JPH0522970A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JPH0522970A
JPH0522970A JP3174063A JP17406391A JPH0522970A JP H0522970 A JPH0522970 A JP H0522970A JP 3174063 A JP3174063 A JP 3174063A JP 17406391 A JP17406391 A JP 17406391A JP H0522970 A JPH0522970 A JP H0522970A
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Japan
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motor
speed
pulse
braking
timing
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JP3174063A
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Hiroaki Komatsu
弘明 小松
Toshinobu Katabuchi
敏伸 片淵
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Shinano Kenshi Co Ltd
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Shinano Kenshi Co Ltd
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P3/00Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
    • H02P3/06Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter
    • H02P3/08Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing a dc motor
    • H02P3/12Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing a dc motor by short-circuit or resistive braking
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6558Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
    • G03G2215/00405Registration device
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Abstract

(57)【要約】 【目的】転写ドラム18を備え、専用の給紙モータ30
によって転写ドラム18に用紙を2次給紙するようにし
た複写機1において、2次給紙開始時に専用モータ30
を高速回転させ、一定時間後にプロセス速度に確実にブ
レーキングできるようにしたモータ制御装置40を提供
すること。 【構成】モータ速度を高速回転からプロセス速度へ減速
する場合に、モータ30に短絡ブレーキをかける。そし
て、ブレーキ解除のタイミングは、モータ30から出力
されるFGクロックがプロセス速度を表わす指令クロッ
クに同期したタイミングで行う。 【効果】モータ速度が高速状態から減速され、所望のプ
ロセス速度になった瞬間に確実にブレーキ解除がされ
る。また、短絡ブレーキがかけられるので、ブレーキン
グにばらつきがなく、確実にモータ速度を減速できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータの回転を制御
するためのモータ制御装置に関し、特に、直流モータに
おけるブレーキング制御の改良に関するものである。ま
た、この発明は、転写ドラム等の転写紙を保持する転写
保持具を有する画像形成装置に好適なモータ制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】直流モータを一定の速度で回転させるモ
ータ制御装置が従来より種々提案されている。たとえ
ば、特開昭61−185085号公報(米国特許第46
23827号)には、DCモータに取り付けられたロー
タリエンコーダのパルス幅によってモータ速度を検出
し、検出速度と所定の設定値との速度差に基づいてモー
タをフィードバック制御するモータ制御装置が示されて
いる。
【0003】この種の従来のモータ制御装置では、一般
