JP2011201165A - ステープラ駆動装置、ステープラ駆動方法、後処理装置、および画像形成装置 - Google Patents

ステープラ駆動装置、ステープラ駆動方法、後処理装置、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ステープラ駆動装置等に関し、ステープル動作の生産性を確保しつつ動作音を抑える。
【解決手段】ステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、ステープル動作の駆動源であるモータに向けて、第1の電力を供給させ、その動作箇所の時点より後の時点では、そのモータに向けて、その第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる第1過程と、上記動作箇所の時点の後に上記モータに対し制動を掛ける第2過程とを有する。
【選択図】 図27

Description

本発明は、ステープラ駆動装置、ステープラ駆動方法、後処理装置、および画像形成装置に関する。
用紙上に画像や文字をプリントするプリンタなどといった画像形成装置の後段に、後処理装置が連結されることがある。この後処理装置には、そのユーザの利用形態に応じ、用紙にパンチ穴を空けるパンチャや重ねられた複数枚の用紙からなる用紙束をステープル針でとじるステープラや用紙を折り畳む紙折り機などが装備される。
ステープラに着目すると、このステープラにはDCモータが搭載されており、そのDCモータの回転による駆動力で、用紙束にステープル針を差し込んで折り曲げるというステープル動作が行なわれる。
特開2008−174382号公報
本発明は、ステープル動作の生産性を確保しつつ動作音を抑えることを目的とする。
請求項1のステープラ駆動装置は、
モータを備え、そのモータの回転による駆動力で、重ねられた複数枚の記録媒体からなる束にステープル針を差し込んで折り曲げるステープル動作を実行するステープラのモータに電力を供給する電力供給部と、
上記ステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、上記電力供給部に、上記モータに向けて、第1の電力を供給させ、その動作箇所の時点より後の時点では、その電力供給部に、そのモータに向けて、その第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる電力制御部と、
上記動作箇所の時点の後に上記モータに対し制動を掛ける制動部とを備えたステープラ駆動装置である。
また、請求項2のステープラ駆動装置は、
上記モータがDCモータであり、
上記制動部が、上記モータを短絡させて制動を掛けるものである。
また、請求項3のステープラ駆動装置は、
上記モータがDCモータであり、
上記電力供給部が、上記モータに向けて、上記電力制御部からの指示に基づく出力比率にパルス幅変調された電力を供給するものであり、
上記電力制御部が、上記動作箇所の時点より前の時点では、上記電力供給部に、第1の出力比率を指示し、その動作箇所の時点より後の時点では、その電力供給部に、その第1の出力比率よりも小さい第2の出力比率を指示するものである。
請求項4のステープラ駆動方法は、
モータを備え、そのモータの回転による駆動力で、重ねられた複数枚の記録媒体からなる束にステープル針を差し込んで折り曲げるステープル動作を実行するステープラにおけるステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、上記モータに向けて、第1の電力を供給させ、その動作箇所の時点より後の時点では、そのモータに向けて、その第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる第1過程と、
上記動作箇所の時点の後に上記モータに対し制動を掛ける第2過程とを有するステープラ駆動方法である。
請求項5の後処理装置は、
記録媒体上に画像を形成する画像形成装置から記録媒体を受け取り、その記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、
モータを備え、そのモータの回転による駆動力で、上記束にステープル針を差し込んで折り曲げるステープル動作を実行するステープラと、
上記ステープラのモータに電力を供給する電力供給部と、
上記ステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、上記電力供給部に、上記モータに向けて、第1の電力を供給させ、その動作箇所の時点より後の時点では、その電力供給部に、そのモータに向けて、その第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる電力制御部と、
上記動作箇所の時点の後に上記モータに対し制動を掛ける制動部とを備えた後処理装置である。
請求項6の画像形成装置は、
記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、
上記画像形成部から記録媒体を受け取り、その記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、
モータを備え、そのモータの回転による駆動力で、上記束にステープル針を差し込んで折り曲げるステープル動作を実行するステープラと、
上記ステープラのモータに電力を供給する電力供給部と、
上記ステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、上記電力供給部に、上記モータに向けて、第1の電力を供給させ、その動作箇所の時点より後の時点では、その電力供給部に、そのモータに向けて、その第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる電力制御部と、
上記動作箇所の時点の後に上記モータに対し制動を掛ける制動部とを備えた画像形成装置である。
請求項1のステープラ駆動装置によれば、ステープル動作の生産性を確保しつつ動作音が抑制される。
請求項2のステープラ駆動装置によれば、モータに対する制動が正確かつ容易に掛けられる。
請求項3のステープラ駆動装置によれば、DCモータへの供給電力の制御が正確かつ容易に行なわれる。
請求項4のステープラ駆動方法によれば、請求項1と同様、ステープル動作の生産性を確保しつつ動作音が抑制される。
請求項5の後処理装置によれば、ステープル動作を含む後処理の生産性を確保しつつ動作音が抑制される。
請求項6の画像形成装置によれば、画像形成とステープル動作を含む処理の生産性を確保しつつ動作音が抑制される。
