JPH0522560A - フアクシミリ通信装置 - Google Patents

フアクシミリ通信装置

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JPH0522560A
JPH0522560A JP3200009A JP20000991A JPH0522560A JP H0522560 A JPH0522560 A JP H0522560A JP 3200009 A JP3200009 A JP 3200009A JP 20000991 A JP20000991 A JP 20000991A JP H0522560 A JPH0522560 A JP H0522560A
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JP
Japan
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transmission
data
medium
line
failure
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JP3200009A
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English (en)
Inventor
Haruyuki Mizuno
晴之 水野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 媒体のデータを送信する場合、回線監視手段
252は通信障害の発生を監視する。また、媒体のデー
タがどこまで送信されたかは、送信データ管理手段29
が管理する。媒体データの送信中に、送信に対する障害
の発生が回線監視手段252によって検出されると、送
信データ検出手段211は、送信データ管理手段29の
管理結果に基づき、媒体データがどこまで正常に送信さ
れているかを算出し、この算出結果に基づいて、表示制
御手段212は、正常に送信された範囲を表示装置28
に表示させる。 【効果】 障害発生時でも、無駄な通信コストがかから
ず、かつ操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信装置
に関し、特に送信時における障害発生時の処理に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ通信装置では、送
信媒体としての原稿を読取り、これを電話回線を介して
相手側のファクシミリ通信装置に送信する。また、相手
側のファクシミリ通信装置は、送信データを受信すると
これを印字し、装置より排出する。図6は、従来のファ
クシミリ通信装置を示すブロック図である。図の装置
は、媒体読取装置10、記憶管理装置11、情報蓄積装
置12、入力用鍵盤装置13、符号・復号装置14、回
線管理装置15、回線終端装置16、印字出力装置1
7、表示装置18とからなる。媒体読取装置10は、光
学センサ等により送信する媒体を光学的に読取り、これ
を電気信号データに変換する装置である。記憶管理装置
11は、プロセッサ等からなり、媒体読取装置10によ
って読取られた媒体のデータを情報蓄積装置12に一時
的に蓄積させたり、また、受信時において情報蓄積装置
12に蓄積された受信データを取出す等、ファクシミリ
通信装置としての制御を統合して行う装置である。
【0003】情報蓄積装置12は、媒体データ蓄積部1
21と、各種機能用データ蓄積部122とからなるメモ
リである。媒体データ蓄積部121は、送信する媒体の
データを蓄積すると共に、受信時では、受信された媒体
データを蓄積する機能を有している。また、各種機能用
データ蓄積部122は、通信先の電話番号や現在の時
刻、あるいは同報通信等の各種機能に用いるデータを記
憶するためのメモリである。入力用鍵盤装置13は、テ
ンキー等で構成され、通信相手先電話番号を指定する
等、利用者とファクシミリ通信装置とのインタフェース
機能を有している。符号・復号装置14は、送信する媒
体内容のデータを通信に適した形式の信号に符号化して
出力すると共に、受信時は、受信した通信信号から媒体
内容を表す電気信号に復元する装置である。
【0004】回線管理装置15は、通信相手となるファ
クシミリ通信装置との通信に先立ち、通信回線を確保す
る機能を有する装置である。また、回線終端装置16
は、通信回線との電気的なやりとりを制御する機能を有
する装置であり、通信回線に接続されている。印字出力
装置17は、通信回線を介して受信され、復号された情
報を紙に印字して出力するプリンタである。また、表示
装置18は、液晶表示装置等で構成され、相手先電話番
号や現在時刻および障害時のアラーム等、各種表示を行
う装置である。
【0005】次に、上記構成のファクシミリ通信装置の
動作について説明する。図7に、ファクシミリ通信装置
の送信時の動作フローチャートを示す。先ず、利用者に
よって媒体がファクシミリ通信装置に挿入されると、こ
れが媒体読取装置10によって読取られ、情報蓄積装置
