JPH01187567A - 電子写真感光体の製造法 - Google Patents

電子写真感光体の製造法

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JPH01187567A
JPH01187567A JP1154288A JP1154288A JPH01187567A JP H01187567 A JPH01187567 A JP H01187567A JP 1154288 A JP1154288 A JP 1154288A JP 1154288 A JP1154288 A JP 1154288A JP H01187567 A JPH01187567 A JP H01187567A
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JP
Japan
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shielding material
electrophotographic photoreceptor
organic layer
layer
removal
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Pending
Application number
JP1154288A
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English (en)
Inventor
Hidenori Kajiwara
梶原 英紀
Toshio Takeuchi
竹内 利雄
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01187567A publication Critical patent/JPH01187567A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0525Coating methods

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真感光体の製造法に関する。
(従来の技術) 光導電性物質を感光材料として利用する有機層を有する
電子写真感光体は中空の円筒状の場合が多いが、有機層
を導電性支持体上に浸漬塗工、スプレーコート、ブレー
ドコート、刷毛塗り、ローレコード、ナイフコート、バ
ーコード等の方法で形成した場合、有機層が端部まで形
成される。このため電子写真感光体を電子複写機、レー
ザビームプリンタ等に挿着使用するとき、複写機、プリ
ンタの現像部であるマグロールと電子写真感光体とのギ
ャップを一定に保つため、電子写真感光体の端部にギャ
ップ保持用ロールが密着する。このため、使用中にギャ
ップ保持用ロール密着部で有機層の剥離がおこり、これ
が電子写真感光体の中夫よりの有機層を損傷したり、甘
だその破片がトナーに混入し、電子写真感光体を損傷す
る原因となる。
また上記浸漬塗工方法によると感光体端部及び裏面(若
しくは内側)に塗液ダマリが発生し、上記した電子複写
機、レーザビームプリンタ等への挿着を阻害することが
おる。さらに、電子写真感光体の端部は導電処理される
ため、この端部に有機層が存在するとこの導電処理が有
効に行なわれない。
そこで、m子写真感光体の有機層端部は剥離されるが、
これを剥離する方法と17で、塗膜を有する電子写真感
光体端部を有機溶剤に浸漬しつつ柔軟性の板(例えば、
ポリテトラフルオロエチレンの板)で摺擦して塗膜端部
を除去する方法(%開開60−170858号公報)1
円筒状支持体上に光導電層、絶縁層を有する電子写真感
光体であって、浸漬塗工を行なって形成した光導電層の
下端部を溶剤に浸漬しつつゴムグレードでかき落とした
後、研摩する方法(%開開60−119562号公報)
、樹脂層又は感光層を有する電子写真感光体の端部を有
機溶剤に浸漬しつつ超音波を印加して樹脂層又は感光層
を除去する方法(特開昭59−142555号公報)な
どが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) 特開昭60−170858号公報に記載される方法では
