JPH05261136A - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機Info
- Publication number
- JPH05261136A JPH05261136A JP16287192A JP16287192A JPH05261136A JP H05261136 A JPH05261136 A JP H05261136A JP 16287192 A JP16287192 A JP 16287192A JP 16287192 A JP16287192 A JP 16287192A JP H05261136 A JPH05261136 A JP H05261136A
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- JP
- Japan
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- pair
- shaft
- crank
- striking
- tapping
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Abstract
(57)【要約】
【目的】叩き動作以外の動作時において施療子の位置ず
れを無くす。 【構成】揉み用軸の回転駆動により揉み動作する一対の
施療子1a,1bと、軸対称な一対のクランク部17
a,17bを連設した叩き用軸17とを備え、一対の施
療子1a,1bと一対のクランク部17a,17bをそ
れぞれ連結して叩き用軸17の回転駆動により一対の施
療子1a,1bを交互に叩き動作させるマッサージ機に
おいて、一対のクランク部17a,17bを噛み合いク
ラッチ20を介して連結し、叩き用軸17の回転時には
一対のクランク部17a,17bが軸に対して反対側に
位置し、叩き用軸17の停止時には一対のクランク部1
7a,17bが軸に対して同じ側に位置するようにし
た。
れを無くす。 【構成】揉み用軸の回転駆動により揉み動作する一対の
施療子1a,1bと、軸対称な一対のクランク部17
a,17bを連設した叩き用軸17とを備え、一対の施
療子1a,1bと一対のクランク部17a,17bをそ
れぞれ連結して叩き用軸17の回転駆動により一対の施
療子1a,1bを交互に叩き動作させるマッサージ機に
おいて、一対のクランク部17a,17bを噛み合いク
ラッチ20を介して連結し、叩き用軸17の回転時には
一対のクランク部17a,17bが軸に対して反対側に
位置し、叩き用軸17の停止時には一対のクランク部1
7a,17bが軸に対して同じ側に位置するようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マッサージ機に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マッサージ機は、回転駆動され
る揉み用軸に装着された一対の施療子を、人体に対し前
後方向(胸、背中方向)、上下方向(首、腰方向)およ
び横方向(首、肩方向)へ複合動作させることにより、
揉み、叩き等のマッサージ動作を実現している。
る揉み用軸に装着された一対の施療子を、人体に対し前
後方向(胸、背中方向)、上下方向(首、腰方向)およ
び横方向(首、肩方向)へ複合動作させることにより、
揉み、叩き等のマッサージ動作を実現している。
【0003】このようなマッサージ機の従来例として、
図8ないし図10に示すような構成を有するものがあっ
た。すなわち、このマッサージ機は、一対の施療子1
a,1b、揉み用軸6、幅用軸8、叩き用軸7、前後用
軸および上下用軸(図示せず)等を備えている。また、
それぞれの軸は駆動源(図示せず)により回転駆動され
る。
図8ないし図10に示すような構成を有するものがあっ
た。すなわち、このマッサージ機は、一対の施療子1
a,1b、揉み用軸6、幅用軸8、叩き用軸7、前後用
軸および上下用軸(図示せず)等を備えている。また、
それぞれの軸は駆動源(図示せず)により回転駆動され
る。
【0004】施療子1は、ゴムの様な軟質の材料で円筒
状に形成され、側面が人体に対して平行となるようにア
ーム2,2に回転自在に取付けられている。アーム2,
2はハウジング3,3に固着される。揉み用軸6には、
上記一対のハウジング3,3、および一対の側板9,9
が略左右対称に装着される。ハウジング3は、偏心内輪
4の外周に回転自在に配される。この偏心内輪4は、揉
み用軸6に偏心するように外嵌され、軸方向に進退自在
で周方向に固定され揉み用軸6と一体に回転し得る。側
板9は、ハウジング3および偏心内輪4の側面に配され