プリントシステムの全体構成図である。 図1に示す後処理装置のステープラ周りの機構の動作説明図である。 2本のレールが形成された案内部材を示す斜視図である。 複写機と後処理装置とが連結されたプリントシステムの全体構成図である。 ステープラの駆動力伝達機構およびセンサを示した模式図である。 ステープラに備えられた押え部材の動作機構の説明図である。 遮光板とHPセンサの位置関係を示した図である。 ステープル針の形状を示した図である。 針プレートが針ストッパに突き当てられた状態を示す平面図である。 ステープル針が針ストッパに突き当てられた状態を示す側面図である。 ステープラによるステープル動作の第1ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第2ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第3ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第4ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第5ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第5ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第6ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第7ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第8ステップにおける部材の動作を示す図である。 ステープラによるステープル動作の第9ステップにおける部材の動作を示す図である。 一連のステープル動作を構成する各工程における動作音波形を示した図である。 後処理装置におけるステープラの動作制御を担う制御回路のブロック図である。 図22に示すDCモータの制御ブロック図である。 図23に示すモータ駆動部の回路構成を示す図である。 モータ駆動部に入力される4つのモータ制御信号とDCモータの動作との対応を示す図である。 制御概念図である。 回転開始からデューティを100%→75%→50%と変化させるとともに、デューティを変化させた時点の後にDCモータに対し制動を掛けるといったモータ制御信号を示す図である。 図27に示すAのタイミングにおける、モータ駆動部に入力される4つのモータ制御信号とDCモータの動作との対応を示す図である。 図27に示すBのタイミングにおける、モータ駆動部に入力される4つのモータ制御信号とDCモータの動作との対応を示す図である。 図27に示すCのタイミングにおける、モータ駆動部に入力される4つのモータ制御信号とDCモータの動作との対応を示す図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、プリントシステムの全体構成図である。
この図1に示すプリントシステム1Aは、プリンタ10と、用紙搬送装置20と、後処理装置30とで構成されている。
プリンタ10は、図示しない上位装置等から画像信号を受信してその画像信号に基づく画像を用紙上に形成する、電子写真方式のプリンタである。概要を説明する。
このプリンタ10には、4台の用紙収容部111が設けられており、各用紙収容部111には、それぞれ紙種や寸法や向き(縦置き、横置き)の異なる用紙PPが収容されている。各用紙収容部111に収容されている用紙の紙種や寸法や向きの情報はあらかじめ設定され、本体制御部120に記憶されている。上位装置からプリント指令を受け取ると、その指令に応じた用紙が収容されている用紙収容部111から取出しロール112により用紙PPが取り出され、その取り出された用紙PPは供給ロール113、搬送ロール114により搬送されてその用紙先端が調整ロール115に至る。
一方、露光器121は、C,M,Y,Kの各色ごとに配置された各感光体122を露光し、各感光体122上に静電潜像を形成する。各感光体122上に形成された静電潜像は図示しない現像器により各色トナーで現像されてトナー像が形成され、各色のトナー像は、転写ロール125の作用により、張架ロール124により張架された状態で矢印A方向に循環する中間転写ベルト123上に各色のトナー像が互いに重なるように転写される。
先端が調整ロール115にまで達している用紙PPは、中間転写ベルト123上のトナー像と時機を合わせて二次転写位置Tに送り出され、二次転写ロール116の作用により中間転写ベルト123上のトナー像が用紙PPに転写される。トナー像の転写を受けた用紙PPはさらに搬送され、定着ロール117による加熱加圧を受けて用紙上のトナー像がその用紙PPに定着され、その用紙PP上に定着画像が形成される。定着後の用紙PPは搬送ロール118によりさらに搬送され、用紙搬送装置20が存在しないときは、そのプリンタ10の用紙排出台119上に排出される。
このプリントシステム1Aでは、その用紙排出台119上に用紙搬送装置20が設置されているため、プリンタ10から排出された用紙PPは用紙搬送装置20に受け継がれてその用紙搬送装置20内の搬送ロール21によりさらに搬送され、後処理装置30に受け継がれる。後処理措置30については後述する。
プリンタ10には、上位装置から、1つのジョブ単位の指令が入力される。具体的には、一例として、10枚分の画像信号と、各画像信号に基づく画像が形成された用紙をそれぞれ1〜10ページとしたとき、1〜10ページの用紙を1つの用紙束とし、用紙束ごとにステープル針でとじて、その用紙束を10束作成するように、といった指示がなされる。例えばこの例の場合、その画像の寸法等に応じた用紙が収容されている用紙収容部111から用紙PPが順次取り出され、順に取り出された各用紙PPに、1ページ目の画像,2ページ目の画像,…,10ページ目の画像,1ページ目の画像,2ページ目の画像,…,10ページ目の画像の順に、合計10束分(用紙100枚分)のプリントが順次に行なわれる。プリント後の用紙は、用紙搬送装置20を経由して後処理装置30に順次に送り込まれる。
後処理装置30には、パンチャ31とステープラ32と、それらの動作の制御およびプリンタ10との間の通信を担う用紙処理制御部35が備えられている。後処理装置30に取り込まれた用紙は、搬送ロール131により搬送され、用紙の縁にパンチ穴を形成することが指示されているときはパンチャ31が作動し、パンチ穴が形成された用紙がさらに搬送されて用紙受け台136上に排出される。用紙受け台136は、図1に実線で示す位置と破線で示す位置との間で上下動自在であり、用紙受け台136上に順次積層される用紙の全体の厚みに応じて順次下降する。
後処理装置30に装備されたステープラ32により用紙束をとじることが指示されている場合は、以下のようにしてステープラ32によるステープル動作が実行される。
図2は、図1に示す後処理装置30のステープラ周りの機構の動作説明図である。
ここには、用紙が載置される固定板137と、矢印X−X′方向に進退自在な可動板135が備えられている。図2では可動板135は矢印X方向に進出した状態にある。また、ここには、排紙ロール132と対向ロール133が備えられている。排紙ロール132は図2に示す矢印Y−Y′方向に上下動自在である。この排紙ロール132が下降すると、その排紙ロール132と対向ロール133との間に用紙を挟み、回転して用紙を図1に示す用紙受け台136上に排出する。ここでは、排紙ロール132は、矢印Y方向に上昇した位置にある。さらにここには、パドラ134と横受け板139が備えられている。パドラ134は矢印B方向に回転し用紙をステープラ32側に押す役割りを担っている。ステープラ32側に押された用紙は突き当て壁138に突き当てられる。また、横受け板139は、その横受け板139との間に用紙を左右から挟むように配置された叩き板(図示せず)により横方向に叩かれた用紙の当接を受けて、用紙の横位置を揃える役割りを担っている。
