JP2770545B2 - 記録装置における光学系走査速度制御装置 - Google Patents

記録装置における光学系走査速度制御装置

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JP2770545B2
JP2770545B2 JP8335090A JP8335090A JP2770545B2 JP 2770545 B2 JP2770545 B2 JP 2770545B2 JP 8335090 A JP8335090 A JP 8335090A JP 8335090 A JP8335090 A JP 8335090A JP 2770545 B2 JP2770545 B2 JP 2770545B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機における光学系走査速度制御装置に
関する。とくに本発明は、複写機の光学走査系におい
て、精度の高い速度制御を可能にする速度制御装置に関
する。
〔従来技術〕
複写機においては、複写される原稿は透明プラテン上
に載置され、光学系がこのプラテン上の原稿を走査して
感光体上に原稿像を投影する。この光学系の走査に際し
ては、光学系はホーム位置から走査方向に複写倍率に応
じた一定の走査速度まで加速され、この一定速度を維持
しながら原稿の走査を行い、走査領域を過ぎたところで
減速および戻り方向に加速され、次いで戻り項の定速度
域を経て減速されホーム位置に停止し、一回の走査を完
了する。速度制御の方式としては、制御の精度維持の観
点から、走査中の一定速度の維持のためにはフェーズロ
ックループ(PLL)制御が採用されるが、走査方向の加
速および減速と、戻り方向の駆動における速度制御に
は、光学系駆動用モーターの回転速度をフィードバック
信号として用いる方式の制御が採用される。
ところで、走査領域における光学系の走査速度は複写
機の複写精度および複写速度に大きな影響を有するの
で、走査速度を所定の値に維持することは重要である。
もし、走査速度が所定の値に維持されなかったり、走査
中の速度変動が大きくなったりすると、複写画像に歪み
を生じることになる。しかし、通常の速度制御では、機
械的作動部分の製造上の公差のばらつきや負荷のばらつ
きのため、あるいは電源電圧の変動や回路内の条件のば
らつきのために、精度の高い速度制御を達成することが
できない、という問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって、本発明の目的は、複写機の光学系の走査
のための駆動における速度制御の精度を高めることであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本発明においては、光学系
走査手段の駆動手段に与えられる駆動信号が予定する速
度と実際の速度との間のずれ量を検出し、このずれ量に
基づいて、速度設定手段の設定データを変更する手段を
制御手段に設ける。このずれ量の検出は、記録装置の作
動中あるいは作動をしていないときに、走査領域におけ
る所定の距離の走行時間を検出し、この走行時間と該駆
動信号が予定する走行速度すなわち一定の走査速度とか
ら演算によりずれ量を求める。この演算過程で、走行時
間から実際の走行速度を演算して、この実際の走行速度
と駆動信号が予定する走行速度とから前述のずれ量を演
算してもよい。
このようにして得られたずれ量に基づき制御手段を修
正手段により修正して、ずれ量を減少させる。走査領域
における速度制御がフェーズロックループ方式で行われ
るときには、この制御手段の修正は、走査速度を設定す
るためのリファレンスクロックパルスの周波数または分
周値を変更することにより行うことができる。また、速
度制御が光学系駆動用モーターの回転速度をフィードバ
ック信号として用いる方式で行われるときには、速度テ
ーブルを変更することにより行う。
本発明の記録装置の光学系走査速度制御装置を第1図
について説明すると、プラテン2上に置かれた原稿を光
学的に走査する光学的走査手段3が設けられる。該光学
的走査手段は矢印で示す走査方向に移動してプラテン2
上の前記原稿の光学的走査を行なうのであるが、この走
査手段3の走査のための制御においては、制御手段Mに
よって駆動手段114を制御する。この制御で、走査手段
3は走査領域Sでは一定速度で走行し、走査領域を越え
たところで減速し続いて戻り方向に加速および減速を行
って元位置S0に戻って走査を完了する。この制御手段M
は、走査開始から走査完了までの走査手段の速度を設定
する速度設定手段500と、走査手段の実際の速度を検出
する速度検出手段501と、設定手段500からの信号と速度
検出手段501からの信号とに基づいて駆動手段114に与え
る駆動信号を発生する速度制御手段502を有する。この
速度制御手段502は、走査領域Sにおいて走査手段3を
一定速度で走行させるためのものである。
本発明は、この形式の駆動装置において、制御手段M
には、走査領域Sにおける所定の距離の走行時間を検出
する検出手段503と、駆動信号と走行時間とから該駆動
信号が予定する前記一定速度と実際の速度との間のずれ
量を演算する演算手段504と、該ずれ量に基づいて制御
手段Mを修正して該ずれ量を減少させる修正手段505と
を設けるものである。
〔実施例〕
装置概要 第2図を参照すると、この図には本発明が適用される
複写機1の全体が示されている。この複写機1は、複写
される原稿を載置するためにハウジング1aの上面に設け
られた透明なプラテン2を有する。ハウジング1aの内部
には、プラテン2の下方の位置に感光性の無端ベルト4
からなるマーキング系5が配置されている。プラテン2
と感光性無端ベルト4との間には、該プラテン2上の原
稿を走査して該原稿上の画像をベルト4の上部走行路に
設けられる投影位置4aで該ベルト4に投影するための光
学系3が配置される。ベルト4の下方走行路には現像位
置4bおよび転写位置4cが形成される。
さらに、ベルト4の下方には複写用紙を収納する給紙
トレイ6a、6b、6cが上下方向に間隔をもって設けられて
いる。これらの給紙トレイ6a、6b、6cの出口から送り出
された複写用紙を感光性無端ベルト4の循環経路の下部
に形成される転写位置4cを通して搬送するための用紙搬
送系7が設けられ、該用紙搬送系7は、転写位置4cで転
写された用紙をインバータ9、10に向けて搬送する。最
上段の給紙トレイ6aの上方には、インバータ10から送り
出される片面に複写された用紙を両面複写のために蓄え
るデュプレックストレイ11が配置される。用紙搬送系7
の供給側には用紙を手で供給するための手指しトレイ16
および大容量のトレイ17が設けられる。手指しトレイ16
および大容量のトレイ17とは反対側のハウジング1a側部
には複数のソータ19およびキャッチトレイ20が配置され
ている。