、電子写真感光体の必要な塗膜表面に有機溶剤が飛散し
、有機溶剤蒸気がたちこめるだめ。
必要な塗膜表面が溶解又は膨潤し塗膜の膜厚むらを起こ
す。また、この方法では除去境界線に塗膜カスが付着す
るだけでなく、溶剤と接触しているために該境界線付近
の塗膜が膨潤し、溶解しやすい。さらに、この方法では
9円筒状電子写真感光体の内側に塗液だまりがある場合
、これを除去することができない。
特開昭60−119562号公報に記載される方法も上
記と同様の欠点があり、さらに、ゴムブレードを使用す
るため、塩素系溶剤、アルカリ性の強い溶剤または溶解
力の強い溶剤を使用しないとかき落としが困難な場合が
多く、このような溶剤を使用する場合は、上記の欠点が
さらに助長される。また、研摩により、研摩粉の付着等
の問題が起とシ、光導電層が除去される境界線付近の必
要な部分を損傷しやすい。
特開昭59−142555号公報に記載される方法では
、超音波を印加した場合、溶剤表面が激しく波立ち、こ
れによって溶剤の飛散も起こシ。
さらに溶剤のミスト及び蒸発が盛んになる。この結果、
除去境界線の乱れ、必要な感光層又は樹脂層の膜厚むら
等が起こりやすい。また、感光層又は樹脂壜が乾燥・硬
化したものである場合は超音波の印加では感光層又は樹
脂層を剥離することはできないことがある。
また、有機層の除去部と非除去部に沿って遮蔽材を設け
、遮蔽材と電子写真感光体を接触させた状態で除去する
方法と接触させない状態で除去する方法がある。前者の
場合、電子写真感光体端部除去装置への挿着に際し、感
光体端部と遮蔽材の衝突によりa蔽材や感光体が損傷す
ることがらシ。
電子写真感光体端部に塗液ダマリのあるものは挿着出来
ないことがある。また電子写真感光体の端部除去装置か
らの引抜きに際しては、電子写真感光体や遮蔽材の傷(
ゆがみ等)や異物(塗膜カス等)のため、導電性支持体
や遮蔽材に傷が付きやすい。
また、後者の接触させない場合は除去液が遮蔽材と感光
体の間隙に浸透しやすく、除去部と非除去部の境界線が
不鮮明になりやすい。
本発明は、このような問題点を解決するものであり、第
1に必要な部分の損傷、膜厚むらを起こさずに電子写真
感光体端部の有機層を除去する電子写真感光体の製造法
を提供するものでおり、第2にさらに除去境界線の乱れ
のないように電子写真感光体端部の有機層を除去する電
子写真感光体の製造法を提供するものであシ、第3にさ
らに塗液ダマリの除去も可能にし、電子写真感光体端部
の有機層を除去する電子写真感光体の製造法を提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、導電性支持体の上に有機層を有する電子写真
感光体の製造において電子写真感光体端部の有機層を除
去するに際し、有機層の除去部と非除去部の境界に沿っ
て非除去部を保護すべく遮蔽材を設け、電子写真感光体
端部の有機層を除去する時は該遮蔽材を有機層に密着さ
せ非除去部を保護しつつ除去を行ない、有機層の除去後
は遮蔽材を有機層から離す電子写真感光体の製造法に関
する。
本発明において、導電性支持体の上に有機層を有する電
子写真感光体とは、導電性支持体の上に形成された光導
電層全体が有機層であるもの、複合型皮膜であれば、最
上層のみが有機層であるもの、保護層を積層したもの等
があり、少なくとも表面層が有機層であるものをいう。
この導電性支持体の上に有機層を有する電子写真感光体
を図面を用いて説明する。
第1図は、中空円筒状導電性支持体(例えば。
アルミニウムドラム)に光導電層を形成した電子写真感
光体の断面図を示す。
第1図において、中空円筒状導電性支持体1の外表面に
光導電層2が積層されている。この光導電層2は有機層
からなるものである。
このような電子写真感光体の有機層端部を除去した例を
第2図に示す。
第2図においては、中空円筒状導電性支持体1の上に形
成された光導電層2のうち、除去部と非除去部の境界線
に沿って上下両端部(不要部)が除去されている。
また、中空円筒状導電性支持体の上端を把持密閉しつつ
、下端は開放したまま、光導電層形成溶液に浸漬塗布し
て光導電層を形成した場合、得られる電子写真感光体は
外側下部3または支持体内側、特に内側下部4に塗液だ
まりを有する。この例を第3図に示す。
第3図において、中空円筒状導電性支持体1に光導電層