図1に示すパンチャ31の配置領域を通過した用紙は、図2に示す用紙搬送経路P1に従って進行する。このとき、排紙ロール132は矢印Y方向に上昇した位置にあり、可動板135は、矢印X方向に進出した状態にある。用紙搬送経路P1に従って進行してきた用紙は、固定板137と可動板135とに跨って載置され、パドラ134により突き当て壁138に突き当てられるとともに叩き板(図示せず)により横受け板139に突き当てられ、これにより縦横ともに位置決めがなされる。以上の動作が1つの用紙束を形成する枚数(前述の例では10枚)の用紙が送られてくる間、繰り返され、これにより、1つの用紙束を形成する複数枚の用紙が縦横の位置を揃えて積み重ねられる。この積み重ねられた複数枚の用紙はステープラ32により1つの用紙束にとじられる。ステープラ32には、2つの突起331を有する足部33が取り付けられており、この足部33の2つの突起331は案内部材34に設けられた、図2の紙面に垂直の方向に延びる2本のレール342にそれぞれ形成された溝341に入り込んでいる。このステープラ32は、2本のレール342に案内されて図2の紙面に垂直な方向に移動自在である。したがって、用紙束をステープラ32でとじるにあたっては、レール342に案内されて移動し、例えば中央付近の2箇所、あるいは隅の1箇所など、用紙束の、指定された箇所をとじる。
ステープラ32によるステープル動作自体については後述する。
ステープラ32により用紙束がとじられるのと同期して排紙ロール132は矢印Y′方向に下降してその用紙束を対向ロール133との間に挟み、また、可動板135は、矢印X′方向に退がる。用紙束へのとじ動作が終了すると、排紙ロール132の回転によりその用紙束が用紙受け台136上に排出される。
以上のとじ動作を行なっている間にはプリンタ10(図1参照)からさらに次の用紙が搬送されて来ないように、プリンタ10と後処理装置30との間での調整により、プリンタ10におけるプリント動作の中断等が行なわれる。この中断の時間が長いと、プリントや用紙束の生産性の低下につながることになる。このため、ステープル動作の高速化が望まれるが、ステープル動作を高速化すると大きな動作音が発生する。
そこで、本実施形態では、生産性の低下と動作音の発生との双方をバランス良く抑えるための制御が行なわれる。この制御方法については後述する。
図3は、2本のレールが形成された案内部材を示す斜視図である。
この案内部材34の2本のレール342にはそれぞれ溝341が形成されており、図2に示す足部33の突起331が溝341に入り込んでステープラ32の移動が案内される。これらのレール342は、全体としては図2の紙面に垂直な方向に延びているが、両端近傍がわん曲した形状を有する。これは、用紙束の角をとじるときに、用紙の角部を用紙に対し斜めにとじるためである。
ここで、図1〜図3を参照して説明した後処理装置30は、図1に示す形態のプリンタにのみ連結可能なものではなく、別な形態のプリンタにも連結可能である。ここでは、別の形態のプリンタの構成を含む複写機について説明する。
図4は、複写機と後処理装置とが連結されたプリントシステムの全体構成図である。
このプリントシステム1Bは、複写機40と後処理装置30とで構成されている。後処理装置30は、図1に示す後処理装置30と同一のものであり、ここでは、図1に付した符号と同一の符号を付して示し、説明は省略する。
この図4に示す複写機40には、画像読取部41、操作パネル42、および画像形成部43が備えられている。
画像読取部41には、原稿画像を読み取る透明な原稿台411と、図示しないランプ、ミラー等からなる光学走査系などが収容された本体部412とが備えられている。原稿台411には、原稿画像が原稿台411に接する向きに原稿が載せられ、光学走査系での走査によりその原稿画像が読み取られ、その原稿画像を表わす画像信号が生成される。この生成された画像信号は本体制御部450内のメモリに蓄積される。
また、操作パネル42では、ユーザによる操作が受け付けられる。ここでは、各種設定、画像読取りや画像形成の開始指示など、様々な操作が行なわれる。操作パネル42での各種指示等も本体制御部450内に記憶される。
画像形成部43は、本体制御部450に蓄積された画像信号に基づく画像を用紙上に形成する電子写真方式のプリンタである。
この画像形成部43には、3台の用紙収容部431が設けられており、各用紙収容部431には、それぞれ紙種や寸法や向き(縦置き、横置き)の異なる用紙PPが収容されている。用紙収容部431に収容されている用紙の紙種や寸法や向きの情報は、操作パネル42の操作によりあらかじめ設定され、本体制御部450に記憶されている。操作パネル42からプリント指令を受け取ると、その指令に応じた用紙が収容されている用紙収容部431から取出しロール432により用紙PPが取り出され、その取り出された用紙PPは供給ロール433、搬送ロール434により用紙搬送路R1に従って搬送され、その用紙先端が調整ロール435に至る。
一方、露光器435は、C,M,Y,Kの各色ごとに配置された各感光体436を露光し、各感光体436上に静電潜像を形成する。各感光体436上に形成された静電潜像は図示しない現像器により各色トナーで現像されてトナー像が形成され、各色のトナー像は、転写ロール437の作用により、張架ロール438により張架された状態で矢印A方向に循環する中間転写ベルト439上に各色のトナー像が互いに重なるように転写される。
先端が調整ロール435にまで達している用紙PPは、中間転写ベルト439上のトナー像と時機を合わせて二次転写位置Tに送り出され、二次転写ロール440の作用により中間転写ベルト439上のトナー像が用紙PPに転写される。トナー像の転写を受けた用紙PPは搬送ベルト441によりさらに搬送され、ロール442aとベルト442bとによる定着器442で加熱加圧を受けて用紙上のトナー像がその用紙PPに定着され、その用紙PP上に定着画像が形成される。定着後の用紙PPは片面印刷の場合は用紙搬送路R2に従って進行し、用紙矯正部435により用紙の湾曲が矯正され、さらに搬送されてこの複写機40から排出される。この複写機40から排出された用紙は、その後段に連結されている後処理装置30に受け継がれる。
用紙の両面への印刷が指定されているときは、定着器442による第1面の画像の定着後の用紙が用紙搬送路R3に従って搬送され、さらに用紙搬送路R4に至る。その後、搬送方向が逆転し今度は用紙搬送路R5に従って進行しさらに用紙搬送路R1に従って進行する。このとき用紙は、用紙収容部431から取り出されて用紙搬送路R1を進行するときとは表裏が逆になっている。用紙搬送路R5,R1と進んできた用紙の、今度は第2面に、上記と同様にして画像が形成され、用紙搬送路R2を通ってこの複写機40から排出され、後処理装置30に受け継がれる。
この複写機40では、操作パネル42の操作により、1つのジョブ単位での指定が行なわれる。具体的には、一例として画像読取部41で今回順次読み取った10枚の原稿画像を1〜10ページとする複写画像の束を10束作成する、といった指示が入力される。例えばこの例の場合、その画像の寸法等に応じた用紙が収容されている用紙収容部431から用紙PPが順次取り出され、順に取り出された各用紙3に、1ページ目の画像,2ページ目の画像,・・・,10ページ目の画像,1ページ目の画像,2ページ目の画像,・・・,10ページ目の画像の順に、合計10束分(用紙100枚分)のプリントが順次に行なわれる。但し、ここでは片面プリントを例にして説明している。プリント後の用紙は後処理装置30に順次に送り込まれる。