プラテン2の上方には自動原稿送り装置13が配置され
る。自動原稿送り装置13は、原稿トレイ13a上に積み重
ね状態で置かれた複数の原稿を上から順次プラテン2上
に送るためのものである。一組の原稿から複数枚の複写
を行うために原稿を繰り返しプラテン上に供給するドキ
ュメントハンドラを自動原稿送り装置13の代わりに設け
てもよい。自動原稿送り装置13の横には、ユーザーイン
ターフェイス12が配置される。このユーザーインターフ
ェイス12は、使用者が操作するためのスイッチ類とCRT
ディスプレイとを有し、CRTディスプレイには操作の指
示および作動内容が表示される。
自動原稿送り装置13 自動原稿送り装置13の詳細を第3図に示す。この自動
原稿送り装置13は、プラテン2上に配置された原稿送り
ベルト621を有する。ベルト621は、プラテン2の原稿送
り込み側に配置された駆動ローラ619と原稿送り出し側
に配置された遊動ローラ620の回りに張られており、該
ベルト621の下側走行路がプラテン2と対応して間に原
稿を挟んで所定方向に送るように作用する。ベルト621
の上方には原稿601を積み重ね状態で載置する原稿トレ
イ602が配置されている。第3図において右側がトレイ6
02の原稿送り出し側であり、原稿トレイ602の上方で原
稿送り出し側には、送り出しパドル603が配置されてい
る。送り出しパドル603は図示しない駆動手段により矢
印で示す方向に回転駆動され、原稿トレイ602上の原稿6
01を最上方の原稿から順に一枚づつ送り出す。
原稿トレイ602の送り出し側に連続して下向きに湾曲
する原稿搬送路609が形成される。原稿搬送路609には、
原稿トレイ602に近い位置に駆動ローラ605およびこれに
接触する遊動ローラ606からなるローラ対が配置され,
駆動ローラ605は第3図に矢印で示す方向に回転駆動さ
れる。さらに原稿搬送路609に沿ってローラ対605、606
から離れた位置に、駆動ローラ607とこれに対応する遊
動ローラ608からなる第2のローラ対が設けられる。こ
の第2のローラ対607、608は、原稿搬送路609の下向き
湾曲部に配置される。駆動ローラ607は第3図に矢印で
示す方向に駆動される。原稿搬送路609の下部には駆動
ローラ612とこれに対応する遊動ローラ613からなる第3
のローラ対が配置される。駆動ローラ612は、第3図に
示すように遊動ローラ613に接触する位置と、この位置
から上方に変位して遊動ローラ613から離れる位置とに
動かすことができる。駆動ローラ612は第3図に矢印で
示す方向に駆動される。
原稿の送り方向にみてローラ対612、613より下流側に
原稿停止ゲート615が設けられ、上流側では手指し用搬
送路610が搬送路609に合流している。手指し用搬送路61
0に送りローラ623が配置される。原稿搬送路609は、ベ
ルト621の駆動ローラ619の下方、すなわちプラテン2の
原稿送り込み側の端でプラテン2の上面に通じている。
ローラ対605、606とローラ対607、608の間で原稿搬送路
609から分岐し、ベルト621の駆動ローラ619の位置より
僅かに上流側で再び搬送路609に合流するように反転用
搬送路616が形成される。この反転用搬送路616には駆動
ローラ617と遊動ローラ618からなる第4のローラ対が配
置される。プラテン2の送り込み側で原稿搬送路609と
反転用搬送路616との合流部に、ゲート611が設けられ、
第3図に実線で示す搬送路609をプラテン2の上面に接
続する下方位置と、想像線で示す反転用搬送路616をプ
ラテン2の上面に接続する上方位置との間で動かすこと
ができる。プラテン2の送り出し側には、ローラ620と
隣接する位置に、原稿送り出し用ローラ622が配置され
る。
原稿送り出しパドル603にはクリーニング装置が設け
られる。このクリーニング装置は、供給側ロール626aか
ら送り出されて巻き取り側ロール626に巻き取られるク
リーニングテープ625からなり、このクリーニングテー
プ625がパドル603の周面に接触させられる。
第4図は自動原稿送り装置13に設けられるセンサの配
置を示すものである。センサの一部は第3図にも示され
る。原稿トレイ602には該トレイ602上に原稿があるかど
うかを検出する原稿センサS1が配置される。原稿搬送路
609の上部には、ローラ対605、606の出口に原稿の通過
を検出するためのセンサS2が配置される。手指し用搬送
路610の駆動ローラ623の上流側には一対の送りセンサS
3、S4が横方向に間隔をもって配置される。原稿搬送路6
09の下部には、停止ゲート615の上流側に原稿の斜め送
りを修正するためのスキューローラ627が設けられてお
り、このスキューローラ627により原稿の斜め送りが修
正され停止ゲート615により所定位置に停止されたこと
を検出するためにセンサS5が設けられる。ローラ対61
2、613との間の位置には、原稿のサイズを検出するため
のセンサS6、S7、S8、S9、S10が横方向に並んで配置さ
れている。また、送り出しローラ622に近接した位置に
は原稿排出を検出するセンサS11が配置されている。さ
らに、パドルクリーニング装置には、クリーニングテー
プ625の終わりを検出するセンサS12が設けられている。
この自動原稿送り装置13は、プラテンモードとシンプ
レックスモード、およびデュプレックスモードの3種の
作動モードを持つ。プラテンモードは、自動原稿送り装
置13をプラテン2から持ち上げてプラテン2上に原稿を
置き、複写を行う態様である。
シンプレックスモードにおいては、原稿トレイ602上
に原稿601を複写すべき面が上側になるように積み重ね
て載置する。ユーザインターフェイス12上に設けた複写
スイッチ(図示せず)を押すと、駆動ローラ605、607の
駆動が開始され、同時にベルト621の駆動ローラ619の駆
動も開始される。このとき、駆動ローラ612はローラ613
から離された位置にあり、停止ゲート615は搬送路609を
遮断する位置にある。
ここで送り出しパドル603が駆動されると、トレイ602
上の原稿601の最上部の原稿が搬送路609に送り出され、
ローラ対605、606に噛み込まれる。原稿はローラ対60
5、606により搬送路609を送られて、さらにローラ対60
7、608に噛み込まれて送られ、先端が停止ゲート615に
当たる位置に達する。この状態で、原稿はスキューロー
ラ627により位置修正され、同時にセンサS6、S7、S8、S
9、S10により原稿サイズが検出される。ここで駆動ロー
ラ612が下降してローラ613との間に原稿を挟み、停止ゲ
ート615が開いて原稿がベルト621の下方に送り込まれ
る。ベルト621はローラ619により矢印方向に駆動されて
いるので、原稿は複写すべき面を下にしてプラテン2上
に送られる。ここでベルト621の駆動が停止され、複写
が行われる。複写が終了すると、ベルト621が再びロー
ラ619により駆動されて原稿は送り出しローラ622に達