12の媒体データ蓄積部121に蓄積される(ステップ
S11)。また、利用者は相手先のファクシミリ電話番
号等のダイヤル情報や各種情報を入力用鍵盤装置13か
ら入力し、これらのデータは、情報蓄積装置12の各種
機能用データ蓄積部122に蓄積される(ステップS1
2)。
【0006】次いで、ファクシミリ通信装置は、通信相
手となるファクシミリ通信装置との間の通信回線を確保
する(ステップS13)。即ち、記憶管理装置11は、
各種機能用データ蓄積部122に蓄積された相手先ダイ
ヤル情報を読出して、回線管理装置15に伝達し、この
回線管理装置15が回線確立処理を行う。また、ここ
で、相手先が話中である等で即座に回線確立が行えない
ような場合、回線管理装置15は、いわゆるリダイヤル
機能として、一定時間経過後に再度回線確立処理を行
い、回線が確保できるまでこの回線確立を繰り返す。通
信回線が確保されると、ファクシミリ通信装置は送信処
理を行う(ステップS14)。即ち、電気信号に変換さ
れて媒体データ蓄積部121に蓄積された媒体情報は、
記憶管理装置11によって順次読出される。そして、符
号・復号装置14により、ファクシミリ通信装置の通信
規格で定められた形式の信号に変換され、回線終端装置
16から通信回線上に送出される。この処理は、媒体デ
ータ蓄積部121に蓄積された媒体データの最後まで繰
り返される。
【0007】図8は、上記送信処理を詳細に示すフロー
チャートである。先ず、記憶管理装置11は、媒体デー
タ蓄積部121が蓄積している媒体情報のうち1回の送
信処理で扱う分の情報を取出す(ステップS141)。
次いで、符号・復号装置14は、媒体データ蓄積部12
1から取り出された情報を、ファクシミリ通信装置の通
信規格で定められた形式の信号に符号化し、回線管理装
置15に送出する(ステップS142)。そして、回線
管理装置15は、回線終端装置16を介して、符号化さ
れた媒体の信号を通信回線上に送出する(ステップS1
43)。また、記憶管理装置11は、媒体データ蓄積部
121に蓄積された媒体情報が全て送信処理されたか否
かを判断し(ステップS144)、送信データが残って
いなければ送信処理を終了し、送信すべき情報が残って
いれば、ステップS141に戻って送信処理を続行す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ通信装置では、例えば送信中に通信回線の異常等
により、媒体のデータが完全に送信できず、途中で動作
が中断してしまう場合がある。この場合、従来のファク
シミリ通信装置では、障害発生を示す警告音を発する
か、あるいは表示装置18に障害発生を示す表示を行う
等の手段しか設けられていなかった。尚、従来のファク
シミリ通信装置でも、通信障害への対策としては上述し
たリダイヤル機能を有しているが、このリダイヤル機能
は、あくまで通信回線上の通話確立を保証するだけであ
り、通信開始後の障害については対処することはできな
い。しかも、ファクシミリ通信装置の送信時では、利用
者は通常、装置への媒体挿入後、その場を離れてしまう
ことが多い。従って、従来のファクシミリ通信装置で
は、障害が発生した場合、障害発生を示す表示や警告音
を利用者が確認しても単に送信が正常に行われなかった
ことが分かるだけであった。その結果、利用者は、複数
枚の媒体送信の場合でも、どこまで正常送信されたかが
判断できないため、相手先に電話で正常送信枚数を確認
して、続きをもう一度送信したり、このような確認が行
えない場合等では、念のため最初から送り直す等の方法
が取られていた。
【0009】このように、従来のファクシミリ通信装置
では、通信障害が発生した場合は、どこまで送信された
か相手先に確認するか、あるいは、最初から送り直さな
ければならず、過剰な通信コストを要すると共に、操作
も煩雑となる等の問題点を有していた。本発明は、上記
従来の問題点を解決するためになされたもので、過剰な
通信コストを必要とせず、かつ操作性の向上したファク
シミリ通信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ通
信装置における第1の発明は、媒体のデータを通信回線
を介して送信するファクシミリ通信装置において、前記
媒体のデータの送信中、該送信に対する障害発生の有無
を監視する回線監視手段と、前記媒体のデータの送信範
囲を管理する送信データ管理手段と、前記回線管理手段
により送信障害が検出された場合、該障害検出時点の前
記送信データ管理手段の管理結果に基づき、前記媒体デ
ータの正常送信範囲を算出する送信データ検出手段と、
前記送信データ検出手段の算出結果に基づき、正常送信
データの範囲を表示する表示制御手段を備えたものであ
る。
【0011】本発明のファクシミリ通信装置における第
2の発明は、媒体のデータを通信回線を介して送信する
ファクシミリ通信装置において、前記媒体のデータの送
信中、該送信に対する障害発生の有無を監視する回線監
視手段と、前記媒体のデータの送信範囲を管理する送信
データ管理手段と、前記回線管理手段により送信障害が
