JPH05226618A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH05226618A
JPH05226618A JP1264592A JP1264592A JPH05226618A JP H05226618 A JPH05226618 A JP H05226618A JP 1264592 A JP1264592 A JP 1264592A JP 1264592 A JP1264592 A JP 1264592A JP H05226618 A JPH05226618 A JP H05226618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
clock
interconnection
semiconductor device
layer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1264592A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Takagi
範明 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1264592A priority Critical patent/JPH05226618A/ja
Publication of JPH05226618A publication Critical patent/JPH05226618A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】クロック配線等によるノイズの誘発を防止する
ことにある。 【構成】内部セル2やクロック信号発生ブロック3の下
地の上に、クロック配線4およびブロック間配線5を形
成する。このクロック配線4の両側を同窓のシールドパ
ターン7で囲み、このシールドパターン7を電気的に接
地する。このため、近傍の配線はクロック信号の影響に
よるノイズの誘発を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
その配線パターンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この半導体装置は所望の回路機能
を半導体基板上に実現するために、拡散工程及び配線工
程を数回から十数回行うことにより実現される。現在存
在するICあるいはLSIと呼ばれるものは、ほとんど
前述した工程を用いて製造されている。また、これら半
導体装置の中には、マスタースライス方式と呼ばれる方
法を用いて設計されるものがあり、これらは通常ゲート
アレイと呼ばれている。このマスタースライス方式の半
導体装置(以下、ゲートアレイと呼ぶ)では、あらかじ
め用意されたセル等の下地に対し、配線工程である上地
で回路を構成している。
【0003】図3はかかる従来の一例を示す半導体装置
の平面図である。図3に示すように、従来の半導体装置
基板1aは半導体装置の信号を外部へ取り出すための周
辺部に形成されるボンディングパッド10と、半導体装
置基板1aの周辺に沿い且つ下地として並べられた入力
バッファ用及び出力バッファ用のバッファセル11と、
これらバッファセル11の内側に所望の論理回路を実現
するために下地として並べられる内部ファンクション用
の内部セル2とを有している。これらのバッファセル1
1および内部セル2は、予め拡散工程を終了した多数の
トランジスタが固定パターンとして形成されており、こ
れを下地あるいは下地工程と呼ぶ。これに対し、予め用
意されたファンクションブロックを大型コンピューター
により自動配置し、その後に自動配線を行なって所望の
論理回路を構成することを上地あるいは上地工程と呼
ぶ。この上地工程により出来上った半導体装置基板1a
の内部セル2の付近を図4を参照して説明する。
【0004】図4は図3における内部セル近傍の拡大平
面図である。図4に示すように、ここでは2層の配線を
表わし、特にファンクションブロックとして、クロック
信号発生ブロック3を配置した近傍の様子を表わしてい
る。図中、半導体装置基板1aは内部セル2およびクロ
ック信号発生ブロック3を有し、しかもこの場合のクロ
ック信号発生ブロック3は内部セル2を3個使用して構
成されている。尚、わかりやすいように、その内部配線
は省略している。また、配線に関しては、クロック信号
発生ブロック3より出力された信号を他のファンクショ
ンブロックへ伝達するためのクロック配線4と、他のフ
ァンクションブロック間の信号を伝達するためのブロッ
ク間配線5とを有する。これらの配線は図中のx方向が
第1配線層を示し、y方向が第2配線層を示す。更に、
この第1配線層と第2配線層はスルーホール6により電
気的に接続される。かかる従来の導体基板上では自動配
線により配線を行うため、配線が密にかたまった部分
と、疎になった部分とが存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマスタ
ースライス方式の半導体装置、すなわちゲートアレイで
は、予め用意されたファンクションブロックを大型コン
ピューターにより自動配置し、その後に自動配線を行っ
て所望の論理回路を得るというステップが取られるた
め、自動配線された部分には、配線が密にかたまった部
分と疎になった部分とが存在し、特にクロックライン等
の他の信号配線にノイズを誘発させる配線が密になった
部分に配線されることがあるという問題がある。
【0006】これはクロックライン等の配線が他の信号
配線と平行に配線され、しかもこの容量カップリングと
配線自身の誘導成分によりクロックラインの信号が他の
信号配線に乗ってしまうという理由に起因する。すなわ
ち、クロックライン等はゲートアレイ内の同期をとるた
めに内部の種々のファンクションブロックに供給される
が、負荷が大きいためにそのドライバーにはドライブ能
力の非常に大きなファンクションブロックが用いられて
いる。そこで、配線を抵抗と容量の分布定数回路と考え
れば、このドライブ能力の非常に大きなファンクション
ブロックから出力された直後の配線の信号の立ち上り及
び立ち下り波形は、他の信号配線のそれと比較した場
合、非常に急進な波形となる。従って、このドライブ能
力の非常に大きなファンクションブロックから出力され
た直後の配線の近傍に位置する他の信号配線は、この急
進な立ち上り及び立ち下り波形と配線間の容量カップリ
ングと各々の信号配線の誘電成分とにより、他の信号配
線にノイズを誘発させてしまう。
【0007】本発明の目的は、かかるクロック配線等に
よるノイズの誘発を防止することのできる半導体装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
金属材料により配線が形成される半導体装置において、
接地電位や電源電位の供給および信号の伝達に使用され
る配線層と、前記配線層の近傍に同相で且つ同じ金属材
料で形成されるパターンとを有し、前記パターンを接地
して構成される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す半導体装置
の要部拡大平面図である。図1に示すように、本実施例