し、該ローラ622により排出される。
手指し用搬送路610から原稿を一枚づつ送る場合も作
動は同様である。送りローラ623を2個並列に配置すれ
ば、同一サイズの原稿を2枚並べて同時に送ることも可
能になる。
デュプレックスモードは、原稿の両面複写のための送
りである。トレイ602に上向きに置かれた側の複写はシ
ンプレックスモードと同様にして行われる。次いで複写
が終了したとき、ベルト621の駆動ローラ619は第3図に
矢印で示す方向とは逆方向に駆動される。停止ゲート61
5は搬送路610を遮断する位置にあり、ゲート611が上方
位置に置かれるので、この状態では逆送りされる原稿は
搬送路610に入らず、反転用搬送路616に入る。したがっ
て、原稿は反転用搬送路616内のローラ対617、618に噛
み込まれ、搬送路616を上方に送られる。この原稿は搬
送路616から搬送路609に入り、ローラ対607、608に噛み
込まれ、搬送路609を下方に送られて先端が停止ゲート6
15に当たる位置に達する。その後は前述したと同様な作
用により原稿がプラテン2上に送り込まれる。このとき
は、原稿は裏面がプラテン2に面して置かれるので、該
裏面が複写される。複写が終わると、ベルト621は矢印
方向に駆動されて、原稿は送り出しローラ622によりプ
ラテン2上から排出される。
光学系3 光学系3はプラテン2上の原稿を走査して複写すべき
画像の光学像を感光性ベルト4上に投影するためのもの
である。この光学系3は、第5図に示すように、第1走
査系Aと第2走査系Bを有する。
第1走査系Aは、第1キャリッジ101上に支持されプ
ラテン2上の原稿をスリット露光するための露光ランプ
102と、同様に第1キャリッジ101に支持されプラテン2
上の原稿からの反射光を横方向に反射するための斜設ミ
ラー103を有する。露光ランプ102は所定のスリット幅で
原稿を露光し、この原稿からの反射光が前述した斜設ミ
ラー103によって横方向に反射される。さらに、プラテ
ン2に平行な方向に間隔をもってプーリ120a、120bが配
置され、これらプーリ120a、120b間に掛け渡されてワイ
ヤケーブル121aが設けられている。第1キャリッジ101
は該ワイヤケーブル121aに結合される。
ワイヤケーブル121aの駆動手段としてモーター114が
設けられる。モーター114の出力軸115には駆動プーリ11
5aが固定され、該駆動プーリ115aは、モーター114の出
力軸と平行に配置した中間軸116上のプーリ116aにベル
ト119aを介して連結されている。中間軸116にはプーリ1
16aと同軸に第2のプーリ116bが固定されている。第1
キャリッジ101が固定されたワイヤケーブル121aは、プ
ーリ116bの下から該プーリ116bの周りに巻かれて該プー
リ116bの上からプーリ120aの下を通りプーリ120bの下に
達する。
第2キャリッジ105にはプーリ122aが回転自在に配置
され、プーリ120bの上からのワイヤケーブル121aは第2
キャリッジ105の該プーリ122aの周りを通り第5図で左
方向に延びてハウジングに固定されている。さらに、プ
ーリ116bの下を通るワイヤケーブル121aは、第2キャリ
ッジ105上のプーリ122aの上からこのプーリ122aの周り
を通り該プーリ122aの下から右方向に延びてハウジング
に固定されている。プーリ116bと第2キャリッジ105上
のプーリ122aとの間で、ワイヤケーブル121aに第1キャ
リッジ101が固定される。このワイヤケーブル121aの配
置により、モーター114が作動して該ワイヤケーブル121
aが第5図に矢印で示す方向に速度V1で移動させられた
とき、第1キャリッジ101は同じ速度V1で同方向に駆動
され、第2キャリッジ105はV1/2の速度で駆動される。
第2走査系Bは、第1走査系Aの第2キャリッジ105
と対称に配置される第3キャリッジ109と第1キャリッ
ジと対称に配置される第4キャリッジ112とを有する。
第3キャリッジ109は一対の斜設ミラー110、111とプー
リ122bを有する。第4キャリッジ112は斜設ミラー113を
有する。
また、この第2走査系Bは、プラテン2に平行に間隔
をもって配置されたプーリ120c、120dと、同じくプラテ
ン2に平行に間隔をもって配置されたプーリ123b、120e
からなる2対のプーリを有する。これらプーリ120c、12
0d、120e、123b間にワイヤケーブル121bが掛け渡されて
いる。ワイヤケーブル121bは、プーリ120dの上側から第
3キャリッジ109上に回転自在に設けられたプーリ122b
の上側に延び、該プーリ122bの周りを通り、下側からプ
ーリ120eの上側に達する。さらに、ワイヤケーブル121b
は、プーリ120eの周りを通りプーリ123bの下側から該プ
ーリ123bの周りを経て第3キャリッジ109上のプーリ122
bの下側に達する。ここでワイヤケーブル121bは第3キ
ャリッジ109上のプーリ122bの周りを通りプーリ120cの
上側から該プーリ120cの周りを経てプーリ120dに延び
る。
モーター114の出力軸115に平行に第2の中間軸117が
配置され、該中間軸117上にはプーリ117aが固定されて
いる。プーリ117aは、ベルト119bを介してモーター114
の軸115上の駆動プーリ115aに連結される。中間軸117に
はプーリ117aと同軸にプーリ117bが設けられている。ま
た、プーリ123bの軸123上には被駆動プーリ123aが固定
され、このプーリ123aがベルト119cを介してプーリ117b
に連結される。このようにして、ワイヤケーブル121bが
モーター114により駆動される。
第4キャリッジ112は、プーリ122bとプーリ120eとの
間でワイヤケーブル121bに固定されている。この配置に
より、第5図に矢印で示す方向にワイヤケーブル121bが
速度V2で駆動されたとき、第4キャリッジ112は同じ速
度で同方向に駆動され、第3キャリッジ109は速度V2/2
で同方向に駆動される。
第3キャリッジ109に設けられた斜設ミラー110は第2
キャリッジ105上のミラー107により反射された光束を下
方に反射するためのものであり、斜設ミラー111はミラ
ー110からの光束を第4キャリッジ112の方向に反射する
ためのものである。第2キャリッジ105上のミラー107と
第3キャリッジ109上のミラー110との間には複写の拡大
または縮小倍率を定めるための変倍レンズ108が配置さ
れている。第4キャリッジ112に設けられる斜設ミラー1
13は第3キャリッジ109上のミラー11からの光束を感光
性の無端ベルト4に向けて下方に反射するためのもので
ある。
第6図は、モーター114の駆動軸115に固定された駆動
プーリ115aと中間軸117に設けられた被駆動プーリ117a
との間の連結関係を示すものである。被駆動プーリ117a
