JPH0522626A - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路

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JPH0522626A
JPH0522626A JP3194742A JP19474291A JPH0522626A JP H0522626 A JPH0522626 A JP H0522626A JP 3194742 A JP3194742 A JP 3194742A JP 19474291 A JP19474291 A JP 19474291A JP H0522626 A JPH0522626 A JP H0522626A
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JP
Japan
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circuit
clamp
output
sync separation
signal
Prior art date
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JP3194742A
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Takao Takahashi
孝夫 高橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】HDTV方式のビデオ信号から同期信号を分離
する際に、同期信号の誤検出を防止するようする。 【構成】同期分離回路1及び2を設ける。同期分離回路
1の応答性は遅くし、同期分離回路2の応答性は速くす
る。同期分離回路1の出力から、ノイズ成分を除去し
て、クランプパルスを形成する。このクランプパルスを
クランプパルスとして、同期分離回路2に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特にHDTV(高品
位テレビジョン)信号でTBC回路を構成する場合に用
いて好適な同期分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】HDTV用のVTRでは、ベースバンド
信号を時間軸処理してからテープに記録するため、フィ
ールドメモリ或いはフレームメモリを用いたTBC(時
間軸補正)回路を設ける必要がある。
【0003】VTRに備えらるフレームメモリに対する
アドレスは、水平及び垂直同期信号と、サンプリングク
ロックにより進められる。すなわち、フレームメモリに
対する水平方向の書込みアドレスは、サンプリングクロ
ックにより進められ、その垂直方向の書込みアドレス
は、水平同期信号により進められるとともに、水平同期
信号により水平方向のアドレスがリセットされる。
【0004】このように、フレームメモリを備えたVT
Rには、フレームメモリのアドレスを制御するための同
期信号が必要である。ビデオ信号から同期信号を得るた
めの同期分離回路は、従来、ビデオ信号のクランプ部分
を所定のクランプレベルになるようにクランプし、それ
を所定のスライスレベルでスライスする構成とされる。
ところが、このような従来の同期分離回路では、ノイズ
による誤動作やレベル変動によりタイミングのずれが生
じる可能性がある。フレームメモリのアドレスを制御す
るためには、同期信号の検出に高い精度が要求され、同
期信号の誤検出は許容されない。このため、このような
従来の同期分離回路を用いるのは適当でない。なぜな
ら、同期信号が誤検出されると、水平方向のアドレスが
リセットされてしまったり、垂直方向のアドレスが誤っ
進められてしまうからである。
【0005】つまり、従来の同期分離回路においては、
同期分離回路を構成するクランプ回路の応答が遅いと、
レベル変動の影響を受け易く、信号レベルに対するスラ
イスレベルが変動し、高い精度で同期信号を検出できな
い。クランプ回路の応答を速くすると、シンクチップレ
ベルより低くまで垂れ下がるノイズがクランプされてし
まい、同期信号が抜けなくてってしまう可能性がある。
【0006】そこで、フレームメモリのアドレスを制御
するための同期分離回路として、ノイズやレベル変動の
影響を受けにくい構成のものが提案されている。このよ
うな同期分離回路は、同期信号の誤検出を防止するため
に、論理回路が組入れられている。すなわち、同期信号
の間隔を計測し、所定間隔で検出される信号だけを同期
信号として扱い、所定時間から外れて検出された信号