揉み用軸6に回転自在に取付けられる。また、この側板
9には揉み用軸6の軸方向に貫通ねじ穴が設けてある。
状に形成され、側面が人体に対して平行となるようにア
ーム2,2に回転自在に取付けられている。アーム2,
2はハウジング3,3に固着される。揉み用軸6には、
上記一対のハウジング3,3、および一対の側板9,9
が略左右対称に装着される。ハウジング3は、偏心内輪
4の外周に回転自在に配される。この偏心内輪4は、揉
み用軸6に偏心するように外嵌され、軸方向に進退自在
で周方向に固定され揉み用軸6と一体に回転し得る。側
板9は、ハウジング3および偏心内輪4の側面に配され
揉み用軸6に回転自在に取付けられる。また、この側板
9には揉み用軸6の軸方向に貫通ねじ穴が設けてある。
【0005】幅用軸8は、左右両側に逆方向のねじが切
ってあり、上記側板9,9のそれぞれの貫通ねじ穴が螺
合する。すなわち、これらの貫通ねじ穴は逆ねじ関係に
あり、幅用軸8の回転に伴って側板9,9が幅用軸8に
沿ってお互いが逆方向へ移動する。叩き用軸7は、端部
の回転中心軸7cに軸対称な一対のクランク部7a,7
bを連設した形状である。この叩き用軸7とハウジング
3はリンク機構5により連結してあり、叩き用軸7の回
転運動を施療子1の円周上往復運動に変換している。
ってあり、上記側板9,9のそれぞれの貫通ねじ穴が螺
合する。すなわち、これらの貫通ねじ穴は逆ねじ関係に
あり、幅用軸8の回転に伴って側板9,9が幅用軸8に
沿ってお互いが逆方向へ移動する。叩き用軸7は、端部
の回転中心軸7cに軸対称な一対のクランク部7a,7
bを連設した形状である。この叩き用軸7とハウジング
3はリンク機構5により連結してあり、叩き用軸7の回
転運動を施療子1の円周上往復運動に変換している。
【0006】ここで、叩き動作における往復運動では、
叩き用軸7のリンク機構5を結合したクランク部7a,
7bが、回転中心軸7cに対して対称となるように偏心
しているために、一対の施療子1a,1bの往復運動の
位相が180°ずれ、交互に叩く動作を実現している。
叩き用軸7のリンク機構5を結合したクランク部7a,
7bが、回転中心軸7cに対して対称となるように偏心
しているために、一対の施療子1a,1bの往復運動の
位相が180°ずれ、交互に叩く動作を実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マッサージ機では、図8および図10に示すように、軸
対称に偏心した叩き用軸7を用いることによって、叩き
動作以外、例えば揉み用軸6を駆動することによる揉み
動作や、幅用軸8を駆動することによる幅動作時等にお
いて、一対の施療子1a,1bがXだけずれた状態で動
作する。この状態で揉み動作等を行うと、一対の施療子
1a,1bによって人体を均等に加圧できず、十分なマ
ッサージができないという問題点があった。
マッサージ機では、図8および図10に示すように、軸
対称に偏心した叩き用軸7を用いることによって、叩き
動作以外、例えば揉み用軸6を駆動することによる揉み
動作や、幅用軸8を駆動することによる幅動作時等にお
いて、一対の施療子1a,1bがXだけずれた状態で動
作する。この状態で揉み動作等を行うと、一対の施療子
1a,1bによって人体を均等に加圧できず、十分なマ
ッサージができないという問題点があった。
【0008】したがって、この発明は、上記事由に鑑み
てなしたもので、その目的とするところは、叩き動作以
外の動作時において施療子の位置ずれ無くすことができ
るマッサージ機を提供することである。
てなしたもので、その目的とするところは、叩き動作以
外の動作時において施療子の位置ずれ無くすことができ
るマッサージ機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のマッサージ機
は、揉み用軸の回転駆動により揉み動作する一対の施療
子と、軸対称な一対のクランク部を連設した叩き用軸と
を備え、前記一対の施療子と前記一対のクランク部をそ
れぞれ連結して前記叩き用軸の回転駆動により前記一対
の施療子を交互に叩き動作させるマッサージ機におい
て、前記一対のクランク部を噛み合いクラッチを介して
連結し、前記叩き用軸の回転時には前記一対のクランク
部が軸に対して反対側に位置し、前記叩き用軸の停止時
には前記一対のクランク部が軸に対して同じ側に位置す
るようにしたことを特徴とするものである。
は、揉み用軸の回転駆動により揉み動作する一対の施療
子と、軸対称な一対のクランク部を連設した叩き用軸と
を備え、前記一対の施療子と前記一対のクランク部をそ
れぞれ連結して前記叩き用軸の回転駆動により前記一対
の施療子を交互に叩き動作させるマッサージ機におい