は中間軸117上で回転自在であり、軸117上には電磁クラ
ッチ131が設けられ、該電磁クラッチ131は非励磁状態で
プーリ117aを軸117に結合する。したがって、電磁クラ
ッチ131の非励磁状態では、被駆動プーリ117aがモータ
ー114により駆動される。
このように構成される光学系3において、プラテン2
上の原稿の走査のためにモーター114が作動すると、ワ
イヤケーブル121aが第5図に矢印で示す方向に速度V1
駆動され、第1キャリッジ101がこの速度で同方向に駆
動される。第2キャリッジ105は1/2V1の速度で駆動され
る。このとき、クラッチ131が遮断状態にあれば第2走
査系Bのワイヤケーブル121bは駆動されず、第3、第4
キャリッジ109、112は静止状態にある。感光性の無端ベ
ルト4は第5図に矢印で示すようにプロセス速度Vpで駆
動されており、第2走査系Bの第4キャリッジ112が静
止状態にあるため、原稿の走査光学像は第4キャリッジ
112上のミラー113から固定位置231でベルト4に向けて
投影される。モーター114の速度は、第1キャリッジ101
の走査速度V1がプロセス速度Vpに対して正しい複写倍率
を達成できる値になるように制御される。第1キャリッ
ジ101と第2キャリッジ105の間の速度関係により、原稿
の走査光学像の投影光路長は走査期間中一定に保たれ
る。
クラッチ131が係合状態にあると、第2走査系Bのワ
イヤケーブル121bがモーター114により駆動される。し
たがって、第4キャリッジ112は第5図に矢印で示す方
向に速度V2で駆動され、ベルト4上での露光位置は該ベ
ルト4の移動方向とは逆方向に速度V2で移動する。した
がって、原稿を走査する走査速度V1をプロセス速度Vp
比して高めることができる。この制御モードは、プリセ
ッション・イメージ・システム(PIS)と呼ばれるもの
で、複写倍率の大きい複写時にこの制御モードを使用す
ると原稿走査速度を高くできるので有利である。本実施
例では、複写倍率が90%以上のときにこの制御モードを
使用する。プリセッション・イメージ・システムでの第
4キャリッジ112の移動速度V2は、モーター114の軸115
上のプーリ115aと軸117上のプーリ117aの間の有効径比
で定まる。
変倍レンズ108の構成 第7図および第8図に変倍レンズ108の構成を示す。
変倍レンズ108はレンズキャリッジ135に横方向に設けた
支持軸136上に摺動自在に支持されている。このキャリ
ッジ135にはレンズ横方向駆動モーター137が設けられ、
このモーター137の駆動軸はワイヤケーブル(図示せ
ず)によりレンズ108に結合されている。したがって、
レンズ横方向駆動モーター137の作動によりレンズ108が
横方向すなわち第7図において上下方向に駆動される。
レンズ108のこの横方向の移動は、ベルト4上における
画像の横方向位置調整のためのものである。このレンズ
108の横方向移動の制御は、モーター137によらず、第7
図に示す案内レール141を設けて、レンズ108に縦方向の
移動を生じた時、その縦方向移動に対応する量だけレン
ズ108に横方向移動を生じるように構成してもよい。
レンズキャリッジ135は複写機のハウジングに設けた
縦方向支持軸139上に摺動自在に支持されており、該ハ
ウジング上に設けた縦方向駆動モーター140により、ワ
イヤケーブル(図示せず)を介して駆動される。したが
って、変倍レンズ108はモーター140により縦方向に駆動
される。レンズ108のこの縦方向の駆動は、レンズの倍
率調整のためのものであり、レンズ108の縦方向位置に
応じてレンズ108内の変倍機構が作動して所望の倍率が
得られる。レンズキャリッジ135には大径プーリ144が回
転自在に支持されており、該大径プーリ144の周辺部に
ローラすなわちカムフォロワー142が支持されている。
ローラ142はハウジングに設けたカム143に接触してお
り、レンズキャリッジ135がモーター140により縦方向に
駆動されたとき、カム143に沿って移動し、大径プーリ1
44を回転させる。
プーリ144にはワイヤケーブル145が結合されている。
前述したプーリ120cは、ハウジングに対して支持軸139
と平行な方向に移動可能に配置された第2走査系Bの取
り付け台146上の軸146aに回転自在に支持されている。
そして、ワイヤケーブル145の他端は、この軸146aに結
合されている。プーリ144は、第9図において反時計方
向に、すなわちワイヤケーブル145を巻き込む方向にば
ね付勢されており、取り付け第146上の軸146aは第5図
および第7図において右方向にばね付勢されている。
この構成により、レンズ108が縦方向に駆動されたと
き、第2走査系Bとレンズ108との間の距離が変えら
れ、倍率が調整される。同時に、軸146aの位置が調節さ
れ、レンズ系の倍率変更に伴い、光路の共役長が変更さ
れる。
変倍レンズ108の射出側には第8図に示すようにシャ
ッタ147が設けられる。このシャッタ147は、シャッタ駆
動ソレノイド149によりリンク機構148を介して開閉駆動
される。原稿の走査中は該シャッタ147は開放状態に、
非走査中は閉鎖状態にされる。このようにシャッタ147
を設けて開閉制御することの理由は、ベルト4上の画像
枠と画像枠との間で電気潜像の形成を防止して、この領
域に画像濃度検出のためのパッチの形成を可能にするた
めと、プリセッション・イメージ・システム・モードに
おいて、走査終了後に第2走査系Bが復帰する際に、ミ
ラー113の投影位置がベルト4上の潜像に追いついて該
潜像を消してしまうのを防止すること、および複写機の
プラテンカバーが開けられたときに、ベルトに外乱光が
入射して該ベルト4の疲労を助長するのを防止すること
である。
無端ベルト4まわりの配置 感光性無端ベルト4のまわりには、該ベルト4の移動
方向にみて露光位置231より上流側に、該ベルト4に一
様帯電を与えるための帯電装置211が配置される。さら
に、露光位置231より下流側には、縁部間や像間のよう
な不要な像のイレーズを行うためのイレーズランプ215
が配置されている。また、イレーズランプ215の付近に
は、画像濃度検出手段が設けられる。この画像濃度検出
手段は、ベルト4上に形成される電気潜像と電気潜像と
の間に静電的にパッチを形成し、該パッチ部の電位を検
出することにより、複写画像の濃度を予測するものであ
る。このために、パッチ状の静電荷を与えるパッチジェ
ネレータ212が設けられ、該パッチジェネレータ212の下
流側にパッチ部の静電電位を検出するための電位センサ
214が配置される。
現像位置4bには第1現像装置216と第2現像装置217
が、ベルト4の移動方向にみてこの順序で配置されてい
る。本実施例においては、第1現像装置216は黒色トナ
ーによる現像のためのものであり、第2現像装置217は
カラートナーによる現像のためのものである。これらの
現像装置により、部分カラー、マーキングカラー等複数
