JPH11284661A - データ監視装置および方法 - Google Patents

データ監視装置および方法

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JPH11284661A
JPH11284661A JP10013198A JP10013198A JPH11284661A JP H11284661 A JPH11284661 A JP H11284661A JP 10013198 A JP10013198 A JP 10013198A JP 10013198 A JP10013198 A JP 10013198A JP H11284661 A JPH11284661 A JP H11284661A
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video
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JP10013198A
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English (en)
Inventor
Ryuzo Nagai
龍三 永井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 提示時刻情報によって示される時刻と実際に
データが提示される時刻とのずれを生じさせるようなデ
ータの異常を検出できるようにする。 【解決手段】 音声復号器33Aは、最初の提示時刻情
報(PTS)に基づいてデータの提示処理を開始した後
は、連続的にデータの提示処理を行う。また、音声復号
器33Aは、オーディオフレーム毎に付加された同期ワ
ードを検出して、出力信号S1を出力する。PTSラッ
チ回路51は、最新の音声のPTSを一時的に記憶し、
位相比較部53に出力する。STCラッチ回路52は、
音声復号器33Aからの出力信号S1のSTCに対する
出力時刻を示す信号を位相比較部53に出力する。位相
比較部53は、PTSラッチ回路51から出力された出
力信号S1の出力時刻と、PTSラッチ回路51から出
力されたPTSとを比較し、出力信号S1の出力時刻と
PTSとの時間関係を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット化されて
伝送されるデータを監視するためのデータ監視装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送(DVB:Digital Vide
o Broadcast )システムのように、映像データ等を圧縮
符号化して伝送し、復号するようなシステムでは、例え
ば、ITU−T(International Telecomunication Uni
on-Telecomunication Standardization Sector:国際電
気通信連合電気通信標準化部門)勧告H.222.0 で規定さ
れている内容に基づいて符号化データの伝送が行われ
る。
【0003】図7は、ITU−T勧告H.222.0 の規定を
実現できるように構成された伝送システムの概略を説明
するためのブロック図である。この伝送システムは、映
像(ビデオ)データDV および音声(オーディオ)デー
タDA を圧縮符号化すると共に、圧縮符号化された映像
データDVおよび音声データDA を多重化して1本のト
ランスポートストリーム(Transport Stream;以下、T
Sと記す。)として送信する送信装置110と、この送
信装置110から送信されたTSを電波、ネットワーク
回線等の伝送媒体114を介して受信し、映像データD
Vおよび音声データDA を復号する受信装置120とを
備えている。
【0004】送信装置110は、入力された映像データ
V を、例えば、ITU−T勧告H.262.|ISO/IE
C13818−2の規格に基づいて圧縮符号化し、符号
化ビットストリームである映像エレメンタリストリーム
(以下、映像ES(ES:Elementary Stream )と記
す。)を出力する映像符号器111Vと、この映像符号
器111Vより出力される映像ESにヘッダ等を付加し
てパケット化し、映像のパケッタイズドエレメンタリス
トリーム(以下、PES(PES:Packetized Element
ary Stream)と記す。)を出力するパケッタイザ112
Vと、入力された音声データDA を例えば、ITU−T
勧告H.262.|ISO/IEC13818−3の規格に基
づいて圧縮符号化し、符号化ビットストリームである音
声エレメンタリストリーム(以下、音声ESと記す。)
を出力する音声符号器111Aと、この音声符号器11
1Aより出力される音声ESにヘッダ等を付加してパケ
ット化し、音声のPESを出力するパケッタイザ112
Aと、パケッタイザ112Vより出力される映像PES
とパケッタイザ112Aより出力される音声PESとを
多重化し、188バイトのTSパケットを作成し、一本
のTSとして出力するTSマルチプレクサ113とを備
えている。
【0005】受信装置120は、TSマルチプレクサ1
13より出力され伝送媒体114を介して伝送されるT
Sを入力し、音声PESと映像PESとに分離して出力
するTSデマルチプレクサ121と、TSデマルチプレ
クサ121から出力された映像PESをデパケット化
し、映像ESを出力するデパケッタイザ122Vと、デ
パケッタイザ122Vから出力された映像ESを復号化
して映像データDV を出力する映像復号器123Vと、
TSデマルチプレクサ121から出力された音声PES
をデパケット化し、音声ESを出力するデパケッタイザ
122Aと、デパケッタイザ122Aから出力された音
声ESを復号化して音声データDA を出力する音声復号
器123Aとを備えている。
【0006】このような構成の伝送システムでは、映像
データDV および音声データDA の各々は、それぞれ映
像符号器111Vおよび音声符号器111Aにおいて圧
縮符号化され、各々のESが生成される。ESは、圧縮
符号化単位毎に先頭に圧縮時のパラメータ情報を含むヘ
ッダが付加されて、ESパケット化される。また、この
ヘッダ内の情報に基づいて圧縮されたデータの復号が可
能となる。また、映像符号器111Vおよび音声符号器
111Aにおいて生成された映像、音声各々のESは、
それぞれパケッタイザ112Vおよびパケッタイザ11
2Aに入力され、PESパケット化される。PESパケ
ットは、映像または音声のESパケットが数パケット分
連結されると共に、そのストリームの先頭にPESヘッ
ダが付加されたものである。PESヘッダ内には、復号
時の提示時刻を示すPTS(Presentation Time Stanp
)と呼ばれる提示時刻情報等が含まれている。ここで
付加されたPTSによって、映像と音声を復号して出力
する際の各々の同期をとることが可能となる。このPT
Sを利用した同期の仕組みについては、後に詳述する。
【0007】パケッタイザ112V,112Aにおいて
生成された映像および音声の各々のPESパケットは、
TSマルチプレクサ113に入力され、TSパケット化
されて、TSが生成される。TSパケットは、映像およ
び音声の各々のPESパケットを所定バイト単位で区切
り、TSヘッダを付加することにより生成される。な
お、TSには、どの種類(映像または音声等)のPES
パケットのデータであるかを示すユニークなパケット識