は、ノイズとして処理するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に同期信号の間隔を計測し、所定時間で検出される信号
だけを同期信号として扱うような構成の同期分離回路で
は、アナログ回路の他に、論理演算を行うディジタル回
路が必要になる。ビデオ信号を扱うためには、このディ
ジタル回路として、高速動作が可能なものが必要にな
る。このため、消費電力が大きくなると共に、コストア
ップになる。また、回路規模の小型化が困難である。
【0008】したがって、この発明の目的は,誤検出が
防止できる同期分離回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1及び第
2の同期分離回路を設け、第1の同期分離回路の応答特
性よりも第2の同期分離回路の応答性を鋭くなし、入力
ビデオ信号を第1及び第2の同期分離回路に供給し、第
1の同期分離回路の出力から、所定のパルス幅より広い
或いは所定のパルス幅より狭いノイズ成分を除去してク
ランプパルスを形成し、クランプパルスを第2の同期分
離回路に供給し、第2の同期分離回路の出力から同期信
号を得るようにした同期分離回路である。
【0010】
【作用】応答性の遅いクランプ回路4を有する同期分離
回路1と、応答性の速いクランプ回路7を有する同期分
離回路2とが設けられている。応答性の遅いクランプ回
路4では、レベル変動が生じる。このため、この同期分
離回路1出分離された同期信号には、タイミングのずれ
が生じる。しかしながら、この同期分離回路2の出力か
ら、ノイズを除去できる。
【0011】一方、応答性の速いクランプ回路7では、
直流レベルを一定にできるので、この同期分離回路2で
分離された同期信号には、タイミングのずれが生じな
い。そして,このクランプ回路7に対するクランプパル
スとして、同期分離回路1の出力が用いられる。同期分
離回路1の出力中からは、ノイズ成分を除去できるの
で、同期分離回路2では、ノイズによる誤動作を生じな
い。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例について、以下の順序で
説明する。 a.一実施例の全体構成 b.一実施例の動作説明 c.同期分離回路具体構成 d.クランプパルス発生回路の具体構成 e.同期分離回路の具体構成
【0013】a.一実施例の全体構成 図1は、この発明の一実施例の構成を示すものである。
図1において、1及び2は、同期分離回路である。入力
端子3からのビデオ信号が同期分離回路1に供給される
と共に、同期分離回路2に供給される。同期分離回路1
は、クランプ回路4と、スライス回路5とから構成され
る。クランプ回路4は、ビデオ信号の例えばバックポー
チのクランプ部分を所定のレベルVa にクランプするも
のである。このクランプ回路4の応答性は、同期分離回
路2のクランプ回路1の応答性に比べて遅いものとされ
ている。入力端子3からのビデオ信号は、クランプ回路
4でクランプされた後、スライス回路5に供給される。
スライス回路5でクランプ回路4の出力か所定のスライ
スレベルVb でスライスされる。
【0014】スライス回路4の出力がクランプパルス発
生回路6に供給される。クランプパルス発生回路6は、
同期分離回路1から出力される信号のうち、所定の同期
パターンから外れて出力されるノイズを除去するもので
ある。クランプパルス発生回路6で、ノイズ成分が除去
され、バックポーチのクランプ部分のタイミングに対応
した信号が形成される。このクランプパルス発生回路6
の出力が同期分離回路2のクランプパルスとされる。
【0015】同期分離回路2は、クランプ回路7と、ス
ライス回路8とから構成される。入力端子3からのビデ
オ信号がクランプ回路7に供給される。クランプ回路7
には、クランプパルス発生回路6からクランプパルスが
供給される。このクランプ回路7は、クランプパルス発
生回路6からのクランプパルスを用いて、ビデオ信号の
例えばバックポーチのクランプ部分を所定レベルVC
なるようにクランプするものである。このクランプ回路
7は、同期分離回路1のクランプ回路4に比べて応答性
が速くされている。
【0016】クランプ回路7の出力がスライス回路8に
供給される。スライス回路8で、クランプ回路7の出力
が所定のスライスレベルVd でスライスされる。このス
ライス回路8の出力が出力端子10から取り出され、複
合同期信号を得ることができる。
【0017】b.動作説明 図1に示すこの発明の一実施例の動作について説明す
る。図1において、入力端子3に図2Aに示すようなビ
デオ信号が入力されたとする。このビデオ信号は、直流
レベルの変動が生じると共に、このビデオ信号中には、