の色を使用した各種の編集が可能になる。
現像位置4bに続いて下流側に設けられる転写位置4cに
は、最上流側にプリトランスファコロトロン218が配置
される。このプリトランスファコロトロン218より下流
側に転写用コロトロン220が配置される。ベルト4の裏
側にはプリトランスファランプ225が配置されている。
このプリトランスファランプ225は、転写前にベルト4
の裏側から該ベルト4を照射してトナーの電気的付着力
を弱め、トナーの移動を容易にするためのものである。
転写用コロトロン220の下流側にはデタックコロトロ
ン221が配置される。このデタックコロトロン221は、画
像が転写された転写用紙に交流コロナ放電を与えて、該
用紙をベルト4から剥がし易くするためのものである。
デタックコロトロン221の下流側には転写された用紙を
ベルト4から剥がすためのストリップフィンガ222が配
置される。ストリップフィンガ222の直ぐ下流側には、
用紙が剥がされずにベルトに付着したままになっている
ことを検出するポップセンサ223が設けられる。
転写が終了したベルト4を清掃するために、ポップサ
ンセ223の下流側にプリクリーンコロトロン224が設けら
れる。また、プリトランスファランプ225の光は、該プ
リクリーンコロトロン224より僅か下流側でベルト4の
裏側に当てられるようになっており、コロトロン224か
らの交流コロナ放電とランプ225からの光照射とにより
ベルト4上の電荷が除去される。ベルト4上に残存する
トナーを掻き落とすために、ドクターブレード226が設
けられる。
転写位置4cのプリトランスファコロトロン218の下流
側には濃度センサ219が配置され、パッチジァネレータ2
12により形成されたパッチ部におけるトナー濃度を測定
する。このパッチ部のトナー濃度によりトナーの付着状
態を検出することができる。また、ベルト4の移動速度
を検出するために、ベルト孔センサ213が設けられてお
り、該センサ213は、ベルト4の縁部に形成した孔を検
出してベルト4の移動速度を算出するための信号を発生
する。
用紙搬送系7 用紙搬送系7には、先に述べたように異なる寸法の用
紙を収納する給紙トレイ6a、6b、6cが上下に間隔をもっ
て配置されている。第2図に示すように、給紙トレイ6
a、6b、6cからの給紙路7aは、トレイの出口から上方に
延びて転写位置4cに達する。第9図を参照すると、トレ
イ6a、6b、6cの出口部には、それぞれ送り出しロール装
置511が設けられて、トレイ内の用紙を上から1枚ずつ
順に送り出す。転写位置4cでは、用紙は感光性ベルト4
の下側の面に接して置かれ、ベルト4上の現像されたト
ナー像が該用紙に転写される。
転写された用紙は、搬送路501を経て用紙排出口502に
向けて送られる。この搬送路501には、転写された画像
を用紙に定着するための定着用加熱ロール232と該過熱
ロール232に対向する加圧ロール233が配置される。さら
に、これらローラ232、233の下流側にゲート503が設け
られ、このゲート503は、用紙の送りを用紙排出口502ま
たはインバータ10に向けて切り換える。インバータ10へ
の搬送路501aにはゲート505およびゲート506が設けられ
る。ゲート505は片面に画像が転写された用紙を必要に
応じて両面複写のための用紙戻り通路509に導くための
もので、このゲート505が戻り通路509に用紙を導く切り
換え位置にあるときは、用紙は搬送路501aから戻り通路
509に入ってローラ509aに噛み込まれ、ローラ509aによ
り、両面複写用のデュプレックストレイ11に送り込まれ
る。用紙は、このトレイ11内に画像面を下にして積み重
ねられる。
次いで、裏面の複写を行うとき、トレイ11内に片面複
写された用紙がトレイ11から順に送り出され、搬送路11
aから搬送路7aを経て転写位置4cに送られる。
インバータ10は、片面に複写された用紙にさらに別の
画像を重ねて複写する合成モードのために設けられる。
この合成モードにおいては、ゲート505は通路501aから
の用紙をインバータ10に導く位置に切り換えられ、ゲー
ト506はゲート505を通過した用紙をインバータ10に導く
位置に置かれる。このとき、インバータ10の入り口部の
ローラ10aは用紙をインバータ10に向けて送る方向に回
転する。用紙後端がゲート506を通過したとき、該ゲー
ト506が切り換えられ、同時にローラ10aの回転方向が逆
転する。そこで、用紙はローラ10aにより駆動され、ゲ
ート506の案内によりデュプレックストレイ11に送り込
まれる。このとき、用紙は、複写された側を上にしてト
レイ11内に積み重ねられる。
この複写面を上にしてトレイ11に収容された用紙は、
該トレイ11から搬送路11aおよび搬送路7aを経て転写位
置に送られる。用紙は転写位置で複写面が上になる状態
にあり、この複写面に再び別の画像が転写される。
ゲート503が用紙を排出口502に導く位置に切り換えら
れているときには、用紙はそのまま排出口502に向けて
搬送路501bに送り込まれる。搬送路501bにはゲート507
が設けられている。このゲート507は、切り換え位置に
あるとき、搬送路501bを通る用紙をインバータ9に導く
ように作用する。インバータ9の入り口部に設けられた
ローラ9aは、該インバータ9に導かれた用紙の後端がゲ
ート507を通過したとき、回転方向が逆転し、用紙を排
出口502に向けて送り出す。したがって、用紙は複写さ
れた面を上にして排出口から送り出される。
制御装置 第10図に、本実施例における制御装置の機能ブロック
を示す。この制御装置は、メイン基板31上のシーケンス
マネジャー(SQMGR)サブシステム32、複写用紙送給(C
HM)制御用サブシステム33、感光性無端ベルト4の制御
(IMM)のためのサブシステム34、マーキングサブシス
テム35およびベルト4上の不要像の消し込み(IEL)の
ためのサブシステム40を有する。また、メイン基板31の
外にはユーザーインターフェイス(U/I)サブシステム3
6、送り込み(INPUT)制御用サブシステム37、送り出し
(OUTPUT)制御用サブシステム38および光学系(OPT)
制御用サブシステム39が設けられる。
シーケンスマネジャーサブシステム32は、ユーザーイ
ンターフェイスサブシステム36から複写モードの設定情
報を受信し、効率良く複写作業ができるように各サブシ
ステムに作業指示を出すとともに、各サブシステムの状
態を常時監視し、異常が発生したときには速やかに状況
判断をして処置を行う。複写用紙供給制御用サブシステ
ム33は、用紙収納トレイ6a、6b、6cやデュプレックスト
レイ11、手指しトレイ16等の制御および複写用紙の送り
やパージの制御を行う。ベルト4の制御のためのサブシ
ステム34は、感光性無端ベルト4上での複写区画割り当
て、ベルト4の走行および停止の制御、ベルト駆動用モ
ーターの制御等、ベルト4まわりの制御を行う。マーキ