て、前記一対のクランク部を噛み合いクラッチを介して
連結し、前記叩き用軸の回転時には前記一対のクランク
部が軸に対して反対側に位置し、前記叩き用軸の停止時
には前記一対のクランク部が軸に対して同じ側に位置す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0010】請求項2のマッサージ機は、請求項1のマ
ッサージ機において、前記噛み合いクラッチの噛み合わ
せ部に電磁石を設け、この電磁石により前記一対のクラ
ンク部の位置決めを行うようにしたことを特徴とするも
のである。
ッサージ機において、前記噛み合いクラッチの噛み合わ
せ部に電磁石を設け、この電磁石により前記一対のクラ
ンク部の位置決めを行うようにしたことを特徴とするも
のである。
【0011】
【作用】この発明の構成によれば、叩き用軸の一対のク
ランク部を噛み合いクラッチを介して連結したので、一
対の施療子の位相を変えることができる。すなわち、叩
き動作以外では、一対のクランク部が軸に対して同じ側
に位置するので、一対の施療子は位置ずれしない。この
ため、例えば揉み動作時において、一対の施療子が均等
に人体を加圧するマッサージを行うことができる。ま
た、叩き動作では、一対のクランク部が軸に対して反対
側に位置するので、施療子の往復運動の位相が180°
ずれ、従来と同様に交互に叩く動作を支障なく行うこと
ができる。
ランク部を噛み合いクラッチを介して連結したので、一
対の施療子の位相を変えることができる。すなわち、叩
き動作以外では、一対のクランク部が軸に対して同じ側
に位置するので、一対の施療子は位置ずれしない。この
ため、例えば揉み動作時において、一対の施療子が均等
に人体を加圧するマッサージを行うことができる。ま
た、叩き動作では、一対のクランク部が軸に対して反対
側に位置するので、施療子の往復運動の位相が180°
ずれ、従来と同様に交互に叩く動作を支障なく行うこと
ができる。
【0012】請求項2の構成によれば、一対のクランク
部の相対位置が噛み合わせ部に設けた電磁石によって確
実に位置決めされるので、どのような動作時においても
噛み合いクラッチ部が不安定な動きをすることなく駆動
できる。
部の相対位置が噛み合わせ部に設けた電磁石によって確
実に位置決めされるので、どのような動作時においても
噛み合いクラッチ部が不安定な動きをすることなく駆動
できる。
【0013】
【実施例】この発明の第1の実施例のマッサージ機を図
1ないし図3に基づいて説明する。なお、図8および図
9に示した従来例と同一部材には同一符号を付してその
説明を省略する。図1は叩き用軸の動作原理図で、図2
はその要部を示している。この叩き用軸17は、両端に
位置する回転中心軸17c、分離可能な一対のクランク
部17a,17b、一対のクランク部17a,17bを
連結する噛み合いクラッチ20を備えている。矢印Aは
駆動側で、矢印Bは従動側であることを示している。噛
み合いクラッチ20は、図2に示すように、駆動側のク
ランク部17bの回転軸上にある中央寄りの端部に固定
された駆動側クラッチ本体10と、従動側のクランク部
17aの回転軸上にある中央寄りの端部に固定された従
動側クラッチ本体11とからなる。
1ないし図3に基づいて説明する。なお、図8および図
9に示した従来例と同一部材には同一符号を付してその
説明を省略する。図1は叩き用軸の動作原理図で、図2
はその要部を示している。この叩き用軸17は、両端に
位置する回転中心軸17c、分離可能な一対のクランク
部17a,17b、一対のクランク部17a,17bを
連結する噛み合いクラッチ20を備えている。矢印Aは
駆動側で、矢印Bは従動側であることを示している。噛
み合いクラッチ20は、図2に示すように、駆動側のク
ランク部17bの回転軸上にある中央寄りの端部に固定
された駆動側クラッチ本体10と、従動側のクランク部
17aの回転軸上にある中央寄りの端部に固定された従
動側クラッチ本体11とからなる。
【0014】両クラッチ本体10,11は円盤状で、叩
き用軸17を嵌挿する穴部18を有し、叩き用軸17に
対して回転しないようにキー12,13により固定され
ている。また、対向面の周縁部に噛み合わせ部15,1
6がそれぞれ突設してある。噛み合わせ部15,16は
略扇形状で、その中心角は90°である。そして、図3
(b)に示すように、噛み合わせ部15,16の一方の
当り面15a,16aが当接することにより、駆動側の
クランク部17bから従動側のクランク部17aに駆動
力が伝達される。このときのクランク部17a,17b
の位置は、図1の二点鎖線に示すように回転中心軸17
cに対して軸対称(軸に対して反対側)の位置になるよ
