JPH05226548A - 半導体装置用リードフレーム - Google Patents
半導体装置用リードフレームInfo
- Publication number
- JPH05226548A JPH05226548A JP4316943A JP31694392A JPH05226548A JP H05226548 A JPH05226548 A JP H05226548A JP 4316943 A JP4316943 A JP 4316943A JP 31694392 A JP31694392 A JP 31694392A JP H05226548 A JPH05226548 A JP H05226548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- leads
- lead frame
- semiconductor device
- anchor
- Prior art date
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 アンカーホール蝕刻の寸法限界性を克服しな
がらリードフレームと樹脂の結合力を高め、切断及び折
曲工程での機械的衝撃を吸収でき、また、水分浸透経路
長を増すことができるリードフレームを提供する。 【構成】 ポールレットが搭載されるダイパッド2と、
このダイパッドを一端から支持するための2個以上のタ
イバーと、前記ポールレット付近から四方へ広がる内部
端部28を持つ多数個の電導性の内部リード24と、こ
の内部リードと該内部リードから延長する外部リードと
の間の境界面を形成するダムバーとから構成され、さら
に、内部端部を持つ多数個の内部リードは、1つ以上の
略半円形穴を持つアンカーホール27が各々隣接リード
と上/下方向へクロスリンキングされるようにジクザグ
模様で配列形成され、この内部リードの上部表面と下部
表面の直径が同寸化するようにエッチング方法により略
半円形凹地であるアンカーホール模様で形成された。
がらリードフレームと樹脂の結合力を高め、切断及び折
曲工程での機械的衝撃を吸収でき、また、水分浸透経路
長を増すことができるリードフレームを提供する。 【構成】 ポールレットが搭載されるダイパッド2と、
このダイパッドを一端から支持するための2個以上のタ
イバーと、前記ポールレット付近から四方へ広がる内部
端部28を持つ多数個の電導性の内部リード24と、こ
の内部リードと該内部リードから延長する外部リードと
の間の境界面を形成するダムバーとから構成され、さら
に、内部端部を持つ多数個の内部リードは、1つ以上の
略半円形穴を持つアンカーホール27が各々隣接リード
と上/下方向へクロスリンキングされるようにジクザグ
模様で配列形成され、この内部リードの上部表面と下部
表面の直径が同寸化するようにエッチング方法により略
半円形凹地であるアンカーホール模様で形成された。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置用のリードフ
レームに関し、特にモールド樹脂とリードフレームとの
接着力を向上させるアンカーホール(anchor h
ole)構造を採用した半導体装置用のリードフレーム
に関する。
レームに関し、特にモールド樹脂とリードフレームとの
接着力を向上させるアンカーホール(anchor h
ole)構造を採用した半導体装置用のリードフレーム
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、FPP(フラット プラスチッ
ク パッケージ)では、リードフレームと樹脂との結合
力を高めて半導体装置の最終組立工程で発生する機械的
な衝撃を吸収すると共に、凝着力及び機械強度を向上さ
せるために、リードフレームの内部リードにアンカーホ
ール構造あるいはロック構造を採用している。
ク パッケージ)では、リードフレームと樹脂との結合
力を高めて半導体装置の最終組立工程で発生する機械的
な衝撃を吸収すると共に、凝着力及び機械強度を向上さ
せるために、リードフレームの内部リードにアンカーホ
ール構造あるいはロック構造を採用している。
【0003】図5は、DIP(Dual In−lin
e Package)やSIPなど、リードピッチが比
較的大きいピン挿入形パッケージの内部リード各々に、
アンカーホール構造を採用した既存の半導体装置用リー
ドフレームの要部詳細図を示している。前記DIP及び
SIPは、ダイパッド(die pad)1の一側端中
央からキャビティ両側で延長されるタイバー(tie
bar)3と、このタイバー3及び内部リード4と外部
リード5との間に延長されてこれらを互いに連結するダ
ムバー(dam bar)6と、前記内部リード4の折
曲部A中央に形成されたアンカーホール7とを含んで構
成されている。
e Package)やSIPなど、リードピッチが比
較的大きいピン挿入形パッケージの内部リード各々に、
アンカーホール構造を採用した既存の半導体装置用リー
ドフレームの要部詳細図を示している。前記DIP及び
SIPは、ダイパッド(die pad)1の一側端中
央からキャビティ両側で延長されるタイバー(tie
bar)3と、このタイバー3及び内部リード4と外部
リード5との間に延長されてこれらを互いに連結するダ
ムバー(dam bar)6と、前記内部リード4の折
曲部A中央に形成されたアンカーホール7とを含んで構
成されている。
【0004】このようにアンカーホール7構造を採用し
た従来のDIP及びSIPにおいては、リードフレーム
の内部リードピッチが大きければ(例えば1.78〜
2.54mm)、前記アンカーホール7をエッチングによ
り形成することができた。
た従来のDIP及びSIPにおいては、リードフレーム
の内部リードピッチが大きければ(例えば1.78〜
2.54mm)、前記アンカーホール7をエッチングによ
り形成することができた。
【0005】しかし、現在のリードフレームエッチング
技術では、前記アンカーホールの寸法は約1.0×T
(厚さ)程度であり、例えば0.15mm厚さのリードフ
レームにおいては、ホール横の残存最小リード幅が0.