本体制御部450は、画像信号の記憶、操作パネル42の操作による指令の記憶のほか、この複写機40の全体の制御、さらには、後処理装置30との通信を担っている。後処理装置30との間の動作上の調整も、この本体制御部450が担っている。
この複写機40は、さらに、上位装置から、画像読取部41による画像読取りに代わる画像信号の受信や操作パネル42の操作に代わる指令の受信を行なうこともできる。この場合、上位装置からの指令により用紙上に画像が形成される。この上位装置との通信も本体制御部450が担っている。
ここでは後処理装置30が連結される装置として図1に示すプリンタ10と図4に示す複写機40を示したが、後処理装置30を、それらのプリンタ10や複写機40に限られず、さらに電子写真方式に限られず、例えばインクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタにも連結可能に構成してもよい。
次にステープラ自体の動作について説明する。
図5は、ステープラの駆動力伝達機構およびセンサを示した模式図である。
このステープラ32は押え部材328を有する。このステープラ32には、DCモータ321が備えられており、DCモータ321が回転すると押え部材328が矢印D−D′方向に回動する。
DCモータ321から押え部材328への駆動力伝達機構は以下の通りである。DCモータ321が回転するとギア322、中継ギア323および駆動ギア324の順に駆動力が伝達され、駆動軸325が回転する。図6、図7の説明の後、再度この図5に戻って説明する。
図6は、ステープラに備えられた押え部材の動作機構の説明図である。
押え部材328は回転中心328aを中心に回転することにより、図6(A)に示す上位置と図6(B)に示す下位置との間で上下動する。ここで、駆動軸325には、駆動カム326が取り付けられていて、回転中心327aを中心に回転する中継カム327を経由して、押え部材328が上下動する。駆動軸325が1回転すると、押え部材が一往復し、一回のステープル動作が終了する。
また、駆動軸325には、駆動カム326とは軸方向(図6の紙面に垂直な方向)について異なる位置に遮光板51が取り付けられている。この遮光板51は、駆動軸325に固定されており、駆動カム326の回転と同期して同一速度で同一回転角度だけ回転する。また遮光板51の近傍には、HP(ホームポジション)センサ52が備えられている。
図7は、遮光板とHPセンサの位置関係を示した図である。
このHPセンサ52は、光を投受光する光電センサであって、回転する遮光板51がそのHPセンサ52による光の投受光を遮るように通過する位置に固定されている。HPセンサ52は、遮光板51が通過している間はLレベルの信号を出力し、遮光板51がHPセンサ52から外れるとHレベルの信号を出力する。遮光板51は駆動軸325の回転に伴って一緒に回転するので、このHPセンサ52により、駆動軸325の回転位置が検出される。ここではこのセンサは、駆動軸325の初期位置の検出に使われている。
DCモータ321に電力を供給してステープラ32にステープル動作を開始させた後、ある閾値時間(例えば500msec)を経過しても駆動軸325が一回転して初期位置に戻ったことがHPセンサ52で検出されなかったときは、ステープル動作不良とみなし、DCモータ321の回転が停止され、DCモータ321が逆転される。このDCモータ321を逆転させたときは、HPセンサ52により、ある閾値時間(例えば200msec)以内に駆動軸325が初期位置に戻るか否かが監視される。DCモータ321の逆転によりその閾値時間以内にHPセンサ52により駆動軸325が初期位置に戻ったことが検出されるか否かにより処理内容は異なるが、いずれの場合もエラー処理が行なわれる。
図5に戻り、ステープラ32に備えられている各種センサについて説明する。
このステープラ32には、HPセンサ52のほかセンサ53とセンサ54が備えられている。センサ53は、ステープル針(後述する)が、用紙束をとじるステープル動作の実行が可能な状態にあるか否かを検出するセンサである。また、センサ54は、ステープル針の残りが少なくなったことを検出するセンサである。
図8は、ステープル針の形状を示した図である。
ステープル針61は、直線形状を有し、図8(A)に示すように、その直線形状のステープル針61が一枚の板形状に並べられて容易にはバラバラにならないように接着され針プレート60を形成している。ここで、使用中のステープル針61は、先頭の2本のステープル針61a,61bだけが、その両端部が針プレート60から直角に立設する方向に折り曲げられる。
ステープル針61の左右の先端部は、図8(B)に示すように先端ほど厚みが薄くなるようにテーパ形状に形成され、用紙束への差し込みを容易にしている。
図9は、針プレートが針ストッパに突き当てられた状態を示す平面図である。針ストッパ62は、折り曲げられる前の直線形状のステープル針61の両端部が突き当てられる第1ストッパ62aと、折り曲げられた先端2本のステープル針61a,61bのうちの先頭のステープル針61aが突き当てられる第2ストッパ62bとを有する。針プレート60の上には、ガイド部材63が被せられている。このガイド部材63の先端部分は折り曲げられた2本のステープル針61a,61bの内側に入り込む寸法を有する。
図10は、ステープル針が針ストッパに突き当てられた状態を示す側面図である。
ガイド部材63には、折り曲げられた先端のステープル針61aの上部を覆い下部を露出するように斜面63aが形成されている。またこのガイド部材63は、図示しないバネにより、図10(A)に示す矢印E方向に付勢されている。
ステープラ32には、さらに、ステープル針61一本分の幅とほぼ同じ厚さの針押上部材71と、同様の厚さの針曲げ部材72が備えられている。針押上部材71は、折り曲げられた先頭のステープル針61aの直下に配置され、針曲げ部材72は、先頭から3本目のステープル針61、すなわち、まだ折り曲げられていない先頭のステープル針の直下に配置されている。
ステープラ32に備えられたDCモータ321(図5参照)が回転して駆動軸325が回転すると、針押上部材71が先端のステープル針61aを矢印G方向に押し上げて図示しない用紙束に差し込む。この押し上げ時には、ガイド部材63は、バネ付勢に抗して、図10(B)に示す矢印F方向にステープル針61の1本分の厚さだけ押し戻される。そして針押上部材71により押し上げられたステープルに続いて上昇してきた針曲げ部材72により、折り曲げられていない先頭のステープル針が、ガイド部材63の先端部分をガイドにして折り曲げられる。針押上部材71および針曲げ部材72は、針押上部材71により押し上げられたステープル針61aによる用紙束1束分のとじ動作が終了すると、図10(A)に示す初期位置まで下降する。
図11〜図20は、ステープラによるステープル動作の各ステップにおける部材の動作を示す図である。前述の通り、ステープラ32にはDCモータ321(図5参照)が備えられており、そのDCモータ321の回転により駆動軸325が回転し、この駆動軸325の回転により、ステープル動作に関係する各部材が連携して動作する。
