JPH05226192A - チップ状固体電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

チップ状固体電解コンデンサおよびその製造方法

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JPH05226192A
JPH05226192A JP2773092A JP2773092A JPH05226192A JP H05226192 A JPH05226192 A JP H05226192A JP 2773092 A JP2773092 A JP 2773092A JP 2773092 A JP2773092 A JP 2773092A JP H05226192 A JPH05226192 A JP H05226192A
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JP
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metal layer
anode
layer
anode lead
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JP2773092A
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Inventor
Koji Kamioka
浩二 上岡
Yasuhiro Kobashi
康博 小橋
Sumio Nishiyama
澄夫 西山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属層形成後、耐湿試験後、塩水噴霧試験後
のTanδの増大による不良を低減させることができる
チップ状固体電解コンデンサおよびその製造方法を提供
することを目的とする。 【構成】 コンデンサ素子11と陰極導電体層16を陽
極導出線12が片側に引き出されるように外装樹脂18
で被覆し、その後、外装樹脂18の陽極金属層19と陰
極金属層20が形成される電極端子部表面のみを選択的
にサンドブラストと化学エッチングのいずれか一方、も
しくは両方により粗面化し、さらにその後、外装樹脂1
8の陽極導出面12aおよび陰極導出面16aに陽極金
属層19および陰極金属層20を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチップ状固体電解コンデ
ンサおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチップ状タンタル固体電解コンデ
ンサは図4に示すような構造となっていた。すなわち、
陽極導出線1を具備した弁作用金属であるタンタル金属
からなる多孔質の陽極体の表面に陽極酸化による誘電体
性酸化皮膜を形成し、この表面に二酸化マンガンなどの
電解質層を形成し、さらにカーボン層および陰極層2を
順次積層形成することによりコンデンサ素子3を構成
し、このコンデンサ素子3は陽極導出線1の突出した先
端部1aと陰極層2の露出部2aを除いて外装樹脂4に
て外装され、そして外装樹脂4の全面を粗面化した後、
陽極導出線1の突出部1aを含む外装樹脂4の陽極導出
線1の引き出し面とこの面に隣接する周面に陽極金属層
5を被覆形成するとともに、陰極層2の露出部2aを含
む外装樹脂4の陰極側端部およびこの面に隣接する周面
に陰極金属層6を被覆形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしかながら、この
ように構成されたチップ状固体電解コンデンサでは、外
装樹脂4の全面を粗面化しているため、この粗面化され
た樹脂面を通って、陽極金属層5および陰極金属層6を
形成する際の処理液、耐湿試験の水分、塩水噴霧試験の
塩水が外装樹脂4の内部に浸入し、tanδ特性に悪影
響を与えるという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、金
属層形成後、耐湿試験後、塩水噴霧試験後のtanδの
増大による不良を低減させることができるチップ状固体
電解コンデンサおよびその製造方法を提供すること目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のチップ状固体電解コンデンサおよびその製造
方法は、陽極導出線を具備した弁作用金属からなる陽極
体の表面に誘電体性酸化皮膜、電解質層、陰極層を順次
積層してコンデンサ素子を構成し、このコンデンサ素子
における陰極層の陽極導出線と反対側に位置する部分に
は陰極導電体層を形成し、さらに前記コンデンサ素子お
よび陰極導電体層を前記陽極導出線が片側に引き出され
るように外装樹脂で被覆し、その後、外装樹脂の陽極金
属層と陰極金属層が形成される電極端子部表面のみを選
択的にサンドブラストと化学エッチングのいずれか一
方、もしくは両方により粗面化し、さらにその後、外装
樹脂の陽極導出面および陰極導出面に陽極金属層および
