JPH05227624A - 配管内に軟質材で被覆された信号線を敷設する方法 - Google Patents

配管内に軟質材で被覆された信号線を敷設する方法

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JPH05227624A
JPH05227624A JP2344992A JP2344992A JPH05227624A JP H05227624 A JPH05227624 A JP H05227624A JP 2344992 A JP2344992 A JP 2344992A JP 2344992 A JP2344992 A JP 2344992A JP H05227624 A JPH05227624 A JP H05227624A
Authority
JP
Japan
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coil
signal line
pipe
signal wire
laying
Prior art date
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Pending
Application number
JP2344992A
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English (en)
Inventor
Minoru Imamura
実 今村
Takashi Anamizu
孝 穴水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 柔軟材を被覆した信号線を配管内に敷設する
際に、信号線を傷つけない敷設方法を得る。 【構成】 コイル10内に信号線aを引き込み、このコ
イル10を挿入機12を利用して配管1内に挿入し、コ
イル10のみを回収することにより、配管1内に信号線
aを敷設してしまう。 【効果】 信号線aはその挿入時にコイル10で保護さ
れているため、バリで傷つくことがない。この結果、通
常の合成樹脂等で被覆された信号線を使用することがで
きるので、信号線コストが安く、又、挿入抵抗が小さい
ため、挿入作業が非常にやり易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製の配管内に合成
樹脂、ゴム、織物等で被覆された通信或いは各種測定機
器用の信号線を敷設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】曲り部にエルボを用いたり、途中にスリ
ーブ等を取り付けて金属製の導管を配管すると、導管を
夫々の接続箇所においてカッターで切断することになる
ため、図7に示すように、例えば、配管1の曲り部2に
おいて、エルボ3に継ぐ直管4の切断端5にバリ6が出
来てしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、合成樹脂等
で被覆された信号線aを配管1内に引き込んで敷設する
場合に、バリ6で信号線aの被覆が切れてしまうという
問題がある。そこで、従来は信号線aの外にバリ6では
切れることのない金属被覆を施したりしているが、この
ようなことを行うと信号線aのコストが高くつくと共に
延長距離が長くなると敷設抵抗(すべり抵抗)が大きく
なって作業がしにくくなるという問題がある。特に、小
口径管の場合、作業に時間がかかる。
【0004】本発明の目的は、柔軟材で被覆された信号
線を配管内のバリで傷つけることなく能率的に敷設する
方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号線の敷
設方法は次のとおりである。
【0006】コイル内に信号線を引き込み、この信号線
を引き込んだコイルを一旦挿入機内に捲きとり、次に挿
入機を使用して信号線を引き込んだコイルを配管内に挿
入し、コイルが引き出し端に到達したところで信号線の
みを出し、信号線の先端をそのまま放置、あるいは固定
し、挿入機を逆転させてコイルのみを捲き戻すことによ
り回収し、信号線のみを配管内に残して敷設を終了する
配管内に軟質材で被覆された信号線を敷設する方法。
【0007】
【実施例】先ず、図1に示すように金属線材をコイル状
に巻いて作った挿入コイル10内に、信号線aの先端
a′に紐11を接合してこの紐11を引きながら引き込
む。図2はコイル10内に信号線aが引き込まれた一部
を示す断面図にして、bは被覆である。次に、このよう
にして信号線aを引き込んだコイル10を、図3に示す
ように、挿入機12内に一旦捲きとり、次に図4に示す
ように、敷設対象配管1の挿入端1aに挿入機12を設
置し、コイル10に回転を付与しながら配管1内に押し
込むようにして挿入して行く。回転の付与はコイル10
が進入途中において配管1の段差に引っ掛かっても、簡
単にこれをクリアーするためである。このようにしてコ
イル10を挿入し、配管1の終端1bからコイル10が
露出したなら、次に図5に示すように信号線aの先端の
みをコイルから少し出す。信号線aの先端はそのまま放
置してもよいし、本実施例のように管外に固定具13を
利用して固定してもよい。その後、挿入機12を逆回転
させてコイル10を引き戻し、挿入機12内に巻き取っ
て回収してしまう。
【0008】このコイル10を回収し、信号線aが配管
10内に残った状況は図6に示されており、配管1内に
対する信号線aの敷設の終了である。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上のように、コイルを利用し
て信号線を保護しながら配管内に挿入し、コイルのみを
回収するため、配管内に信号線を挿入する際に、仮にバ
リがあっても信号線の被覆に傷がついたり、切れたりす
ることがない。このため、コストの安い通常の合成樹
脂、ゴム或いは織物で被覆された信号線を使用すること
ができると共にコイルは滑り易く、又挿入時に柔軟性が
あり、回転の付与により段差等に引っ掛かったりするこ
とがないため、作業が非常にやり易いという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コイル内に信号線を引き込んでいる状況の説明
図。
【図2】コイル内に信号線を引き込んだ状態の一部を示
す断面図。
【図3】挿入機内に信号線を引き込んだコイルを巻き取
った状況の説明図。
【図4】配管内にコイルを挿入している状況の説明図。
【図5】信号線の先端を固定し、コイルのみを挿入機内
に引き戻して回収している状況の説明図。
【図6】配管内に信号線を敷設した状況の説明図。
【図7】従来の信号線の敷設状況の説明図。
【符号の説明】
1 配管 10 コイル 11 紐 12 挿入機 13 固定具 a 信号線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル内に信号線を引き込み、この信号
    線を引き込んだコイルを一旦挿入機内に捲きとり、次に
    挿入機を使用して信号線を引き込んだコイルを配管内に
    挿入し、コイルが引き出し端に到達したところで信号線
    のみを出し、信号線の先端をそのまま放置、あるいは固
    定し、挿入機を逆転させてコイルのみを捲き戻すことに
    より回収し、信号線のみを配管内に残して敷設を終了す
    る配管内に軟質材で被覆された信号線を敷設する方法。
JP2344992A 1992-02-10 1992-02-10 配管内に軟質材で被覆された信号線を敷設する方法 Pending JPH05227624A (ja)

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JPH05227624A true JPH05227624A (ja) 1993-09-03

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