ヒゲ状のノイズN1 が含まれている。
【0018】このビデオ信号が同期分離回路1に供給さ
れると共に、同期分離回路2に供給される。同期分離回
路1のクランプ回路4で、図2Bに示すように、このビ
デオ信号のクランプ部分がクランプレベルとなるよう
に、クランプされる。このクランプ回路の応答性が遅い
ので、クランプ後のビデオ信号にも、図2Bに示すよう
に、直流分の変動がやや残っている。このクランプ回路
4の応答性が遅いことから、このクランプ回路4は、ノ
イズN1 に対して動作しない。このクランプ回路でクラ
ンプされたビデオ信号がスライスレベルVb でスライス
される。これにより、スライス回路5からは、図2Cに
示すような信号が出力される。
【0019】クランプ回路4の応答性が遅いので、ビデ
オ信号の直流レベルに対するスライスレベルが変動す
る。このため、このスライス回路5から出力される同期
信号(図2C)のエッジのタイミイングにずれが生じ、
クランプパルス発生回路4から出力される同期信号のパ
ルス幅t0 は一定しない。また、このスライス回路5の
出力中には、ノイズN1 による信号N2 が含まれてい
る。
【0020】クランプパルス発生回路6で、このスライ
ス回路5中のノイズN1 によりる信号N2 が除去され
る。そして、クランプパルス発生回路6から、図2Dに
示す所定のパルス幅t1 のパルス信号がクランプパルス
として、クランプ回路7に供給される。
【0021】また、図2Aに示すようになビデオ信号が
同期分離回路2のクランプ回路7に供給される。クラン
プ回路7で、図2Eに示すように、このビデオ信号がク
ランプパルス発生回路6からのクランプパルス(図2
D)によりクランプされる。クランプ回路7の応答性は
速いので、図2Eに示すように、このビデオ信号は、所
定のクランプレベルVc にクランプされる。なお、クラ
ンプパルス発生回路6で、ノイズN1 のタイミングで
は、クランプ回路7にクランプパルスが供給されない。
このため、クランプ回路7の応答性が速くても、ノイズ
1 がクランプされることはない。
【0022】このクランプされたビデオ信号がスライス
回路8で所定のスライスレベルVd でスライスされる。
スライス回路8からは、図2Fに示すような信号が出力
される。クランプ回路7の応答性は速いので、ビデオ信
号の直流レベルに対するスライスレベルは一定である。
このため、このスライス回路8から出力される同期信号
のエッジのタイミングは一定しており、同期信号のパル
ス幅t2 は一定している。但し、このスライス回路8の
出力中には、ノイズN1 による信号N2 が含まれるが、
論理回路等を用いたマスキング回路で除去することが可
能である。
【0023】c.同期分離回路の具体構成 図3は、同期分離回路1の具体構成を示すものである。
図3において、クランプ回路4は、クランプコンデンサ
21及び放電抵抗30と、コンパレータ22と、スイッ
チ回路23とから構成される。
【0024】クランプコンデンサ21の一端が入力端子
20に接続される。クランプコンデンサ21の他端がス
イッチ回路23の一端に接続されると共に、コンパレー
タ22の一方の入力端子に接続される。
【0025】電源端子25と接地間に、抵抗26、抵抗
27、抵抗28の直列接続が接続される。抵抗27と抵
抗28との接続点からクランプレベルVa が得られる。
抵抗25と抵抗27との接続点がコンパレータ22の他
方の入力端子に接続されると共に、スイッチ回路23の
他端に接続される。抵抗26と抵抗27との接続点がコ
ンパレータ24の他端に接続される。コンパレータ24
の出力が出力端子29から取り出される。
【0026】この同期分離回路1の動作について説明す
る。スイッチ回路23は、例えばハイレベルのスイッチ
制御信号でオンし、ローベルのスイッチ制御信号でオフ
される。このスイッチ制御信号は、コンパレータ22か
ら出力される。
【0027】入力端子24にブランキング期間のビデオ
信号が供給されるときには、コンパレータ22の出力が
ハイベルになり、スイッチ回路23がオンする。このた
め、クランプコンデンサ21がスイッチ回路23を介し
て抵抗27と抵抗28との接続点から与えられる電圧に
より充電され、クランプコンデンサ21の電圧がクラン
プレベルVa になる。
【0028】映像期間では、コンパレータ22の出力が
ローレベルになるので、スイッチ回路4がオフする。こ
のため、クランプコンデンサ21には、ブランキンク期
間中に蓄えられた直流分が保存される。映像期間中に入
力端子24から供給されるビデオ信号は、クランプコン
デンサ21を介してコンパレータ24の一方の入力端子
に供給される。クランプコンデンサ21には、ブランキ
