JPH0583645A - 電荷結合素子の出力信号処理回路 - Google Patents

電荷結合素子の出力信号処理回路

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JPH0583645A
JPH0583645A JP3155305A JP15530591A JPH0583645A JP H0583645 A JPH0583645 A JP H0583645A JP 3155305 A JP3155305 A JP 3155305A JP 15530591 A JP15530591 A JP 15530591A JP H0583645 A JPH0583645 A JP H0583645A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
pulse
output signal
charge coupled
signal processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3155305A
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English (en)
Inventor
Akira Togashi
明 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0583645A publication Critical patent/JPH0583645A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電荷結合素子出力信号の相関2重サンプル回
路に必要なパルスを電荷結合素子の出力信号自身より作
り出し、電荷結合素子のクロック発生回路でこれらのパ
ルス発生を行わずに済むようにして、パルスのタイミン
グの無調整化、回路構成の簡素化を達成し、また配線に
よる不要輻射の発生を抑制する。 【構成】 CCD1の出力信号a中に含まれるリセット
パルスのフィードスルー成分bをリセットパルス検出回
路13により検出し、このフィードスルー成分bを遅延
回路14、15により遅延させる。この遅延信号c、e
に基づいて、パルス発生回路16、17は、クランプパ
ルスφCP、サンプリングパルスφSHを生成し、これらの
パルスをクランプ回路3、サンプルホールド回路4へ供
給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷結合素子の出力信号
処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDからの出力信号には、リセットノ
イズおよび出力バッファによる1/fノイズが含まれて
いるので、この出力信号から高S/N比の映像信号を得
るためには、これらのノイズ分を除去する必要がある。
図4はそのための従来の出力信号処理回路のブロック図
であり、また図5はこの回路の各部の信号のタイミング
図である。
【0003】図4において、1はCCD、2はバッファ
アンプ、3はクランプ回路、4はサンプルホールド回
路、12aはCCD1に駆動クロックφ1 、φ2 、リセ
ットパルスφR を、クランプ回路3にクランプパルスφ
CPを、サンプルホールド回路4へサンプリングパルスφ
SHを供給するクロック発生器である。ここで、クランプ
回路3は直流分遮断用のコンデンサ5、クランプ用のス
イッチ6、クランプ電位を与える電圧源7およびバッフ
ァアンプ8によって、また、サンプルホールド回路4
は、サンプル用のスイッチ9、ホールド用のコンデンサ
10およびバッファアンプ11によって構成され、そし
てこれらクランプ回路3とサンプルホールド回路4で出
力信号処理回路を構成している。
【0004】CCD1から出力される信号には、図5の
(a)で示す、リセット期間tR に現れるリセットパル
スフィードスルー成分およびフローティング期間tFT
現れるリセットノイズおよび1/fノイズΔVが含まれ
る。ここで、リセットノイズはリセットトランジスタの
動作点の揺れによって発生するノイズであり、また1/
fノイズはバッファがMOSデバイスであることに起因
して発生する低周波数のノイズである。これらのノイズ
ΔVを除去するために、フローティング期間tFT内の電
圧安定期において出力信号を(b)に示すクランプパル
スφCPによりクランプする。クランプ後の波形を図5の
(c)に示す。この信号を、信号出力期間tSIG におい
て図5の(d)に示すサンプリングパルスφSHのタイミ
ングでサンプルホールドすれば映像出力成分のみを取り
出すことができる。
【0005】従来例回路にあっては、これらの動作に必
要なパルスは全てクロック発生器12aにより供給され
ていた。そして、通常クロック発生器12aと出力信号
処理回路とはチップ上で離間した位置に配置されるた
め、クランプパルスφCP、サンプリングパルスφSHのた
めの配線は、長く引きまわされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例回路で
は、CCD1を高速で駆動した場合、CCD出力に対し
てバッファアンプ2、8、11等による伝達遅延時間t
d が無視できなくなり、これによってCCDの駆動タイ
ミングと出力信号処理回路の駆動タイミングにずれが生
じる。この伝達遅延時間td が一定値ならばクロック発
生器でこのtd 分を考慮したタイミングでクロックを発
生させればよいが、実際にはバッファの構成段数、使用
する素子等によってこの値は変動するので、クロックジ
ェネレータ部にパルス遅延回路を設けてタイミング調整
を行う必要が生じる。
【0007】また、φCP、φSHはCCDの駆動周波数と
同じ高速のクロック、例えばビデオカメラ等に現在用い
られているエリアイメージセンサでは6〜8MHzのパ
ルスである。これらのパルスをクロック発生器より出力
信号処理回路まで長い配線により供給しているため、輻
射ノイズが高くなり、各回路のレイアウトに制限が生じ
るという問題点もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電荷結合素子の
出力信号処理回路は、CCDの出力信号をクランプする
クランプ回路と、クランプ回路の出力信号をサンプリン
グするサンプルホールド回路と、CCDの出力信号中に
含まれるリセットパルスフィードスルー成分を検出する
検出器と、この検出器より得られるリセットパルスを遅
延させる遅延回路と、この遅延回路の出力信号から前記