別子(以下、PID(Packet Idencificaion)と記
す。)や、復号時の提示を行う時刻の基準となる基準時
刻情報等が付加される。TSマルチプレクサ113で
は、映像および音声のPESパケットが同時に処理さ
れ、1本のストリームとして多重化される。TSマルチ
プレクサ113において多重化された映像および音声の
PESパケットにはそれぞれユニークなPIDが割り当
てられているので、受信装置120では、TSパケット
内のPIDを選択することで、元のPESおよびESへ
の変換、復号が可能となる。
【0008】TSマルチプレクサ113において生成さ
れたTSは、伝送媒体114を介して受信装置120に
伝送される。受信装置120では、送信装置110にお
けるデータの生成過程とは逆のプロセスを行い、最終的
に映像データDV および音声データDA を復号して出力
する。
【0009】次に、受信装置120において、符号化さ
れた映像データDV および音声データDAを復号、提示
する際に、各々のデータの同期をとるための仕組みにつ
いて説明する。基本的に送信装置110では、映像デー
タDV および音声データDAは、27[MHz]のクロッ
クに同期して各種処理が行われる。従ってこの送信装置
110におけるクロックと全く同じクロックで復号、提
示処理を行われなければ、データ量の過不足が発生する
ことになる。この問題点を解決するのがPCR(Progra
m Clock Reference )リカバリと呼ばれるものである。
【0010】図8は、PCRリカバリの処理を実現する
ための構成を示すブロック図である。PCRリカバリの
処理を実現するための構成要素として、送信装置110
は、27[MHz]のクロック信号を発生するクロック発
生部131と、このクロック発生部131から出力され
た27[MHz]のクロック信号を順次カウントするST
C(System Time Clock )と呼ばれるカウンタ(以下、
STCカウンタと記す。)132と、このSTCカウン
タ132からのSTCをTSパケット化するパケット化
部133とを備えている。パケット化部133は、TS
マルチプレクサ113の構成要素の一つである。TSマ
ルチプレクサ113は、パケット化部133以外の構成
要素として、映像PES等のその他のPESをTSパケ
ット化するパケット化部134と、パケット化部133
およびパケット化部134から出力されたTSパケット
を多重化するTS多重化部135とを有している。ST
Cカウンタ132は、33ビットのカウンタであり、2
4時間周期の時間をカウントできる。STCカウンタ1
32からのSTCは、パケット化部133を介してTS
多重化部135に入力され、TS多重化部135におい
て、その他のデータと共に多重化される。ここでTSパ
ケット化されたSTCの情報は、PCRと呼ばれる。
【0011】受信装置120は、PCRリカバリの処理
を実現するための構成要素として、クロック発生部14
1と、STCカウンタ142と、位相同期化ループ回路
(以下、PLL(Phase Locked Loop )回路と記す。)
143とを備えている。STCカウンタ142は、TS
デマルチプレクサ121から与えられるTSパケット内
のPCRをロードした後、クロック発生部141から与
えられる27[MHz]のクロック信号を24時間周期で
順次カウン卜する。また、STCカウンタ142は、カ
ウント結果であるSTCをPLL回路143に送出す
る。PLL回路143は、STCカウンタ142から供
給されるSTCと、TSデマルチプレクサ31からある
任意の時間間隔で供給されるTSパケット内のPCRと
を比較し、双方の差分に応じた制御信号を生成し、この
制御信号によりクロック発生部141を制御する。
【0012】このようにして受信装置120では、クロ
ック発生部141、STCカウンタ142およびPLL
回路143からなるフィードバックループ回路によるフ
ィードバック制御によって送信装置1と同様の27[M
Hz]のクロックを再生できる。そして、以上のようにし
て再生した27[MHz]のクロックを用いて各種処理を
行うことにより、送信装置110において符号化された
映像データDV および音声データDA を復号、提示する
ことが可能となる。
【0013】次に、映像データDV および音声データD
A の復号、提示時における同期のとりかたであるが、こ
れは、上述したフィードバック制御により受信装置12
0のSTCカウンタ142は、送信装置110のSTC
(STCカウンタ132の出力)を完全に再生すること
が可能であるから、データの送信時において、提示すべ
きデータ毎にデータの提示を行う時刻情報をSTCカウ
ンタ132のカウント値と関連づけて付加することで、
受信装置120での同期を簡単に実現できる。具体的に
は、送信装置110において、映像および音声それぞれ
のPESパケット内にPTSと呼ばれる提示時刻情報を
付加するようになっている。PTSは、STCカウンタ
132のカウント値に対するPESパケット内のデータ
の提示時刻が記述されたものである。
【0014】図9は、PTSを用いた同期制御を行うた
めの構成を示すブロック図である。受信装置120は、
PTSによる同期制御を行うために、位相比較部144
を備えている。位相比較部144は、TSデマルチプレ
クサ121から供給される映像および音声のPESパケ
ットから映像および音声のPTSを抽出すると共に、抽
出したPTSと、STCカウンタ142から供給された
STCとを比較し、PTSで示された時刻とSTCとが
一致する時刻に映像および音声の提示が行われるよう映
像復号器123Vおよび音声復号器123Aを制御す
る。
【0015】なお、ここまでの説明では、映像および音
声のデータが共に1つずつである場合について説明した
が、DVBシステム等においては、提供される番組によ
っては、その他音声信号の拡張が行われる場合(例え
ば、一つの映像データに付随する音声データが複数存在
する場合)があったり、映像にテキストデータが付随す
るような場合もある。このような場合には、これらの付
随するデータも番組毎にTSパケット化され、1つの番
組用のストリームとして多重化される。また、ここまで
の説明では、1つの番組用のデータを多重化して伝送す
る場合に説明したが、TSマルチプレクサ113におい
て、複数の番組分のTSを同時に多重化し、一本のTS
として出力することも可能である。この場合、TSマル
チプレクサ113において、番組毎のTSにユニークな
PIDを設定することによって、全ての番組分のデータ
の多重化が可能となる。このようにして、一本のストリ
ームで複数番組分のデータの伝送が可能となる。
【0016】なお、一本のストリームで複数番組分のデ
ータの伝送を行う場合、受信側において所望の番組を選
択することを可能とするために、PAT(Program Asso
ciation Table )およびPMT(Program Map Table )
と呼ばれる伝送制御用のデータが必要となる。これらの
PATおよびPMTの各々はTSパケット化され、他の
データと共に同時に多重化されて一本のTSとして受信
側に伝送される。
【0017】以上で説明した内容は、主として映像、音
声およびそれらに付随するテキストデータ等を扱うDV
Bと呼ばれる放送形態における実例であり、基本的に放
送を前提に構成されている。そのため、送信側で符号化
した映像および音声に関する処理が主体となるシステム
となっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に
は、PCRリカバリ等の同期制御のしくみは、受信側で
の時刻管理を送信側に合わせて行うことで伝送された映
像および音声等の符号化データの提示を所定の時刻通り
に行うものである。そのため、送信側において、何らか
のシステム異常があった場合には、送信側の異常がその
まま受信側に伝送され、復号されたデータが異常な状態
として提示されてしまうという問題がある。また、仮
に、送信側における異常を検出できたとしても、その異
常に関する情報をリアルタイムにフィートバックし、正
常化するような処理系統がないのでその異常対応を即座
にできないという問題がある。
【0019】ここで、同期の定義についてであるが、同
期とは、その復号器の構成にもよるが、データが音声と
映像のみである場合、基本的に映像に対する音声信号の
位相についていうことが多い。DVBシステムでは、前
述のように絶対時間を刻むSTCと呼ばれるカウンター
があり、この値に対して映像、音声、その他のデータの
提示時刻が規定される。そして、その結果として各々の
信号の位相が合う仕組みになっている。よって、具体的
な同期制御のためのハードウェア構成としては、前述し
た図8および図9に示した構成になる。ここで、復号側
のシステムが動作を開始するトリガは、一番最初に得ら
れるPTSの値である。DVBシステムでは、映像、音
声等のデータはすべてデジタルで構成されているため、
一度トリガを基に復号動作に入ってしまうと、データの
過不足が発生することはありえない。
【0020】しかしながら、例えば、伝送段階におい
て、その伝送路の問題や、外部からの要因によってその
伝送されるデータパケットに欠落等の問題が発生するこ
とが予想される。この場合、復号側では、本来あるべき
はずのデータが消失してしまう為、復号動作が完全に行
われずに、コンシール動作を行ったりするという問題が
ある。コンシール動作とは、データが消失した場合に、
消失したデータ部分を以前に復号したデータで補間する
ように動作することである。また、データが消失したと
きには、最悪の場合、復号動作が全く行われず、動作が
一旦停止する可能性もある。このとき、欠落した復号さ
れるべきデータがあった箇所は、順次伝送されるデータ
で置き換わることになるが、このことは、結果として時
間軸上で、提示すべき信号がずれることを意味する。よ
って、そのような異常な状態が発生した時点で映像およ
び音声の同期が乱れることになる。
【0021】図10は、伝送時においてデータが欠落し
た場合に起きる問題点を説明するための説明図である。
符号化データは、伝送時には、パケット化され、バース
ト的(断続的)に伝送される。バースト的に伝送された
符号化データは、復号されて連続的なデータとして提示
される。このとき、正常な伝送が行われた場合(図10
(A))には、パケット化された正常なデータ群(D
1,D2,D3,...)が、正常な状態で連続的なデ
ータとして提示される。このときの提示処理では、最初
のデータD1に付随したPTSの提示時刻が規定され、
その提示時刻から提示処理が開始される。簡易的な処理
では、最初のPTSに基づいてデータの提示処理を開始
したら、その後のPTSは参照せずに、連続的にデータ
の提示処理を行う場合がある。
【0022】このような場合において、例えば、符号化
データD3が欠落するような異常な伝送が行われた場合
(図10(B))には、パケット化された異常なデータ
群(D1,D2,D4,...)が、符号化データD3
が欠落した異常な状態のままで提示処理が行われ、デー
タD2の次にデータD4の提示が行われることになる。
このときの提示処理でも、最初のデータD1に付随した
PTSの提示時刻が規定され、その提示時刻から提示処
理が開始される。ここで、一旦提示処理が開始される
と、他のデータD2,D4,...にPTSが付随して
いたとしても、そのPTSは、提示処理の際の参照とさ
れないので、符号化データD3が欠落していることで、
データD2以降に伝送されるPTSの時刻と、実際にP
TSが付随したデータの提示時刻にはずれが生じること
になるという問題が生ずる。
【0023】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、提示時刻情報によって示される時刻
と実際にデータが提示される時刻とのずれを生じさせる
ようなデータの異常を検出できるようにしたデータ監視
装置および方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ監視
装置は、所定の提示単位毎にデータの提示時刻を示す提
示時刻情報が付加されると共に、所定のデータ単位でパ
ケット化されたデータを受け取り、所定の提示時刻情報
に基づいてデータの提示処理を開始した後は、連続的に
データの提示処理を行うデータ処理手段と、提示単位毎
に、データ処理手段が実際にデータの提示を開始する時
刻を検出する提示時刻検出手段と、提示時刻情報によっ
て示される時刻と検出手段によって検出される時刻とを
比較して、データの異常を検出する異常検出手段とを備
えたものである。
【0025】また、本発明によるデータ監視方法は、所
定の提示単位毎にデータの提示時刻を示す提示時刻情報
が付加されると共に、所定のデータ単位でパケット化さ
れたデータを受け取り、所定の提示時刻情報に基づいて
データの提示処理を開始した後は、連続的にデータの提
示処理を行うと共に、提示単位毎に、実際にデータの提
示を開始する時刻を検出し、この検出した時刻と提示時
刻情報によって示される時刻とを比較して、データの異
常を検出するものである。
【0026】本発明によるデータ監視装置では、データ
処理手段によって、所定の提示時刻情報に基づいてデー
タの提示処理が開始され、その後は、連続的にデータの
提示処理が行われ、提示時刻検出手段によって、提示単
位毎に、データ処理手段が実際にデータの提示を開始す
る時刻が検出され、異常検出手段によって、提示時刻情
報によって示される時刻と検出手段によって検出される
時刻とが比較され、データの異常が検出される。
【0027】また、本発明によるデータ監視方法では、
所定の提示時刻情報に基づいてデータの提示処理が開始
され、その後は、連続的にデータの提示処理が行われる
共に、提示単位毎に、実際にデータの提示を開始する時
刻が検出され、この検出された時刻と提示時刻情報によ
って示される時刻とが比較され、データの異常が検出さ
れる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0029】[第1の実施の形態]図1ないし図3は、
本発明の第1の実施の形態に係る符号化データ監視装置
を含む伝送システムの一例を示す構成図である。なお、
図1ないし図3では、伝送システムの一例として、IT
U−T勧告H.222.0の規定を実現できるように構成され
たDVBシステムについて示している。また、以下で
は、説明の簡略化のため伝送するデータを映像および音
声に関するものに限定して説明するが、その他のデー
タ、例えば、テキストデータ等についても映像および音
声と同様の伝送が可能である。
【0030】図1は、本実施の形態に係る伝送システム
の全体構成を示すブロック図である。この伝送システム
は、複数の番組分の映像データDV および音声データD
A を圧縮符号化すると共に、圧縮符号化された複数の番
組分の映像データDV および音声データDA を多重化し