2が形成されているが、光導電層の塗液だま)が形成さ
れている。このような電子写真感光体については、有機
層2の端部だけでなく、塗液だまりをも除去して、第2
図に示すような構造にするのが好ましい。
以上の説明は、光導電層を有機層とする電子写真感光体
について説明したが、前記したように。
本発明において、有機層は適宜に形成されたものであり
、形成された有機層に応じて第1〜3図に示した構造は
変如うることが理解されなければならない。
本発明に係る方法では、第1図又は第3図に示すような
電子写真感光体の有機層端部又はこれと塗液ダマリを除
去するものであり、このとき、有機層の除去部と非除去
部の境界に沿って非除去部を保護すべく遮蔽材を設ける
。遮蔽材は除去時に除去液及び有機溶剤蒸気が非除去部
へ浸入することを防止するため電子写真感光体に密着さ
せるが。
この場合、この遮蔽材の電子写真感光体に接触する部分
は、線状又はわずかな幅の面(好ましくは幅0.5 a
m以下の面)になるように構成されることが除去部と非
除去部の境界を鮮明にするために好ましい。また端部除
去装置において、電子写真感光体の挿着又は引き抜き時
には遮蔽材、導電性支持体、有機層の損傷を防止するた
め遮蔽材を感光体から離す。
遮蔽材の材質には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−プロピレン共重合体、ポリテトラフルオロエチ
レン等の合成樹脂、ゴム弾性体等ν の耐除去液性があυ容易に変形可能でちゃ、ある程度の
硬さを有するものが好ましい。
本発明においては有機層の除去時には遮蔽材を感光体に
密着させ、有機層の非除去時は遮蔽材を感光体から離す
が、その方法としては、遮蔽材開閉用の円筒リングを設
は該円筒リングを上下運動させることによシ、遮蔽材を
円筒リングにそって子写真感光体を密着させることは遮
蔽材に弾性体を用い、押し広げる変形量を弾性変形内に
とどめ遮蔽材に力が加えられていない状態において電子
写真感光体の外径よシも小さく(押し広げた際の変形量
が弾性変形内が好ましい)設計される。
また、上記と異なる方法として例えば9図〆の/のよう
な円筒リングが設けられ、この円筒リングを上げること
により遮蔽材がリングに沿って変形し押しつぼめる。ま
た遮蔽材と感光体を離すことは遮蔽材に弾性体を用い、
押しつぼめる変形量を弾性変形内にとどめることにより
1円筒リングを下げることでなされる。なお、遮蔽材の
先端6′の電子写真感光体との密着部の径は感光体の外
径よシも大きく(押しすぼめた際の変形量が弾性変形内
が好ましい)設計される。
で互いに連結していることが好ましい。また、遮蔽材の
先端6′の電子写真感光体との密着部の径は。
遮蔽材の変形による破損を防ぐため、遮蔽材に力の加え
られていない状態において感光体の外径よシ、小さく設
計されることが好ましい。
本発明においては、遮蔽材を開閉する手段には特に制限
はなく上記の方法に限らず必要によシ各種の手段が組合
せて採用される。
電子写真感光体の有機層端部(除去部)を除去するには
、除去液の存在下に行なう方法、研摩材を吹付ける方法
等によって行なうことができる。
除去部の除去を、除去液の存在下に行なう場合。
除去液を噴射又は散布する方法、除去液に浸漬し。
超音波を印加する方法、これらの方法に除去具による摺
擦又は剥離を組み合わせる方法、除去具に除去液を供給
しつつ摺擦又は剥離する方法などがある。また、除去液
を噴射又は散布する場合、除去液に不溶性の有機又は無
機の微粒子を分散させておくことにより、有機層端部の
除去効果を向上させることができる。
除去液としては、有機層を溶解又は膨潤する作用を有す
るものが好ましいが、噴射力を利用する場合、除去具に
よシ主に除去する場合は、このような作用を有しないも
のでもよい。除去液としてハ1例えばヘキサン、ヘプタ
ン、イソヘキサン。
オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン。
キシレン、エチルベンゼン、石油エーテル、ガソリン、
ラッカ溶剤1召油ナフサ、ソルベントナフサなどの炭化
水素系溶剤、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素
、トリクロールエタン、トリクロールエチレン、テトラ
