JPH0522680U - 排水桝 - Google Patents

排水桝

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JPH0522680U
JPH0522680U JP7636391U JP7636391U JPH0522680U JP H0522680 U JPH0522680 U JP H0522680U JP 7636391 U JP7636391 U JP 7636391U JP 7636391 U JP7636391 U JP 7636391U JP H0522680 U JPH0522680 U JP H0522680U
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drainage basin
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basin
branch pipe
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学 桜井
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Aron Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】両側から枝管が合流する排水桝の設置容積を小
さくすることを目的とする。 【構成】排水桝(11)の一側方から左右一対の枝管接続部
(14A,14B) を差出し、その一方(14A) には一側方からＵ
字状トラップ(15A) を接続し、他方(14B) には他側方か
ら桝本体(12)の下側を通ってＵ字状トラップ(15B) を接
続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、本管の両側から枝管を合流させるための排水桝に関するものである 。
【０００２】
【従来の技術】
従来は図５に示すようにこの種の排水桝(21)にあっては、上方に開口部(22A) を有する桝本体(22)と、該桝本体(22)から両側方に差出される一対の本管接続部 (23,23) と、該桝本体(22)の本管接続部(23,23) をへだてた両側から下方に差出 される左右一対の枝管接続部(24A,24B) と、該一対の枝管接続部(24A,24B) に夫 々回転可能に接続されるＵ字状トラップ(25A,25B) とからなる排水桝(21)が提供 されていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成にあっては、Ｕ字状トラップ(25A,25B) の突出量 が大きいので排水桝をコンパクトにすることが出来ず、そのために設置容積が大 きくなり、埋設配管工事が大規模にならざるを得ないし、点検筒からの視認可能 な面積が小さいと云う問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、上方に開口する桝本体 (12)と、該桝本体(12)から両側方に差出される一対の本管接続部(13,13) と、該 桝本体(12)の一側方から下方に並列して差出される一対の枝管接続部(14A,14B) と、該一対の枝管接続部(14A,14B) のうちの一方には一側方からＵ字状トラップ (15A) を接続し、他方には他側方から桝本体(12)下側を通ってＵ字状トラップ(1 5B) を接続した排水桝(11)を提供するものである。
【０００５】
【作用】 本考案の排水桝(11)にあっては、桝本体(12)の一側方からＵ字状トラップ(15A ,15B) を接続するための枝管接続部(14A,14B) を差出すので、桝本体(12)の両側 に枝管接続部を差出す場所を確保する必要なく、一側方のみに該場所を確保すれ ばよい。そして枝管接続部(14A,14B) の各々にＵ字状トラップ(15A,15B) を接続 するのであるが、一方は一側方から他方は他側方から桝本体(12)の下側を通って 接続させる。
【０００６】
【実施例】
本考案を図１〜図4 に示す一実施例によって説明すれば、排水桝(11)には開口 部(12A) を有する桝本体(12)と、該桝本体(12)から両側方に差出される一対の本 管接続部(13,13) と、該桝本体(12)の一側方から下方に並列して差出される一対 の枝管接続部(14A,14B) と、該一対の枝管接続部(14A,14B) に夫々回動自在に接 続されるＵ字状トラップ(15A,15B) とからなり、一方のＵ字状トラップ(15A) は 一側方から接続され、他方のＵ字状トラップ(15B) は他側方から桝本体(12)の下 側を通って接続されている。
【０００７】 該排水桝(11)の桝本体(12)の開口部(12A) の内周に段部(12B) が形成され、更 に本管接続部(13)の内周および枝管接続部(14A,14B) の内周にも段部(13A) およ び段部(14C,14D) が形成され内径が拡径された受口部となっている。そして図４ に示すように枝管接続部(14A,14B) とＵ字状トラップ(15A,15B) との接続部にお いては、該Ｕ字状トラップ(15A,15B) との接続部の根端部にブッシュ部材(15E,1 5F) を固着し、枝管接続部(14A,14B) の受口部内周にはブッシュ部材(14E,14F) を固着し、Ｕ字状トラップ(15A,15B) 側のブッシュ部材(15E,15F) との間にパッ キン(19)が介在する。このようにしてＵ字状トラップ(15A,15B) は枝管接続部(1 4A,14B) に夫々回動可能かつ気密に取付けられている。また桝本体(12)の底部は 支持脚(12C) によって支持され、Ｕ字状トラップ(15A,15B) も支持脚(15C,15D) によって支持されている。