05mmになるために、リード全幅最小値が0.15+
(2×0.05)=0.25mmになる。従って、0.1
5mm厚さのリードフレームでは、内部リードピッチが
0.25mm以上でないとアンカーホールを蝕刻できない
従来の蝕刻技術では、微細パターン蝕刻の限界性を克服
することが困難であった。
技術では、前記アンカーホールの寸法は約1.0×T
(厚さ)程度であり、例えば0.15mm厚さのリードフ
レームにおいては、ホール横の残存最小リード幅が0.
05mmになるために、リード全幅最小値が0.15+
(2×0.05)=0.25mmになる。従って、0.1
5mm厚さのリードフレームでは、内部リードピッチが
0.25mm以上でないとアンカーホールを蝕刻できない
従来の蝕刻技術では、微細パターン蝕刻の限界性を克服
することが困難であった。
【0006】一方、図6に示す概存の表面実装形パッケ
ージ(例えばSOP,TSOP,QFP及びPTPな
ど)用リードフレームにおいては、アンカーホール構造
でなく鍵形構造を採用している。図6に示されるよう
に、このタイプのリードフレームは、半導体チップが搭
載されるダイパッド1と、このダイパッド1中央から左
右両方向へ延長される一対のタイバー13と、このタイ
バー13の両側に鍵形構造が設けられた内部リード14
と、この内部リード14及び外部リード15を支持する
ダムバー16とから構成されている。このように構成さ
れた表面実装形リードフレームのリードピッチを見る
と、SOPで1.27mm、SSOP縮小SOPで1.0
mm以下、QFPで0.65〜1.00mm、TSOPIで
0.8mm以下となっており、特に、TSOP,SSOP
及びQFF(FP)においてはそのリード幅が0.2mm
以下となり、またQFP(FP)で0.65mm未満にな
る。このようなリードフレームでは、その製造公差を勘
案すると、リードピッチが0.65mm以下、リード幅が
0.3mm以下となる。したがって、従来のリードフレー
ムエッチング技術により微細なリードピッチ及び幅を持
つリードフレームを製造することができても、このよう
な微細なリードピッチ及びリード幅を持つリードフレー
ムにあっては、リードフレームと樹脂の結合力及び水分
浸透経路長を増すことが非常に困難である。
ージ(例えばSOP,TSOP,QFP及びPTPな
ど)用リードフレームにおいては、アンカーホール構造
でなく鍵形構造を採用している。図6に示されるよう
に、このタイプのリードフレームは、半導体チップが搭
載されるダイパッド1と、このダイパッド1中央から左
右両方向へ延長される一対のタイバー13と、このタイ
バー13の両側に鍵形構造が設けられた内部リード14
と、この内部リード14及び外部リード15を支持する
ダムバー16とから構成されている。このように構成さ
れた表面実装形リードフレームのリードピッチを見る
と、SOPで1.27mm、SSOP縮小SOPで1.0
mm以下、QFPで0.65〜1.00mm、TSOPIで
0.8mm以下となっており、特に、TSOP,SSOP
及びQFF(FP)においてはそのリード幅が0.2mm
以下となり、またQFP(FP)で0.65mm未満にな
る。このようなリードフレームでは、その製造公差を勘
案すると、リードピッチが0.65mm以下、リード幅が
0.3mm以下となる。したがって、従来のリードフレー
ムエッチング技術により微細なリードピッチ及び幅を持
つリードフレームを製造することができても、このよう
な微細なリードピッチ及びリード幅を持つリードフレー
ムにあっては、リードフレームと樹脂の結合力及び水分
浸透経路長を増すことが非常に困難である。
【0007】さらに、半導体チップサイズの増大と逆行
するように、パッケージは一層薄形化、小形化される傾
向にある。これによりパッケージの内部リードは一層細
密化するように配列され、パッケージ内部への不純物あ
るいは水分浸透は、一層効果的に遮断させなければなら
ない。
するように、パッケージは一層薄形化、小形化される傾
向にある。これによりパッケージの内部リードは一層細
密化するように配列され、パッケージ内部への不純物あ
るいは水分浸透は、一層効果的に遮断させなければなら
ない。
【0008】上述のように図5に示すアンカーホール形
象を採用した内部リードは、蝕刻の寸法限界性を克服す