に、指令速度と検出速度との速度差が求められ、その速
度差に比例した制御信号でモータの駆動が制御されてい
る。それゆえ、モータを所定の高速回転から所定の低速
回転に減速する場合、次のような手順で制御がなされ
る。すなわち、指令速度が所定の高速から所定の低速に
切換えられる。これによって指令速度と検出速度とに大
きな速度差が生じる。よって、この大きな速度差に比例
した制御信号がモータに与えられ、高速回転中のモータ
は指令速度まで減速される。
【0004】ところが、この制御は、強制的なブレーキ
ングではなく、制御信号のみによってモータ速度を減速
するので、モータが所定の低速回転に達するのに時間を
要するという欠点がある。また、この発明に興味ある先
行技術として、転写ドラムを有するカラー複写機が公知
である(たとえば特開昭63−113481号公報参
照)。このカラー複写機では、コピー時に、転写ドラム
の周面に用紙を巻き付けて保持し、用紙が巻き付けられ
た転写ドラムを感光体ドラムに当接させて、画像形成プ
ロセス速度で回転させ、感光体ドラムに形成された像を
用紙に転写する仕組みになっている。
【0005】用紙を転写ドラムに供給する場合、繰り出
された用紙の先端が転写ドラムの手前に設けられたレジ
ストローラに達した時点で一旦停止される。そして、レ
ジストローラによって所定のタイミングで用紙は転写ド
ラムへ供給される。すなわち、いわゆる2次給紙が行わ
れる。この種の複写機では、2次給紙を開始するときの
用紙搬送速度を転写ドラムの周速、すなわちプロセス速
度よりも速くしておき、用紙の先端が転写ドラムに達し
たときに、用紙搬送速度をプロセス速度に戻している。
かかる速度変更は、従来、レジストローラに連結された
変速用クラッチの切換により行われていた。
【0006】2次給紙において、このような用紙搬送速
度の切換を行うのは、次のような理由による。すなわ
ち、レジストローラ駆動用のクラッチの立ち上がり時間
のばらつき、機械部品の取付誤差に起因するレジストロ
ーラから転写ドラムまでの寸法のばらつき、レジストロ
ーラ自体の位置とレジストローラに用紙先端が達したこ
とを検出するためのスイッチとの距離差、等を吸収する
必要があるからである。
【0007】ところが、用紙搬送速度を変速用クラッチ
によって切換える構成では、装置が新しい間は問題はな
いが、経年的な変化により、変速用クラッチに滑りが発
生するという問題点に遭遇する。また、変速用クラッチ
を用いて速度を切換えるやり方では、クラッチの切換時
間にばらつきがあるため、クラッチを組み込んだ上で1
台ずつ調整をしなければならず、調整に手間がかかると
いう問題点もある。また、その調整も目で見ての判断が
難しいため、不安定な調整しかできないという問題があ
る。
【0008】このような問題点は、レジストローラの回
転速度を変速用クラッチによって切換えるのではなく、
専用のモータを設け、そのモータの回転速度自体を変化
させることによりレジストローラの回転速度を切換える
ようにすることで回避できるはずである。この発明は、
このような技術的な背景をもとになされたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータの回
転速度を一定速度に制御するための制御装置は、上述し
たように、種々提案されてはいる。しかしながら、従来
公知のモータ制御装置をそのまま用いても、上記複写機
におけるレジストローラ駆動用モータの制御には不適切
である。なぜならば、レジストローラ駆動用モータは、
2次給紙開始時には高速回転で回転させ、一定時間後に
はプロセス速度まで短時間で、かつ、ばらつきなく減速
制御を行う必要があるからである。
【0010】そこで、この発明は、かかる減速制御の問
題点を解決した、新規な減速制御が取り入れられたモー
タ制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、モータの回
転を制御するためのモータ制御装置であって、モータの
回転軸に連結され、モータの回転速度に比例したパルス
を出力する速度パルス出力手段、モータに駆動電力を与
えるためのモータ駆動手段、モータの回転速度が予め定
める基準速度のときのパルスを生成する基準パルス生成
手段、前記基準速度よりも高速で回転しているモータの
速度を基準速度に下げるために、モータ駆動手段からモ
ータへの給電を遮断して、モータを短絡状態に保つブレ
ーキング手段、およびブレーキング手段の動作中に、速
度パルス出力手段から出力される速度パルスを基準パル
ス生成手段で生成される基準パルスと比較し、速度パル
スが基準パルスと同期したタイミングで、ブレーキング
手段の動作を解除するブレーキング解除手段、を含むこ
とを特徴とするものである。
【0012】またこの発明は、画像形成装置におけるモ
ータの制御装置であって、モータの回転軸に連結され、