ング期間中に蓄えられた直流分が保存されるので、直流
レベルが一定に保たれる。このようにして、入力端子2
4からのビデオ信号のクランプ部分のレベルがクランプ
レベルVa になるように、クランプされる。
【0029】このクランプされたビデオ信号は、コンパ
レータ24の一方の入力端子に供給されると共に、コン
パレータ24の一方の入力端子に供給される。コンパレ
ータ24の他方の入力端子には、抵抗26と抵抗27と
の接続点からスライスレベルVb 以下の部分がコンパレ
ータ24から出力される。このコンパレータ24の出力
が出力端子29から取り出される。
【0030】この同期分離回路1は、コンパレータ2
2、24と、スイッチ回路22とから構成される。演算
増幅器が不要な構成とされているので、この同期分離回
路1は、CMOSトランジスタで集積回路化することが
容易である。
【0031】d.クランプパルス発生回路の具体的構成 図4は、クランプパルス発生回路6の一例を示すもので
ある。クランプパルス発生回路6は、図4に示すよう
に、モノマルチ(モノステーブルマルチバイブレータ)
34、35、36と、ANDゲート32及び33から構
成される。図4において、入力端子31からの信号がA
NDゲート32に反転されて供給される。これと共に、
入力端子31からの信号がANDゲート33に供給され
ると共に、時定数がτ1 のモノマルチ34に供給され
る。モノマルチ34の出力がANDゲート33に反転さ
れて供給される。ANDゲート33の出力が時定数がτ
2 のモノマルチ35に供給される。モノマルチ35は、
ANDゲート33の出力の立ち上がりでトリガされる。
モノマルチ35の出力が時定数がτ3 のモノマルチ36
に供給される。モノマルチ36は、モノマルチ35の出
力の立ち下がりでトリガされる。モノマルチ36の出力
がANDゲート32に供給される。ANDゲート32の
出力が出力端子37から取り出される。
【0032】図5Aに示すようなビデオ信号が入力され
ると、図5Bに示すような信号S1が入力端子31に供
給される。入力端子31から、図5Bに示すような信号
S1が供給されると、この信号S1の立ち上がる時点で
モノマルチ34がトリガされる。モノマルチ34から
は、図5Cに示すようにパルス幅τ1 の信号S2が出力
される。信号S1がハイレベルで、モノマルチ34の出
力がローレベルの間では、図5Dに示すように、AND
ゲート33の出力がハイレベルになる。ANDゲート3
3の出力信号S3の立ち上がりで、モノマルチ35から
は、図5Eに示すように、パルス幅τ2 の信号S4が出
力される。このモノルルチ35の出力の立ち下がりでモ
ノマルチ36がトリガされる。モノマルチ36の出力が
ANDゲート37に供給され、ANDゲート36から
は、図5Fに示すような出力信号S6が出力される。な
お、時定数τ1 は、負極性パルス幅よりや短めに設定さ
れる。時定数τ2 は、クランプパルスがバックポーチの
クランプ部分に一致するように、設定される。図5Bに
示すように、入力端子34にパルス幅の狭いノイズめが
含まれていたとする。この場合には、ノイズNは所定の
パルス幅がないので、ノイズNは遮断される。
【0033】図5Aに示すように、ノイズNを含むビデ
オ信号が供給されたとする。この場合、入力端子34か
らは、図5Bに示すような信号が出力される。この入力
信号の立ち上がりで、モノマルチ31がトリガされる。
これにより、モノマルチ31からは、図5Cに示すよう
な信号が出力される。この信号がANDゲート34に供
給される。
【0034】ANDゲート34からは、図5Dに示すよ
うな信号が出力される。この信号がモノマルチ33に供
給さる。モノマルチ33からは、図5Eに示すような信
号が出力される。
【0035】e.同期分離回路の具体的構成 図6は、同期分離回路2の具体構成を示すものである。
図6において、クランプ回路7は、クランプコンデンサ
41と、スイッチ回路42とから構成される。スライス
回路8は、コンパレータ43により構成される。
【0036】クランプコンデンサ41の一端が入力端子
44に接続される。クランプコンデンサ41の他端がス
イッチ回路42の一端に接続されると共に、コンパレー
タ43の一方の入力端子に接続される。スイッチ回路4
2は、端子48からの制御信号により開閉される。
【0037】電源端子50と接地間に抵抗45、抵抗4
6、抵抗47の直列接続が接続される。抵抗46と抵抗
47の接続点からクランプレベルVc が得られる。抵抗
45と抵抗46との接続点がスイッチ回路42の他端に
接続される。抵抗45と抵抗46の接続点がコンパレー
タ43の他方の入力端子に接続される。コンパレータ4
3の出力が出力端子49から取り出される。