ることが難しく、図6に示された鍵形図形を採用した内
部リードは、蝕刻の限界性を克服することはできるが、
リードフレームと樹脂の結合力及び水分浸透経路長を増
すことができないという問題点が依然として存在してい
る実情である。
象を採用した内部リードは、蝕刻の寸法限界性を克服す
ることが難しく、図6に示された鍵形図形を採用した内
部リードは、蝕刻の限界性を克服することはできるが、
リードフレームと樹脂の結合力及び水分浸透経路長を増
すことができないという問題点が依然として存在してい
る実情である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記のような問題点を解決するためになされたもので、本
発明の目的は、リードフレームのアンカーホール蝕刻の
寸法限界性を克服しながらリードフレーム樹脂の結合力
を高め、切断及び折曲工程での機械的衝撃を吸収できる
半導体装置用リードフレームを提供することにある。
記のような問題点を解決するためになされたもので、本
発明の目的は、リードフレームのアンカーホール蝕刻の
寸法限界性を克服しながらリードフレーム樹脂の結合力
を高め、切断及び折曲工程での機械的衝撃を吸収できる
半導体装置用リードフレームを提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、リードピッチ
が非常に小さいアンカーホール(=0.15mm) 構造を
持つ内部リードを採用しながら水分浸透経路長を増すこ
とができ、これにより、パッケージクラック現象を防止
して信頼性を向上させることのできる半導体装置用リー
ドフレームを提供することである。
が非常に小さいアンカーホール(=0.15mm) 構造を
持つ内部リードを採用しながら水分浸透経路長を増すこ
とができ、これにより、パッケージクラック現象を防止
して信頼性を向上させることのできる半導体装置用リー
ドフレームを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するための本発明による半導体装置用リードフレーム
は、ポールレットが搭載されるダイパッドと、このダイ
パッドを一端から支持するための2個以上のタイバー
と、前記ポールレット付近から四方へ広がる内部端部を
持つ多数個の電導性の内部リードと、この内部リードと
この内部リードから延長する外部リードとの間の境界面
を形成するダムバーとから構成される半導体装置用リー
ドフレームにおいて、前記内部端部を持つ多数個の内部
リードは、1つ以上の略半円形穴を持つアンカーホール
が各々隣接リードと上/下方向へクロスリンキングされ
るようにジクザグ模様で配列設置した形態で形成される
とともに、該内部リードの上部表面と下部表面の直径が
同寸化するようにエッチング方法により略半円形凹地で
あるアンカーホール模様で形成されることを特徴として
いる。
するための本発明による半導体装置用リードフレーム
は、ポールレットが搭載されるダイパッドと、このダイ
パッドを一端から支持するための2個以上のタイバー
と、前記ポールレット付近から四方へ広がる内部端部を
持つ多数個の電導性の内部リードと、この内部リードと
この内部リードから延長する外部リードとの間の境界面
を形成するダムバーとから構成される半導体装置用リー
ドフレームにおいて、前記内部端部を持つ多数個の内部
リードは、1つ以上の略半円形穴を持つアンカーホール
が各々隣接リードと上/下方向へクロスリンキングされ
るようにジクザグ模様で配列設置した形態で形成される
とともに、該内部リードの上部表面と下部表面の直径が
同寸化するようにエッチング方法により略半円形凹地で
あるアンカーホール模様で形成されることを特徴として
いる。
【0012】また、前記多数個の内部リードは、異方性
エッチング方法により隣接する内部リード相互間にジク
ザクでアンカーホールが形成されたものであることを特
徴としている。
エッチング方法により隣接する内部リード相互間にジク
ザクでアンカーホールが形成されたものであることを特
徴としている。
【0013】また、前記多数個の内部リードは、スタン
ピング方法によりリード間隔及びリードスペースを活用
して隣接する内部リード相互間にジグザグでアンカーホ