モータの回転速度に比例したパルスを出力する速度パル
ス出力手段、モータを画像形成プロセスに必要なプロセ
ス速度よりも高速で回転させるための高速指令パルス
と、モータを前記高速回転よりも低速のプロセス速度で
回転させるための基準指令パルスとを出力するための速
度指令パルス出力手段、速度指令パルス出力手段からの
指令パルスに応答した駆動電力をモータに与えるモータ
駆動手段、モータが高速指令パルスに基づいて高速回転
中に、速度指令パルス出力手段の出力が基準指令パルス
に切換わったことに応答して、モータ駆動手段からモー
タへの給電を遮断して、モータを短絡状態に保つブレー
キング手段、およびブレーキング手段の動作中に、速度
パルス出力手段から出力される速度パルスを前記基準指
令パルスと比較し、速度パルスが基準指令パルスと同期
したタイミングで、ブレーキング手段の動作を解除する
ブレーキング解除手段、を含むことを特徴とするもので
ある。
【0013】さらにまたこの発明は、前記画像形成装置
は、形成した画像を用紙に転写する画像転写機構と、転
写用紙を画像転写機構へ供給するための給紙ローラとを
有し、前記モータは、給紙ローラを回転させるためのモ
ータであることを特徴とするものである。またこの発明
は、前記画像形成装置は、画像転写時に用紙を保持する
転写保持手段を有し、給紙ローラは、所定のタイミング
で転写保持手段へ用紙を供給する給紙タイミングローラ
を含むことを特徴とするものである。
【0014】またさらにこの発明の前記モータ制御装置
は、前記給紙タイミングローラが給紙開始をする場合に
は前記モータを高速で回転させ、その後一定時間経過時
には、前記モータにブレーキングを行うことを特徴とす
るものである。
【0015】
【作用】モータは、通常、一定速度で回転するように定
速制御がされる。定速制御は、指令速度と検出速度との
速度差をなくすように、制御電流が調整されることによ
り行われる。指令速度は指令パルスに基づいて算出さ
れ、検出速度は速度パルス出力手段から出力される速度
パルスに基づいて算出される。
【0016】モータが予め定める高速で回転していると
き、たとえば複写機のレジストローラ回転用モータにお
いて、2次給紙開始時に用紙搬送速度が速くされている
場合において、モータ速度を予め定める基準速度に減速
すべき信号が与えられたとする。この信号に応じ、ブレ
ーキング手段は、モータへの給電を遮断して、モータを
短絡状態に保つ。すると、モータには逆起電力が発生し
て短絡ブレーキがかかるので、モータの回転速度は強制
的に減速される。
【0017】減速中には、速度パルス出力手段から出力
されるパルス信号の周期が変化し、この速度パルスが予
め定められた基準パルスに同期したとき、そのタイミン
グでブレーキング手段の動作が解除される。よって、モ
ータはその時点以降は基準速度で定速回転される。
【0018】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の一実
施例として、カラー複写機における給紙制御モータを例
にとって説明をする。図1は、この発明の一実施例にか
かるフルカラー複写機の概略構成を示す図解的な断面図
である。
【0019】フルカラー複写機1には、スキャナ部2お
よびプリンタ部3が備えられている。スキャナ部2に
は、読取時に原稿が載置されるコンタクトガラス4、コ
ンタクトガラス4上に原稿を自動的にセットし、かつ回
収するための自動原稿送り装置(ADF)5、コンタク
トガラス4の下面からランプ6で原稿を照らし、原稿内
容をCCDラインセンサ7で読取るようにされた走査読
取部8、走査読取部8を走査させるためのワイヤ9、プ
ーリ10、モータ11等からなる読取部移動装置12が
含まれている。
【0020】プリンタ部3には、走査読取部8のCCD
ラインセンサ9から与えられる信号に基づいてレーザ光
を出力するレーザスキャナユニット(LSU)13、L
SU13から出力されるレーザ光によって静電潜像が形
成される感光体ドラム14、感光体ドラム14の表面を
一様に帯電させるための帯電チャージャ15が備えられ
ている。一定のプロセス速度で図において時計方向に回
転される感光体ドラム14表面が帯電チャージャ15で
一様に帯電され、そこにLSU13からのレーザ光が照
射されると、照射部分の電荷が除去され、感光体14に
静電潜像が形成される。
【0021】プリンタ部3には、さらに、感光体ドラム
14に形成された静電潜像を現像するための現像装置1
6が備えられている。現像装置16は、4つの現像器1
6−1、16−2、16−3および16−4と、4つの
現像器16−2、16−3、16−4を一連に上下に昇
降させるためのエレベータ機構17とを有している。4
つの現像器16−2、16−3、16−4には、それぞ
れ、異なる色のトナーが格納されており、感光体ドラム
14に当接された現像器に格納された色のトナーによっ