クロールエチレン、テトラクロルエタン、パークロルエ
チレン、ジクロルブタン、クロルベンゼンなどのノ10
ゲン系溶剤。
メチルアルコール、エチルアルコール、フロビルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、アミルアルコール、シ
クロヘキサノールナトのアルコール系溶剤、エチルセロ
ソルブエーテル、ブチルエーテル、メチルセロソルブ、
セロソルブ、ブチルセロソルブ、カルピトール類、ジオ
キサン類、テトラヒドロフラン、テトラヒドロビランな
どのニーチル系溶剤、アセトン、メチルアセトン、メチ
ルプロピルケトン、ジメチルケトン、メチルブチルケト
ン、エチルブチルケトン、メチルオキシド。
シクロヘキサノンなどのケトン系溶剤、ギ酸エチル、ギ
酸アミル、ギ酸ブチル、酪酸メチル、酪酸エチル、酪酸
ブチル、酪酸イソブチル、セロソルブアセテートなどの
エステル系溶剤、パラアルデヒド、クロトンアルデヒド
、アセトニトリル、ジメチルホルムアルデヒド、ジメチ
ルアセトアルデヒド、Nメチル2−ピロリドン、水など
である。
これらは単独で又は二種以上使用され、混合溶剤として
使用してもよい。除去に際し、電子写真感光体の有機層
は、未乾燥のものでもよく、乾燥硬化させたものでもよ
い。
除去部の除去を研摩材を吹付ける方法によって行なう場
合は、研摩材を除去部に圧搾空気等の圧搾気体によって
吹付ける方法がある。研摩材としては、砂、金属、ガラ
ス、ダイヤモンド等の無機物の粉体又は粒体が使用され
る。
以下2図面を用いて本発明を説明する。
本発明に係る方法を第7図を用いて説明する。
第7図は本発明に係る方法を実施するための端部除去装
置の一例の断面図である。
除去液収容槽11に、遮蔽材12及びガイドいる。有機
層を有する中空円筒状電子写真感光体15は把持装置1
6に把持され9円筒状電子写真感光体15の下端がガイ
ド13によって案内されて遮蔽材12の中央孔に挿入さ
れ、除去液収容槽11内にその下端が導入されている。
円筒状電子写真感光体15はその有機層の除去部と非除
去部の境界線が遮蔽材12の先端に位置するように保持
される。把持装置16は搬送装置17により上内部リン
グ14はピンイによりバー19に連結されており、バー
19は支点20を中心としてエアシリンダー21により
上下に運動する。この上下運動により円筒リング14も
上下に動き、遮蔽材12を開閉する。遮蔽材12は円筒
リング14がエアシリンダ21により下降すること投書
遮蔽材の口径が電子写真感光体の外径よりも大きく開き
、電子写真感光体を損傷することなく端部除去装置に挿
着出来る状態にする。
円筒状電子写真感光体15が挿着されてから。
遮蔽材12の先端と中空円筒状電子写真感光体15の間
隙が9円筒リングl上昇することによって遮蔽材と電子
写真感光体が密着される。
除去液収容槽11内には、除去液供給ライン22が導入
され、その先端に除去液噴射口23゜23′及び24.
24’を有する。除去液噴射口14゜14′及び15.
15’から噴射される除去液は9円筒状電子写真感光体
15の下端の有機層を除去液噴射によシ除去するが、遮
蔽材12の先端が中空円筒状の電子写真感光体15に密
着していることにより該電子写真感光体15上部の必要
な有機層に除去液が飛散したシ、その表面が浸されるよ
うな蒸気をたち込めることがない。この噴射により除去
液は、電子写真感光体15の下端全周に吹き付けられる
ように構成されている。除去液の排除は、除去液収容槽
11に設けられた排液口25から行なわれる。
ダマリがある場合にこれを除去するために設けられてお
シ、場合によ如なくてもよい。また、ガイド13は、必
ずしも必要でない。
第7図において、除去液供給ライン22並びに除去液噴
射口23.23’及び24.24’をそれぞれ、研摩材
供給ライン並びに研摩材噴射口とし。
圧搾気体で研摩材を輸送し、噴射させることができる。
この場合、第7図中、排液口25を研摩材排出口として
吸収等をすることによシ研摩材を排出することができる
。以上のように、研摩材を使用する場合に、遮蔽材が存
在すること及び遮蔽材が電子写真感光体に密着している
ことにより研摩材及び有機層の除去部の除去部から有機
層非除去部を保損することができる。
第7図の遮蔽材12の平面図を第8図に、第8図のa 
