JPH05227347A - ファクシミリ伝送方法および情報記録装置 - Google Patents
ファクシミリ伝送方法および情報記録装置Info
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- JPH05227347A JPH05227347A JP4026621A JP2662192A JPH05227347A JP H05227347 A JPH05227347 A JP H05227347A JP 4026621 A JP4026621 A JP 4026621A JP 2662192 A JP2662192 A JP 2662192A JP H05227347 A JPH05227347 A JP H05227347A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像以外のデ−タを送信する場合に、画像以
外のデ−タをコ−ド化する装置や、コ−ド化による情報
の冗長化をなくし、装置の簡単化と通信コストの低減を
図ることを可能にする。 【構成】 ダイヤルト−ン認識手段と受信デ−タ管理フ
ァイルとを回線切替手段に接続して、ダイヤルト−ン認
識手段からの出力信号に応じて、受信デ−タを管理ファ
イルに記録するとともに、記憶手段にも受信デ−タを記
録する。また、G3プロトコルで送信元から送出される
送信元情報も管理デ−タとして記録する。
外のデ−タをコ−ド化する装置や、コ−ド化による情報
の冗長化をなくし、装置の簡単化と通信コストの低減を
図ることを可能にする。 【構成】 ダイヤルト−ン認識手段と受信デ−タ管理フ
ァイルとを回線切替手段に接続して、ダイヤルト−ン認
識手段からの出力信号に応じて、受信デ−タを管理ファ
イルに記録するとともに、記憶手段にも受信デ−タを記
録する。また、G3プロトコルで送信元から送出される
送信元情報も管理デ−タとして記録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像と画像以外の情報
も同時に送受信して、これを記録するファクシミリ伝送
方法およびそれに使用する情報記録装置に関する。
も同時に送受信して、これを記録するファクシミリ伝送
方法およびそれに使用する情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像と画像以外の情報も同時
に送受信する方法としては、例えば、音声デ−タをコ−
ド化することにより、これをファクシミリ画像とみな
し、画像とともに伝送する方式(特公昭55−1513
5号公報参照)、あるいは音声デ−タをコ−ド化した画
像を、送信する画像の一部にプリントすることにより、
音声デ−タを付加した画像を伝送する装置(特開昭61
−260756号公報参照)等がある。前者の方式で
は、マイクロホンで音声を電気信号に変換した後、音−
記録像変換装置により2進符号化し、これをコ−ド化音
信号とする。このコ−ド化音信号をコ−ド化音声記録装
置、例えばファクシミリ装置の記録部に入力することに
より、変調信号として図形や線、ビットパタ−ン等の定
められた方法に基づいてハ−ドコピ−を得ることができ
る。これを普通の原稿と同じようにファクシミリ送信装
置に入力することにより、相手側受信装置に送信するこ
とができる。また、後者の装置では、音声アナログ信号
のレベルを例えば8ビット以上のディジタルデ−タにA
/D変換し、さらにこれを予測符号化して、例えば4ビ
ット以下のディジタルデ−タに圧縮する。これをファク
シミリ装置で送信することにより、普通の画像とともに
伝送することができる。応用例としては、ワ−ドプロセ
ッサに音声信号ディジタル変換装置を内蔵し、1枚のシ
−ト上に文章と音声デ−タの両方を組合せて記録するこ
とができる。
に送受信する方法としては、例えば、音声デ−タをコ−
ド化することにより、これをファクシミリ画像とみな
し、画像とともに伝送する方式(特公昭55−1513
5号公報参照)、あるいは音声デ−タをコ−ド化した画
像を、送信する画像の一部にプリントすることにより、
音声デ−タを付加した画像を伝送する装置(特開昭61
−260756号公報参照)等がある。前者の方式で
は、マイクロホンで音声を電気信号に変換した後、音−
記録像変換装置により2進符号化し、これをコ−ド化音
信号とする。このコ−ド化音信号をコ−ド化音声記録装
置、例えばファクシミリ装置の記録部に入力することに