ングサブシステム35は、コロトロンや露光ランプ、現像
装置およびベルト4の電位の制御、トナー濃度の制御を
行う。
ユーザーインターフェイスサブシステム36はユーザー
インターフェイス12のすべての制御、複写機の状態表
示、複写モード決定等の作業管理および作業リカバリを
行う。送り込みサブシステム37は、原稿の自動送りや半
自動送り、大型サイズの原稿の送り、コンピュータフォ
ーム原稿の送り、原稿の2枚自動送り、原稿の繰り返し
自動送り、原稿サイズの検知等を行う。送り出しサブシ
ステム38は、ソータ等を制御し、複写された用紙をソー
ティングやノンソーティング、スタッキング等の各モー
ドに応じて送ったり、綴じ込みしたりするための出力を
発生する。サブシステム40は、ベルト4上の不要像の消
し込み、画像領域より前側および後側の部分の消し込
み、編集モードに応じた像の消し込み等を行う。光学系
制御用サブシステム39は、原稿露光のための走査、レン
ズの移動、シャッタの制御、PISモードと非PISモードの
切り換え、キャリッジ移動の制御等を行う。
第11図は、制御装置の具体的構成を示すものである。
メイン基板31上に形成されたメインCPU41にはシーケン
スマネジャーサブシステム32およびサブシステム33、34
が形成されている。この他、マーキングサブシステム35
のためのマーキング用CPU42および消し込み用サブシス
テム40のための消し込みCPU47がメイン基板31上に形成
されている。ユーザーインターフェイス用サブシステム
36のためにはCPU46が、送り込み用サブシステム37およ
び送り出し用サブシステム38のためにはCPU43およびCPU
44がそれぞれ設けられている。光学系制御用サブシステ
ム39のためには、CPU45が設けられる。CPU41、42、43、
44、45、46、47はシリアルバス53により互いに接続され
る。
IMMサブシステム34 このサブシステム34は、IELサブシステム40とシリア
ルバス53によるシリアル通信を行うとともに、ホットラ
インにより割り込み信号を送って像形成の管理を行なう
ものであり、感光性ベルト4に形成した孔を検出してベ
ルト4の駆動の制御を行い、ベルト4の一周のバラツキ
に対してピッチや画像位置合わせの補正などの画像枠の
管理、低温環境の場合に定着用加熱ローラ232の空作動
を行わせるなどの処理を行うための定着装置の監視、複
写機の作動準備、画像先端および後端の縁消し、電位ト
ナー濃度調整用の静電パッチの形成、ドクターブレード
226とベルト4おの間の潤滑のためのブラックバンドの
形成など、複写サイクルの管理、ジャムやハードダウン
などの異常時の停止、トナーの空検知、トナー回収ボト
ルの満杯検知、現像器管理、プラテン原稿サイズ検知、
故障検知などの機能を果たす。
IMMサブシステム34は、各部のセンサから検出信号が
入力されてIELサブシステム40、マーキングサブシステ
ム35、CHMサブシステム33に制御信号を送り、またメイ
ンモータを駆動制御してプロセスのコントロールを行っ
ている。たとえば、トナー残量の検知のために、黒色ト
ナーボトル261、カラートナーボトル262におけるトナー
の検出信号が入力される。光学系では、キャリッジ10
1、112の位置を検知する位置センサ155、156a、156bが
設けられ、これらのセンサ155、156a、156bからの信号
が入力されて、ホームポジション、スタート位置、IEL
制御開始位置、露光開始位置などの信号が入力される。
また、プラテン2上の原稿サイズを検出するセンサS6
S10からの原稿サイズ信号がサブシステム34に入力され
る。
ベルト孔センサ213からは孔検出信号が入力され、ベ
ルト2の駆動モータ264、265を制御してプロセススピー
ドの制御を行っている。駆動モータは2個設けて効率の
よい動作点で運転できるようにし、負荷の状態に応じて
モータのパワーを効率よく出せるようにし、またモータ
による回生制動、逆転制動を行っている。モータによる
ベルト2の駆動はベルトクラッチ267を介して行ってお
り、ベルトクラッチ信号によりクラッチ制御を行って起
動、停止の滑らかなベルト駆動を行うようになってい
る。
IMMサブシステム34はIELサブシステム40たはシリアル
通信を行うと共に、ホッテライインを通じて割り込み信
号を送っており、IELイメージ信号、ADCパッチ信号、IE
Lブラックバンド信号を送出している。ADCパッチ信号が
加えられているのは、IELサブシステム40により、パッ
チジェネレータ212で形成されたパッチ領域の形状、面
積を規定すると共に、電荷量を調整して静電電位を500
〜600Vの一定電位に調整するためである。IELブラック
バンド信号はドクターブレード226によりベルト4を損
傷しないように、所定間隔毎に像間にブラックバンドを
形成してトナーを付着させ、一種の潤滑剤の役割りを行
わせるためのものであり、特に白紙に近いような状態の
コピーにおいて、トナー量が極めて少ないときでもベル
ト4を損傷しないようにしている。またベルトに伸縮が
ある場合にはベルトホール信号を基準にしてピッチ信号
を出し、ホール検出時に補正をかけてピッチ間のインタ
ーバルを一定に保つようにしている。
さらに、サブシステム34は、マーキングサブシステム
35との間でホットラインによる通信を行っており、ベル
ト4に故障が生じた場合の故障位置信号がサブシステム
35からサブシステム34に入力される。また、サブシステ
ム34は、パッチ形成要求信号、バイアス要求信号、ADC
要求信号をサブシステム35に向けて送出する。マーキン
グサブシステム35は、これらの信号を受けてパッチジェ
ネレータ212を駆動してパッチを形成すると共に、ESVセ
ンサ214を駆動して静電電位を検出し、また現像器216、
217を駆動してトナー画像を形成している。またプリト
ランスファコロトロン218、トランスファコロトロン22
0、デタックコロトロン221の駆動制御を行っている。
また、カラー現像器ユニットが装着されているか否か
の検知信号がIMMサブシステム34に入力され、現像器の
トナーが黒色かカラーかの情報がこのサブシステム34に
与えられる。
CHMサブシステム34に対しては、IMMサブシステム34は
位置合わせトリガ信号を送ってタッキングポイントで用
紙と像の先端が一致するように制御する。位置合わせゲ
ートの開くタイミングを補正する必要がある場合は、サ
ブシステム34がその補正量を算出して送る。ドクターブ
レード226で掻き落としたトナーは回収トナーボトル268
に回収される。このボトル268内のトナー量は回収ボト
ルセンサ(図示せず)により検出され、その検出信号が
サブシステム34に入力されて、ボトル268内の回収トナ
ー量が所定量を超えると警報を発するように構成されて
いる。
光学系の制御 第13図に光学系制御用サブシステム39の接続関係を示
す。先に述べたように、光学系用のCPU45は、メインCPU
