JPH05228195A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JPH05228195A
JPH05228195A JP3686092A JP3686092A JPH05228195A JP H05228195 A JPH05228195 A JP H05228195A JP 3686092 A JP3686092 A JP 3686092A JP 3686092 A JP3686092 A JP 3686092A JP H05228195 A JPH05228195 A JP H05228195A
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JP
Japan
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arm support
arm
shaft
cams
drive shaft
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JP3686092A
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Yosuke Ishida
洋介 石田
Tetsuo Kawamoto
哲郎 川本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 叩き動作を行っていない場合において施療子
の位置ずれをなくす。叩き動作を支障なく行う。 【構成】 一対のアーム2a,2bの一端に夫々施療子
1a,1bを設ける。一対のアーム2a,2bの他端に
夫々アーム支持軸7a,7bを設ける。アーム支持軸7
a,7bを支持部材9に往復移動自在に支持する。回転
駆動される叩き動作駆動軸5に一対のカム6a,6bを
180°位相をずらせて設ける。アーム支持軸7a,7
bに夫々カム6a,6bを当接する。バネ8a,8bに
てアーム支持軸7a,7bをカム6a,6bに押し付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揉みや叩き等の施療動
作を行うマッサージ機に関し、詳しくはその叩き動作を
行う機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のマッサージ機としては、
回転駆動される軸に取り付けられた一対の施療子を人体
に対して上下方向(首、腰方向)に交互に押し付けるこ
とにより、叩き動作を実現している。図5は従来のこの
種のマッサージ機の叩き動作機構を示すものである。施
療子1a,1bは材質がゴムのような軟質の材料にて円
筒形状に形成され、施療子1a,1bの側面が人体に対
して平行になるように各施療子1a,1bがアーム2
a,2bに回転自在に取り付けられている。各アーム2
a,2bは揉み動作駆動軸3を中心に回転自在になるよ
うに取り付けられている。叩き動作駆動軸5は、両端部
の回転中心軸5cと、中央部の移動軸5a,5bからな
り、中央部の移動軸5a,5bが回転中心軸5cに対し
て対称位置になるようにクランク状に偏芯している。叩
き動作駆動軸5の移動軸5aとアーム2aとはリンク4
aにて結合してあり、移動軸5bとアーム2bとはリン
ク4bにて結合してある。そして叩き動作駆動軸5bを
回転駆動すると、リンク4a,4bを介してアーム2
a,2bが回動し、揉み動作駆動軸3を中心とする円周
上で施療子1が往復運動する。このときリンク4a,4
bを結合する移動軸5a,5bが回転中心軸5cに対し
て対称位置となるように偏芯しているために、施療子1
a,1bの円周上の往復運動の位相が180°ずれ、交
互に叩く動作を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
例にあっては、叩き動作駆動軸5の移動軸5a,5bの
偏芯を用いて施療子1a,1bを交互に叩く動作をさせ
ているため、叩き動作駆動軸5を駆動しない叩き動作以
外の動作、例えば揉み動作やローリング時等において、
施療子1a,1bの位置がずれてしまう(図5のX,
Y)という問題がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは叩き動作を行っ
ていない場合において施療子の位置ずれをなくし、しか
も叩き動作も支障なく行えるマッサージ機を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明マッサージ機は、一対の施療子1a,1bと、各
施療子1a,1bを夫々支持するアーム2a,2b及び
アーム支持軸7a,7bと、アーム支持軸7a,7bの
移動方向を規制してアーム支持軸7a,7bを往復移動