【０００８】 上記排水桝(11)は図３に示すように一対の本管接続部(13)に本管(16)の末端部 が夫々接続され、Ｕ字状トラップ(15A,15B) には９０°曲管継手(17C,17D) を介 して排水桝(11)の両側から枝管(17A,17B) が接続され、更に本体(12)の開口部(1 2A) には地上に上端が開口する点検筒(18)が接続され、該点検筒(18)には図示さ れない掃除用蓋が装着される。この際、該Ｕ字状トラップ(15A,15B) は枝管(17A ,17B) の接続方向に向けて回動させ角度を調節される。枝管(17A,17B) は例えば 浴槽排水枝管、洗濯排水枝管と手洗い排水枝管等である。
【０００９】 上記構成において枝管(17A,17B) からの排水は９０°曲管継手(17C,17D) およ びＵ字状トラップ(15A,15B) を介して両側から排水桝(11)内に流入し本管(16)に 合流する。本管(16)からの臭気はＵ字状トラップ(15A,15B) の水封作用によって 枝管(17A,17B) 側に侵入するのを阻止される。排水桝(11)内に泥やごみがたまっ たら地上から点検筒(18)を介して排水桝(11)内を掃除する。
【００１０】 本実施例以外、例えばＵ字状トラップ(15A,15B) は排水桝(11)の枝管接続部(1 4A,14B) に接着剤によって接着されてもよいが、このようにするとＵ字状トラッ プ(15A,15B) は回動が不可能となり枝管の接続角度が固定される。
【００１１】
【考案の効果】
したがって本考案においては、排水桝をコンパクトにすることが出来、桝本体 の一側方のみに枝管接続部を差出す場所を確保すればよく、排水桝の両側からＵ 字状トラップを接続しても設置容積が大きくならず、埋設配管工事が簡単になる し、点検筒からの視認可能な面積を大きくすることが出来る。
【００１２】
【図面の簡単な説明】
図１〜図４は本考案の第１実施例を示すものである。
【図１】平面図
【図２】主要部切欠き側面図
【図３】接続状態側面図
【図４】Ｕ字状トラップ接続部分断面図
【図５】従来例の平面図
【符号の説明】
11 排水桝 12 桝本体 13 本管接続部 14A,14B 枝管接続部 15A,15B Ｕ字状トラップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】上方に開口する桝本体と、該桝本体から両
    側方に差出される一対の本管接続部と、該桝本体の一側
    方から下方に並列して差出される一対の枝管接続部と、
    該一対の枝管接続部のうちの一方には一側方からＵ字状
    トラップを接続し、他方には他側方から桝本体下側を通
    ってＵ字状トラップを接続したことを特徴とする排水桝
JP1991076363U 1991-08-27 1991-08-27 排水桝 Expired - Lifetime JP2502730Y2 (ja)

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JP1991076363U JP2502730Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 排水桝

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JP1991076363U JP2502730Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 排水桝

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JPH0522680U true JPH0522680U (ja) 1993-03-23
JP2502730Y2 JP2502730Y2 (ja) 1996-06-26

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ID=13603274

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6415743U (ja) * 1987-07-16 1989-01-26
JPH02106085U (ja) * 1988-10-14 1990-08-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6415743U (ja) * 1987-07-16 1989-01-26
JPH02106085U (ja) * 1988-10-14 1990-08-23

Also Published As

Publication number Publication date
JP2502730Y2 (ja) 1996-06-26

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