クランプ回路とサンプルホールド回路へクランプパルス
とサンプリングパルスとを供給するパルス発生回路と、
を備えている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図であり、図2は図1の各部の信号波形図である。図
1において、1はCCD、2はバッファアンプ、3は、
コンデンサ5、スイッチ6、電圧源7およびバッファア
ンプ8で構成されるクランプ回路、4は、スイッチ9、
コンデンサ10およびバッファアンプ11で構成される
サンプルホールド回路、12はクロック発生器、13は
リセットパルス検出回路、14、15は遅延回路、1
6、17はパルス発生回路である。
【0010】次に、本実施例回路の動作について説明す
る。バッファアンプ2を介して得られるCCDの出力信
号は、クランプ回路3とリセットパルス検出回路13に
送られる。リセットパルス検出回路13では、図2の
(a)に示される出力波形からリセットパルスを検出す
る。通常、CCDエリアイメージセンサでは、リセット
パルスのフィードスルー成分VR は約500mV、出力
信号成分VSIG は約1〜1.5V程度であるから、VR
の分離は十分可能である。例えば、出力波形の上側をク
ランプしておき、クランプレベルより250mV程度下
の電圧とコンパレートすることにより、図2の(b)に
示す波形が得られる。
【0011】このようにして得られたパルスを遅延時間
の異なる遅延回路14、15によって遅延させ、図2の
(c)、(e)に示す遅延パルスを得る。そして、本実
施例ではこの遅延パルスの立ち下がりエッジのタイミン
グでパルス発生回路16、17より、図2の(d)、
(f)に示すクランプパルスφCPおよびサンプルホール
ドパルスφSHを得ている。
【0012】通常のCCDエリアイメージセンサの場
合、水平駆動周波数は6〜8MHzであるから、1bi
tの出力時間すなわち図2の(a)に示すtR +tFT
SIGは、170〜120ns程度である。例として、
R =30ns、tFT=50ns、tSIG =80nsと
し、パルス発生回路16、17により発生するパルスφ
CP、φSHの幅を20nsとした場合、遅延回路14、1
5の遅延時間td1、td2は、それぞれ10ns、100
ns程度に設定する必要がある。
【0013】図3は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。先の実施例では遅延回路14、15を別個
の回路として構成していたが、本実施例では遅延回路と
して途中でタップが出ている遅延線を用い、2つの遅延
回路をまとめて1つの回路で構成している。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、CCD
の出力信号中に含まれるリセットパルスフィードスルー
分からリセットパルスを再生し、このパルスに基づい
て、出力信号処理回路に必要なクランプパルスとサンプ
リングパルスを得るものであるので、本発明によれば、
リセットパルスの印加されるリセットトランジスタ、配
線およびバッファアンプ等による遅れを考慮する必要が
なくなり,出力信号処理回路の駆動パルスを無調整でも
最適のタイミングに設定することが可能となる。
【0015】また、クロック発生器でφCP、φSHのパル
スを作る必要がなくなるので、回路構成が簡単になり、
さらにクロック発生器と出力信号処理回路が独立のもの
となるので、高速パルス用配線を長く引きまわす必要が
なくなり、高周波の不要輻射対策も容易に行えるように
なる。
【図面の簡単説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】 本発明の第1の実施例の各部の波形図。
【図3】 本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図4】 従来例のブロック図。
【図5】 従来例の各部の波形図。
【符号の説明】
1…CCD、 2、8、11…バッファアンプ、
3…クランプ回路、4…サンプルホールド回路、
5、10…コンデンサ、 6、9…スイッチ、 7…
電圧源、 12、12a…クロック発生器、 13
…リセットパルス検出回路、 14、15…遅延回
路、 16、17…パルス発生回路、φCP…クランプ
パルス、 φSH…サンプリングパルス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷結合素子の出力信号を所定のタイミ
    ングでクランプするクランプ回路と、クランプ後の出力
    信号を所定のタイミングでサンプリングするサンプルホ
    ールド回路とを備える電荷結合素子の出力信号処理回路
    において、クランプ前の前記出力信号のリセットパルス
    のフィードスルー成分を検出し、この検出信号に基づい
    て前記クランプ回路のクランプパルスと前記サンプリン
    グ回路のサンプリングパルスとを形成することを特徴と
    する電荷結合素子の出力信号処理回路。
JP3155305A 1991-05-31 1991-05-31 電荷結合素子の出力信号処理回路 Pending JPH0583645A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100574891B1 (ko) * 2003-01-13 2006-04-27 매그나칩 반도체 유한회사 클램프 회로를 갖는 이미지센서
US7170651B2 (en) 2000-08-29 2007-01-30 Seiko Epson Corporation Image reader
JP2015216592A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 日本放送協会 信号電荷のa/d変換回路、信号読み出し回路及び固体撮像素子

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KR100574891B1 (ko) * 2003-01-13 2006-04-27 매그나칩 반도체 유한회사 클램프 회로를 갖는 이미지센서
JP2015216592A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 日本放送協会 信号電荷のa/d変換回路、信号読み出し回路及び固体撮像素子

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