て1本のトランスポートストリーム(以下、TSと記
す。)として送信する送信装置1と、この送信装置1か
ら送信されたTSを放送衛星2を介して受信し、選択さ
れた番組に関する映像データDV および音声データDA
を復号する受信装置3とを備えている。
【0031】図2は、送信装置1の構成を示すブロック
図である。送信装置1は、提供する番組数Nに応じた圧
縮符号化が行われる複数のエンコーダ部10A〜10N
と、エンコーダ部10A〜10Nから出力されたデータ
を多重化するTSマルチプレクサ17とを備えている。
このように、送信装置1は、複数のエンコーダ部10A
〜10Nを備えており、複数の番組分のデータを圧縮符
号化して送信することが可能となっている。なお、エン
コーダ部10A〜10Nの各々の構成については、ほぼ
同様であるから、以下では、エンコーダ部10Aについ
て代表して説明する。
【0032】エンコーダ部10Aは、入力された映像デ
ータDV を、ITU−T勧告H.262.|ISO/IEC1
3818−2の規格に基づいて圧縮符号化し、符号化ビ
ットストリームである映像ESを出力する映像符号器1
1Vと、この映像符号器11Vより出力される映像ES
にヘッダ等を付加してパケット化し、映像PESを出力
するパケッタイザ12Vと、入力された音声データDA
をITU−T勧告H.262.|ISO/IEC13818−
3の規格に基づいて圧縮符号化し、符号化ビットストリ
ームである音声ESを出力する音声符号器11Aと、こ
の音声符号器11Aより出力される音声ESにヘッダ等
を付加してパケット化し、音声PESを出力するパケッ
タイザ12Aとを備えている。映像符号器11Vおよび
音声符号器11Aによって圧縮符号化して得られた映像
ESおよび音声ESは、一対で1番組用のデータを構成
している。パケッタイザ12Vおよびパケッタイザ12
Aから出力されるPESのヘッダには、復号時における
映像または音声の提示時刻を示すPTSと呼ばれる提示
時刻情報が含まれている。
【0033】エンコーダ部10Aは、更に、27[MH
z]のクロック信号を発生するクロック発生部13と、
このクロック発生部13から出力された27[MHz]の
クロック信号を順次カウントするSTCと呼ばれるカウ
ンタ(以下、STCカウンタと記す。)14とを備えて
いる。STCカウンタ14は、33ビットのカウンタで
あり、24時間周期の時間をカウントできるようになっ
ている。STCカウンタ14のカウント値を示すSTC
は、TSマルチプレクサ17に入力されTSパケット化
されると共に、パケッタイザ12V,12Aから出力さ
れた映像および音声のデータと共に多重化されるように
なっている。ここで、TSパケット化されたSTCの情
報は、PCRと呼ばれる。
【0034】TSマルチプレクサ17は、パケッタイザ
12V,12Aより出力された映像PESおよび音声P
ESの各々のPESパケットをTSパケット化し、ST
Cカウンタ14からの出力に基づいて生成したPCRの
TSパケットと共に多重化して番組数分のTSを作成す
るようになっている。また、TSマルチプレクサ17
は、図示しない制御部から与えられる後に詳述するPA
Tに関するデータDPATおよびPMTに関するデータD
PMT 等の伝送制御用のデータをTSパケット化すると共
に、このTSパケット化した伝送制御用のデータと、エ
ンコーダ部10A〜10Nの出力データから作成された
番組数分のTSの各々とを多重化し、一本のTSとして
出力するようになっている。TSマルチプレクサ17か
ら出力されたTSは、図示しない送信部から受信側に送
信される。
【0035】図4は、送信装置1の各ブロック要素にお
いて処理されるデータのデータ構造を示す説明図であ
る。なお、図4(A)では、映像データDV についての
データ構造を代表して示している。映像データDV およ
び音声データDAの各々は、それぞれ映像符号器11V
および音声符号器11Aにおいて圧縮符号化され(図4
(A))、各々のES(図4(B))が生成される。こ
の映像と音声のESは一対で1番組用のデータとなる。
ここで、映像、音声各々のESは、映像ではGOP(Gr
oup Of Picture)と呼ばれる単位での圧縮符号化が行わ
れ、音声ではオーディオフレームと呼ばれる単位での圧
縮符号化が行われて得られたものである。圧縮符号化時
には、映像、音声のそれぞれの圧縮符号化単位毎にその
圧縮レートに応じただけのデータが発生することにな
る。ESには、圧縮符号化単位毎に先頭に圧縮時のパラ
メータ情報を含む符号化の付加情報としてのヘッダが付
加されており、このヘッダ内の情報に基づいて圧縮され
たデータの復号が可能となっている。なお、音声ESの
ヘッダの先頭部分には、通常、オーディオフレーム毎の
同期ワードが付加されている。映像符号器11Vおよび
音声符号器11Aにおいて生成された映像、音声各々の
ESは、それぞれパケッタイザ12Vおよびパケッタイ
ザ12Aに入力され、PESパケット化される。
【0036】PESパケット(図4(C))は、パケッ
タイザ12Vおよびパケッタイザ12Aにおいて、映像
または音声のESパケットが数パケット分連結されると
共に、そのストリームの先頭にPESヘッダが付加され
たものである。PESヘッダ内には、パケット化したE
Sの種類を示すストリームIDや復号時の提示時刻を示
す提示時刻情報であるPTS等が含まれている。ここで
付加されたPTSによって、映像と音声とを復号して出
力する際の各々の同期をとることが可能となる。なお、
ここまでは映像および音声についての説明を行ってきた
が、その他のテキストデータ等についても同様であり、
各々のデータのESをPES化することで、提示時刻を
管理し各々の同期をとることが可能となる。パケッタイ
ザ12V,12Aにおいて生成された映像および音声の
各々のPESパケットは、TSマルチプレクサ17に入
力され、TSパケット化される。
【0037】TSパケット(図4(D),(E))は、
映像および音声の各々のPESパケットを184バイト
単位で区切り、TSヘッダを付加することにより生成さ
れる。なお、TSパケットには、どの種類(映像または
音声等)のPESパケットのデータであるかを示すユニ
ークなパケット識別子であるPID等の付加情報が付加
されている。また、復号時の提示時刻の基準となるPC
RもTSパケット化される。TSパケット内には、PE
Sパケットに付加されたPTSが所定パケット毎に存在
することになる。TSパケットは、付加情報と実質的な
データとを合わせたTSデータのデータ長が184バイ
トになるように、スタッフィングされるようになってい
る。ここで、スタッフィングとは、TSパケット中にダ
ミーバイトを付加することで最終的なパケットの長さを
調整することである。このスタッフィングが行われるこ
とで、TSヘッダを含めた1つのTSパケットのデータ
長が188バイトになる。
【0038】本実施の形態の伝送システムでは、TSマ
ルチプレクサ17において、番組毎に映像および音声の
PESパケットが同時に処理され、1つの番組用のスト
リームとして多重化される。TSマルチプレクサ17に
おいて多重化された映像および音声のPESパケットに
はそれぞれユニークなPIDが割り当てられる。受信装
置3では、TSパケット内のPIDを選択することで、
元のPESおよびESへの変換、復号が可能となる。な
お、図4(D)の例では、前段のパケッタイザ12V,
12Aで生成されたPESパケット(図4(C))をヘ
