JPH0522537Y2 - - Google Patents

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JPH0522537Y2
JPH0522537Y2 JP2520186U JP2520186U JPH0522537Y2 JP H0522537 Y2 JPH0522537 Y2 JP H0522537Y2 JP 2520186 U JP2520186 U JP 2520186U JP 2520186 U JP2520186 U JP 2520186U JP H0522537 Y2 JPH0522537 Y2 JP H0522537Y2
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空芯巻きされたケーブルの繰り出し長
を確実に所要長に規制し、しかも、その繰り出し
長をケーブルの繰り出し前に随時切替可能ならし
める装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、実開昭
58−106355号公報に記載されているものがあつ
た。
以下、その構成を第4図、第5図を用いて説明
する。第4図は断面図で、第5図はその上面図を
示しており、図中、11はケーブルで空芯巻きさ
れており、ケース12内に収納され、その上面及
び下面を押え板13,14で保持されている。そ
して、ケーブル11の端末11aがC方向に繰り
出されるようになつている。上部の押え板13の
上にはケーブル11を案内する案内口15aを有
しかつ、ケーブル11を保護する役目を兼ねる保
護案内板15が配置されている。更に、この上部
には、切替装置としてケース12の内側上部に設
けられているレバー16とこのレバー16を回動
自在に支持しているレバー取付板17が配置され
ている。そして、空芯巻きされた信号ケーブル1
1は途中に所要のケーブル繰り出し長に対応する
個所にコブ11bが形成されている。さらに、第
5図に示す如く、前記レバー16はこのコブ11
bが通過できない口径を有する細い孔16aと、
該コブ11bは通過できるがさらに所要繰り出し
長が長く該繰り出し長に対応する個所に形成され
た前記コブ11bよりも大きなコブ11cが通過
できない口径を有する孔16bが孔16aから離
隔して穿設され、該2つの孔16a,16bを連
絡してケーブルが横方向に移動する溝16cが穿
設されている。又、該レバー16は前記いずれか
の孔が該ケーブルの繰り出し口にセツトされるよ
うに回転軸18を中心に回転できるようになつて
いる。
次に、このような構成にされたケーブル長切替
装置の動作について説明する。ケーブル11はケ
ース12に空芯巻きされて収納され、その繰り出
し先端11aは保護案内板15の案内口15aを
通り、又、レバー16の細い孔16a又は大きい
孔16b、…のいずれかを通つて、さらにレバー
取付板17の穿孔17aを通つてC方向に外部へ
導き出されている。このようにして繰り出されて
行くと、ケーブル11の途中に所要の繰り出し長
に対応する個所に形成されているコブ11bはレ
バー16の細い孔16aに到達するまで繰り出さ
れるが、この時、コブ11bが細い孔16aの内
側に引つかかり、これ以上繰り出されず、繰り出
し長が所要長に規制されることになる。
次に、所要繰り出し長が更に長くなる場合は、
レバー16を図示のD方向に回転させて、ケーブ
ル11の通る位置に大きな孔16bがくるように
セツトする。ケーブル11が繰り出されてコブ1
1bが大きな孔16bのところまで来ても、ここ
では引つかからずコブ11bより大きなコブ11
c即ち大きな孔16bに引つかかるコブのあると
ころまでケーブルは繰り出され、大きな孔16b
の内側に引つかかり、これ以上繰り出されず、繰
り出し長が所要長に規制される。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の装置では、所要の長
さのところのコブがレバーの孔に引き留められて
いるところで、ケーブルとコブが一体あるいは直
接つながつているため、ケースが外乱で上下、左
右に動揺させられた場合、ケーブルはレバーの孔
を中心に振りまわされ、繰り返し屈曲を受ける。
このため、ケーブルは被覆の破れ、ひいては、ケ
ーブルの切断等の損傷を受け易いという問題点が
あつた。
この考案は前記従来技術が持つていた問題点即
ち、ケーブルの損傷を受け易いといつた問題点を
除去し、確実にケーブルを所要の位置で引きとめ
る構造を持つた信頼性の高い装置を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解決するために、ケー
ブル長切替装置において、途中まで内部にケーブ
