JPH0522933U - 自動車用オートチエンジレバーのキーインターロツク装置 - Google Patents

自動車用オートチエンジレバーのキーインターロツク装置

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JPH0522933U
JPH0522933U JP8068491U JP8068491U JPH0522933U JP H0522933 U JPH0522933 U JP H0522933U JP 8068491 U JP8068491 U JP 8068491U JP 8068491 U JP8068491 U JP 8068491U JP H0522933 U JPH0522933 U JP H0522933U
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JP
Japan
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detent pin
lock member
key
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JP8068491U
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豊 坂本
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Delta Kogyo Co Ltd
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用オートチェンジレバーのキーインタ
ーロック装置において、誤操作を未然に防止して安全性
を向上させる。 【構成】 チェンジレバー10のパーキングレンジP
で、他レンジR〜1からパーキングレンジPに移動した
ディテントピン12の他レンジ方向への移動を阻止し、
上昇位置から下降位置に移動したディテントピン12の
他レンジ方向への移動を許容するロック部材17を設け
る。チェンジレバー10をパーキングレンジPにシフト
操作したとき、インターロックケーブル8が押出され、
エンジンキー2がロック位置に回せるようになるが、ロ
ック部材17により、ディテントピン12の他レンジ方
向への移動が阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用オートチェンジレバーのキーインターロック装置の改良に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように、自動車用オートチェンジレバーにおいて、チェンジ レバー1がパーキングレンジP以外の場合に、エンジンを切ってエンジンキー2 をLOOK(ロック)位置に回そうとすれば、カム3がスライダ4を押し上げよ うとするが、ロック位置のスライダ5がスライダ4の上方への動きを規制するた めに、エンジンキー2をLOOK位置に回してキーシリンダ6から抜き取ること ができないキーインターロック装置が実用化されている(例えば実開平2−40 154号公報参照)。
【0003】 なお、チェンジレバー1がパーキングレンジPの場合には、チェンジレバー1 に一体のプレート7がインターロックケーブル8を矢印A方向に押出して、この インターロックケーブル8でスライダ5がアンロック位置に移動してスライダ4 の上方への動きを規制しないために、エンジンキー2をLOOK位置に回してキ ーシリンダ6から抜き取ることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、チェンジレバー1をパーキングレンジPへシフト操作しさえす れば、エンジンキー2をLOOK位置に回してキーシリンダ6から抜き取ること ができるから、誤操作により、パーキングレンジPでチェンジレバー1のプッシ ュボタン1aを押し続けて、ディテントピン1bがディテントプレート9のディ テント溝から外れた状態であれば、エンジンキー2を抜き取った後でもチェンジ レバー1を他レンジR〜1にシフト操作できるという不具合があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、誤操作を未然に防止して安全性を向上させた自動車 用オートチェンジレバーのキーインターロック装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、パーキングレンジでチェンジレバーが インターロックケーブルを押出して、エンジンキーをロック位置に回せるように した自動車用オートチェンジレバーのキーインターロック装置において、 上記チェンジレバーのパーキングレンジで、他レンジからパーキングレンジに 移動したディテントピンの他レンジ方向への移動を阻止し、上昇位置から下降位 置に移動したディテントピンの他レンジ方向への移動を許容するロック部材が設 けられていることを特徴としている。
【0007】
【作用】
本考案のキーインターロック装置によれば、プッシュボタンを押し(プッシュ )操作してディテントピンを下降させた状態で、チェンジレバーをパーキングレ ンジにシフト操作したとき、インターロックケーブルが押出され、エンジンキー がロック位置に回せるようになる。このとき、ロック部材により、ディテントピ ンの他レンジ方向への移動が阻止されるので、チェンジレバーを他レンジにシフ ト操作できない。
【0008】 そして、一度プッシュボタンを戻し(アンプッシュ)操作してディテントピン を上昇させた後、再びプッシュボタンを押し操作してディテントピンを下降させ ると、ロック部材により、ディテントピンの他レンジ方向への移動が許容される ので、チェンジレバーを他レンジにシフト操作できるようになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。図1に示すように、チェ ンジレバー10は、パーキングレンジPと他レンジR〜1にシフト操作すること ができる。該チェンジレバー10にはプッシュボタン11が設けられ、このプッ シュボタン11の押し(プッシュ)操作でディテントピン12が下降し、戻し( アンプッシュ)操作でディテントピン12が上昇する。このディテントピン12 は、上昇位置でディテントプレート13の各レンジP〜1に対応するディテント 溝13a,13b,…に係合して、チェンジレバー10を当該レンジに保持する 。
【0010】 上記チェンジレバー10のパーキングレンジPの前方位置には、従来(図5参 照)と同様に、インターロックケーブル8の一端部が臨まされ、該インターロッ クケーブル8の他端部は、キーシリンダ6のスライダ5に接続されている。そし て、該インターロックケーブル8をチェンジレバー10と一体のプレート7で矢 印A方向に押出すと、スライダ5がアンロック位置に移動して、エンジンキー2 をLOOK位置に回してキーシリンダ6から抜き取ることができる。
【0011】 一方、上記チェンジレバー10のパーキングレンジPの側方位置には、L字状 のブラケット16が設けられ、該ブラケット16の上部にはロック部材17がピ ン18で枢着されている。該ピン18は軸部18aが長く設定され、該軸部18 aでロック部材17が軸回りに回動自在(図4参照)、かつ軸方向に揺動自在( 図2参照)に枢着される。