図11は、ステープラに針プレート60を装填した直後の初期の状態が示されている。針プレート60は複数枚重ねられて収容されている。またここには、図9、図10を参照して説明した第1ストッパ62aと第2ストッパ62bとからなる針ストッパ62、針押上部材71、針曲げ部材72のほか、針送り用の板バネ73が示されている。この板バネ73は、積み重ねられた針プレート60のうちの最下層の針プレート60aを針ストッパ62側に送り出す役割りを担っている。またここには、図5等に示す押え部材328を構成する構成部品である、針折曲げ部材74、押え部材75および上部部材76が示されている。針折曲げ部材74は、ステープル針の用紙束を貫通した両端部分を折り曲げて用紙束に押し当てる役割りを担っており、押え部材75は、針折曲げ部材74を上から押える役割りを担っている。また、上部部材76は、用紙束を上から押える役割りを担っている。
図12は、図11に示す状態の次のステップを示している。
ここでは板バネ73により最下層の針プレート60aが矢印H方向に押されて移動し、その針プレート60aの先端の両側が第1ストッパ62aに突き当てられ、さらに上部部材76が、針折曲げ部材74および押え部材75を上に残したまま矢印I方向に下降している。この上部部材76には、針折曲げ部材74が入り込む溝761が形成されており、上部部材76の下降により相対的に針折曲げ部材74が上部部材76よりも上部に移動しその溝761があらわれた状態にある。
次に、図13に示すように、針押上部材71が矢印J方向に上昇するが、この段階では、第2ストッパ62bに突き当てられているステープル針61a(図9参照)は存在せず、したがって針押上部材71は空打ちとなる。この針押上部材71の上昇に伴い針曲げ部材72も上昇し、第1ストッパ62aに突き当てられている先頭のステープル針61の両端部を針プレート60aに対し直角に折り曲げる。この時、板バネ73は、針プレート60aを矢印H方向に付勢し続ける。
次いで、図14に示すように、押え部材75が矢印K方向に下降し、針折曲げ部材74を溝761内に押し込むが、この段階ではステープル針が存在せず空打ちとなる。板バネは73は一旦後方に移動する。
次いで、図15に示すように、上部部材76が針折曲げ部材74および押え部材75とともに矢印L方向に上昇し、針押上部材71および針曲げ部材72が矢印M方向に下降する。針プレート60aは、板バネ73に押されて、折り曲げられた先頭1本分のステープル針61aが第1ストッパ62aを擦り抜け、先頭から2本目の、まだ折り曲げられていないステープル針61bが第1ストッパ62aに突き当てられた状態となる。
次にもう一度、図13〜図15の各ステップを繰り返すと、今度は先頭の2本のステープル針61a,61bが折り曲げられて、図16に示すように、先頭のステープル針61aが第2ストッパ62bに突き当てられた状態となる。
図5に示すセンサ53は、上記のようにして折り曲げられた針プレート60aの先頭のステープル針61aが第2ストッパ62bに突き当てられている状態にあることを検出するセンサである。このセンサ53によりこの状態にあることが検出されると、用紙束をとじる実際のステープル動作の実行が可能となる。
ここで、図13〜図15に示す空打ち動作は、最大13回繰り返される。これは板バネ73による針プレート60aの送り出しに失敗する可能性もあるからである。図13〜図15のステップを13回繰り返してもセンサ53が先頭のステープル針61aの存在を検出しなかったときは、エラー処理が実行される。
図16は、実際のステープル動作開始時の状態を示している。
ここでは、針プレート60aの先頭の2本のステープル針61a,61bが折り曲げられ、先頭のステープル針61aが第2ストッパ62bに突き当てられている。またこの図16には、ステープル針でとじられる予定の用紙束PSも示されている。
次に、図17に示すように、板バネ73が針プレート60aを矢印N方向に押して針プレート60aを針ストッパ62に押し付け、また上部部材76が矢印O方向に下降して用紙束PSを上から押える。このとき溝761が形成される。
次に図18に示すように針押上部材71が矢印P方向に上昇し、先頭のステープル針61aで用紙束PSを貫通させる。また針曲げ部材72も上昇し、2つ隣りの直線形状の先頭のステープル針61の両側部を上向きに折り曲げる。
次いで、図19に示すように、押え部材75が矢印Q方向に下降し針折曲げ部材74が溝761内に押し込まれてステープル針61aの両端が内側に折り曲げられる。溝761は、ステープル針61aの、内側に折り曲げられた両端が互いにぶつからないように若干斜めに形成されている。
次いで図20に示すように、上部部材76が矢印R方向に上昇し、これに伴い、針折曲げ部材74および押え部材75も上部部材76とともに上昇する。また、針押上部材71および針曲げ部材72は、矢印S方向に下降する。針プレート60aは、板バネ73に押されて、次の先頭のステープル針が第2ストッパ62bに突き当てられる。
その後、ステープル針によりとじられた用紙束PSが、図2を参照して説明したようにして、後処理装置30の外部に排出される。
以上の図16〜図20の各ステップが繰り返され、ステープル針61によりとじられた用紙束PSが順次形成される。
図5に示すもう1つのセンサ54は、上記のようにしてステープル針61を消費していった結果、残りのステープル針61の本数が少なくなったことを検出するセンサである。ステープル針61が残り少なくなると、ユーザに向け注意喚起がなされる。
図21は、一連のステープル動作を構成する各工程における動作音波形を示した図である。また、この図21には遮光板51とHPセンサ52も示されている。この図では遮光板51の回転方向は左回りとなっている。
ここでは、一連のステープル動作が、起動工程T1と、とじ工程T2と、復帰工程T3とに分けられている。本実施形態では起動工程T1の時間長t1は、t1=50msecに固定されている。また、とじ工程T2と復帰工程T3との境界は、HPセンサ52の出力の変化で知ることができる。また復帰工程T3の終了タイミング(すなわち初期状態)もHPセンサ52の出力変化により知ることができる。
起動工程T1は、図16に示す初期状態にあるときにDCモータ321(図5参照)への電力供給を開始した時点から50msecの時間である。とじ工程T2は、起動工程T1に続き、図19の状態まで続く工程である。復帰工程T3は、図20を参照して説明した動作を行なう工程である。
ここでは、起動工程T1の時間長をt1、とじ工程T2の時間長をt2、復帰工程T3の時間長をt3であらわす。
図22は、後処理装置におけるステープラの動作制御を担う制御回路のブロック図である。
ここでは、この後処理装置30は、図1に示すプリンタ10に連結されているものとする。
ここには、CPU351、RAM352、モータ駆動部353および発振器354が示されている。これらは、図1等に示す用紙処理制御部35内の構成要素の一部である。
また、ここには、ステープラ32の構成要素として、DCモータ321、前述した各種の機構要素からなるステープル機構39およびHPセンサ52が示されている。
RAM352には、この後処理装置30の電源立ち上げ時に図示しない不揮発性メモリ内に記憶されている後述する各種データが転送され、また、CPU351で動作するステープラ動作制御プログラムもこのRAM352にロードされる。CPU351には、プリンタ10から今回のプリントに用いた用紙の種類(紙種)、ひと束あたりの用紙枚数(ステープル枚数)、用紙束の数等の情報が入力される。これらの情報は、本実施形態ではモータ制御に用いられず、用紙束の形成等に用いられる。また、このCPU351には、HPセンサ52の出力信号も入力され、CPU351ではステープラ32が初期状態にあること、またとじ工程T2から復帰工程T3への切り替わりのタイミングにあることが認識される。