ルを通し残りの部分で係合輪が形成された筒状に
織られたケーブル繰り出し長切替用ひもを、空芯
巻きされたケーブルの途中の所要繰り出し長に対
応して複数個所に設け、中央部で取付板に取付板
の面内で自在に回転できるように上面に固定さ
れ、該回転自在の固定部の中央はケーブルの繰り
出しが可能な孔が開口し、一方の腕に前記複数個
の繰り出し長切替用ひもの係合輪内に挿通自在な
係合鉤を有すると共に、他方の腕に突出する係合
部を有する回転自在なレバーと、該レバーの係止
部が嵌合する複数個の係止孔と、前記ケーブル繰
り出し長切替用ひもの係合輪を貫通させ、前記レ
バーの係合鉤が該レバーの回転と共に移動する時
に該係合鉤が重なつたり、離れたりする位置に複
数個の孔とを有している前記取付板とを備えたも
のである。
(作用) 本考案によれば、以上のようにケーブル長切替
装置を構成したので、取付板6に回動自在なレバ
ー5はその係止部5bを取付板6の任意の係止孔
6aに嵌合させれば、その位置で取付板6に固定
され、レバー5の係合鉤5aが挿通されているケ
ーブル繰り出し長切替用ひもの係合輪までケーブ
ル1を外部に確実に繰り出すことができる。又、
ケーブル繰り出し長切替用ひもは筒状に織られて
その途中までがケーブルを通し、残りの部分で係
合輪7a,8a,…が形成されているので、係合
輪がレバーの係合鉤と係合していれば取付板及び
押え板の孔からは抜けないから、押え板、したが
つてケースに固定される。このように固定される
と、筒状に織られた切替用ひもが引き伸ばされ、
その筒状内径が細くなり、内部を通つているケー
ブルを締め付けるため、ケーブルと切替用ひもの
固定はケーブルの通つている長さに亘つて力が分
散される。このため、ケーブルの被覆、芯線を損
傷することがない。したがつて、前記問題点を除
去出来るのである。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示す正面断面図で、
第2図は第1図の上面図を示しており、第3図は
ケーブル繰り出し長切替用ひもの収納状態を示す
要部斜視図である。これらの図において、1はケ
ーブルで空芯巻きされてケース2内に収納され、
その上面及び下面をケース2に固定された押え板
3,4で保持されており、ケーブル1の端末1a
がA方向に繰り出されるようになつている。上部
押え板3には、ケーブル1の途中に固定されたケ
ーブル繰り出し長切替用ひも7の係合輪7aが挿
通する複数個の孔3aがあいている。また上部押
え板3の上には、中央部に、レバー5が自在に回
転できるように取り付けられた取付板6が配置さ
れており、取付板6にはレバー5が回転して切り
替えられた位置に係止できるように、レバー5の
腕部に突出する係止部5bと嵌合する複数個の孔
6aが設けられている。さらに取付板6には取付
板6の中央部をはさんで該孔6aと対向する位置
に、押え板3に設けられた複数個の孔3aと重な
るように複数個の孔6bがあいており、ケーブル
繰り出し長切替用ひも7の係合輪7aが挿通して
いる。またレバー5は回転自在に固定されている
中央部分はケーブル1が通る孔5cが開口してお
り、またケーブル繰り出し長切替用ひも7の係合
輪7aに嵌合する鉤5aを有している。
次に、本装置の枢要部となつているケーブル繰
り出し長切替用ひも7,8(これ以外に9,1
0,…,を加えてもよい)の収納について第3図
を用いて説明する。同図は、ケーブル1が空芯巻
きされている様子を示した斜視図であり、丁度、
ケーブル1が最初に切替えられる所定の長さまで
巻かれ、切替用ひも7がケーブル1に固定された
後、2〜3巻巻込き込まれた状態が示されてい
る。7,8は切替用ひもで筒状に織られており、
一端は係合輪7a,8aが形成され、他端部はそ
の内部をケーブル1が通されている。ところで、
ケーブル1が空芯巻きされていく時、ケーブル1
は切替用ひも8の筒状ひも部8bの内部を通つて
途中から外に出て行く状態を示しているのみであ
るが、切替用ひも7についても同様の工程を経て
図に示される状態に巻かれたものである。図に示
すように、ケーブル1が所定の長さまで巻かれる
と、切替用ひも7は筒状になつている端部でケー
ブル1に接着あるいはかしめなど所望の方法で固
定され、切替用ひも7の係合輪7aは押え板3の
孔3aから外へ出されている。
この後、ケーブル1は切替用ひも7の上に巻か
れて行き、次に切替えられる所定の長さまで巻か
れる。ケーブル1が次の所定長さまで巻かれる
と、切替用ひも7と同様に切替用ひも8も処理さ
れ、さらに巻かれて行く。
以上のように構成された本考案によるケーブル
長切替装置の動作を説明すると、まず、あらかじ
め決められ繰り出されるケーブル長の切替えはレ
バー5によつて行なわれる。レバー5は第2図に