検出された場合、該障害検出時点の前記送信データ管理
手段の管理結果に基づき、前記媒体データの正常送信範
囲を算出する送信データ検出手段と、前記送信データ検
出手段の算出結果に基づき、送信障害復旧後、前記媒体
の未送信データを送信する送信制御手段とを備えたもの
である。
【0012】
【作用】本発明のファクシミリ通信装置においては、媒
体のデータを送信する場合、回線監視手段は通信障害の
発生を監視する。また、媒体のデータがどこまで送信さ
れたかは、送信データ管理手段が管理する。媒体データ
の送信中に、送信に対する障害の発生が回線監視手段に
よって検出されると、送信データ検出手段は、送信デー
タ管理手段の管理結果に基づき、媒体データがどこまで
正常に送信されているかを算出し、この算出結果に基づ
いて、表示制御手段は、正常に送信された範囲を表示装
置に表示させる。また、送信制御手段を備えたもので
は、送信データ検出手段の算出結果に基づいて、送信障
害復旧後、未送信データを自動再送する。従って、障害
発生時でも、無駄な通信コストがかからず、かつ操作性
が向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明のファクシミリ通信装置の第1
実施例を示すブロック図である。図の装置は、媒体読取
装置20、記憶管理装置21、情報蓄積装置22、入力
用鍵盤装置23、符号・復号装置24、回線管理装置2
5、回線終端装置26、印字出力装置27、表示装置2
8、送信データ管理手段29、同期装置30とからな
る。ここで、媒体読取装置20、情報蓄積装置22、入
力用鍵盤装置23、符号・復号装置24、回線終端装置
26、印字出力装置27、表示装置28は、従来のファ
クシミリ通信装置における媒体読取装置10、情報蓄積
装置12、入力用鍵盤装置13、符号・復号装置14、
回線終端装置16、印字出力装置17、表示装置18と
同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0014】記憶管理装置21は、従来と同様に、媒体
読取装置20によって読取られた媒体(原稿)のデータ
を情報蓄積装置22に一時的に蓄積させたり、あるい
は、受信時において情報蓄積装置22に蓄積された受信
データを取出す等、ファクシミリ通信装置としての制御
を統合して行う装置であり、また、従来とは異なる点と
して、送信データ検出手段211と表示制御手段212
とを備えている。この送信データ検出手段211は、後
述する回線管理手段252により前記媒体の送信障害が
検出された場合、該障害検出時点の送信データ管理手段
29の管理結果に基づき、媒体データの正常送信範囲を
算出する機能を有している。また、表示制御手段212
は、送信データ検出手段211の算出結果に基づき、媒
体データがどこまで正常に送信されたかを表示装置28
に表示させる機能を有している。尚、情報蓄積装置22
は従来と同様に、媒体データ蓄積部221と、各種機能
用データ蓄積部222とから構成されている。
【0015】回線管理装置25は、回線接続制御手段2
51と、回線監視手段252とを備えている。回線接続
制御手段251は、通信相手となるファクシミリ通信装
置との通信に先立ち、通信回線を確保する機能を有し、
回線監視手段252は、通信回線確立後、通信終了まで
の間、回線の状態を監視する、即ち、媒体のデータが正
常に通信回線に送出されているかを監視する機能を有し
ている。送信データ管理手段29は、カウンタ等からな
り、回線監視手段252の監視結果に基づき、現在、媒
体のデータがどの頁まで送出されたかを計数する機能を
有している。また、同期装置30は、回線管理手段25
2と送信データ管理手段29との同期処理を管理する機
能を有している。
【0016】次に上記のファクシミリ通信装置の送信動
作について説明する。図2に、その動作フローチャート
を示す。先ず、媒体の読取りが媒体読取装置20で行わ
れ、この読取りデータが記憶管理装置21によって、情
報蓄積装置22の媒体データ蓄積部221に蓄積される
(ステップS1)。次いで、利用者により相手先のダイ
ヤル情報等が入力用鍵盤装置23より入力され、このデ
ータが各種機能用データ蓄積部222に蓄積される(ス
テップS2)。そして、各種機能用データ蓄積部222
に蓄積されたダイヤル情報等に基づき、回線管理装置2
5の回線接続制御手段251は、相手先のファクシミリ
通信装置との通信回線を確保する(ステップS3)。ま
た、ここで、相手先話中等で即座に回線確立ができない
場合は、リダイヤル動作を行う。通信回線が確保される
と、電気信号に変換されて媒体データ蓄積部221に蓄
積された媒体データは、記憶管理装置21により順次読
み出され、かつ符号・復号装置24で符号化されて回線
終端装置26より通信回線上に送り出される(ステップ
S4)。尚、以上の処理は従来のファクシミリ通信装置
と同様である。
【0017】また、ここで回線監視手段252は、通信
回線の状態を監視しており、この監視状況を同期装置3
0により送信データ管理手段29に逐次報告している。
