JPH05226622A - 固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

固体撮像装置の製造方法

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Publication number
JPH05226622A
JPH05226622A JP4023046A JP2304692A JPH05226622A JP H05226622 A JPH05226622 A JP H05226622A JP 4023046 A JP4023046 A JP 4023046A JP 2304692 A JP2304692 A JP 2304692A JP H05226622 A JPH05226622 A JP H05226622A
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JP
Japan
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film
aluminum light
shielding film
aluminum
solid
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Pending
Application number
JP4023046A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tabei
浩之 田部井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スミア特性の良好な固体撮像装置を得んとす
るものである。 【構成】 シリコン基板5上に、第1ポリシリコン電極
3,第2ポリシリコン電極4,絶縁膜11等を形成し、
光電変換素子部の周囲に電荷転送部が形成された構造の
基板に対して、第1アルミニウム遮光膜12Aをスパッ
タ法で堆積させた後、スパッタエッチング(逆スパッ
タ)法で、第1アルミニウム遮光膜12Aを異方性加工
する。これによって、該遮光膜12Aのオーバーハング
形状を是正することができ、膜厚が均一化される。この
状態で再度スパッタを行なうとこれによって形成される
第2アルミニウム遮光膜12Bはシャドー効果の影響が
小さくなるため、段差部側壁へのAl堆積が向上し、遮
光性を確保することができ、スミア特性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体撮像装置の製造
方法に関し、更に詳しくは、固体撮像装置の光学特性を
向上させる加工技術に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の固体撮像装置としては、
例えば図7の平面説明図に示すようなものが知られてい
る。同図中、1は光電変換素子部としてのpn接合のフ
ォトダイオード、2はCCDを用いた垂直転送部、3は
垂直転送部2の第1ポリシリコン電極、4は第2ポリシ
リコン電極を示している。このような固体撮像装置にア
ルミニウム遮光膜を形成する方法を、図7のA−A断面
に相当する図8を用いて説明する。先ず、図8(A)に
示すように、シリコン基板5には、pウエル6,n型不
純物拡散領域7,p+型チャネルストッパ領域8が形成
されている。また、シリコン基板5上には、所定位置に
ゲート絶縁膜9を介して第1ポリシリコン電極3、絶縁
膜10を介して第2ポリシリコン電極4をパターニング
し、さらに、全面に絶縁膜11が形成されている。次
に、このような構造において、アルミニウム膜12を図
8(A)に示すように、全面にスパッタ法にて堆積さ
せ、次いで、リソグラフィー技術及びウェットエッチン
グ技術を用いてフォトダイオード1部分のAl膜12を
除去して窓開けを行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法にあっては、フォトダイオード1部分と
その周囲の段差となる部分の構造に起因して、段差部の
肩部によるシャドー効果により、段差側壁下部でのAl
膜12の膜厚が薄くなり、その部分から図8(B)に示
すようにシリコン基板5中に光入射が起り易くなる。こ
のため遮光性が低下してスミア特性が悪くなる問題があ
る。また、上述したように、段差側壁下部のAl膜12
が薄いため、窓開けのためのウェットエッチングを施し
た場合、レジストに覆われた部分でもアンダーカットさ
れてオーバーハング形状となり加工性が不安定で、やは
り遮光性が低下してスミア特性が悪くなる問題がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
して創案されたものであって、光学特性の良好な固体撮
像装置の製造方法を得んとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、半導
体基板に光電変換素子部を形成する工程と、該半導体基
板上に転送電極を備えた、電荷転送部を形成する工程
と、全面にアルミニウム遮光膜を堆積させた後、前記光
電変換素子部上方のアルミニウム遮光膜を除去して窓開
けする工程とを備えた固体撮像装置の製造方法におい
て、上記アルミニウム遮光膜を堆積させた後、スパッタ
エッチングを施してアルミニウム遮光膜を異方性加工
し、次いで、所望膜厚を得るまでアルミニウム遮光膜を
再度堆積させることを、その解決方法としている。
【0006】
【作用】半導体基板上に転送電極等を備えた電荷転送部
と半導体基板に形成した光電変換素子部とは段差を形成
し、このような構造を成す基板全面にアルミニウム遮光
膜を例えばスパッタ法にて堆積させた場合、段差を成す
電荷転送部の肩部によるシャドー効果により段差下部へ
堆積されるアルミニウム遮光膜の厚さは薄くなる。次
に、スパッタエッチングを施すことにより、遮光膜は異
方性加工されて、段差側壁下部に近傍に堆積したアルミ
膜厚は変化が少なく、段差上部及び光電変換素子部に堆
積した厚い膜厚のアルミニウム遮光膜は多くエッチング
される。このため、アルミニウム遮光膜を再度堆積させ
た場合、シャドー効果が少なく、段差側壁へのアルミニ
ウムの回り込みが多くなりアルミニウム遮光膜の被覆性
は向上する。これによって、段差部側壁下部の遮光膜の
膜厚が確保でき、スミア特性の向上する作用がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る固体撮像装置の製造方法
