JPH052276A - 感光ドラムの端面塗膜剥離装置 - Google Patents

感光ドラムの端面塗膜剥離装置

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JPH052276A
JPH052276A JP17898891A JP17898891A JPH052276A JP H052276 A JPH052276 A JP H052276A JP 17898891 A JP17898891 A JP 17898891A JP 17898891 A JP17898891 A JP 17898891A JP H052276 A JPH052276 A JP H052276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
solvent
coating film
drum
end surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP17898891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Honma
雅人 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH052276A publication Critical patent/JPH052276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で内外面の不要な塗膜を剥離する。 【構成】 感光ドラム1は回転可能な固定チャック2に
より軸心を鉛直方向に向けた状態で支持されており、こ
の固定チャック2を移動して感光ドラム1の下端がクリ
ーニング部材4における溝4a,4b内に入るようにす
ると、溝4a,4bの両壁面に備えられた溶剤吐出ノズ
ル7a1,7a2及び7b1,7b2より感光ドラム1
における下端端部の内外面に対して有機溶剤6が吐出さ
れ、同端部の塗膜を溶解せしめる。そして、固定チャッ
ク2が感光ドラム1を回転せしめると、下端端部は半周
する間に全面が上記溶剤吐出ノズル7a1,7a2及び
7b1,7b2に対面し、全周の不要塗膜を剥離され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式に使用す
る感光ドラムにおける端面塗膜を剥離する感光ドラムの
端面塗膜剥離装置に関し、特に、有機感光ドラムの端面
塗膜を剥離する感光ドラムの端面塗膜剥離装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の感光ドラムは下部端面の塗膜が
厚くなるため、不要部分における塗膜を剥離する必要が
ある。
【0003】このため、従来の感光ドラムの端面塗膜剥
離装置は、表面と裏面とについて別々に溶剤を塗布した
り、研磨を行なってかかる塗膜を剥離していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の感光ド
ラムの端面塗膜剥離装置においては、内外面のそれぞれ
において別工程の剥離が行なわれていたため、製造工程
が多く、時間を要するという課題があった。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、短時間で内外面の不要な塗膜を剥離することが
可能な感光ドラムの端面塗膜剥離装置の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、円筒状の感光ドラムの軸
心を略鉛直方向に向けて支持するドラム支持機構と、こ
のドラム支持機構に支持された感光ドラムの下端端部の
両面に対面して塗膜溶剤を吐出する溶剤吐出機構とを備
えた構成としてある。
【0007】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の感光ドラムの端面塗膜剥離装置において、上記
ドラム支持機構は、上記感光ドラムを支持して回転せし
めるドラム回転機構を備えた構成としてある。
【0008】さらに、請求項3にかかる発明は、請求項
1に記載の感光ドラムの端面塗膜剥離装置において、上
記溶剤吐出機構は、溶剤を吐出するノズルを上記感光ド
ラムの下端に沿って回転移動せしめるノズル回動機構を
備えた構成としてある。
【0009】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、ドラム支持機構が円筒状の感光ドラムをその
軸心が略鉛直方向に向くように支持しており、溶剤吐出
機構はこのドラム支持機構に支持された感光ドラムの下
端端部の両面に対面し、塗膜溶剤を吐出して当該下端端
部の不要塗膜を両面より剥離せしめる。
【0010】また、上記のように構成した請求項2にか
かる発明においては、上記ドラム支持機構におけるドラ
ム回転機構は、上記感光ドラムを支持して回転せしめ、
円筒状の感光ドラムの下端周縁を上記溶剤吐出機構に対
面せしめる。
【0011】さらに、上記のように構成した請求項3に
かかる発明においては、上記溶剤吐出機構におけるノズ
ル回動機構は、溶剤を吐出するノズルを上記感光ドラム
の下端に沿って回転移動せしめ、円筒状の感光ドラムの
下端周縁に沿って塗膜溶剤を吐出せしめる。
【0012】すなわち、感光ドラムにおける不要塗膜が
塗布された側の端部を下にして支持し、感光ドラムの両
面より塗膜の溶剤を吐出することにより、内外面の不要
塗膜を同時に剥離せしめる。
【0013】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかる感光ドラム
の端面塗膜剥離装置のブロック図である。
【0014】同図において、感光ドラム1は回転可能な
固定チャック2により軸心を鉛直方向に向けた状態で支
持されており、固定チャック2は当該状態の感光ドラム
1を軸心を中心として必要時に回転せしめる。
【0015】固定チャック2に支持された感光ドラム1
の下端周縁部はクリーニング部材4の溝4a,4b内に
挿入され、当該溝4a,4bには他端を溶剤保管容器5
に接続されて当該溶剤保管容器5内の有機溶剤6が送り
込まれる溶剤吐出ノズル7a1,7a2及び7b1,7
b2が互いに対面して形成されている。なお、このクリ