陰極金属層を形成するようにしたものである。
【0006】
【作用】上記した構成によれば、外装樹脂の陽極金属層
と陰極金属層が形成される電極端子部表面のみを選択的
に粗面化するようにしているため、それ以外の非電極端
子部は粗面化されておらず、そのため、これらの部分は
撥水性があり、これにより、金属層形成の際の処理液、
耐湿試験の水分、塩水噴霧試験の塩水が外装樹脂の表面
から内部に浸入するのを抑えることができるため、ta
nδ特性に悪影響を与えるということもなくなり、その
結果、高品質で、かつ小形大容量のチップ状固体電解コ
ンデンサを得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例におけるチップ状
タンタル固体電解コンデンサの断面図を示し、また図2
は図1に示すチップ状タンタル固体電解コンデンサの陰
極導電体層を分厚く形成した状態を示したものである。
図1,図2において、11は弁作用金属であるタンタル
金属粉末を成形焼結した多孔質の陽極体で、この陽極体
11の表面に陽極酸化により誘電体性酸化皮膜を形成
し、さらにこの表面に二酸化マンガンなどの電解質層を
形成している。また陽極導出線12はタンタル線からな
り、前記陽極体11から導出しているものである。
【0009】そしてこの陽極体11の表面への一連の処
理工程は金属リボン13に陽極導出線12を接続した状
態で行われる。14は陽極導出線12に装着したテフロ
ン板で、このテフロン板14は前記陽極体11への電解
質層の形成時に陽極導出線12へ二酸化マンガンが這い
上がって付着するのを防止する絶縁板である。また前記
陽極体11の電解質層の上には浸漬法によりカーボン層
および銀塗料層よりなる陰極層15を順次積層形成して
コンデンサ素子11aを構成している。
【0010】16は陰極導電体層で、この陰極導電体層
16は、コンデンサ素子11aにおける陰極層15のう
ち、陽極導出線12と反対側に位置する対向面17と、
この対向面17に隣接する隣接面の陰極層15の一部に
形成される。この場合、陰極導電体層16は銀粉体を主
成分とする熱硬化性樹脂からなる導電材料で、かつ適正
な粘度に調整した粘稠液にコンデンサ素子11aを浸漬
して、恒温槽で乾燥硬化させることにより形成してい
る。
【0011】なお、この導電材料はPd,Ni,Cuの
いずれか1種または2〜3種よりなる金属混合粉体であ
ってもよく、かつ熱硬化性樹脂は150℃〜180℃に
加熱して硬化するものである。このような浸漬と乾燥を
2〜3回繰り返して図2に示すように分厚く凸状に付着
させることができる。
【0012】またこの陰極導電体層16は吸水性、吸湿
性が小さく、かつ耐湿性の優れたものが望ましく、一
方、ニッケル等の金属板よりなる金属材料であってもよ
い。すなわち、この導電材料は後の金属層形成に使用す
る処理液がコンデンサ素子11aの内部に浸入しないも
のでなければならない。上記陰極層15のバインダーと
してはポリエーテルアミド系が優れており、さらに陰極
層15を含む陰極導電体層16にシリコーンオイル等を
含浸させることにより、処理液のコンデンサ素子11a
の内部への浸入をさらに抑えることができる。
【0013】これは、LC、ショート、Tanδ、ΔC
等の特性劣化を軽減する効果を有するものである。図1
における18は外装樹脂で、この外装樹脂18は、陽極
導出線12が片側に引き出されるようにコンデンサ素子
11aを金型にセットし、トランスファーモールド方式
により、図2の陰極導電体層16等を含むコンデンサ素
子11aをエポキシ樹脂で樹脂外装するものである。
【0014】図3(a),(b),(c),(d),
(e),(f)は本発明の一実施例におけるチップ状タ
ンタル固体電解コンデンサの製造工程を示したもので、
図3(a)において、12aは外装樹脂18における陽
極導出面で、この陽極導出面12aは外装樹脂18の成
形体において陽極導出線12の近傍に位置して凹形状に
構成されており、この凹形状により、陽極導出線12が
外装樹脂18の成形体の外形寸法からはみだすことはな
くなり、露出面積を多く取ることができる。一方、陽極
導出線12と反対側に位置する対向面17に形成した陰
極導電体層16は製品の外形寸法より長くなっているた
め、外装樹脂18の成形体は長くなっているものであ
る。
【0015】図3(b)は図3(a)における外装樹脂
18の成形体を製品規格の外形寸法にカットまたは研削
した状態を示す。この図3(b)において、16aは陰
極導出面で、この陰極導出面16aは外装樹脂18と陰
極導電体層16をカットすることにより図1に示すよう
に表出するもので、この図1における外装樹脂18の成
形体の後述する陽極金属層と陰極金属層が形成される電
極端子部表面のみを選択的にサンドブラストと化学エッ
チングのいずれか一方、もしくは両方で研摩することに
より、その表面の粗面化を行って、微細な凹凸による引
っかかりと表面活性化を行っている。
【0016】この外装樹脂18はエポキシ樹脂のみか、
あるいは粒径1〜200μm、または直径2〜20μ