て静電潜像が現像される。
【0022】この実施例では、現像器16−1にはマゼ
ンタ色のトナー、現像器16−2にはシアン色のトナ
ー、現像器16−3にはイエロー色のトナー、現像器1
6−4にはブラック色のトナーが、それぞれ、格納され
ている。プリンタ部3には、また、転写時に用紙を保持
するための転写保持手段として転写ドラム18が備えら
れている。転写ドラム18は、その周面が感光体ドラム
14の周面に接する状態で設けられている。画像形成時
には、転写ドラム18は、図において反時計方向に回転
され、その周速は感光体ドラム14の周速と等しいプロ
セス速度にされている。
【0023】プリンタ部3には、さらに、給紙カセット
19または20から供給される用紙を転写ドラム18へ
搬送するための給紙経路21、感光体ドラム14上のト
ナー像を転写ドラム18で保持された用紙に転写するた
めの転写チャージャ22、トナー像が転写された用紙を
転写ドラムから分離するための分離チャージャ23、転
写ドラム18から分離された用紙を搬送するための搬送
ベルト24、および用紙上のトナー像を定着するための
定着装置25が備えられている。
【0024】上記給紙経路21には、用紙ガイド板26
および2対の搬送ローラ27および28ならびに1対の
レジストローラ29を備えられている。また、これら搬
送ローラ27,28およびレジストローラ29を回転す
るための専用のDCモータ30が備えられている。DC
モータ30の回転は、それぞれ、図示しないクラッチを
介して搬送ローラ27および28ならびにレジストロー
ラ29へ伝達される。
【0025】図2は、図1におけるレジストローラ29
および転写ドラム18部分の拡大図である。図2を参照
して説明すると、給紙経路21を搬送される用紙は、レ
ジストローラ29の直前に設けられたマイクロスイッチ
31がオンしたことにより、用紙先端がレジストローラ
29に達したと判別される。そしてDCモータ30の回
転をレジストローラ29へ伝達するレジストクラッチ3
2がオフされ、レジストローラ29は一旦停止される。
【0026】また、転写ドラム18に関連して基準位置
スイッチ33が設けられている。基準位置スイッチ33
は、転写ドラム18のように回転するものではなく、複
写機1のフレーム等の予め定める位置に固定されたたと
えば光センサによって構成されている。一方、転写ドラ
ム18には遮光板34が固定されている。転写ドラム1
8が回転し、予め定める角度位置になったとき、遮光板
34の先端が基準位置スイッチ33を横切り、基準位置
スイッチ33はたとえばオンからオフに切換わる。ま
た、遮光板34の後端が基準位置スイッチ33を横切る
とき、基準位置スイッチ33はオフからオンになる。
【0027】転写ドラム18には、また、用紙を保持す
る際に、用紙先端を挟むクリップ35が備えられてい
る。クリップ35は、図示しないソレノイドによって駆
動され、用紙を受け入れる開状態および用紙を挟んだ閉
状態に切換られる。それゆえ、基準位置スイッチ33の
たとえばオフからオンへの切換わりタイミングを基準と
して、転写ドラム18の回転角度位置、より具体的には
クリップ35の位置を確認できる。また、転写ドラム1
8の回転角度位置に合わせて、レジストクラッチ32が
オンされ、レジストローラ29による2次給紙が開始さ
れる。
【0028】この実施例においては、2次給紙開始時に
は、DCモータ30を予め定める高速で回転させてお
き、レジストクラッチ32をオンしてレジストローラ2
9を高速回転させ、プロセス速度よりも速い速度で2次
給紙を開始する。次いで、基準位置スイッチ33の切換
わりタイミングに基づく所定のタイミングにおいて、D
Cモータ30をブレーキングし、給紙速度がプロセス速
度になったとき、つまり転写ドラム18の周速に一致し
たとき、DCモータ30のブレーキングを解除するよう
にされている。
【0029】そして、この実施例の特徴の1つは、上記
DCモータ30のブレーキングを、以下に詳述する制御
によって行っていることである。図3は、上述した複写
機1におけるDCモータ30の制御回路に関するブロッ
ク図である。モータ制御回路40は、複写機1全体を制
御する主制御回路41の制御下に置かれている。主制御
回路41からモータ制御回路40に対しては、速度切換
信号、速度指令パルスとしての指令クロック、ブレーキ
信号、モータのストップ/ドライブ信号が与えられる。
一方、モータ制御回路40からは、主制御回路41へ同
期信号が出力される。
【0030】モータ制御回路40は、DCモータ30
(厳密には、DCモータ30の回転軸に連結された周波
数発生器)から与えられる速度パルスとしてのFGクロ
ックを検出し、FGクロックが指令クロックに同期する
ように、DCモータ30に電源を供給する。図4は、モ
ータ制御回路40の具体的な回路構成を示す図である。