ッダ部分から184バイト毎に分割し、TSヘッダを付
加してTSパケットが生成される様子を概念的に示して
いる。また、図4(E)は、1つのTSパケットの実際
のタイミングチャートを示している。TSパケットに
は、TSヘッダの先頭に8ビットの同期信号(47h)
が付加されており、受信側においては、この同期信号を
検出することで、1つのTSパケットの先頭を検出する
ことが可能となっている。
【0039】なお、ここまでTSパケット化に関して、
映像および音声のデータが共に1つずつである場合につ
いて説明したが、提供される番組によっては、その他音
声信号の拡張が行われる場合(例えば、一つの映像デー
タに付随する音声データが複数存在する場合)があった
り、映像にテキストデータが付随するような場合もあ
る。このような場合には、これらの付随するデータも番
組毎にTSパケット化され、1つの番組用のストリーム
として多重化される。
【0040】また、本実施の形態の伝送システムでは、
TSマルチプレクサ17において、複数の番組分のTS
を同時に多重化し、一本のTSとして出力するようにな
っている。この場合、TSマルチプレクサ17におい
て、番組毎のTSにユニークなPIDを設定することに
よって、全ての番組分のデータの多重化を可能にしてい
る。これにより、一本のストリームで複数番組分のデー
タの伝送が可能となるが、本実施の形態の伝送システム
では、受信側において所望の番組を選択することを可能
とするために、更に、図示しない制御部から与えられた
PATのデータDPATおよびPMTのデータDPMTを含む
伝送制御用のデータのTSパケットを同時に多重化し
て、一本のTSとして出力するようになっている。
【0041】ここで、PMTとは、1つの番組とされる
映像、音声等のデータに割り当てられたPIDが記述さ
れたものである。受信側では、ある任意のPMTに記述
されているPIDで示されたデータを復号、提示するこ
とで、一つの番組分のデータの受信が完了することにな
る。PMTには、一つの番組に関する情報が記述されて
いるので、送信装置1から送信される多重化されたTS
には、番組数分のPMTが存在することになる。また、
PMTのデータDPATは、TSパケット化時に、1つの
番組用のPMT毎にユニークなPIDが割り当てられ
る。ところで、受信側では、PMTを選択する事で、任
意の番組を選択することができるのだが、このPMTの
選択のために必要になるのがPATである。PATは、
プログラムナンバと呼ばれる番組番号を示す任意のナン
バと、その番組のPMTのPIDとが同時に記述された
ものである。受信側における番組選択は、PATの中か
ら希望するプログラムナンバを選択することにより行わ
れるようになっている。なお、TSマルチプレクサ17
において多重化されたTSには、PATのPIDとし
て、通常「0」という符号が割り当てられている。
【0042】図3は、受信装置3の構成を示すブロック
図である。受信装置3は、バス50を介して装置全体の
制御を行うと共に、番組選択の指示等を行うCPU(中
央処理装置)30と、送信装置1から送信され、図示し
ない受信部を介して受信したTSを入力し、選択された
番組に関するTSを抽出すると共に、選択された番組に
関する音声PESと映像PESとを分離して出力するT
Sデマルチプレクサ31と、TSデマルチプレクサ31
から出力された映像PESをデパケット化し、映像ES
を出力するデパケッタイザ32Vと、デパケッタイザ3
2Vから出力された映像ESを復号化して映像データD
Vを出力する映像復号器33Vと、TSデマルチプレク
サ31から出力された音声PESをデパケット化し、音
声ESを出力するデパケッタイザ32Aと、デパケッタ
イザ32Aから出力された音声ESを復号化して音声デ
ータDAを出力する音声復号器33Aとを備えている。
TSデマルチプレクサ31は、選択された番組に関する
TSから、PCRに関するTSパケットを抽出して送出
するようになっている。
【0043】受信装置3は、更に、送信装置1のクロッ
クに同期して復号、提示処理を行うためのブロック要素
として、STCカウンタ41と、位相同期化ループ回路
(以下、PLL回路と記す。)42と、クロック発生部
43と、時刻比較部44とを備えている。STCカウン
タ41は、TSデマルチプレクサ31から与えられるT
Sパケット内のPCRをロードした後、クロック発生部
43から与えられる27[MHz]のクロック信号を24
時間周期で順次カウン卜するようになっている。また、
STCカウンタ41は、カウント結果であるSTCをP
LL回路42および時刻比較部44に送出するようにな
っている。PLL回路42は、STCカウンタ41から
供給されるSTCと、TSデマルチプレクサ31からあ
る任意の時間間隔で供給されるTSパケット内のPCR
とを比較し、双方の差分に応じた制御信号を生成し、こ
の制御信号によりクロック発生部43を制御するように
なっている。
【0044】受信装置3においては、クロック発生部4
3、STCカウンタ41およびPLL回路42からなる
フィードバックループ回路によるフィードバック制御に
よって送信装置1と同様の27[MHz]のクロックを再
生できる。このように再生されたSTCは、時刻比較部
44に入力される。時刻比較部44は、TSデマルチプ
レクサ31から供給される映像および音声のPESパケ
ットから映像および音声のPTSを抽出すると共に、抽
出したPTSと、STCカウンタ41から供給されたS
TCとを比較し、PTSで示された時刻とSTCとが一
致する時刻に映像および音声の提示が行われるよう映像
復号器33Vおよび音声復号器33Aを制御するように
なっている。このとき、時刻比較部44は、一旦映像復
号器33Vおよび音声復号器33AにおいてPTSに基
づく提示処理が開始された後では、次に伝送されてきた
他のPESパケットにPTSが付随していたとしても、
そのPTSを、映像復号器33Vおよび音声復号器33
Aの制御には用いないようになっている。従って、映像
復号器33V、音声復号器33Aでは、最初のPTSに
基づいてデータの提示処理を開始したら、その後のPT
Sは参照せずに、連続的にデータの提示処理を行うよう
になっている。ここで、音声復号器33Aおよび時刻比
較部44が、本発明におけるデータ処理手段に対応す
る。
【0045】受信装置3は、更に、符号化データの異常
を監視するためのブロック要素として、PTSラッチ回
路51と、STCラッチ回路52と、位相比較部53と
を備えている。ここで、STCラッチ回路52が、本発
明における提示時刻検出手段に対応する。また、位相比
較部53が、本発明における異常検出手段に対応する。
【0046】PTSラッチ回路51は、TSデマルチプ
レクサ31から供給される音声のPESパケットから最
新の音声のPTSのみを随時取得して一時的に記憶する
と共に、記憶した最新のPTSを位相比較部53に出力
するようになっている。STCラッチ回路52は、音声
復号器33Aにおける音声の提示開始処理と共にPTS
に対して所定の時間関係となるようなタイミングで出力
されるべき符号化の付加情報の出力タイミングを示す出
力信号S1と、STCカウンタ41のSTCとを入力
し、出力信号S1のSTCに対する出力時刻を示す信号
を位相比較部53に出力するようになっている。ここ
で、符号化の付加情報としては、例えば、音声ESのヘ
ッダの先頭部分にオーディオフレーム毎に付加される同
期ワードが用いられる。
