JP3511304B2 - 配管内の通線方法 - Google Patents

配管内の通線方法

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wire
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piping
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賢知 小林
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
    • G02B6/52Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts using fluid, e.g. air

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は配管を利用して通信を
行う場合等において、配管内に通信用の線材を配置する
方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】昨今、ガス管等の配管を利用して通信を
行うことが試みられている。このような通信方式とし
て、配管内に通信用の線材を配置して有線で通信を行う
方式があり、この場合、配管内に通信用の線材を配置す
る必要がある。 【0003】ところで配管内に線材を配置する方法とし
て、特開平4−157290号公報に記載された既設配
管の通線方法がある。かかる既設配管の通線方法では、
線材の先端に可撓性長尺体を有する牽引具を設け、配管
の他端部に吸引機を設置し、この吸引機で牽引具を吸引
しつつ、線材を配管内に送り込みながら配管内に線材を
配置していく。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな既設配管の通線方法では、線材を配管内に送り込む
ようにしており、線材自体が配管内を移動するので、配
管が長い場合、あるいは曲がっている場合には、線材と
配管との間に生じる摩擦力が大きくなり、牽引具を吸引
できなくなり、配管内に線材を配置することができなく
なるという問題があった。 【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、配管が長い場合
や、曲がっている場合でも確実に線材を配管内に配置で
きる配管内の通線方法を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、線材の巻かれたリールを配管の端部に
挿入する工程と、前記配管の他端部に吸引機を設置し、
前記吸引機で前記リールを吸引し、前記リールから前記
線材が巻きほどかれつつ前記リールが移動することによ
り、前記線材を配管内に配置する工程と、を具備し、前
記リールに羽を設けることを特徴とする配管内の通線方
法である。 【0007】 【作用】本発明では、リールが吸引され、リ−ルに巻か
れた線材が巻きほどかれつつ、線材が配管内に配置され
る。 【0008】 【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の1実施例に係る配管内の
通線方法を実施する配管の模式図である。図1におい
て、1は本管であり、本管1の上流側に分岐管3−1、
3−2、3−3、3−4が分岐され、本管1の下流側に
分岐管5−1、5−2、5−3、5−4が分岐される。
このように分岐された配管において、例えば分岐管3−
2と分岐管5−3との間に線材を配置する場合(通線を
行う場合)には、他の分岐管3−1、3−3、3−4、
5−1、5−2、5−4に閉塞具7を設ける。 【0009】次に、分岐管3−2の開口部に線材13が
巻かれたリ−ル9を配置する。図2はリ−ル9の拡大図
であり、リ−ル9には一本の線材13が多重に巻かれ、
リ−ル9には例えば布等からなる牽引具11が設けられ
る。牽引具11は吸引機による吸引力を効率的に受ける
ために設けられる。 【0010】次に、分岐管5−3に取り付けられた吸引
機15を駆動することによって、配管内の空気等の気体
を吸引する。この場合、分岐管3−2以外の分岐管では
気体の流出入ができないので、分岐管3−2から気体が
吸引され、これに伴って牽引具11が吸引機15側に吸
引される。この時、リ−ル9から線材13が巻きほどか
れつつ、リ−ル9は管内を移動し、配管内に線材13が
配置される。 【0011】このようにして、吸引機15を駆動するこ
とにより、分岐管3−2と分岐管5−3との間に線材1
3を配置することができる。この場合、リ−ル9は線材
13を巻きほどきつつ移動するので、線材13自体は配
管内で移動することがなく、線材13と配管との摩擦力
を考慮する必要がない。このため配管が長い場合や、配
管に曲がりが多くても確実に線材13を配置することが
できる。 【0012】図3はリ−ル9の他の構成を示すもので、
この例ではリ−ル9内に4枚の羽根17を設けたもので
ある。このように、羽根17を設けることにより、リ−
ル9は吸引器15の吸引力が強い場合でもリール9から
線材13がほどける方向に回転するので、線材13が断
線することなく、配管長が長い場合や、配管が曲がって
いても、さらに確実に線材13を配置することができ
る。 【0013】なお、本発明に係る線材の通線方法は、図
1に示すような配管だけでなく、種々の配管に広く用い
ることができる。そして、分岐の無いような場合、牽引
具11や羽根17をリール9に設けずに、リール9を吸
引することができる。 【0014】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、配管が長い場合や、曲がっている場合でも確実に
線材を配管内に配置できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の1実施例に係る配管内の通線方法を
実施する配管の模式図 【図2】 リ−ル9を示す図 【図3】 リ−ル9の他の構成を示す図 【符号の説明】 1……本管 3、5……分岐管 7……閉塞具 9……リ−ル 11……牽引具 13……線材 15……吸引機 17……羽根

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 線材の巻かれたリールを配管の端部に挿
    入する工程と、 前記配管の他端部に吸引機を設置し、前記吸引機で前記
    リールを吸引し、前記リールから前記線材が巻きほどか
    れつつ前記リールが移動することにより、前記線材を配
    管内に配置する工程と、 を具備し、 前記リールに羽を設けることを特徴とする配管内の通線
    方法。
JP35330293A 1993-12-30 1993-12-30 配管内の通線方法 Expired - Fee Related JP3511304B2 (ja)

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