【0031】モータ制御回路40は、主として4つの回
路ブロックからなっている。すなわち、DCモータ30
の界磁巻線30Fに必要な電流を供給するためのモータ
駆動回路42と、モータ駆動回路42のトランジスタの
組48,49,50を、それぞれ、所定の順序でオン,
オフ制御するための三相分配回路43と、DCモータ3
0の回転軸に連結された周波数発生器44から与えられ
るFGクロックと主制御回路41から与えられる指令ク
ロックとに基づいてサーボ信号を出力するサーボ回路4
5と、サーボ回路45から出力されるサーボ信号に基づ
いてPWM信号を生成し、その信号をモータ駆動回路4
2に与えてモータ駆動回路のトランジスタの組48のオ
ン,オフを制御するためのPWM変換回路46とが備え
られている。
【0032】この実施例では、DCモータ30の回転軸
には周波数発生器44が連結されている例を示したが、
周波数発生器44に代え、たとえばモータ回転軸が微小
角度回転するごとにパルスを出力するロータリエンコー
ダを用いてもよい。図5は、図4に示すモータ制御回路
40の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【0033】次に、図4および図5を主として参照し
て、この実施例にかかるモータ制御回路40の動作を説
明する。主制御回路41から与えられるモータのストッ
プ/ドライブ信号がローになると、三相分配回路43に
おいて、3つのホール素子47によってDCモータ30
のロータと界磁巻線との位置関係が検出され、それに基
づいて6つの出力端子Lc−,Lb−,La−およびL
c+,Lb+,La+から予め定める順序およびタイミ
ングでハイまたはロー信号が出力される。
【0034】それによって、モータ駆動回路42の3組
のトランジスタ48,49および50は、それぞれ、所
定の順序およびタイミングでオンされ、モータの界磁巻
線30Fに電流が流れ、DCモータ30は回転を開始す
る。このローのドライブ信号と同時に、主制御回路41
からサーボ回路45に指令クロックが与えられる。最初
の指令クロックは、基準速度であるプロセス速度を指令
するクロックである。
【0035】サーボ回路45は、回転を開始したDCモ
ータ30に連結された周波数発生器44から与えられる
FGクロックと指令クロックとを比較する。DCモータ
30の起動時は、FGクロックは指令クロックよりも周
期の長いクロックであるから、サーボ回路45からはモ
ータ30を増速すべきサーボ信号がPWM変換回路46
へ与えられる。これに応じて、PWM変換回路46から
はたとえば100%のハイ信号が出力され、DCモータ
30の速度は過渡的に増加される。
【0036】サーボ回路45において、FGクロックが
指令クロックに同期したことが判別されると、サーボ回
路45から主制御回路41へ出力される同期信号はハイ
からローになる。また、FGクロックが指令クロックと
同期を保つようなサーボ信号が出力され、PWM変換回
路46からは、そのサーボ信号に基づいて所定の割合で
ハイおよびローを繰り返すPWM信号が出力される。
【0037】DCモータ30がプロセス速度で回転して
いる間に、主制御回路41によって給紙制御がされる。
すなわち、図1に示す給紙カセット19または20から
用紙が繰り出され、搬送ローラ27,28およびレジス
トローラ29のクラッチがオンされて、搬送ローラ2
7,28およびレジストローラ29はDCモータ30に
よってプロセス速度で回転され、用紙はレジストローラ
29まで搬送される。
【0038】そして、レジストローラ29の直前に設け
られたマイクロスイッチ31(図2参照)のオンによ
り、レジストクラッチ32がオフされて、用紙先端がレ
ジストローラ29に達した段階で、用紙送りは一旦停止
される。一方、図5に示すように、予め定めるタイミン
グで、主制御回路41から速度を高速に切換える速度切
換信号が出力され、この信号はサーボ回路45へ与えら
れる。また、同時に、指令クロックが所定の高速回転を
指令するクロックに切換えられる。
【0039】これら信号に応じて、サーボ回路45から
モータ回転を増速するためのサーボ信号が出力され、P
WM変換回路46ではそのサーボ信号に応じたPWM信
号が出力される。よって、モータ駆動回路42はモータ
界磁巻線30Fに流れる電流を増加させ、DCモータ3
0の回転速度が上昇する。DCモータ30の速度が上昇
中は、サーボ回路45から出力される同期信号は非同期
を表すハイになる。
【0040】そしてサーボ回路45において、周波数発
生器44から与えられるFGクロックが高速回転を指令
する指令クロックと同期したとき、同期信号がローに切
換えられ、その同期状態を保つようなサーボ信号が出力
される。よって、DCモータ30は所定の高速で回転さ
れる。この状態において、感光体ドラム14に同期して
回転している転写ドラム18の遮光板34(図2参照)