自在に支持する支持部材9と、アーム支持軸7a,7b
に対して施療子1a,1bと反対側に配置された叩き動
作駆動軸5と、叩き動作駆動軸5に装着されて叩き動作
駆動軸5の回転にて各アーム支持軸7a,7bを位相差
180°を持って押し出す一対のカム6a,6bと、各
アーム支持軸7a,7bをカム6a,6bに押し付ける
力を生じさせるバネ8a,8bとによって構成される叩
き動作機構を備えたことを特徴とする。
【0006】またアーム2a,2bとアーム支持軸7
a,7bとの間にリンク4a,4bを配し、一対のカム
6a,6bを備えた叩き動作駆動軸5をアーム支持軸7
a,7bに対して施療子1a,1bと同じ側に配したこ
とを特徴とすることも好ましい。
【0007】
【作用】上記構成によれば、叩き動作駆動軸5を回転駆
動することにより、叩き動作駆動軸5に装着したカム6
a,6bにて180°の位相差をもってアーム支持軸7
a,7bが往復移動され、施療子1a,1bが叩き動作
をする。また叩き動作駆動軸5を駆動しないときにはバ
ネ8a,8bにて各アーム支持軸7a,7bがカム6
a,6bに夫々押し付けられてカム6a,6bにてアー
ム支持軸7a,7bを押し出さない状態を維持でき、叩
き動作を行わないときの施療子1a,1bの位置ずれを
なくすことができる。
【0008】
【実施例】まず、図1、図2に示す実施例から述べる。
本実施例は請求項1に対応する実施例を示すものであ
る。各アーム支持軸7a,7bにはアーム2a,2bが
夫々回転自在に配され、アーム2a,2bの先端には夫
々施療子1a,1bが回転自在に装着されている。叩き
動作駆動軸5は回転駆動されるものであって、位相が1
80°ずれた一対のカム6a,6bが装着されている。
このカム6a,6bは周方向の一部に外周に突出する突
部を有し、残りの部分は円盤状になっている。アーム支
持軸7a,7bはカム6a,6bに当接してあり、アー
ム支持軸7a,7bがカム6a,6bに押し付けられる
ようにバネ8a,8bにて付勢してある。アーム支持軸
7a,7bはその移動方向が一直線上となるように支持
部材9のスライド部9aにてスライド可能に拘束されて
おり、アーム支持軸7a,7bの移動方向が規制されて
往復移動するようになっている。この支持部材9はマッ
サージ機構の一部としてねじ止めなどの方法により固定
されている。この支持部材9はマッサージ機全体の構成
よって他の固定部材(機構フレーム等)と共用部材とな
っていてもよい。また上記バネ8a,8bは本実施例の
場合、支持部材9に固定されているが、バネ8a,8b
の固定部は不動な固定部材であればどこでもよく、マッ
サージ機全体の構成によりその固定部を選択すればよ
い。
【0009】次に上記のように構成されたマッサージ機
の叩き動作機構の動作を図2により説明する。図2は図
1を側面から見た図であって、施療子1a,1bの動作
方向は図2(a)の矢印のように左右方向となってい
る。叩き動作駆動軸5を回転駆動すると、叩き動作駆動
軸5の回転に伴って、2つのカム6a,6bが180°
の位相差を持って回転する。各々のカム6a,6bにバ
ネ8a,8bによって押さえ付けられたアーム支持軸7
a,7bは、支持部材9にて拘束されるためカム6a,
6bの当たり面の軌跡に従って交互に往復運動をし、施
療子1a,1bの叩き動作を実現する。この際、施療子
1a,1bの最大突出量は、カム6a,6bの形状によ
って決定され、施療子1a,1bが最も出た時と最も引
っ込んだときの差は、カム6a,6bの長径と短径との
差になる。一方叩き動作を停止し、他の動作(例えばロ
ーリング)をする場合、図2(a)(b)のような位置
で施療子1a,1bが停止すると一対の施療子1a,1
bの位置に違いができるという既述の問題が残る。しか
し本発明ではアーム支持軸7a,7bをカム6a,6b
にバネ8a,8bにて強く押さえ付けていることによ
り、2つのカム6a,6bに対する力が平衡する図2
(c)の位置まで自動的に戻すことができ、施療子1
a,1bを位置ずれをなくすことができる。この作用は
人体からの負荷によっても同様な効果が得られる。
【0010】次に図3、図4に示す実施例について述べ
る。本実施例は請求項2に対応する実施例である。本実
施例も図1や図2に示す実施例と基本的に同一である
が、カム6a,6bをアーム支持軸7a,7bより施療
子1a,1b側に配置している。それに伴ってアーム2
a,2bとアーム支持軸7a,7bとの間に夫々リンク
4a,4bを設け、アーム支持軸7a,7bとカム6
a,6bの位置関係の逆による影響を取り除いている。
またアーム2a,2bの中央に揉み動作駆動軸3を従来
と同様に配することにより施療子1a,1bの動作方向
は図4(a)の矢印の如く揉み動作駆動軸3を回転中心
とした円周上の往復運動となっている。