m、長さ10〜1000μmの繊維状の酸化珪素を含有
するエポキシ樹脂から構成されている。なお、上記した
酸化珪素の他にポリイミド樹脂を含有させても良い。ま
た、サンドブラストはガラス、アルミナ、酸化チタンを
用い、そのときの粒径は図3(a)の凹形状の溝内に入
るように100μ以下とする。そしてまた化学エッチン
グは、エポキシ樹脂およびエポキシ樹脂内のフィラーで
ある酸化珪素を粗面化する目的でフッ酸、過マンガン酸
塩、水酸化ナトリウムを用いる。この時サンドブラスト
および化学エッチングの組み合わせによる粗面化を行う
ことにより、外装樹脂18の表面と陽極金属層19およ
び陰極金属層20との接合強度をさらに高めることがで
きる。
【0017】図3(c)は陽極導出線12を陽極導出面
12aの凹形状内で上方に折り曲げた状態を示したもの
で、このように陽極導出線12を陽極導出面12aの凹
形状内で上方に折り曲げることにより、陽極導出線12
の表面積を大きくとることができるとともに、陽極導出
線12を陽極導出面12aの凹形状の内部に納めること
ができるため、外観形状についても均整のとれた直方体
にまとめることができる。
【0018】この場合、前記陽極導出線12に、陽極導
出面12aの凹形状の内部において圧延または切り込み
等によるウィークポイントを設ければ、折り曲げ位置が
定まり、かつ折り曲げ形状が安定するため、ストレスを
与えないで陽極導出線12を陽極導出面12aの凹形状
の内部に納めることができる。またレーザマーキング表
示を採用することにより、センサーによる読み取り整列
が可能になるため、個片化工法も採用できる。
【0019】図3(d)は金属層の形成状態を示したも
ので、この金属層は図1に示すように、陽極導出線12
と陽極導出面12aおよび外装樹脂18の成形体の一部
の表面に形成される陽極金属層19と、陰極導出面16
aおよび外装樹脂18の成形体の一部の表面に形成され
る陰極金属層20とよりなり、これらの金属層19,2
0はアルカリ脱脂、化学エッチングと触媒付与の前処理
をした後、無電解Niメッキにより陽極導出線12、陽
極導出面12a、陰極導出面16aおよび外装樹脂18
の成形体のそれぞれの表面に形成される。この場合の陽
極金属層19および陰極金属層20の膜厚は0.5〜
4.0μmの範囲が下地との接合強度において優れてい
るものである。
【0020】この陽極金属層19と陰極金属層20の形
成においては、アルカリ脱脂、化学エッチングと触媒付
与の前処理がなされるが、外装樹脂18の成形体の表面
の粗面化は、陽極金属層19と陰極金属層20が形成さ
れる電極端子部表面のみを選択的に行うようにしている
ため、それ以外の非電極端子部は粗面化されておらず、
そのため、これらの部分は撥水性があり、したがって、
上記した陽極金属層19と陰極金属層20の形成時にお
ける処理液もこの撥水性により外装樹脂18の表面から
内部に浸入するのを抑えられるため、Tanδ特性に悪
影響を与えるということも確実に防止することができ
る。
【0021】図3(e)はネガタイプのフォトレジスト
樹脂を塗布して被覆した状態を示したもので、21はレ
ジスト樹脂層で、このレジスト樹脂層21の中で、前記
残すべき陽極導出線12を含む陽極導出面12a、陰極
導出面16aおよびこれらに隣接する外装樹脂18の成
形体の一部を紫外線照射により反応させて残し、その
後、まだ紫外線照射を行っていないレジスト樹脂層21
の部分を溶解し、続いて前記陽極金属層19および陰極
金属層20でない金属層の部分を酸溶解させる。
【0022】そして最後に、紫外線照射により反応させ
たレジスト樹脂層21の部分をアルカリ溶解によって除
去することにより、陽極導出線12を含む陽極導出面1
2a、陰極導出面16aおよびこれらに隣接する外装樹
脂18の成形体の一部と反応する陽極金属層19と陰極
金属層20が露出する。この場合、外装樹脂18の成形
体の一部の露出した陽極金属層19と陰極金属層20は
絶縁帯域を形成し、かつ電気的に完全に分離された両極
部分を構成している。
【0023】図3(f)は両極を半田金属層で被覆した
状態を示したもので、22は陽極側の半田金属層、23
は陰極側の半田金属層である。そしてこれらの半田金属
層22,23は溶融半田浴中の半田コーティングにより
形成されるが、陽極側の半田金属層22は図1に示すよ
うに陽極金属層19の表面を被覆し、一方、陰極側の半
田金属層23は図1に示すように陰極金属層20の表面
を被覆する。
【0024】そしてこのようにして製造したものをエー
ジングし、かつ熱処理等をした後、陽極導出線12をチ
ップ状タンタル固体電解コンデンサの外形製品寸法とな
るように切断して金属リボン13より個片化し、それを
検査後、完成させる。
【0025】上記した本発明の一実施例における製造方
法においては、陽極金属層19と陰極金属層20の形成
時において、ストレスがコンデンサ素子11aにかかる
ことはないため、電気的特性ならびに歩留まりにおいて
も優れたものを得ることができる。
【0026】また図4に示す従来における外部取り出し