が基準位置スイッチ33をオフからオンに切換えるタイ
ミングが検出される。
【0041】そして、基準位置スイッチ33がオフから
オンに切換わるタイミングで、転写ドラム18に備えら
れたクリップ35が開かれる。クリップ35は、予め定
める時間T2の間開かれる。また、基準位置スイッチ3
3のオフからオンへの切換わりタイミングから所定の遅
延時間T1(この遅延時間T1は、主制御回路41にお
けるプログラム上で設定されている。)経過時に図2に
示すレジストクラッチ32がオンされる。これにより、
2次給紙が開始される。
【0042】レジストクラッチ32がオンされて2次給
紙が開始されたとき、DCモータ30はプロセス速度よ
りも速い所定の高速で回転をしている。よって、レジス
トローラ29による2次給紙は、転写ドラム18の周速
よりも速い速度で開始される。次いで、基準位置スイッ
チ33のオフからオンへの切換わりタイミングから所定
時間T3経過時に、主制御回路41から与えられる速度
切換信号がローに反転する。同時に、指令クロックも所
定の高速を表わすクロックからそれよりも周期の長いプ
ロセス速度を表わす指令クロックに切換わる。
【0043】この所定時間T3は、レジストローラ29
により高速で2次給紙が開始されて後、用紙の先端がク
リップ35近傍まで近づく時間が実験的に求められて設
定されている。なお、上述の所定の時間T3は、主制御
回路41においてプログラム上で算出されている時間で
ある。この時間T3に代え、レジストクラッチ32のオ
ンタイミングを基準にして、そのタイミングから所定時
間T4(T4=T3−T1)経過時に、速度切換信号が
ローになるように制御されてもよい。
【0044】上記切換信号がローになったことに応答し
て、主制御回路41からローアクティブのブレーキ信号
が三相分配回路43へ出力される。三相分配回路43で
は、このブレーキ信号を受けて出力を制御し、モータ駆
動回路42におけるトランジスタの組48および49が
すべてオフし、トランジスタの組50がすべてオンする
ようにする。これにより、モータ界磁巻線30Fへの電
流供給は遮断され、かつ、モータ界磁巻線30Fはトラ
ンジスタの組50のオンによって短絡状態にされる。
【0045】ところで、DCモータ30のロータは回転
を続けており、ロータには逆起電力が発生して、DCモ
ータ30は発電機として回転をすることになる。よっ
て、この逆起電力により大きな制動力が生じる。これが
この実施例における制御上の特徴の1つである。図6
は、ブレーキの解除タイミングを説明するためのタイミ
ングチャートである。次に、この図6を参照しつつ説明
する。
【0046】DCモータ30のロータの回転により、周
波数発生器44からFGクロックがサーボ回路45へ与
えられる。サーボ回路45では、このFGクロックをプ
ロセス速度に切換えられた指令クロックと比較し、FG
クロックが指令クロックと同期したタイミングで、同期
信号をローに切換える。主制御回路41では、同期信号
のロー入力に応答して、ブレーキ信号をハイにし、ブレ
ーキングの解除を三相分配回路43へ伝える。
【0047】よって、その後は、サーボ回路45から出
力されるサーボ信号に基づいてDCモータ30の速度制
御がされ、DCモータ30はプロセス速度で回転する。
その後、図5に示すように、クリップ35が閉じられ
る。クリップ35が閉じられるときには、DCモータ3
0はプロセス速度で回転しており、レジストローラ29
による用紙搬送速度は転写ドラム18の周速と同じ速度
になっている。よって、レジストローラ29による用紙
搬送速度が転写ドラム18の周速よりもたとえば速すぎ
て、先端がクリップ35に挟まれた用紙の後方が弛んだ
り、あるいは逆に、レジストローラ29による用紙搬送
速度が転写ドラム18の周速よりも遅すぎて、クリップ
35で挟まれた用紙が引っ張られる等の好ましくない現
象は生じない。
【0048】また、ブレーキング開始後、DCモータ3
0には短絡ブレーキがかかるので、DCモータ30には
強力な制動力が作用し、短時間でDCモータ30の速度
をプロセス速度に下げることができる。さらに、ブレー
キング解除のタイミングは、FGクロックが指令クロッ
クに同期したか否かに基づいて自動的に行われるため、
ブレーキング時間を調整する必要がない。つまり、ブレ
ーキングの解除は、DCモータ30の速度が所望のプロ
セス速度に達したか否かの実速度に基づいてなされてい
る。それゆえ、この実施例によれば、経時的変化による
ブレーキング量にばらつきがなく、いつまでも安定した
ブレーキング性能が得られ、転写ドラムへの2次給紙が
確実に行える。
【0049】以上の説明では、フルカラー複写機1にお
ける給紙用DCモータ30のブレーキング制御をとりあ
げて説明したが、この発明にかかるモータ制御装置は、
他のモータに対しても有効に適用することができる。た