モータ駆動部353では、CPU351により指示を受けたデューティのパルス幅変調電力が生成される。発振器354はモータ駆動部353でのパルス幅変調電力(PWM電力)生成用のクロック信号を発生させる。
ここでPWMとは、周期的なパルス状の波形に電力を変調する技術である。変調された波形でのパルス高はDCモータ321の定格電圧に等しい。そして、変調された波形におけるパルス周期に対するパルス幅の比率は、定格出力に対する実効出力の比率となる。この比率はPWM電力のデューティ(出力比率)と称され、このデューティが調整されることで、PWM電力の実効出力は、0から定格電力までの間で調整される。
モータ駆動部353で生成されたPWM電力はDCモータ321に供給され、DCモータ321はその供給されたPWM電力で回転する。ここで、DCモータ321は、そのDCモータ321に供給されたPWM電力のデューティに概ね沿った回転数で回転する。
ここで、図22に示すCPU351、モータ駆動部353、およびDCモータ321について、図23〜図25を参照して詳しく説明する。
図23は、図22に示すDCモータ321の制御ブロック図であり、図24は、図23に示すモータ駆動部353の回路構成を示す図である。
モータ駆動部353には、図23に示すように、CPU351から4つのモータ制御信号が入力される。このモータ駆動部353は、図24に示すように、4つのFET(電界効果トランジスタ)でHブリッジ回路が構成されたものである。以下、4つのFETのうちの図24における左上のFETをFET1と称し、左下のFETをFET2と称し、右上のFETをFET3と称し、右下のFETをFET4と称する。
FET1およびFET3は、Lレベルのモータ制御信号の入力を受けてON状態となり、Hレベルのモータ制御信号の入力を受けてOFF状態となるFETである。また、FET2およびFET4は、Hレベルのモータ制御信号の入力を受けてON状態となり、Lレベルのモータ制御信号の入力を受けてOFF状態となるFETである。
CPU351からモータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号のうちの第1モータ制御信号はFET1に入力され、第2モータ制御信号はFET2に入力され、第3モータ制御信号はFET3に入力され、第4モータ制御信号はFET4に入力される。
図25は、モータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号とDCモータ321の動作との対応を示す図である。
図25に示すように、第1モータ制御信号と第3モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号であり、第2モータ制御信号と第4モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号であるとき、FET1〜FET4のすべてがOFF状態となる。このとき、DCモータ321の両端子が解放状態となって、DCモータ321がフリーとなる。
また、第1モータ制御信号と第2モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号であり、第3モータ制御信号と第4モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号であるとき、FET1とFET4がON状態、かつFET2とFET3がOFF状態となる。このとき、DCモータ321に、図24における左から右に電流が流れて、DCモータ321がCW回転(時計回りに正転)する。
また、第1モータ制御信号と第2モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号であり、第3モータ制御信号と第4モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号であるとき、FET2とFET3がON状態、かつFET1とFET4がOFF状態となる。このとき、DCモータ321に、図24における右から左に電流が流れて、DCモータ321がCCW回転(反時計回りに逆転)する。
また、第1モータ制御信号〜第4モータ制御信号のすべてがHレベルのモータ制御信号であるとき、FET2とFET4がON状態、かつFET1とFET3がOFF状態となる。このとき、DCモータ321の両端子がグランドとなって、DCモータ321に短絡ブレーキが掛けられる。
また、第1モータ制御信号と第2モータ制御信号と第4モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号であり、第3モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号であるとき、FET1がON状態、かつFET2〜FET4がOFF状態となる。このとき、DCモータ321のグランド側端子が解放状態となって、DCモータ321がフリーとなる。
また、第1モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号であり、第2モータ制御信号〜第4モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号であるとき、FET3がON状態、かつFET1とFET2のFET4がOFF状態となる。このとき、DCモータ321のグランド側端子が解放状態となって、DCモータ321がフリーとなる。
また、第1モータ制御信号と第3モータ制御信号と第4モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号であり、第2モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号であるとき、FET1〜FET3がON状態、かつFET4がOFF状態となる。このとき、DCモータ321の給電側端子が解放状態となって、DCモータ321がフリーとなる。
また、第1モータ制御信号〜第3モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号であり、第4モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号であるとき、FET1とFET3のFET4がON状態、かつFET2がOFF状態となる。このとき、DCモータ321の給電側端子が解放状態となって、DCモータ321がフリーとなる。
DCモータ321は、図25を参照して説明した、以上の8つのモータ制御信号の組み合わせのうちの何れかの組み合わせによって動作する。
ここで、DCモータ321をPWM電力で回転させることを、例えば、DCモータ321がCW回転する場合を例に挙げて説明する。第1モータ制御信号と第2モータ制御信号をLレベルのモータ制御信号とし、第3モータ制御信号をHレベルのモータ制御信号とした状態で、第4モータ制御信号にPWM信号を入力する。このPWM信号は、例えばHレベルのモータ制御信号の割合が75%(デューティ75%のPWM信号)の場合、単位時間の75%がモータに電力が供給される時間、25%がモータに電力が供給されない状態(片側端子解放状態)となり、平均的に見るとデューティ比に近い電流制限を掛けた状態となることでモータ回転数を低下させることができる。