【0047】位相比較部53は、PTSラッチ回路51
から出力された出力信号S1の出力時刻と、PTSラッ
チ回路51から出力されたPTSとを比較し、出力信号
S1の出力時刻とPTSとの時間関係を監視するように
なっている。また、位相比較部53は、その比較結果に
基づいて、出力信号S1の出力時刻とPTSとのずれ量
を同期ずれの情報を示す信号S2として出力するように
なっている。位相比較部53からの同期ずれ(データの
異常)の情報を示す信号S2は、CPU30に送信され
る。CPU30は、位相比較部53からの信号S2に基
づいて、出力信号S1の出力時刻とPTSとが同期する
ように、受信装置3の各構成要素を制御するデータ修復
処理を行うようになっている。より具体的には、映像復
号器33Vおよび音声復号器33Aの提示処理を一時的
に停止し、最新のPTSに基づいて映像復号器33Vと
音声復号器33Aとの同期を正常な状態に回復させるよ
うになっている。
【0048】なお、STCラッチ回路52を省き、位相
比較部53に音声復号器33Aからの出力信号S1が入
力されるようにし、位相比較部53が、出力信号S1の
入力時に、そのときのSTCカウンタ41のSTCの値
とPTSラッチ回路51から出力されるPTSとを比較
するようにしてもよい。
【0049】次に、上記のような構成の伝送システムの
動作について説明する。なお、以下の説明は、本実施の
形態におけるデータ監視装置および方法の説明を兼ねて
いる。
【0050】送信装置1において入力された映像データ
V および音声データDA の各々は、それぞれ映像符号
器11Vおよび音声符号器11Aにおいて圧縮符号化さ
れ、各々のESが生成される。映像符号器11Vおよび
音声符号器11Aで生成された映像と音声のESは一対
で1番組用のデータとなる。映像符号器11Vおよび音
声符号器11Aでの圧縮符号化処理では、映像、音声各
々のESは、映像ではGOP単位での圧縮符号化が行わ
れ、音声ではオーディオフレーム単位での圧縮符号化が
行われる。ESには、圧縮符号化単位毎に先頭に圧縮時
のパラメータ情報を含む符号化の付加情報としてのヘッ
ダが付加され、このヘッダ内の情報に基づいて圧縮され
たデータの復号を可能にする。音声ESのヘッダの先頭
部分には、通常、オーディオフレーム毎の同期ワードが
付加される。映像符号器11Vおよび音声符号器11A
において生成された映像、音声各々のESは、それぞれ
パケッタイザ12Vおよびパケッタイザ12Aに入力さ
れ、PESパケット化される。
【0051】パケッタイザ12Vおよびパケッタイザ1
2Aでは、映像または音声のESパケットを数パケット
分連結すると共に、そのストリームの先頭にPESヘッ
ダを付加してPESパケットを生成する。PESヘッダ
内には、パケット化したESの種類を示すストリームI
Dや復号時の提示時刻を示す提示時刻情報であるPTS
等が付加され、ここで付加されたPTSによって、映像
と音声とを復号して出力する際の各々の同期をとること
を可能にする。パケッタイザ12V,12Aにおいて生
成された映像および音声の各々のPESパケットは、T
Sマルチプレクサ17に入力され、TSパケット化され
る。
【0052】また、STCカウンタ14によって、クロ
ック発生部13から出力された27[MHz]のクロック
信号を順次カウントし、24時間周期の基準時間となる
STCをTSマルチプレクサ17に入力する。TSマル
チプレクサ17に入力されたSTCは、TSパケット化
されると共に、パケッタイザ12V,12Aから出力さ
れた映像および音声のデータと共に多重化される。ここ
で、TSパケット化されたSTCの情報が、PCRとな
る。
【0053】以上のような処理は、複数のエンコーダ部
10A〜10Nにおいて、同様に行われる。TSマルチ
プレクサ17では、番組毎に複数のエンコーダ部10A
〜10Nにおいて生成された映像および音声のPESパ
ケットが同時に処理され、1つの番組用のストリームと
して多重化される。ここで多重化された映像および音声
のPESパケットには、それぞれユニークなPIDが割
り当てられる。受信装置3では、TSパケット内のPI
Dを選択することで、元のPESおよびESへの変換、
復号が可能となる。また、TSマルチプレクサ17で
は、複数の番組分のTSを同時に多重化し、一本のTS
として出力する。また、TSマルチプレクサ17には、
受信側において所望の番組を選択することを可能とする
ために、図示しない制御部から与えられたPATのデー
タDPATおよびPMTのデータDPMTを含む伝送制御用の
データが入力される。TSマルチプレクサ17では、こ
の伝送制御用のデータも他のデータと同様にTSパケッ
トすると共に、他のデータと同時に多重化して、一本の
TSとして出力する。TSマルチプレクサ17から出力
されたTSは、受信装置3に伝送される。
【0054】受信装置3では、まず、複数の番組分のデ
ータが多重化されたTSから、いずれの番組のデータを
復号、提示するかの番組選択の処理が行われる。
【0055】図5は、受信装置3における番組選択の処
理手順を説明するための流れ図である。まず、受信装置
3では、TSデマルチプレクサ31において、送信装置
1から伝送されたTSの中から、PATであることを示
す「0」のPIDを受信し(ステップS101)、TS
の中から、PIDが「0」のTSパケットを抽出する。
次に、TSデマルチプレクサ31は、抽出したPATが
含まれるTSパケットを展開し、PATに記述されてい
る番組番号を示す任意のナンバ(0,1,...X)の
情報と、そのナンバで示される番組のPMTのPID
(N,A,...XX)の情報とを取得する(ステップ
S102)。
【0056】ここで、CPU30から、例えば、番組番
号Xを選択する番組選択の指示がなされていた場合に
は、TSデマルチプレクサ31は、送信装置1から伝送
されたTSの中から、この番組番号Xに対応するPMT
である「XX」のPIDを受信し(ステップS10
3)、TSの中から、PIDが「XX」のTSパケット
を抽出する。次に、TSデマルチプレクサ31は、抽出
した番組番号Xに対応するPMTが含まれるTSパケッ
トを展開し、PMTに記述されている内容から、番組番
号Xの番組を構成する映像、音声、クロック(PCR)
の情報が含まれるTSパケットのPID(XV,XA,
XC)に関する情報を取得する(ステップS104)。
【0057】次に、TSデマルチプレクサ31は、送信
装置1から伝送されたTSの中から、番組番号Xの番組
を構成する映像、音声、クロックの各々のPIDを受信
し(ステップS105)、TSの中から、各々のPID
が含まれるTSパケットを抽出する。TSデマルチプレ
クサ31は、映像および音声に関しては、映像および音
声のPIDが含まれる各々のTSパケットをPESパケ
ット化し、デパケッタイザ32Vおよびデパケッタイザ
32Aに出力する。また、TSデマルチプレクサ31
は、クロックに関しては、PCRのPIDが含まれるT
SパケットをSTCカウンタ41等の処理ブロックに出
力する。
【0058】受信装置3では、以上のような処理を行う
ことにより、複数の番組のデータが多重化されたTSの
中から、選択された番組に関するデータのみを抽出する
ことができる。次に、受信装置3では、選択された番組
に関する各々のデータの処理が行われる。
【0059】デパケッタイザ32Vでは、TSデマルチ
プレクサ31から出力された映像PESをデパケット化
し、映像ESを出力する。映像復号器33Vでは、デパ