とえば、上述のフルカラー複写機1において、搬送ベル
ト24(図1参照)を駆動するために、専用のモータが
設けられる場合がある。通常は、搬送ベルト24は、図
示しないメインモータによって感光体ドラム14や転写
ドラム18と同期して回転される。ところが、定着装置
25における定着速度をプロセス速度よりも遅い所定速
度にしたい場合がある。かかる場合、定着装置25に用
紙を供給するための搬送ベルト24の速度も定着装置2
5の速度に合わせなければならない。このような場合
に、搬送ベルト24を駆動するための専用のモータが設
けられる。
【0050】定着装置25における定着速度を遅くした
い場合というのは、たとえば、オーバヘッドプロジェク
タ用の透明シートに画像をコピーする場合や、厚紙に画
像をコピーする場合等である。このように、画像をコピ
ーするシートや用紙が分厚い場合等には、定着装置25
の定着速度を遅くして、かつ、必要があれば定着温度を
上げて、加熱を十分に行い、画像をしっかりと定着させ
る必要があるのである。
【0051】ところで、オーバヘッドブロジェクタ用の
透明シートにコピーをする場合、透明シートが転写ドラ
ム18に巻き付けられた状態で、シートに画像が転写さ
れる。画像が転写され終えたシートは、分離チャージャ
23によって転写ドラム18から分離され、搬送ベルト
24へ導かれる。転写ドラム18の回転速度(周速)は
上述したようにプロセス速度である。それゆえ転写ドラ
ム18から分離されて搬送ベルト24へ移動する透明シ
ートの移動速度もプロセス速度である。それゆえ、搬送
ベルト24は、この時点では、プロセス速度で移動され
ている。プロセス速度で回転する転写ドラム18から分
離されたシートは、プロセス速度で搬送ベルト24へ移
動し、搬送ベルト24においてもプロセス速度で移動さ
れる。よって、転写ドラム18から搬送ベルト24に移
った途端に、シートの移動速度が遅くなり、シートが途
中で撓んだりすることはない。
【0052】一方、透明シートの後端部が転写ドラム1
8から離れた後であって、透明シートの先端部が搬送ベ
ルト24によって定着装置25に導かれるまでの間に、
搬送ベルト24の搬送速度をプロセス速度よりも遅い定
着速度まで減速する必要がある。つまり、短時間でばら
つきなく搬送ベルト24の速度を一定速度(定着速度)
まで減速しなければならない。
【0053】このような場合に、この発明にかかるブレ
ーキング制御によって、搬送ベルト24を駆動する専用
のモータを短時間で確実に、かつ、所定速度まで正確に
減速することができる。あるいはまた、上述のフルカラ
ー複写機1における光学系駆動用モータ11(図1参
照)の制御にも、この発明にかかるブレーキング制御を
利用することができる。
【0054】光学系駆動用モータ11は、正転すること
によって走査読取部8を照明走査方向に移動させる。そ
の後、走査読取部8をホームポジションに戻すため、モ
ータ11は逆転される。モータ11は、逆転時には、最
初、高速で回転される。その後、走査読取部8が所定の
位置を過ぎたときにブレーキングがされる。このブレー
キング制御に、この発明を用いることにより、光学系駆
動用モータ11に対して短時間で有効なブレーキングを
行うことができる。
【0055】より具体的に述べれば、逆転中の光学系駆
動用モータ11は、或る時点でブレーキングされるが、
速度が“0”にされるわけではない。高速で逆転中のモ
ータ11に対して、その速度が予め定める低速になるよ
うにブレーキングがされるのである。モータ11が低速
にされて走査読取部8がホームポジションまで移動さ
れ、モータ11は停止される。よって、高速で逆転する
モータ11を予め定める低速状態にブレーキングするの
に、この発明にかかるブレーキング制御を有効に活用す
ることができる。
【0056】さらに、この発明は、上述の複写機その他
の画像形成装置のためのモータだけでなく、他の装置に
用いられているモータのための制御装置としても用いる
ことができる。この発明にかかるモータ制御装置の権利
範囲は、上記各実施例の記載に限定されることはなく、
請求の範囲の記載に基づいて定められるものであること
を念のために付言する。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、モータ速度を高速か
ら所望の一定速度に減速する場合に、負荷変動や経時変
化による影響が少なく、いつまでも安定したブレーキン
グを行うことのできるモータ制御装置を提供できる。ま
た、この発明にかかるモータ制御装置を用いた画像形成
装置では、モータの速度を高速状態から所定の基準速度
(プロセス速度)に短時間でばらつきなく下げられるの
で、画像形成時に用紙の搬送むらや画像歪みが生じるこ
とがなく、良好な画像を形成できる。
【0058】また、装置を長期間使用しても、経年変化
によるブレーキングのばらつきがほとんどないので、安