−a’断面図を第9図に示す。さらに、遮蔽材の他の態
様を第10〜12図に、第9図と同様の断面図として示
す。
本発明の遮蔽材としては、電子写真感光体端部の遮蔽材
先端部分(第9図26)への衝突を回避するため、遮蔽
材を開いた際の径が電子写真感光体外径よシも1 m+
++以上大きくすることが好ましく。
そのため、素材として容易に変形可能なものが好ましい
第7図の円筒リング14の断面図を第13図に。
第13図のA、 B部(円筒リングの先端)の詳細図を
第14−A、B図に示す。さらに9円筒リングのA、 
B部他の様態を第15〜17−A、B図に、第14−A
、B図と同様の詳細図として示す。
ただし、 A、 Bの組合せは互いに独立のものである
第7図で示したものは図9で示した遮蔽材を第13図の
円筒リングではさみボルトで固定し、−体化したもので
ある。
以上の遮蔽材と円筒リングは除去液収容槽に一体的に、
螺合して又はボルドーナツトによって固走化してもよく
、他の手段で除去液収容槽とは別個に固定化してもよい
遮蔽材と円筒リングは、除去液収容槽と一体化すること
によシ、有機溶剤の飛散、その蒸気の拡散を防ぎ、その
目的と共に作業環境の悪化を防止することができる。ま
た、遮蔽材を除去液収容槽と一体化しないときは、その
目的を達成するよう。
充分な拡がシを持つか、除去液の散布、噴射等。
除去液を充分覆うように構成される。
第7図中、ガイド13は、遮蔽材先端部の保護及び電子
写真感光体の除去液収容槽への挿着及び位置決めを容易
にして量産性を上げるために設けるのが好ましい。
第7図において、有機層下端の除去は除去液の噴射のみ
によって行なっているが、除去部をフェルト、スポンジ
、不織布、織布、金属又は非金属のウール状物、ブラシ
、刷毛等で摺擦し除去する方法、ナイフ状物、ヘラ等に
より削り落す(剥離する)方法等、除去具を用いて除去
するのが好ましい。
=19− 除去部をブラシで擦り落とす方法を第18図に示す。
除去液収容槽27に、遮蔽材289円筒リング29が連
結されている。除去液収容槽27の底面開孔部からブラ
シ回転軸管30が挿入されており。
該回転軸管30内に除去液導入管31が挿入されており
1回転軸管30は回転自在にされ、モーター32の動力
をベルト33で伝え回転させられる。
回転軸管30の先端にはブラシ台34が連結され。
ブラシ台34にブラシ35及び36が連結され。
これらが回転軸管30の回転に従って円筒状電子写真感
光体37の内外面下端部を擦シ、有機層及び塗液だまり
を除去する。除去液導入管31の先端にはガイド37が
連結され、除去液導入管31を通過した除去液は、つづ
いてガイド37内の流路38を通って、ブラシ36の上
に流れ落ちるようになっている。除去液収容槽27の側
面上部から除去液供給ライン39が導入され、その先端
に散布器40.40’が連結されている。この散布器4
0.40’から除去液がブラシ35に吹き付けられるよ
うになっている。
第18図のブラシ台34及びブラシ35.36のみの平
面図を第19図に示す。
第19図において、ブラシ36を取シはずした図を第2
0図に示す。第18図において、第20図に示すブラシ
台34及びブラシ35を用いてもよい。また、第18図
において、除去液導入管31及びガイド37はなくても
よい。
(実施例) 以下9本発明の実施例について説明するが、これらによ
り本発明の実施内容や態様が限定されるものではない。
実施例1 電子写真感光体を第18図に示す装置を用いて処理し、
その両端面の有機層及び塗液だまりを除去した。
遮蔽材の感光体との接触部の径は、ドラム外径に対し0
.211nn小さくした。また、ドラム脱着時の遮蔽材
28の先端と電子写真感光体37の間隙を1、 Orm
nとした。電子写真感光体は遮蔽材の先端から10mm
の深さに挿入された。
檜2 円筒リンブト号を上方に動かし、感光体と遮蔽材を密着
させた。除去具としては動物毛の刷毛8!3g 赤イア層用し、除去具は14回転/分の速度で回転させ
た。除去液は、除去液導入管31および除去液供給ライ
ン39から刷毛35.36の位置に供給され、除去孔4
1よす排出された。
有機層(電荷発生層及び電荷輸送層)の除去は約5秒間
で完了し、除去幅10±0.2価で鮮明に除去された。
有機層が除去された部分(アルミニウムシリンダー)は
損傷なく鏡面を呈していた。