即ち、送信データ管理手段29は、回線監視手段252
の出力信号により、送信頁数を一つずつカウントアップ
し、現在の送信頁数を常時管理している。一方、通信回
線確立後、回線異常等で通信障害が発生した場合、ファ
クシミリ通信装置は障害処理を行う(ステップS5)。
【0018】図3は、上記送信処理の詳細を示すフロー
チャートである。先ず、上述したように、記憶管理装置
21は、媒体データを媒体データ蓄積部221より取出
し(ステップS41)、符号・復号装置24によりこの
データの符号化処理を行う(ステップS42)。次い
で、符号化されたデータを回線終端装置26を介して通
信回線上に送出する(ステップS43)。その後は、回
線監視手段252が回線状態を監視し、通信障害が発生
したか否かを判断する(ステップS44)。ここで、通
信障害が発生せず、通常の送信状態であった場合、回線
監視手段252は、正常送信を示す信号を送信データ管
理手段29に送出し、送信データ管理手段29は、正常
送信頁数の更新(カウントアップ)を行う(ステップS
45)。そして、記憶管理装置21は、媒体データ蓄積
部221に蓄積された媒体データが全て送信されたか否
かを調べ(ステップS46)、送信が完了していれば、
送信処理を終了し、送信すべきデータが残っていれば送
信処理を繰り返す。また、ステップS44において、例
えば回線の切断状態や相手側の受信不能状態等による通
信障害が発生したと判断された場合、図2のステップS
5に示した障害処理として、送信データ検出手段211
は、送信データ管理手段29の結果(カウント値)か
ら、正常送信頁数を算出する。そして、この正常送信頁
数のデータにより表示制御手段212は表示装置28に
障害発生を表示させると共に、その正常送信頁数を表示
させる。
【0019】また、上記実施例では、障害処理として、
正常送信頁数を表示装置28に表示するよう構成した
が、障害復旧後に未送信データを自動送信するよう構成
してもよく、これを第2の実施例として次に説明する。
図4は、第2実施例によるファクシミリ通信装置を示す
ブロック図である。この実施例において、上記第1実施
例と異なるのは記憶管理装置21が送信制御手段213
を備えている点である。送信制御手段213は、送信デ
ータ検出手段211の演算結果に基づき、回線監視手段
252により回線障害からの復旧が確認されると、媒体
データ蓄積部221に蓄積されている未送信データを送
信するよう制御する機能を有している。
【0020】次に、上記第2実施例の動作について説明
する。図5は、第2実施例の障害処理を示すフローチャ
ートである。先ず、回線監視手段252によって障害発
生が検出されると、上記第1実施例と同様に、送信デー
タ検出手段211によって正常送信頁数が算出されると
共に、回線監視手段252は、この障害が回線異常であ
るか否かを調べる(ステップS51)。即ち、何らかの
事情で回線が遮断されてしまったか、あるいは、回線は
接続状態であるが、相手側装置の障害で送信不能となっ
たのかを確認する。ここで、回線が正常であった場合
は、相手側装置からの受信可能信号待ちを行い(ステッ
プS52)、相手側装置が受信可能となると、送信制御
手段213は送信データ検出手段211によって検出さ
れた正常送信頁以降の未送信データの再送位置設定を行
い、その位置からのデータを媒体データ蓄積部221か
ら取出し、送信を続行する(ステップS54)。また、
障害発生が回線異常であった場合は、ステップS3の通
信回線確立処理とほぼ同様に、各種機能用データ蓄積部
222に蓄積されたダイヤル情報が回線管理装置25に
伝達され、回線接続制御手段251が、回線再確立を行
う(ステップS53)。その後は、ステップS54に進
んで、送信制御手段213が未送信データの再送処理を
行い、ステップS4の送信処理に戻る。
【0021】このように第2実施例では、障害発生時
は、障害復旧を待って、未送信データを自動再送するた
め、利用者は、障害発生であっても再度媒体のセットや
相手先のダイヤル情報を入力する必要もなく、ファクシ
ミリ通信装置の操作性がより向上すると共に、利用者に
よる再送忘れや、相手先のダイヤル情報入力ミス等も防
止することができる。また、この第2実施例において
も、障害復旧後に未送信データを自動再送するだけでな
く、上記第1実施例と同様に表示制御手段212を備
え、障害発生時、それまでの正常送信頁数を表示するよ
う構成しても良い。尚、上記各実施例において、受信動
作は従来と同様であるため、その説明は省略する。
【0022】また、上記各実施例において、送信データ
の管理方法を媒体の頁数としたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、文章の場合の章や段落等、媒体の
送信範囲が確認できるものであれば、他の部分での管理
であっても良い。更に、上記各実施例では、媒体の全デ
ータを読取って媒体データ蓄積部221に蓄積し、その
後に送信する方式を説明したが、媒体のデータを読込み
ながら同時に送信する場合であっても、その読込みデー
タが媒体データ蓄積部221に一旦蓄積されるため、上