【0038】端子48からは、クランプパルス発生回路
6からのクランプパルスが供給される。このクランプパ
ルスにより、スイッチ回路42がオン/オフされる。ス
イッチ回路42がオンされると、スイッチ回路42を介
してクランプコデンサに充電電流が流れる。スイッチ回
路42がオフされる間、クランプコンデンサ41にはこ
の時の直流分が保存される。これにより、入力端子44
からのビデオ信号がクランプデンアツVc にクランプさ
れる。
【0039】このクランプされたビデオ信号がコンパレ
ータ43の一方の入力端子に供給される。コンパレータ
43の他方の入力端子には、抵抗45と抵抗46の接続
点からスライスレベルVb が与えられる。このコンパレ
ータ43の出力から同期信号がえられ、この同期信号が
出力端子49から取り出される。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、応答性の遅いクラチ
ンプ回路4を有する同期分離回路1と、応答性の速いク
ランプ回路7を有する同期分離回路2とが設けられてい
る。応答性の遅いクランプ回路4では、直流レベルを完
全に一定にできない。このため、この同期分離回路1で
分離された同期信号には、タイミングのずれが生じる。
しかしながら、この同期分離回路2の出力からは、ノイ
ズ分を除去できる。
【0041】一方、応答性の速いクランプ回路7では、
直流分を一定にできるので、この同期分離回路2で分離
された同期信号には、タイミングのずれが生じない。そ
して、このクランプ回路7に対するクランプパルスとし
て、同期分離回路1の出力が用いられる。同期分離回路
1の出力中からは、ノイズ成分を除去できるので、同期
分離回路2では、ノイズによるクランプレベルの変動が
生じない。
【0042】したがって,この発明によれば、ノイズ成
分により誤動作せずに、また、レベル変動に影響を受け
ずに、タイミングが一定の同期信号を分離できるる。ま
た、この発明によれば、複雑なディジタル回路を用いる
必要がないので、コストダウンが図れる。更に、演算増
幅器や、高速動作を行う論理回路を必要としないので、
CMOSトラジスタで集積回路化することが容易であ
り、小型、低電力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の説明に用いる波形図であ
る。
【図3】第1の同期分離回路の具体構成を示すブロック
図である。
【図4】クランプパルス発生回路の具体構成を示すブロ
ック図である。
【図5】クランプパルス発生回路の説明に用いるタイミ
ング図である。
【図6】第2の同期分離回路の具体構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1,2 同期分離回路 4,7 クランプ回路 5,8 スライス回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1及び第2の同期分離回路を設け、上
    記第1の同期分離回路の応答特性よりも上記第2の同期
    分離回路の応答性を鋭くなし、入力ビデオ信号を上記第
    1及び第2の同期分離回路に供給し、上記第1の同期分
    離回路の出力から、所定のパルス幅より広い或いは所定
    のパルス幅より狭いノイズ成分を除去してクランプパル
    スを形成し、上記クランプパルスを上記第2の同期分離
    回路に供給し、上記第2の同期分離回路の出力から同期
    信号を得るようにした同期分離回路。
JP3194742A 1991-07-09 1991-07-09 同期分離回路 Pending JPH0522626A (ja)

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JP3194742A JPH0522626A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 同期分離回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077664A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 2値/3値同期信号検出装置
US8839721B2 (en) 2009-02-20 2014-09-23 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Bogie for guide rail type vehicle

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