41とシリアルバス53およびホットラインにより接続さ
れ、メインCPU41から送信される各種の動作指令に応じ
てベルト4上に潜像を形成するために、各キャリッジお
よびレンズ系の作動制御を行う。制御用電源152は、ロ
ジック用の5V、アナログ用の15V、ソレノイドおよびク
ラッチ用の24V電源を有する。モーター用電源153は、38
Vの電力を供給する。
キャリッジ101の位置センサ155は、第1キャリッジ10
1が原稿レジスト位置に来たときに原稿レジスト信号を
発生する。この信号は、光学系のCPU45に送られ、レジ
ストレーションを行うための位置あるいはタイミングを
決定したり、第1走査系Aのホーム位置を決定するため
の基準になっている。また、キャリッジ101の位置を検
出するセンサ156aは、原稿レジスト位置と第1走査系A
の停止位置との間の所定位置に配置され、第1走査系A
の位置を検出して位置信号を発生する。また、第2走査
系Bのキャリッジ112の位置センサ156bは、第2走査系
Bの位置を検出して信号を発生する。
第13図において、モーター114の出力軸115にロータリ
エンコーダ157が設けられ、このエンコーダ157が、モー
ター114の回転角に応じて90゜位相のずれたA相および
B相のパルス信号を出力する。CPU45に形成した光学系
サブシステム39は、このエンコーダ157の信号を受けて
第1、第2光学系A、Bの作動をモニターし、光学系の
作動制御を行う。
光学系サブシステム39は、変倍レンズ108の位置を制
御するモーター137、140に作動信号を与える。レンズ10
8の縦方向および横方向のホーム位置はホームセンサ16
1、162により検出され、サブシステム39に入力される。
また、光学系には変倍レンズ108の他に、画像の縦横の
倍率を変更するための円柱レンズのようなレンズ(図示
せず)が出入り自在に設けられており、このレンズを投
影光路に挿入しまたは引っ込めるために、ソレノイド15
9が設けられている。この縦横の倍率を変更するための
レンズは、たとえばA列またはB列のサイズの原稿から
米国のリーガルサイズまたはレターサイズへの複写、あ
るいはその逆の複写の場合に使用されるものである。サ
ブシステム39は、このソレノイド159にも作動信号を出
力する。ソレノイド159の位置はスイッチ160により検出
され、この検出信号はサブシステム39に入力される。
その他にも、レンズ108のシャッタ147を作動させるた
めのソレノイド149、大画面原稿処理機能(LDC)のロッ
クを行うLDCロックソレノイド131およびプリセッション
・イメージ・システム・モード(PIS)での作動のため
のクラッチ131を係合させるソレノイドに信号が与えら
れ。変倍レンズの横方向位置および縦方向位置はセンサ
161、162により検出され、その検出信号は光学系CPU39
に入力される。大画面原稿処理機能を作動させる場合に
は、第1走査系Aの第1キャリッジ101が所定位置にロ
ックされ、原稿は感光性ベルト4の走行速度に同期した
速度でプラテン2上を送られる。プリセッション・イメ
ージ・システム・モードの作動においては、クラッチ13
1が係合させられて、第2走査系Bのキャリッジ109、11
2が第5図の矢印方向に駆動される。
光学走査系の作動 プラテン2上の原稿を光学的に走査する場合には、モ
ーター114が作動して第1走査系Aの第1キャリッジ101
および第2キャリッジ105が駆動される。第19図は第1
キャリッジ101の動きを示す図表である。第14図におい
て、複写開始用スイッチが操作されると、メインCPU41
と光学系CPU45との間にあらかじめ定められた動作コマ
ンドと応答コマンドの授受がありキャリッジ101の移動
が開始される。この移動過程において、aは加速段階で
あり、キャリッジ101は複写倍率に応じた走査速度Vs
で加速される。走査速度Vsに達するとキャリッジ101は
定速度走行に移る。この定速度走行段階をbで示す。こ
の定速度走行段階においてプラテン2上の原稿の光学的
な走査が行われる。プラテン2上の走査区域を通過する
と、キャリッジ101の減速が行われる。この減速段階を
cで示す。キャリッジ101の速度が0になり、次いでキ
ャリッジ101は戻り方向に加速されるが、この減速と戻
り方向の加速とは連続的に行われる。第19図には、戻り
方向の加速段階をdで示してある。さらにキャリッジ10
1は、戻り方向の定速度走行段階eを経て減速段階fに
移り、gにおいて停止する。
このキャリッジ101の移動の制御において、定速度走
行段階bは、原稿の光学的な走査のために重要であり、
精度の高い定速度制御を行う必要がある。このために、
通常は、この段階bではフェーズロックループ制御が行
われる。また、減速段階c、戻り方向の加速段階d、戻
り方向の定速度走行段階eおよび戻り方向の減速段階f
は、複写速度に与える影響が大きい。もし、これらの段
階の制御が第14図に想像線で示すように予定された加速
度および速度から遅れるようであれば、複写速度の低下
の問題が生じる。加速段階a、減速段階c、戻り方向の
加速段階d、戻り方向の定速度走行段階eおよび戻り方
向の減速段階fにおけるキャリッジ101の速度制御に
は、キャリッジ駆動モーター114の出力軸115に設けたエ
ンコーダーにより実際のモーター速度を検出し、この検
出された速度を、あらかじめ設定された目標速度と比較
して、速度のずれ量を補正することにより目標速度を達
成する、いわゆるフィードバック制御が採用されてい
る。しかしながら、実際には、種々の要因により目標速
度が達成できず、第14図に想像線で示すようなずれを生
じることがある。このような問題を解決し、精度の高い
速度制御を達成するための手段について以下に説明す
る。
実施例1(第15、16、17、18図) 第15図において、光学系制御用のCPU39は、加速段階
a、減速段階c、戻り方向の加速段階d、戻り方向の低
速度走行段階eおよび戻り方向の減速段階fにおける第
1キャリッジ101の目標速度を設定し、この設定速度信
号S1を目標速度設定回路すなわちデジタル・アナログ変
換器500に入力する。デジタル・アナログ変換器500は、
CPU39からの信号を受けて目標速度信号を出力する。第1
9図に、デジタル・アナログ変換器500から出力される目
標速度のデータテーブルにより生成される速度プロフィ
ルの例を示す。図において、l1は標準的な設定速度の線
を示し、l2、l3はより急激な戻り速度の設定を、また
l4、l5はより緩やかな戻り速度の設定をそれぞれ示す。
キャリッジ駆動用モーター114の出力軸の回転速度は
エンコーダー157により検出され、その検出信号S2は速
度検出回路501に入力されて該速度検出回路501において
キャリッジ速度信号S3が形成される。設定速度信号S1
キャリッジ速度信号S3は比較器502に入力され、この比
較器502において比較されて2つの信号の差信号S4が形