ールが形成されたものであることを特徴としている。
ピング方法によりリード間隔及びリードスペースを活用
して隣接する内部リード相互間にジグザグでアンカーホ
ールが形成されたものであることを特徴としている。
【0014】また、前記多数個の内部リードは、リード
相互間の幅が0.3mm以下となるように設けることがで
きる。
相互間の幅が0.3mm以下となるように設けることがで
きる。
【0015】また、互いに隣接する内部リード相互間の
リードピッチを0.65mm以下とすることだできる。
リードピッチを0.65mm以下とすることだできる。
【0016】また、前記アンカーホールは、異方性エッ
チング方法及びスタンピング方法より少なくとも二つ以
上の穴を持つものであることを特徴としている。
チング方法及びスタンピング方法より少なくとも二つ以
上の穴を持つものであることを特徴としている。
【0017】また、前記アンカーホール構造を持つ多数
個の内部リードは、高集積、大容量半導体装置に適用さ
れ得る。
個の内部リードは、高集積、大容量半導体装置に適用さ
れ得る。
【0018】
【作用】組立工程で樹脂でモールディングするとき、少
なくとも一つのアンカーホールを通って内部リードの端
部の機械的振動を分散するとともに、水分浸透経路長を
増すことができ、これにより、凝着力と機械的強度を向
上させることができる。
なくとも一つのアンカーホールを通って内部リードの端
部の機械的振動を分散するとともに、水分浸透経路長を
増すことができ、これにより、凝着力と機械的強度を向
上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明による一実施例を添付された図
面を用いて詳細に説明する。
面を用いて詳細に説明する。
【0020】図1ないし図4に示すように、本発明に係
るリードフレームは、2個以上のタイバー29により支
持されるダイパッド2と、このダイパッド2の四辺へ向
くように配列された内部端部28を持つ多数個の電導性
の内部リード24と、前記多数個の内部リード24上に
あって互いに隣接する少なくとも一つ以上のアンカーホ
ール27とを具備する。また、ダムバー6が、内部リー
ド24と外部リード25との間に境界部を形成するもの
として設けられている。
るリードフレームは、2個以上のタイバー29により支
持されるダイパッド2と、このダイパッド2の四辺へ向
くように配列された内部端部28を持つ多数個の電導性
の内部リード24と、前記多数個の内部リード24上に
あって互いに隣接する少なくとも一つ以上のアンカーホ
ール27とを具備する。また、ダムバー6が、内部リー
ド24と外部リード25との間に境界部を形成するもの
として設けられている。
【0021】また、図2は、図1と図4に示したアンカ
ーホール27を採用した互いに隣接する内部リード24
のA−A′線要部拡大断面図であり、前記多数個の内部
リード24が互いに隣接する内部リード部30と、後述
するようにアンカーホール27が形成される部分33と
を示している。
ーホール27を採用した互いに隣接する内部リード24
のA−A′線要部拡大断面図であり、前記多数個の内部
リード24が互いに隣接する内部リード部30と、後述
するようにアンカーホール27が形成される部分33と
を示している。
【0022】上記のように構成される本発明に係る半導
体リードフレームは、図3(a)及び図3(b)に示す
ように、前記内部端部28を持つ多数個の内部リード部
30が少くとも一つの断面半円形穴(以下、凹地とい
う)を持つように、まず、前記多数個の内部リード部3
0の上部表面を、異方性エッチング方法及びスタンピン
グ方法により、所定の直径φCを有するようにエッチン
グし、一定な模様を有する凹地31を形成する。次に、
前記多数個の内部リード部30の下部表面を上記と同一
な異方性エッチング方法及びスタンピング方法により所
定の直径φDを有するようにエッチングし、一定な模様
を有する凹地31を形成する。このようにして、図3
(c)に示すように、互いに隣接する多数個の内部リー
ド部30に、所定の直径φEを有するアンカーホール2
4を形成する。ここで、前記所定の直径φC及びφDは
エッチングの深さも現わすものであり、所定の直径φE
はアンカーホール24の直径を示したこととなる。
