざかる方向である
第２図で矢印ｃ方向に移動附勢させて、中心円板
３の中心孔４の２辺４ａ，４ｂをターンテーブル
１０の中心ピン１１の側面に押圧させて、デイス
ク１の中心をターンテーブル１０の中心に位置決
めするように構成していた。
回転駆動の開始時において、第２図に１点鎖線で
示す如く、駆動ピン挿入孔５内の回転方向後方側
に駆動ピン１２を挿入させた状態で、ターンテー
ブル１０が矢印ｂ方向に回転された時、第２図に
実線で示す如く、駆動ピン１２を駆動ピン挿入孔
５内で矢印ｂ方向に移動させて駆動ピン挿入孔５
の回転方向前方側の辺５ａと外周側の辺５ｂとに
押圧させる。そしてこの時、板ばね１５のピン取
付部１５ａ部分の捩れを利用して、駆動ピン１２
を第３図に１点実線で示された垂直な状態から実
線で示された傾いた状態に矢印a′方向に傾かせる
ようにして、その時の板ばね１５のピン取付部１
５ａ部分での捩れ反発力による駆動ピン１２の第
２図で矢印ａ方向への復元力により、その駆動ピ
ン１２で駆動ピン挿入孔５の外周側の辺5bを押
圧する。この結果、デイスク１の中心円板３をタ
ーンテーブル１０の中心から遠ざかる方向である
第２図で矢印ｃ方向に移動附勢させて、中心円板
３の中心孔４の２辺４ａ，４ｂをターンテーブル
１０の中心ピン１１の側面に押圧させて、デイス
ク１の中心をターンテーブル１０の中心に位置決
めするように構成していた。
しかしながら、この従来例では、第４図に示す
如く、マグネツトチヤツク２０の円環状をなすマ
グネツト板１８に着磁されている内周側のＳ極領
域２４と外周側のＮ極領域２５とがターンテーブ
ル１０の中心Ｏに対して点対称（中心ピン１１と
駆動ピン１２との中心間を結ぶＸ軸及び中心ピン
１１の中心を通りかつＸ軸に対して直角なＹ軸に
対して夫々線対称）となる着磁パターン２６を形
成していた。そしてこの着磁パターン２６によれ
ば、マグネツト板１８の磁気吸着力のセンター
（磁気吸着力の合力が通る点）はターンテーブル
１０の中心Ｏに設定されており、マグネツト板１
８の円形面積内での磁気吸着力は、ターンテーブ
ル１０の中心Ｏが最も強く、その中心Ｏから半径
方向外方に偏倚（遠ざかること）されるに従つて
次第に弱くなつていた。
如く、マグネツトチヤツク２０の円環状をなすマ
グネツト板１８に着磁されている内周側のＳ極領
域２４と外周側のＮ極領域２５とがターンテーブ
ル１０の中心Ｏに対して点対称（中心ピン１１と
駆動ピン１２との中心間を結ぶＸ軸及び中心ピン
１１の中心を通りかつＸ軸に対して直角なＹ軸に
対して夫々線対称）となる着磁パターン２６を形
成していた。そしてこの着磁パターン２６によれ
ば、マグネツト板１８の磁気吸着力のセンター
（磁気吸着力の合力が通る点）はターンテーブル
１０の中心Ｏに設定されており、マグネツト板１
８の円形面積内での磁気吸着力は、ターンテーブ
ル１０の中心Ｏが最も強く、その中心Ｏから半径
方向外方に偏倚（遠ざかること）されるに従つて
次第に弱くなつていた。
一方、前述した如くこの従来例では、ターンテ
ーブル１０によるデイスク１の回転駆動時におい
て、第３図に実線で示す如く、駆動ピン１２が矢
印a′方向に傾いた状態で中心円板３の外周側の辺
５ｂを押圧する。そしてこの駆動ピン１２の傾き
により、第３図に示す如く、中心円板３にはター
ンテーブル１０の中心Ｏから半径方向外方に遠い
距離ｌ１偏倚された外周位置Ｐに上向きの力Ｆが
発生する。しかしてこの外周位置Ｐではマグネツ
ト板１８の磁気吸着力はターンテーブル１０の中
心Ｏに比べて大巾に弱くなつているから、その外
周位置Ｐでの磁気吸着力が上向きの力Ｆに負けて
しまい、ターンテーブル１０上に水平に吸着され
ていた中心円板３の外周位置Ｐ側が上向きの力Ｆ
によつて角度θに浮上つて傾斜してしまい易かつ
た。
ーブル１０によるデイスク１の回転駆動時におい
て、第３図に実線で示す如く、駆動ピン１２が矢
印a′方向に傾いた状態で中心円板３の外周側の辺
５ｂを押圧する。そしてこの駆動ピン１２の傾き
により、第３図に示す如く、中心円板３にはター
ンテーブル１０の中心Ｏから半径方向外方に遠い
距離ｌ１偏倚された外周位置Ｐに上向きの力Ｆが
発生する。しかしてこの外周位置Ｐではマグネツ
ト板１８の磁気吸着力はターンテーブル１０の中
心Ｏに比べて大巾に弱くなつているから、その外
周位置Ｐでの磁気吸着力が上向きの力Ｆに負けて
しまい、ターンテーブル１０上に水平に吸着され