より、変調信号として図形や線、ビットパタ−ン等の定
められた方法に基づいてハ−ドコピ−を得ることができ
る。これを普通の原稿と同じようにファクシミリ送信装
置に入力することにより、相手側受信装置に送信するこ
とができる。また、後者の装置では、音声アナログ信号
のレベルを例えば8ビット以上のディジタルデ−タにA
/D変換し、さらにこれを予測符号化して、例えば4ビ
ット以下のディジタルデ−タに圧縮する。これをファク
シミリ装置で送信することにより、普通の画像とともに
伝送することができる。応用例としては、ワ−ドプロセ
ッサに音声信号ディジタル変換装置を内蔵し、1枚のシ
−ト上に文章と音声デ−タの両方を組合せて記録するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
音声デ−タのコ−ド化によるファクシミリ伝送方式で
は、音声以外のデ−タを伝送することができず、またフ
ァクシミリ信号として送信するためのコ−ド化する装置
やコ−ド化による情報の冗長化が必要となるため、装置
の複雑化や通信コストの増大を招いていた。本発明の目
的は、このような従来の課題を解決し、画像以外のデ−
タを伝送する場合に、画像以外のデ−タをコ−ド化する
装置を不要にし、コ−ド化による情報の冗長化をなく
し、装置の簡単化と通信コストの低減を図ることが可能
なファクシミリ伝送方法および情報記録装置を提供する
ことにある。
音声デ−タのコ−ド化によるファクシミリ伝送方式で
は、音声以外のデ−タを伝送することができず、またフ
ァクシミリ信号として送信するためのコ−ド化する装置
やコ−ド化による情報の冗長化が必要となるため、装置
の複雑化や通信コストの増大を招いていた。本発明の目
的は、このような従来の課題を解決し、画像以外のデ−
タを伝送する場合に、画像以外のデ−タをコ−ド化する
装置を不要にし、コ−ド化による情報の冗長化をなく
し、装置の簡単化と通信コストの低減を図ることが可能
なファクシミリ伝送方法および情報記録装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ伝送方法は、(イ)電話機と
ファクシミリ手段と録音、画像およびその他のデ−タを
記録する手段とを備えたファクシミリ伝送装置におい
て、画像デ−タをファクシミリ手段により伝送した後、
G3プロトコルの会話予約要求信号を送信することによ
り通常の電話通信に切り替えて、音声デ−タの送信、ダ
イヤルト−ンの送出によるデ−タの送信、ダイヤルト−
ンの送出による切り替え通知、およびデ−タモデムへの
切り替えによるデ−タの送信を行い、1回の回線上の接
続期間内に、画像デ−タと音声デ−タおよびその他のデ
−タを伝送するとともに、受信側では、受信した画像デ
−タと音声デ−タとその他のデ−タを関連付けて保存す
ることに特徴がある。また、本発明の情報蓄積装置は、
(ロ)通信回線に接続された回線切替手段と、回線切替
手段に接続され、かつ受信したダイヤルト−ンを認識す
る認識手段および受信デ−タを管理するための受信デ−
タ管理ファイルと、回線切替手段に電話機、ファクシミ
リ装置あるいはデ−タモデムを介して接続された記録手
段とを有し、ダイヤルト−ン認識手段からの出力信号に
応じて、通信回線と回線切替手段を介して受信したデ−
タを受信デ−タ管理ファイルに管理デ−タとして記録す
るとともに、受信デ−タを記録手段に記録することに特
徴がある。また、(ハ)受信したダイヤルト−ンを認識
する認識手段と、認識手段からの出力信号に対応して管
理デ−タ・インデックス信号を受信デ−タ管理ファイル
に出力する手段と、受信デ−タ管理ファイルに受信デ−
タの日時や時間を出力する計時手段とを有し、受信装置
が受信デ−タの蓄積モ−ドを選択しているときには、各
手段からの出力信号を受信デ−タ管理ファイルの管理デ
−タ情報として記録するとともに、G3プロトコルで送
信元から送出される送信元情報をも管理デ−タ情報とし
て記録することにも特徴がある。
め、本発明のファクシミリ伝送方法は、(イ)電話機と
ファクシミリ手段と録音、画像およびその他のデ−タを
記録する手段とを備えたファクシミリ伝送装置におい
て、画像デ−タをファクシミリ手段により伝送した後、
G3プロトコルの会話予約要求信号を送信することによ
り通常の電話通信に切り替えて、音声デ−タの送信、ダ
イヤルト−ンの送出によるデ−タの送信、ダイヤルト−
ンの送出による切り替え通知、およびデ−タモデムへの
切り替えによるデ−タの送信を行い、1回の回線上の接
続期間内に、画像デ−タと音声デ−タおよびその他のデ
−タを伝送するとともに、受信側では、受信した画像デ
−タと音声デ−タとその他のデ−タを関連付けて保存す
ることに特徴がある。また、本発明の情報蓄積装置は、
(ロ)通信回線に接続された回線切替手段と、回線切替
手段に接続され、かつ受信したダイヤルト−ンを認識す
る認識手段および受信デ−タを管理するための受信デ−
タ管理ファイルと、回線切替手段に電話機、ファクシミ
リ装置あるいはデ−タモデムを介して接続された記録手
段とを有し、ダイヤルト−ン認識手段からの出力信号に
応じて、通信回線と回線切替手段を介して受信したデ−
タを受信デ−タ管理ファイルに管理デ−タとして記録す
るとともに、受信デ−タを記録手段に記録することに特
徴がある。また、(ハ)受信したダイヤルト−ンを認識
する認識手段と、認識手段からの出力信号に対応して管
理デ−タ・インデックス信号を受信デ−タ管理ファイル
に出力する手段と、受信デ−タ管理ファイルに受信デ−
タの日時や時間を出力する計時手段とを有し、受信装置
が受信デ−タの蓄積モ−ドを選択しているときには、各
手段からの出力信号を受信デ−タ管理ファイルの管理デ
−タ情報として記録するとともに、G3プロトコルで送
信元から送出される送信元情報をも管理デ−タ情報とし
て記録することにも特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、電話機とファクシミリ装置
とデ−タモデムとを備えており、音声デ−タは電話機
で、画像デ−タはファクシミリ装置で、またその他のデ
−タはデ−タモデムで、それぞれ回線切替装置を介して
直接送受信する。従って、従来のように、音声デ−タ等
をファクシミリ信号として送信する必要はなく、コ−ド
化の装置や情報の冗長化や装置の複雑化はなくなる。ま
た、画像と音声とその他のデ−タを同一の相手に送信す
る場合には、順次回線を切り替える必要はなく、1回の
回線接続期間内に関連付けられたデ−タ構造としてそれ
らを連続して送受信することができる。そのためには、
先ずファクシミリ通信により画像デ−タを送受信した
後、電話に切り替えるように要求するための会話予約要
求信号を送出することにより、電話に切り替えて音声を
送受信する。その場合に、送信側は音声デ−タを送信す
ることを、ダイヤルト−ンを送出することにより通知す
る。また、受信した画像デ−タと音声デ−タとその他の
デ−タの管理のために、受信デ−タ管理ファイルには、
受信日時、相手等の情報、受信した画像ファイル名、音
声ファイル名を記録しておき、その受信デ−タの内容は
それぞれ画像ファイル、音声ファイルに管理デ−タとし
て記録する。なお、同時に、録音装置と画像記録装置と
デ−タ記録装置にも受信デ−タを記録する。
とデ−タモデムとを備えており、音声デ−タは電話機
で、画像デ−タはファクシミリ装置で、またその他のデ
−タはデ−タモデムで、それぞれ回線切替装置を介して
直接送受信する。従って、従来のように、音声デ−タ等
をファクシミリ信号として送信する必要はなく、コ−ド
化の装置や情報の冗長化や装置の複雑化はなくなる。ま
た、画像と音声とその他のデ−タを同一の相手に送信す
る場合には、順次回線を切り替える必要はなく、1回の
回線接続期間内に関連付けられたデ−タ構造としてそれ
らを連続して送受信することができる。そのためには、
先ずファクシミリ通信により画像デ−タを送受信した
後、電話に切り替えるように要求するための会話予約要
求信号を送出することにより、電話に切り替えて音声を
送受信する。その場合に、送信側は音声デ−タを送信す
ることを、ダイヤルト−ンを送出することにより通知す
る。また、受信した画像デ−タと音声デ−タとその他の
デ−タの管理のために、受信デ−タ管理ファイルには、
受信日時、相手等の情報、受信した画像ファイル名、音
声ファイル名を記録しておき、その受信デ−タの内容は
それぞれ画像ファイル、音声ファイルに管理デ−タとし
て記録する。なお、同時に、録音装置と画像記録装置と
デ−タ記録装置にも受信デ−タを記録する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すファクシミ
リ装置のブロック図である。このファクシミリ装置で
は、ファクシミリによる画像デ−タ伝送および音声デ−
タの伝送は勿論のこと、デ−タモデムによるデ−タ伝
送、およびそれらの記録をも行うことができる。図1に
おいて、1は記憶手段であって、この中にはA/D変換
手段を含んだ録音装置11と、画像記録装置12と、デ
−タ記録装置13とが内蔵されている。2は電話装置、
3は受信デ−タを画像、音声およびその他のデ−タに分
けて、管理する管理ファイル、4は受信日時やデ−タの
受信時間を計時するための計時手段、5はG3のファク
シミリ装置、6は画像デ−タのみ、画像デ−タと音声デ
−タ、およびそれ以外のデ−タを送信するために、回線
を切り替える回線切替装置、7は通信回線、8は回線7
に送信するためにデ−タを変調するデ−タモデム、9は
回線7を介して送られてきたダイヤルト−ンを認識する
ためのダイヤルト−ン認識装置、10は画像、音声、そ
の他のデ−タを蓄積する場合に、装置内の蓄積モ−ドを
設定するためのモ−ド設定手段である。モ−ドには、フ
ァクシミリ通信のみのモ−ドと、画像と音声のデ−タを
蓄積するモ−ドと、さらにその他のデ−タを付加して蓄
積するモ−ドと、画像と音声のデ−タを送信するモ−ド
等がある。対向機が会話予約機能を備えていない場合
や、会話予約成立後にダイヤルト−ンによる対向機音声
録音機能の確認ができない場合等には、画像デ−タのみ
の送信を行う。また、会話予約機能を対向機が備えてい
る場合や、対向機音声録音機能の確認ができた場合に
は、画像デ−タと音声デ−タの送信を必要なだけ行う。
さらに、対向機がそれ以外のデ−タの記録機能を備えて
いる場合には、それも付加して送信を行う。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すファクシミ
リ装置のブロック図である。このファクシミリ装置で
は、ファクシミリによる画像デ−タ伝送および音声デ−
タの伝送は勿論のこと、デ−タモデムによるデ−タ伝
送、およびそれらの記録をも行うことができる。図1に
おいて、1は記憶手段であって、この中にはA/D変換
手段を含んだ録音装置11と、画像記録装置12と、デ
−タ記録装置13とが内蔵されている。2は電話装置、
3は受信デ−タを画像、音声およびその他のデ−タに分
けて、管理する管理ファイル、4は受信日時やデ−タの
受信時間を計時するための計時手段、5はG3のファク
シミリ装置、6は画像デ−タのみ、画像デ−タと音声デ
−タ、およびそれ以外のデ−タを送信するために、回線
を切り替える回線切替装置、7は通信回線、8は回線7
に送信するためにデ−タを変調するデ−タモデム、9は
回線7を介して送られてきたダイヤルト−ンを認識する
ためのダイヤルト−ン認識装置、10は画像、音声、そ
の他のデ−タを蓄積する場合に、装置内の蓄積モ−ドを
設定するためのモ−ド設定手段である。モ−ドには、フ
ァクシミリ通信のみのモ−ドと、画像と音声のデ−タを
蓄積するモ−ドと、さらにその他のデ−タを付加して蓄
積するモ−ドと、画像と音声のデ−タを送信するモ−ド
等がある。対向機が会話予約機能を備えていない場合
や、会話予約成立後にダイヤルト−ンによる対向機音声
録音機能の確認ができない場合等には、画像デ−タのみ
の送信を行う。また、会話予約機能を対向機が備えてい
る場合や、対向機音声録音機能の確認ができた場合に
は、画像デ−タと音声デ−タの送信を必要なだけ行う。
さらに、対向機がそれ以外のデ−タの記録機能を備えて
いる場合には、それも付加して送信を行う。
【0007】図4は、図1における画像デ−タと音声デ
−タ伝送部の伝送手順を示すフロ−チャ−トである。こ
の場合には、電話機、ファクシミリ機能、録音、および
画像記録機能を備えた伝送装置を用いて、画像デ−タと
音声デ−タの伝送を行う場合の伝送手順を示している。
先ず、G3プロトコルによる対向機の機能を確認した後
(ステップ101)、対向機が会話予約機能を備えてい
るか否かを判断し(ステップ102)、備えていない場
合には、画像デ−タのみの送信を行って、終了する(ス
テップ103)。対向機が会話予約機能を備えている場
合には、画像デ−タの送信を開始する(ステップ10
4)。それが終了したとき、さらに送信する音声デ−タ
があるか否かを判断し(ステップ105)、なければ処
理を終了する。あれば、会話予約を要求する(ステップ
106)。会話予約が成立したときには(ステップ10
7)、ダイヤルト−ンによる対向機の音声録音機能の確
認を行い(ステップ108)、対向機が音声録音機能を
備えている場合には(ステップ109)、音声デ−タの
送信を開始する(ステップ110)。それを終了する
と、さらに送信する画像デ−タがあるか否かを判断し
(ステップ111)、なければ処理を終了するが、あれ
ば、ステップ104に戻って画像デ−タの送信を行う。
−タ伝送部の伝送手順を示すフロ−チャ−トである。こ
の場合には、電話機、ファクシミリ機能、録音、および
画像記録機能を備えた伝送装置を用いて、画像デ−タと
音声デ−タの伝送を行う場合の伝送手順を示している。
先ず、G3プロトコルによる対向機の機能を確認した後
(ステップ101)、対向機が会話予約機能を備えてい
るか否かを判断し(ステップ102)、備えていない場
合には、画像デ−タのみの送信を行って、終了する(ス
テップ103)。対向機が会話予約機能を備えている場
合には、画像デ−タの送信を開始する(ステップ10
4)。それが終了したとき、さらに送信する音声デ−タ
があるか否かを判断し(ステップ105)、なければ処
理を終了する。あれば、会話予約を要求する(ステップ
106)。会話予約が成立したときには(ステップ10
7)、ダイヤルト−ンによる対向機の音声録音機能の確
認を行い(ステップ108)、対向機が音声録音機能を
備えている場合には(ステップ109)、音声デ−タの
送信を開始する(ステップ110)。それを終了する
と、さらに送信する画像デ−タがあるか否かを判断し
(ステップ111)、なければ処理を終了するが、あれ
ば、ステップ104に戻って画像デ−タの送信を行う。
【0008】図5は、図4の伝送手順のシ−ケンスチャ
−トである。先ず、送信側は発呼(1)を行い、受信側
を呼び出して、通常のファクシミリ送信を行う(G3プ
ロトコル)。受信側では、その画像デ−タを受信し、画
像記録装置に記録する(2)。送信側は、画像デ−タの
送信終了時に、受信側に電話に切り替えることを要求す
るために、会話予約要求信号(PRI−Q)(3)を送
出する。受信側は、この会話予約要求信号(PRI−
Q)に応答して、電話に切り替える。これにより、ファ
クシミリ送信は終了し、電話送受信の状態となる。以上
の手順は、G3プロトコルにより行う。次に、送信側
は、これから音声デ−タを送信することを受信側に通知
するために、あるダイヤルト−ンを送出する(4)。受
信側では、このダイヤルト−ンを検出し(5)、これに
より音声デ−タを受信する準備を行う。送信側から音声
デ−タの送信が開始されると(6)、受信側でこれを受
信して記録する。音声デ−タの送信終了が通知される
と、回線を切断する。
−トである。先ず、送信側は発呼(1)を行い、受信側
を呼び出して、通常のファクシミリ送信を行う(G3プ
ロトコル)。受信側では、その画像デ−タを受信し、画
像記録装置に記録する(2)。送信側は、画像デ−タの
送信終了時に、受信側に電話に切り替えることを要求す
るために、会話予約要求信号(PRI−Q)(3)を送
出する。受信側は、この会話予約要求信号(PRI−
Q)に応答して、電話に切り替える。これにより、ファ
クシミリ送信は終了し、電話送受信の状態となる。以上
の手順は、G3プロトコルにより行う。次に、送信側
は、これから音声デ−タを送信することを受信側に通知
するために、あるダイヤルト−ンを送出する(4)。受
信側では、このダイヤルト−ンを検出し(5)、これに
より音声デ−タを受信する準備を行う。送信側から音声
デ−タの送信が開始されると(6)、受信側でこれを受
信して記録する。音声デ−タの送信終了が通知される
と、回線を切断する。
【0009】図2および図3は、それぞれ図1における
受信デ−タ管理ファイルの説明図である。受信デ−タ管
理ファイル3は回線切替装置6に接続されており、回線
切替装置6の切替え制御により、回線7から受信した画
像、音声デ−タ、その他のデ−タをファクシミリ装置5
を介して記憶手段1に転送すると同時に、受信デ−タ管
理ファイル3にも転送する。受信デ−タ管理ファイル3
への相手先の登録は、ファクシミリ装置における送信元
情報の送信デ−タにより行われる構成になっている。ま
た、回線切替装置6には、ダイヤルト−ン認識装置9か
らの出力信号に応じて、予め記憶されている『ダイヤル
ト−ン認識』に対応する情報テ−ブルが設けられてい
る。回線7を介して送信されたダイヤルト−ンをダイヤ
ルト−ン認識装置9で認識すると、回線切替装置6は、
上記の情報テ−ブルから受信デ−タ管理ファイル3の該
当するファイル名の情報をアクセスし、管理ファイル3
に画像ファイルあるいは音声ファイルとして登録を行
う。なお、受信する装置においては、受信したデ−タを
ダイレクト出力するか、あるいは一旦、メモリに蓄積し
て、必要に応じてアクセスを行って出力するかを、切換
え選択することが可能な構成となっている。また、受信
デ−タを蓄積するモ−ドは、モ−ド設定手段10により
選択されることにより、該当するデ−タの蓄積が行われ
る。
受信デ−タ管理ファイルの説明図である。受信デ−タ管
理ファイル3は回線切替装置6に接続されており、回線
切替装置6の切替え制御により、回線7から受信した画
像、音声デ−タ、その他のデ−タをファクシミリ装置5
を介して記憶手段1に転送すると同時に、受信デ−タ管
理ファイル3にも転送する。受信デ−タ管理ファイル3
への相手先の登録は、ファクシミリ装置における送信元
情報の送信デ−タにより行われる構成になっている。ま
た、回線切替装置6には、ダイヤルト−ン認識装置9か
らの出力信号に応じて、予め記憶されている『ダイヤル
ト−ン認識』に対応する情報テ−ブルが設けられてい
る。回線7を介して送信されたダイヤルト−ンをダイヤ
ルト−ン認識装置9で認識すると、回線切替装置6は、
上記の情報テ−ブルから受信デ−タ管理ファイル3の該
当するファイル名の情報をアクセスし、管理ファイル3
に画像ファイルあるいは音声ファイルとして登録を行
う。なお、受信する装置においては、受信したデ−タを
ダイレクト出力するか、あるいは一旦、メモリに蓄積し
て、必要に応じてアクセスを行って出力するかを、切換
え選択することが可能な構成となっている。また、受信
デ−タを蓄積するモ−ドは、モ−ド設定手段10により
選択されることにより、該当するデ−タの蓄積が行われ
る。
【0010】受信デ−タ管理ファイル3では、受信した
画像デ−タ、音声デ−タを管理する場合、図2、図3に
示すように、受信時に、受信日時、相手等の情報ととも
に、受信した画像ファイル名と音声ファイル名を記録し
ておき、必要に応じてこの受信デ−タ管理ファイルから
関連するファイル名を得て、必要なファイルを参照す
る。また、受信デ−タ管理ファイル3は、次のような形
式でも差し支えない。すなわち、受信デ−タ管理ファイ
ル3には、記録されるファイル名として、最初に受信し
た受信ファイル名のみとし、それ以降の受信ファイル名
は、最初に受信した受信ファイルのヘッダ部に記録され
る形式をとる。前者の方法では、例えば、図3に示すよ
うに、受信デ−タ管理ファイル3に、受信日時お相手等
の情報とともに、画像ファイル名、音声ファイル名をそ
れぞれ登録しておき、それぞれ画像ファイル31または
音声ファイル32を参照することにより、それぞれヘッ
ダ部と画像デ−タまたはヘッダ部と音声デ−タを読み出
すことができる。後者の方法では、例えば、図2に示す
ように、受信デ−タ管理ファイル3aに、受信日時と相
手等の情報とともに、その相手に対応する最初の受信フ
ァイル名と、その後に受信したデ−タの数を登録してお
く。これにより、参照する場合には、画像ファイル31
aのヘッダ部を読み取り、そこに次ファイルのポインタ
が示されているので、そこに指示されている音声ファイ
ル32aを参照することができる。
画像デ−タ、音声デ−タを管理する場合、図2、図3に
示すように、受信時に、受信日時、相手等の情報ととも
に、受信した画像ファイル名と音声ファイル名を記録し
ておき、必要に応じてこの受信デ−タ管理ファイルから
関連するファイル名を得て、必要なファイルを参照す
る。また、受信デ−タ管理ファイル3は、次のような形
式でも差し支えない。すなわち、受信デ−タ管理ファイ
ル3には、記録されるファイル名として、最初に受信し
た受信ファイル名のみとし、それ以降の受信ファイル名
は、最初に受信した受信ファイルのヘッダ部に記録され
る形式をとる。前者の方法では、例えば、図3に示すよ
うに、受信デ−タ管理ファイル3に、受信日時お相手等
の情報とともに、画像ファイル名、音声ファイル名をそ
れぞれ登録しておき、それぞれ画像ファイル31または
音声ファイル32を参照することにより、それぞれヘッ
ダ部と画像デ−タまたはヘッダ部と音声デ−タを読み出
すことができる。後者の方法では、例えば、図2に示す
ように、受信デ−タ管理ファイル3aに、受信日時と相
手等の情報とともに、その相手に対応する最初の受信フ
ァイル名と、その後に受信したデ−タの数を登録してお
く。これにより、参照する場合には、画像ファイル31
aのヘッダ部を読み取り、そこに次ファイルのポインタ
が示されているので、そこに指示されている音声ファイ
ル32aを参照することができる。
【0011】このように、本発明においては、受信され
た関連するファイルが管理され、容易にそれらのファイ
ルにアクセスすることが可能になる。使用者は、送信さ
れた画像デ−タを画面等に表示しながら、その送信され
た画像デ−タについての説明等が入った関連する音声フ
ァイルの再生を行うことができる。実施例では、画像デ
−タと音声デ−タの伝送の場合について述べたが、その
他のデ−タを送信する場合には、デ−タモデム8に切り
替えることによりデ−タを送信することが可能である。
この場合には、前述のフロ−のダイヤルト−ンによる切
り替え通知の際に、デ−タモデム8を用いることを通知
することにより、デ−タモデム8への切り替えを行う。
例えば、ダイヤルト−ンの切り替え通知の方法として
は、音声デ−タの送信通知に、『02#』のト−ンを、
デ−タモデムによる送信通知に、『05#』のト−ン
を、それぞれ割り当てた場合には、検出したダイヤルト
−ンが『02#』であれば、前述した音声デ−タ録音を
行い、『15#』であれば、デ−タモデムへの切り替え
と、デ−タモデムによるデ−タ送信を行う。
た関連するファイルが管理され、容易にそれらのファイ
ルにアクセスすることが可能になる。使用者は、送信さ
れた画像デ−タを画面等に表示しながら、その送信され
た画像デ−タについての説明等が入った関連する音声フ
ァイルの再生を行うことができる。実施例では、画像デ
−タと音声デ−タの伝送の場合について述べたが、その
他のデ−タを送信する場合には、デ−タモデム8に切り
替えることによりデ−タを送信することが可能である。
この場合には、前述のフロ−のダイヤルト−ンによる切
り替え通知の際に、デ−タモデム8を用いることを通知
することにより、デ−タモデム8への切り替えを行う。
例えば、ダイヤルト−ンの切り替え通知の方法として
は、音声デ−タの送信通知に、『02#』のト−ンを、
デ−タモデムによる送信通知に、『05#』のト−ン
を、それぞれ割り当てた場合には、検出したダイヤルト
−ンが『02#』であれば、前述した音声デ−タ録音を
行い、『15#』であれば、デ−タモデムへの切り替え
と、デ−タモデムによるデ−タ送信を行う。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声デ−タは音声デ−タのまま送信することにより、各
デ−タを最も低コストで伝送することができる。また、
画像と音声のデ−タを送信する場合には、通常のG3フ
ァクシミリから画像と音声デ−タを送信し、録音、画像
記録機能を備えた装置での画像と音声デ−タの記録が可
能となる。さらに、画像や音声や他のデ−タを、関連付
けられたデ−タとして扱っている情報蓄積装置では、そ
れらの構造のまま送受信することが可能である。
音声デ−タは音声デ−タのまま送信することにより、各
デ−タを最も低コストで伝送することができる。また、
画像と音声のデ−タを送信する場合には、通常のG3フ
ァクシミリから画像と音声デ−タを送信し、録音、画像
記録機能を備えた装置での画像と音声デ−タの記録が可
能となる。さらに、画像や音声や他のデ−タを、関連付
けられたデ−タとして扱っている情報蓄積装置では、そ
れらの構造のまま送受信することが可能である。
【0013】
【図1】本発明の一実施例を示すファクシミリ付情報記
録装置のブロック図である。
録装置のブロック図である。
【図2】図1における受信デ−タ管理ファイルのファイ
ル管理方法を示す図である。
ル管理方法を示す図である。
【図3】同じく、受信デ−タ管理ファイルの他のファイ
ル管理方法を示す図である。
ル管理方法を示す図である。
【図4】図1における画像と音声を同時に送信する場合
の動作フロ−チャ−トである。
の動作フロ−チャ−トである。
【図5】図4における送信側と受信側の信号授受を示す
シ−ケンスチャ−トである。
シ−ケンスチャ−トである。
1 記憶手段 2 電話機 3 受信デ−タ管理ファイル 4 計時手段 5 G3ファクシミリ装置 6 回線切替装置 7 回線 8 デ−タモデム 9 ダイヤルト−ン認識装置 11 録音装置 12 画像記録装置 13 デ−タ記録装置 31,31a 画像ファイル 32,32a 音声ファイル 3a 受信デ−タ管理ファイル
Claims (3)
- 【請求項1】 電話機とファクシミリ手段と録音、画像
およびその他のデ−タを記録する手段とを備えたファク
シミリ伝送装置において、画像デ−タを上記ファクシミ
リ手段により伝送した後、G3プロトコルの会話予約要
求信号を送信することにより通常の電話通信に切り替え
て、音声デ−タの送信、ダイヤルト−ンの送出によるデ
−タの送信、ダイヤルト−ンの送出による切り替え通
知、およびデ−タモデムへの切り替えによるデ−タの送
信を行い、1回の回線上の接続期間内に、画像デ−タと
音声デ−タおよびその他のデ−タを伝送するとともに、
受信側では、受信した画像デ−タと音声デ−タとその他
のデ−タを関連付けて保存することを特徴とするファク
シミリ伝送方法。 - 【請求項2】 通信回線に接続された回線切替手段と、
該回線切替手段に接続され、かつ受信したダイヤルト−
ンを認識する認識手段および受信デ−タを管理するため
の受信デ−タ管理ファイルと、該回線切替手段に電話
機、ファクシミリ装置あるいはデ−タモデムを介して接
続された記録手段とを有し、上記ダイヤルト−ン認識手
段からの出力信号に応じて、通信回線と該回線切替手段
を介して受信したデ−タを上記受信デ−タ管理ファイル
に管理デ−タとして記録するとともに、該受信デ−タを
記録手段に記録することを特徴とする情報記録装置。 - 【請求項3】 受信したダイヤルト−ンを認識する認識
手段と、該認識手段からの出力信号に対応して管理デ−
タ・インデックス信号を受信デ−タ管理ファイルに出力
する手段と、該受信デ−タ管理ファイルに受信デ−タの
日時や時間を出力する計時手段とを有し、受信装置が受
信デ−タの蓄積モ−ドを選択しているときには、上記各
手段からの出力信号を上記受信デ−タ管理ファイルの管
理デ−タ情報として記録するとともに、G3プロトコル
で送信元から送出される送信元情報をも管理デ−タ情報
として記録することを特徴とする情報記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4026621A JPH05227347A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ファクシミリ伝送方法および情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4026621A JPH05227347A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ファクシミリ伝送方法および情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05227347A true JPH05227347A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12198545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4026621A Pending JPH05227347A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ファクシミリ伝送方法および情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05227347A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0703692A2 (en) | 1994-08-26 | 1996-03-27 | Hitachi, Ltd. | Speech message recording and reproducing method and apparatus |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP4026621A patent/JPH05227347A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0703692A2 (en) | 1994-08-26 | 1996-03-27 | Hitachi, Ltd. | Speech message recording and reproducing method and apparatus |
US5778314A (en) * | 1994-08-26 | 1998-07-07 | Hitachi, Ltd. | Speech message recording and reproducing method and apparatus |
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