図26は、制御概念図である。
ここで行なおうとしている制御は、各工程ごとにデューティを調整することである。起動工程T1は、DCモータ321の回転を開始させる工程であり、大きなパワーを必要とし、ここではデューティ100%に固定される。起動工程T1の時間長t1は、前述した通り、t1=50msecに固定されている。
次のとじ工程T2では、デューティが調整され、動作音の抑制が図られる。デューティを下げるとDCモータ321の回転数が低下するが、回転数の低下にとどまらず駆動力も低下し、これが低下し過ぎるとステープル動作が正常に行なわれずにとじ不良が発生するおそれがある。そこで、このとじ工程T2のデューティは、とじ不良が発生しない駆動力が確保される最低限のデューティに決められている。ここでは、一例としてデューティ75%とされている。
次の復帰工程T3においてもデューティが調整され、動作音の抑制が図られる。この復帰工程T3でも駆動力が低下し過ぎると復帰動作が不良となるおそれがある。そこで、この復帰工程T3のデューティは、復帰動作の不良が発生しない駆動力が確保される最低限のデューティに決められている。ここでは、一例としてデューティ50%とされている。
ここで、デューティを変化させると、例えば駆動系の慣性やステープラのアシストスプリング(図示せず)の力などの要因によって、DCモータ321の実回転数は時間遅れ等を伴いながらそのデューティの変化に追随することが分かっている。ステープル動作の生産性を確保するためには、デューティの変更タイミングまでは、DCモータ321が、前段のデューティに対応した回転数をきっちりと維持することが必要である。しかし、動作音の的確な抑制のためには、デューティの変更タイミングを過ぎたら、DCモータ321が、後段のデューティに対応した回転数まで素早く減速することが必要である。したがってここでは、デューティを変化させた時点の後にDCモータ321に対し制動を掛けるという制御が行なわれる。
以下では、とじ工程T2および復帰工程T3における動作音を抑制するための制御アルゴリズムを説明する。
図27は、回転開始からデューティを100%→75%→50%と変化させるとともに、デューティを変化させた時点の後にDCモータ321に対し制動を掛けるといったモータ制御信号を示す図である。
ここでは、DCモータ321がCW回転する例が示されている。
起動工程T1では、CPU351からモータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号のうちの第1モータ制御信号と第2モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号とされ、第3モータ制御信号と第4モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号とされている。その結果、FET1とFET4がON状態、かつFET2とFET3がOFF状態となり、DCモータ321がデューティ100%でCW回転する。
とじ工程T2では、CPU351からモータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号のうちの第4モータ制御信号にデューティ75%のPWM信号が入力される。このPWM信号は、Hレベルのモータ制御信号の割合が75%とされた信号であり、単位時間の75%がモータに電力が供給される時間、25%がモータに電力が供給されない状態(片側端子解放状態)となる。
また、このとじ工程T2では、短絡ブレーキ信号を、デューティ変更後2パルスのPWM信号に重畳させている。尚、このパルス数は可変であり、所望のモータ回転特性が得られるように調整が可能である。
ここで、とじ工程T2のうちの図27に示すA、B、Cのタイミングについて詳細に説明する。
図28は、図27に示すAのタイミングにおける、モータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号とDCモータ321の動作との対応を示す図である。
とじ工程T2のうちの図27に示すAのタイミングでは、CPU351からモータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号のうちの第1モータ制御信号と第2モータ制御信号と第4モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号とされ、第3モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号とされている。その結果、FET1がON状態、かつFET2〜FET4がOFF状態となり、DCモータ321のグランド側端子が解放状態となって、DCモータ321がフリーとなる。すなわち、この状態では、DCモータ321の端子間に一巡回路が構成されないのでDCモータ321には駆動トルクも制動トルクも発生しない。そのため、DCモータ321のモータ軸は自由に回転できる状態となり、駆動系の慣性により回転を続け、ゆっくりと回転速度が落ちることとなる。
図29は、図27に示すBのタイミングにおける、モータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号とDCモータ321の動作との対応を示す図である。
とじ工程T2のうちの図27に示すBのタイミングでは、CPU351からモータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号のうちの第1モータ制御信号〜第4モータ制御信号のすべてがHレベルのモータ制御信号とされている。その結果、FET2とFET4がON状態、かつFET1とFET3がOFF状態となり、DCモータ321の両端子がグランドとなって、DCモータ321に短絡ブレーキが掛けられる。すなわち、この状態はDCモータ321の端子が両方とも接地された状態であって、DCモータ321の特性から強力な制動トルクが発生する。そのため、DCモータ321の回転にブレーキがかかり、所望の回転速度まで、より早く減速することが可能となる。この制御状態を長く取ると、ブレーキが利き過ぎる状態となり、所望の回転数(この例ではデューティ75%)を下回ってしまうことがある。そこで、この例のように短絡ブレーキを極短時間だけ発生させることで、精細な速度制御を実現している。
図30は、図27に示すCのタイミングにおける、モータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号とDCモータ321の動作との対応を示す図である。
とじ工程T2のうちの図27に示すCのタイミングでは、CPU351からモータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号のうちの第1モータ制御信号と第2モータ制御信号がLレベルのモータ制御信号とされ、第3モータ制御信号と第4モータ制御信号がHレベルのモータ制御信号とされている。その結果、FET1とFET4がON状態、かつFET2とFET3がOFF状態となり、DCモータ321に、図24における左から右に電流が流れて、DCモータ321がCW回転(時計回りの正転)する。すなわち、この状態は通常のCW駆動であり、タイミングBと組み合わせることで擬似的なトルクコントロールを実現している。