用の陽極端子5および陰極端子6を省くことができるた
め、従来における陽極端子5、陰極端子6の板厚100
μmを最大4.0μmのメッキ厚に変更でき、これによ
り端子材料としての使用量を大幅に減少させることがで
きる。
【0027】そしてまた従来における外部取り外し用の
陽極端子5の溶接スペースと折り曲げスペースをそれぞ
れ省けるため、体積のより大きい、つまり2ランクぐら
い容量がアップしたコンデンサ素子11aを外装樹脂1
8内に収容することができ、これにより、従来のものに
比べ、1/2.6に小形化することができる。
【0028】なお、上記した本発明の一実施例における
チップ状タンタル固体電解コンデンサは、耐湿試験や塩
水噴霧試験を行うが、外装樹脂18の成形体の表面の粗
面化が陽極金属層19と陰極金属層20が形成される電
極端子部表面のみに行われているため、それ以外の非電
極端子部は粗面化されておらず、そのため、これらの部
分は撥水性を有しているため、上記した耐湿試験時にお
ける水分や、塩水噴霧試験時における塩水もこの撥水性
により外装樹脂18の表面から内部に浸入するのを抑え
られることになり、これにより、これらがTanδ特性
に悪影響を与えるのを確実に防止することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外装樹脂
の陽極金属層と陰極金属層が形成される電極端子部表面
のみを選択的に粗面化するようにしているため、それ以
外の非電極端子部は粗面化されておらず、そのため、こ
れらの部分は撥水性があり、これにより、金属層形成の
際の処理液、耐湿試験の水分、塩水噴霧試験の塩水が外
装樹脂の表面から内部に浸入するのを抑えることができ
るため、Tanδ特性に悪影響を与えるということもな
くなり、その結果、高品質で、かつ小形大容量のチップ
状固体電解コンデンサを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるチップ状タンタル固体
電解コンデンサの断面図
【図2】同チップ状タンタル固体電解コンデンサの陰極
導電体層を分厚く形成した状態を示す断面図
【図3】(a)〜(f)同チップ状タンタル固体電解コ
ンデンサの製造工程を示す外観斜視図
【図4】従来のチップ状タンタル固体電解コンデンサの
断面図
【符号の説明】
11 陽極体 11a コンデンサ素子 12 陽極導出線 12a 陽極導出面 15 陰極層 16 陰極導電体層 16a 陰極導出面 18 外装樹脂 19 陽極金属層 20 陰極金属層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陽極導出線を具備した弁作用金属からなる
    陽極体の表面に誘電性酸化皮膜、電解質層、陰極層を順
    次積層して構成したコンデンサ素子と、このコンデンサ
    素子を前記陽極導出線と陰極部が相対向する方向に露出
    するように被覆する外装樹脂と、電極端子部表面のみを
    選択的に粗面化した外装樹脂の陽極導出面および陰極部
    導出面に形成される陽極金属層および陰極金属層とを備
    えたチップ状固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】電極端子部の表面の粗面化は、サンドブラ
    ストと化学エッチングのいずれか一方、もしくは両方で
    行った請求項1記載のチップ状固体電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】陽極導出線を具備した弁作用金属からなる
    陽極体の表面に誘電体性酸化皮膜、電解質層、陰極層を
    順次積層してコンデンサ素子を構成し、このコンデンサ
    素子における陰極層の陽極導出線と反対側に位置する部
    分には陰極導電体層を形成し、さらに前記コンデンサ素
    子および陰極導電体層を前記陽極導出線が片側に引き出
    されるように外装樹脂で被覆し、その後、外装樹脂の陽
    極金属層と陰極金属層が形成される電極端子部表面のみ
    を選択的にサンドブラストと化学エッチングのいずれか
    一方、もしくは両方により粗面化し、さらにその後、外
    装樹脂の陽極導出面および陰極導出面に陽極金属層およ
    び陰極金属層を形成することを特徴とするチップ状固体
    電解コンデンサの製造方法。
JP2773092A 1991-09-30 1992-02-14 チップ状固体電解コンデンサおよびその製造方法 Pending JPH05226192A (ja)

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DE69225290T DE69225290T2 (de) 1991-09-30 1992-09-28 Chipfestelektrolytkondensator und Herstellungsverfahren
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