ケッタイザ32Vから出力された映像ESを復号化して
映像データDVを出力する。デパケッタイザ32Aで
は、TSデマルチプレクサ31から出力された音声PE
Sをデパケット化し、音声ESを出力する。音声復号器
33Aでは、デパケッタイザ32Aから出力された音声
ESを復号化して音声データDA を出力する。
【0060】クロック発生部43、STCカウンタ41
およびPLL回路42からなるフィードバックループ回
路では、フィードバック制御によって送信装置1と同様
の27[MHz]のクロックを再生するための処理が行わ
れる。すなわち、STCカウンタ41は、TSデマルチ
プレクサ31から与えられるTSパケット内のPCRを
ロードした後、クロック発生部43から与えられる27
[MHz]のクロック信号を24時間周期で順次カウン卜
する。また、STCカウンタ41は、カウント結果であ
るSTCをPLL回路42および時刻比較部44に送出
する。PLL回路42は、STCカウンタ41から供給
されたSTCと、TSデマルチプレクサ31からある任
意の時間間隔で供給されたTSパケット内のPCRとを
比較し、双方の差分に応じた制御信号を生成し、クロッ
ク発生部43を制御する。
【0061】時刻比較部44は、TSデマルチプレクサ
31から供給される映像および音声のPESパケットか
ら映像および音声のPTSを抽出すると共に、抽出した
PTSと、STCカウンタ41から供給されたSTCと
を比較し、PTSで示された時刻とSTCとが一致する
時刻に映像および音声の提示が行われるよう映像復号器
33Vおよび音声復号器33Aを制御する。
【0062】PTSラッチ回路51、STCラッチ回路
52および位相比較部53では、伝送に伴う符号化デー
タの異常を監視するための処理が行われる。PTSラッ
チ回路51は、TSデマルチプレクサ31から供給され
る音声のPESパケットから最新の音声のPTSのみを
随時取得して一時的に記憶すると共に、記憶した最新の
PTSを位相比較部53に出力する。STCラッチ回路
52は、PTSに対して所定の時間関係となるようなタ
イミングで出力されるべき符号化の付加情報の出力タイ
ミングを示す出力信号S1と、STCカウンタ41のS
TCとを入力し、出力信号S1のSTCに対する出力時
刻を示す信号を位相比較部53に出力する。
【0063】位相比較部53は、PTSラッチ回路51
から出力された出力信号S1の出力時刻と、PTSラッ
チ回路51から出力されたPTSとを比較し、出力信号
S1の出力時刻とPTSとの時間関係を監視する。ま
た、位相比較部53は、その比較結果に基づいて、出力
信号S1の出力時刻とPTSとのずれ量を同期ずれの情
報を示す信号S2として出力するようになっている。出
力信号S1の出力時刻とPTSとのずれ量が、正常時に
おける値と異なる場合には、データの異常を表している
ことになる。位相比較部53からの同期ずれの情報を示
す信号S2は、CPU30に送信される。CPU30
は、位相比較部53からの信号S2に基づいて、出力信
号S1の出力時刻とPTSとが同期するように、受信装
置3の各構成要素を制御する。より具体的には、映像復
号器33Vおよび音声復号器33Aの提示処理を一時的
に停止し、最新のPTSに基づいて、映像復号器33V
と音声復号器33Aとの同期を正常な状態に回復させ
る。
【0064】以上説明したように、本実施の形態に係る
伝送システムによれば、位相比較部53において、PT
Sに対して所定の時間関係となるようなタイミングで出
力されるべき出力信号S1の出力時刻とPTSとの時間
関係を比較して監視するようにしたので、伝送時におけ
るパケットの欠落や、送信側のシステムエラー等の原因
によって生ずる伝送前のパケットの欠落等のデータの異
常の監視を行うことができる。また、位相比較部53か
ら、出力信号S1の出力時刻とPTSとのずれ量を同期
ずれの情報を示す信号S2としてCPU30に出力し、
CPU30において、同期ずれの情報を示す信号S2に
基づいて、出力信号S1の出力時刻とPTSとの時間関
係が所定の時間関係となるように、受信装置3の各構成
要素を制御するようにしたので、符号化データの伝送に
異常が生じたとしても映像復号器33Vと音声復号器3
3Aとの同期を正常な状態に回復させることができる。
【0065】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では
上記第1の実施の形態における構成要素と同一の部分に
は同一の符号を付し、その説明を省略してある。
【0066】上記第1の実施の形態では、受信装置3に
おいてデータの異常の監視を行うようにしたが、これに
対し、本実施の形態は、送信装置1が設けられる放送局
内等においても異常の監視を行えるようにしたものであ
る。
【0067】図6は、本実施の形態に係る伝送システム
の全体構成を示すブロック図である。この伝送システム
では、映像データDVおよび音声データDAを送信する側
において、送信装置1を含む送信側の各種機器同士がバ
ス6によって接続されたネットワークシステムが構築さ
れている。また、この伝送システムは、送信側のネット
ワークシステムを制御するためのホストコントローラ5
と、送信装置1の受信装置3に対するデータの伝送経路
の直前において、送信装置1から送出されたTSをモニ
タするモニタ用受信装置4とを備えている。
【0068】モニタ用受信装置4の構成は、基本的に受
信装置3と同様であり、送信側において、送信するデー
タの異常を監視するための機能を有している。モニタ用
受信装置4は、受信装置3と同様に、同期ずれの情報を
示す信号を出力するようになっている。モニタ用受信装
置4からの同期ずれの情報を示す信号は、バス6を介し
てホストコントローラ5に送信される。ホストコントロ
ーラ5では、モニタ用受信装置4からの同期ずれの情報
を示す信号に基づいて、ネットワークシステム内の機器
の制御を行い、同期の異常の回復が可能な場合には、自
動的に異常な状態の修復を図る。より具体的には、ホス
トコントローラ5は、例えば、モニタ用受信装置4から
の同期ずれの情報に基づいて、映像および音声のデータ
の送信処理を一時的に停止し、PTSによって示される
時刻と実際にデータが提示される時刻が同期するように
して、映像および音声の同期を正常な状態に回復させ
る。
【0069】本実施の形態に係る伝送システムによれ
ば、モニタ用受信装置4によって、送信装置1の受信装
置3に対するデータの伝送の直前に、送信側におけるデ
ータの異常を監視するようにしたので、送信側のシステ
ムエラー等の原因によって生ずる伝送前のパケットの欠
落等の異常を検出することが可能となる。また、モニタ
用受信装置4から異常に関する情報をホストコントロー
ラ5に送信するようにしたので、送信側におけるシステ
ムエラー等の対処を迅速に行うことができる。このと
き、検出された異常がホストコントローラ5による制御
によって回復可能な場合には、ホストコントローラ5が
ネットワークシステム内の機器の制御を行うことで自動
的に異常な状態の修復を図ることが可能となる。
【0070】なお、本実施の形態におけるその他の構
成、動作および効果は、上記第1の実施の形態と同様で
ある。
【0071】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されず種々の変形実施が可能である。例えば、上記各実
施の形態では、音声の符号化データに付加された付加情
報を同期ずれの検出に用いるようにしたが、映像や他の