示すように、矢印B方向に回動可能で、それぞれ
設定の深度の位置でレバー5の突出した係止部5
bは取付板6の孔6aに嵌合し適度に固定され
る。第2図において、レバー5はその一方の腕5
dが真横に固定された場合を示しているが、この
レバー5を上部に回動した場合は一番短い繰り出
しケーブル長であり、図示の中心位置にある場合
はケーブル1の繰り出し長は中位の長さであり、
さらに、レバー5を下方に回動すると、レバー5
の鉤5aは切替用ひも7,8のいずれにも引つか
からずケーブル1はすべてが繰り出され一番長い
繰り出しケーブル長となる。
次に、第2図を用いてケーブル固定の動作を説
明する。レバー5は上下の中心位置にあるので、
中位の長さにケーブル1は繰り出されるが、ケー
ブル1はレバー5の孔5cを通り外部へ繰り出さ
れ、最初に切替えられる所定のケーブル長すなわ
ち一番短いケーブル長まで繰り出されると、この
部分に固定されている切替用ひも7がケーブル1
により外部へ引張り出されるが、第2図の場合、
切替え用ひもの係合輪7aはレバー5の鉤5aと
嵌合していないので、取付板6の孔6b、押え板
3の孔3aから抜けて外部へ出て行く。このた
め、ケーブル1は短いケーブル長で引きとめられ
ることはなく、さらに繰り出される。そして、次
の切替えられる所定のケーブル長、すなわち、中
位のケーブル長まで繰り出されると、この部分に
固定されている切替用ひも8がケーブル1により
外部へ引張り出される。しかし、第2図の場合
は、切替用ひも8の係合輪8aはレバー5の鉤5
aと嵌合しているので、取付板6の孔6b、押え
板3の孔3aから抜けず、切替用ひも8が固定さ
れると、筒状に織られた切替用ひも8は引き伸ば
され、その筒状部の内径は細くなり、筒状部内を
通つているケーブル1をその通つている長さに亘
つて締め付けるため、ケーブル1と切替用ひも8
の固定は、この筒状部内に通された部分に力を分
散して行なわれる。したがつて、ケーブル1の被
覆、芯線を損傷することなくケース2に固定され
る。なお、図示していないが、レバー5が最下方
に回された場合も、ケーブル固定の動作は前記動
作と同様である。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、筒
状に織られたひもを使つて、ケーブルの繰り出し
たい長さの位置に固定力を分散して止める構造に
なつているので、ケーブルに損傷を与えることな
く、ケーブルの長さを切替えることが可能とな
り、ケーブルの信頼性向上、長寿命化が期待出来
る。更に、このひもとケースの固定はひもの輪と
レバーの鉤の嵌合で行なわれるので、確実性があ
り、ケーブル切替えの信頼性の向上が期待出来
る。さらに又、ケースとケーブルの固定はひもを
介して行なわれるので、ケースが動揺しても、ケ
ーブルは直接振り回されることはないので、ケー
スの動揺による損傷を受けず、したがつて、ケー
ブルの信頼性向上と長寿命化が期待出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面断面図、第
2図は第1図の上面図、第3図はケーブル繰り出
し長切替用ひもの収納状態を示す要部斜視図、第
4図は従来例の正面断面図、第5図は第4図の上
面図である。 1……ケーブル、2……ケース、3,4……押
え板、5……レバー、6……取付板、7,8……
切替用ひも、5a……鉤、6a……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 途中まで内部にケーブルを通し残りの部分で係
    合輪が形成され筒状に織られたケーブル繰り出し
    長切替用ひもを、空芯巻きされたケーブルの途中
    に所要繰り出し長に対応して複数個所に設け、 中央部で取材板に取付板の面内で自在に回転で
    きるように上面に固定され、該回転自在の固定部
    の中央はケーブルの繰り出しが可能な孔が開口
    し、一方の腕に前記複数個の繰り出し長切替用ひ
    もの係合輪内に挿通自在な係合鉤を有すると共
    に、他方の腕に突出する係合部を有する回転自在
    なレバーと、該レバーの係止部が嵌合する複数個
    の係止孔と、前記ケーブル繰り出し長切替用ひも
    の係合輪を貫通させ、前記レバーの係合鉤が該レ
    バーの回転と共に移動する時に該係合鉤が重つた
    り、離れたりする位置に複数個の孔とを有してい
    る前記取付板とを備えたことを特徴とするケーブ
    ル長切替装置。
JP2520186U 1986-02-25 1986-02-25 Expired - Lifetime JPH0522537Y2 (ja)

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