この電子写真感光体を用い、印字試験を行なったところ
良好であった。
比較例1 第18図に示される装置において遮蔽材を省略したもの
を用いて実施例1に準じて有機層の端部の除去を行なっ
た。
この結果、除去液の波打ちのため除去部と非除表部の境
界線は鮮明でなく、乱れており、除去幅のバラツキ(最
大幅と最小幅ンの差は9伽であった。また、非除去部は
ミストの影響によシ白濁リングが発生しただけでなく、
除去液の飛散付着により、その部分が浸されるため電子
写真感光体としては使用不能になった。
(発明の効果) 本発明によれば、電子写真感光体の有機層の必要な部分
(非除去部)を効率よく保護しつつその端部が除去され
た電子写真感光体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、有機層を有する円筒状電子写真感光体の断面
図、第2図は有機層端部が除去された円筒状電子写真感
光体の断面図、第3図は塗液だま如及び有機層を有する
円筒状電子写真感光体の断面図、第4図は遮蔽材の開閉
方法の一例を示す断面図、第5図及び6図は遮蔽材の開
閉方法の他の例を示す断面図、第7図は本発明に係る方
法を実施するための装置の一例を示す断面図、第8図は
遮蔽材の一例を示す平面図、第9図は第8図のa−a′
断面図、第10〜12図は、遮蔽材の他の例を示す断面
図、第13図は円筒リングの一例を示す断面図、第14
〜17図は円筒リングの他の例を示す断面図、18図は
9本発明に係る方法を実施するための他の例を示す断面
図、第19図及び第20図は、ブラシ台及びブラシから
なる構成の平面図である。 符号の説明 1・・・中空円筒状導電性支持体 2・・・有機層      3,4川塗液ダマリ5、 
7. 8. 9・・・円筒リング6・・・遮蔽材   
   6′・・・遮蔽材の先端10・・・連結ピン  
  11・・・除去液収容槽12・・・遮蔽材    
 13・・・ガイド14・・・円筒リング   15・
・・電子写真感光体16・・・把持装置    17・
・・搬送装置18・・・連結ビン    19・・・バ
ー20・・・支点      21・・・エアーシリン
ダー22・・・除去液供給ライン 23、 23’、  24. 24’・・・除去液噴射
口25・・・排液口     26・・・遮蔽材先端2
7・・・除去液収容槽  28・・・遮蔽材29・・・
円筒リング   30・・・ブラシ回転軸管31・・・
除去液導入管  32・・・モーター33・・・ベルト
34・・・ブラシ台 35.36・・・ブラシ  37・・・ガイド38・・
・流路      39・・・除去液供給ライン40、
 40’・・・除去液噴射口 41・・・排液口 =25−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性支持体の上に有機層を有する電子写真感光体
    の製造において電子写真感光体端部の有機層を除去する
    に際し、有機層の除去部と非除去部の境界に沿つて非除
    去部を保護すべく遮蔽材を設け、電子写真感光体端部の
    有機層を除去する時は該遮蔽材を有機層に密着させ非除
    去部を保護しつつ除去を行ない有機層の除去後は遮蔽材
    を有機層から離すことを特徴とする電子写真感光体の製
    造法。 2、電子写真感光体端部の有機層除去時に遮蔽材と電子
    写真感光体との接触部を線状又はわずかな幅の面とした
    特許請求の範囲第1項記載の電子写真感光体の製造法。 3、除去部を除去液の存在下に除去する特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の電子写真感光体の製造法。 4、除去部を除去具を用いて除去する特許請求の範囲第
    1項、第2項又は第3項記載の電子写真感光体の製造法
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2000005669A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Chugai Ro Co Ltd コーティングホッパーおよび触媒コンバータの製造方法
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