ていた中心円板３の外周位置Ｐ側が上向きの力Ｆ
によつて角度θに浮上つて傾斜してしまい易かつ
た。
なお、中心円板３がターンテーブル１０上で浮
上つて傾斜されると、それと一体のデイスク１も
傾斜されて回転されることにより、デイスク１に
対する録再ヘツドの接触不良を発生して、記録、
再生のミスを生じたり、水平に装着されているデ
イスクカセツト２の上下２ａ，２ｂにデイスク１
が接触してデイスク１が損傷されてしまうと言う
致命的な欠陥を生じてしまう。
上つて傾斜されると、それと一体のデイスク１も
傾斜されて回転されることにより、デイスク１に
対する録再ヘツドの接触不良を発生して、記録、
再生のミスを生じたり、水平に装着されているデ
イスクカセツト２の上下２ａ，２ｂにデイスク１
が接触してデイスク１が損傷されてしまうと言う
致命的な欠陥を生じてしまう。
ところで、駆動ピン１２が第３で実線の如く傾
かず、駆動ピン１２が第３図に１点鎖線で示した
如く垂直な姿勢で駆動ピン挿入孔５の外周側の辺
５ｂに押圧されるものであつても、中心円板３の
プレス加工精度が悪くて、駆動ピン挿入孔５の外
周側の辺５ｂが完全垂直面に加工されていない場
合には、やはり、中心円板３の外周位置Ｐに上向
きの力Ｆが発生し易い。
かず、駆動ピン１２が第３図に１点鎖線で示した
如く垂直な姿勢で駆動ピン挿入孔５の外周側の辺
５ｂに押圧されるものであつても、中心円板３の
プレス加工精度が悪くて、駆動ピン挿入孔５の外
周側の辺５ｂが完全垂直面に加工されていない場
合には、やはり、中心円板３の外周位置Ｐに上向
きの力Ｆが発生し易い。
本発明は、上述の如き欠陥を是正すべく発明さ
れたものであつて、ターンテーブルによるデイス
クの回転駆動時において、中心円板の外周位置に
上向きの力が発生しても、中心円板がターンテー
ブル上で浮上つて傾斜されることが全くないもの
である。
れたものであつて、ターンテーブルによるデイス
クの回転駆動時において、中心円板の外周位置に
上向きの力が発生しても、中心円板がターンテー
ブル上で浮上つて傾斜されることが全くないもの
である。
本発明は、ターンテーブルにおけるマグネツト
の磁気吸着力のセンター（磁気吸着力の合力が通
る点）を中心ピンと駆動ピンとの中間位置に設定
したデイスクの回転駆動装置である。
の磁気吸着力のセンター（磁気吸着力の合力が通
る点）を中心ピンと駆動ピンとの中間位置に設定
したデイスクの回転駆動装置である。
このように構成した本発明によれば、デイスク
の中心円板をターンテーブル上に吸着させて中心
孔と駆動ピン挿入孔とを中心ピンと駆動ピンとに
夫々挿入させた時に、ターンテーブル上への中心
円板の磁気吸着力が中心ピンと駆動ピンとの中間
位置で最も強くなつて、中心ピンと駆動ピンとの
係合位置にはほゞ均等に振り分けられた充分に強
い磁気吸着力が得られるので、ターンテーブルに
よるデイスクの回転駆動時において、中心円板の
外周位置に上向きの力が発生しても、その上向き
の力に打ち勝つて中心円板をターンテーブル上に
吸着保持させることが出来て、中心円板がターン
テーブル上で浮上つて傾斜されるようなことを確
実に防止することが出来る。
の中心円板をターンテーブル上に吸着させて中心
孔と駆動ピン挿入孔とを中心ピンと駆動ピンとに
夫々挿入させた時に、ターンテーブル上への中心
円板の磁気吸着力が中心ピンと駆動ピンとの中間
位置で最も強くなつて、中心ピンと駆動ピンとの
係合位置にはほゞ均等に振り分けられた充分に強
い磁気吸着力が得られるので、ターンテーブルに
よるデイスクの回転駆動時において、中心円板の
外周位置に上向きの力が発生しても、その上向き
の力に打ち勝つて中心円板をターンテーブル上に
吸着保持させることが出来て、中心円板がターン
テーブル上で浮上つて傾斜されるようなことを確
実に防止することが出来る。
以下、本発明をマイクロ・フロツピーデイスク
（以下単にデイスクと記載する）の回転駆動装置
に適用した一実施例を第５図及び第６図によつて
説明する。なお第１図〜第４図で説明した従来例
と同一構造部には同一の符号を付してその説明を
省略する。
（以下単にデイスクと記載する）の回転駆動装置
に適用した一実施例を第５図及び第６図によつて
説明する。なお第１図〜第４図で説明した従来例
と同一構造部には同一の符号を付してその説明を
省略する。
先ず、第５図に示す如く、本発明は、マグネツ
トチヤツク２０の円環状をなすマグネツト板３０