【0011】図3にように構成された叩き駆動機構の動
作は図4に示す通りである。叩き動作駆動軸5の回転に
伴い、2つのカム6a,6bが180°の位相差を持っ
て回転し、バネ8a,8bによって押さえ付けられたア
ーム支持軸7a,7bは、支持部材9のスライド部9a
に拘束されながら、カム6a,6b当たり面の軌跡に従
って左右に往復運動をする。この運動は、アーム支持軸
7a,7b及びアーム2a,2bの双方に回転自在に取
り付けられたリンク4a,4b、アーム2a,2bを介
し、施療子1a,1bの、揉み動作駆動軸3を回転中心
とした円周上の往復運動に変換される。一方叩き動作を
停止し、他の動作(例えばもみ動作)をする場合、図4
(a)(b)のような位置で停止すると、2つの施療子
1a,1bの位置に違いができるという既述の問題が残
る。しかし本発明ではアーム支持軸7a,7bをカム6
a,6bにバネ8a,8bにて強く押さえ付けているこ
とにより、2つのカム6a,6bに対する力が平衡する
図4(c)の位置まで自動的に戻すことができ、施療子
1a,1bを位置ずれをなくすことができる。この作用
は人体からの負荷によっても同様な効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、叩き動作駆動軸を回転駆動することにより、叩き動
作駆動軸に装着したカムにて180°の位相差をもって
アーム支持軸が往復移動され、施療子が叩き動作をする
ものであって、叩き動作を支障なく行うことができるの
は勿論、叩き動作駆動軸を駆動しないときにはバネにて
各アーム支持軸がカムに夫々押し付けられてカムにてア
ーム支持軸を押し出さない状態を維持できるもであっ
て、叩き動作を行わないときの施療子の位置ずれをなく
すことができて良好なマッサージができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面から見た概略図であ
る。
【図2】(a)(b)(c)は同上の動作を説明する正
面から見た説明図である。
【図3】同上の他の実施例の平面から見た概略図であ
る。
【図4】(a)(b)(c)は同上の動作を説明する正
面から見た説明図である。
【図5】(a)(b)は従来例を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b 施療子 2a,2b アーム 3 揉み動作駆動軸 4a,4b リンク 5 叩き動作駆動軸 6a,6b カム 7a,7b アーム支持軸 8a,8b バネ 9 支持部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される軸に取り付けられた一対
    の施療子によって、揉み、叩き等の施療動作を実現する
    マッサージ機において、一対の施療子と、各施療子を夫
    々支持するアーム及びアーム支持軸と、アーム支持軸の
    移動方向を規制してアーム支持軸を往復移動自在に支持
    する支持部材と、アーム支持軸に対して施療子と反対側
    に配置された叩き動作駆動軸と、叩き動作駆動軸に装着
    されて叩き動作駆動軸の回転にて各アーム支持軸を位相
    差180°を持って押し出す一対のカムと、各アーム支
    持軸をカムに押し付ける力を生じさせるバネとによって
    構成される叩き動作機構を備えたことを特徴とするマッ
    サージ機。
  2. 【請求項2】 アームとアーム支持軸との間にリンクを
    配し、一対のカムを備えた叩き動作駆動軸をアーム支持
    軸に対して施療子と同じ側に配したことを特徴とする請
    求項1記載のマッサージ機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769266B1 (ko) * 2006-06-14 2007-10-23 권영식 교차 타격 안마기
WO2010056388A1 (en) * 2008-11-11 2010-05-20 Nicholas Sasano Massage lever
CN113509363A (zh) * 2021-07-16 2021-10-19 吉祥三宝高科纺织有限公司 包裹式按摩腰垫

Cited By (4)

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CN113509363A (zh) * 2021-07-16 2021-10-19 吉祥三宝高科纺织有限公司 包裹式按摩腰垫
CN113509363B (zh) * 2021-07-16 2023-08-25 吉祥三宝高科纺织有限公司 包裹式按摩腰垫

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