図27に戻り、復帰工程T3について説明する。
復帰工程T3では、CPU351からモータ駆動部353に入力される4つのモータ制御信号のうちの第4モータ制御信号にデューティ50%のPWM信号が入力される。このPWM信号は、Hレベルのモータ制御信号の割合が50%とされた信号であり、単位時間の50%がモータに電力が供給される時間、50%がモータに電力が供給されない状態(片側端子解放状態)となる。
また、この復帰工程T3では、上述したとじ工程T2と同様に、短絡ブレーキ信号を、デューティ変更後2パルスのPWM信号に重畳させている。尚、このパルス数は可変であり、所望のモータ回転特性が得られるように調整が可能である。
以上説明した制御アルゴリズムにより、DCモータ321はモータ制御信号に正確に追従した回転速度で回転する。その結果、駆動力が確保され、かつ動作音が小さいステープル動作が実現される。
尚、上述した実施形態では、用紙の種類(紙種)やひと束あたりの用紙枚数(ステープル枚数)や用紙束の数等の情報は、モータ制御に用いられず、用紙束の形成等に用いられる例について説明したが、デューティとDCモータの回転数は必ずしも一対一の関係ではなく、ステープラの個体差やとじ対象の用紙の紙種や枚数等に応じて大きくばらつくことが分かっているため、ステープル枚数等の情報をモータ制御に用いてもよい。
1A,1B プリントシステム
10 プリンタ
20 用紙搬送装置
30 後処理装置
31 パンチャ
32 ステープラ
33 足部
34 案内部材
35 用紙処理制御部
39 ステープル機構
40 複写機
41 画像読取部
42 操作パネル
43 画像形成部
51 遮光板
52 HP(ホームポジション)センサ
53,53a,54 センサ
60,60a 針プレート
61,61a,61b ステープル針
62,62a,62b 針ストッパ
63 ガイド部材
71 針押上部材
72 針曲げ部材
73 板バネ
74 針折曲げ部材
75 押え部材
76 上部部材
111,431 用紙収容部
112,432 取出しロール
113,433 供給ロール
114,118,121,131,434,21 搬送ロール
115,435 調整ロール
116,440 二次転写ロール
117 定着ロール
119 用紙排出台
120,450 本体制御部
134 パドラ
135 可動板
136 用紙受け台
137 固定板
138 突き当て壁
139 横受け板
321 DCモータ
322 ギア
323 中継ギア
324 駆動ギア
325 駆動軸
326 駆動カム
327 中継カム
327a,328a 回転中心
328 押え部材
331 突起
341,761 溝
342 レール
351 CPU
352 RAM
353 モータ駆動部
354 発振器
PP 用紙
PS 用紙束
R1,R2,R3,R4,R5 用紙搬送路

Claims (6)

  1. モータを備え、該モータの回転による駆動力で、重ねられた複数枚の記録媒体からなる束にステープル針を差し込んで折り曲げるステープル動作を実行するステープラのモータに電力を供給する電力供給部と、
    前記ステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、前記電力供給部に、前記モータに向けて、第1の電力を供給させ、該動作箇所の時点より後の時点では、該電力供給部に、該モータに向けて、該第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる電力制御部と、
    前記動作箇所の時点の後に前記モータに対し制動を掛ける制動部とを備えたことを特徴とするステープラ駆動装置。
  2. 前記モータがDCモータであり、
    前記制動部が、前記モータを短絡させて制動を掛けるものであることを特徴とする請求項1記載のステープラ駆動装置。
  3. 前記モータがDCモータであり、
    前記電力供給部が、前記モータに向けて、前記電力制御部からの指示に基づく出力比率にパルス幅変調された電力を供給するものであり、
    前記電力制御部が、前記動作箇所の時点より前の時点では、前記電力供給部に、第1の出力比率を指示し、該動作箇所の時点より後の時点では、該電力供給部に、該第1の出力比率よりも小さい第2の出力比率を指示するものであることを特徴とする請求項1または2記載のステープラ駆動装置。
  4. モータを備え、該モータの回転による駆動力で、重ねられた複数枚の記録媒体からなる束にステープル針を差し込んで折り曲げるステープル動作を実行するステープラにおけるステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、前記モータに向けて、第1の電力を供給させ、該動作箇所の時点より後の時点では、該モータに向けて、該第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる第1過程と、
    前記動作箇所の時点の後に前記モータに対し制動を掛ける第2過程とを有することを特徴とするステープラ駆動方法。
  5. 記録媒体上に画像を形成する画像形成装置から記録媒体を受け取り、該記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、
    モータを備え、該モータの回転による駆動力で、前記束にステープル針を差し込んで折り曲げるステープル動作を実行するステープラと、
    前記ステープラのモータに電力を供給する電力供給部と、
    前記ステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、前記電力供給部に、前記モータに向けて、第1の電力を供給させ、該動作箇所の時点より後の時点では、該電力供給部に、該モータに向けて、該第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる電力制御部と、
    前記動作箇所の時点の後に前記モータに対し制動を掛ける制動部とを備えたことを特徴とする後処理装置。
  6. 記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部から記録媒体を受け取り、該記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、
    モータを備え、該モータの回転による駆動力で、前記束にステープル針を差し込んで折り曲げるステープル動作を実行するステープラと、
    前記ステープラのモータに電力を供給する電力供給部と、
    前記ステープル動作に含まれた特定の動作箇所の時点より前の時点では、前記電力供給部に、前記モータに向けて、第1の電力を供給させ、該動作箇所の時点より後の時点では、該電力供給部に、該モータに向けて、該第1の電力よりも低い第2の電力を供給させる電力制御部と、
    前記動作箇所の時点の後に前記モータに対し制動を掛ける制動部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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