に着磁されている内周側のＳ極領域３１と外周側
のＮ極領域３２とによつて形成されている着磁パ
ターン３３によつて、マグネツト板３０の磁気吸
引力のセンター（磁気吸着力の合力が通る点）Ｇ
を中心ピン１１と駆動ピン１２との中間位置に設
定したものである。なおこの場合、中心ピン１１
と駆動ピン１２との中心間を結ぶＸ軸上でかつ中
心ピン１１と駆動ピン１２との中心間距離ｌ２の
１／２の位置に上記磁気吸着力のセンターＧを設定
するのが最も好ましいが、そのセンターＧがＸ軸
上から多少外れること或いは中心ピン１１と駆動
ピン１２との何れかの側に多少偏倚されることに
ついてはさほど問題とはならない。
トチヤツク２０の円環状をなすマグネツト板３０
に着磁されている内周側のＳ極領域３１と外周側
のＮ極領域３２とによつて形成されている着磁パ
ターン３３によつて、マグネツト板３０の磁気吸
引力のセンター（磁気吸着力の合力が通る点）Ｇ
を中心ピン１１と駆動ピン１２との中間位置に設
定したものである。なおこの場合、中心ピン１１
と駆動ピン１２との中心間を結ぶＸ軸上でかつ中
心ピン１１と駆動ピン１２との中心間距離ｌ２の
１／２の位置に上記磁気吸着力のセンターＧを設定
するのが最も好ましいが、そのセンターＧがＸ軸
上から多少外れること或いは中心ピン１１と駆動
ピン１２との何れかの側に多少偏倚されることに
ついてはさほど問題とはならない。
以上の如く構成された本発明によれば、第６図
に示す如く、デイスク１の中心円板３をマグネツ
ト板３０の磁気吸着力によつてターンテーブル１
０上に水平に吸着させて、中心孔４と駆動ピン挿
入孔５とを中心ピン１１と駆動ピン１２とに夫々
挿入させた時、ターンテーブル１０上への中心円
板３の磁気吸着力は、中心ピン１１と駆動ピン１
２との中間位置に設定されているセンターＧ位置
で最も強くなつて、中心ピン１１と駆動ピン１２
との係合位置にはほゞ均等に振り分けられた充分
に強い磁気吸着力が得られる。
に示す如く、デイスク１の中心円板３をマグネツ
ト板３０の磁気吸着力によつてターンテーブル１
０上に水平に吸着させて、中心孔４と駆動ピン挿
入孔５とを中心ピン１１と駆動ピン１２とに夫々
挿入させた時、ターンテーブル１０上への中心円
板３の磁気吸着力は、中心ピン１１と駆動ピン１
２との中間位置に設定されているセンターＧ位置
で最も強くなつて、中心ピン１１と駆動ピン１２
との係合位置にはほゞ均等に振り分けられた充分
に強い磁気吸着力が得られる。
この結果、ターンテーブル１０によるデイスク
１の回転駆動時において、第６図に示す如く、駆
動ピン１２が矢印a′方向に傾いた状態で中心円板
３の外周側の辺５ｂを押圧して、中心円板３の外
周位置Ｐに上向きの力Ｆが発生しても、その上向
きの力Ｆに打ち勝つて中心円板３をターンテーブ
ル１０上に水平に吸着保持させることが出来る。
従つて第３図に示した従来例の如く、中心円板３
がターンテーブル１０上で浮上つて傾斜されるこ
とを確実に防止することが出来る。
１の回転駆動時において、第６図に示す如く、駆
動ピン１２が矢印a′方向に傾いた状態で中心円板
３の外周側の辺５ｂを押圧して、中心円板３の外
周位置Ｐに上向きの力Ｆが発生しても、その上向
きの力Ｆに打ち勝つて中心円板３をターンテーブ
ル１０上に水平に吸着保持させることが出来る。
従つて第３図に示した従来例の如く、中心円板３
がターンテーブル１０上で浮上つて傾斜されるこ
とを確実に防止することが出来る。
以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発
明の技術的思想に基づき各種の変更が可能であ
る。
明の技術的思想に基づき各種の変更が可能であ
る。
例えば、マグネツトは実施例に示した円環状の
マグネツト板３０である必要はなく、各種形状、
構造のマグネツトであつても良い。
マグネツト板３０である必要はなく、各種形状、
構造のマグネツトであつても良い。
また、実施例で示したマグネツト板３０の着磁
パターン３３は各種有効な形状に変更可能であ
る。
パターン３３は各種有効な形状に変更可能であ
る。
また実施例では、マグネツト板３０の着磁パタ
ーン３３によつて磁気吸着力のセンンターＧを中
心ピン１１と駆動ピン１２との中間位置に設定し
たが、本発明によれば、マグネツトの形状によつ
ても、或いはマグネツトの着磁力の強さの変化に
よつても磁気吸着力のセンターＧを中心ピン１１
と駆動ピン１２との中間位置に設定することが可