記各実施例と同様に適用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ通信装置においては、媒体データの送信中は、現在
の送信範囲を管理し、送信中に障害が発生した場合、そ
れまでの正常送信範囲を表示装置に表示するよう構成し
たので、障害発生時においても、送信データがどこまで
正常に送信されたかを容易かつ正確に確認することがで
き、従って、正常送信範囲を相手側に確認する必要もな
く、また、媒体を最初から送り直す等の無駄な送信をし
なくともよい等、無駄な通信コストを必要とせず、かつ
ファクシミリ通信装置としての操作性の向上を図ること
ができる。
【0024】また、送信制御手段を備え、障害発生時
は、障害復旧後に未送信データを自動再送するようにし
たものでは、上記効果に加え、利用者が送信再操作を行
う必要もない等、更にファクシミリ通信装置の操作性が
向上すると共に、利用者の再送忘れや相手先誤り等の恐
れもなく、媒体送信の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ通信装置における第1実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のファクシミリ通信装置の送信動作を示
すフローチャートである。
【図3】本発明のファクシミリ通信装置の送信処理の詳
細を示すフローチャートである。
【図4】本発明のファクシミリ通信装置における第2実
施例の構成を示すフローチャートである。
【図5】本発明のファクシミリ通信装置における第2実
施例の障害処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】従来のファクシミリ通信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】従来のファクシミリ通信装置の送信動作を示す
フローチャートである。
【図8】従来のファクシミリ通信装置の送信処理の詳細
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
28 表示装置 29 送信データ管理手段 211 送信データ検出手段 212 表示制御手段 213 送信制御手段 252 回線監視手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体のデータを通信回線を介して送信す
    るファクシミリ通信装置において、 前記媒体のデータの送信中、該送信に対する障害発生の
    有無を監視する回線監視手段と、 前記媒体のデータの送信範囲を管理する送信データ管理
    手段と、 前記回線管理手段により送信障害が検出された場合、該
    障害検出時点の前記送信データ管理手段の管理結果に基
    づき、前記媒体データの正常送信範囲を算出する送信デ
    ータ検出手段と、 前記送信データ検出手段の算出結果に基づき、正常送信
    データの範囲を表示する表示制御手段を備えたことを特
    徴とするファクシミリ通信装置。
  2. 【請求項2】 媒体のデータを通信回線を介して送信す
    るファクシミリ通信装置において、 前記媒体のデータの送信中、該送信に対する障害発生の
    有無を監視する回線監視手段と、 前記媒体のデータの送信範囲を管理する送信データ管理
    手段と、 前記回線管理手段により送信障害が検出された場合、該
    障害検出時点の前記送信データ管理手段の管理結果に基
    づき、前記媒体データの正常送信範囲を算出する送信デ
    ータ検出手段と、 前記送信データ検出手段の算出結果に基づき、送信障害
    復旧後、前記媒体の未送信データを送信する送信制御手
    段とを備えたことを特徴とするファクシミリ通信装置。
JP3200009A 1991-07-15 1991-07-15 フアクシミリ通信装置 Pending JPH0522560A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6381210B1 (en) 1995-11-15 2002-04-30 Zen Research (Ireland) Ltd. Methods and apparatus for concurrently processing data from multiple tracks of an optical storage medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6381210B1 (en) 1995-11-15 2002-04-30 Zen Research (Ireland) Ltd. Methods and apparatus for concurrently processing data from multiple tracks of an optical storage medium

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