うに設定してある。また、叩き用軸17の駆動源の停止
時には、図3(a)に示すように、従動側のクランク部
17aが180°回転し、噛み合わせ部15,16の他
方の当り面15b,16bが当接する。このときのクラ
ンク部17a,17bの位置は、図1の実線に示すよう
に回転中心軸17cに対して同じ側に位置するように設
定してある。なお、クランク部17a,17bには、従
来例と同様にリンク機構5、ハウジング3、アーム2を
介して施療子1が連結してある。
き用軸17を嵌挿する穴部18を有し、叩き用軸17に
対して回転しないようにキー12,13により固定され
ている。また、対向面の周縁部に噛み合わせ部15,1
6がそれぞれ突設してある。噛み合わせ部15,16は
略扇形状で、その中心角は90°である。そして、図3
(b)に示すように、噛み合わせ部15,16の一方の
当り面15a,16aが当接することにより、駆動側の
クランク部17bから従動側のクランク部17aに駆動
力が伝達される。このときのクランク部17a,17b
の位置は、図1の二点鎖線に示すように回転中心軸17
cに対して軸対称(軸に対して反対側)の位置になるよ
うに設定してある。また、叩き用軸17の駆動源の停止
時には、図3(a)に示すように、従動側のクランク部
17aが180°回転し、噛み合わせ部15,16の他
方の当り面15b,16bが当接する。このときのクラ
ンク部17a,17bの位置は、図1の実線に示すよう
に回転中心軸17cに対して同じ側に位置するように設
定してある。なお、クランク部17a,17bには、従
来例と同様にリンク機構5、ハウジング3、アーム2を
介して施療子1が連結してある。
【0015】つぎに、このマッサージ機の動作について
説明する。叩き動作以外の動作時(揉み動作、幅調整、
前後調整、上下調整)では、図3(a)に示すように、
噛み合わせ部15,16が噛み合った状態でクラッチ本
体10,11が連結される。この場合、噛み合わせ部1
5,16の他方の当り面15b,16bが当接している
ので、図1の実線に示すように叩き用軸17のクランク
部17a,17bは、回転軸に対して同じ側にある。こ
れにより、施療子1a,1bは位置ずれのない状態にあ
る。
説明する。叩き動作以外の動作時(揉み動作、幅調整、
前後調整、上下調整)では、図3(a)に示すように、
噛み合わせ部15,16が噛み合った状態でクラッチ本
体10,11が連結される。この場合、噛み合わせ部1
5,16の他方の当り面15b,16bが当接している
ので、図1の実線に示すように叩き用軸17のクランク
部17a,17bは、回転軸に対して同じ側にある。こ
れにより、施療子1a,1bは位置ずれのない状態にあ
る。
【0016】また、叩き動作時には、叩き用の駆動源が
駆動して図3(a)の状態から駆動側の噛み合わせ部1
5が矢印のごとく回転して図3(b)の状態に至る。こ
の場合、噛み合わせ部15が180°回るまでは、従動
側の噛み合わせ部16は力の伝達を受けないので動作を
開始しない。駆動、従動側の噛み合わせ部15,16に
180°の位相差ができたところで、一方の当り面15
a,16aが当接して噛み合わせ部15が噛み合わせ部
16を押す形で叩き動作が得られる。すなわち、この状
態では図1の二点鎖線に示すようにクランク部17a,
17bは、回転軸に対して反対側の位置にあり、これに
伴い施療子1a,1bの位置がずれ交互に叩く動作が得
られる。
駆動して図3(a)の状態から駆動側の噛み合わせ部1
5が矢印のごとく回転して図3(b)の状態に至る。こ
の場合、噛み合わせ部15が180°回るまでは、従動
側の噛み合わせ部16は力の伝達を受けないので動作を
開始しない。駆動、従動側の噛み合わせ部15,16に
180°の位相差ができたところで、一方の当り面15
a,16aが当接して噛み合わせ部15が噛み合わせ部
16を押す形で叩き動作が得られる。すなわち、この状
態では図1の二点鎖線に示すようにクランク部17a,
17bは、回転軸に対して反対側の位置にあり、これに
伴い施療子1a,1bの位置がずれ交互に叩く動作が得
られる。
【0017】また、叩き動作が停止すると、それまで一
体となって高速で回転していた噛み合わせ部15,16
のうち、駆動側である噛み合わせ部15が停止するた
め、従動側である噛み合わせ部16は慣性力によって始
動時の位置へ戻ることになる(図3(c))。ここで、
叩き動作を停止した場合の噛み合わせ部15,16の位
置は、他方の当り面15b,16bどうしが当接してい
れば、図1の実線のようになるため駆動円周上のどの位
置で止まっても差支えない。
体となって高速で回転していた噛み合わせ部15,16
のうち、駆動側である噛み合わせ部15が停止するた