能である。
ーン３３によつて磁気吸着力のセンンターＧを中
心ピン１１と駆動ピン１２との中間位置に設定し
たが、本発明によれば、マグネツトの形状によつ
ても、或いはマグネツトの着磁力の強さの変化に
よつても磁気吸着力のセンターＧを中心ピン１１
と駆動ピン１２との中間位置に設定することが可
能である。
また実施例では、ターンテーブル１０によるデ
イスク１の回転駆動時において、板ばね１５上に
取付けた駆動ピン１２をその板ばね１５の捩れを
利用して傾かせて中心円板３の駆動ピン挿入孔５
の外周側の辺５ｂを押圧させるようにしたものを
示したが、本発明によれば、駆動ピン１２が傾か
ず、駆動ピン１２が垂直な姿勢で駆動ピン挿入孔
５の外周側の辺５ｂを押圧するものであつても良
い。
イスク１の回転駆動時において、板ばね１５上に
取付けた駆動ピン１２をその板ばね１５の捩れを
利用して傾かせて中心円板３の駆動ピン挿入孔５
の外周側の辺５ｂを押圧させるようにしたものを
示したが、本発明によれば、駆動ピン１２が傾か
ず、駆動ピン１２が垂直な姿勢で駆動ピン挿入孔
５の外周側の辺５ｂを押圧するものであつても良
い。
本発明は、マイクロ・フロツピーデイスクの回
転駆動装置に限定されることなく、各種の記録及
び／又は再生用のデイスクの回転駆動装置に適用
可能である。
転駆動装置に限定されることなく、各種の記録及
び／又は再生用のデイスクの回転駆動装置に適用
可能である。
本発明は上述した如く、ターンテーブルによる
デイスクの回転駆動時において、中心円板の外周
位置に上向きの力が発生しても、中心円板がター
ンテーブル上で浮上つて傾斜されることが全くな
いので、記録、再生時にデイスクが斜めに回転さ
れることが全くない。従つて、記録、再生時にデ
イスクに対するヘツドの接触不良を発生して、記
録、再生のミスを生じたり、デイスクがデイスク
カセツトの上下ハーフに接触して回転して損傷さ
れてしまうと言う致命的な不都合を未然に防止出
来る効果がある。
デイスクの回転駆動時において、中心円板の外周
位置に上向きの力が発生しても、中心円板がター
ンテーブル上で浮上つて傾斜されることが全くな
いので、記録、再生時にデイスクが斜めに回転さ
れることが全くない。従つて、記録、再生時にデ
イスクに対するヘツドの接触不良を発生して、記
録、再生のミスを生じたり、デイスクがデイスク
カセツトの上下ハーフに接触して回転して損傷さ
れてしまうと言う致命的な不都合を未然に防止出
来る効果がある。
第１図〜第４図はマイクロ・フロツピーデイス
クの回転駆動装置の従来例を示したものであつ
て、第１図は一部切欠き斜視図、第２図はターン
テーブル上に中心円板を吸着させた状態の平面
図、第３図は第２図−線での拡大断面図、第
４図はマグネツト板の着磁パターンを示した平面
図である。第５図及び第６図は本発明を適用した
マイクロ・フロツピーデイスクの回転駆動装置の
実施例を示したものであつて、第５図はマグネツ
ト板の着磁パターンを示した平面図、第６図は第
３図と同様の拡大断面図である。 また図面に用いられた符号において、１……デ
イスク、３……中心円板、４……中心孔、５……
駆動ピン挿入孔、１０……ターンテーブル、１１
……中心ピン、１２……駆動ピン、３０……マグ
ネツト板、３１……Ｓ極領域、３２……Ｎ極領
域、３３……着磁パターン、Ｇ……磁気吸着力の
センターである。
クの回転駆動装置の従来例を示したものであつ
て、第１図は一部切欠き斜視図、第２図はターン
テーブル上に中心円板を吸着させた状態の平面
図、第３図は第２図−線での拡大断面図、第
４図はマグネツト板の着磁パターンを示した平面
図である。第５図及び第６図は本発明を適用した
マイクロ・フロツピーデイスクの回転駆動装置の
実施例を示したものであつて、第５図はマグネツ
ト板の着磁パターンを示した平面図、第６図は第
３図と同様の拡大断面図である。 また図面に用いられた符号において、１……デ
イスク、３……中心円板、４……中心孔、５……
駆動ピン挿入孔、１０……ターンテーブル、１１
……中心ピン、１２……駆動ピン、３０……マグ
ネツト板、３１……Ｓ極領域、３２……Ｎ極領
域、３３……着磁パターン、Ｇ……磁気吸着力の
センターである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 金属板からなる中心円板の中心とその中心か
ら偏心した位置とに中心孔と駆動ピン挿入孔とが