【0012】 上記ピン18の軸部18aには、上記ブラケット16との間にスプリング19 が巻回され、該スプリング19の一端部19aが上記ロック部材17に係止され 、他端部19bがブラケット16に係止されている。該スプリング19によりロ ック部材17が上回動方向に付勢された状態で、ブラケット16のストッパー部 16aで略横向きに当て止められる。また、該スプリング19によりロック部材 17が軸方向に付勢された状態で、ピン18の頭部18bで当て止められる。
【0013】 上記ロック部材17には、上記チェンジレバー10のパーキングレンジPで、 他レンジR〜1からパーキングレンジPに移動した下降位置のディテントピン1 2が、図2に二点鎖線で示すように、ロック部材17を軸方向に押下げながら嵌 入可能な略台形状の凹部17aが打ち出し形成されている。該凹部17aには、 他レンジR〜1からパーキングレンジPに移動した下降位置のディテントピン1 2の他レンジR〜1方向への移動を阻止する当接部17bと、図3に示すように 、下降位置から上昇位置に移動するディテントピン12でロック部材17を軸方 向に押下げ可能な斜面部17cとが形成されている。
【0014】 上記構成によれば、今、チェンジレバー10がパーキングレンジP以外の他の レンジR〜1にあり、プッシュボタン11を押し操作してディテントピン12を 下降させた状態でパーキングレンジPにシフト操作すると、ディテントピン12 は、図2に示すように軌跡Bで移動し、ロック部材17を軸方向に押下げながら (二点鎖線参照)凹部17aに嵌入する。
【0015】 この状態、つまり、チェンジレバー10をパーキングレンジPにシフト操作し てプッシュボタン11を押し続けている状態であっても、チェンジレバー10の プレート7でインターロックケーブル8が矢印A方向に押出されるので、エンジ ンキー2をLOOK位置に回せ抜き取ることができる。しかし、ディテントピン 12がロック部材17の凹部17aの当接部17bに当接し他レンジR〜1への 移動が阻止されるので、チェンジレバー10を他レンジR〜1にシフト操作でき ない。
【0016】 そして、プッシュボタン11を戻し操作すると、図3に示すように、ディテン トピン12が軌跡Cで上昇し、凹部17aの斜面部17cでロック部材17を軸 方向に押下げながら(二点鎖線参照)凹部17aから抜け出て、ロック部材17 の上方に上昇する。なお、この状態からでもエンジンキー2をLOOK位置に回 せて抜き取ることができる。
【0017】 一方、チェンジレバー10をパーキングレンジPから他レンジR〜1にシフト 操作するとき、プッシュボタン11を押し操作するとディテントピン12が軌跡 Cで下降し、該ディテントピン12でロック部材17がスプリング19の付勢力 に抗して下回動される(図4の二点鎖線参照)。この状態でチェンジレバー10 を他レンジR〜1にシフト操作すると、ディテントピン12が軌跡Bで移動し、 ロック部材17から離れると、ロック部材17がスプリング19の付勢力で再び 上回動位置に回動して、ブラケット16のストッパー部16aで当て止められる 。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案のキーインターロック装置は、チェ ンジレバーのパーキングレンジで、他レンジからパーキングレンジに移動したデ ィテントピンの他レンジ方向への移動を阻止し、上昇位置から下降位置に移動し たディテントピンの他レンジ方向への移動を許容するロック部材を設けたもので ある。したがって、チェンジレバーをパーキングレンジにシフト操作したとき、 インターロックケーブルが押出され、エンジンキーがロック位置に回せるように なるが、ロック部材により、ディテントピンの他レンジ方向への移動が阻止され る。これにより、誤操作で、エンジンキーを抜き取った後にチェンジレバーを他 のレンジに操作できるという不具合が生じなくなり、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のキーインターロック装置の斜視図
【図2】 図1のE−E線断面図
【図3】 図1のF−F線断面図
【図4】 図1のG−G線断面図
【図5】 従来のキーインターロック装置のシステム図
【符号の説明】
2…エンジンキー、8…インターロックケーブル、10
…チェンジレバー、11…プッシュボタン、12…ディ
テントピン、17…ロック部材、17a…凹部、17b
…当接部、17c…斜面部、18…ピン、19…スプリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーキングレンジでチェンジレバーがイ
    ンターロックケーブルを押出して、エンジンキーをロッ
    ク位置に回せるようにした自動車用オートチェンジレバ
    ーのキーインターロック装置において、 上記チェンジレバーのパーキングレンジで、他レンジか
    らパーキングレンジに移動したディテントピンの他レン
    ジ方向への移動を阻止し、上昇位置から下降位置に移動
    したディテントピンの他レンジ方向への移動を許容する
    ロック部材が設けられていることを特徴とする自動車用
    オートチェンジレバーのキーインターロック装置。
JP8068491U 1991-09-09 1991-09-09 自動車用オートチェンジレバーのキーインターロック装置 Expired - Lifetime JP2593366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8068491U JP2593366Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 自動車用オートチェンジレバーのキーインターロック装置

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JPH0522933U true JPH0522933U (ja) 1993-03-26
JP2593366Y2 JP2593366Y2 (ja) 1999-04-05

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ID=13725170

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3026424A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-01 Inteva Products Llc

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292325U (ja) * 1989-01-09 1990-07-23

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JPH0292325U (ja) * 1989-01-09 1990-07-23

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