め、従動側である噛み合わせ部16は慣性力によって始
動時の位置へ戻ることになる(図3(c))。ここで、
叩き動作を停止した場合の噛み合わせ部15,16の位
置は、他方の当り面15b,16bどうしが当接してい
れば、図1の実線のようになるため駆動円周上のどの位
置で止まっても差支えない。
【0018】この実施例では、上記のように叩き動作以
外の動作のときにおいて、施療子1a,1bの位置ずれ
が生じないため人体を均等に加圧した状態でのマッサー
ジを行うことができる。また、叩き動作のときは施療子
1a,1bの位置がずれて交互に叩く動作を実現でき
る。なお、叩き用軸17の停止時での噛み合わせ部1
5,16の位置関係を確実なものとするため、叩き動作
停止後駆動側の回転中心軸17cを積極的に逆回転させ
ることにより、始動時の状態に戻してもよい。また、叩
き動作以外の動作時に、噛み合わせ部15,16が不確
定な動きをする恐れがある場合、図4に示すように、電
磁クラッチ14a,14b等の拘束手段を用いてクラッ
チ本体10,11の動きを拘束してもよい。
外の動作のときにおいて、施療子1a,1bの位置ずれ
が生じないため人体を均等に加圧した状態でのマッサー
ジを行うことができる。また、叩き動作のときは施療子
1a,1bの位置がずれて交互に叩く動作を実現でき
る。なお、叩き用軸17の停止時での噛み合わせ部1
5,16の位置関係を確実なものとするため、叩き動作
停止後駆動側の回転中心軸17cを積極的に逆回転させ
ることにより、始動時の状態に戻してもよい。また、叩
き動作以外の動作時に、噛み合わせ部15,16が不確
定な動きをする恐れがある場合、図4に示すように、電
磁クラッチ14a,14b等の拘束手段を用いてクラッ
チ本体10,11の動きを拘束してもよい。
【0019】つぎに、第2の実施例のマッサージ機を図
5ないし図7に基づいて説明する。このマッサージ機
は、クラッチ本体10,11の噛み合わせ部15,16
に、鉄心21,22とコイル23,24からなる電磁石
25,26を埋設してある。コイル23,24への通電
は、叩き用軸17に取付けた整流子27,28と、それ
らに接触するように配されリード線29,30を接続し
たブラシ31,32を用いて行われる。これにより、叩
き用軸17が回転してもリード線29,30は回転しな
い。また、図7(a)等に示すように、噛み合わせ部1
5,16の当り面15b,16b(15a,16a)が
異なる磁極(N、S)となるように電磁石25,26が
励磁される。
5ないし図7に基づいて説明する。このマッサージ機
は、クラッチ本体10,11の噛み合わせ部15,16
に、鉄心21,22とコイル23,24からなる電磁石
25,26を埋設してある。コイル23,24への通電
は、叩き用軸17に取付けた整流子27,28と、それ
らに接触するように配されリード線29,30を接続し
たブラシ31,32を用いて行われる。これにより、叩
き用軸17が回転してもリード線29,30は回転しな
い。また、図7(a)等に示すように、噛み合わせ部1
5,16の当り面15b,16b(15a,16a)が
異なる磁極(N、S)となるように電磁石25,26が
励磁される。
【0020】この実施例では、たたき動作以外の動作時
においては、図7(a)に示すように、電磁石25,2
6の作用により当り面15b,16bが吸着し、噛み合
いクラッチ20は安定している。また、たたき動作を開
始したときは、電磁石25,26の電源を一時的に切
り、図7(b)に示すように、駆動側の噛み合わせ部1
5を180°回転させる。そして、再び電磁石25,2
6の電源を入れることにより、当り面15a,16aが
吸着した状態で駆動する。このため、たたき動作時にお
いても噛み合いクラッチ20は安定している。たたき動
作を停止したときは、噛み合わせ部15,16が円周上
のどの位置にあっても差し支えないが、180°ずれた
位相を元の状態に戻すために電磁石25,26の電源を
一時的に切り(図7(c))、駆動側の噛み合わせ部1
5を反転させて再び当り面15b,16bを吸着させる
(図7(d))。その他の構成効果は、第1の実施例と
同様である。
においては、図7(a)に示すように、電磁石25,2
6の作用により当り面15b,16bが吸着し、噛み合
いクラッチ20は安定している。また、たたき動作を開
始したときは、電磁石25,26の電源を一時的に切
り、図7(b)に示すように、駆動側の噛み合わせ部1
5を180°回転させる。そして、再び電磁石25,2
6の電源を入れることにより、当り面15a,16aが
吸着した状態で駆動する。このため、たたき動作時にお
いても噛み合いクラッチ20は安定している。たたき動
作を停止したときは、噛み合わせ部15,16が円周上