体リードフレームは、図3(a)及び図3(b)に示す
ように、前記内部端部28を持つ多数個の内部リード部
30が少くとも一つの断面半円形穴(以下、凹地とい
う)を持つように、まず、前記多数個の内部リード部3
0の上部表面を、異方性エッチング方法及びスタンピン
グ方法により、所定の直径φCを有するようにエッチン
グし、一定な模様を有する凹地31を形成する。次に、
前記多数個の内部リード部30の下部表面を上記と同一
な異方性エッチング方法及びスタンピング方法により所
定の直径φDを有するようにエッチングし、一定な模様
を有する凹地31を形成する。このようにして、図3
(c)に示すように、互いに隣接する多数個の内部リー
ド部30に、所定の直径φEを有するアンカーホール2
4を形成する。ここで、前記所定の直径φC及びφDは
エッチングの深さも現わすものであり、所定の直径φE
はアンカーホール24の直径を示したこととなる。
【0023】従って、上述したように、本発明によれ
ば、以下のような作用効果を得ることができる。
ば、以下のような作用効果を得ることができる。
【0024】1)パッケージ組立工程及びモールディン
グ工程後、切断/折曲工程での機械的衝撃を分散、吸収
する。
グ工程後、切断/折曲工程での機械的衝撃を分散、吸収
する。
【0025】2)前記切断/折曲工程や半導体チップの
実装の前後にかけて、各々のリード突出を防止する。
実装の前後にかけて、各々のリード突出を防止する。
【0026】3)信頼性テスト過程において、直線状の
断面を有する内部リードに比べて、樹脂とリードの界面
を通る水分浸透を遮断する。
断面を有する内部リードに比べて、樹脂とリードの界面
を通る水分浸透を遮断する。
【0027】4)前記信頼性テスト過程において、直線
状の断面を有する内部リードに比べて、リードを通って
浸透する水分の通路が長くなることにより、信頼性が向
上する。
状の断面を有する内部リードに比べて、リードを通って
浸透する水分の通路が長くなることにより、信頼性が向
上する。
【0028】5)アンカーホール構造は、内部リードス
トレスを活用することによりリードデザイン活用を極大
化し、リードスペースを活用してアンカーホール構造を
作ることにより、前記リードデザイン活用をさらに極大
化する。
トレスを活用することによりリードデザイン活用を極大
化し、リードスペースを活用してアンカーホール構造を
作ることにより、前記リードデザイン活用をさらに極大
化する。
【0029】本発明による実施例によれば、互いに隣接
する複数の内部リード24の相互間のリードピッチが
0.65mm、リード幅が0.2mmになるTSOP,SS
OP,TQFP及びPTPなどのファインピッチリード
フレーム(T=0.15mm)を製造することができる。
する複数の内部リード24の相互間のリードピッチが
0.65mm、リード幅が0.2mmになるTSOP,SS
OP,TQFP及びPTPなどのファインピッチリード
フレーム(T=0.15mm)を製造することができる。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように製造される半導体
装置用リードフレームは、組立工程で、樹脂でモールデ
ィングするとき、少なくとも一つのアンカーホールを通
って内部リードの端部の機械的振動を分散するととも
に、水分浸透経路長を増すことができ、これにより、凝
着力と機械的強度を向上させることができる。
装置用リードフレームは、組立工程で、樹脂でモールデ
ィングするとき、少なくとも一つのアンカーホールを通
って内部リードの端部の機械的振動を分散するととも
に、水分浸透経路長を増すことができ、これにより、凝
着力と機械的強度を向上させることができる。
【図1】本発明に係るリードフレームの部分概略図であ
る。
る。
【図2】図1に示したアンカーホールを採用した互いに
隣接する内部リードのA−A′線要部拡大断面図であ
る。
隣接する内部リードのA−A′線要部拡大断面図であ
る。
【図3】図2に示した内部リードのアンカーホール形成
の工程を示すための図である。
の工程を示すための図である。
【図4】本発明に係るリードフレームの要部概略図であ
る。
る。
【図5】従来のアンカーホールを採用したタイプのリー
ドフレームの要部概略図である。