ーニング部材4はナイロン樹脂により構成してある。ま
た、有機溶剤6としては、感光ドラム1の塗膜3を溶解
するものであればよく、塩化メチレン、テトラヒドロフ
ラン、メタノール、メチルエチルケトンなどを使用して
いる。
【0016】また、クリーニング部材4は溶剤回収容器
8内に保持されており、溶剤回収容器8は上記溶剤吐出
ノズル7から吐出された溶剤を回収処理する。
【0017】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。感光ドラム1を固定チャック2に固定せし
め、この固定チャック2を移動して感光ドラム1の下端
がクリーニング部材4における溝4a,4b内に入るよ
うにする。
【0018】クリーニング部材4においては溝4a,4
bの両壁面に備えられた溶剤吐出ノズル7a1,7a2
及び7b1,7b2より有機溶剤6が吐出されており、
同有機溶剤6は感光ドラム1における下端端部の内外面
に対して吐出され、同端部の塗膜3を溶解せしめる。
【0019】固定チャック2が感光ドラム1を回転せし
めると、下端端部は半周する間に全面が上記溶剤吐出ノ
ズル7a1,7a2及び7b1,7b2に対面し、不要
塗膜3を剥離される。
【0020】上述した実施例においては、固定チャック
2が感光ドラム1を支持して回転せしめているが、他の
実施例として、クリーニング部材4を回転せしめる構成
とすることができる。
【0021】かかる構成においては、固定された感光ド
ラム1の下端端部に沿って溶剤吐出ノズル7a1,7a
2及び7b1,7b2が移動し、半周する間に感光ドラ
ム1の下端全周に対面する。
【0022】なお、上述した実施例においては、クリー
ニング部材4をナイロン樹脂で構成してあるが、耐溶剤
性に優れた材料であれば問題はない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、内外面の
不要塗膜部分に対して同時に塗膜溶剤を吐出することに
より、短時間で容易に不要塗膜を剥離せしめることが可
能な感光ドラムの端面塗膜剥離装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる感光ドラムの端面塗
膜剥離装置の断面図である。
【符号の説明】
1…感光ドラム 2…固定チャック 3…塗膜 4…クリーニング部材 4a,4b…溝 6…有機溶剤 7a1,7a2,7b1,7b2…溶剤吐出ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の感光ドラムの軸心を略鉛直方向
    に向けて支持するドラム支持機構と、このドラム支持機
    構に支持された感光ドラムの下端端部の両面に対面して
    塗膜溶剤を吐出する溶剤吐出機構と、を具備することを
    特徴とする感光ドラムの端面塗膜剥離装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の感光ドラムの端面
    塗膜剥離装置において、上記ドラム支持機構は、上記感
    光ドラムを支持して回転せしめるドラム回転機構を有す
    ることを特徴とする感光ドラムの端面塗膜剥離装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載の感光ドラムの端面
    塗膜剥離装置において、上記溶剤吐出機構は、溶剤を吐
    出するノズルを上記感光ドラムの下端に沿って回転移動
    せしめるノズル回動機構を有することを特徴とする感光
    ドラムの端面塗膜剥離装置。
JP17898891A 1991-06-25 1991-06-25 感光ドラムの端面塗膜剥離装置 Pending JPH052276A (ja)

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JP17898891A JPH052276A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 感光ドラムの端面塗膜剥離装置

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JP17898891A JPH052276A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 感光ドラムの端面塗膜剥離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH052276A true JPH052276A (ja) 1993-01-08

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ID=16058153

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17898891A Pending JPH052276A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 感光ドラムの端面塗膜剥離装置

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JP (1) JPH052276A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60168154A (ja) * 1984-02-13 1985-08-31 Canon Inc 塗布による電子写真感光体の製造方法および製造装置
JPH01123243A (ja) * 1987-11-09 1989-05-16 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真感光体の製造法

Patent Citations (2)

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JPH01123243A (ja) * 1987-11-09 1989-05-16 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真感光体の製造法

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