定した装置となる。また、ブレーキタイミングの調整
は、ブレーキオン時のみでよく、ブレーキオフ時は、モ
ータ速度が指令速度に同期したか否かで自動的になされ
る。よって、ブレーキング時間の調整が不要で、実用性
および汎用性の高い装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるモータ制御装置を
有するフルカラー複写機の概略構成断面図である。
【図2】図1に示すフルカラー複写機のこの発明に関連
する部分の図解的断面図である。
【図3】図1の複写機における給紙用DCモータ30の
モータ制御回路の構成ブロック図である。
【図4】図3に示すモータ制御回路の具体的な回路構成
を示す図である。
【図5】図4に示すモータ制御回路の動作を表わすタイ
ミングチャートである。
【図6】図5に示すタイミングチャートの特徴部分の詳
細なタイミングチャートである。
【符号の説明】 18 転写ドラム 29 レジストローラ 30 DCモータ 32 レジストクラッチ 33 基準位置スイッチ 34 遮光板 40 モータ制御回路 42 モータ駆動回路 43 三相分配回路 44 周波数発生器 45 サーボ回路 46 PWM変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 5/00 L 7315−5H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転を制御するためのモータ制御
    装置であって、 モータの回転軸に連結され、モータの回転速度に比例し
    たパルスを出力する速度パルス出力手段、 モータに駆動電力を与えるためのモータ駆動手段、 モータの回転速度が予め定める基準速度のときのパルス
    を生成する基準パルス生成手段、 前記基準速度よりも高速で回転しているモータの速度を
    基準速度に下げるために、モータ駆動手段からモータへ
    の給電を遮断して、モータを短絡状態に保つブレーキン
    グ手段、およびブレーキング手段の動作中に、速度パル
    ス出力手段から出力される速度パルスを基準パルス生成
    手段で生成される基準パルスと比較し、速度パルスが基
    準パルスと同期したタイミングで、ブレーキング手段の
    動作を解除するブレーキング解除手段、 を含むことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】画像形成装置におけるモータの制御装置で
    あって、 モータの回転軸に連結され、モータの回転速度に比例し
    たパルスを出力する速度パルス出力手段、 モータを画像形成プロセスに必要なプロセス速度よりも
    高速で回転させるための高速指令パルスと、モータを前
    記高速回転よりも低速のプロセス速度で回転させるため
    の基準指令パルスとを出力するための速度指令パルス出
    力手段、 速度指令パルス出力手段からの指令パルスに応答した駆
    動電力をモータに与えるモータ駆動手段、 モータが高速指令パルスに基づいて高速回転中に、速度
    指令パルス出力手段の出力が基準指令パルスに切換わっ
    たことに応答して、モータ駆動手段からモータへの給電
    を遮断して、モータを短絡状態に保つブレーキング手
    段、およびブレーキング手段の動作中に、速度パルス出
    力手段から出力される速度パルスを前記基準指令パルス
    と比較し、速度パルスが基準指令パルスと同期したタイ
    ミングで、ブレーキング手段の動作を解除するブレーキ
    ング解除手段、 を含むことを特徴とする画像形成装置におけるモータ制
    御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のモータ制御装置において、
    前記画像形成装置は、形成した画像を用紙に転写する画
    像転写機構と、転写用紙を画像転写機構へ供給するため
    の給紙ローラとを有し、 前記モータは、給紙ローラを回転させるためのモータで
    あることを特徴とするものである。
  4. 【請求項4】請求項3記載のモータ制御装置において、 前記画像形成装置は、画像転写時に用紙を保持する転写
    保持手段を有し、 給紙ローラは、所定のタイミングで転写保持手段へ用紙
    を供給する給紙タイミングローラを含むことを特徴とす
    るものである。
  5. 【請求項5】請求項4記載のモータ制御装置は、 前記給紙タイミングローラが給紙開始をする場合には前
    記モータを高速で回転させ、その後一定時間経過時に
    は、前記モータにブレーキングを行うことを特徴とする
    ものである。
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