ドフレームの要部概略図である。
【図6】従来の鍵形構造を採用したタイプのリードフレ
ームの要部概略図である。
ームの要部概略図である。
2 ダイパッド 6 ダムバー 24 内部リード 27 アンカーホール 28 内部端部 29 タイバー 30 内部リード部
Claims (7)
- 【請求項1】 ポールレットが搭載されるダイパッド
と、このダイパッドを一端から支持するための2個以上
のタイバーと、前記ポールレット付近から四方へ広がる
内部端部を持つ多数個の電導性の内部リードと、この内
部リードと該内部リードから延長する外部リードとの間
の境界面を形成するダムバーとから構成される半導体装
置用リードフレームにおいて、前記内部端部を持つ多数
個の内部リードは、1つ以上の略半円形穴を持つアンカ
ーホールが各々隣接リードと上/下方向へクロスリンキ
ングされるようにジクザグ模様で配列設置した形態で形
成されるとともに、この内部リードの上部表面と下部表
面の直径が同寸化するようにエッチング方法により略半
円形凹地であるアンカーホール模様で形成され、組立工
程で樹脂でモールディングするとき前記内部リード端部
の機械的振動及び水分浸透経路を狭めず少なくとも一つ
のアンカーホールを通って凝着力及び機械的強度を向上
させた半導体装置用リードフレーム。 - 【請求項2】 前記多数個の内部リードは、異方性エッ
チング方法により隣接する内部リード相互間にジクザク
でアンカーホールが形成される請求項1記載の半導体装
置用リードフレーム。 - 【請求項3】 前記多数個の内部リードは、スタンピン
グ方法によりリード間隔及びリードスペースを活用して
隣接する内部リード相互間にジグザグでアンカーホール
が形成されたものである請求項1記載の半導体装置用リ
ードフレーム。 - 【請求項4】 前記多数個の内部リードは、そのリード
相互間の幅が0.3mm以下となるように設けられる請求
項1記載の半導体装置用リードフレーム。 - 【請求項5】 前記多数個の内部リードは、相互間のリ
ードピッチが0.65mm以下である請求項2記載の半導
体装置用リードフレーム。 - 【請求項6】 前記アンカーホールは、異方性エッチン
グ方法及びスタンピング方法より少なくとも二つ以上の
穴を持つものである請求項5記載の半導体装置用リード
フレーム。 - 【請求項7】 前記アンカーホール構造を持つ多数個の
内部リードは、高集積、大容量半導体装置に適用される
請求項1及び5項いずれかに記載の半導体装置用リード
フレーム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR910021426 | 1991-11-27 | ||
KR1991-21426 | 1991-11-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05226548A true JPH05226548A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=19323647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4316943A Pending JPH05226548A (ja) | 1991-11-27 | 1992-11-26 | 半導体装置用リードフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05226548A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6011303A (en) * | 1996-11-29 | 2000-01-04 | Nec Corporation | Electronic component |
JP2006128501A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 回路装置およびその製造方法 |
CN111668107A (zh) * | 2012-12-06 | 2020-09-15 | 美格纳半导体有限公司 | 多芯片封装及其制造方法 |
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