夫々設けられたデイスクと、中心とその中心から
偏心した位置とに夫々設けられた中心ピンと駆動
ピン及び中心円板吸着用のマグネツトが上面に
夫々設けられたターンテーブルとからなり、マグ
ネツトの磁気吸着力により中心円板をターンテー
ブル上に吸着させて中心孔と駆動ピン挿入孔とを
中心ピンと駆動ピンとに夫々挿入させ、ターンテ
ーブルの回転によつて中心円板を中心ピンに位置
決めさせた状態で駆動ピンにより中心円板を駆動
してデイスクを回転させるように構成したデイス
クの回転駆動装置において、上記ターンテーブル
における上記マグネツトの磁気吸着力のセンター
（磁気吸着力の合力が通る点）を上記中心ピンと
上記駆動ピンとの中間位置に設定したことを特徴
とするデイスクの回転駆動装置。 ２ 上記マグネツトの着磁パターンによつて上記
磁気吸着力のセンターを上記中心ピンと上記駆動
ピンとの中間位置に設定したことを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載のデイスクの回転駆動
装置。 ３ 上記マグネツトの形状によつて上記磁気吸着
力のセンターを上記中心ピンと上記駆動ピンとの
中間位置に設定したことを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載のデイスクの回転駆動装置。 ４ 上記マグネツトの着磁力の強さの変化によつ
て上記磁気吸着力のセンターを上記中心ピンと上
記駆動ピンとの中間位置に設定したことを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載のデイスクの回
転駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59102318A JPS60246054A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | デイスクの回転駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59102318A JPS60246054A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | デイスクの回転駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60246054A JPS60246054A (ja) | 1985-12-05 |
| JPH0522980B2 true JPH0522980B2 (ja) | 1993-03-31 |
Family
ID=14324224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59102318A Granted JPS60246054A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | デイスクの回転駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60246054A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62197955A (ja) * | 1986-02-25 | 1987-09-01 | Ricoh Co Ltd | 垂直磁気記録媒体チヤツキング用磁石装置 |
| JPS6437943U (ja) * | 1987-08-27 | 1989-03-07 | ||
| JPH0627013Y2 (ja) * | 1988-01-21 | 1994-07-20 | キヤノン電子株式会社 | ディスクチャッキング装置 |
| JPH01113856U (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-31 |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP59102318A patent/JPS60246054A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60246054A (ja) | 1985-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |