JPH05227207A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

通信装置及び通信方法

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Publication number
JPH05227207A
JPH05227207A JP31450291A JP31450291A JPH05227207A JP H05227207 A JPH05227207 A JP H05227207A JP 31450291 A JP31450291 A JP 31450291A JP 31450291 A JP31450291 A JP 31450291A JP H05227207 A JPH05227207 A JP H05227207A
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JP
Japan
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signal
packet
type
signal type
unit
Prior art date
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Application number
JP31450291A
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English (en)
Inventor
Shusuke Aoyanagi
秀典 青柳
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自局の動作モードを相手局に通知して、相手
局の状態を速やかに適合させると共に、相手局から自局
へ送るデータパケットの誤識別パケットの発生を抑え
て、再生音声の品質を保証することのできる音声パケッ
ト通信装置を得る。 【構成】 入力される信号の信号種別を識別し、検出し
た信号種別に適した符号化方式を用いて信号を符号化圧
縮して信号種別毎のパケットに組立てて送信する音声パ
ケット通信装置において、自局において、保持している
送信信号種別に変化があった場合にその時の信号種別を
パケット組立部4が信号種別パケットとして組立てて送
信し、相手局ではパケット分解部6が受信した信号種別
パケットの情報を符号化モード制御信号として送信部に
通知して信号種別判定部3における信号種別の識別に用
いるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、異なる種類の信号を
通信する通信装置及び通信方法に関し、たとえば、音声
信号を符号化・圧縮し、音声信号・モデム信号のデータ
をパケット化して伝送・再生する音声パケット通信技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は本発明の実施例と共通である音声
パケット通信装置の一例、図6は従来例におけるパケッ
ト組立部のブロック図である。なお、従来例は特開平2
−143636号公報に準ずるものである。図6におい
て1は入力信号をディジタルデータに変換するA/D変
換部、2はディジタルデータを符号化・圧縮する符号化
部、3は音声データより信号の種別を識別する信号種別
判定部、4は符号化音声データをパケットに組立てるパ
ケット組立部、5はパケットを回線に送出または回線よ
りパケットを受信する回線制御部、6は受信パケットの
分解・ゆらぎ吸収処理を行うパケット分解部、7はゆら
ぎ吸収された音声データを復号・伸長する復号化部、8
はヘッダ情報を基に受信データの復号化方式を決定する
復号化モード制御部、9はディジタル信号をアナログ信
号に変換するD/A変換部である。また、図7におい
て、41は符号化音声データを蓄積する音声パケットバ
ッファ、46は符号化音声データにパケットヘッダを付
与して音声パケットを組立てるパケット組立制御部であ
る。
【0003】次に動作について説明する。まず、送信系
(送信部)の動作について説明する。図6および図7に
おいて、入力された信号は、A/D変換部1によってデ
ィジタル化された後、信号種別判定部3において音声信
号であるかモデム信号であるかの識別が行われ、これと
同時に符号化部2で信号種別判定部3より指示された符
号化方式に従って符号化・圧縮が行われた符号化音声デ
ータがパケット組立部4に出力される。パケット組立部
4では上記符号化音声データが音声パケットバッファ4
1にパケット化単位に蓄えられ、パケット単位の情報は
パケット組立制御部46の制御により音声パケットに構
成される。パケット組立の際には信号種別判定部3から
の信号種別情報がパケットヘッダにセットされる。構成
されたパケットは回線制御部5に渡され、規定の回線イ
ンタフェースに合わせて回線を介して網に送出される。
信号種別判定部3での識別結果は、入力信号が無い間、
及び、新たな信号の入力を検出して種別判定が行われる
までの間、以前の識別結果が保持される。
【0004】次に受信系(受信部)の動作について説明
する。網側より受信したパケットは回線制御部5を介し
てパケット分解部6に渡され、ヘッダの分離、ゆらぎ吸
収処理が行われた後復号化部7に出力される。これに合
わせて、分離されたヘッダ情報から復号化モード制御部
8が受信パケットの信号種別を認識し、適合する復号化
モードを決定して復号化部7に通知する。復号化部7で
は通知された復号化モードに従って受信音声データの復
号化処理が行われ、更にD/A変換部9によってアナロ
グ信号に変換されて出力される。
【0005】図8は上記動作における自局側及び相手局
側でのパケットの送信のイメージを示したものであり、
図において相手局側及び自局側で、音声信号が入力信号
として入力されている間は送信信号識別結果が音声であ
り、送信パケットも音声信号パケットとして送信され
る。無通信状態となって入力信号が無い間送信パケット
は生成されず、送信信号識別結果は以前の識別結果であ
る音声を保持している。その後、モデム信号が入力され
ると同時にパケットの組立が行われ、信号種別判定部3
は入力信号から信号種別を識別する。信号種別判定部3
が信号種別を識別するのには信号識別時間(Tsec)
が必要であるため、入力信号が、保持していた前回検出
結果と異なる場合は、信号種別がモデムと識別されるま
での間、モデム信号は音声信号として符号化・復号化さ
れ、符号化・復号化方式が適切な方式でなくなってしま
うと共に、パケットのデータ部はモデム信号データであ
るがヘッダの信号種別情報は音声となっている誤識別パ
ケットとして送信されることになる。Tsec経過後の
パケットは正常にモデム信号パケットとして送信され
る。また、音声信号パケットが廃棄可、モデム信号パケ
ットが廃棄不可である場合は、モデム信号がデータであ
る誤識別パケットはそのヘッダの信号種別情報が音声と
なっているため、廃棄可として網内で廃棄される可能性
がある。
【0006】以上、自局側の送信系と受信系を中心に説
明したが、自局と通信する相手局の送信系と受信系も同
様な動作をする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の音声パケット通
信装置は以上のように構成されているので、自局の送信
信号モードが変ってもこれを相手局に速やかに通知する
ことができず、相手局において相手局から自局へ送る信
号の種別が変化しても、信号種別を識別するのに要する
時間の間はヘッダ情報とデータの異なるパケットが相手
局において生成されてしまう不具合があった。このよう
な誤識別パケットは、本来は廃棄不可であってもヘッダ
情報が異なるため、網内にて廃棄されてしまう恐れがあ
った。また、受信された場合でも、信号種別に適した復
号化方式が適用されないなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、自局の符号化モードを相手局に通
知して、相手局の状態を速やかに適合させると共に、相
手局からの誤識別パケットの発生を抑えて、再生音声の
品質を保証することのできる通信装置及び通信方法を得
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる通信
装置は、自局において入力信号の信号種別情報を監視し
て、変化があった場合にその時の信号種別を信号種別パ
ケットを生成する生成手段を設け、データパケットと多
重して送信するようにし、また、相手局において、受信
したパケットから信号種別パケットを分離し、信号種別
パケットを解析して、この情報を送信部の信号種別判定
部に通知する更新手段を備えたものであり、以下の要素
を有するものである。 (a)以下の要素を有する送信部、(a1)所定の信号
種別識別情報をあらかじめ有しており、種類の異なる信
号を入力してその信号の種別を識別し、あらかじめ有し
ていた信号種別識別情報を更新して出力する信号種別判
定部、(a2)信号識別判定部から出力された信号種別
識別情報に応じて、種類の異なる信号を異なる方式で符
号化する符号化部、(a3)信号識別判定部から出力さ
れた信号種別識別情報及び符号化部で符号化された信号
から所定のデータ伝送単位を生成するとともに、信号識
別判定部から出力された信号種別識別情報が以前に出力
された信号種別識別情報と異なる場合、この信号種別識
別情報から所定の信号種別伝送単位を生成する生成手
段、(b)以下の要素を有する受信部、(b1)受信し
たデータ伝送単位の信号種別識別情報に基いて符号化さ
れた信号を復号化する復号化部、(b2)受信した信号
種別伝送単位の信号種別識別情報に基いて、信号種別判
定部の信号種別識別情報を更新する更新手段。
【0010】また、第2の発明に係る通信方法は、自局
の保持している送信信号の種別がそれまでに保持してい
た結果と異なった場合に、信号種別パケット等により信
号の種別を相手局に送信して信号の種別を相手局に通知
して、相手局の送信のための信号の種別をその通知され
た信号の種別にまえもってあわせるようにしたものであ
り、以下の工程を有するものである。 (a)以下の工程を有する送信工程、(a1)異なる種
類の信号のいずれかを入力する入力工程、(a2)以前
に入力した信号の種別を保持する保持工程、(a3)入
力した信号の種別を判定して、保持工程により保持され
た信号の種別を更新する第1の更新工程、(a4)上記
信号の種別をパケット等の所定の伝送単位で伝送する伝
送工程、(b)以下の工程を有する受信工程、(b1)
上記伝送工程により伝送された伝送単位の中から信号の
種別を抽出し、保持工程で保持された信号の種別を更新
する第2の更新工程。
【0011】
【作用】第1の発明における通信装置は、自局の入力信
号の信号種別の識別結果に変化があった場合に、直ちに
その情報が信号種別パケットとして相手局に送信される
ので、自局の通信モードを速やかに相手局に通知するこ
とができ、また、相手局において、受信した信号種別パ
ケットの情報が送信部の信号種別判定機能に通知される
ので、それまで保持していた以前の識別結果を次に送信
する信号の種別に前もって切替えることができる。した
がって、相手局から自局に送信を開始する場合はすでに
信号の識別が正しいものに切替えられているので、誤識
別パケットの発生がない。
【0012】また、第2の発明における通信方法は、信
号種別により、自局内の信号識別結果を相手局の信号識
別に用いるようにしたので、相手局から自局に送信する
場合、相手局において、信号識別時間(新たな信号が入
力されてから種別が識別されるまでの時間)においても
信号種別に応じた適切な符号化方式が適用されると共
に、誤識別パケットをなくして信号の切替わりの先頭か
らデータが保護される。
【0013】
【実施例】実施例1.以下、第1と第2の発明の一実施
例を図1について説明する。なお、前記従来例と同一,
又は相当部分には同一符号を用いて、その説明は省略す
る。従来と異なる点はパケット分解部6から信号種別判
定部3に符号化モード制御信号が出力されている点であ
る。以下、この点について図2〜図5を用いて詳説す
る。
【0014】図2は本発明の一実施例の音声パケット通
信装置におけるパケット組立部4のブロック図であり、
図において、41は符号化音声データを蓄積する音声パ
ケットバッファ、42は符号化音声データにパケットヘ
ッダを付与して音声パケットを生成する音声パケット組
立部、43は入力信号から識別した信号種別情報を監視
して信号種別の変化を検出する信号種別監視制御部、4
4は信号種別監視制御部43からの指示により信号種別
パケットを生成する信号種別パケット生成部、45は音
声パケットと信号種別パケットを多重して出力する送信
多重制御部である。
【0015】図3は本発明の一実施例の音声パケット通
信装置におけるパケット分解部6のブロック図であり、
図において、61は受信した音声パケットと信号種別パ
ケットを分離する受信分離制御部、62は音声パケット
の分解及びゆらぎ吸収処理を行う音声パケット分解部、
63は信号種別パケットの内容を解析して送信系に通知
する信号種別パケット解析部である。
【0016】図4は本発明の一実施例の自局側及び相手
局側でのパケットの送信のイメージを示したものであ
る。図5は本発明の一実施例の信号種別パケットの構成
図である。
【0017】次に送信系(送信部)の動作について説明
する。図1および図2において、入力された信号は、A
/D変換部1によってディジタル化された後、信号種別
判定部3において音声信号であるかモデム信号であるか
の識別が行われる。識別結果は、信号種別情報としてパ
ケット組立部4(生成手段の一例)に通知されると共
に、符号化部2に対して入力信号に適した符号化方式を
指示する。符号化部2では、信号種別判定部3より指示
された符号化方式に従って信号の符号化・圧縮が行わ
れ、符号化音声データはパケット組立部4(生成手段の
一例)に出力される。パケット組立部4(生成手段の一
例)では、符号化・圧縮された符号化音声データが音声
パケットバッファ41にパケット化単位に蓄えられ、パ
ケット単位の情報は音声パケット組立部42において信
号種別情報等のヘッダの付与が行われ、音声パケットに
構成される。信号種別監視制御部43は信号種別判定部
3からの信号種別情報を監視し、信号種別に変化があっ
た場合は、信号種別パケット生成の指示を出力する。指
示を受けた信号種別パケット生成部44は、図5に示さ
れる信号種別パケットを生成し、生成された音声パケッ
ト及び信号種別パケットは、送信多重制御部45におい
てパケット多重化されて回線制御部5に渡され、規定の
回線インタフェースに合わせて回線を介して網に送出さ
れる。
【0018】次に受信系(受信部)の動作について説明
する。図1および図3において、網側より受信したパケ
ットは回線制御部5を介してパケット分解部6に渡さ
れ、受信分離制御部61にて信号種別パケットと音声パ
ケットに分離される。音声パケットは音声パケット分解
部62にて、ヘッダの分離・ゆらぎ吸収処理が行われた
後、復号化部7に出力される。一方、信号種別パケット
は、信号種別パケット解析部63において分解され、パ
ケットの信号種別情報が符号化モード制御信号として送
信系の信号種別判定部3に通知される。信号識別判定部
3はそれまで保持していた信号識別結果を、通知された
種別に切換え(更新手段)、以後相手局から自局へ送信
する信号の種別が識別されるまでの間(信号識別時間:
T)はこれに従って処理する。復号化モード制御部8は
分離されたヘッダ情報から受信パケットの信号種別を識
別し、適合する復号化モードを決定して復号化部7に通
知する。復号化部7では、通知された復号化モードに従
って受信音声データの復号化処理が行われ、更にD/A
変換部9によってアナログ信号に変換されて出力され
る。
【0019】図4は第2の発明の各工程を説明するため
の図であり、上記動作における自局側及び相手局側での
パケットの送信のイメージを示したものであり、図にお
いて自局側で、音声信号が入力信号として入力されてい
る間は送信信号識別結果が音声であり、送信パケットも
音声信号パケットとして送信される。無通信状態となっ
て入力信号が無い間送信パケットは生成されず、送信信
号識別結果は以前の識別結果である音声を保持している
(保持工程)。その後、モデム信号が入力されると同時
にパケットの組立が行われ、信号種別判定部3は入力信
号から信号種別を識別する。信号種別判定部3が信号種
別を識別するのには信号識別時間(Tsec)が必要で
あるため、入力信号が、保持していた検出結果と異なる
場合自局においては、識別種別がモデムと識別されるま
での間、モデム信号は音声信号として符号化され、パケ
ットのデータ部はモデム信号データであるがヘッダの信
号種別情報は音声となっている誤識別パケットとして送
信されることになる(符号化工程、伝送工程)。Tse
c経過して識別種別がモデムと識別された時点で、送信
信号識別結果は音声からモデムに切替えられ(第1の更
新工程)、信号種別がモデムの信号種別パケットを直ち
に送信する。Tsec経過後、モデム信号は識別結果に
従いモデム信号として符号化されてモデム信号パケット
として送信される(符号化工程、伝送工程)。相手局に
おいては、同様に、無通信状態となって入力信号が無い
間送信パケットは生成されず、送信信号識別結果は以前
の識別結果である音声を保持している(保持工程)が、
自局からの信号種別パケットを受信すると、以後受信す
る信号に備えて事前に送信信号識別結果を切替える(第
2の更新工程)。これにより、相手局においては次に入
力されるモデム信号はモデム信号として符号化されるこ
とが先頭から保証され、信号識別時間の間も誤識別パケ
ットでなく正常なモデム信号パケットが送信される。
【0020】以上のように、この実施例では、入力され
る信号の信号種別を識別し、検出した信号種別に適した
符号化方式を用いて信号を符号化圧縮して信号種別毎の
パケットに組立てて送信するとともに、受信側におい
て、受信したパケットのヘッダ情報に基づいて決定した
復号化方式により圧縮された情報を復号化し、信号の再
生をすることで、音声信号・モデム信号等のパケット通
信を実現する音声パケット通信装置において、自局の送
信するデータの信号種別を相手局に通知する信号種別パ
ケットを生成し、データパケットと多重して送信する手
段を設けたことを特徴とする音声パケット通信装置を説
明した。また、自局において、受信したパケットから信
号種別パケットを分離し、信号種別パケットの信号種別
情報を基に送信部の信号識別機能を制御する手段とを設
けたことを特徴とする音声パケット通信装置を説明し
た。また、自局の保持している送信信号種別がそれまで
に保持していた結果と異なった場合に、信号種別パケッ
トを送信することにより信号種別を相手局に通知して、
自局の信号識別結果を相手局の信号識別に反映するよう
にしたことを特徴とする音声パケット通信装置を説明し
た。
【0021】実施例2.上記実施例1では、信号種別パ
ケットを特別に生成する場合を示したが、信号種別パケ
ットを特別に生成せず、データパケットのヘッダにある
信号種別を監視し、その変化があったとき、信号種別パ
ケットを受信したときと同様の動作をさせるようにして
もよい。つまり、図3において、モデム信号パケットA
を受信したとき、相手局の送信信号識別結果を切替えて
もよい。このようにすると、切替えタイミングが遅れる
デメリットはあるが、信号種別パケットの特別に生成す
る必要がなくなる。
【0022】実施例3.上記実施例では、パケット単位
でデータを通信する場合を示したが、パケットは所定の
伝送単位の一例であり、スロット、レコード、セル等、
その他の所定の伝送単位の場合でもかまわない。
【0023】実施例4.上記実施例では、音声信号とモ
デム信号の場合を示したが、異なる種類の符号化方式が
適用されたデータが伝送される場合、あるいは、異なる
種類の信号が伝送される場合であれば、この発明は適用
できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、第1、第2の発明によれ
ば自局の送信信号種別の識別状態を相手局に通知して、
前もって相手局の送信信号種別を切替えるので、相手局
から自局へデータを送信する場合、信号種別を識別する
のに要する時間内においても誤識別が発生せず、信号種
別に適した符号化方式が適用されて相手局からの信号が
先頭から保証されるため、誤ってデータが廃棄されるこ
ともなく、再生データの品質を保証することのできる通
信装置及び通信方法を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の音声パケット通信装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施例における音声パケット通信装
置内のパケット組立部を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例における音声パケット通信装
置内のパケット分解部を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例における自局側及び相手局側
でのパケットの送信のイメージを示した図である。
【図5】本発明の一実施例における信号種別パケットの
構成図である。
【図6】従来例の音声パケット通信装置のブロック図で
ある。
【図7】従来の音声パケット通信装置内におけるパケッ
ト組立部を示すブロック図である。
【図8】従来の音声パケット通信装置における自局側及
び相手局側でのパケットの送信のイメージを示した図で
ある。
【符号の説明】
1 A/D変換部 2 符号化部 3 信号種別判定部 4 パケット組立部 5 回線制御部 6 パケット分解部 7 復号化部 8 復号化モード制御部 9 D/A変換部 41 音声パケットバッファ 42 音声パケット組立部 43 信号種別監視制御部 44 信号種別パケット生成部 45 送信多重制御部 46 パケット組立制御部 61 受信分離制御部 62 音声パケット分解部 63 信号種別パケット解析部
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図は本発明の実施例と共通である音声
パケット通信装置の一例、図6は従来例におけるパケッ
ト組立部のブロック図である。なお、従来例は特開平2
−143636号公報に準ずるものである。図6におい
て1は入力信号をディジタルデータに変換するA/D変
換部、2はディジタルデータを符号化・圧縮する符号化
部、3は音声データより信号の種別を識別する信号種別
判定部、4は符号化音声データをパケットに組立てるパ
ケット組立部、5はパケットを回線に送出または回線よ
りパケットを受信する回線制御部、6は受信パケットの
分解・ゆらぎ吸収処理を行うパケット分解部、7はゆら
ぎ吸収された音声データを復号・伸長する復号化部、8
はヘッダ情報を基に受信データの復号化方式を決定する
復号化モード制御部、9はディジタル信号をアナログ信
号に変換するD/A変換部である。また、図7におい
て、41は符号化音声データを蓄積する音声パケットバ
ッファ、46は符号化音声データにパケットヘッダを付
与して音声パケットを組立てるパケット組立制御部であ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる通信
装置は、自局において入力信号の信号種別情報を監視し
て、変化があった場合にその時の信号種別を信号種別パ
ケット生成する生成手段を設け、データパケットと多
重して送信するようにし、また、相手局において、受信
したパケットから信号種別パケットを分離し、信号種別
パケットを解析して、この情報を送信部の信号種別判定
部に通知する更新手段を備えたものであり、以下の要素
を有するものである。 (a)以下の要素を有する送信部、(a1)入力された
信号の信号種別識別情報を保持しており、種類の異なる
信号が入力されるとその信号の種別を識別し、保持して
いた信号種別識別情報を更新して出力する信号種別判定
部、(a2)信号識別判定部から出力された信号種別識
別情報に応じて、種類の異なる信号を異なる方式で符号
化する符号化部、(a3)信号識別判定部から出力され
た信号種別識別情報及び符号化部で符号化された信号か
ら所定のデータ伝送単位を生成するとともに、信号識別
判定部から出力された信号種別識別情報が以前に出力さ
れた信号種別識別情報と異なる場合、この信号種別識別
情報から所定の信号種別伝送単位を生成する生成手段、
(b)以下の要素を有する受信部、(b1)受信したデ
ータ伝送単位の信号種別識別情報に基いて符号化された
信号を復号化する復号化部、(b2)受信した信号種別
伝送単位の信号種別識別情報に基いて、信号種別判定部
の信号種別識別情報を更新する更新手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも以下の送信部と受信部のいず
    れか一方の要素を有する通信装置 (a)以下の要素を有する送信部、 (a1)所定の信号種別識別情報をあらかじめ有してお
    り、種類の異なる信号を入力してその信号の種別を識別
    し、あらかじめ有していた信号種別識別情報を更新して
    出力する信号種別判定部、 (a2)信号識別判定部から出力された信号種別識別情
    報に応じて、種類の異なる信号を異なる方式で符号化す
    る符号化部、 (a3)信号識別判定部から出力された信号種別識別情
    報及び符号化部で符号化された信号から所定のデータ伝
    送単位を生成するとともに、信号識別判定部から出力さ
    れた信号種別識別情報が以前に出力された信号種別識別
    情報と異なる場合、この信号種別識別情報から所定の信
    号種別伝送単位を生成する生成手段、 (b)以下の要素を有する受信部、 (b1)受信したデータ伝送単位の信号種別識別情報に
    基いて符号化された信号を復号化する復号化部、 (b2)受信した信号種別伝送単位の信号種別識別情報
    に基いて、信号種別判定部の信号種別識別情報を更新す
    る更新手段。
  2. 【請求項2】 以下の要素を有する通信方法 (a)以下の工程を有する送信工程、 (a1)異なる種類の信号のいずれかを入力する入力工
    程、 (a2)以前に入力した信号の種別を保持する保持工
    程、 (a3)入力した信号の種別を判定して、保持工程によ
    り保持された信号の種別を更新する第1の更新工程、 (a4)上記信号の種別をパケット等の所定の伝送単位
    で伝送する伝送工程、 (b)以下の工程を有する受信工程、 (b1)上記伝送工程により伝送された伝送単位の中か
    ら信号の種別を抽出し、保持工程で保持された信号の種
    別を更新する第2の更新工程。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05342124A (ja) * 1992-06-10 1993-12-24 Canon Inc 再生システム

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JPH05342124A (ja) * 1992-06-10 1993-12-24 Canon Inc 再生システム

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