の詳細を図面に示す実施例に基づいて説明する。なお図
7及び図8に示した従来例と同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。
【0008】図1〜図5は、本発明の実施例の各工程を
示す断面図である。
【0009】先ず、図1に示すように、従来と同様の製
造プロセスによって、シリコン基板5に、pウエル6,
n型不純物拡散領域7,p+型チャネルストッパ領域8
が、シリコン基板5上にはゲート絶縁膜9,第1ポリシ
リコン電極3,第2ポリシリコン電極4,絶縁膜10,
絶縁膜11等が形成されている。次に、図2に示すよう
に、このような構造を有する基板全面に、第1アルミニ
ウム遮光膜12Aをスパッタ法によって堆積させる。
【0010】続いて、図3に示すように、例えばアルゴ
ンガスを用いたスパッタエッチングを行ない、図4に示
すように、第1アルミニウム遮光膜12Aを異方性加工
する。即ち、第1アルミニウム遮光膜12Aを堆積させ
た時点では、第1ポリシリコン電極3,第2ポリシリコ
ン電極4等で形成された段差部(突出部)のに起因して
オーバーハング形状の被覆状態となっているが、スパッ
タエッチングにより、段差側壁下部に堆積した第1アル
ミニウム遮光膜12Aエッチングが少なく、段差上部や
フォトダイオード1上の厚い第1アルミニウム遮光膜1
2Aのエッチングが多くなり、全体として膜厚の均一化
が進む。
【0011】次に、図5に示すように、再度Al(第2
アルミニウム遮光膜12B)を、スパッタ法によって、
第1アルミニウム遮光膜12Aと第2アルミニウム遮光
膜12Bとで所定の膜厚となるまで堆積させる。この第
2アルミニウム遮光膜12Bの成膜は、上記スパッタエ
ッチングによってシャドー効果が低減されているため、
段差部側壁へのAlの回り込みが多くなり、良好な被覆
性を有する。
【0012】最終的には、フォトダイオード1上のアル
ミニウム遮光膜12A,12Bを、フォトリソグラフィ
ー技術及びエッチング技術を用いて除去して窓開けを行
なえばよい。
【0013】図6は、本発明を適用した他の実施例を示
す断面図であり、上記実施例の第2ポリシリコン電極1
1上方にシャント用アルミニウム電極13を有する例を
示している。このような構造においても、上記実施例と
同様に遮光性の良好なアルミニウム遮光膜12A,12
Bが形成可能である。
【0014】以上、実施例について説明したが、本発明
は、これに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の変更が可能である。また、成膜条件,スパッ
タエッチング条件等は段差構造や構成材料に応じて適宜
選択されるものである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、固体撮像装置における光電変換素子部の周囲
に形成された段差部(突出部)を有効に被覆するアルミ
ニウム遮光膜が形成できるため、スミア特性を向上する
効果がある。
【0016】また、アルミニウム遮光膜がオーバーハン
グ形状となるのを抑制するため、感度を向上させる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の工程を示す断面図。
【図2】本発明の実施例の工程を示す断面図。
【図3】本発明の実施例の工程を示す断面図。
【図4】本発明の実施例の工程を示す断面図。
【図5】本発明の実施例の工程を示す断面図。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図7】固体撮像装置の平面説明図。
【図8】(A)及び(B)は従来の製造工程を示す断面
図。
【符号の説明】
3…第1ポリシリコン電極、4…第2ポリシリコン電
極、5…シリコン基板、11…絶縁膜、12A…第1ア
ルミニウム遮光膜、12B…第2アルミニウム遮光膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に光電変換素子部を形成する
    工程と、該半導体基板上に転送電極を備えた、電荷転送
    部を形成する工程と、全面にアルミニウム遮光膜を堆積
    させた後、前記光電変換素子部上方のアルミニウム遮光
    膜を除去して窓開けする工程とを備えた固体撮像装置の
    製造方法において、 上記アルミニウム遮光膜を堆積させた後、スパッタエッ
    チングを施してアルミニウム遮光膜を異方性加工し、次
    いで、所望膜厚を得るまでアルミニウム遮光膜を再度堆
    積させることを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
JP4023046A 1992-02-10 1992-02-10 固体撮像装置の製造方法 Pending JPH05226622A (ja)

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JP4023046A JPH05226622A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 固体撮像装置の製造方法

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ID=12099512

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111190A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Sharp Corp プラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置、および固体撮像素子の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111190A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Sharp Corp プラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置、および固体撮像素子の製造方法

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