は2層の配線層を有するゲートアレイの第1配線層に適
用した場合であり、特にクロック信号等を発生するファ
ンクションブロックの近傍の配線を示す。本実施例にお
ける半導体装置基板1は通常シリコンなどの単結晶で形
成されており、この半導体装置基板1の下に下地として
の内部セル2を形成する。ここでは、この下地内部セル
2を3個使用してクロック信号発生ブロック3を形成し
ており、わかりやすいように斜線で示すとともにその内
部の配線を省略している。また、クロック信号発生ブロ
ック3から出力された信号はクロック配線4により他の
ファンクションブロックへ伝達され、他のファンクショ
ンブロック間の信号の伝達はブロック間配線5により行
われる。なお、クロック配線4およびブロック間配線5
は、図中のx方向が第1配線層を示し、y方向が第2配
線層を示す。これらの配線4,5を形成する配線層はそ
れぞれスルーホール6により第1配線層と第2配線層を
電気的に接続する。本実施例は、前述したクロック配線
4を電気的にシールドするためのシールドパターン7を
設けており、この場合第1配線層で形成される。このシ
ールドパターン7は金属材料により形成され且つクロッ
ク配線4と同層に同じ金属材料で形成される。すなわ
ち、シールドパターン7はクロック配線4を第1配線層
で挾むように配置し、その両側を接地することにより、
クロック配線4をシールドしている。図中、接地するパ
ターン等は省略しているが、クロック配線4はブロック
間配線5と離して配線され、この間にシールドパターン
7を配置してクロック配線4をシールドすることによ
り、前述したクロック配線4の他の配線への影響を遮へ
いしている。これからも判るように、シールドパターン
2は直流電流の電流経路を持たないことになる。
【0010】図2は、本発明の他の実施例を示す半導体
装置の要部拡大平面図である。図2に示すように、本実
施例は2層の配線層を有するゲートアレイの第2の配線
層に適用した場合であり、図中の番号および名称につい
ては、前述した図1の一実施例と同様である。本実施例
のシールドパターン7は、第2配線層で形成され、クロ
ック配線4を第2配線層で挾む形で配置するとともに、
接地電位に接続される。この場合、クロック配線4に加
えて、ブロック間配線5に対してもシールドパターン7
でシールドされており、ノイズの誘発防止をより一層高
めている。尚、同様の処置を前述した一実施例に適用す
ることも極めて容易である。また、前述した二つの実施
例を同時に実施することも容易に可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置は、クロック配線を同層の配線層で囲み且つ接地電位
に接続して電気的にシールドすることにより、クロック
配線近傍の他の配線に対するノイズの誘発を防止できる
という効果がある。また、逆にノイズの誘発の影響を受
けやすい配線、例えばこの配線につながっているファン
クションブロックのスレッショールドレベルが非常に微
妙である場合は、この配線をシールドすることにより、
ノイズの誘発を受けにくくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す半導体装置の要部拡大
平面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す半導体装置の要部拡
大平面図である。
【図3】従来の一例を示す半導体装置の平面図である。
【図4】図3における内部セル近傍の拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体装置基板 2 内部セル 3 クロック信号発生ブロック 4 クロック配線 5 ブロック間配線 6 スルーホール 7 シールドパターン
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7735−4M H01L 21/88 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料により配線が形成される半導体
    装置において、接地電位や電源電位の供給および信号の
    伝達に使用される配線層と、前記配線層の近傍に同相で
    且つ同じ金属材料で形成されるパターンとを有し、前記
    パターンを接地することを特徴とする半導体装置。
JP1264592A 1992-01-28 1992-01-28 半導体装置 Withdrawn JPH05226618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1264592A JPH05226618A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1264592A JPH05226618A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05226618A true JPH05226618A (ja) 1993-09-03

Family

ID=11811106

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JP1264592A Withdrawn JPH05226618A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 半導体装置

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JP (1) JPH05226618A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020528A (ja) * 2008-08-27 2009-01-29 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
WO2019049498A1 (ja) * 2017-09-11 2019-03-14 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 半導体集積回路

Cited By (3)

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JP2009020528A (ja) * 2008-08-27 2009-01-29 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
WO2019049498A1 (ja) * 2017-09-11 2019-03-14 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 半導体集積回路
JPWO2019049498A1 (ja) * 2017-09-11 2020-12-17 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 半導体集積回路

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Effective date: 19990408