成される。この差信号S4はフィルタ回路503を経てモー
ター駆動回路504に与えられ、設定速度信号に差信号が
加えられてキャリッジ速度と設定速度との差が減少する
ようにモーター速度を制御する。
本実施例においては、キャリッジ101の定速走行段階
bの範囲内において、キャリッジ101の位置を検出する
一対の位置センサPS1、PS2が設けられる。これらのセン
サPS1、PS2は所定の距離Lを置いて配置される。そし
て、走査作動中または非作動中にキャリッジ101を動か
して、キャリッジ101がセンサPS1、PS2間を通過するに
要する時間を測定して、必要に応じてデジタル・アナロ
グ変換器500の目標速度データテーブルの修正を行って
精度の良い速度補正ができるようにする。第16図にこの
手順を示す。
第16図において、走査の開始後にセンサPS1がキャリ
ッジ101を検出したとき時間Tのカウントを開始し、セ
ンサPS2がキャリッジ101を検出したとき時間Tのカウン
トを終了する。そして、カウントした時間TとセンサPS
1、PS2間の距離Lからキャリッジ101の速度Vを計算す
る。PLLモードの速度制御を行うときには、第17図に示
す方法でリファレンスクロックの分周値を補正する。す
なわち、第17図において、モーター114の回転速度を検
出するためのエンコーダー157からのパルス信号が符号P
1で示されており、このエンコーダーパルス信号P1の立
ち上がりに同期してモーター114の駆動用パルス信号P2
が発生する。この駆動用パルス信号P2は幅taを有する
が、加速を緩やかにするためにはパルス幅をt1まで減少
し、加速を急激にするためにはパルス幅をt2のように大
きくする。
また、モーター114の速度信号に基づく速度制御を行
う場合には、デジタル・アナログ変換器500の変換用デ
ータテーブルを、たとえば線l1から線l2にまたは他の線
l3、l4、l5のいずれかに変更することにより、制度の高
い速度補正が可能になる。たとえば、設定速度信号に比
して実際に速度が遅いときには、デジタル・アナログ変
換器500からの出力信号の電圧が高くなるようにデータ
テーブルを修正する。この修正は、定期的なサービスの
ときに行うようにしてもよいし、また複写機の始動時に
行うことも可能である。さらに一回の複写作業ごと、あ
るいは一走査ごとに行っても良く、また定期的に時間を
定めて自動的に行っても良い。
速度設定値は上述のように2つとは限らず、もっと多
数の速度を設定して平均値を求めることも可能である。
また、第18図に示すように、デジタル・アナログ変換
器500に2つの異なる速度V01、V02を設定し、それぞれ
の設定速度V01、V02に対応する速度V1、V2を測定して、
第20図に示すように(V2−V1)/(V02−V01)の演算を
行って、オフセット値Vsを求め、この演算結果に基づい
てデータテーブルの修正を行うこともできる。
〔効 果〕
以上述べたように、本発明においては、キャリッジを
走査させるためのモーターに与えられる速度設定信号と
実際の速度とを比較して、個々の装置に固有の誤差を検
出し、最適な走査速度が得られるように補正を行うの
で、装置の使用による経時変化や負荷変動あるいは製造
時の公差のばらつきに基づく速度誤差を修正でき、かつ
電源電圧の変動や回路中の定数のばらつきを定期的ある
いは作動中に最適な状態に修正できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の適用される複写機の全体を概略的に示す正面図、第
3図は第2図の複写機に使用される原稿自動送り装置の
断面図、第4図は第2図ないし第3図の複写機における
各センサの配置を示す平面図、第5図は光学系を示す断
面図、第6図は光学系の駆動装置の一部を示す部分平面
図、第7図は光学系の変倍レンズの駆動機構を示す平面
図、第8図は変倍レンズのシャッタ機構を示す平面図、
第9図は用紙搬送系を示す断面図、第10図は複写の制御
装置を示すブロック図、第11図は制御装置の構成を示す
系統図、第12図は制御装置と複写機の光学的走査機構と
の関係を示す概略図、第13図は光学系の制御装置の構成
を示す概略図、第14図は光学系のキャリッジの走査作動
を示す図表、第15図はキャリッジ駆動用モーターの速度
制御装置のブロック図、第16図は速度補正のための速度
偏差計算方法の一例を示すフローチャート、第17図はモ
ーター駆動パルス幅の制御の例を示す図表、第18図は他
の方法を示すフローチャート、第19図はキャリッジの戻
り作動での速度制御用データテーブルの例を示す図表、
第20図は第18図の方法による制御の例を示す図表であ
る。 2……プラテン、3……光学系、 4……感光性ベルト、4a……投影位置、 4b……現像位置、4c……転写位置、 101、105、109、112……キャリッジ、 108……変倍レンズ 114……モーター、 216、217……現像装置、 39……光学系制御用サブシステム。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動手段を有し走査方向に移動してプラテ
    ン上の原稿を走査する光学的走査手段と、前記光学的走
    査手段に走査のための走行を行わせるように前記走査手
    段の前記駆動手段を制御する制御手段とを有し、前記制
    御手段は、走査領域において一定速度で前記走査手段が
    走行するように前記走査手段の速度を設定する速度設定
    手段と、前記走査手段の実際の速度を検出する速度検出
    手段と、前記速度設定手段の設定素度と前記速度検出手
    段の検出速度とに基づいて前記駆動手段に与える駆動信
    号を発生して前記走査領域で前記走査手段の前記一定の
    速度を実現させる速度制御手段とを有する、記録装置に
    おける光学系走査速度制御装置において、前記制御手段
    には、前記走査領域における所定の距離の走行時間を検
    出する検出手段と、前記駆動信号と前記走行時間とか
    ら、該駆動信号が予定する前記一定速度と実際の速度と
    の間のずれ量を演算するずれ量演算手段と、前記ずれ量
    に基づき前記制御手段を修正して前記ずれ量を減少させ
    る修正手段が設けられたことを特徴とする、記録装置に
    おける光学系走査速度制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した制御装置において、前
    記ずれ量演算手段は、前記走行時間から実際の走行速度
    を演算する速度演算手段と、前記実際の走行速度と前記
    駆動信号とから該駆動信号が予定する速度と実際の速度
    との間のずれ量を演算する手段とからなる記録装置にお
    ける光学系走査速度制御装置。
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