のどの位置にあっても差し支えないが、180°ずれた
位相を元の状態に戻すために電磁石25,26の電源を
一時的に切り(図7(c))、駆動側の噛み合わせ部1
5を反転させて再び当り面15b,16bを吸着させる
(図7(d))。その他の構成効果は、第1の実施例と
同様である。
【0021】
【発明の効果】この発明のマッサージ機によれば、叩き
用軸の一対のクランク部を噛み合いクラッチを介して連
結したので、一対の施療子の位相を変えることができ
る。すなわち、叩き動作以外では、一対のクランク部が
軸に対して同じ側に位置するので、一対の施療子は位置
ずれしない。このため、例えば揉み動作時において、一
対の施療子が均等に人体を加圧するマッサージを行うこ
とができる。また、叩き動作では、一対のクランク部が
軸に対して反対側に位置するので、施療子の往復運動の
位相が180°ずれ、従来と同様に交互に叩く動作を支
障なく行うことができる。
用軸の一対のクランク部を噛み合いクラッチを介して連
結したので、一対の施療子の位相を変えることができ
る。すなわち、叩き動作以外では、一対のクランク部が
軸に対して同じ側に位置するので、一対の施療子は位置
ずれしない。このため、例えば揉み動作時において、一
対の施療子が均等に人体を加圧するマッサージを行うこ
とができる。また、叩き動作では、一対のクランク部が
軸に対して反対側に位置するので、施療子の往復運動の
位相が180°ずれ、従来と同様に交互に叩く動作を支
障なく行うことができる。
【0022】請求項2のマッサージ機によれば、一対の
クランク部の相対位置が噛み合わせ部に設けた電磁石に
よって確実に位置決めされるので、どのような動作時に
おいても噛み合いクラッチ部が不安定な動きをすること
なく駆動できる。
クランク部の相対位置が噛み合わせ部に設けた電磁石に
よって確実に位置決めされるので、どのような動作時に
おいても噛み合いクラッチ部が不安定な動きをすること
なく駆動できる。
【図1】この発明の第1の実施例の概念図である。
【図2】要部斜視図である。
【図3】その動作説明図である。
【図4】第1の実施例の応用例の概念図である。
【図5】第2の実施例の要部斜視図である。
【図6】電磁石の概念図である。
【図7】その動作説明図である。
【図8】従来例の構成説明図である。
【図9】その斜視図である。
【図10】従来例の問題点を示す説明図である。
1a,1b 施療子 15,16 噛み合わせ部 17 叩き用軸 17a,17b クランク部 20 噛み合いクラッチ 25,26 電磁石
Claims (2)
- 【請求項1】 揉み用軸の回転駆動により揉み動作する
一対の施療子と、軸対称な一対のクランク部を連設した
叩き用軸とを備え、前記一対の施療子と前記一対のクラ
ンク部をそれぞれ連結して前記叩き用軸の回転駆動によ
り前記一対の施療子を交互に叩き動作させるマッサージ
機において、 前記一対のクランク部を噛み合いクラッチを介して連結
し、前記叩き用軸の回転時には前記一対のクランク部が
軸に対して反対側に位置し、前記叩き用軸の停止時には
前記一対のクランク部が軸に対して同じ側に位置するよ
うにしたことを特徴とするマッサージ機。 - 【請求項2】 前記噛み合いクラッチの噛み合わせ部に
電磁石を設け、この電磁石により前記一対のクランク部
の位置決めを行うようにしたことを特徴とする請求項1
記載のマッサージ機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-10943 | 1992-01-24 | ||
JP1094392 | 1992-01-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05261136A true JPH05261136A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=11764291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16287192A Pending JPH05261136A (ja) | 1992-01-24 | 1992-06-22 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05261136A (ja) |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP16287192A patent/JPH05261136A/ja active Pending
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