データに付加された付加情報を同期ずれの検出に用いる
ようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし4
のいずれかに記載のデータ監視装置または請求項5記載
のデータ監視方法によれば、所定の提示時刻情報に基づ
いてデータの提示処理を開始した後は、連続的にデータ
の提示処理を行うと共に、提示単位毎に、実際にデータ
の提示を開始する時刻を検出し、この検出した時刻と提
示時刻情報によって示される時刻とを比較して、データ
の異常を検出するようにしたので、提示時刻情報によっ
て示される時刻と実際にデータが提示される時刻とのず
れを生じさせるようなデータの異常を検出することが可
能となるという効果を奏する。
【0073】また、請求項3記載のデータ監視装置によ
れば、異常検出手段によって異常が検出されたときに、
パケットされたデータを送信する送信装置を制御して、
提示時刻情報によって示される時刻と検出手段によって
検出される時刻とが同期するように、データの修復処理
を行う修復処理手段を備えたので、更に、提示時刻情報
によって示される時刻と実際にデータが提示される時刻
との同期が乱れた場合でも、送信側で、同期を修復する
ことが可能となるという効果を奏する。
【0074】また、請求項4記載のデータ監視装置によ
れば、異常検出手段によって異常が検出されたときに、
パケットされたデータを受信する受信装置を制御して、
提示時刻情報によって示される時刻と検出手段によって
検出される時刻とが同期するように、データの修復処理
を行う修復処理手段を備えたので、更に、提示時刻情報
によって示される時刻と実際にデータが提示される時刻
との同期が乱れた場合でも、受信側で、同期を修復する
ことが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る伝送システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した伝送システムにおける送信装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した伝送システムにおける受信装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した伝送システムにおいて処理される
データのデータ構造を示す説明図である。
【図5】図1に示した伝送システムにおける動作を説明
するための流れ図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る伝送システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図7】従来の伝送システムの全体構成を示すブロック
図である。
【図8】従来の伝送システムにおいてPCRリカバリの
処理を実現するための構成を示すブロック図である。
【図9】従来の伝送システムにおいてPTSを用いた同
期制御を行うための構成を示すブロック図である。
【図10】従来の伝送システムにおける問題点を説明す
るための説明図である。
【符号の説明】
1…送信装置、3…受信装置、4…モニタ用受信装置、
10A〜10N…エンコーダ部、11A…音声符号器、
11V…映像符号器、12A,12V…パケッタイザ、
13,43…クロック発生部、14,41…STCカウ
ンタ、17…TSマルチプレクサ、30…CPU、31
…TSデマルチプレクサ、32A,32V…デパケッタ
イザ、33A…音声復号器、33V…映像復号器、42
…PLL回路、44…時刻比較部、51…PTSラッチ
回路、52…STCラッチ回路、53…位相比較部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/16 H04N 7/133 Z 17/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の提示単位毎にデータの提示時刻を
    示す提示時刻情報が付加されると共に、所定のデータ単
    位でパケット化されたデータを受け取り、所定の提示時
    刻情報に基づいてデータの提示処理を開始した後は、連
    続的にデータの提示処理を行うデータ処理手段と、 前記提示単位毎に、前記データ処理手段が実際にデータ
    の提示を開始する時刻を検出する提示時刻検出手段と、 前記提示時刻情報によって示される時刻と前記検出手段
    によって検出される時刻とを比較して、データの異常を
    検出する異常検出手段とを備えたことを特徴とするデー
    タ監視装置。
  2. 【請求項2】 前記提示時刻検出手段は、提示単位毎の
    データの先頭に付加される同期情報を検出することによ
    って、前記データ処理手段における提示単位毎のデータ
    の提示開始を判断することを特徴とする請求項1記載の
    データ監視装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段によって異常が検出さ
    れたときに、パケット化されたデータを送信する送信装
    置を制御して、提示時刻情報によって示される時刻と前
    記検出手段によって検出される時刻とが同期するよう
    に、データの修復処理を行う修復処理手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のデータ監視装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検出手段によって異常が検出さ
    れたときに、パケット化されたデータを受信する受信装
    置を制御して、提示時刻情報によって示される時刻と前
    記検出手段によって検出される時刻とが同期するよう
    に、データの修復処理を行う修復処理手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のデータ監視装置。
  5. 【請求項5】 所定の提示単位毎にデータの提示時刻を
    示す提示時刻情報が付加されると共に、所定のデータ単
    位でパケット化されたデータを受け取り、所定の提示時
    刻情報に基づいてデータの提示処理を開始した後は、連
    続的にデータの提示処理を行うと共に、 前記提示単位毎に、実際にデータの提示を開始する時刻
    を検出し、この検出した時刻と前記提示時刻情報によっ
    て示される時刻とを比較して、データの異常を検出する
    ことを特徴とするデータ監視方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007036798A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> トランスポート・ストリーム監視装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007036798A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> トランスポート・ストリーム監視装置
JP4573723B2 (ja) * 2005-07-28 2010-11-04 日本放送協会 トランスポート・ストリーム監視装置

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